JP2004341989A - メモリカードパックとメモリカード - Google Patents
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Abstract
【課題】大容量のディジタル情報を記録可能にするとともに、書き換え可能な回数を改善した安価なメモリカードパックを提供する。
【解決手段】外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を書き換え回数の定格がメモリカードよりも大きい不揮発性メモリに格納する。この構成によって、書き換え回数の大きいファイルシステム領域を書き換え回数の定格が前記メモリカードよりも大きい不揮発性メモリにライトするので、メモリカードパックの耐用年数を増加することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を書き換え回数の定格がメモリカードよりも大きい不揮発性メモリに格納する。この構成によって、書き換え回数の大きいファイルシステム領域を書き換え回数の定格が前記メモリカードよりも大きい不揮発性メモリにライトするので、メモリカードパックの耐用年数を増加することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性メモリを搭載したメモリカードパックおよび、メモリカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、SDカード等のフラッシュメモリが内蔵されたカード型の記録媒体であるメモリカードは超小型、超薄型であり、その取り扱い易さから、ディジタルスチルカメラ等のディジタル機器に広く利用されている。
【0003】
しかしながら、現在発売されているメモリカードの記録最大容量は512MBであり、上記のようなメモリカードに、映像信号を長時間記録する場合は記録容量が不足している。例えば、DVの映像信号と音声信号を記録するには、1フレーム当たり100KBの容量が必要であり、512MBのメモリカードには約2分程度しか記録することはできない。
【0004】
特開2002−189992号公報(メモリカードドライブと携帯型メモリカードドライブ)では、外部インターフェイスを有するメモリカードパック本体に、複数のメモリカードの装着部を設け、これらの装着部に複数のメモリカードを装着することによって、大容量の情報を1枚のメモリカードパックで記録可能にしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−189992号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のメモリカードパックでは、複数のメモリカードをパックキングして1パックとすることによって、記録容量を増大することには対応しているが、メモリカードパック自体の書き換え回数については改善がなされていない。
【0007】
一般に、フラッシュメモリの書き換え回数の定格は、100,000回以上であり、書き換え回数を超えた場合は、素子疲労によって特性の維持が困難である。その対応として、ライトする論理ブロックに対応する物理ブロックを、ローテーションすることによって、特定の物理ブロックに書き換えが集中することを防止している。(レベリング)
しかしながら、ライトする論理ブロックに対応する物理ブロックのローテーションは消去済みブロックの中から選択されて実施される。よって、メモリカードが容量近くまで記録されている状態では、レベリングの効果は期待できない。
【0008】
また、メモリカードのライトの領域は、ファイルの情報を格納するファイルシステム領域とユーザ領域とに分割され、ファイルシステム領域はその重要性から(ファイルシステム領域が破壊されるとユーザ領域も読めない)停電等を考慮して所定時間毎に記録をおこなうことが多い。この場合、ファイルシステム領域の書き換え回数がユーザ領域に比べて多くなるのは明らかである。
【0009】
図5に従来のメモリカードを複数枚備えたメモリカードパックの構成例を示す。同図において、1は外部インターフェイス部であり、外部インターフェイス部を介してデータがメモリカードパックに転送される。2は制御手段であり、後述する4枚のメモリカードを制御する。3,4,5,6はメモリカードであり、それぞれメモリカード0、メモリカード1、メモリカード2、メモリカード3と記す。
【0010】
図6に本メモリカードパックの記録フォーマットを示す。
【0011】
同図に示すように、4枚のメモリカードにおける領域をシステム領域とユーザ領域の2領域に分割し、システム領域はメモリカード0のみに割り当てている。また、4枚のメモリカードを通して論理アドレスが、同図の矢印で示す順番で付加される。例えば、512MBのメモリカードであると、
メモリカード0の論理アドレスは[00000000:1FFFFFFF]、
メモリカード1の論理アドレスは[20000000:3FFFFFFF]、
メモリカード2の論理アドレスは[40000000:5FFFFFFF]、
