JP2004341642A - 画像合成表示方法、画像合成表示プログラム、並びにこの画像合成表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像合成表示方法、画像合成表示プログラム、並びにこの画像合成表示プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】専用のハードウェア等の特別な装置を用いることなくAugmented Realityを実現する。
【解決手段】画像合成手段が、位置情報計測用のマーカの画像を含む撮影画像を画像受信手段を介して受信し、前記画像合成手段が、受信した撮影画像におけるマーカの位置に仮想物の画像を合成した合成画像を生成し、画像配信手段が、前記合成画像を通信ネットワークを介して配信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実空間に仮想物があるかのように見せるAugmented Reality技術に関し、特に所定の場所に仮想物を配置するレイアウトシミュレーションに係るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
Augmented Realityは、実世界の情報を計算機内部に構築した仮想世界データ(CG)で補強する技術であり、CGだけの世界を扱うVirtual Realityとは全く異なるアプリケーション分野を切り開くことが期待され、多くの研究がなされている。
【0003】
人がCGを見るためには何らかのディスプレイが必要であり、目の前の実世界にCGを付加させて見せるAugmented Realityでは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)がよく使われている。例えば、Billinghust(非特許文献1参照)はカメラ付きのHMDと黒枠のマーカを用い、カメラで目の前の空間を撮影し、カメラ画像内にマーカを検出するとその位置にCGを合成した画像を生成し、そして、その合成画像をHMDを通して被験者に見せることで、被験者にあたかも目の前にCGが存在するように見せるシステムを提案している。
【0004】
また、松岡等はHMDの代わりにカメラを付けたタブレットPCを用いて、目の前に3次元CGの仮想物があるかのように見せるシステムを提案している(非特許文献2参照)。しかしながら、これらシステムでは、HMDやカメラ付きタブレットPCなどAugmented Realityを用いたアプリケーション構築には、専用のハードウェアが必要であるという問題があった。
【0005】
【非特許文献1】
Billinghust&Kato,“Collaborative Mixed Reality.”,ISMR,99
【0006】
【非特許文献2】
Matsuoka, H., Onozawa, A., Sato, H. and Nojima, H.,”Regeneration of Real objects in the Real World”, Conference Abstracts and Applications
of SIGGRAPH 2002, p.77,p.243
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来のAugmented Realityを用いたアプリケーションでは、HMDやタブレットPCなど専用のハードウェアが必要であった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、専用のハードウェア等の特別な装置を用いることなくAugmented Realityを用いたアプリケーションを実現することができる技術を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、画像合成手段が、位置情報計測用のマーカの画像を含む撮影画像を画像受信手段を介して受信するステップと、前記画像合成手段が、受信した撮影画像におけるマーカの位置に仮想物の画像を合成した合成画像を生成するステップと、画像配信手段が、前記合成画像を通信ネットワークを介して配信するステップとを有する方法により解決される。
【0010】
