JP2001256032A - 障害メッセージ表示装置 - Google Patents

障害メッセージ表示装置

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JP2001256032A
JP2001256032A JP2000070128A JP2000070128A JP2001256032A JP 2001256032 A JP2001256032 A JP 2001256032A JP 2000070128 A JP2000070128 A JP 2000070128A JP 2000070128 A JP2000070128 A JP 2000070128A JP 2001256032 A JP2001256032 A JP 2001256032A
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Japan
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fault
failure
display
hierarchical
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JP2000070128A
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Masashi Kowatari
昌史 虎渡
Takamitsu Awakura
崇充 粟倉
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータシステムにおいて画面表示され
る一連の障害メッセージに基づいて障害原因の分析を行
うことに熟練を要する。 【解決手段】 システムを構成するコンポーネント毎
に、それら相互の依存関係に応じて階層番号を割り当
て、その情報を監視端末30の階層情報記憶部34に格
納する。監視端末30の表示制御部32はクライアント
コンピュータ36から発せられた障害メッセージを階層
番号に基づいて階層表示する。階層表示は、基本的なコ
ンポーネントほどインデントを浅くすることにより実現
される。これにより根本的な障害原因に対応する基本的
なコンポーネントからの障害メッセージを画面上に識別
容易に表示させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア又は
ハードウェアである複数のコンポーネントからなるコン
ピュータ等のデータ処理システムにおける障害メッセー
ジ表示に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムに代表されるデー
タ処理システムは各種のコンポーネントによって構成さ
れる。コンポーネントとしては、オペレーティングシス
テム(OS)、Webサーバやデータベース(DB)等
のミドルウェア、業務アプリケーションといったソフト
ウェア、及び中央処理装置(Central Processing Uni
t:CPU)、メモリ、磁気ディスク装置といったハー
ドウェアがある。一般にこれらコンポーネントは、自身
が正常に動作できない状況にあることを検知すると、障
害メッセージを出力するように作られる。
【0003】そのため、計算機上のある箇所で障害が発
生した場合、その障害発生箇所を含むコンポーネントの
みならず、当該コンポーネントと依存関係にある、すな
わち動作上関連する他の全てのコンポーネントからもそ
れぞれ独自の障害メッセージが出力される。
【0004】図12は、クライアント−サーバシステム
を管理するために障害発生時に障害メッセージを管理者
の監視端末に表示する従来の障害メッセージ表示システ
ムの構成を示す模式図である。この監視端末2には1つ
の障害イベントに対応して、上述のように関連する各コ
ンポーネントからの障害メッセージが表示される。図1
2に示すクライアントコンピュータ4は、例えばソフト
ウェアコンポーネントとしてOS、DB、業務アプリケ
ーションA、またハードウェアコンポーネントとしてC
PU、メモリ、磁気ディスク装置を有するものが示され
ている。例えばこのクライアントコンピュータ4の磁気
ディスク装置に障害が発生するとそれに対応した障害メ
ッセージ6が発せられるとともに、当該磁気ディスク装
置を使用するDBも正常に動作できなくなり障害メッセ
ージ8を発し、さらに当該DBを使用する業務アプリケ
ーションAがDBの障害に起因して正常に動作できなく