メモリカード3の論理アドレスは[60000000:7FFFFFFF]となる。
【0012】
システム領域をメモリカード0の[0000000:0003FFFF]に割り当てた場合は、ユーザ領域は[00040000:7FFFFFFF]で定義される。本仕様では、メモリカードの識別ビットは上位2ビットとなる。
【0013】
また、システム領域にはファイルシステム領域等が含まれている。ファイルシステムにFAT16を用いた場合は、メモリカード4枚で記録容量は2GBなので、ファイル管理の最小単位であるクラスタは32KBで定義される。
【0014】
上記のように構成されたメモリカードパックの記録動作について、以下説明する。
【0015】
まず、記録データと、前記したメモリカードパックの論理アドレスが外部インターフェイス部1を介して、制御手段2に転送される。制御手段2では論理アドレスの上位2ビットに従って、有効なメモリカードを検出して、各メモリカードの所定のアドレスにデータを記録する。1個のファイルを書き込む場合は、(1)FATの読み込み、(2)各メモリカードの空領域の検出、(3)空領域へのユーザデータの記録、(4)FATの更新という一連の処理が行われる。本処理では「ユーザデータの記録」+「FATの更新」が行われるので、FAT領域を割り当てているメモリカード0の書き換え回数は他のメモリカードよりも多くなる。よって、メモリカードパックの耐用年数はFAT等のファイルシステム領域の書き換え回数によって依存してしまうことになる。
【0016】
本発明は、上記問題を解決するものであり、大容量の画像データを記録可能にするとともに、記録媒体の耐用年数が、書き換え回数が多いファイルシステム領域に依存しない記録媒体を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明のメモリカードパックは、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと、不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を書き換え回数の定格が前記メモリカードより大きい不揮発性メモリに格納する。
【0018】
この構成によって、書き換え回数の大きいファイルシステム領域を前記メモリカードよりも書き換え回数の大きい不揮発性メモリにライトするので、記録媒体の耐用年数を増加することができる。
【0019】
また、本発明のメモリカードパックは、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を記録ブロックまたは消去ブロックサイズが前記メモリカードより小さい不揮発性メモリに格納する。
【0020】
この構成によって、書き換え回数の多くかつ書き換え量の少ないファイルシステム領域を、前記メモリカードよりも、記録ブロックまたは消去ブロックサイズの小さい不揮発性メモリにライトするので、書き換え不要のデータを書き換えする確率が減少し、記録媒体の耐用年数を増加することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1および請求項2に記載のメモリカードパックは、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと、不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を前記不揮発性メモリに格納し、前記不揮発性メモリは、書き換え回数の定格が前記メモリカードより大きいことを特徴とする。
【0022】
このように構成することで、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録する。
【0023】
本発明の請求項3に記載のメモリカードパックは、前記不揮発性メモリの記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズが前記メモリカードのものより小さいことを特徴とする。
【0024】
このように構成することで、書き換えバイト数が少量で発生するファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録する。
【0025】
本発明の請求項4に記載のメモリカードパックは、前記不揮発性メモリにはシステムデータを記録し、前記メモリカードにはユーザデータを記録することを特徴とする。
【0026】
本発明の請求項5および請求項6に記載のメモリカードは、外部インターフェイス部と、外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録する特性の異なる2種類の不揮発性メモリとを備え、前記2種類の不揮発性メモリは、書き換え回数の定格が異なる2種類のメモリであることを特徴とする。
【0027】
このように構成することで、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータをライト制限回数の大きい不揮発性メモリに記録する。
【0028】