マーカの画像を含む撮影画像は特別な装置を用いることなく得ることができるので、本発明によれば、特別な装置を用いることなく、仮想物の画像を合成するAugmented Realityを実現することができる。
【0011】
また、前記画像合成手段が、前記マーカの種類に応じて当該マーカに対応した仮想物の画像を前記撮影画像に合成することにより、例えば、複数の仮想物を合成できる。また、前記撮影画像に加えて仮想物の識別情報を受信し、該識別情報に対応した仮想物の画像を合成した合成画像を生成するようにしてもよい。
【0012】
また、画像合成手段は、前記撮影画像内のマーカの形状から、撮影画像を撮影した撮影手段の位置を視点とし、マーカのカメラ座標系3次元位置情報を求め、前記仮想物を前記マーカの位置に置いたとした場合における前記視点に対する当該仮想物の2次元画像を求め、撮影画像と当該2次元画像とを合成することにより前記合成画像を生成することができる。
【0013】
更に、2以上の整数をnとし、前記仮想物が写り背景の色彩と輝度の一方又は両方が違うn枚の2次元画像P1〜Pnから、画素毎に透明度値を有する仮想物の透明度画像を求める透明度計算ステップと、前記2次元画像P1〜Pnから、仮想物の色彩画像を求める色彩計算ステップと、前記撮影画像と前記透明度画像と色彩画像とを合成する合成ステップとを実行することにより前記合成画像を生成する方法を用いれば、仮想物の半透明性や反射性を再現し、自然な合成画像を得ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて詳細に説明する。
【0015】
図1に、本発明の実施の形態における画像処理システムのブロック図を示す。本システムは、カメラ付き携帯電話C、メールサーバSM、画像合成装置SS、WebサーバSM、印刷装置Pからなる。カメラ付き携帯電話C、メールサーバSM、画像合成装置SS、WebサーバSMはインターネット等のネットワークに接続可能である。なお、カメラ付き携帯電話Cに代えてカメラ付きパーソナルコンピュータ、カメラ付きPDA等を用いることもできる。
【0016】
印刷装置Pはカメラ付き携帯電話Cのユーザが利用でき、例えば、インターネット接続可能なPC(パーソナルコンピュータ)から出力されるデータを印刷できる。メールサーバSM、画像合成装置SS、WebサーバSMの各々はパーソナルコンピュータやワークステーション等の一般的なコンピュータと同様の構成を有しており、本実施の形態にかかる処理をプログラムにより実行する。
【0017】
なお、上記メールサーバに代えてFTPによりデータ送受信可能な装置、HTMLによりデータ送受信可能な装置を用いることができる。また、上記のWebサーバSWに代えてメールサーバやFTPによりデータ送受信可能な装置を用いてもよい。
【0018】
また、メールサーバSM、画像合成装置SS、WebサーバSMは各々を1台のコンピュータとして構成してもよいし、3つを1つのコンピュータとして、あるいは、3つのうちの2つを1つのコンピュータとして構成してもよい。
【0019】
画像合成装置SSは、仮想物Oの3次元CGデータDOを所有し、更にWebサーバSWは、マーカデータDMを所有し配信する機能を有する。なお、画像合成装置SSが仮想物Oの3次元CGデータDOを所有する代わりに、例えば遠隔にあるサーバから必要に応じて仮想物Oの3次元CGデータDOを取得するようにしてもよい。
【0020】
本システムにより、ユーザが所望の位置Lに仮想物Oを置いた状況の合成画像PSをカメラ付き携帯電話Cを用いて提供することができる。以下、その手順について図1に示す構成及び図2のフローを参照して説明する。
【0021】
まず、ユーザはWebサーバSWよりマーカデータDMをダウンロードし(ステップS1)、印刷装置PにてマーカMを生成する(ステップS2)。ユーザは所望の位置LにマーカMを置き、カメラ付き携帯電話Cを用いて、マーカMを含んだ風景を撮影し、撮影画像POを生成する(ステップS3)。
【0022】
そして、ユーザは撮影画像POをメール等の送信手段を用いてメールサーバSMに送信する(ステップS4)。メールサーバSMは受け取ったメールを解析し、撮影画像POを抽出して画像合成装置SSに送信する(ステップS5)。
【0023】
