JP2004340411A - 冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン - Google Patents
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Abstract
【課題】前面に開口を形成したタイプの冷凍冷蔵オープンショーケースでは、冷気エアカーテンを確実に保護して外気の侵入を防止し、また、上面に開口を形成したタイプの冷凍冷蔵オープンショーケースでは、店内の塵埃や浮遊菌の庫内への侵入を確実に防止でき、そのためにケースデザインの陳列効果が損なわれたり、装置が大掛かりなものになることもない冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンを得る。
【解決手段】吸込口方向に向かって空気を吹出すイオン風発生装置20を保護エアの吹出口9に配設し、または、冷気エアカーテン14の吹出口の上方に前記冷気エアカーテン14と並行に空気を吹出すイオン風発生装置20を配設した。
【選択図】 図1
【解決手段】吸込口方向に向かって空気を吹出すイオン風発生装置20を保護エアの吹出口9に配設し、または、冷気エアカーテン14の吹出口の上方に前記冷気エアカーテン14と並行に空気を吹出すイオン風発生装置20を配設した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン、特にその吹出口の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
かかる冷凍冷蔵オープンショーケースで、例えば前面に商品出入れ用の開口を設けた多段型のものは、図6に示すように断熱壁で形成され前面に前記商品出入れ用の開口2を設けたショーケース本体1の内部を、仕切板3で商品収納庫4と冷気循環ダクト5とに区画し、この冷気循環ダクト5の外側にさらに保護エア循環ダクト6を形成している。
【0003】
そして、冷気循環ダクト5内に送風機11と冷却器12とを配設して、この冷気循環ダクト5の上端を冷気の吹出口7に、下端を吸込口8にそれぞれ形成し、また、保護エア循環ダクト6内に送風機13を配設して、この保護エア循環ダクト6の上端を保護エアの吹出口9に、下端を吸込口10にそれぞれ形成した。
【0004】
商品収納庫4内に陳列してある商品を保冷するには、送風機11と冷却器12とを作動して吸込口8から吸込んだ空気を冷気循環ダクト5内で冷却し、冷気として上方の吹出口7から開口2に向けて吹出し、開口2に冷気エアカーテン14を形成し、同時に、送風機13を作動して吸込口10から吸込んだ外気を吹出口9から吹出して、冷気エアカーテン14の外側に保護エアカーテン15を形成する。
【0005】
このように冷気エアカーテン14と保護エアカーテン15とによる2重のエアカーテンによって商品収納庫4内の商品を保冷し、外気が庫内に侵入することを防止している。ちなみに、かかるタイプのオープンショーケースの総負荷(所要冷凍能力)の50%以上は冷気エアカーテン14からの外気侵入熱で占められており、保護エアカーテン15は外気遮断性能を確保する上で大きな役割を果たしている。
【0006】
一方、図7、図8に示すような、上面に商品出入れ用の開口2を設けた平形の冷凍冷蔵オープンショーケースも、断熱壁で形成されたショーケース本体1の内部を、仕切板3で商品収納庫4と冷気循環ダクト5とに区画し、この冷気循環ダクト5内に送風機11と冷却器12とを配設して、この冷気循環ダクト5の一方の端を冷気の吹出口7に、他方の端を吸込口8にそれぞれ形成している。
【0007】
商品収納庫4内に陳列してある商品を保冷するには、送風機11と冷却器12とを作動して吸込口8から吸込んだ空気を冷気循環ダクト5内で冷却し、冷気として吹出口7から開口2に向けてほぼ水平に吹出し、開口2に冷気エアカーテン14を形成する。
【0008】
このような上面に商品出入れ用の開口2を形成した平形タイプの冷凍冷蔵オープンショーケースは、ショーケースを設置したスーパーマーケットなどの店内の塵埃や浮遊菌が落下して商品収納庫4内の商品に付着することを防止する手段として、図7に示す例ではショーケースの上部背面側から透明ガラスによる略L字形のフード16を突設している。
【0009】
また、図8に示す例では、ショーケース本体1の上部背面側に複数の送風機13を配設したダクト18を設け、このダクト18から開口2の上面に向けて風を吹出し、開口2の上方にエアカーテン17を形成して、このエアカーテン17で塵埃や浮遊菌の庫内への落下を防止している。図中19は、エアカーテン17を形成する風の吹出し方向を規制するため、風の吹出口に設けたガラスなどの透明板によるガイド板を示す。
【0010】