本発明の請求項7に記載のメモリカードは、前記2種類の不揮発性メモリが、記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズの異なる2種類のメモリであることを特徴とする。
【0029】
このように構成することで、書き換えバイト数が少量で発生するファイルシステム領域のデータは、記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズの小さい不揮発性メモリに記録する。
【0030】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0031】
(実施の形態)
図1に本発明のメモリカードパックの構成図を示す。図1において、1は外部インターフェイス部であり、外部インターフェイス部を介してデータがメモリカードパックに転送される。2は制御手段であり、後述する4枚のメモリカード及びFERAMを制御する。3,4,5,6はメモリカードであり、それぞれメモリカード0、メモリカード1、メモリカード2、メモリカード3と記す。7はFERAM(強誘電体メモリ)であり、FERAMはフラッシュメモリと比較して書き換え回数が多い。
【0032】
以上の構成を有するメモリカードパックの動作について詳細に説明する。
【0033】
記録データ及びメモリカードパックの論理アドレスは、外部インターフェイス部1を介して、制御手段2に転送される。制御手段2では論理アドレスに従って、有効なメモリカードを検出して、各メモリカードの所定のアドレスにデータを記録する。
【0034】
図2は本実施の形態におけるメモリマップである。図2に示すように、記録データをシステムデータとユーザデータに分類し、システムデータはFERAM7に記録し、ユーザデータはメモリカードに記録する。システムデータはファイルシステムのデータを想定している。
【0035】
よって、メモリカード1枚当たりの記録容量512MB、記録総容量が2GBのメモリカードパックにおいて、ファイルシステムとしてFAT16を採用した場合の論理アドレスのマッピングを以下に示す。
【0036】
FERAMの論理アドレスは[00000000:0003FFFF]、であり、システムデータを記録する。
メモリカード0の論理アドレスは[00040000:1FFFFFFF]、
メモリカード1の論理アドレスは[20000000:3FFFFFFF]、
メモリカード2の論理アドレスは[40000000:5FFFFFFF]、
メモリカード3の論理アドレスは[60000000:7FFFFFFF]
であり、4枚のメモリカードにユーザデータを記録する。
【0037】
1個のファイルを書き込む場合は、(1)FAT16の読み込み、(2)各メモリカードの空領域の検出、(3)空領域へのユーザデータの記録、(4)FAT16の更新という一連の処理が行われる。本処理では「ユーザデータの記録」+「FAT16の更新」が行われるので、FAT16領域を割り当てているFERAMの書き換え回数はメモリカードよりも多くなる。
【0038】
しかしながら、FERAMは強誘電体を利用したメモリであり、書き換え回数を1、000、000、000、000回(1兆回)以上保証しているので全く問題はない。(フラッシュメモリは100、000回以上)
また、メモリカードに使用されているNAND型のフラッシュメモリは、上書きができないブロックアクセスメモリである。(上書きを行う場合は、記録ブロックの消去後に記録する)さらに記録ブロックのサイズと消去ブロックのサイズが異なっている場合が多く、記録ブロックを複数ブロック集めて消去ブロックとしている。
【0039】
図3は記録済みデータを更新する動作の説明図である。同図を用いて、1個の消去ブロックの中に2個の記録ブロックが含まれているフラッシュメモリにおいて、ブロックAとブロックBが同一消去ブロック内に記録されており、ブロックBを更新する場合の動作について説明する。
【0040】
同図(a)は更新前の状態で、ブロックAとブロックBが記録済みである。
【0041】
同図(b)はブロックB(New)を新たに書き込んだ状態であり、ブロックB(New)は既消去ブロックをサーチして、既消去ブロックに記録される。
【0042】
同図(c)はブロックAをブロックB(New)を書き込んだ消去ブロックに属する記録ブロックに移動した状態
同図(d)は更新前のブロックAとブロックBが属していた消去ブロックを消去した状態である。
【0043】
このように、フラッシュメモリでは1記録ブロックのみの更新を行う場合、1消去ブロックの中に複数の記録ブロックが属する構成を有しているため、更新する必要のないブロックにも書き換えが発生することになる。よって、ファイルシステムのように、バイト数が小さくて連続していないデータの更新では、書き換えブロック数が2倍以上になってしまう。
【0044】
さらに、他のブロックも書き換え(本例ではブロックA)するため、小ブロックを書き換えした場合の記録時間も大きくなり、記録レートが劣化してしまう。上記の課題もFERAMを用いると解決する。FERAMは記録ブロックが小さく(数バイト)、重ね書きが可能なメモリであるので、小ブロックの更新が他ブロックに影響することはないので記録レートは劣化しない。
