JP2004337164A - アルコール飲料系にフレーバーの素を添加する用途の方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費者がアルコール飲料に添加して各個人の好みのアルコール飲料を作ることにより楽しみを得ることができるようなアルコール飲料系のフレーバーの素を提供する。
【解決手段】穀類、いも及びでん粉類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類、及び、はちみつ、メープルシロップのような香りの強い砂糖類を乾燥させて作った粉末、顆粒、断片、固形物や乾燥したハーブ類、香味野菜、茶葉、草花、樹木、果実、果皮やこれらの模倣品や香料、着色料、栄養機能付加のための食品添加物や美容効果付加のための食品添加物や、或いは製菓材料などを原材料として、それを袋やティーパックに充填したり、また加工して固形物にして包装したり、紙や布などに濃縮液として滲み込ませたりして、アルコール飲料系のフレーバーの素を製造する。
【選択図】なし
【解決手段】穀類、いも及びでん粉類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類、及び、はちみつ、メープルシロップのような香りの強い砂糖類を乾燥させて作った粉末、顆粒、断片、固形物や乾燥したハーブ類、香味野菜、茶葉、草花、樹木、果実、果皮やこれらの模倣品や香料、着色料、栄養機能付加のための食品添加物や美容効果付加のための食品添加物や、或いは製菓材料などを原材料として、それを袋やティーパックに充填したり、また加工して固形物にして包装したり、紙や布などに濃縮液として滲み込ませたりして、アルコール飲料系のフレーバーの素を製造する。
【選択図】なし
Description
本発明は、科学技術庁資源調査会・編<五訂日本食品標準成分表>による五訂食品成分表において、穀類、いも及びでん粉類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類に分類されているもの、及び、はちみつ、メープルシロップのような香りの強い砂糖類を乾燥させて作った粉末、顆粒、断片、固形物や乾燥したハーブ類、香味野菜、茶葉、草花、樹木、果実、果皮やこれらの模倣品や香料、着色料、栄養機能付加のための食品添加物や美容効果付加のための食品添加物や、或いは製菓材料などを原材料として、それらを袋やティーパックに充填したり、また加工して固形物として包装したり、紙や布などに濃縮液として滲み込ませて作ったアルコール飲料系のフレーバーの素を末端の消費者がアルコール飲料系に添加して、各個人の好みのアルコール飲料系を作り、それらを楽しむという用途の方法に関するものである。
従来は、粉末或いはタブレットなどの固形物を水に溶かして嗜好飲料を作るための商品が知られていますが、私がIPDLで先行技術を検索したところ、本発明のようにフレーバーの素をアルコール飲料系に添加するという用途に関するものはありませんでした。
また、レモンなどの果実や梅肉などを絞ってカクテルを作ることは一般的によく知られており、紹興酒等に砂糖(中粗目)を入れたり、お正月や祝い事の際に、九州熊本県の名産である赤酒等に屠蘇散を浸してお屠蘇を作ることはありましたが、本発明のようなフレーバーの素をアルコール飲料系に添加することはありませんでした。
また、種々のカクテルのレシピを書籍や雑誌、ホームページで調べてみたところ、本発明のようなフレーバーの素を使った物はありませんでした。
なお、過去三年間の日本経済新聞、朝日新聞、日経流通新聞、日本食糧新聞、食品新聞、食品化学新聞、食料醸界新聞、食品酒類小売店新聞、フードウィークリー各紙とCMPジャパン発行の雑誌「食品と開発」を調べましたが、本発明に関するような記事は全く見当たりませんでした。
従来の技術では、多種多様なアルコール飲料系を楽しむ場合、多種多様の食材及び道具の準備が必要でした。そのため私の経験によると、すべて飲み切れなかった際のアルコール飲料系や、その他の食材の廃棄量は膨大でした。一人暮らしの私の場合では、保管しておく酒の本数が多くなると、冷蔵庫に入りきらなくなった酒類が家中に並べられ、両親や友人が訪れる際には、どのようにして隠しておこうというのが難題でした。
また、私のような一般消費者が個人の嗜好などの要望に合わせて好みのアルコール飲料系を作るということは難しく、アルコール飲料系を楽しむ時には、外食産業もしくは各酒造メーカーの商品の中から好みの物を選び、それを受け入れるしか方法はありませんでした。
また、家族や友人と一緒にアルコール飲料系を飲んで楽しい時間を過ごすことはあっても、多種多様なアルコール飲料系を作る楽しみを分かち合うことはありませんでした。