なり障害メッセージ10を発する。監視端末2には、こ
れら障害メッセージ6〜10が表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、各コンポーネ
ントが発する障害メッセージをその発生順に単純に画面
上に羅列表示していた。そのような表示方法によって多
数の障害メッセージが画面表示されると、その中の障害
メッセージの軽重を判断することが管理者にとって煩雑
となるという問題があった。また、障害に対処するため
には、表示されている障害メッセージの関連を分析し
て、障害発生元を推測することが必要であるが、従来、
障害メッセージに基づいた当該作業は管理者の経験やコ
ンポーネントについての知識に依るところが大きく、習
熟度の浅い者が容易に行うことができないという問題が
あった。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、障害メッセージに基づいた管理作業の負荷
が軽減される障害メッセージ表示装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る障害メッセ
ージ表示装置は、複数のコンポーネント相互の依存関係
に応じて定義された前記各コンポーネントそれぞれの階
層インデックスを記憶する階層情報記憶手段と、前記階
層インデックスに基づいて障害メッセージを階層表示す
る表示制御手段とを有するものである。
【0008】他の本発明に係る障害メッセージ表示装置
は、前記障害メッセージの時系列を障害イベント毎に区
切ってメッセージグループを定義するグループ化手段を
有し、前記表示制御手段が、前記メッセージグループ毎
に前記階層表示を行うものである。
【0009】また別の本発明に係る障害メッセージ表示
装置においては、前記グループ化手段が、前記時系列上
での前記障害メッセージの粗密に基づいて前記メッセー
ジグループを定義することを特徴とする。
【0010】さらに別の本発明に係る障害メッセージ表
示装置は、前記障害イベントの根本原因に対応する前記
障害メッセージである根本原因メッセージと前記根本原
因により誘発された障害に対応する前記障害メッセージ
である誘発障害メッセージとを前記階層インデックスに
基づいて前記各メッセージグループ毎に推定する原因種
別推定手段を有し、前記表示制御手段が、前記根本原因
メッセージと前記誘発障害メッセージとを識別可能に表
示することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】[実施の形態1]図1は、障害メッセージ
の分類テーブルの模式図である。また、図2は、本発明
の第1の実施の形態に係る障害メッセージ表示システム
の構成及び障害メッセージの表示例を示す模式図であ
る。監視端末30は障害メッセージの表示を制御する表
示制御部32及び階層情報記憶部34を含んで構成され
る。図1に示す分類テーブルは階層情報記憶部34に格
納される。本システムでは、クライアント−サーバシス
テムの障害発生時における障害メッセージが分類テーブ
ルを利用した表示制御に基づいて管理者の監視端末30
に表示される。
【0013】クライアントコンピュータ36は、例えば
ソフトウェアコンポーネントとしてOS、DB、業務ア
プリケーションA、またハードウェアコンポーネントと
してCPU、メモリ、磁気ディスク装置を有している。
このクライアントコンピュータ36のあるコンポーネン
トに障害が発生すると、当該コンポーネント及びその影
響を受けるコンポーネントが一群の障害メッセージを発
し、それらがネットワークを介して監視端末30に伝達
され表示される。監視者はこの監視端末30に表示され
る障害メッセージに基づいて適切な処置を講じる。
【0014】以下、このクライアントコンピュータ36
の磁気ディスク装置に障害が発生した場合を例に、監視
端末30の障害メッセージ表示装置としての機能、動作
を説明する。図3は、監視端末30における障害メッセ
ージ表示処理の概略を示すフロー図である。
【0015】クライアントコンピュータ36では、磁気
ディスク装置に障害が発生すると、それに対応した障害
メッセージが発せられるとともに、当該磁気ディスク装
置を使用するDBも正常に動作できなくなり障害メッセ
ージを発し、さらに当該DBを使用する業務アプリケー
ションAがDBの障害に起因して正常に動作できなくな
り障害メッセージを発する。これらクライアントコンピ
ュータ36からはこれら障害メッセージが送出され、監