【0045】
このように、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと前記メモリカードよりも書き換え回数の大きい不揮発性メモリとを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録すれば、メモリカードパックの耐用年数を増加することができる。
【0046】
また、書き換えが比較的小ブロックで発生するファイルシステムデータの記録媒体として、FERAMのような、数バイト単位で記録可能な不揮発性メモリを用いることにより、書き換え不要部分も再記録する必要性はなくなるので、記録レートの劣化を防止できる。
【0047】
また、安価なフラッシュメモリを搭載したメモリカードに大容量のユーザデータを記録し、性能は良好であるが高価なFERRAM等の不揮発メモリに小容量のシステムデータを記録するのでコストメリットも大きい。
【0048】
尚、本実施の形態では、システムデータ用の不揮発性メモリとして、FERAMを代用したが、FERAMに限るものではなく、MRAM等の磁性体メモリなどを利用してもよいことはいうまでもない。
【0049】
図4は、本メモリカードパックの構成をメモリカード自体に適応したメモリカードの内部構成図である。同図において、11は外部インターフェイス部であり、外部インターフェイス部を介してデータがメモリカードパックに転送される。12は制御手段であり、後述する4枚のフラッシュメモリ及びFERAMを制御する。13,14,15,16はフラッシュメモリであり、それぞれフラッシュメモリ0、フラッシュメモリ1、フラッシュメモリ2、フラッシュメモリ3と記す。17はFERAM(強誘電体メモリ)であり、FERAMはフラッシュメモリと比較して書き換え回数が多い。
【0050】
動作については、図1とほぼ同一であり、記録データ及びメモリカードパックの論理アドレスは、外部インターフェイス部11を介して、制御手段12に転送される。制御手段12では論理アドレスに従って、各メモリを検出して、各メモリの所定のアドレスにデータを記録する。
【0051】
書き換え回数が多く、小ブロックアクセスなシステムデータ領域はFERAMに記録し、ユーザデータはフラッシュメモリに記録する。
【0052】
このように、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録する2種類の不揮発性メモリ(FERAMとフラッシュメモリ)とを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータをFERAMに記録すれば、メモリカードの耐用年数を増加することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと前記メモリカードよりも書き換え回数の大きい不揮発性メモリとを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録すれば、メモリカードパックの耐用年数を増加することができる。
【0054】
また、書き換えが比較的小ブロックで発生するファイルシステムデータの記録媒体として、FERAMのような、数バイト単位で記録可能な不揮発性メモリを用いることにより、書き換え不要部分も再記録する必要性はなくなるので、記録レートの劣化を防止できる。
【0055】
また、安価なフラッシュメモリを搭載したメモリカードに大容量のユーザデータを記録し、性能は良好であるが高価なFERRAM等の不揮発メモリに小容量のシステムデータを記録するのでコストメリットも大きい。
【0056】
さらに、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録する2種類の不揮発性メモリ(FERAMとフラッシュメモリ)とを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータをFERAMに記録すれば、メモリカードの耐用年数を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるメモリカードの構成図
【図2】図1のメモリカードパックに記録するデータのアライメント図
【図3】メモリカードにおける上書き動作例図
【図4】従来のメモリカードパックの構成図
【図5】従来のメモリカードパックに記録するデータのアライメント図
【図6】本メモリカードパックの記録フォーマット図
【符号の説明】
1,11 インターフェイス部
2,12 制御手段
3 メモリカード0
4 メモリカード1
5 メモリカード2
6 メモリカード3
7,17 FERAM
13 フラッシュメモリ0
14 フラッシュメモリ1
15 フラッシュメモリ2
16 フラッシュメモリ3
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性メモリを搭載したメモリカードパックおよび、メモリカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、SDカード等のフラッシュメモリが内蔵されたカード型の記録媒体であるメモリカードは超小型、超薄型であり、その取り扱い易さから、ディジタルスチルカメラ等のディジタル機器に広く利用されている。