前記先行技術は、当業者間で一般的に行なわれているものであり、文献公知発明にかかるものではない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前面に開口を形成した冷凍冷蔵ショーケースの場合、庫内への外気の侵入を阻止する手段として前記のように冷気エアカーテン14の外側に保護エアカーテン15を形成する方法では、保護エアカーテン15がプロペラファンなどの送風機13を使用し、圧力差によって発生させた風を循環させるものであるため、吹出口9から吹出された冷気流はショーケースの前面の開口2を通過する際に減速し、また、外気を巻き込み、その結果、外気侵入熱量を増大させており、外気の侵入を効率よく防止することが困難であった。
【0012】
一方、上面を開口に形成した冷凍冷蔵ショーケースの場合、開口から庫内に塵埃や浮遊菌が侵入することを防止する手段としてフード16を設けるものは、庫内の商品の陳列効果が妨げられないようにこれをガラス製にすると、材料コストが高くなる。
【0013】
また、エアカーテン17を形成する方法では、所期の効果を発揮できるような風速や風量を確保するためには、送風機13を複数個併設しなければならず、ダクトを含めて装置が大掛かりなものとなり、また、運転中に大きな振動や騒音が発生するだけでなく、ケースデザインとしても陳列効果を損なうおそれがある。
【0014】
この発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、前面に開口を形成したタイプの冷凍冷蔵オープンショーケースでは、冷気エアカーテンを確実に保護して外気の侵入を防止し、また、上面に開口を形成したタイプの冷凍冷蔵オープンショーケースでは、店内の塵埃や浮遊菌の庫内への侵入を確実に防止でき、そのためにケースデザインの陳列効果が損なわれたり、装置が大掛かりなものになることもない冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、断熱壁で形成され、商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、この冷気循環ダクトの外側にこれと並行に保護エアの循環ダクトを形成し、前記冷気循環ダクトおよび保護エアの循環ダクトの一端をそれぞれ冷気および保護エアの吹出口に、他端をそれぞれ空気の吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンとその外側の保護エアカーテンとで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、吸込口方向に向かって空気を吹出すイオン風発生装置を前記保護エアの吹出口に配設したことを特徴とする。
【0016】
この請求項1に記載の発明によれば、イオン風発生装置から吹出す風で保護エアカーテンを形成するから、従来の送風機による圧力風のように途中で減衰することがなく、前面開口を覆うことができ、庫内への外気侵入を確実に防止でき、省エネを図ることができる。また、従来の送風機が不要となるから、保護エア循環ダクトの構造が簡潔なものになる。
【0017】
請求項2記載の発明では、断熱壁で形成され、上面に商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクトの一端を冷気の吹出口に、他端を吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、前記吹出口の上方に前記冷気エアカーテンと並行に空気を吹出すイオン風発生装置を配設したことを特徴とする。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、冷気エアカーテンの上側にイオン風のカーテンを形成でき、このカーテンによって庫内に塵埃や浮遊菌が落下して周品に付着することを阻止できる。また、従来の送風機が不要となるから、装置がコンパクトになるだけでなく、騒音や振動の発生も低減できる。
【0019】
請求項3記載の発明では、前記イオン風発生装置は、対向電極間に櫛の歯状の放電電極を下向きに配置したことを特徴とする。
【0020】
請求項3記載の発明によれば、放電電極と対向電極との間に方向性を持たせたコロナ放電を発生させることで、コロナ放電イオン風が発生する。このイオン風の有する方向性によって冷気エアカーンの外側に保護エアカーテンが形成される。
【0021】
請求項4記載の発明では、前記イオン風発生装置は、イオン風の風速を任意に設定可能なよう、対向電極間の間隔を任意に設定できるように配設することを特徴とする。
【0022】
請求項4記載の発明によれば、保護エアカーテンの吹出し風速を外気に接する外側と、冷気エアカーテン側の庫内側とで強弱をつけ、外側の風速を遅くすることで、外気遮断性能をさらに向上させることができる。
【0023】