視端末30がこれを受信する(S50)。
【0016】監視端末30の表示制御部32は、受信し
た障害メッセージによって分類テーブルを検索する。
【0017】分類テーブルには、各コンポーネントに対
応して、当該コンポーネントがハードウェアかソフトウ
ェアかの分類60及び当該コンポーネントが発する障害
メッセージ62に加えて、階層番号(階層インデック
ス)64が格納される。
【0018】この階層番号は、各コンポーネントの依存
関係に基づいて定義されたコンポーネントの階層におい
て当該コンポーネントがどの位置にあるかを表すもので
ある。例えば、あるコンポーネントαが他のコンポーネ
ントβのサービス提供を受けて動作する場合に、βはα
より基本的なコンポーネントとみることができ、このよ
うな場合、一般に概念的にβはαより下の階層にあると
表現される。本装置では、下の階層ほど小さい階層番号
が割り当てられる。すなわち“αの階層番号>βの階層
番号”である。
【0019】この階層番号は、各コンポーネントの依存
関係を詳細に反映させて定めることもできるが、より簡
便かつ実用的な方法として本装置では、コンポーネント
群をハードウェア、OS、ミドルウェア、アプリケーシ
ョンの4階層に大別し、それらにそれぞれ階層番号
“1”、“2”、“3”、“4”を割り当てている。こ
の階層の構成に基づいて、コンポーネント“CPU”、
“メモリ”のレコードには階層番号“1”、“OS”に
は“2”、“DB”には“3”、“業務アプリケーショ
ンA”には“4”が格納される。
【0020】表示制御部32は分類テーブルを検索し
て、受信した障害メッセージに対応するコンポーネント
の階層番号を判別する(S52)。そして、その階層番
号に応じてインデントを付加して(S54)、画面にメ
ッセージ表示する(S56)。表示制御部32はこの処
理S50〜S56を繰り返して、受信される障害メッセ
ージを順次処理、表示する。
【0021】ここで述べる例では、クライアントコンピ
ュータ36からは磁気ディスク装置からの障害メッセー
ジ70、DBからの障害メッセージ72、業務アプリケ
ーションAからの障害メッセージ74が順次、発せられ
る。これに対応して表示制御部32は上述の処理を行
い、図2に示す画面表示78を行う。この画面表示78
から理解されるように、本装置では、コンポーネントの
階層番号が大きいほど、その障害メッセージは段下げ
(インデント)されて表示される。画面表示78には障
害メッセージ70〜74が階層的にインデントされて表
示される例が示されている。
【0022】上述のように障害メッセージ72は障害メ
ッセージ70に表される障害に起因して発生し、また障
害メッセージ74は障害メッセージ72に表される障害
に起因して発生している。階層番号に応じてインデント
を付加して表示する表示方法は、このような障害原因の
因果関係の把握を容易とする。すなわち、経験の浅い管
理者であっても、画面表示78から、障害メッセージ7
0に示される障害が他の障害メッセージ72,74に示
される障害よりも重要度が高いことを容易に認識するこ
とができ、障害原因の切り分けを行うことができる。
【0023】なお、インデントは障害を生じたコンポー
ネントの階層番号の把握、特に一連の障害メッセージの
中で階層番号の一番小さいものがどれかの把握を容易と
するための手段の一例であり、同じ目的のために他の手
段を用いることもできる。例えば、階層番号に応じて
色、輝度、文字サイズ、ブリンクの有無等の表示属性を
変えて障害メッセージを表示することが可能である。
【0024】また、ここでは階層番号は階層を識別する
ための手段であり、これを上述の例のように基本的な階
層から昇順の番号として定義するか、または反対に降順
とするかは任意である。さらに番号ではなく、順序が定
義された記号列を用いた階層インデックスによって階層
の識別を行うことも可能である。
【0025】[実施の形態2]図4は、本発明の第2の
実施の形態に係る障害メッセージ表示システムの構成及
び障害メッセージの表示例を示す模式図である。このシ
ステムでは、上記実施の形態と同様、クライアント−サ
ーバシステムの障害発生時における障害メッセージが管
理者の監視端末に表示される。また図5は、本システム
の監視端末における障害メッセージ表示処理の概略のフ
ロー図である。これらの図において上記実施の形態と同
様の構成要素には同一の符号を付し、説明の簡略化を図
る。
【0026】本実施の形態の障害メッセージ表示装置で
