JP2004336153A - カメラ式車両感知器の露光制御方法及び装置 - Google Patents

カメラ式車両感知器の露光制御方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】撮影した画像を所定時間ごとに入力し、入力された各画像のデータに基づいて、画面の輝度を算出し、過去の時間にわたって入力された複数の画面の輝度の移動平均値を算出し、この移動平均値と目標輝度との差がなくなるように、露光制御を行う。
【効果】画面の1フレームだけの輝度を利用するのではなく、複数フレームの輝度の移動平均値を用いて露光制御をすることによって、一時的な外乱に対する輝度変化のオーバーシュートを小さくすることができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラにて道路を撮影して画像処理することにより、道路上の車両を検知することができるカメラ式車両感知器に関し、特にそのカメラの露光制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路上の車両を感知する車両感知器として、超音波式のものがよく知られている。この超音波式は道路の上から下に向けて超音波を発射し、その反射波の到達時間を検出することにより車両の計測を行うものであるが、一台ごとの車両の特徴を検出することまではできない。
そこで、カメラにて道路を撮影して画像処理することにより、車両の特徴を検出し、車両のナンバープレートなどの特定もできるカメラ式車両感知器が知られている。
【0003】
【特許文献1】特開2001−021958号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このカメラ式車両感知器で行われる、カメラのEE (Electric Eye camera) 制御(被写体に当たる光の強弱に応じて自動的に露出を調節する制御)は、追従性が速いため、画面の大部分を占める大きな車両が通過した場合など、その車両の色によって、露光時間制御や絞り制御が不必要に動作してしまう。そのため、例えば白い屋根の大型貨物トラックが通過した後は、しばらく露光時間制御や絞り制御が効きすぎて、暗い画像になってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、画面の輝度の追従性を損なわずに、かつ外乱に対する輝度変化の過追従(オーバーシュート)を小さくすることができるカメラ式車両感知器の露光制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラ式車両感知器の露光制御方法は、カメラ式車両感知器で撮影した画像を所定時間ごとに入力し、入力された各画像のデータに基づいて、画面の輝度を算出し、過去の時間にわたって入力された複数の画面の輝度の平均値(移動平均値という)を算出し、この移動平均値と目標輝度と比較し、移動平均値と目標輝度との差がなくなるように、露光制御を行う方法である(請求項1)。
【0007】
前記の方法によれば、画面の1フレームだけの輝度を利用するのではなく、複数フレームの輝度の移動平均値を用いて露光制御をすることによって、一時的な外乱に対する輝度変化のオーバーシュートを小さくすることができる。
前記の移動平均値を用いた制御に加えて、露光制御の更新間隔を、移動平均値と目標輝度との差に応じて、差が小さいほど更新間隔が長く、差が大きいほど更新間隔が短くなるように変化させることが好ましい(請求項2)。移動平均値と目標輝度との差に応じて、制御間隔を調整することにより、過制御を防止でき、外乱に対しても安定した露光制御ができる。
【0008】
前記移動平均値を算出する場合に、過去の時間にわたって入力された画面の輝度の最大値と最小値とを除外して算出することが好ましい(請求項3)。これによって、画面の輝度の瞬間的、突発的な変化を無視することができるので、制御の安定性が増す。
前記露光制御は、カメラの露光時間制御又は絞り制御であってもよい(請求項4)。
【0009】
また、本発明の露光制御装置は、請求項1記載の露光制御方法と同一の発明に係る装置である(請求項5)。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の露光制御装置を適用したカメラ式車両感知システムの概略構成図である。
道路の近傍に設置されたポール2の上部にカメラ式車両感知器1が取り付けられている。このカメラ式車両感知器1から、道路の交通状態を収集する交通情報センター3のパーソナルコンピュータ4まで通信回線5が接続されている。通信回線5は、有線/無線のいずれか又はこれらの結合でもよく、専用回線、公衆通信回線を問わない。
【0011】