画像合成装置SSは、撮影画像POに写っているマーカMの大きさと角度より、マーカMの3次元位置を計算する(ステップS6)。求めた3次元位置データを元に3次元CGデータDOを撮影画像POに合成し合成画像PSを生成する(ステップS7)。より詳細には、画像合成装置SSは、受信した撮影画像PO内のマーカMの形状(大きさ、角度)から撮影時のカメラ付き携帯電話Cの位置を視点VOとし、視点VOに対するマーカMのカメラ座標系3次元位置情報V1を求め、3次元CGデータDOの座標をV1として視点VOに対する3次元CGデータDOの2次元画像PP1を求め、撮影画像POと2次元画像PP1とを合成し合成画像PSを生成する。
【0024】
上記の3次元位置の計算および3次元データの合成は、例えばワシントン大学が提供するARToolKitを用いることにより、容易に計算することができる。合成画像PSはWebサーバSWに送信され、WebサーバSWは、インターネット上のアドレスAに合成画像PSを格納する(ステップS8)。例えば、WebサーバSWの格納装置における所定の場所がインターネットにおけるアドレスAであれば、そこに格納する。
【0025】
次に、上記のアドレスA(例えば、URL)はメールサーバSMによりメール等の情報送信手段を用いてユーザの例えばカメラ付き携帯電話Cに通知される(ステップS9)。ユーザは通知されたアドレスAからカメラ付き携帯電話Cを用いて合成画像PSをダウンロードすることにより(ステップS10)、マーカMの位置に仮想物Oが置かれた画像を見ることができる。
【0026】
上記手法は、決められた1個の仮想物しか合成することができないが、下記の手法を用いることにより、ユーザは任意の仮想物の合成画像を取得することができる。
【0027】
すなわち、まず、n個の仮想オブジェクトO1〜Onの3次CGデータDO1〜DOnを画像合成装置SSに記憶し、またn枚のマーカデータDM1〜DMnをWebサーバSWに格納し、各々の3次元データはマーカデータに対応付けておく。画像合成装置SSは、撮影画像POに写ったマーカの絵柄を抽出し、その絵柄に対応した3次元CGデータを合成する。
【0028】
これにより、ユーザは合成したい仮想物が対応付けられたマーカの画像データをダウンロードし、そのマーカを撮影してメールサーバに送信することにより、所望の仮想物が合成された合成画像を取得することができる。
【0029】
また、複数の絵柄のマーカを用意しなくても、メールサーバに画像を送信する際に、合成したい仮想オブジェクトの名称等を記載して同時に送り、その送られた名称等を元に画像合成装置SSが名称に対応する3次元CGデータを合成することにより、同様にユーザは所望の仮想物が合成された合成画像を取得することができる。
【0030】
(画像合成処理についての詳細説明)
さて、図2の上記ステップS7における3次元CGデータDOを撮影画像POに合成し合成画像PSを生成する処理では、視点VOに対する3次元CGデータDOの2次元画像PP1を求め、撮影画像POと2次元画像PP1とを合成する処理を行う。これは上記のような既存の技術を用いて実現することができるが、以下に説明する技術を用いることにより、仮想物Oの半透明性や反射性を再現し、自然な合成画像を得ることが可能となる。
【0031】
図3に、ここで説明する画像合成処理を行う場合における画像合成装置SSの構成を示す。なお、図3は画像合成装置SSにおける画像合成処理にかかる部分の構成のみを示している。
【0032】
図3に示すように、画像合成装置SSは、透明度計算処理部ATと、色彩計算処理部ACと、必要によりノイズフィルタANと、切断処理部ARと、合成処理部ASとで構成される。
【0033】
透明度計算処理部ATには、背景の色彩と輝度の一方又は両方を変えて仮想物(被写体)Oを撮影した2枚の画像P1,P2が入力される。透明度計算処理部ATは、この2枚の画像P1,P2を入力として、透明度画像PTを求める。必要な場合は、透明度画像処理部ATで求めた透明度画像PTにノイズフィルタANをかけ、ノイズ除去を行う。また、色彩計算処理部ACは、画像P1,P2を入力として、色彩画像PCを出力する。透明度画像PT及び色彩画像PCは、切断処理部ARにより、仮想物Oを包含する部分以外の不要部分をカットし画像サイズを小さくすることができる。合成処理部ASは、切り出した透明度画像PT、切り出した色彩画像PCと、別途撮影した撮影画像POを入力として、撮影画像PO上に仮想物Oを挿入した合成画像PSを生成する。
【0034】