ある監視端末80は、グループ化部82を備えている。
グループ化部82は、障害メッセージの時系列を区切っ
て、互いに独立とみなしうる障害イベント毎のメッセー
ジグループを生成する。
【0027】次に図5に基づいて本装置の処理を説明す
る。監視端末80が障害メッセージを受信すると(S1
00)、グループ化部82は当該障害メッセージの受信
時刻と当該障害メッセージの直前に受信された障害メッ
セージの受信時刻との間隔ΔTを計算する。ΔTが所定
の閾値Tth以上であるか否かに応じて、今回受信され
た障害メッセージと直前のメッセージとが別の障害イベ
ントによるものか同じ障害イベントによるものであるか
が判断され、それに応じて処理が分岐する(S10
2)。
【0028】まず、ΔT<Tth、すなわち今回の障害
メッセージが前回の障害メッセージと同じ障害イベント
によるものであると判断される場合には、今回受信され
た障害メッセージをメッセージバッファに蓄積する(S
104)。すなわち、近接して発生する障害メッセージ
が互いに同じ障害イベントによるものとしてメッセージ
バッファに順次蓄積される。この蓄積は判断処理S10
2にてΔT≧Tthと判断されるまで反復して行われ
る。
【0029】さて、ΔT≧Tth、すなわち今回の障害
メッセージが新たな障害イベントによるものであると判
断される場合には、それまでメッセージバッファに蓄積
されてきた同じ障害イベントによる障害メッセージの発
生が終了したことになる。つまり、その時点でのメッセ
ージバッファには、同じ障害イベントによって発生した
障害メッセージの集合、すなわち1つのメッセージグル
ープが格納されていることになる。このようにグループ
化部82による処理S102及びS104によってメッ
セージグループの生成が行われる。
【0030】表示制御部84は、ΔT≧Tthと判断さ
れると、メッセージバッファ内に蓄積された障害メッセ
ージをそれらの階層番号に基づいて並べ替え、インデン
トを付加する処理を行って(S106)、これを画面表
示させる(S108)。メッセージバッファはしかる後
にクリアされ(S110)、新たなメッセージグループ
の最初のメッセージとして今回受信された障害メッセー
ジを格納する(S104)。
【0031】ちなみに、処理S106で障害メッセージ
の並べ替えを行うのは、それら障害メッセージを発した
コンポーネントから監視端末80までの経路が異なる場
合があり得ることを考慮したものである。そのような場
合には、コンポーネントにおける障害の発生の順序と監
視端末80への障害メッセージの到達の順序とが逆転す
る場合も考えられるからである。
【0032】本装置によれば、障害メッセージの時系列
上での障害メッセージの発生の粗密に基づいて、多数の
障害メッセージが各障害イベント毎のメッセージグルー
プに区分されて表示される。また各メッセージグループ
毎にインデント処理が行われる。なお、同じ障害イベン
トに起因する障害メッセージは一般にはほとんど同時に
発生する。よって、多数のクライアントコンピュータ3
6を1台の監視端末80で監視するような場合のよう
に、障害イベントが頻繁に生じる場合であっても、一般
にはその障害イベントの時間間隔はメッセージグループ
を構成する各障害メッセージの時間間隔に比べて十分大
きく、適当なTthを定めて上述のグループ化処理を行
うことができる。
【0033】図6は、障害メッセージの時系列の一例を
示す模式図であり、図7は、図6に示す例に対応した本
システムによる表示例を示す模式図である。この例で
は、障害メッセージ130〜135が順に発生し監視端
末80にて受信される。図6における各障害メッセージ
の水平方向の位置は、単純に各障害メッセージを発した
コンポーネントの階層番号に基づいて行ったインデント
の位置に対応している。そのため、障害メッセージ13
3は2段のインデントをされており、また障害メッセー
ジ134,135はそれぞれ1段、2段のインデントを
されている。
【0034】さて、この図6に示される障害メッセージ
の時系列が本装置に到達すると、グループ化部82が障
害メッセージ132と障害メッセージ133との時間間
隔、及び障害メッセージ133と障害メッセージ134
との時間間隔がTth以上であり、他の障害メッセージ
相互の時間間隔はTth未満であると判断する。そし
て、障害メッセージ130〜132が第1のメッセージ
グループ、障害メッセージ133が第2のメッセージグ
ループ、障害メッセージ134,135が第3のメッセ