請求項5記載の発明では、前記イオン風発生装置は、イオン風の風速を任意に設定可能なよう、放電電極の櫛の歯の相互間隔を任意に設定できるように構成することを特徴とする。
【0024】
請求項5記載の発明によれば、請求項3の場合と同様に保護エアカーテンの吹出し風速を外気に接する外側と、冷気エアカーテン側の庫内側とで強弱をつけ、外側の風速を速くすることで、外気遮断性能をさらに向上させることができる。この場合、対向電極間の間隔は特に広くする必要はなく、同じでよいから装置が大きくなることはない。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面についてこの発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこの発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの第1実施形態を示すショーケースの縦断側面図で、ショーケースの全体構造は、図6の従来例について既に説明したとおりであるから、同一の構成要素には同一の参照符号を付してここでの詳細な説明は省略する。
【0026】
この発明のショーケースも冷気循環ダクト5の外側に保護エア循環ダクト6を形成し、商品出入れ用の開口2を庫内側の冷気エアカーテン14と外側の保護エアカーテン15との2重のエアカーテンで閉塞するものであり、保護エア循環ダクト6内には従来のような送風機は配設しない。
【0027】
かかるショーケースにおいて、保護エア循環ダクト6の吹出口9にイオン風発生装置20を配設した。このイオン風発生装置20は、図2に示すように、発生するイオン風に方向性が付与されるよう、間隔をおいて対向させて配置した複数の対向電極21a、21b、21cの間に櫛の歯状の放電電極22を配設するものであり、発生したイオン風が図2において上から下方に向けて風が流れるように構成した。
【0028】
ここでイオン風発生の原理を説明すると、不平等電界内において電界の集中した部分、すなわち放電電極22と対向電極21a〜21cの間でコロナ放電を発生させると、多量イオンが発生して電気力線にそって対向電極21a〜21cに向かう。そして、中性分子との衝突によってイオンの運動エネルギーを中性分子に与え、イオンと中性分子の両方が対向電極21a〜21cに移動する。これらの分子の移動が毎秒数mの流速の方向性を有するイオン風を発生させることになる。
【0029】
このような構造のイオン風発生装置20において、さらにイオン風の風速を変えるには、第1の手段として図3に示すように対向電極21a〜21cの間の間隔を異ならせ、風速を小さくするには間隔が大きくなるように対向電極21a〜21cを配置し、風速を大きくするには間隔を小さくして配置する。
【0030】
また、第2の手段としては、図4に示すように、放電電極22の電極ピッチの間隔を増減し、風速を大きくするには図4(a)に示すように電極ピッチの間隔を小さく密にし、風速を小さくするには図4(b)のように電極ピッチの間隔を大きく粗にする。
【0031】
次に作用を説明すると、前記イオン風発生装置20を保護エアの吹出口9に配設することで、このイオン風発生装置20で発生したイオン風が下方に向けて吹出し、開口2を覆う冷気エアカーテン14の外側に保護エアカーテン15を形成する。この保護エアカーテン15は前記のようにコロナ放電によって発生したイオン風であり、従来の送風機による圧力風とは異なり途中で減衰しない。よって、外気の侵入を確実に防止する。
【0032】
また、イオン風発生装置20の対向電極21a〜21cの間隔を、開口2の外側に位置するものを大きくし、庫内側を小さくし、または、放電電極22の電極ピッチの間隔を開口2の外側に位置するものを粗にし、庫内側を密にすることで、保護エアカーテン15の外気に接する外側の吹出し風速を小さくし、庫内側を大きくできるから、外気遮断性能をさらに向上できる。
【0033】
図5はこの発明の第2実施形態を示し、上面に開口2を形成した冷凍冷蔵オープンショーケースであり、ショーケースの全体構成は図6、図7について既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略する。
【0034】
この発明では、ショーケース本体1の背面側の上部には従来のようにフード16を設けたり、ガイド板19や送風機13を配設したりせずに、ショーケース本体1の背面部の上部に設置したケース23内で、冷気循環ダクト5の吹出口7の上方に位置させてイオン風発生装置20を配設し、このイオン風発生装置20に供給する空気の吸込口を前記ケース23の背面側に適宜穿設する。
【0035】
ショーケースの運転時にはイオン風発生装置20を作動すれば、ここから吹出すイオン風により、冷気循環ダクト5の吹出口7から吹出されて上面の開口2を閉塞する冷気エアカーテン14の外側すなわち上側にイオン風カーテン24を形成する。
【0036】
