JP2004336555A - 思い出バンクシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自叙伝、伝記その他の人物史や団体史の編集、制作に関した情報を入力する入力手段2と、マルチメディア情報をデータベースとして記憶する記憶手段14と、このデータベースの生成に際し、人物または団体の略歴情報に関連付けて前記マルチメディア情報を記憶させるとともに、人物史や団体史制作の指令内容に従い、選択された人物、団体およびそれらの関連データを前記記憶手段14のデータベースから読み出して所定の方式により分類し、かつ編集処理することにより、写真画像の配列を標準とした人物史制作データや団体史制作データを生成する制作制御手段15と、を備えてなる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自分史の制作、結婚披露宴や葬儀場などでの利用を容易にするために、日頃から写真やビデオを整理、保存する思い出バンクシステムに関するものである。
【0002】
【発明の背景】
従来、個人の写真やビデオは、整理や保存せずに、単にアルバムに綴じたり、ビデオテープを保管したりしている。従って、撮影の時期や場所が不明になったり、年月が経つと一緒に写っている人の名前や、撮影場所すら思い出せないことがあった。
【0003】
ところで、最近は、人の出生から始まる自分史を写真付きで制作したり、生い立ちが分かるように写真やスライドを結婚式や葬儀場で披露したりすることが行われている。このような場合、写真や経歴を出版社や専門業者、或いは式場などに提供して依頼するのが一般的であるが、費用が高価であるし、そもそも記憶があいまいでは、作品の完成度にも問題が残るものにならざるを得ない。
【0004】
また、従来は写真が使用されており、動画には対応していなかった。さらに、従来は、写真は個人が整理し保存しているが、膨大な量を適切な環境下で、管理保存するのは困難をきわめた。よって、あまり必要でないものまで保管してしまい、収納場所に苦慮することになる。また、最近では、ビデオも増え始め、整理の必要性が一層高まっている。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、写真などの静止画像、ビデオなどの動画を、簡便な分類方式で編集処理することにより、自分史などを効率よく制作することができる思い出バンクシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の思い出バンクシステムは、静止画や動画の画像映像情報を整理編集して、自伝や伝記等を制作するのを支援する思い出バンクシステムであって、下記構成要件(A)から(C)を備えることを特徴とする。
(A)前記画像映像情報の入力を受ける手段。
(B)入力された画像映像情報を、その画像映像に写った人物、及びその人物とその画像映像情報との関連度を対応づけて記憶する情報記憶手段。
(C)人物ごとに固有の人物識別情報の入力を受けることで、その人物識別情報に基づき情報記憶手段を検索して、その人物に対応した画像映像情報を取得可能とされ、且つ前記関連度を利用して、一定以上その人物に関連のある画像映像情報を取得して出力可能な手段(制作制御手段)。
【0007】
また、好ましくは上記構成に加えて、前記各画像映像情報には、複数の人物識別情報と関連度が付されていることを特徴とする思い出バンクシステムである。
また、好ましくは上記構成に加えて、前記関連度は、指定された人物を基準に、親族では親等、その他の関係者では親密度の度合いにより各人を段階的に異なる比率でランク付けした重要度リストに基づくものであることを特徴とする思い出バンクシステムである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の思い出バンクシステムについて、実施例に基づき更に詳細に説明する。
図1は、本発明の思い出バンクシステムの一実施例を示すブロック線図である。
【0009】
本実施例の思い出バンクシステムは、各種周辺機器を備えたパーソナルコンピュータ(パソコン:PC)からなる端末を備え、各端末1は図2に示すように、インターネットを介して、本システムの主要部をなすサーバに接続される。思い出バンクシステムのサーバは、端末と同様の構成でスタンドアロン型とできるが、本実施例では上述したように、端末と通信ネットワークを介して接続されている。この場合、サーバは、端末との通信手段の他、各種画像映像情報を登録しておくための情報記憶手段、さらに各種情報処理を行う制御手段を備えている。なお、サーバを端末と同様の構成としてもよい。そして、サーバの情報記憶手段には、後述するようなデータベースが構築される。