ージグループとしてグループ化される。
【0035】表示制御部84はこれら第1〜第3のメッ
セージグループ毎に処理S106を行う。その表示例が
図7に示されるものである。インデントは各メッセージ
グループ毎に行われる結果、各メッセージグループ中で
階層番号の最も小さい障害メッセージがインデントなし
の位置に表示され、これを基準に階層番号に応じて順に
インデントが行われる。例えば、第2のメッセージグル
ープは障害メッセージ133しか含まないので、本装置
では当該障害メッセージ133がインデントなしの位置
に表示される。また障害メッセージ134は第3のメッ
セージグループ中にて最も小さい階層番号を有するので
インデントなしの位置に表示され、障害メッセージ13
5が1段のインデント位置に表示される。
【0036】また表示制御部84は各メッセージグルー
プの間に区切り線140を表示し、メッセージグループ
の把握を容易としている。
【0037】本装置によれば、ある障害イベントの原因
となった障害を知らせる障害メッセージが、インデント
なしの位置に一定して表示されることとなるので、管理
者が多数の障害メッセージの中から、各障害イベントの
原因を容易に把握することが可能である。
【0038】[実施の形態3]図8は、本発明の第3の
実施の形態に係る障害メッセージ表示システムの構成及
び障害メッセージの表示例を示す模式図である。このシ
ステムでは、上記各実施の形態と同様、クライアント−
サーバシステムの障害発生時における障害メッセージが
管理者の監視端末に表示される。また図9は、本システ
ムの監視端末における障害メッセージ表示処理の概略の
フロー図である。これらの図において上記実施の形態と
同様の構成要素及び処理には同一の符号を付し、説明の
簡略化を図る。
【0039】本実施の形態に係る障害メッセージ表示装
置である監視端末160は原因種別推定部162を備え
ている。グループ化部82によりメッセージグループが
生成されると、原因種別推定部162は、メッセージグ
ループ内の最も階層番号の小さいコンポーネントに対応
する障害メッセージを根本原因を示すもの、また残りの
障害メッセージをその根本原因により引き起こされた誘
発障害を示すものと推定し(S190)、表示制御部1
64がこの推定結果に基づいて、根本原因メッセージと
誘発障害メッセージとを識別可能に画面表示させる。
【0040】図10は、本装置による原因種別推定結果
の一例を示す模式図である。この例では、階層番号
“1”に対応する障害メッセージ200、階層番号
“3”に対応する障害メッセージ201、階層番号
“4”に対応する障害メッセージ202から構成される
メッセージグループがグループ化部82により生成され
る。原因種別推定部162はそれら障害メッセージ20
0〜202の階層番号を比較し、それらのうち最も基本
的なコンポーネントに対応する障害メッセージ200を
当該メッセージグループを生じた障害イベントの根本原
因であると推定し、当該メッセージ200を例えば“根
本原因は…です。”といった表現で表示させる。一方、
残りの障害メッセージ201,202を例えば“誘発障
害は…と…です。”といった表現で表示させる。図11
は、本装置による表示例を示す模式図であり、その最も
上のメッセージグループの表示が図10に示すメッセー
ジグループに対する本装置の表示例となっている。
【0041】このように、根本原因と誘発障害とを画面
表示上で明記することで、管理者は容易に障害の原因を
判断でき、迅速な対応が可能となる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る障害メッセージ表示装置に
よれば、システムを構成するコンポーネントの依存関係
に応じて定義された階層インデックスに基づいて障害メ
ッセージが階層表示される。これにより、管理者にとっ
て障害原因の因果関係の把握が容易となる。すなわち、
経験の浅い管理者であっても画面表示から、障害メッセ
ージに示される障害が他の障害メッセージに示される障
害よりも重要度が高いことを容易に認識することがで
き、障害原因の切り分けを行うことができるという効果
が得られる。
【0043】また本発明に係る障害メッセージ表示装置
によれば、障害メッセージの時系列が障害イベント毎に
区切ってメッセージグループを形成し、このメッセージ
グループ毎に階層表示が行われる。これにより、画面表
示に基づいた障害イベント毎の障害原因の把握が容易と
なるという効果が得られる。