このイオン風カーテン24によって、店内の塵埃や浮遊菌が庫内に落下することを防止する。この場合、従来のような送風機が不要となるから、装置がコンパクトになるだけでなく、騒音や振動の発生も低減する。そして、イオン風は途中で減衰しないから塵埃等の侵入を確実に阻止する。その他の作用は第1実施形態と同様である。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンは、請求項1記載の発明では、断熱壁で形成され、商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、この冷気循環ダクトの外側にこれと並行に保護エアの循環ダクトを形成し、前記冷気循環ダクトおよび保護エアの循環ダクトの一端をそれぞれ冷気および保護エアの吹出口に、他端をそれぞれ空気の吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンとその外側の保護エアカーテンとで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、吸込口方向に向かって空気を吹出すイオン風発生装置を前記保護エアの吹出口に配設した。
【0038】
この請求項1に記載の発明によれば、イオン風発生装置から吹出す風で保護エアカーテンを形成するから、従来の送風機による圧力風のように途中で減衰することがなく、前面開口を覆うことができ、庫内への外気侵入を確実に防止でき、省エネを図ることができる。また、従来の送風機が不要となるから、保護エア循環ダクトの構造が単純なものになる。
【0039】
請求項2記載の発明では、断熱壁で形成され、上面に商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクトの一端を冷気の吹出口に、他端を吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、前記吹出口の上方に前記冷気エアカーテンと並行に空気を吹出すイオン風発生装置を配設した。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、冷気エアカーテンの上側にイオン風のカーテンを形成でき、このカーテンによって庫内に塵埃や浮遊菌が落下して周品に付着することを阻止できる。また、従来の送風機が不要となるから、装置がコンパクトになるだけでなく、騒音や振動の発生も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの第1実施形態を示す縦断側面図である。
【図2】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの要部であるイオン風発生装置の説明図である。
【図3】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの要部であるイオン風発生装置の風速を変える場合の第1例を示す説明図である。
【図4】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの要部であるイオン風発生装置の風速を変える場合の第2例を示す説明図である。
【図5】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースエアカーテンの第2実施形態を示す縦断側面図である。
【図6】従来の冷凍冷蔵オーブンショーケースの第1例を示す縦断側面図である。
【図7】従来の冷凍冷蔵オーブンショーケースの第2例を示す縦断側面図である。
【図8】従来の冷凍冷蔵オーブンショーケースの第3例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース本体 2 開口
3 仕切板 4 商品収納庫
5 冷気循環ダクト 6 保護エア循環ダクト
7 吹出口 8 吸込口
9 吹出口 10 吸込口
11 送風機 12 冷却器
13 送風機 14 冷気エアカーテン
15 保護エアカーテン 16 フード
17 エアカーテン 18 ダクト
19 ガイド板 20 イオン風発生装置
21a、21b、21c 対向電極
22 放電電極 23 ケース
24 イオン風カーテン
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン、特にその吹出口の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
かかる冷凍冷蔵オープンショーケースで、例えば前面に商品出入れ用の開口を設けた多段型のものは、図6に示すように断熱壁で形成され前面に前記商品出入れ用の開口2を設けたショーケース本体1の内部を、仕切板3で商品収納庫4と冷気循環ダクト5とに区画し、この冷気循環ダクト5の外側にさらに保護エア循環ダクト6を形成している。
【0003】