なお、ここで説明する方法を用いる場合、前述した3次元CGデータDOは、背景の色彩と輝度の一方又は両方を変えて多数の方向から仮想物Oを撮影して得られた複数の画像データとすることができる。また、背景の色彩と輝度の一方又は両方を変えて多数の方向から撮影した画像から上記の透明度画像PT及び色彩画像PCを当該多数の方向に対応付けて求めておき、これらを3次元CGデータDOとして記憶させておいてもよい。
【0035】
図4に、画像合成処理の処理フローを示す。なお、仮想物Oの撮影は、画像合成装置SSの処理とは別に行われるものである。
【0036】
まず、ステップS21において、後述する撮影システムSPにより背景の色彩と輝度の一方又は両方を変えて仮想物Oを撮影する。次に、ステップS22において、仮想物Oを撮影した2枚の画像P1,P2を透明度計算処理部ATに入力する。次に、ステップS23において、透明度計算処理部ATは、この2枚の画像P1,P2を入力として、後述する透明度計算を全ての画素について行い、透明を0、不透明を1とし、各画素を透明度を0から1の実数で表した透明度画像PTを求める。次に、ステップS24において、必要な場合は、透明度画像処理部ATで求めた透明度画像PTにノイズフィルタANをかけ、ノイズ除去を行う。次に、ステップS25において、色彩計算処理部ACにより、画像P1,P2を入力として、各画素について色彩計算を行い、色彩画像PCを生成する。次に、ステップS26において、透明度画像PT及び色彩画像PCについて、切断処理部ARにより、仮想物Oを包含する部分以外の不要部分をカットし画像サイズを小さくする。最後に、ステップS27において、合成処理部ASにより、切り出した透明度画像PT、切り出した色彩画像PCと、別途撮影した撮影画像POを入力として、撮影画像PO上に仮想物Oを挿入した合成画像PSを生成する。上記において、ステップS23,24とステップS25とは、並行して行うことができる処理であり、いずれが先であっても構わない。
【0037】
透明度計算処理部ATで求めた透明度画像PTは、従来、用いられていた2値化されたマスクデータと違い、ピクセル毎の透明度が精緻に分類、数値化されているため、ピクセル間の変化が滑らかであり、背景が写りこんだ鏡面部分は、透明と不透明の間の値をとるので、得られた合成画像PSでは、仮想物Oに鏡面反射部分があっても欠けることなく、仮想物Oと撮影画像POとが滑らかに合成される。また、透明又は半透明な仮想物Oを、自然な透明感や半透明感を持たせて撮影画像POと合成することができる。
【0038】
図5に、上記の画像P1,P2を得る撮影システムSPの構成図を示す。本撮影システムSPは、スイッチSの電気信号の値により色彩と輝度の一方又は両方が変わる背景表示装置BとテーブルTBと、仮想物O及び背景表示装置B、テーブルTBを撮影する撮影装置CCからなり、仮想物OをテーブルTB上にのせ、スイッチSの電気信号の値を2通りに変えて、撮影装置CCにより背景の違う画像P1,P2を得る。撮影装置CCは、仮想物をあらゆる方向から撮影できるように移動可能である。
【0039】
上記背景表示装置Bには、ELパネル、液晶パネル、液晶シャッタ、投影型スクリーン、プラズマディスプレイ、CRT等を用いることができる。また、上記テーブルTBは、背景が透過する透明な物質で構成するのが好適である。
【0040】
画像P1,P2の横のピクセル数をW、縦のピクセル数をHとすると、上記透明度計算処理部ATでの透明度計算方法の一例では、P1及びP2の画像上の一点の画素値をP1(x,y)、P2(x,y)、(0≦x<W,0≦y<H)とし、画像上全画素でP1(x,y)−P2(x,y)の値の絶対値が最大となるときの値、PPMAXを求める。なお、画素値として、例えばRGB値、輝度値を用いることができる。なお、透明度計算を行う場合においては、画像P1,P2間での変化が大きく現れる種類の画素値を用いることが望ましい。
【0041】
透明を0、不透明を1とし、透明度を0から1の実数で表すとき、透明度計算処理部ATで生成する透明度画像PT上の1点PT(x,y)の値は、
1−|(P1(x,y)−P2(x,y))/PPMAX|
として計算する。透明度計算処理部ATは、画像上の全ての画素について上記式で計算を行い、透明度画像PTを求める。最大画素変化PPMAXとしては、例えば、画像P1上で仮想物が写っていない部分の画素値をPPB1、画像P2上で仮想物が写っていない部分の画素値をPPB2として、PPB1−PPB2で計算することができる。あるいは、最大画素変化PPMAXに、画像P1,P2の全ての画素で、P1(x,y)−P2(x,y)が最大となる値を用いることもできる。