【0044】また本発明に係る障害メッセージ表示装置
によれば、階層インデックスに基づいて根本原因メッセ
ージと誘発障害メッセージとが識別されて表示される。
これにより、管理者は容易に障害の原因を判断でき、迅
速な対応が可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 障害メッセージの分類テーブルの模式図であ
る。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る障害メッセ
ージ表示システムの構成及び障害メッセージの表示例を
示す模式図である。
【図3】 第1の実施の形態に係る監視端末における障
害メッセージ表示処理の概略を示すフロー図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態に係る障害メッセ
ージ表示システムの構成及び障害メッセージの表示例を
示す模式図である。
【図5】 第2の実施の形態に係る監視端末における障
害メッセージ表示処理の概略を示すフロー図である。
【図6】 障害メッセージの時系列の一例を示す模式図
である。
【図7】 図6に示す例に対応した本システムによる表
示例を示す模式図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態に係る障害メッセ
ージ表示システムの構成及び障害メッセージの表示例を
示す模式図である。
【図9】 第3の実施の形態に係る監視端末における障
害メッセージ表示処理の概略を示すフロー図である。
【図10】 本装置による原因種別推定結果の一例を示
す模式図である。
【図11】 本装置による画面表示例を示す模式図であ
る。
【図12】 従来の障害メッセージ表示システムの構成
を示す模式図である。
【符号の説明】
30,80,160 監視端末、32,84,164
表示制御部、34 階層情報記憶部、36 クライアン
トコンピュータ、64 階層番号、82 グループ化
部、162 原因種別推定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GA12 MC15 NN04 NN13 NN14 NN15 5B069 AA01 BA01 BB16 CA18 DC06 NA04 5E501 AA02 AA13 AC34 BA03 CA03 EA34 FA13 FA22 FA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムを構成する複数のコンポーネン
    トから発せられる障害メッセージを表示する障害メッセ
    ージ表示装置において、 前記複数のコンポーネント相互の依存関係に応じて定義
    された前記各コンポーネントそれぞれの階層インデック
    スを記憶する階層情報記憶手段と、 前記階層インデックスに基づいて前記障害メッセージを
    階層表示する表示制御手段と、 を有することを特徴とする障害メッセージ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記障害メッセージの時系列を障害イベ
    ント毎に区切ってメッセージグループを定義するグルー
    プ化手段を有し、 前記表示制御手段は、前記メッセージグループ毎に前記
    階層表示を行うこと、を特徴とする請求項1記載の障害
    メッセージ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記グループ化手段は、前記時系列上で
    の前記障害メッセージの粗密に基づいて前記メッセージ
    グループを定義することを特徴とする請求項2記載の障
    害メッセージ表示装置。
  4. 【請求項4】 前記障害イベントの根本原因に対応する
    前記障害メッセージである根本原因メッセージと前記根
    本原因により誘発された障害に対応する前記障害メッセ
    ージである誘発障害メッセージとを前記階層インデック
    スに基づいて前記各メッセージグループ毎に推定する原
    因種別推定手段を有し、 前記表示制御手段は、前記根本原因メッセージと前記誘
    発障害メッセージとを識別可能に表示すること、 を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の障害メッセ
    ージ表示装置。
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