そして、冷気循環ダクト5内に送風機11と冷却器12とを配設して、この冷気循環ダクト5の上端を冷気の吹出口7に、下端を吸込口8にそれぞれ形成し、また、保護エア循環ダクト6内に送風機13を配設して、この保護エア循環ダクト6の上端を保護エアの吹出口9に、下端を吸込口10にそれぞれ形成した。
【0004】
商品収納庫4内に陳列してある商品を保冷するには、送風機11と冷却器12とを作動して吸込口8から吸込んだ空気を冷気循環ダクト5内で冷却し、冷気として上方の吹出口7から開口2に向けて吹出し、開口2に冷気エアカーテン14を形成し、同時に、送風機13を作動して吸込口10から吸込んだ外気を吹出口9から吹出して、冷気エアカーテン14の外側に保護エアカーテン15を形成する。
【0005】
このように冷気エアカーテン14と保護エアカーテン15とによる2重のエアカーテンによって商品収納庫4内の商品を保冷し、外気が庫内に侵入することを防止している。ちなみに、かかるタイプのオープンショーケースの総負荷(所要冷凍能力)の50%以上は冷気エアカーテン14からの外気侵入熱で占められており、保護エアカーテン15は外気遮断性能を確保する上で大きな役割を果たしている。
【0006】
一方、図7、図8に示すような、上面に商品出入れ用の開口2を設けた平形の冷凍冷蔵オープンショーケースも、断熱壁で形成されたショーケース本体1の内部を、仕切板3で商品収納庫4と冷気循環ダクト5とに区画し、この冷気循環ダクト5内に送風機11と冷却器12とを配設して、この冷気循環ダクト5の一方の端を冷気の吹出口7に、他方の端を吸込口8にそれぞれ形成している。
【0007】
商品収納庫4内に陳列してある商品を保冷するには、送風機11と冷却器12とを作動して吸込口8から吸込んだ空気を冷気循環ダクト5内で冷却し、冷気として吹出口7から開口2に向けてほぼ水平に吹出し、開口2に冷気エアカーテン14を形成する。
【0008】
このような上面に商品出入れ用の開口2を形成した平形タイプの冷凍冷蔵オープンショーケースは、ショーケースを設置したスーパーマーケットなどの店内の塵埃や浮遊菌が落下して商品収納庫4内の商品に付着することを防止する手段として、図7に示す例ではショーケースの上部背面側から透明ガラスによる略L字形のフード16を突設している。
【0009】
また、図8に示す例では、ショーケース本体1の上部背面側に複数の送風機13を配設したダクト18を設け、このダクト18から開口2の上面に向けて風を吹出し、開口2の上方にエアカーテン17を形成して、このエアカーテン17で塵埃や浮遊菌の庫内への落下を防止している。図中19は、エアカーテン17を形成する風の吹出し方向を規制するため、風の吹出口に設けたガラスなどの透明板によるガイド板を示す。
【0010】
前記先行技術は、当業者間で一般的に行なわれているものであり、文献公知発明にかかるものではない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前面に開口を形成した冷凍冷蔵ショーケースの場合、庫内への外気の侵入を阻止する手段として前記のように冷気エアカーテン14の外側に保護エアカーテン15を形成する方法では、保護エアカーテン15がプロペラファンなどの送風機13を使用し、圧力差によって発生させた風を循環させるものであるため、吹出口9から吹出された冷気流はショーケースの前面の開口2を通過する際に減速し、また、外気を巻き込み、その結果、外気侵入熱量を増大させており、外気の侵入を効率よく防止することが困難であった。
【0012】
一方、上面を開口に形成した冷凍冷蔵ショーケースの場合、開口から庫内に塵埃や浮遊菌が侵入することを防止する手段としてフード16を設けるものは、庫内の商品の陳列効果が妨げられないようにこれをガラス製にすると、材料コストが高くなる。
【0013】
また、エアカーテン17を形成する方法では、所期の効果を発揮できるような風速や風量を確保するためには、送風機13を複数個併設しなければならず、ダクトを含めて装置が大掛かりなものとなり、また、運転中に大きな振動や騒音が発生するだけでなく、ケースデザインとしても陳列効果を損なうおそれがある。
【0014】
この発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、前面に開口を形成したタイプの冷凍冷蔵オープンショーケースでは、冷気エアカーテンを確実に保護して外気の侵入を防止し、また、上面に開口を形成したタイプの冷凍冷蔵オープンショーケースでは、店内の塵埃や浮遊菌の庫内への侵入を確実に防止でき、そのためにケースデザインの陳列効果が損なわれたり、装置が大掛かりなものになることもない冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、断熱壁で形成され、商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、この冷気循環ダクトの外側にこれと並行に保護エアの循環ダクトを形成し、前記冷気循環ダクトおよび保護エアの循環ダクトの一端をそれぞれ冷気および保護エアの吹出口に、他端をそれぞれ空気の吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンとその外側の保護エアカーテンとで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、吸込口方向に向かって空気を吹出すイオン風発生装置を前記保護エアの吹出口に配設したことを特徴とする。
