JP2004337411A - 手動圧縮器具、及び、この器具を用いた目視検査方法 - Google Patents

手動圧縮器具、及び、この器具を用いた目視検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エスプレッソコーヒー抽出装置その他の飲料抽出装置10における、コーヒー豆の粉その他の粉粒体様飲料原料6の濾過容器4及び濾過容器の支持器具15との接合部16の内部は、目視検査の際に使用者に与える肉体的負担が大きく、また、目や顔を損傷する危険があったため、目視検査が困難であった。
【解決手段】コーヒー豆の粉その他の粉粒体様飲料原料6の手動圧縮器具の圧縮台1及び取手部3の少なくとも一方の端面に鏡面を設け、この器具を利用して、使用者に大きな肉体的負担及び危険を与えることなく、接合部16の内部の目視検査を行うことを容易にする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コーヒー豆の粉その他の粉粒体様飲料原料をエスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置における濾過容器内で手動により圧縮する器具の形状、及び、この器具を用いたエスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置の目視検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の器具の形状は、図2に示すように、コーヒー豆の粉その他の粉粒体様飲料原料を圧縮する圧縮台1、及び、この圧縮台1に対し直接に又は連結軸2を介して連結する取手部3を有する。この圧縮台1の端面1a及び取手部3の端面3aは、金属、プラスチック、樹脂、あるいは木でできており、鏡面ではない。この圧縮台1はエスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置における濾過容器4の開口部と類似の形状を有する。なお濾過容器4の底面には微細穴5が多数設けられている。
【0003】
従来の器具の使用方法は、図3に示すように、使用者が取手部3を握り、濾過容器4内に計量充填された粉粒体様飲料原料6に対し、連結軸2及び圧縮台1を通じ手動で力を加えて圧縮するものである。濾過容器4の底面には図示されない微細穴5が多数設けられているが、これら微細穴5は粉粒体様飲料原料6より小さいため、圧縮作業により濾過容器4の底面から粉粒体様飲料原料6が漏れ出ることはない。
【0004】
濾過容器4を用いたエスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置10の一例を図4に示す。
【0005】
飲料抽出を開始すると、水容器11内の水は、導水管12aを通じてポンプ13内に取り込まれ、ポンプ13により圧力を加えられ、導水管12bを通じて加熱器14に送り出され、加熱器14により加熱されて高温のお湯となり、導水管12cを通じて、濾過容器の支持器具15により飲料抽出装置10の接合部16に接合された濾過容器4内に送り出され、濾過容器4内の圧縮された粉粒体様飲料原料6に接して飲料成分を溶かし出し、濾過容器4の底面に設けられた多数の微細穴5を通じて濾過容器の支持器具15の下部に送り出され、重力により落下してコーヒーカップその他の飲料容器17内に抽出される。
【0006】
濾過容器4及び濾過容器の支持器具15をエスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置10の接合部16に接合する詳細を図5に示す。
【0007】
濾過容器の支持器具15は、濾過容器4の形状と類似の形状の開口部を有する。濾過容器4は、その内部で圧縮された粉粒体様飲料原料6とともに、この開口部を介して濾過容器の支持器具15に装着される。
【0008】
濾過容器の支持器具15は、その外壁の一部に接合のための凸部18を有する。エスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置10の接合部16は、内壁部に接合のための溝状の凹部19及び図示されない切り欠きを有する。濾過容器の支持器具15は、接合部16の直下より垂直方向に持ち上げられ、凸部18が図示されない切り欠きを通じて凹部19に接した後、凹部19に沿って水平方向に回転させることにより、接合部16に接合される。
【0009】
エスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置10の接合部16の内部で粉粒体様飲料原料6に相対する接合面20は、図示されない多数の小穴を有することにより導水管12cに通じている。導水管12cを通じて送り出されたお湯は、接合面20の図示されない多数の小穴を通じて濾過容器4内に送り込まれ、濾過容器4内の粉粒体様飲料原料6に接して飲料成分を溶かし出し、濾過容器4の底面に設けられた多数の微細穴5を通じて濾過容器の支持器具15の下部に送り出される。
【0010】
エスプレッソコーヒーその他の飲料抽出装置10を使用していると、接合部16の内部にコーヒー豆の粉その他の粉粒体様飲料原料6の滓が付着する。特に凹部19や接合面20に粉粒体様飲料原料6の滓が大量に付着もしくは強固に付着すると、接合不良、抽出されるエスプレッソコーヒーその他の飲料の品質低下、その他の飲料抽出装置10の機能低下の原因となるため、定期的に接合部16の内部を目視検査し、付着の程度によっては清掃する必要がある。
【0011】