【0010】
各端末1の構成は、図1に示すとおりである。図1において、符号2は入力操作部であり、キーボードやマウスを備えていて、中央処理装置(CPU)を備えた制御部15の入力ポートに接続される。また、符号3は、映像信号処理部であり、制御部15の表示制御によってCRT(又は液晶ディスプレイ)4の画面に静止画像や動画を表示させる。また、符号5は、音声信号処理部であり、制御部15からの音声信号を受けてスピーカ6から音声を出力可能である。
【0011】
また、符号7はモデム(又はターミナルアダプター)であり、制御部15と電話回線とに双方向性に接続されていて、インターネット通信が可能である。符号8は入出力ポートであって、制御部15とは双方向性に接続されており、自分史の編集および制作に必要な周辺機器が接続されている。これら機器は、入力操作部2からの指令に応じて制御部15が動作を制御するようになっている。
【0012】
前記周辺機器としては、例えばDVD(Digital Video Disc)やV−CD(Video Compact Disc)といった光ディスクの情報を読み取り、またはこれに書き込むドライバ9、写真等の画像情報を読み取るスキャナ10、ディジタルカメラ(ディジカメ)11、ビデオカメラ12および画像を印刷するプリンタ13等である。なお、入出力ポート8には、情報記録媒体であるカード式メモリのアダプタやVTR(ビデオデッキ)のディジタル出力端子等も接続可能となっている。
【0013】
制御部15は、CPU、ROM、RAMからなるマイクロコンピュータであり、入力操作部2の指令信号や他のPC1からのアクセスに従って、各種人物史制作や社史制作データの生成に関した動作を制御する。この制御部15は、大容量メモリとしてハードディスク(HD)14を備えており、データベースの作成指令に基づき、人物情報に関連付けてマルチメディア情報をハードディスク14に書き込み、データベースとする。
【0014】
人物情報は、氏名、住所、生年月日、家族関係、先祖・知人関係、所属等の略歴であり、入力操作部2の操作によって各個人に識別コード(番号データなどのID)が付与されて入力される。
【0015】
また、マルチメディア情報は、ドライバ8で読み取られる光ディスクに記録された映像情報、スキャナ9で読み取られる写真等の画像情報、ディジカメ11から入力される画像情報、ビデオカメラ12やビデオデッキから入力される映像情報、端末1から受信した情報など、各種画像映像情報(音声情報を含むこともある)である。
【0016】
これらのマルチメディア情報は、それぞれの情報を記録する際に、各個人を示す前記識別コードを指定したうえ、撮影撮像の日時、場所、被写体との関係等が入力される。さらに、各マルチメディア情報には、被写体人物との関連度も指定される。例えば、本人しか写っていない場合には、関連度は100であるし、友人と二人で写っている場合には、それより関連度はやや下がるかもしれない。本実施例では、図4に示すような重要度リストテーブルを用いて、関連度を付すことができる。
【0017】
制御部15は、人物史制作指令の内容に従い、識別コードが指定されると、ハードディスク14のデータベースから当該人物やその関係者のデータを読み出して、また関連度を利用して、所望の情報のみを取得、出力可能である。そして、制作内容に応じて編集処理することにより、写真画像の配列を標準とした自叙伝、伝記、家系図、結婚式、葬式その他の記念式といった人物史制作データや社史、団体史等の制作データを生成することができる。
【0018】
次に、人物史の制作について、図を参照しつつ説明する。
この人物史は、前述の如く多種多様であるが、情報入力、編集、制作に係る基本的な作業は等しいので、A氏が何れかを出版社に依頼する場合の共通事項について説明する。
【0019】
このA氏が人物史の制作を依頼する際は、写真、略歴、オーディオテープ、ビデオテープその他必要な資料を出版社に提供する。出版社では、まず、パソコン1のオペレーターが、入力操作部2の操作により人物情報として、A氏に識別コードを付与し、氏名、生年月日、家族関係、友人・知人関係、職業、所属といった略歴を入力する。これらの人物情報は、制御部15に取り込まれ、ハードディスク14に記憶されることにより、データベースとされる。
【0020】
つぎに、オペレーターは、例えばスキャナ9を操作して写真を順次読み取らせる。そして、入力操作部2の操作により、それぞれに整理番号を付してから、保存する。また、ディジカメ11で撮像した画像情報は、パソコン1に専用コードを接続して直接入力するか、カード式メモリに記録したものであれば、パソコン1の挿入口にアダプタを介して挿入する。そして、入力操作部2の操作によりディジカメ11から写真画像を取り込み、同じくデータベースとして記録される。