【0042】
図5で示した撮影システムの背景表示装置Bは曲面となっており、仮想物を3次元画像として表示することもできるように、真横、斜め上方、真上など、仮想物をあらゆる方向から撮影できるようになっている。このために、撮影した画像の背景の輝度等が上方と下方で変わる場合には、全画素中の差の最大値PPMAXを用いる手法では、正確に透明度を求めることができない。そこで、画像上の両端には、仮想物が写っていないので、その画素が完全に透明であることを利用して、横方向のライン毎に透明度を求めることにより、この問題を解決することができる。例えば、ライン毎に最大画素変化PPMAXを求めて計算を行うことができる。また、左端の画素には仮想物が写っておらず、背景のみである場合には、
PT(x,y)=1−|(P1(x,y)−P2(x,y))/(P1(0,y)−P2(0,y))|
として、画像上の全ての画素について計算を行うことにより求められる。すなわち、画像P1,P2の1ラインの端の画素値をPE1,PE2としたとき、最大画素変化PPMAXをPE1−PE2として計算することができる。
【0043】
また、背景のみの画像を用いることにより、さらに正確に透明度を計算することができる。この手法では、仮想物が写り背景が異なる画像P1,P2と、それら画像と背景が同様で仮想物が写っていない画像PB1、PB2を用いる。画像上の一点P(x,y)の透明度は、
PT(x,y)=1−|(P1(x,y)−P2(x,y))/(PB1(x,y)−PB2(x,y))|
で求める。
【0044】
これら求めた透明度画像PTには、撮影環境等の影響でノイズを含む場合があり、合成画像が醜くなる場合がある。このような場合には、透明度画像PT全体にメディアンフィルタ等のノイズフィルタANを通すことにより、このノイズを除去することができる。この生成画像をPTAとする。
【0045】
次に、色彩計算処理部ACであるが、単純には画像P1またはP2のいずれかをそのまま出力として用いることができる。また、二つの画像の色彩の平均色を用いることにより、周囲光の影響を平均化することができる。また、透明度計算処理部ATの結果を用いて、透けて写った背景の色彩を取り除くことにより、仮想物本来の色彩を抽出することができる。
【0046】
すなわち、2枚の画像から1枚の画像を選び、その画素から、透明度計算処理部ATで求めた透明度を元に背景の色彩の影響を除去した色彩画像PCを求めることができる。これは、以下のような式を用いて求めることができる。
【0047】
PPB1−PPB2をPPMAXとする場合には、
【0048】
【数1】
Figure 2004341642
を用いる。また、PB1(x,y)−PB2(x,y)をPPMAXとする場合には、
【0049】
【数2】
Figure 2004341642
を用いる。
【0050】
さて、仮想物を鮮明で高品質な画像で背景画像上に描画するためには、仮想物を撮影するときの照明条件が重要である。仮想物に投影する照明が強くなると色彩画像は鮮明になるが、強い照明が背景に当たると背景を変化させてもその変化が捕らえにくくなり、正確な透明度画像の抽出の妨げとなる。そこで、仮想物に照明を当てずに背景を変えた画像を撮影して透明度画像を抽出し、次に仮想物に照明を当てて撮影した画像を色彩画像とすることにより、より鮮明で高品質な合成画像を得ることができる。
【0051】
また、仮想物Oを撮影するときに複数の照明下で撮影しておき、背景画像を撮影した時の照明条件と近い条件で撮影した仮想物Oの画像を用いて合成画像を生成することによって、背景にマッチした合成画像を生成することができる。
【0052】
切断処理部ARは、ノイズフィルタANを用いない場合には透明度画像PTを用い、ノイズフィルタANを通した場合には透明度画像PTAを用いて、ある閾値TH(0<TH<1)を与え、透明度が閾値THを超えるピクセルを包括する長方形を求め、透明度画像PT又はPTA、及び色彩画像PCをその大きさで切り出すことにより、画像サイズを小さくした透明度画像PTS、及び色彩画像PCSを生成する。これにより、仮想物の画像情報のサイズを小さくすることができる。