従来の目視検査方法は、飲料抽出装置10の使用者が装置の斜め下方向から接合部16の内部を覗き込んで、手鏡等の器具を用いず直接肉眼で行うものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上の目視検査方法によれば、飲料抽出装置10の接合部16は濾過容器の支持器具15の脱着を容易に行えるよう使用者の手の高さに設けられているため、この接合部16の内部を覗き込むには、大きく前傾姿勢をとり首を回して顔を接合部16内部に向けるか、あるいは大きくしゃがみ込み首を上げて接合部16内部を見上げる必要があり、使用者に与える肉体的負担が大きかった。また、飲料抽出装置10の操作の合間にこの目視検査を行うことは、接合面20からの予期せぬお湯、蒸気、あるいは付着していたコーヒー豆の粉その他の粉粒体様飲料原料6の滓により、目や顔を損傷する危険があった。また飲料抽出装置10の周辺には必要最小限の器具を置く空間的余裕しかなく、手鏡等の器具を設置し利用することも困難であった。これらの理由より、目視検査は1日の業務終了後などの限られた機会にしか行われず、頻繁な目視検査及び必要に応じた清掃が困難であった。そこで、この発明は、使用者が飲料抽出装置10の脇に置いて頻繁に使用している粉粒体様飲料原料6の手動圧縮器具を利用して、簡便に飲料抽出装置10の接合部16の内部の目視検査を行う方法を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、粉粒体様飲料原料を濾過容器内で手動により圧縮する器具であって、濾過容器の開口形状と類似する形状を有する圧縮台と、この圧縮台に対し直接に又は連結軸を介して連結する取手部と、前記圧縮台及び取手部の少なくとも一方の端面に設けられた鏡面と、を有することを特徴とする手動圧縮器具である。また、請求項2の発明は、請求項1に記載の器具の鏡面を用いた、飲料抽出装置の目視検査方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図1に示す。コーヒー豆の粉の手動圧縮器具の圧縮台1はステンレス製であり、圧縮台の端面1aは、鏡面研磨がなされており鏡面1bである。使用者は、取手部3を握って、圧縮台の端面1aが手前斜め上を向くように器具を保持し、この器具をエスプレッソコーヒー抽出装置10の接合部16の下部に移動させ、鏡面1bの反射を利用して、たとえば21のような視線により、接合部16の内部を目視検査する。
【0015】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、エスプレッソコーヒー抽出装置の脇に置いて頻繁に使用している手動圧縮器具を利用して、使用者に大きな肉体的負担を与えることなく、また、目や顔を損傷する危険を回避しつつ、簡便に目視検査を行うことが可能となる。その結果、頻繁に目視検査及び必要に応じた清掃を行えるようになり、接合不良や抽出されるエスプレッソコーヒーの品質低下その他のエスプレッソコーヒー抽出装置の機能低下の発生因子を減少させる。
【0016】
「他の実施形態」
図1の実施形態では、器具の圧縮台1はステンレス製であり、圧縮台の端面1aは鏡面研磨がなされていたが、他の実施形態では、圧縮台1の素材は、アルミニウム、チタンその他の金属その他の鏡面の性質を有する素材でもよく、圧縮台の端面1aの処理方法は、薬品処理、めっきその他の鏡面の性質を与える方法でもよい。また、圧縮台の端面1aにガラス鏡、アクリル鏡、その他の鏡面1bを有する物体を取り付けたものでもよい。
【0017】
図1の実施形態では、圧縮台の端面1aが鏡面1bであるが、他の実施形態では、取手部3の端面3aが鏡面であってもよく、また、圧縮台の端面1a及び取手部3の端面3aの双方が鏡面であってもよい。
【0018】
図1の実施形態では、粉粒体様飲料原料はコーヒー豆の粉であったが、コーヒー豆の粉以外に、ココア、麦芽、タンポポ、チコリ、茶、ハーブ、砂糖その他の甘味料、シナモン、バニラ、ナツメグその他の香辛料、粉乳その他の乳製品及び乳製品代用植物製品、その他の調味料及び食品添加物、ならびにこれらの混合物を含む飲料原料であっても本発明は実施できる。
【0019】
図1の実施形態では、飲料抽出装置はエスプレッソコーヒー抽出装置であったが、エスプレッソコーヒー抽出装置以外に、エスプレッソコーヒー以外のコーヒー抽出装置、茶の抽出装置、その他の前記の粉粒体様飲料原料を用いた飲料抽出装置であっても本発明は実施できる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、飲料抽出装置の脇に置いて頻繁に使用している手動圧縮器具を利用して、使用者に大きな肉体的負担を与えることなく、また、目や顔を損傷する危険を回避しつつ、簡便に目視検査を行うことが可能となる。その結果、頻繁に目視検査及び必要に応じた清掃を行えるようになり、接合不良や抽出される飲料の品質低下その他の飲料抽出装置の機能低下の発生因子を減少させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】従来技術を示す斜視図である。
【図3】従来技術を示す断面図である。
【図4】従来技術を示す断面図である。
【図5】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮台
1a 圧縮台の端面
1b 鏡面
2 連結軸
3 取手部
3a 取手部の端面
4 濾過容器
5 微細穴
6 粉粒体様飲料原料
10 飲料抽出装置
11 水容器
12a 導水管
12b 導水管
12c 導水管
13 ポンプ
14 加熱器
15 濾過容器の支持器具
16 接合部
17 飲料容器
18 凸部
19 凹部
20 接合面
21 視線

Claims (2)

  1. 粉粒体様飲料原料を濾過容器内で手動により圧縮する器具であって、濾過容器の開口形状と類似する形状を有する圧縮台と、この圧縮台に対し直接に又は連結軸を介して連結する取手部と、前記圧縮台及び取手部の少なくとも一方の端面に設けられた鏡面と、を有することを特徴とする手動圧縮器具。
  2. 請求項1に記載の器具の鏡面を用いた、飲料抽出装置の目視検査方法。
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