図2は、カメラ式車両感知器1の内部構成を示すブロック図である。カメラ式車両感知器1は、カメラと、カメラ11の動作を制御するカメラDSP(Digital Signal Processor)12と、画像処理装置13と、通信インターフェイス14とを有する。
カメラ11は、レンズ系15とイメージセンサ16とを含んでいる。レンズ系15における開口絞り量は、カメラDSP12からの絞り制御信号に基づいて調整される。
【0012】
カメラ11の視野は、道路(図示せず)に向けられており、カメラ11は道路状態を撮影しその撮影画像をイメージセンサ16に形成する。イメージセンサ16上に形成された画像のデータは、カメラDSP12へ出力される。イメージセンサ16の露光時間(シャッタ速度に相当)は、カメラDSP12からの露光時間制御信号に基づいて調整される。
画像処理装置13は、路面領域の画像データを生成する。この画像を「基準画像」という。基準画像データに基づき、車両の検出、ナンバープレート読取り、車両の速度検出、渋滞長検出などを行い、交通流を把握するための各種の情報を得る。これらの情報は、通信インターフェイス14、通信回線5を通して交通情報センター3まで伝送される。
【0013】
また画像処理装置13は、基準画像データに基づき、カメラ11の露光制御を実行する。露光制御の結果は、カメラDSP12を通してイメージセンサ16の露光時間制御やレンズ系15の絞り制御に用いられる。基準画像データの作成取り込み時間間隔を、以下、k(秒)と表記する。
図3は、画像処理装置13の行う露光制御の概要を説明するためのグラフである。横軸に時刻、縦軸に輝度と露光時間をとっている。露光制御は、夜間、朝、昼間、夕方別に実行される。夜間はヘッドライトの撮影が目的であり、図3に示すように露光時間固定の制御が行われる。昼間は車体やナンバープレートの撮影が目的であり、基準画像の輝度を一定とするための制御が行われる。この一定の輝度を「目標輝度」という。なお、目標輝度は昼間常に一定であるとはかぎらない。その日の時間帯ごとに目標輝度を変えてもよく、その日の天候に応じて目標輝度を変えてもよい。
【0014】
朝は、夜間制御から昼間制御につなぐため露光時間を長くしていく制御を行う。露光時間を長くしていくのは、夜間はヘッドライトの撮影が目的なので露光時間が比較的短くてよいが、朝は、車体等の撮影のためにイメージセンサ16の露光量を増大させる必要があり、このために露光時間を徐々に長くしていく必要があるからである。夕方は、昼間制御から夜間制御につなぐため露光時間を短くしていく制御を行う。
【0015】
以下、昼間における、基準画像の輝度を目標輝度に維持するための露光制御内容を、図4を用いて説明する。図4は、カメラ11の露光時間制御内容を説明するためのブロック図である。
画像処理装置13は、基準画像データに対して、画面にわたって輝度平均値を算出する。そして、この輝度平均値と、目標輝度との差を算出して、この差に応じて露光時間や絞りの増減を行う。
【0016】
図4の「基準画像」ブロックでは、基準画像データを取り込む。「輝度平均算出」ブロックでは、基準画像データの画面全体にわたる輝度の平均値を算出する。本実施形態では、過去に取り込んだ基準画像データも考慮した移動平均をとることにしている。
図5は、輝度平均算出方法を示すためのグラフであり、横軸に時刻t、縦軸に平均輝度をとっている。丸い点は、それぞれk秒ごとに取り込んだ基準画像データの、画面全体にわたる輝度の平均値を表す。以下、基準画像データの取り込み時刻をt1,t2,t3,...,ti,...と書く。なお、ti+1−ti=kの関係がある。移動平均は、時刻t1,t2,t3,...,ti,...ごとに、過去の所定時間Tにわたる輝度データについて、輝度の平均をとることにより算出する。所定時間Tは任意に設定できるが、例えばT=7kにとる。時刻tiにおいて取得された輝度平均値をI(ti)と書く。図4では、時刻t1から遡った過去の時間Tにわたって平均をとる範囲を実線で示しており、この範囲において算出した移動平均値がI(t1)となる。また時刻t1の次の取り込み時刻t2から遡った過去の時間Tにわたって平均をとる範囲を破線で示しており、この範囲において算出した移動平均値がI(t2)である。
【0017】
さらに本実施の形態においては、前記範囲内の輝度データの平均をとるにあたり、最大のもの及び次に大きなものを除き、最小のもの及び次に小さなものを除いている。図4を参照すると、時刻t1の移動平均データは、実線の範囲内で、最大の輝度データa及び次に大きな輝度データe、並びに最小の輝度データc及び次に小さな輝度データdを除いて平均をとって算出する。時刻t2の移動平均データは、破線の範囲内で、最大の輝度データe及び次に大きな輝度データb、並びに最小の輝度データc及び次に小さな輝度データdを除いて平均をとって算出する。この最大最小を除外するのは、瞬時的に突出したデータを除外することにより、平均演算の信頼性、安定性を向上させるためである。
