JP2004334576A - 統合監視システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】統合監視システム1は、監視対象システム2aから第1の電子情報、および監視対象システム2bから第2の電子情報を受信するメッセージ受信部12と、第1および第2の電子情報を、共通ルール記憶部16に記憶されている共通ルールに基づいて処理をして、第3の電子情報を出力する共通処理部111と、一つの第3電子情報をコピーして、複数の第3の電子情報を出力する分配処理部112と、複数の第3の電子情報のそれぞれに対して、グループ別ルール記憶部15に記憶されている互いに異なるグループ別ルールを適用して処理をするグループ別処理部113と、グループ別処理後の電子情報を、グループ別に出力する表示制御部13とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムの運用を監視する技術に関し、特に複数のシステムを統合的に監視する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のシステムの運用を統合的に監視するシステムは、いろいろと提案されている(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−222316号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
監視対象のシステムの規模が大きくなればなるほど、そのシステムの監視を行う者も増えるが、それぞれの者の所掌範囲は、システムの基盤技術に関する範囲や、業務アプリケーションに関する範囲や、経営に関する範囲など、細分化する傾向にある。従って、監視対象のシステムから収集したそれぞれの情報を、必要とする者に提供することは、仕事の効率という観点から非常に重要である。
【0005】
しかし、従来の統合監視システムは、複数の監視システムを単にまとめたものや、監視対象システムから通知されるメッセージのフォーマットの相違を吸収するものであり、上記のような点は考慮されていない。
【0006】
本発明の目的は、複数システムを統合的に監視するときに、監視を行う者に対して、それぞれの者が必要とする情報を適切に提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの実施形態に従う統合監視システムは、第1のコンピュータシステムおよび第2のコンピュータシステムを統合監視するシステムであって、第1のコンピュータシステムからの第1の電子情報、および第2のコンピュータシステムからの第2の電子情報を受信する手段と、前記受信手段が受信した第1および第2の電子情報を、共通ルールに基づいて処理をして、第3の電子情報を出力する共通処理部と、一つの第3電子情報をコピーして、複数の第3の電子情報を出力する複数化処理部と、前記複数の第3の電子情報のそれぞれに対して、互いに異なるグループ別ルールを適用して処理をするグループ別処理部と、前記グループ別処理後の電子情報を、グループ別に出力する出力部とを備える。
【0008】
好適な実施形態では、前記共通ルールおよび前記グループ別ルールは、いずれも複数のステップからなり、前記各ステップでの処理内容を定義したルールであってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態に係る運用監視システムついて、図面を用いて説明する。図1は、本システムの全体構成を示す図である。本システムは、複数のシステムを監視する統合監視システム1と、監視対象のシステム2(2a、2b)と、監視端末3(3a,3b)とを備える。
【0010】
統合監視システム1、監視対象システム2および監視端末3は、いずれも例えば汎用的なコンピュータシステムにより構成され、以下に説明する各システム等の個々の構成要素または機能は、例えば、コンピュータプログラムを実行することにより実現される。
【0011】
監視対象システム2は、それぞれ、複数の情報処理装置を含み、各情報処理装置をノードとして管理する。各ノードでは、種々の業務用プログラムなどのアプリケーションが動作する。また、監視対象システム2では、それぞれのシステム内のノードを管理するための運用監視システムが動作していてもよい。そして、各監視対象システム2は、それぞれのシステム内で発生したイベントを通知するためのメッセージを、統合監視システム1へ送信する。ここで、イベントには、例えば、各システム内の運用監視システムが出力するエラー情報、警告情報、アプリケーションの開始・終了通知、外部からの侵入警報、およびその他の通知を含む。
【0012】
監視端末3は、統合監視システム1が収集した情報を取得して、図示しない表示装置に表示させる。ここで、統合監視システム1は、監視対象システム2からのメッセージを複数のグループに分けて出力する。グループ分けの例としては、システム運用者、業務担当者、および経営者などの業務内容でグループ分けする場合、あるいは、監視システム2aの関係者および監視システム2bの関係者などのシステム別にグループ分けする場合などがある。このため、各監視端末3はいずれかのグループに対応付けられている。図1の例では、監視端末3aがシステム運用者グループ、監視端末3bが業務担当者グループとそれぞれ対応付けられている。