【0021】
図3は、出来事を中心にした写真画像データの一例を示す説明図である。
この写真画像のうち、データD1は、A氏本人の誕生時点から始まり、学業期を経て、就職、結婚生活に入り家族旅行をした最近までの主な出来事を時系列で記録したものである。また、データD2は、A氏の父親の誕生後から始まり、死去して葬式を行ったときまでの一生のうちの主な出来事を時系列で記録したものである。さらに、データD3は、A氏の長女の誕生後から始まり、小学校に入学した最近の主な出来事を時系列で記録したものである。
【0022】
これらの画像データD1〜D3は、他の家族や友人・知人も同様、それぞれの写真にA氏の家族関係、人間関係が分かる識別番号が付与され、撮影日時や場所等も書き込まれて記録される。これにより、A氏およびその家族の各種人物史を制作するとき、直ぐに必要な写真を簡便にピックアップできるものである。
【0023】
ところで、この写真画像データの他に、動画情報、映像・音声情報も同様に記録することができる。オーディオテープやビデオテープについては、パソコン1の入出力ポート8にテープレコーダまたはビデオテープレコーダの出力を接続し、これらを再生して音声信号もしくは音声・映像信号をハードディスク14に記録する。
【0024】
なお、入出力ポート8にディスクドライバを接続し、テープレコーダの音声信号をオーディオ用ディスクに記録し、また、ビデオテープの音声・映像信号をAV用ディスクに記録しておいてもよい。
【0025】
続いて、A氏とその関係者についての重要度リストを作成する。この際は、例えば図4に示すように、本人とその関係者をA〜Fに分類し、重要度が最も高い比率を100とした場合に、本人Aを最高の比率にして節目の出来事と節目以外の事につき、両親B、子供C、兄弟姉妹D、先祖E、知人Fのそれぞれについて、図4に示すような値に設定している。
【0026】
すなわち、節目の出来事では、本人Aを60〜100の比率にすると、両親Bは50〜90、子供Cは40〜80、兄弟姉妹Dは30〜70、先祖Eは20〜60、知人Fは10〜50としている。また、節目以外の事では、本人Aを50〜80の比率にすると、両親Bは40〜70、子供Cは30〜60、兄弟姉妹Dは20〜50、先祖Eは10〜40、知人Fは0〜30としている。これにより、A氏を基準に各人の重要度が比率でそれぞれ設定される。なお、A氏の関係者の比率を入力するときは、それぞれに識別コードを付与しておく。
【0027】
このように、ランク付けして重要度リストを作成しておけば、選択された人物を基準に写真画像を編集することにより、自叙伝用画像、結婚式や葬式用画像、家系図用といった人物史制作データや社史等の団体史データを効率良く生成することができる。
【0028】
図5は、画像による自叙伝制作の一例を示す説明図である。
この自叙伝を制作する場合は、出版社が依頼者の要望に基づいて素案を作成した後、これに従って本システム用のパソコン1を操作し自叙伝を編集、制作する。まず、自叙伝制作のフォーマットに文章を入力した後、各ページのスペースに挿入すべき写真を選択する。この選択においては、節目の出来事を説明するページにA氏本人のみを載せたい場合、60〜100の比率を入力する。すると、データベースの重要度リストからこの比率に応じた写真の画像データが読み出され、CRT4の画面に順次表示される。
【0029】
オペレーターは、自叙伝の素案に従い、表示画像から最適の写真画像を選択し、図5に示す如く1ページ目の文章中に写真画像Pを貼り付ける。また、次のページに例えば、両親と一緒の写真画像を載せたい場合、50〜100の比率を入力すると、父、母、A氏を含む、親子3人の組み合わせ写真の画像データが読み出され、CRT4の画面に表示される。そして、親子3人が映った写真のうちの何れかを選択すると、2ページ目の文章中に写真画像Pが貼り付けられる。
【0030】
このようにして、全ページに写真画像Pを挿入し、校正を行って編集を終了すると、画像による自叙伝制作データが生成される。この自叙伝制作データは、A氏のチェックを受ける必要があり、通常、プリンタ13を使用してプリントアウトしたものが提供されるが、インターネットを利用しA氏のパソコンP1側に送信してもよい。
【0031】
そして、依頼者A氏のチェックを受けた最終の自叙伝制作データは、自叙伝のオリジナル原稿ともいえるので、プリンタ13によりプリントアウトし、製本して簡便に提供することができる。また、必要に応じてハードディスク14にファイル名を付して保持しておいてもよいし、ディスクドライブを用いてDVD等の光ディスクに書き込み、保存したものを依頼者その他に提供することも可能である。
