JP2004334322A - 情報提供システム - Google Patents
情報提供システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004334322A JP2004334322A JP2003125733A JP2003125733A JP2004334322A JP 2004334322 A JP2004334322 A JP 2004334322A JP 2003125733 A JP2003125733 A JP 2003125733A JP 2003125733 A JP2003125733 A JP 2003125733A JP 2004334322 A JP2004334322 A JP 2004334322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information providing
- information
- unit
- power supply
- providing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Power Sources (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
【課題】使用環境に応じて情報提供装置の動作を制御する。
【解決手段】所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置2と、情報提供装置2に電源を供給する電源供給装置3とを有してなる情報提供システム1であって、電源供給装置3は、情報提供装置2が置かれている場所の情報を通知する情報通知部を有し、情報提供装置2は、電源供給装置3に載置されたときに、情報通知部から供給された情報を検知する検知部と、検知部で検知した情報に基づいて処理部の動作を制御する制御部を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置2と、情報提供装置2に電源を供給する電源供給装置3とを有してなる情報提供システム1であって、電源供給装置3は、情報提供装置2が置かれている場所の情報を通知する情報通知部を有し、情報提供装置2は、電源供給装置3に載置されたときに、情報通知部から供給された情報を検知する検知部と、検知部で検知した情報に基づいて処理部の動作を制御する制御部を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶等のディスプレイを備えた情報携帯通信端末と、当該情報携帯通信端末を固定するとともに、電源の供給を行なうクレードルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、様々な情報を提供するPDA(personal digital assistant)等に代表される情報提供装置がある。この情報提供装置は、自由に持ち運べるようにバッテリーが内蔵されている。
【0003】
しかし、情報提供装置は、バッテリーの容量に制限があるため、バッテリー駆動時においては、電力消費が高い操作(例えば、主電源の投入等)を頻繁に行なうと、バッテリー切れとなってしまい操作が不能となってしまう。そのため、情報提供装置を使用する場所に電源を供給する台座(クレードル)を設置し、当該クレードルに情報提供装置を取り付けて、使用する方法がある(特許文献1参照)。なお、クレードルは、視野角度の調整も行えるため、情報提供装置を見やすい角度に調整することが可能である。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−125028号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、クレードルを家庭内と車内に設置しておき、ユーザの必要に応じて情報提供装置を家庭内と車内で使用する場合、家庭内においては、クレードルを介して家庭用電源から電源が供給され、一方、車内においては、クレードルを介してオルタネータ(発電機)から電源が供給される。
【0006】
ところで、車内における温度環境は、家庭内と違い季節若しくは時間帯によって大幅に変動する。例えば、真夏において、直射日光が照射されているダッシュボードでは、温度が70〜80℃以上に達することがある。もしも、クレードルがダッシュボード上に設置されており、そこに情報提供装置を取り付けて使用した場合には、情報提供装置は、直射日光による温度上昇に当該情報提供装置が発生する温度が加算される結果、高温での動作を強いられ、誤動作若しくは動作が停止するといった問題が生じることがある。
【0007】