【0013】
統合監視システム1は、イベント処理部11と、メッセージ受信部12と、表示制御部13と、受信したメッセージを記憶するメッセージログ14と、各グループに固有なルールを記憶するグループ別ルール記憶部15と、全グループに共通なルールを記憶する共通ルール記憶部16と、各グループ別に出力する画面を生成するための画面情報を記憶するグループ別画面記憶部17と、各グループに分配するためのルールを記憶する分配ルール記憶部18とを備える。
【0014】
メッセージ受信部12は、監視対象システム2から送られてくるメッセージを受信する。そして、受信したメッセージをメッセージログ14へ格納する。メッセージ受信部12が受信するメッセージは、例えば、各監視対象システム2で動作している運用監視システムが生成したものでもよい。メッセージ受信部12は、受信したメッセージのフォーマットが共通フォーマットでないときは、共通フォーマットへ変換する。
【0015】
ここで、共通フォーマット50は、例えば図2に示すように、レコードID51と、送信元のシステム名52と、発生元ノードID53と、発生元アプリケーション(AP)名54と、重大度55と、イベントの発生日時56と、イベントID57と、メッセージテキスト58とを備える。
【0016】
レコードID51は、メッセージログ14内のレコードを一意に識別するための識別情報である。発生元ノードID53は、イベントを生じさせたノードを識別するための情報であり、例えば、ノードのIPアドレスである。発生元AP名54は、発生元ノードでイベントを生じさせたアプリケーション名を示す。重大度55は、イベントの重大度を示す。重大度55は、後述する共通処理で設定される。重大度55には、例えば、致命的、重大、軽度、警告、通知などが設定される。イベントID57は、例えば、エラー、通知、応答などのメッセージの種別が設定される。メッセージテキスト58は、文字列が格納される。
【0017】
イベント処理部11は、さらに、共通処理部111と、分配処理部112と、グループ別処理部113、処理履歴記憶部115と、保留イベント記憶部116とを有する。
【0018】
処理履歴記憶部115は、共通処理部111およびグループ別処理部113が行った処理の内容を履歴として記憶する。
【0019】
保留イベント記憶部116は、共通処理部111およびグループ別処理部113において、出力が保留されたイベントを記憶する。
【0020】
共通処理部111は、メッセージログ14に記憶されているメッセージをレコード単位に取得して、全レコードに対して共通の処理を行う。共通処理部111は、共通ルール記憶部16に記憶されている具体的な処理に関するルールを取得し、共通処理部111はそれに従って処理を行う。共通処理部111が各レコードに対して処理を行うと、レコード内の項目の一部または全部が変更されたり、新たな値が設定されたりする。このとき、共通ルールに従った処理を行っても、予め設定されている値が共通ルール通りであるときには、結果的にレコード内のいずれの項目も変更されない場合もある。さらに、共通処理部111は、メッセージログ14から取得したレコードに基づいて、共通ルールに従い、新たなレコードを生成することもできる。
【0021】
共通ルール記憶部16は、受信したすべてのメッセージに対して共通して処理を施すときの、全グループに共通したルールを記憶する。共通処理部111は、共通ルール記憶部16を参照して、共通ルールに従った処理を行う。共通ルール記憶部16には、例えば、以下のような10ステップの共通ルールが記憶されていて、共通処理部111は、各レコードについてステップ1からステップ10までを順次実行する。なお、ステップ1からステップ10の各ステップは、いずれも省略することができる。すべてのステップが省略されたときは、共通処理では何も変換が行われない。
【0022】
ステップ1 フィルタリング
ステップ1では、統合監視システム1が受信したメッセージのうち、本システムで必要とするメッセージ以外のものを破棄する。破棄されたメッセージについては、以下の処理は行われない。メッセージを破棄するかどうかはメッセージに含まれているイベントの内容、例えば、イベントID57の内容を参照して判断する。
【0023】
ステップ2 解析処理1
ステップ2では、後続のステップで使用するために、通知されたメッセージに含まれているイベントの内容を解析して、メッセージログ14に記憶されているレコードの所定の項目に値を設定したり、変更したりする。例えば、メッセージテキスト58に含まれる文字列を解析して重大度55を定め、各レコードに格納する。
【0024】
ステップ3 アクションの実行処理2
ステップ3では、通知されたイベントの内容に基づいて、所定の処理(アクション)を実行する。所定の処理には、例えば、OS(Operating System)などのコマンドの実行、あるいはメール送信などを含む。なお、ここで実行された処理の内容は、処理履歴記憶部115に蓄積される。