【0016】
この請求項1に記載の発明によれば、イオン風発生装置から吹出す風で保護エアカーテンを形成するから、従来の送風機による圧力風のように途中で減衰することがなく、前面開口を覆うことができ、庫内への外気侵入を確実に防止でき、省エネを図ることができる。また、従来の送風機が不要となるから、保護エア循環ダクトの構造が簡潔なものになる。
【0017】
請求項2記載の発明では、断熱壁で形成され、上面に商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクトの一端を冷気の吹出口に、他端を吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、前記吹出口の上方に前記冷気エアカーテンと並行に空気を吹出すイオン風発生装置を配設したことを特徴とする。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、冷気エアカーテンの上側にイオン風のカーテンを形成でき、このカーテンによって庫内に塵埃や浮遊菌が落下して周品に付着することを阻止できる。また、従来の送風機が不要となるから、装置がコンパクトになるだけでなく、騒音や振動の発生も低減できる。
【0019】
請求項3記載の発明では、前記イオン風発生装置は、対向電極間に櫛の歯状の放電電極を下向きに配置したことを特徴とする。
【0020】
請求項3記載の発明によれば、放電電極と対向電極との間に方向性を持たせたコロナ放電を発生させることで、コロナ放電イオン風が発生する。このイオン風の有する方向性によって冷気エアカーンの外側に保護エアカーテンが形成される。
【0021】
請求項4記載の発明では、前記イオン風発生装置は、イオン風の風速を任意に設定可能なよう、対向電極間の間隔を任意に設定できるように配設することを特徴とする。
【0022】
請求項4記載の発明によれば、保護エアカーテンの吹出し風速を外気に接する外側と、冷気エアカーテン側の庫内側とで強弱をつけ、外側の風速を遅くすることで、外気遮断性能をさらに向上させることができる。
【0023】
請求項5記載の発明では、前記イオン風発生装置は、イオン風の風速を任意に設定可能なよう、放電電極の櫛の歯の相互間隔を任意に設定できるように構成することを特徴とする。
【0024】
請求項5記載の発明によれば、請求項3の場合と同様に保護エアカーテンの吹出し風速を外気に接する外側と、冷気エアカーテン側の庫内側とで強弱をつけ、外側の風速を速くすることで、外気遮断性能をさらに向上させることができる。この場合、対向電極間の間隔は特に広くする必要はなく、同じでよいから装置が大きくなることはない。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面についてこの発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこの発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの第1実施形態を示すショーケースの縦断側面図で、ショーケースの全体構造は、図6の従来例について既に説明したとおりであるから、同一の構成要素には同一の参照符号を付してここでの詳細な説明は省略する。
【0026】
この発明のショーケースも冷気循環ダクト5の外側に保護エア循環ダクト6を形成し、商品出入れ用の開口2を庫内側の冷気エアカーテン14と外側の保護エアカーテン15との2重のエアカーテンで閉塞するものであり、保護エア循環ダクト6内には従来のような送風機は配設しない。
【0027】
かかるショーケースにおいて、保護エア循環ダクト6の吹出口9にイオン風発生装置20を配設した。このイオン風発生装置20は、図2に示すように、発生するイオン風に方向性が付与されるよう、間隔をおいて対向させて配置した複数の対向電極21a、21b、21cの間に櫛の歯状の放電電極22を配設するものであり、発生したイオン風が図2において上から下方に向けて風が流れるように構成した。
【0028】