【0018】
このようにして取得された輝度平均値と、目標輝度との輝度差を算出する。目標輝度をI0とし、取得された輝度平均値I(ti)とI0との差I(ti)−I0をΔI(ti)と書く。
本発明では、取得された輝度平均値と目標輝度との輝度差ΔI(ti)を算出する時間間隔(更新間隔という)を、輝度差ΔI(ti)に応じて可変にしている。具体的には、基準画像データの作成取り込み時間間隔を前述したようにkとすると、輝度差の絶対値|ΔI(ti)|がしきい値を超えたときは、時間kごとに露光制御(露光時間の増減や絞りの増減)を行い、輝度差の絶対値|ΔI(ti)|がしきい値を超えていないときは、それより長い時間ごとに露光制御を行う。
【0019】
露光時間の補正量をτ及び−τとする。露光制御は、更新1回あたり露光時間をτだけ変化させる。補正量τは、ΔI(ti)が正のときに負の値をとり、ΔI(ti)が負のときに正の値をとる。
図6は、輝度差と更新間隔との具体的関係を例示したグラフである。輝度差のしきい値を2種類設定し、それぞれ±A,±Bで示している。また、更新間隔を3種類設定し、輝度差の絶対値|ΔI(ti)|がしきい値A以下のときは、時間kごとに露光制御を行い、輝度差の絶対値|ΔI(ti)|がしきい値Aを超えB以下のときは、時間Mk(Mは1以上の整数で一定)ごとに露光制御を行い、輝度差の絶対値|ΔI(ti)|がしきい値Bを超えたときは、時間Lk(Lは1以上の整数で一定;L>M)ごとに露光制御を行っている。数値A,Bや、数値M,Lは限定されないが、数値例をあげると、輝度を256の階調数で表した場合にA=10,B=20、M=2,L=5である。
【0020】
図7は、輝度差と更新間隔とのさらに他の具体的関係を示すグラフである。輝度差のしきい値を、図6と同様に2種類設定し、それぞれ±A,±Bで示し、更新間隔をk.Mk(Mは1以上の整数で一定)の2種類設定している。そして、輝度差がAとBとの間で、更新間隔は、Mkとkとの間を連続的に直線状に変化する。
図8は、輝度差に応じて露光制御間隔を可変とする制御内容を示すグラフであり、横軸に時刻t、縦軸に輝度差ΔI(ti)と、露光時間補正量をとっている。輝度差ΔI(ti)は折れ線グラフで示している。輝度差と更新間隔との具体的関係は図6のグラフに従うものとし、輝度差のしきい値は、10と20で示し、更新時間は、kを1秒とし、M=2,L=5としている。一回の露光時間補正量τは300μsecとする。
【0021】
輝度差ΔI(ti)は、ti=0(秒)からti=10(秒)までは、しきい値10以内であるので、更新時間は、5秒となる。露光補正の更新はti=5(秒)の時点とti=10(秒)の時点で行われる。露光時間補正量はti=5(秒)の時点では、輝度差ΔI(t5)>0なので、−τである。ti=10(秒)の時点では、輝度差ΔI(t10)=0なので、露光時間補正量は0である。ti=11(秒)の時点では輝度差ΔI(t11)がしきい値10を超えるので、更新時間は2秒となり、つぎのti=13(秒)の時点で更新を行う。ti=12(秒)の時点では輝度差ΔI(t12)がしきい値20を超えるので、更新時間は1秒となり、更新時点はやはりつぎのti=13(秒)の時点である。露光時間補正量はti=13(秒)の時点では、輝度差ΔI(t13)>0なので、−τである。ti=13(秒)の時点では輝度差ΔI(t13)がしきい値20を超えるので、更新時間は1秒となり、つぎのti=14(秒)の時点で更新を行う。ti=14(秒)の時点でも輝度差ΔI(t14)がしきい値20を超えるので、更新時間は1秒となり、つぎのti=15(秒)の時点で更新を行う。ti=15(秒)の時点では輝度差ΔI(t15)がしきい値20を下回るが10を超えるので、更新時間は2秒となり、つぎのti=16(秒)の時点で更新を行う。以下、同様のルールで、更新を続けていく。
【0022】
このように、移動平均値と目標輝度との差に応じて、差が小さいほど更新時間を長く調整することにより、過制御を防止でき、外乱に対しても安定した露光制御ができる。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。例えば、前記のカメラ式車両感知システムでは、画像処理装置13はカメラ式車両感知器1に設けられていたが、これに限定されるものではなく、カメラ式車両感知器1と通信回線5でつながったパーソナルコンピュータ4の中に設けてもよい。また、前述の形態では、露光制御の対象として露光時間を取り上げたが、絞り量を制御してもよい。この場合、露光時間を長くすることは絞り量を大きくすることに対応し、露光時間を短くすることは絞り量を小さくすることに対応する。その他、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