【0032】
さらに、遠方からの要望に応じて、インターネットを利用し送信するといったこともできる。この場合は、所定の認証手続きとして、予め設定されたIDやパスワードの確認後に配信する。
【0033】
図6は、結婚式用写真集の一例を示す説明図である。
この結婚式用写真集を制作する場合は、結婚式場側が依頼者の要望に基づいて素案を作成した後、本システム用のパソコン1により編集、制作するものとする。まず、写真集制作のフォーマットに文章やデコレーション用のサインを入力した後、各ページのスペースに挿入すべき写真を選択する。この選択においても、上記と同様に節目の出来事を説明するページにA氏本人のみを載せたい場合は、60〜100の比率を入力すればよい。
【0034】
すると、この比率に応じた写真の画像データが読み出され、CRT4の画面に順次表示されるので、素案に基づき表示画像から最適の写真画像を選択し、図6に示すように、1ページ目の文章中に写真画像Pを貼り付ける。
【0035】
また、次のページの上段に例えば、母親と一緒の写真画像を載せたい場合、50〜100の比率を入力すると、親子3人の写真の画像データが読み出され、CRT4の画面に表示される。そして、この中から何れかを選択すると、2ページ目の文章上段に写真画像Pが貼り付けられる。
【0036】
さらに、同ページの下段に兄弟と一緒の写真画像を載せたい場合、30〜70の比率を入力すると、兄弟の写真の画像データが読み出され、CRT4の画面に表示される。そして、この中から兄弟と一緒の何れかを選択すると、2ページ目の文章下段に写真画像Pが貼り付けられる。
【0037】
このようにして、全ページに写真画像Pを挿入し、校正を行って編集を終了すると、結婚式用写真制作データが生成される。この制作データは、チェックを受けた後、プリントアウトし写真集として提供することができる。
【0038】
図7は、家系図写真集の一例を示す説明図である。
この家系図写真集を制作する場合は、出版社が依頼者の要望に基づいて素案を作成した後、本システム用のパソコン1により編集、制作するものとする。まず、家系図写真制作のフォーマットに配列すべき写真を選択する。この選択において、例えば、長男である依頼者Aを基準に数世代前からの親族の写真を配列したい場合、20〜100の比率を入力すればよい。
【0039】
すると、この比率に応じた写真の画像データが読み出され、CRT4の画面に順次表示されるので、素案に基づき表示画像から最適の写真画像を選択し、図7に示すように、家族関係の説明文に写真画像Pを貼り付ける。
【0040】
このようにして、全ページに写真画像Pを挿入し、校正を行って編集を終了すると、家系図写真制作データが生成される。この制作データも、チェックを受けた後、プリントアウトして製本し家系図写真集として提供することができる。
【0041】
また、ハードディスク14にファイル名を付して保持しておいてもよいし、ディスクドライブを用いてDVD等の光ディスクに書き込み、保存したものを依頼者その他に提供することも可能である。さらに、遠方からの要望に応じて、インターネットを利用し送信するといったこともできる。
【0042】
なお、上記実施の形態では、主な出来事を基準にして写真を選択し、各種の人物史を制作する場合について説明したが、特定のテーマで写真集を作りたいとき等には、図4に示した重要度リストのうち、節目以外の事をも選択してその比率を用いるのもよい。これにより、友人・知人が多い写真集を制作することもできる。
【0043】
また、人物史の他に団体史として社史を制作することもできる。この編集、制作の基本作業は、上記人物史のうちの自叙伝等とほぼ同様で、簡便に行える
さらに、人物史や社史の他に各種記念史、出版物等の制作にも広く採用することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の思い出バンクシステムによれば、制作制御手段が人物史や団体史制作の指令内容に従い、選択された人物、団体およびそれらの関連データを記憶手段のデータベースから読み出して所定の方式により分類し、かつ編集処理することにより、写真画像の配列を標準とした人物史制作データや団体史制作データを生成するので、これらの制作データから自叙伝、伝記その他の人物史や団体史等を効率良く制作することができる。
【0045】
また、記憶手段が光ディスクであると、写真等の画像情報、静止画や動画を含む映像情報および音声情報からなるマルチメディア情報とともに、個人史や団体史等の制作データを記録しておくことにより、各種データを簡便に提供できる。そして、必要に応じてデータを直ぐに取り出すことができるので、従来のように、自宅で保管しているはずの写真、オーディオテープ、ビデオテープ等が散逸し必要なときに見つからなくて困るといったことがなくなる。