【0025】
ステップ4 過去イベントとの相関処理1
ステップ4では、通知されたイベントが、過去に発生したイベントと所定の関連付けがされているものであるときに、所定の処理を実行する。例えば、ステップ4では、2つのルール条件を設定することができる。まず、通知されたイベントが所定の条件を満たすかどうかを判定する(ルール4−1)。そして、この条件を満たすときには、メッセージログ14を参照して、過去に発生したイベントの中に今回のイベントと関連付けられている所定のイベントが1件あったかどうかを判定する(ルール4−2)。過去イベントに所定のイベントがあれば、所定の処理が実行される。なお、過去イベントとして参照する範囲は、所定時間内(例えば、現在から一定時間前まで)としてもよい。
【0026】
ステップ5 過去イベントとの相関処理2
ステップ5は、ステップ4と同様に、通知されたイベントが過去に発生したイベントと関連づけられているものであれば、所定の処理が実行される。つまり、通知されたイベントが所定のイベントであり(ルール5−1)、過去イベントとの関連があれば(ルール5−2)、あらかじめ定められた処理が実行される。ただし、ルール4−2では、今回のイベントと関連付けられている所定のイベントが1件あればアクションが実行されるが、ルール5−2では、指定された件数の過去イベントとマッチしたときにアクションが実行される。
【0027】
ステップ6 保留イベントの処理
ステップ6では、過去に出力が保留されているイベントを参照し、保留イベントの中に通知されたイベントと関連付けられているものがあれば、所定の処理を実行する(保留イベントについてはステップ8参照)。例えば、このステップでは、2つのルール条件を設定することができる。まず、通知されたイベントが所定の条件を満たすかどうかを判定する(ルール6−1)。そして、この条件を満たすときには、過去に出力が保留されているイベントを記憶した保留イベント記憶部116を参照して、今回のイベントと関連付けられている所定のイベントが保留されているかどうかを判定する(ルール6−2)。保留イベント記憶部116に所定のイベントが保持されていれば、あらかじめ定められた処理が実行される。あらかじめ定められた処理としては、例えば、保留イベントの保留状態を解除することにより、保留イベントをイベントビュー(後述する)に表示する処理などがある。なお、保留イベントに対する処理は、グループ別処理で行うこともできる。
【0028】
ステップ7 アクション実行履歴処理
ステップ7では、過去に実行した処理の履歴に基づいて定まる所定の処理を実行する。例えば、このステップでは、2つのルール条件を設定することができる。まず、通知されたイベントが所定の条件を満たすかどうかを判定する(ルール7−1)。そして、この条件を満たすときには、過去に実行した処理の履歴を記憶した処理履歴記憶部115を参照して、所定の処理を実行すべきかどうかを判定する(ルール7−2)。ここで、処理履歴記憶部115には、ステップ3で実行された処理(OSなどのコマンドの実行履歴およびメール送信履歴など)等が保持されている。ステップ7の機能を利用すれば、例えば、イベントとしてあるエラーが連続して発生したときに、エラーが発生するたびに連続して所定のコマンドが実行されたり、メールが送信されたりすることを防止することができる。
【0029】
ステップ8 保留判断処理
ステップ8では、通知を受けたイベントの出力を保留するか否かの判断を行う。例えば、通知されたイベントが所定の条件を満たすときは、そのイベントが発生したことを監視端末3へ出力することを保留する。出力が保留されたイベントは、保留イベント記憶部116に格納される。ステップ8では、あるイベント発生の表示を一時的に抑制し、そのイベントに対する処理が完了するとその抑制を解除して、実行結果と併せて出力することができる。
【0030】
ステップ9 解析処理2
ステップ9では、ステップ2と同様の解析処理を行う。このステップでは、ステップ3以降を実行した後でないと実行できないような解析処理に関するルールが設定される。
【0031】
ステップ10 アクションの実行処理2
ステップ10では、ステップ3と同様のアクション実行処理を行う。このステップでは、ステップ4以降を実行した後でないと実行できないようなアクション実行処理に関するルールが設定される。
【0032】
分配処理部112は、共通処理部111が処理を施したメッセージのレコードを、複数のグループに対して分配する処理を行う。例えば、各グループが必要とするイベントは、分配ルール記憶部18に記憶されている分配ルールにおいてあらかじめ定められている。分配処理部112は、共通処理後のレコードについて、例えば、イベントID57を参照して、各レコードに保持されているイベントの種類を判別する。分配ルールを参照して、そのイベントの通知を必要とするグループを特定する。そして、そのイベントの通知を必要とするグループが複数あるときは、レコードのコピーを行ってそのグループ数だけレコードを生成して、各グループ別処理部113へ通知する。
