JP2004340509A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2004340509A JP2003138851A JP2003138851A JP2004340509A JP 2004340509 A JP2004340509 A JP 2004340509A JP 2003138851 A JP2003138851 A JP 2003138851A JP 2003138851 A JP2003138851 A JP 2003138851A JP 2004340509 A JP2004340509 A JP 2004340509A
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Hideki Sakai
秀樹 酒井
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Abstract

【課題】第1蒸発器着霜量を把握し熱交換量低下を防ぎ効率よく除霜を行う冷凍サイクルを備えた直冷式冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵室102に第1蒸発器104を、冷凍室103に第2蒸発器105を備え、第1蒸発器104と第2蒸発器105を交互に切り替えて、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器104の除霜は、前記第1蒸発器104の近傍に設けた除霜検知手段110の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器104に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、一定時間毎に冷媒回路を第2蒸発器105側へ切り換え、強制的に第1蒸発器104を除霜することで第1蒸発器104の除霜信頼性が高まる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷蔵室、冷凍室にそれぞれ直冷式の蒸発器を備えた冷蔵庫がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
【0004】
図5は従来例を示す冷蔵庫の概略的な構成を示した側断面図である。図6は従来例を示す冷凍サイクル図である。図7は庫内温度を制御する庫内温度制御手段の動作図である。
【0005】
図5において、501は冷蔵庫本体であり、相互間の冷気混合が起こらないように区画された冷蔵室502と冷凍室503に構成されている。冷蔵室502には、第1蒸発器504がインナーケース506の内側に設置されており冷凍室503には第2蒸発器505がインナーケース507の内側に設置されている。509は凝縮器であり、508は冷蔵庫本体501の下部後方に設けられた圧縮機508である。また、510は第1蒸発器504の蒸発温度を感知する庫内温度制御手段であり、第1蒸発器504に接して設けられている。
【0006】
また、図6において、601は減圧器としてのキャピラリチューブ、圧縮機508、凝縮器509、キャピラリチューブ601、第1蒸発器504、第2蒸発器505を順に接続して閉回路を構成している。
【0007】
次に、図7において、庫内温度を制御する庫内温度制御手段510は設定温度Aにて圧縮機508をオン、設定温度Bにて圧縮機508をオフする。また、設定温度Bにてオフした圧縮機508は設定温度Aへ到達するまでオフを継続し、この間に第1蒸発器504を除霜する。設定温度Bは、冷蔵室502と冷凍室503の庫内温度の強弱により任意に可変する。
【0008】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0009】
圧縮機508で圧縮し、凝縮器509で放熱し、液化された冷媒は、キャピラリチューブ601にて減圧され第1蒸発器504にて一部が蒸発し、第2蒸発器505を通過しながら残りが蒸発してそれぞれ熱交換作用を行う。その後、ガス状態の冷媒は、圧縮機508に吸入される。このような冷凍サイクルは、圧縮機508が駆動されるに従って繰り返される。
【0010】
【特許文献1】
特開2003−28565号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の冷蔵庫の構成では、冷蔵室502へ高負荷が侵入し、第1蒸発器504へ相当量の霜が付かないと第1蒸発器504の温度が低下せず除霜しないため冷却効率が低下し、無駄な電力を消費し、さらには食品の保鮮性を損なうという欠点を有していた。
【0012】
本発明は従来の課題を解決するもので、冷却効率が向上し、食品の保鮮性を向上させた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0013】
また、上記従来の冷蔵庫の構成では、冷蔵室502の侵入負荷と第1蒸発器504の霜付き量との相関が把握出来ないという欠点を有していた。
【0014】
本発明の他の目的は、霜付き量に応じて適切に第1蒸発器の除霜を行うことで、さらに食品の保鮮性を向上させた冷蔵庫を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器を交互に切り替えて、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、一定時間毎に冷媒回路を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれないほどの多量の霜が付いた場合でも、一定時間毎に前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することで第1蒸発器の除霜信頼性が高まる。
【0016】
また、請求項2に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により前記第1蒸発器と前記第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流側にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流側と前記第2蒸発器の上流側を接続し、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続した冷凍サイクルとし、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、一定時間毎に前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、第1蒸発器と第2蒸発器を同時に冷却するモードと第2蒸発器のみを冷却するモードを選択的に切替制御することで冷却性能を確保するとともに、除霜モードにおいては、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれないほどの多量の霜が付いた場合でも、一定時間毎に前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することで第1蒸発器の除霜信頼性が高まる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記一定時間は三方弁が第1蒸発器側へ開成している時間の積算とし、一定の積算時間で前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に前記第1蒸発器を除霜するものであり、第1蒸発器の冷却時間、すなわち霜付き量に応じて適切に第1蒸発器の除霜を行うことができ、さらに第1蒸発器の除霜信頼性が高まる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器を交互に切り替えて、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、前記冷蔵室に温度検知手段を備え、前記温度検知手段により前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、第1蒸発器と第2蒸発器を同時に冷却するモードと第2蒸発器のみを冷却するモードを選択的に切替制御することで冷却性能を確保するとともに、除霜モードにおいては、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれない場合の除霜を、冷蔵室の温度検知手段により間接的に検知し適切に除霜することができる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により前記第1蒸発器と前記第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流側にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流側と前記第2蒸発器の上流側を接続し、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続した冷凍サイクルとし、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、前記冷蔵室に温度検知手段を備え、前記温度検知手段により前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれない場合の除霜を、冷蔵室の温度検知手段により間接的に検知し適切に除霜することができる。
【0020】
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明において、前記温度検知手段が所定温度以上を所定時間継続して検知した場合、三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に前記第1蒸発器を除霜するものであり、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれない場合、冷蔵室の温度検知手段により第1蒸発器の冷却能力の低下から着霜を間接的に検知し適切に除霜することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0022】
(実施の形態1)
図1は本発明による冷蔵庫の実施の形態1の冷媒回路図である。図2は同実施の形態の冷蔵庫の冷却制御を示すフローチャートである。
【0023】
図1において、冷蔵庫本体101は冷蔵室102,冷凍室103を備えており、第1蒸発器104が冷蔵室102のインナーケース106の内側に設置され、第2蒸発器105が冷凍室103のインナーケース107の内側に設置されている。108は圧縮機、109は凝縮器、111は例えば高圧側に設けた三方切換装置としての電動式の三方弁であり、112は第1蒸発器104のキャピラリチューブ、113は第2蒸発器105のキャピラリーチューブ、三方弁111により第1蒸発器104と第2蒸発器105を直列に流れる第一冷凍サイクルと第2蒸発器105のみに流れる第二冷凍サイクルに分岐する冷媒回路構成としている。
【0024】
また、110は第1蒸発器104に接して設けられた第1蒸発器除霜検知手段、114は冷蔵室102の庫内の温度を検知する冷蔵室庫内温度検知手段、115は冷凍室103の庫内温度を検知する冷凍室温度検知手段である。
【0025】
上記の構成の中で図2のフローチャートも合わせて冷媒の流れと動作を順に説明すると以下のようになる。
【0026】
圧縮機108で圧縮された冷媒は凝縮器109にて放熱、液化し、三方弁111の開度を図2フローチャートに従い切り換え制御を行う。第1蒸発器104側へ切り換えた場合は、キャピラリチューブ112により減圧され、第1蒸発器104に入り蒸発し、次に第2蒸発器105へ入り圧縮機108へ戻る。第2蒸発器105側へ切り換えた場合は、キャピラリーチューブ113により減圧され第2蒸発器105に入り蒸発し、次に圧縮機108へ戻る。
【0027】
ここで、冷蔵室庫内温度検知手段114の検知温度Tp0が目標設定温度Tphより高くかつ第1蒸発器除霜検知手段110の検知温度Tpe0が除霜終了温度Tpe(たとえば4℃)より高い場合、三方弁111を第1蒸発器104側とし、冷蔵室102と冷凍室103を冷却する。
【0028】
ここで、冷蔵室庫内温度検知手段114の検知温度Tp0が目標設定温度Tplに到達すると、三方弁111を第2蒸発器105側へ切り換え、冷凍室103のみを冷却する。この時合わせて第1蒸発器104は冷蔵室内の空気によりオフサイクル除霜される。この時第1蒸発器除霜検知手段110の検知温度Tpe0が除霜終了温度Tpe(例えば4℃)を超えるまでは第1蒸発器104側を冷却することは無い。
【0029】
上記冷却サイクルのパターンを基本とし、さらに第1蒸発器104の強制的な除霜として、電源投入からの経過時間間隔がT1(例えば10時間)間隔で三方弁111を第2蒸発器105側へ向け、オフサイクル除霜する。
【0030】
従って、第1蒸発器104へ相当量の霜が付いた場合、すなわち第1蒸発器104の熱交換量が低下する前に第1蒸発器104を除霜するため、除霜信頼性が高まり、冷却効率を向上させ、かつ霜付きによるオーバーフローが無く、さらには消費電力の低減が出来る。
【0031】
(実施の形態2)
図3は本実施の形態2における冷蔵庫の冷却制御フローチャートである。冷蔵庫構成は図1と同一構成とし、第1蒸発器104の強制的な除霜として、三方弁111を第1蒸発器104側へ切り換えている積算時間T2時間の時、強制的に三方弁111の方向を第2蒸発器105側へ切換え、第1蒸発器104を強制的にオフサイクル除霜する。
【0032】
このような動作を行なうことにより、冷蔵室102の冷却時間が把握出来、第1蒸発器104へ付いた霜を適切に除霜することが出来るため、第1蒸発器104の熱交換量の低下を適切に捉え、冷却効率を向上させることが出来る。
【0033】
(実施の形態3)
図4は本実施の形態3における冷蔵庫の冷却制御フローチャートである。冷蔵庫構成は図1と同一構成とし、第1蒸発器104の強制的な除霜として、冷蔵室庫内温度検知手段114の検知温度Tp0が過負荷検知温度Tpc(例えば12℃)以上の温度を継続T3分行なうと、三方弁111を強制的に第2蒸発器105へ切換え、第1蒸発器を強制的にオフサイクル除霜する。
【0034】
このような動作を行なうことにより、第1蒸発器104への霜積層による熱交換量減少を検知し、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれない場合の除霜を、冷蔵室の温度検知手段により間接的に検知し適切に除霜することができる。また、冷蔵室ドアの閉め忘れ等による第1蒸発器104への異常着霜による庫内温度昇温を適切に防ぎ、冷却効率が向上するだけでなく食品の保鮮を確保することが出来る。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器を交互に切り替えて、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、一定時間毎に冷媒回路を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれないほどの多量の霜が付いた場合でも、一定時間毎に前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することで第1蒸発器の除霜信頼性が高まる。したがって、冷却効率が向上し、食品の保鮮性が高まる。
【0036】
また、請求項2に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により前記第1蒸発器と前記第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流側にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流側と前記第2蒸発器の上流側を接続し、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続した冷凍サイクルとし、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、一定時間毎に前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、第1蒸発器と第2蒸発器を同時に冷却するモードと第2蒸発器のみを冷却するモードを選択的に切替制御することで冷却性能を確保するとともに、除霜モードにおいては、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれないほどの多量の霜が付いた場合でも、一定時間毎に前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することで第1蒸発器の除霜信頼性が高まる。したがって、冷却効率が向上し、食品の保鮮性が高まる。