ここでイオン風発生の原理を説明すると、不平等電界内において電界の集中した部分、すなわち放電電極22と対向電極21a〜21cの間でコロナ放電を発生させると、多量イオンが発生して電気力線にそって対向電極21a〜21cに向かう。そして、中性分子との衝突によってイオンの運動エネルギーを中性分子に与え、イオンと中性分子の両方が対向電極21a〜21cに移動する。これらの分子の移動が毎秒数mの流速の方向性を有するイオン風を発生させることになる。
【0029】
このような構造のイオン風発生装置20において、さらにイオン風の風速を変えるには、第1の手段として図3に示すように対向電極21a〜21cの間の間隔を異ならせ、風速を小さくするには間隔が大きくなるように対向電極21a〜21cを配置し、風速を大きくするには間隔を小さくして配置する。
【0030】
また、第2の手段としては、図4に示すように、放電電極22の電極ピッチの間隔を増減し、風速を大きくするには図4(a)に示すように電極ピッチの間隔を小さく密にし、風速を小さくするには図4(b)のように電極ピッチの間隔を大きく粗にする。
【0031】
次に作用を説明すると、前記イオン風発生装置20を保護エアの吹出口9に配設することで、このイオン風発生装置20で発生したイオン風が下方に向けて吹出し、開口2を覆う冷気エアカーテン14の外側に保護エアカーテン15を形成する。この保護エアカーテン15は前記のようにコロナ放電によって発生したイオン風であり、従来の送風機による圧力風とは異なり途中で減衰しない。よって、外気の侵入を確実に防止する。
【0032】
また、イオン風発生装置20の対向電極21a〜21cの間隔を、開口2の外側に位置するものを大きくし、庫内側を小さくし、または、放電電極22の電極ピッチの間隔を開口2の外側に位置するものを粗にし、庫内側を密にすることで、保護エアカーテン15の外気に接する外側の吹出し風速を小さくし、庫内側を大きくできるから、外気遮断性能をさらに向上できる。
【0033】
図5はこの発明の第2実施形態を示し、上面に開口2を形成した冷凍冷蔵オープンショーケースであり、ショーケースの全体構成は図6、図7について既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略する。
【0034】
この発明では、ショーケース本体1の背面側の上部には従来のようにフード16を設けたり、ガイド板19や送風機13を配設したりせずに、ショーケース本体1の背面部の上部に設置したケース23内で、冷気循環ダクト5の吹出口7の上方に位置させてイオン風発生装置20を配設し、このイオン風発生装置20に供給する空気の吸込口を前記ケース23の背面側に適宜穿設する。
【0035】
ショーケースの運転時にはイオン風発生装置20を作動すれば、ここから吹出すイオン風により、冷気循環ダクト5の吹出口7から吹出されて上面の開口2を閉塞する冷気エアカーテン14の外側すなわち上側にイオン風カーテン24を形成する。
【0036】
このイオン風カーテン24によって、店内の塵埃や浮遊菌が庫内に落下することを防止する。この場合、従来のような送風機が不要となるから、装置がコンパクトになるだけでなく、騒音や振動の発生も低減する。そして、イオン風は途中で減衰しないから塵埃等の侵入を確実に阻止する。その他の作用は第1実施形態と同様である。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンは、請求項1記載の発明では、断熱壁で形成され、商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、この冷気循環ダクトの外側にこれと並行に保護エアの循環ダクトを形成し、前記冷気循環ダクトおよび保護エアの循環ダクトの一端をそれぞれ冷気および保護エアの吹出口に、他端をそれぞれ空気の吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンとその外側の保護エアカーテンとで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、吸込口方向に向かって空気を吹出すイオン風発生装置を前記保護エアの吹出口に配設した。
【0038】
この請求項1に記載の発明によれば、イオン風発生装置から吹出す風で保護エアカーテンを形成するから、従来の送風機による圧力風のように途中で減衰することがなく、前面開口を覆うことができ、庫内への外気侵入を確実に防止でき、省エネを図ることができる。また、従来の送風機が不要となるから、保護エア循環ダクトの構造が単純なものになる。
【0039】