本発明によって明らかになったフレーバーの素の用途を考えてみると、例えば焼酎などの一種類のアルコール飲料系をベースとして、それにフレーバーの素を添加することにより、一般消費者が個人の好みに合わせて多種多様な味、色、香りなどの風味を付けたり、果実、果皮また花びらなどの浮き実を入れたり、また美容効果や栄養性機能を付加したりして自分でアルコール飲料系を作ることができます。本発明を利用することによって、今後は、一本だけ焼酎を購入すれば、後は毎日自分の好きな物を作って楽しむことができる、という利点が生じ、楽しさが倍増すると言うことです。
本発明は次に記すような場面で活躍することが想定されます。
まず第一に、内食、中食、つまり家庭内において飲食を行う場合に関するものです。晩酌需要の復活、小容量酒類ニーズの拡大、新しいギフトニーズの拡大が要求される昨今の家庭用飲酒市場を想定した際、例えば家庭で一種類のアルコール飲料とカップ、フレーバーの素を準備し、個人が必要な分量だけ、好みの濃度、味のものを様々な種類作り、飲むことができる、というのは大きな特典です。これは廃棄量を削減するという観点からだけではなく、簡単に低価格で種々のアルコール飲料系を楽しむことができるリーズナブルさ、真新しいものへの興味、及び手作りをする楽しみを人々に提供することができるという観点からもすばらしいと言えるのではないでしょうか。家庭という人間が最もくつろぐことのできる心地よい空間の中で、まるでバーでカクテルを注文しているかのような贅沢な気分を味わうことができたり、ままごと感覚でアルコール飲料系を作り、それらを楽しむことができるということです。
次は、外食に関するものです。外食産業を営むにあたり、常備しておかなければならない食材の保存状態、保管場所は、特に地価の高い都市部では頭を悩ます問題であると思います。食品の安全衛生と効率のよい労働条件を天秤にかけると、どうしても仕事の効率に重点をおき、食品の安全衛生に関しては後回しになってしまうというのが実態かもしれません。本発明によるフレーバーの素を使うことにより、従来常備しておかなければならなかったジュース、清涼飲料、果実、野菜類などの心配をする必要がなくなるという利点が考えられます。また前述した内食、中食の場合と同様に客がテーブルで自分好みのアルコール飲料系を作ることができるという楽しみを提供する利点も考えられます。
いづれにしても、数種の在庫のための保管場所、また低温維持などの必要性がなく、保存に便利で賞味期限が長く、誰でも簡便に使用できるということも、大きな特徴であると言えます。
風味付けの原材料として考えられるものは、科学技術庁資源調査会・編<五訂日本食品標準成分表>による五訂食品成分表において、穀類、いも及びでん粉類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類に分類されているもの、及び、はちみつ、メープルシロップのような香りの強い砂糖類を乾燥させて作った粉末、顆粒、断片、固形物や乾燥したハーブ類、香味野菜、茶葉、草花、樹木、果実、果皮やこれらの模倣品や香料、着色料、栄養機能付加のための食品添加物や美容効果付加のための食品添加物や、或いは製菓材料などです。
原材料を配合して、それらを袋やティーパックに充填したり、また加工して固形物にして包装したり、紙や布などに濃縮液として滲み込ませたりしてアルコール飲料系のフレーバーの素を作ります。
そうすることによって、一般消費者が簡単にアルコール飲料系を作り、楽しむことができるためのフレーバーの素が完成します。
フレーバーの素としては、可能な限り、新鮮な食材を使用するのが望ましいのですが、安価に利用していただきたいという願いにより、美味であり、かつ低価格での提供が可能なレシピを作成しました。
その他、清涼感を出すためにエリスリトールを添加したもの、低エネルギーの仕上がりを期待して砂糖の代替として人工甘味料を使用したもの、酸味を強めるためにクエン酸を添加したものが考えられます。また、顆粒もしくは固形物への加工の際には、これらのフレーバーの素が少量で効果を発揮することを考慮し、かさを増すために乳糖などを添加することが望ましいと考えます。
フレーバーの素を花、星、コンペートーの形の固形物に加工したり、香味野菜、茶葉、ハーブ類、草花、樹木、果実、果皮などの乾燥物をティーパックに入れたり、スティック状やテトラパック状に個包装することによって、よりおしゃれさを演出できるのではないでしょうか。