したがって、家庭内と車内とで情報提供装置の動作設定(例えば、CPUの処理速度、ディスプレイの明度及びファンの駆動等)を変更し、車内で使用する場合には当該情報提供装置が発生する温度を低下させる必要がある。また、家庭内で使用する場合と、車内で使用する場合とで、操作性の単純化等を図る必要もある。
【0008】
そこで、本発明は、上述したような実情に鑑みて提案されたものであり、情報提供装置が置かれている場所を容易に検知し、その検知結果に応じて自動的に動作設定を変更する情報提供システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報提供システムは、上述の課題を解決するために、所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置と、当該情報提供装置に電源を供給する電源供給装置とを有してなる情報提供システムであって、上記電源供給装置は、上記情報提供装置が置かれている場所の情報を通知する情報通知手段を有し、上記情報提供装置は、上記電源供給装置に載置されたときに、上記情報通知手段から供給された情報を検知する検知手段と、上記検知手段で検知した情報に基づいて上記処理部の動作を制御する制御手段を有する。
【0010】
また、本発明に係る情報提供システムは、上述の課題を解決するために、所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置と、当該情報提供装置に電源を供給する電源供給装置とを有してなる情報提供システムであって、上記電源供給装置は、上記情報提供装置に電源電圧を供給する電源電圧供給手段を有し、上記情報提供装置は、上記電源供給装置に載置されたときに、上記電源供給手段から供給された電源電圧に基づき所定の信号を検出する信号検出手段と、上記信号検出手段の検出結果に応じて、上記処理部の動作を制御する制御手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
本発明は、例えば図1に示すような情報提供システム1に適用される。情報提供装置2は、図1(A)に示すように、クレードル3との接点部20である、データの送受信を行なうデータ通信接点部20aと、電源が供給される電源接点部20bと、当該情報提供装置2が置かれている場所の情報を検知する検知接点部20cとを備え、クレードル3は、図1(B)に示すように、電源・信号用ケーブルBを介して家庭用電源又は車両のオルタネータ(発電機)が接続されており、情報提供装置2との接点部30である、電源を供給する電源接点部30aと、データの送受信を行なうデータ通信接点部30bと、環境の情報を供給する検知接点部30cとを備え、上面に載置する湾曲状の受け部を有している。情報提供システム1は、図1(C)に示すように、クレードル3の湾曲状の受け部に情報提供装置2が載置されてなる。
【0013】
ここで、情報提供装置2の内部構造及び動作について以下に述べる。情報提供装置2は、図2に示すように、情報を表示する表示部10と、外部から送信されるデータを受信するデータ受信部11と、オーディオデータ、ビデオデータ及び地図データ等のデータが記憶されているストレージ部12と、音声入力部13と音声出力部14が接続され、所定の処理を行なう情報処理部15と、外部機器との間でデータの送受信を行なうI/O(Input/Output)部16と、データを一時的に保持するメモリ部17と、演算処理を行なうCPU(Central Processing Unit)部18と、各部の動作を制御する動作制御部19とがバスA上に接続されてなる。なお、ストレージ部12に記憶されているデータは、I/O部16を介して入力されてくるデータにより更新及び追加が行なわれる。
【0014】
ここで、情報提供装置2の動作について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0015】
ステップS1において、図示しない遠隔操作部は、ユーザによる操作にしたがって所定のデータをデータ受信部11に送信する。
【0016】
ステップS2において、データ受信部11は、受信されたデータをバスAを介してCPU部18に供給する。
【0017】
ステップS3において、CPU部18は、ステップS2で供給されたデータに基づきストレージ部12から所定のデータを読み出す。
【0018】
ステップS4において、CPU部18は、ステップS3で読み出したデータをメモリ部17に書き込む。なお、CPU部18は、メモリ部17に書き込むデータの種類に応じて、当該CPU部18を介してメモリ部17に書き込む場合と、当該CPU部18を介さないで直接メモリ部17に書き込む場合がある。
【0019】