【0033】
グループ別処理部113は、共通処理が施されたあとのメッセージのレコードに対して、各グループに個別な処理を行う。グループ別処理部113は、各グループ別処理のルールをグループ別ルール記憶部15から取得して、各グループ別のルールに従った処理を行う。
【0034】
グループ別ルール記憶部15は、受信したメッセージを各グループ別に処理するためのグループ別ルールを記憶する。グループ別ルール記憶部15に記憶されているグループ別ルールも、上述の共通ルールと同様に上記10ステップから構成することができる。この場合、各ステップでの処理を行うための具体的なルールが、各グループに固有なルールとなっている。そして、グループ別処理部113が、各グループが必要とする共通処理後の各レコードについて、ステップ1からステップ10までを順次実行する。
【0035】
ここで、グループ処理の具体的な例を説明する。例えば、業務担当者グループ用のルールでは、ステップ5において、「CPU(Central Processing Unit)使用率が閾値を超えている」というイベントの発生数を30分間カウントする。ステップ8では、このイベントの通知を最初に受けたときは、保留する。そして、ステップ5でのカウント数がある指定回数を超えている場合は、ステップ6において保留したイベントの保留を解除し、監視端末3bに対して出力する。ステップ10で出力するときは、保留が解除になったイベントを別イベント(例えば、「出荷業務システムの負荷が高く,このままでは30分以内に出荷業務が止まります。」というメッセージ出力)に置き換えて出力してもよい。イベントの置換が行われるときは、もともとの「CPU使用率が閾値を超えている」というイベントはステップ10において破棄される。
【0036】
このようにルールに関する処理を10ステップに分離し,パイプラインで処理することにより,前段で処理したイベント,または加工したイベントに対して,後段で再び加工したり,置換したりすることが可能となる。また前段であるイベントについて判断して新たな内部イベントを発生させ,そのオリジナルのイベントを破棄することもできる。さらに発生させた内部イベントをトリガーにアクションを起こすこともできる。
【0037】
表示制御部13は、グループ別画面記憶部17に記憶されている各グループの画面情報を取得して、それぞれの画面を生成し、対応するグループの監視端末3へ出力する。例えば、イベント処理部11で共通処理およびグループ別処理が施されたメッセージのレコードを取得し、その処理結果に基づいて、それぞれのグループ別画面を生成して各監視端末3に表示させる。
【0038】
例えば、表示制御部13は、図3に示すようなイベント一覧画面100を生成して監視端末3a、3bに表示させる。イベント一覧画面100の項目は、例えば、共通フォーマットと同じ、レコードID110と、システム名120と、発生元ノードID130と、発生元AP名140と、重大度150と、発生日時160と、イベントID170と、メッセージテキスト180とを有していてもよい。
【0039】
ここで、イベント一覧画面100は、全グループに共通な画面であって、表示されるデータ(レコード)が各グループ別に処理をされたデータであってもよい。つまり、表示制御部13は、監視対象システム2から通知されたイベントのうち、システム運用者グループ用のグループ別処理が行われたメッセージのレコードを取得し、イベント一覧画面100を生成して監視端末3aに表示させる。表示制御部13は、業務担当者グループなどの他のグループについても同様に、そのグループ向けのデータを表示したイベント一覧画面100を生成して、そのグループと対応付けられている監視端末3に表示させる。
【0040】
また、図4に示すように、イベント一覧画面100から、システム構成を示した画面200へリンクさせてもよい。例えば、イベント一覧画面100の各レコードの表示101から、そのレコードのイベントと関連する他のウィンドウ200,300へのリンクを設定することもできる。リンク先のシステム構成画面200では、選択されたレコード101が示すイベントを発生させたノード201を他のノードとは異なる表示態様で表示させ、目立たせるようにすることもできる。さらに、リンク先としては、システム構成画面200以外の任意の画面300であってもよい。
【0041】
さらに、表示制御部13は、予め定めてある特定のイベントを検出すると、通常の表示態様とは異なる表示態様の画面を表示させるようにしてもよい。例えば、イベント処理部11から通知を受けたレコードの重大度55が「致命的」であるときは、イベント一覧画面100のそのレコードの表示を赤色としたり、ポップアップウィンドウを表示させたり、特定のアニメーションを表示したりして、注意を喚起することもできる。
【0042】
次に、本実施形態に係る統合監視システム1における全体の処理手順を図5のフローチャートを用いて説明する。
【0043】
まず、監視対象システム2でイベントが生じると、それぞれの監視対象システム2がそのイベントを統合監視システム1へ通知するためのメッセージを送信する。メッセージ受信部12は、このメッセージを受信してメッセージログ14に格納する(S11)。