【0003】
しかしながら、現在発売されているメモリカードの記録最大容量は512MBであり、上記のようなメモリカードに、映像信号を長時間記録する場合は記録容量が不足している。例えば、DVの映像信号と音声信号を記録するには、1フレーム当たり100KBの容量が必要であり、512MBのメモリカードには約2分程度しか記録することはできない。
【0004】
特開2002−189992号公報(メモリカードドライブと携帯型メモリカードドライブ)では、外部インターフェイスを有するメモリカードパック本体に、複数のメモリカードの装着部を設け、これらの装着部に複数のメモリカードを装着することによって、大容量の情報を1枚のメモリカードパックで記録可能にしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−189992号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のメモリカードパックでは、複数のメモリカードをパックキングして1パックとすることによって、記録容量を増大することには対応しているが、メモリカードパック自体の書き換え回数については改善がなされていない。
【0007】
一般に、フラッシュメモリの書き換え回数の定格は、100,000回以上であり、書き換え回数を超えた場合は、素子疲労によって特性の維持が困難である。その対応として、ライトする論理ブロックに対応する物理ブロックを、ローテーションすることによって、特定の物理ブロックに書き換えが集中することを防止している。(レベリング)
しかしながら、ライトする論理ブロックに対応する物理ブロックのローテーションは消去済みブロックの中から選択されて実施される。よって、メモリカードが容量近くまで記録されている状態では、レベリングの効果は期待できない。
【0008】
また、メモリカードのライトの領域は、ファイルの情報を格納するファイルシステム領域とユーザ領域とに分割され、ファイルシステム領域はその重要性から(ファイルシステム領域が破壊されるとユーザ領域も読めない)停電等を考慮して所定時間毎に記録をおこなうことが多い。この場合、ファイルシステム領域の書き換え回数がユーザ領域に比べて多くなるのは明らかである。
【0009】
図5に従来のメモリカードを複数枚備えたメモリカードパックの構成例を示す。同図において、1は外部インターフェイス部であり、外部インターフェイス部を介してデータがメモリカードパックに転送される。2は制御手段であり、後述する4枚のメモリカードを制御する。3,4,5,6はメモリカードであり、それぞれメモリカード0、メモリカード1、メモリカード2、メモリカード3と記す。
【0010】
図6に本メモリカードパックの記録フォーマットを示す。
【0011】
同図に示すように、4枚のメモリカードにおける領域をシステム領域とユーザ領域の2領域に分割し、システム領域はメモリカード0のみに割り当てている。また、4枚のメモリカードを通して論理アドレスが、同図の矢印で示す順番で付加される。例えば、512MBのメモリカードであると、
メモリカード0の論理アドレスは[00000000:1FFFFFFF]、
メモリカード1の論理アドレスは[20000000:3FFFFFFF]、
メモリカード2の論理アドレスは[40000000:5FFFFFFF]、
メモリカード3の論理アドレスは[60000000:7FFFFFFF]となる。
【0012】
システム領域をメモリカード0の[0000000:0003FFFF]に割り当てた場合は、ユーザ領域は[00040000:7FFFFFFF]で定義される。本仕様では、メモリカードの識別ビットは上位2ビットとなる。
【0013】
また、システム領域にはファイルシステム領域等が含まれている。ファイルシステムにFAT16を用いた場合は、メモリカード4枚で記録容量は2GBなので、ファイル管理の最小単位であるクラスタは32KBで定義される。
【0014】
上記のように構成されたメモリカードパックの記録動作について、以下説明する。
【0015】
まず、記録データと、前記したメモリカードパックの論理アドレスが外部インターフェイス部1を介して、制御手段2に転送される。制御手段2では論理アドレスの上位2ビットに従って、有効なメモリカードを検出して、各メモリカードの所定のアドレスにデータを記録する。1個のファイルを書き込む場合は、(1)FATの読み込み、(2)各メモリカードの空領域の検出、(3)空領域へのユーザデータの記録、(4)FATの更新という一連の処理が行われる。本処理では「ユーザデータの記録」+「FATの更新」が行われるので、FAT領域を割り当てているメモリカード0の書き換え回数は他のメモリカードよりも多くなる。よって、メモリカードパックの耐用年数はFAT等のファイルシステム領域の書き換え回数によって依存してしまうことになる。
【0016】