請求項2記載の発明では、断熱壁で形成され、上面に商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクトの一端を冷気の吹出口に、他端を吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、前記吹出口の上方に前記冷気エアカーテンと並行に空気を吹出すイオン風発生装置を配設した。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、冷気エアカーテンの上側にイオン風のカーテンを形成でき、このカーテンによって庫内に塵埃や浮遊菌が落下して周品に付着することを阻止できる。また、従来の送風機が不要となるから、装置がコンパクトになるだけでなく、騒音や振動の発生も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの第1実施形態を示す縦断側面図である。
【図2】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの要部であるイオン風発生装置の説明図である。
【図3】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの要部であるイオン風発生装置の風速を変える場合の第1例を示す説明図である。
【図4】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテンの要部であるイオン風発生装置の風速を変える場合の第2例を示す説明図である。
【図5】この発明の冷凍冷蔵オープンショーケースエアカーテンの第2実施形態を示す縦断側面図である。
【図6】従来の冷凍冷蔵オーブンショーケースの第1例を示す縦断側面図である。
【図7】従来の冷凍冷蔵オーブンショーケースの第2例を示す縦断側面図である。
【図8】従来の冷凍冷蔵オーブンショーケースの第3例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース本体 2 開口
3 仕切板 4 商品収納庫
5 冷気循環ダクト 6 保護エア循環ダクト
7 吹出口 8 吸込口
9 吹出口 10 吸込口
11 送風機 12 冷却器
13 送風機 14 冷気エアカーテン
15 保護エアカーテン 16 フード
17 エアカーテン 18 ダクト
19 ガイド板 20 イオン風発生装置
21a、21b、21c 対向電極
22 放電電極 23 ケース
24 イオン風カーテン
Claims (5)
- 断熱壁で形成され、前面に商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、この冷気循環ダクトの外側にこれと並行に保護エアの循環ダクトを形成し、前記冷気循環ダクトおよび保護エアの循環ダクトの一端をそれぞれ冷気および保護エアの吹出口に、他端をそれぞれ空気の吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンとその外側の保護エアカーテンとで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、吸込口方向に向かって空気を吹出すイオン風発生装置を前記保護エアの吹出口に配設したことを特徴とする冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン。
- 断熱壁で形成され、上面に商品出入れ用の開口を有するショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクトの一端を冷気の吹出口に、他端を吸込口に形成し、前記開口を冷気エアカーテンで閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、前記吹出口の上方に前記冷気エアカーテンと並行に空気を吹出すイオン風発生装置を配設したことを特徴とする冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン。
- 前記イオン風発生装置は、対向電極間に櫛の歯状の放電電極を下向きに配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン。
- 前記イオン風発生装置は、イオン風の風速を任意に設定可能なよう、対向電極間の間隔を任意に設定できるように配設することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン。
- 前記イオン風発生装置は、イオン風の風速を任意に設定可能なよう、放電電極の櫛の歯の相互間隔を任意に設定できるように構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍冷蔵オープンショーケースのエアカーテン。
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- 2003-05-13 JP JP2003134634A patent/JP2004340411A/ja active Pending
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