【0053】
また、合成処理部ASあるいは合成を行うステップでは、透明度画像PTSと、色彩画像PCSと、仮想物撮影時の背景とは別の撮影画像POとを入力として、撮影画像PO上に仮想物Oを重ね書きした合成画像PSを得る。この合成は、透明度の比率でブレンディンクを行う一般的な式である、
PS(x,y)=PT(x,y)×PC(x,y)+(1−PT(x,y))×PZ(x,y)
の式を用いることにより、計算することができる。なお、数式(数1、数2)を用いてPCを求めた場合には、以下の式を用いる
【0054】
【数3】
Figure 2004341642
ただし、この合成手法では、背景に直線等の色彩が急峻に変化する模様がある場合、それが合成した仮想物O上に透けて見える問題がある。例えば、図6のように、直線で書かれた背景に仮想物であるポットを合成した例では、ポットの底の部分が透けているように見え、非現実の画像となっている。この問題は、仮想物Oの部分の背景画像をぼかしてから合成することにより、解決することができる。仮想物Oの部分は、透明度PTの値が小さいので、透明度が少なくなると背景の画像のぼかし量を大きくして、合成を行う。この合成を行う具体的な計算式を下記に示す。
【0055】
【数4】
Figure 2004341642
k=K×PT(x,y)
ここで、Kは定数である。この計算式を用いて合成した例を、図7に示す。この画像では、ポットの部分の背景の直線がぼかして表示されるため、ポットが透けているようには見えない。なお、数式(数1、数2)を用いてPCを求めた場合には、以下の式を用いる
【0056】
【数5】
Figure 2004341642
また、上記の手法で透明な物体の背景をぼかすことにより、図8に示すように背景が透明な物体を通して屈折しているように見え、より現実的な画像を得ることができる。
【0057】
なお、上記の合成手法では、画像PZと色彩情報PCとを合成するときに、PZを透明度画像PTの値に応じてぼかし量が変わるフィルタFを通してから合成画像PSを求めることも好適である。このフィルタFには、行列の大きさを透明度画像PZの値により変化させた移動平均フィルタまたはメディアンフィルタを用いることができる。
【0058】
さらに、上記の説明では背景の変化を2種類で説明しているが、3以上の複数の背景が違う画像を用いることにより、より一層精度良く、透明度や色彩情報を得ることができる。その計算手法であるが、例えば、複数の背景画像から2つの画像を選び、上記処理部により透明度及び色彩情報を求め、その2組の画像の選択を全ての組み合わせにおいて計算し、その平均を用いることにより処理することができる。また、最小2乗法等を用いて、計算することもできる。
【0059】
以上、画像合成装置SSにおける画像合成処理について詳細に説明した。
【0060】
図1に示したシステムの各装置において本実施の形態に係る処理を行うプログラムは、コンピュータが読み取りできる記録媒体、例えば、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)や、MO、ROM、メモリカード、CD−ROM、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、そのプログラムは、インターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
【0061】
本実施の形態におけるシステムにより、様々なビジネスモデルを構築できる。例えば、システム運用者は、メールの送受信の際に、ユーザから課金して収入を得ることができる。また、システムの利用料金をユーザから定額で収得することもできる。また、本システムをインテリア等のシミュレーションとして用い、商品の販売に用いることもできる。この場合、販売業者は商品の3次元CGデータをシステムに格納しておく。これによりユーザは、商品を所望の位置に置いた時の雰囲気を見て、商品を選ぶことができる。この場合、システム運用者は、販売業者から3次元CGデータの保管料を課金することができる。また、システム運用者は、ユーザと販売業者間の売買契約を取り持つことにより、販売業者より売上金の一部を取得することができる。