CPU部18は、例えば、データ受信部11から供給されたデータに基づき、ストレージ部12から地図データを読み出し、読み出した地図データをメモリ部17に書き込む。メモリ部17に書き込まれた地図データは、表示部に表示される。また、CPU部18は、例えば、データ受信部11から供給されたデータに基づき、ストレージ部12からオーディオデータを読み出し、読み出したオーディオデータをメモリ部17に書き込む。メモリ部17に書き込まれたオーディオデータは、情報処理部15に供給されて所定の処理が行なわれ、音声出力部14から出力される。
【0020】
このような情報提供装置2がクレードル3の湾曲状に設けられている受け部に載置されてなる情報提供システム1は、データ通信接点部20aとデータ通信接点部30aとが係合し、電源接点部20bと電源接点部30bが係合し、検知接点部20cと検知接点部30cが係合することにより情報提供装置2とクレードル3が機械的及び電気的に接続され、情報提供装置2とクレードル3との間でのデータの送受信や、情報提供装置2からクレードル3への電源供給及び情報提供装置3がクレードル2から場所の情報を受けることが可能となる。
【0021】
ここで、情報提供装置2が置かれている場所を検知する第1の方法について図4に示すフローチャートにより説明する。なお、情報提供装置2は、ユーザの必要に応じて家庭内と車両内で使用するものとし、クレードル3がそれぞれ家庭内と車両内の所定の場所に配置されているものする。また、車両内に配置されているクレードル3は、検知接点部30cが突起部により形成されており、家庭内に配置されているクレードル3は、検知接点部30cが平坦、すなわち突起部が形成されていないものとする。
【0022】
ステップS10において、情報提供装置2は、クレードル3の受け部に載置される。情報提供装置2は、上述したように、クレードル3の受け部に載置されたときに電源接点部30aを介して電源が供給される。
【0023】
ステップS11において、情報提供装置2は、ユーザにより主電源がオンにされ、起動状態にされる。
【0024】
ステップS12において、情報提供装置2は、検知接点部20cによりクレードル3の検知接点部30cが突起部により形成されているかどうかを判断する。情報提供装置2は、図5に示すように、クレードル3の検知接点部30cが突起部により形成されている場合(図5(A))には、検知接点部20cが当該突起部に押し込まれて検知接点がオフになる(図5(B))。一方、情報提供装置2は、クレードル3の検知接点部30cが平坦になっている場合には、検知接点部20cの検知接点はオンのままになる。
【0025】
したがって、情報提供装置2は、検知接点部20cにより検知接点部30cに突起部が形成されていることを検出した場合には、当該情報提供装置2が置かれている場所は車両内であると判断し(ステップS13)、また、検知接点部20cにより検知接点部30cが平坦である、すなわち突起部が形成されていないことを検出した場合には、当該情報提供装置2が置かれている場所は家庭内であると判断する(ステップS14)。
【0026】
情報提供装置2は、上述のようにしてクレードル3に載置されたときの検知接点部20cの状態に基づき、当該情報提供装置2の置かれている場所を判断し、当該判断に基づき各部の動作を動作制御部19により制御する。
【0027】
当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内である場合には、動作制御部19は、当該情報提供装置2の内部温度を減少させるための制御を各部に対して行なう。例えば、動作制御部19は、CPU部18のクロック周波数を減ずる制御を行なったり、CPU部18を冷却するためのファンを駆動させたり、表示部10の明度を下げたり、I/O部16へ電源電圧の供給を遮断し、I/O部16を使用不能状態にする等の制御を行なう。
【0028】
また、動作制御部19は、当該情報提供装置2が置かれている場所に応じて、視認性及び操作性の向上を図っても良い。例えば、当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内であれば、表示部10に表示されているフォントサイズを大きくして視認性を向上したり、ストレージ部12に記憶されている所定のデータを容易に読み出せるように操作性を単純化する。
【0029】
つぎに、情報提供装置2が置かれている場所を検出する第2の方法について説明する。上述したようにクレードル3には、家庭用電源又は車両のオルタネータが接続されている。車両のオルタネータから供給される電源電圧は、家庭用電源とは異なり、エンジン回転時において、図6に示すように、中心電圧Vcに対して大きな交流成分(ノイズ)が重畳されている。このノイズは、エンジンの回転数に応じてピークの周波数が遷移することにより生じるものである。本願に係る情報提供システム1では、このノイズを検出することにより情報提供装置2が車両内にあるのか家庭内にあるのかを判断する。
【0030】