本発明は、上記問題を解決するものであり、大容量の画像データを記録可能にするとともに、記録媒体の耐用年数が、書き換え回数が多いファイルシステム領域に依存しない記録媒体を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明のメモリカードパックは、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと、不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を書き換え回数の定格が前記メモリカードより大きい不揮発性メモリに格納する。
【0018】
この構成によって、書き換え回数の大きいファイルシステム領域を前記メモリカードよりも書き換え回数の大きい不揮発性メモリにライトするので、記録媒体の耐用年数を増加することができる。
【0019】
また、本発明のメモリカードパックは、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を記録ブロックまたは消去ブロックサイズが前記メモリカードより小さい不揮発性メモリに格納する。
【0020】
この構成によって、書き換え回数の多くかつ書き換え量の少ないファイルシステム領域を、前記メモリカードよりも、記録ブロックまたは消去ブロックサイズの小さい不揮発性メモリにライトするので、書き換え不要のデータを書き換えする確率が減少し、記録媒体の耐用年数を増加することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1および請求項2に記載のメモリカードパックは、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと、不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を前記不揮発性メモリに格納し、前記不揮発性メモリは、書き換え回数の定格が前記メモリカードより大きいことを特徴とする。
【0022】
このように構成することで、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録する。
【0023】
本発明の請求項3に記載のメモリカードパックは、前記不揮発性メモリの記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズが前記メモリカードのものより小さいことを特徴とする。
【0024】
このように構成することで、書き換えバイト数が少量で発生するファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録する。
【0025】
本発明の請求項4に記載のメモリカードパックは、前記不揮発性メモリにはシステムデータを記録し、前記メモリカードにはユーザデータを記録することを特徴とする。
【0026】
本発明の請求項5および請求項6に記載のメモリカードは、外部インターフェイス部と、外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録する特性の異なる2種類の不揮発性メモリとを備え、前記2種類の不揮発性メモリは、書き換え回数の定格が異なる2種類のメモリであることを特徴とする。
【0027】
このように構成することで、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータをライト制限回数の大きい不揮発性メモリに記録する。
【0028】
本発明の請求項7に記載のメモリカードは、前記2種類の不揮発性メモリが、記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズの異なる2種類のメモリであることを特徴とする。
【0029】
このように構成することで、書き換えバイト数が少量で発生するファイルシステム領域のデータは、記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズの小さい不揮発性メモリに記録する。
【0030】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0031】
(実施の形態)
図1に本発明のメモリカードパックの構成図を示す。図1において、1は外部インターフェイス部であり、外部インターフェイス部を介してデータがメモリカードパックに転送される。2は制御手段であり、後述する4枚のメモリカード及びFERAMを制御する。3,4,5,6はメモリカードであり、それぞれメモリカード0、メモリカード1、メモリカード2、メモリカード3と記す。7はFERAM(強誘電体メモリ)であり、FERAMはフラッシュメモリと比較して書き換え回数が多い。
【0032】
以上の構成を有するメモリカードパックの動作について詳細に説明する。
【0033】
記録データ及びメモリカードパックの論理アドレスは、外部インターフェイス部1を介して、制御手段2に転送される。制御手段2では論理アドレスに従って、有効なメモリカードを検出して、各メモリカードの所定のアドレスにデータを記録する。