【0062】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0063】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、専用のハードウェア等の特別な装置を用いることなくAugmented Realityを用いたアプリケーションを実現することができる技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像処理システムのブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における画像処理システムの処理のフローである。
【図3】本発明の実施の形態における画像合成装置の構成例である。
【図4】本発明の実施の形態における画像合成方法を説明するための処理フロー図である。
【図5】本発明の実施の形態における撮影システムの例を示す図である。
【図6】背景をぼかさずに被写体と合成した例を示した図である。
【図7】背景をぼかして被写体と合成した例を示した図である。
【図8】背景をぼかして被写体と合成した他の例を示した図である。
【符号の説明】
M…カメラ付き携帯電話、マーカ
PO…撮影画像
SS…画像合成装置
PS…合成画像
DM…マーカーデータ
WS…Webサーバ
P…印刷装置
P1,P2…2次元画像
AT…透明度計算処理部
AC…色彩計算処理部
PT…透明度画像
PC…色彩画像
AN…ノイズフィルタ
AR…切断処理部
PTS…切断処理後の透明度画像
PCS…切断処理後の色彩画像
PZ…背景画像
AS…合成処理部
PS…合成画像
A…画像処理装置
B…背景表示装置
CC…撮影装置
O…仮想物
S…スイッチ
TB…テーブル

Claims (19)

  1. 画像合成手段が、位置情報計測用のマーカの画像を含む撮影画像を画像受信手段を介して受信するステップと、
    前記画像合成手段が、受信した撮影画像におけるマーカの位置に仮想物の画像を合成した合成画像を生成するステップと、
    画像配信手段が、前記合成画像を通信ネットワークを介して配信するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記マーカの画像データは、前記画像配信手段により通信ネットワークを介して配信される請求項1に記載の方法。
  3. 前記撮影画像は、カメラ付き携帯電話、カメラ付きパーソナルコンピュータ、又はカメラ付きPDAにより撮影された画像である請求項1に記載の方法。
  4. 前記画像合成手段が、前記マーカの種類に応じて当該マーカに対応した仮想物の画像を前記撮影画像に合成するステップを更に有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記画像合成手段は、前記撮影画像に加えて仮想物の識別情報を受信し、該識別情報に対応した仮想物の画像を合成した合成画像を生成する請求項1に記載の方法。
  6. 前記画像合成手段は、前記撮影画像内のマーカの形状から、撮影画像を撮影した撮影手段の位置を視点とし、マーカのカメラ座標系3次元位置情報を求め、前記仮想物を前記マーカの位置に置いたとした場合における前記視点に対する当該仮想物の2次元画像を求め、前記撮影画像と当該2次元画像とを合成することにより前記合成画像を生成する請求項1に記載の方法。
  7. 2以上の整数をnとし、前記仮想物が写り背景の色彩と輝度の一方又は両方が違うn枚の2次元画像P1〜Pnから、画素毎に透明度値を有する仮想物の透明度画像を求める透明度計算ステップと、
    前記2次元画像P1〜Pnから、仮想物の色彩画像を求める色彩計算ステップと、
    前記撮影画像と前記透明度画像と前記色彩画像とを合成する合成ステップとを実行することにより前記合成画像を生成する請求項6に記載の方法。
  8. nが2の場合に、前記透明度計算ステップでは、
    2次元画像P1上のある一点の画素値をP1(x,y)、2次元画像P2上の一点の画素値をP2(x,y)とし、2次元画像P1上で仮想物が写っていない部分のある画素の画素値をPPB1、2次元画像P2上でのその画素に対応する画素の画素値をPPB2とし、PPB1−PPB2を最大画素変化PPMAXとし、不透明を1、透明を0として透明度を0〜1の実数とした場合、ある一点の透明度AP(x,y)を1−|(P1(x,y)−P2(x,y))/PPMAX|として与え、2次元画像P1,P2上の全ての画素の透明度を求める請求項7に記載の方法。