【0046】
さらに、記憶手段に記録される情報は、分散されることがないので、自叙伝等を制作する場合、正確を期するため調査会社に写真の撮影年代の調査を依頼した際、高額な経費を要することを知って自叙伝の制作意欲が損なわれようなこともなくなる。加えて、冠婚葬祭業界等では、写真集の提供の他に依頼者の要望に応えて動画を映したり、様々にアレンジした映像・音声を表示できるといった効果がある。
【0047】
また、所定の分類方式が、選択された人物を基準に、親族では親等、その他の関係者では親密度の度合いにより各人を段階的に異なる比率でランク付けした重要度リストに基づくものであるから、個人史や団体史の制作内容に応じて各種情報を簡便に効率良く編集処理できる利点がある。
【0048】
また、制作制御手段が、式用写真集制作指令に従い、選択された人物を基準に写真画像を編集し、さらに映像情報および音声情報を付加して結婚式や葬式の写真集制作データを生成することから、結婚式では写真集に加えて動画を映写したり、ビデオ装置のように映像・音声を簡便に再生表示することができる利点がある。
【0049】
また、制作制御手段が、家系図制作指令に従い、選択された人物を基準に数世代前からの親族の写真画像を編集して家系図制作データを生成することから、選択された人物を基準にして直ぐに家系図を制作できる利点がある。
【0050】
また、制作制御手段が、情報処理装置からのアクセスがあると、所定の認証処理を経た後、そのアクセス内容に応じた制作データを配信することから、いつでも、誰でも、何処からでも必要なデータを利用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の思い出バンクシステムの一実施例を示すブロック線図である。
【図2】図1の思い出バンクシステムによるネットワーク構成図である。
【図3】出来事を中心にした写真画像データの一例を示す説明図である。
【図4】写真画像の分類の基準とする重要度リストの一例を示す説明図である。
【図5】自分史制作の一例を示す説明図である。
【図6】結婚式用写真集の一例を示す説明図である。
【図7】家系図写真集の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 入力手段
14 記憶手段
15 制作制御手段
Claims (6)
- 静止画や動画の画像映像情報を整理編集して、自伝や伝記等を制作するのを支援する思い出バンクシステムであって、
前記画像映像情報の入力を受ける手段と、
入力された画像映像情報を、その画像映像に写った人物、及びその人物とその画像映像情報との関連度を対応づけて記憶する情報記憶手段と、
人物ごとに固有の人物識別情報の入力を受けることで、その人物識別情報に基づき情報記憶手段を検索して、その人物に対応した画像映像情報を取得可能とされ、且つ前記関連度を利用して、一定以上その人物に関連のある画像映像情報を取得して出力可能な手段と
を備えることを特徴とする思い出バンクシステム。 - 前記各画像映像情報には、複数の人物識別情報と関連度が付されていることを特徴とする請求項1に記載の思い出バンクシステム。
- 前記関連度は、指定された人物を基準に、親族では親等、その他の関係者では親密度の度合いにより各人を段階的に異なる比率でランク付けした重要度リストに基づくものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の思い出バンクシステム。
- 特定人物に関連のある画像映像情報を出力する前記手段は、家系図制作指令に従い、指定された人物を基準に数世代前からの親族の写真画像を編集して家系図制作データを生成することを特徴とする請求項3に記載の思い出バンクシステム。
- 特定人物に関連のある画像映像情報を出力する前記手段は、式用写真集制作指令に従い、指定された人物を基準に画像映像情報を取得して、結婚式や葬式等の写真集制作データを生成することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の思い出バンクシステム。
- 前記各手段はサーバに備えられており、このサーバは複数の端末にインターネットを介して接続されており、
特定人物に関連のある画像映像情報を出力する前記手段は、端末からアクセスがあると、所定の認証処理を経た後、そのアクセス内容に応じた制作データを送信することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の思い出バンクシステム。
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