【0044】
イベント処理部11は、受信メッセージログ14に記憶されているメッセージについて、レコード単位に以下の処理を行う。すなわち、共通処理部111がメッセージログ14に記憶されているレコードに対して共通処理を行う(S12)。共通処理がされたレコードについて、分配ルールに基づいて、そのレコードを必要とするグループ数分だけレコードをコピーして生成し、分配を行う(S13)。そして、レコードが分配されたグループについて、グループ別処理部113は、各グループ別のルールに従ってグループ別の処理を行う(S14)。表示制御部13は、グループ別処理がされたレコードを用いて、各グループ用の監視端末3に各グループ用の画面を表示させる(S15)。
【0045】
これにより、統合監視システム1は、複数の監視対象システム2を統合的に監視することができる。さらに、統合監視システム1は、複数の監視対象システム2から通知されたイベントを複数のグループ別に、それぞれの処理を施した後に出力することができ、各グループでそれぞれ必要とする情報を提供することができる。
【0046】
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した運用監視システムの全体構成を示す図である。
【図2】共通フォーマットの一例を示す図である。
【図3】イベント一覧画面の一例を示す図である。
【図4】イベント一覧画面から他の画面へのリンクの様子を示す概念図である。
【図5】統合監視システム1における全体の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…統合監視システム、2…監視対象システム、3…監視端末、11…イベント処理部、12…メッセージ受信部、13…表示制御部、14…メッセージログ、15…グループ別ルール記憶部、16…共通ルール記憶部、17…グループ別画面記憶部、18…分配ルール記憶部。
Claims (4)
- 第1のコンピュータシステムおよび第2のコンピュータシステムを統合監視するシステムであって、
第1のコンピュータシステムからの第1の電子情報、および第2のコンピュータシステムからの第2の電子情報を受信する手段と、
前記受信手段が受信した第1および第2の電子情報を、共通ルールに基づいて処理をして、第3の電子情報を出力する共通処理部と、
一つの第3電子情報をコピーして、複数の第3の電子情報を出力する複数化処理部と、
前記複数の第3の電子情報のそれぞれに対して、互いに異なるグループ別ルールを適用して処理をするグループ別処理部と、
前記グループ別処理後の電子情報を、グループ別に出力する出力部とを備える統合監視システム。 - 前記共通ルールおよび前記グループ別ルールは、いずれも複数のステップからなり、前記各ステップでの処理内容を定義したルールであることを特徴とする請求項1記載の統合監視システム。
- 第1のコンピュータシステムおよび第2のコンピュータシステムを統合監視するシステムが行うグループ別監視方法であって、
第1のコンピュータシステムからの第1の電子情報、および第2のコンピュータシステムからの第2の電子情報を受信するステップと、
前記受信した第1および第2の電子情報を、共通ルールに基づいて処理をして、第3の電子情報を出力するステップと、
一つの第3電子情報をコピーして、複数の第3の電子情報を出力するステップと、
前記複数の第3の電子情報のそれぞれに対して、互いに異なるグループ別ルールを適用してグループ別処理を行うステップと、
前記グループ別処理後の電子情報を、グループ別に出力するステップとを有する方法。 - 第1のコンピュータシステムおよび第2のコンピュータシステムを統合監視するコンピュータに実行されると、
第1のコンピュータシステムからの第1の電子情報、および第2のコンピュータシステムからの第2の電子情報を受信するステップと、
前記受信した第1および第2の電子情報を、共通ルールに基づいて処理をして、第3の電子情報を出力するステップと、
一つの第3電子情報をコピーして、複数の第3の電子情報を出力するステップと、
前記複数の第3の電子情報のそれぞれに対して、互いに異なるグループ別ルールを適用してグループ別処理を行うステップと、
前記グループ別処理後の電子情報を、グループ別に出力するステップとを行うグループ別監視のためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015029438A1 (ja) | 2013-08-29 | 2015-03-05 | 三菱電機株式会社 | 統合管制装置及び統合管制プログラム |
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2003
- 2003-05-08 JP JP2003130368A patent/JP2004334576A/ja active Pending
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