【0023】
【実施例】
図9は、車両を消去しないで得た道路の撮影画像データに基づき、輝度差に応じて露光制御間隔を可変とする本発明の制御を行って、画面平均輝度と露光時間の時間推移を測定した結果を示すグラフである。横軸は時刻、縦軸は、輝度を256の階調数で表した場合の平均輝度と、露光時間を示している。目標輝度を110としている。測定条件の数値は、図8で例示したのと同様である。点線は1画面の平均輝度を表し、実線は7画面にわたる移動平均輝度をあらわしている。また太線は露光時間を表している。円(1)で囲んだところは、白い屋根の貨物トラックが通過したことを示している。平均輝度は瞬間的に高くなるが、移動平均を使用した本発明の効果により、このような外乱の影響を回避し、安定した露光制御が行える。円(2)で囲んだところは、8秒間レンズをわざと黒い物体で覆い、取り除いたときの様子を示す。黒い物体での前を覆ったことにより、平均輝度が著しく低下し、露光制御が輝度を高くする方向に働いて、露光時間を長くしている。ところが、黒い物体を取り除いた直後に画面が明るくなっても、露光制御の更新間隔を変化させるようにした本発明の効果により、露光時間の追従遅れは少なく、かつ、制御の行き過ぎ(オーバーシュート)も少なくすることができている。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、入力画像の輝度の移動平均値を算出し、この移動平均値と目標輝度との差に応じて、露光制御更新間隔を変化させることによって、画面の輝度の追従性を損なわずに、かつ外乱に対する輝度変化のオーバーシュートを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光制御装置を適用したカメラ式車両感知システムの概略構成図である。
【図2】カメラ式車両感知器1の内部構成を示すブロック図である。
【図3】露光制御の概要を説明するためのグラフである。
【図4】基準画像の輝度を目標輝度に維持するための露光制御内容を説明するためのブロック図である。
【図5】輝度平均算出方法を示すためのグラフである。
【図6】輝度差と更新間隔との具体的関係を例示したグラフである。
【図7】輝度差と更新間隔とのさらに他の具体的関係を示すグラフである。
【図8】輝度差に応じて露光制御間隔を可変とする制御内容を示すグラフである。
【図9】車両を消去しないで得た道路の撮影画像データに基づき、輝度差に応じて露光制御間隔を可変とする本発明の制御を行って、画面平均輝度と露光時間の時間推移を測定した結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 カメラ式車両感知器
2 ポール
3 交通情報センター
4 パーソナルコンピュータ
5 通信回線
11 カメラ
12 カメラDSP
13 画像処理装置
14 通信インターフェイス
15 レンズ系
16 イメージセンサ

Claims (5)

  1. カメラ式車両感知器で撮影した画像を所定時間ごとに入力し、
    入力された各画像のデータに基づいて、画面の輝度を算出し、
    過去の時間にわたって入力された複数の画面の輝度の平均値(移動平均値という)を算出し、
    この移動平均値と目標輝度と比較し、移動平均値と目標輝度との差がなくなるように、露光制御を行うことを特徴とするカメラ式車両感知器の露光制御方法。
  2. 前記露光制御の更新間隔を、移動平均値と目標輝度との差に応じて、差が小さいほど更新間隔が長く、差が大きいほど更新間隔が短くなるように変化させることを特徴とする請求項1記載のカメラ式車両感知器の露光制御方法。
  3. 前記移動平均値を算出する場合に、過去の時間にわたって入力された画面の輝度の最大値と最小値とを除外して算出することを特徴とする請求項1記載のカメラ式車両感知器の露光制御方法。
  4. 前記露光制御は、カメラの露光時間制御又は絞り制御であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のカメラ式車両感知器の露光制御方法。
  5. カメラ式車両感知器のカメラで撮影した画像のデータに基づいて、画面の輝度を算出する画面輝度算出手段と、
    過去の時間にわたって入力された画面輝度の平均値(移動平均値という)を算出する移動平均算出手段と、
    この移動平均値と目標輝度と比較し、移動平均値と目標輝度との差が0になるように、露光制御を行う露光制御手段とを有することを特徴とするカメラ式車両感知器における露光制御装置。
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