このようにして作成されたフレーバーの素は、桃、梅、ぶどう、マスカット、あんず、ライチ、りんご、メロン、いちご、バナナ、スイカ、ミルク、ヨーグルトなどのように甘味の強い風味を呈したり、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、ライム、梅干などのように酸味の強い風味を呈したり、またわさび、とうがらしのように辛味の強い風味を呈したりします。
あるいは、ハーブ類、草花などによる香りや、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維に代表されるような栄養機能性や、コラーゲンに代表されるような美容効果などをもたせることも可能です。
例えば居酒屋、バーなどの外食産業における利用方法を考えた際、同じ分量のフレーバーの素を添加すれば、いつでも同じ味を再現することができます。私の予測では、最も保管しておかなければならない食材の量が多いと思われる居酒屋で、このフレーバーの素を利用することにより保管しておかなければならない食材や酒類が減る代わりに、カクテルの種類を大幅に増やすことができ、なおかつ、アルバイト社員や新入社員など誰にでも手軽に毎回同じ味を再現できる、ということは大きな利点ではないでしょうか。アルコール飲料系の好きな人はやはり、おいてあるアルコール飲料系の種類と量で飲食店を選ぶというものですから、これは大きなメリットです。
また、小容量酒類ニーズ、新しいギフトニーズがうたわれる昨今、このフレーバーの素と一本のアルコール飲料系をセットにして販売するというのは、名案ではないでしょうか。私がお中元やお歳暮を選ぶ際にはいつも、特に相手の好みが分からない際には、いろんなものを楽しんでもらいたいという理由で、詰め合わせセットを利用しています。しかし、純粋に喜んでいただきたいという気持ちで贈ったものの、詰め合わせをしたために荷物が重かったり、予定以上に出費をしてしまったり、というのが私の苦い経験なのです。一本のお酒とこれらのフレーバーの素をセットにして販売することによって、贈ったアルコール飲料系は一本だけれど何種類もの味を楽しむことができる、またそれ以上にアルコール飲料系を作る楽しみを得ることができるということは、贈った側にも、また贈られた側にとっても大きな喜びとなるのではないでしょうか。
なお、アルコール飲料系に添加するフレーバーの素を、商品の景品や付録とすると、商品の新たな付加価値となることでしょう。
Claims (4)
- メーカーがアルコール飲料系に添加する用途で使用するフレーバーの素を、末端の消費者が各個人の好みのアルコール飲料系を作るために製造し、それらを小袋包装やスティック包装やテトラパック包装などの形態で袋やティーパックに充填したり、またそれらを固形物として加工したり、紙や布などに濃縮液として滲み込ませたりして商品を製造し、それらを末端の消費者に販売及び譲渡をする方法。
- メーカーが商品の包装資材にアルコール飲料系に添加するフレーバーの素である旨の使用方法を記載し、製造及び販売、展示または譲渡をする方法。
- メーカーが科学技術庁資源調査会・編<五訂日本食品標準成分表>による五訂食品成分表において、穀類、いも及びでん粉類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類に分類されているもの、及び、はちみつ、メープルシロップのような香りの強い砂糖類を乾燥させて作った粉末、顆粒、断片、固形物や乾燥したハーブ類、香味野菜、茶葉、草花、樹木、果実、果皮やこれらの模倣品や香料、着色料、栄養機能付加のための食品添加物や美容効果付加のための食品添加物や、或いは製菓材料などを原材料として、アルコール飲料系に添加する用途で使用するフレーバーの素を製造及び販売、展示または譲渡をする方法。
- アルコール飲料系に添加する用途で使用するフレーバーの素を、商品の景品や付録として添付し、譲渡する方法。
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JP2004127414A JP2004337164A (ja) | 2004-03-27 | 2004-03-27 | アルコール飲料系にフレーバーの素を添加する用途の方法 |
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JP2004337164A true JP2004337164A (ja) | 2004-12-02 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104232451A (zh) * | 2014-10-21 | 2014-12-24 | 李仪 | 枫糖酒 |
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