【0034】
図2は本実施の形態におけるメモリマップである。図2に示すように、記録データをシステムデータとユーザデータに分類し、システムデータはFERAM7に記録し、ユーザデータはメモリカードに記録する。システムデータはファイルシステムのデータを想定している。
【0035】
よって、メモリカード1枚当たりの記録容量512MB、記録総容量が2GBのメモリカードパックにおいて、ファイルシステムとしてFAT16を採用した場合の論理アドレスのマッピングを以下に示す。
【0036】
FERAMの論理アドレスは[00000000:0003FFFF]、であり、システムデータを記録する。
メモリカード0の論理アドレスは[00040000:1FFFFFFF]、
メモリカード1の論理アドレスは[20000000:3FFFFFFF]、
メモリカード2の論理アドレスは[40000000:5FFFFFFF]、
メモリカード3の論理アドレスは[60000000:7FFFFFFF]
であり、4枚のメモリカードにユーザデータを記録する。
【0037】
1個のファイルを書き込む場合は、(1)FAT16の読み込み、(2)各メモリカードの空領域の検出、(3)空領域へのユーザデータの記録、(4)FAT16の更新という一連の処理が行われる。本処理では「ユーザデータの記録」+「FAT16の更新」が行われるので、FAT16領域を割り当てているFERAMの書き換え回数はメモリカードよりも多くなる。
【0038】
しかしながら、FERAMは強誘電体を利用したメモリであり、書き換え回数を1、000、000、000、000回(1兆回)以上保証しているので全く問題はない。(フラッシュメモリは100、000回以上)
また、メモリカードに使用されているNAND型のフラッシュメモリは、上書きができないブロックアクセスメモリである。(上書きを行う場合は、記録ブロックの消去後に記録する)さらに記録ブロックのサイズと消去ブロックのサイズが異なっている場合が多く、記録ブロックを複数ブロック集めて消去ブロックとしている。
【0039】
図3は記録済みデータを更新する動作の説明図である。同図を用いて、1個の消去ブロックの中に2個の記録ブロックが含まれているフラッシュメモリにおいて、ブロックAとブロックBが同一消去ブロック内に記録されており、ブロックBを更新する場合の動作について説明する。
【0040】
同図(a)は更新前の状態で、ブロックAとブロックBが記録済みである。
【0041】
同図(b)はブロックB(New)を新たに書き込んだ状態であり、ブロックB(New)は既消去ブロックをサーチして、既消去ブロックに記録される。
【0042】
同図(c)はブロックAをブロックB(New)を書き込んだ消去ブロックに属する記録ブロックに移動した状態
同図(d)は更新前のブロックAとブロックBが属していた消去ブロックを消去した状態である。
【0043】
このように、フラッシュメモリでは1記録ブロックのみの更新を行う場合、1消去ブロックの中に複数の記録ブロックが属する構成を有しているため、更新する必要のないブロックにも書き換えが発生することになる。よって、ファイルシステムのように、バイト数が小さくて連続していないデータの更新では、書き換えブロック数が2倍以上になってしまう。
【0044】
さらに、他のブロックも書き換え(本例ではブロックA)するため、小ブロックを書き換えした場合の記録時間も大きくなり、記録レートが劣化してしまう。上記の課題もFERAMを用いると解決する。FERAMは記録ブロックが小さく(数バイト)、重ね書きが可能なメモリであるので、小ブロックの更新が他ブロックに影響することはないので記録レートは劣化しない。
【0045】
このように、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと前記メモリカードよりも書き換え回数の大きい不揮発性メモリとを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録すれば、メモリカードパックの耐用年数を増加することができる。
【0046】
また、書き換えが比較的小ブロックで発生するファイルシステムデータの記録媒体として、FERAMのような、数バイト単位で記録可能な不揮発性メモリを用いることにより、書き換え不要部分も再記録する必要性はなくなるので、記録レートの劣化を防止できる。
【0047】
また、安価なフラッシュメモリを搭載したメモリカードに大容量のユーザデータを記録し、性能は良好であるが高価なFERRAM等の不揮発メモリに小容量のシステムデータを記録するのでコストメリットも大きい。
【0048】
尚、本実施の形態では、システムデータ用の不揮発性メモリとして、FERAMを代用したが、FERAMに限るものではなく、MRAM等の磁性体メモリなどを利用してもよいことはいうまでもない。
【0049】