【0037】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記一定時間は三方弁が第1蒸発器側へ開成している時間の積算とし、一定の積算時間で前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に前記第1蒸発器を除霜するものであり、第1蒸発器の冷却時間、すなわち霜付き量に応じて適切に第1蒸発器の除霜を行うことができ、さらに第1蒸発器の除霜信頼性が高まる。
【0038】
請求項4に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器を交互に切り替えて、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、前記冷蔵室に温度検知手段を備え、前記温度検知手段により前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、第1蒸発器と第2蒸発器を同時に冷却するモードと第2蒸発器のみを冷却するモードを選択的に切替制御することで冷却性能を確保するとともに、除霜モードにおいては、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれない場合の除霜を、冷蔵室の温度検知手段により間接的に検知し適切に除霜することができる。
【0039】
請求項5に記載の発明は、冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により前記第1蒸発器と前記第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流側にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流側と前記第2蒸発器の上流側を接続し、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続した冷凍サイクルとし、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、前記冷蔵室に温度検知手段を備え、前記温度検知手段により前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜するものであり、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれない場合の除霜を、冷蔵室の温度検知手段により間接的に検知し適切に除霜することができる。
【0040】
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明において、前記温度検知手段が所定温度以上を所定時間継続して検知した場合、三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に前記第1蒸発器を除霜するものであり、通常のオフサイクル除霜で除霜しきれない場合、冷蔵室の温度検知手段により第1蒸発器の冷却能力の低下から着霜を間接的に検知し適切に除霜することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施の形態1の冷媒回路図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の冷却制御を示すフローチャート
【図3】本発明による冷蔵庫の実施の形態2の冷却制御を示すフローチャート
【図4】本発明による冷蔵庫の実施の形態3の冷却制御を示すフローチャート
【図5】従来の冷蔵庫の冷凍装置の側断面図
【図6】従来の冷蔵庫の冷凍装置の冷凍システム図
【図7】従来の冷蔵庫の庫内温度制御手段の動作図
【符号の説明】
101 冷蔵庫本体
102 冷蔵室
103 冷凍室
104 第1蒸発器
105 第2蒸発器
108 圧縮機
110 第1蒸発器除霜検知手段
111 三方弁
112,113 キャピラリーチューブ
114 冷蔵室庫内温度検知手段

Claims (6)

  1. 冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器を交互に切り替えて、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、一定時間毎に冷媒回路を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により前記第1蒸発器と前記第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流側にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流側と前記第2蒸発器の上流側を接続し、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続した冷凍サイクルとし、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、一定時間毎に前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記一定時間は三方弁が第1蒸発器側へ開成している時間の積算とし、一定の積算時間で前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に前記第1蒸発器を除霜することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器を交互に切り替えて、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、前記冷蔵室に温度検知手段を備え、前記温度検知手段により前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することを特徴とする冷蔵庫。
  5. 冷蔵室に第1蒸発器を、冷凍室に第2蒸発器を備え、冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により前記第1蒸発器と前記第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた、自然対流により庫内を冷却する直冷式冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流側にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流側と前記第2蒸発器の上流側を接続し、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続した冷凍サイクルとし、前記第1蒸発器の除霜は、前記第1蒸発器の近傍に設けた除霜検知手段の温度が所定温度に上昇するまで前記第1蒸発器に冷媒を流さないオフサイクル除霜とするとともに、前記冷蔵室に温度検知手段を備え、前記温度検知手段により前記三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に第1蒸発器を除霜することを特徴とする冷蔵庫。
  6. 前記温度検知手段が所定温度以上を所定時間継続して検知した場合、三方弁を第2蒸発器側へ切り換え、強制的に前記第1蒸発器を除霜することを特徴とする請求項5または6に記載の冷蔵庫。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100760199B1 (ko) 2005-12-13 2007-09-20 삼성전자주식회사 냉장고의 제어 방법

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