  9. nが2の場合に、前記透明度計算ステップでは、
    2次元画像P1上のある一点の画素値をP1(x,y)、2次元画像P2上の一点の画素値をP2(x,y)とし、仮想物が写っていない背景を2次元画像P1,P2の背景と同様に変えた2枚の2次元画像PB1、PB2を用い、不透明を1、透明を0として透明度を0〜1の実数とした場合、透明度AP(x,y)を1−|(P1(x,y)−P2(x,y))/(PB1(x,y)−PB2(x,y))|として与え、2次元画像P1,P2上の全ての画素の透明度を求める請求項7に記載の方法。
  10. 位置情報計測用のマーカの画像を含む撮影画像を画像受信手段を介して受信する手順と、
    受信した撮影画像におけるマーカの位置に仮想物の画像を合成した合成画像を生成する手順と、
    前記合成画像を通信ネットワークを介して配信する手順、又は前記合成画像を画像配信手段に送信する手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  11. 前記マーカの画像データは、前記画像配信手段により通信ネットワークを介して配信される請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記撮影画像は、カメラ付き携帯電話、カメラ付きパーソナルコンピュータ、又はカメラ付きPDAにより撮影された画像である請求項10に記載のプログラム。
  13. 前記マーカの種類に応じて当該マーカに対応した仮想物の画像を前記撮影画像に合成する手順をコンピュータに実行させる請求項10に記載のプログラム。
  14. 前記撮影画像に加えて仮想物の識別情報を受信し、該識別情報に対応した仮想物の画像を合成した合成画像を生成する手順をコンピュータに実行させる請求項10に記載のプログラム。
  15. 前記撮影画像内のマーカの形状から、撮影画像を撮影した撮影手段の位置を視点とし、マーカのカメラ座標系3次元位置情報を求め、前記仮想物を前記マーカの位置に置いたとした場合における前記視点に対する当該仮想物の2次元画像を求め、前記撮影画像と当該2次元画像とを合成することにより前記合成画像を生成する手順をコンピュータに実行させる請求項10に記載のプログラム。
  16. 2以上の整数をnとし、前記仮想物が写り背景の色彩と輝度の一方又は両方が違うn枚の2次元画像P1〜Pnから、画素毎に透明度値を有する仮想物の透明度画像を求める透明度計算手順と、
    前記2次元画像P1〜Pnから、仮想物の色彩画像を求める色彩計算手順と、前記撮影画像と前記透明度画像と前記色彩画像とを合成する合成手順とを含む手順を実行することにより前記合成画像を生成する手順をコンピュータに実行させる請求項15に記載のプログラム。
  17. nが2の場合に、前記透明度計算手順では、
    2次元画像P1上のある一点の画素値をP1(x,y)、2次元画像P2上の一点の画素値をP2(x,y)とし、2次元画像P1上で仮想物が写っていない部分のある画素の画素値をPPB1、2次元画像P2上でのその画素に対応する画素の画素値をPPB2とし、PPB1−PPB2を最大画素変化PPMAXとし、不透明を1、透明を0として透明度を0〜1の実数とした場合、ある一点の透明度AP(x,y)を1−|(P1(x,y)−P2(x,y))/PPMAX|として与え、2次元画像P1,P2上の全ての画素の透明度を求める請求項16に記載のプログラム。
  18. nが2の場合に、前記透明度計算手順では、
    2次元画像P1上のある一点の画素値をP1(x,y)、2次元画像P2上の一点の画素値をP2(x,y)とし、仮想物が写っていない背景を2次元画像P1,P2の背景と同様に変えた2枚の2次元画像PB1、PB2を用い、不透明を1、透明を0として透明度を0〜1の実数とした場合、透明度AP(x,y)を1−|(P1(x,y)−P2(x,y))/(PB1(x,y)−PB2(x,y))|として与え、2次元画像P1,P2上の全ての画素の透明度を求める請求項16に記載のプログラム。
  19. 請求項10ないし18のうちいすれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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