図4は、本メモリカードパックの構成をメモリカード自体に適応したメモリカードの内部構成図である。同図において、11は外部インターフェイス部であり、外部インターフェイス部を介してデータがメモリカードパックに転送される。12は制御手段であり、後述する4枚のフラッシュメモリ及びFERAMを制御する。13,14,15,16はフラッシュメモリであり、それぞれフラッシュメモリ0、フラッシュメモリ1、フラッシュメモリ2、フラッシュメモリ3と記す。17はFERAM(強誘電体メモリ)であり、FERAMはフラッシュメモリと比較して書き換え回数が多い。
【0050】
動作については、図1とほぼ同一であり、記録データ及びメモリカードパックの論理アドレスは、外部インターフェイス部11を介して、制御手段12に転送される。制御手段12では論理アドレスに従って、各メモリを検出して、各メモリの所定のアドレスにデータを記録する。
【0051】
書き換え回数が多く、小ブロックアクセスなシステムデータ領域はFERAMに記録し、ユーザデータはフラッシュメモリに記録する。
【0052】
このように、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録する2種類の不揮発性メモリ(FERAMとフラッシュメモリ)とを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータをFERAMに記録すれば、メモリカードの耐用年数を増加することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと前記メモリカードよりも書き換え回数の大きい不揮発性メモリとを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータを不揮発性メモリに記録すれば、メモリカードパックの耐用年数を増加することができる。
【0054】
また、書き換えが比較的小ブロックで発生するファイルシステムデータの記録媒体として、FERAMのような、数バイト単位で記録可能な不揮発性メモリを用いることにより、書き換え不要部分も再記録する必要性はなくなるので、記録レートの劣化を防止できる。
【0055】
また、安価なフラッシュメモリを搭載したメモリカードに大容量のユーザデータを記録し、性能は良好であるが高価なFERRAM等の不揮発メモリに小容量のシステムデータを記録するのでコストメリットも大きい。
【0056】
さらに、外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録する2種類の不揮発性メモリ(FERAMとフラッシュメモリ)とを備え、書き換えの頻度が大きいファイルシステム領域のデータをFERAMに記録すれば、メモリカードの耐用年数を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるメモリカードの構成図
【図2】図1のメモリカードパックに記録するデータのアライメント図
【図3】メモリカードにおける上書き動作例図
【図4】従来のメモリカードパックの構成図
【図5】従来のメモリカードパックに記録するデータのアライメント図
【図6】本メモリカードパックの記録フォーマット図
【符号の説明】
1,11 インターフェイス部
2,12 制御手段
3 メモリカード0
4 メモリカード1
5 メモリカード2
6 メモリカード3
7,17 FERAM
13 フラッシュメモリ0
14 フラッシュメモリ1
15 フラッシュメモリ2
16 フラッシュメモリ3
Claims (7)
- 外部インターフェイス部と、前記外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録するメモリカードと、不揮発性メモリとを備え、前記データの一部を前記不揮発性メモリに格納することを特徴とするメモリカードパック。
- 前記不揮発性メモリは、書き換え回数の定格が前記メモリカードより大きいことを特徴とする請求項1に記載のメモリカードパック。
- 前記不揮発性メモリは、記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズが前記メモリカードより小さいことを特徴とする請求項1に記載のメモリカードパック。
- 前記不揮発性メモリにはシステムデータを記録し、前記メモリカードにはユーザデータを記録することを特徴とする請求項1に記載のメモリカードパック。
- 外部インターフェイス部と、外部インターフェイス部を介して転送されるデータを記録する特性の異なる2種類の不揮発性メモリとを備えたことを特徴とするメモリカード。
- 前記2種類の不揮発性メモリは、書き換え回数の定格が異なる2種類のメモリであることを特徴とする請求項5に記載のメモリカード。
- 前記2種類の不揮発性メモリは、記録ブロックサイズまたは消去ブロックサイズの異なる2種類のメモリであることを特徴とする請求項5に記載のメモリカード。
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2003
- 2003-05-19 JP JP2003140129A patent/JP2004341989A/ja active Pending
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