例えば、情報提供装置2は、図7に示すように、電源接点部20aを介して供給される電源電圧からノイズ成分を抽出し、当該ノイズ成分に応じて電源電圧の供給元を判定する電源電圧判定部40を有する。電源電圧判定部40は、電源接点部20aを介して供給される電源電圧の直流成分を除去し、交流成分を抽出する交流成分抽出部41と、交流成分抽出部41の出力信号を所定のレベルまで増幅する増幅部42と、増幅部42により増幅した信号から不要な周波数成分を除去するフィルタ部43と、フィルタ部43の出力信号をデジタル信号に変換する変換部44と、メモリ部17に接続されており、変換部44によりデジタル化された信号の交流成分の周波数の分析を行なう分析部45とを有する。
【0031】
情報提供装置2では、クレードル3に載置され、電源接点部20aと電源接点部30aが係合され、クレードル3から供給されてくる電源電圧に基づき電源電圧判定部40で所定の処理を行なうことにより、当該情報提供装置2の置かれている場所を判断し、当該判断に基づき各部の動作を動作制御部19により制御する。
【0032】
当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内である場合には、動作制御部19は、当該情報提供装置2の内部温度を減少させるための制御を各部に行なう。例えば、動作制御部19は、CPU部18のクロック周波数を減ずる制御を行なったり、CPU部18を冷却するためのファンを駆動させたり、表示部10の明度を下げたり、I/O部16へ電源電圧の供給を遮断し、I/O部16を使用不能状態にする等の制御を行なう。
【0033】
また、動作制御部19は、当該情報提供装置2が置かれている場所に応じて、視認性及び操作性の向上を図っても良い。例えば、当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内であれば、表示部10に表示されているフォントサイズを大きくして視認性を向上したり、ストレージ部12に記憶されている所定のデータを容易に読み出せるように操作性を単純化する。
【0034】
なお、オルタネータは、エンジンが回転している時と回転していない時とで発生するノイズ成分が異なる(エンジンが回転していない時にはノイズ成分の発生が減少する。)。したがって、情報提供装置2は、エンジンが回転していないときに、電源電圧判定部40によるノイズ成分の抽出作業で家庭内電源から供給されたものと誤判断してしまうおそれがある。そこで、情報提供装置2は、エンジンが回転していないときに重畳される電源電圧のノイズ成分の特性を予めメモリ部17に記憶させておき、電源電圧判定部40の分析部45でクレードル3から供給される電源電圧を分析する際に、当該メモリ部17に記憶されているデータと比較照合することにより、オルタネータから供給されたものか、家庭用電源から供給されたものかを判断する構成にしても良い。
【0035】
このように構成された情報提供システム1は、所定の情報を提供する情報提供装置2と、情報提供装置2に電源電圧を供給し、かつ接点部30の検知接点部30cが特殊な形状によりなるクレードル3とからなっており、クレードル3に設けられている湾曲状の受け部に情報提供装置2を載置したとき、情報提供装置2の接点部20の検知接点部20cとクレードル3の接点部30の検知接点部30cとが係合し、当該係合により生成される検知信号に基づき当該情報提供装置2が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき動作制御部19で情報提供装置2の各部の動作を制御するので、情報提供装置2の内部温度を所定の温度に調整することができる。
【0036】
また、本発明に係る情報提供システム1は、所定の情報を提供する情報提供装置2と、情報提供装置2に電源電圧を供給するクレードル3からなっており、クレードル3に設けられている湾曲状の受け部に情報提供装置2を載置したとき、情報提供装置2の接点部20の電源接点部20aとクレードル3の接点部30の電源接点部30aとが係合し、当該係合によりクレードル3から供給される電源電圧の供給元を電源電圧判定部40で判定し、当該判定に基づき当該情報提供装置2が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき動作制御部19で情報提供装置2の各部の動作を制御するので、情報提供装置2の内部温度を所定の温度に調整することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る情報提供システムは、所定の情報を提供する情報提供装置と、情報提供装置に電源電圧を供給する電源供給装置からなり、電源供給装置に特殊な形状の突起物を形成し、電源供給装置に情報提供装置が載置されたときに、当該突起部を情報提供装置により検知し、当該検知に基づき当該情報提供装置が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき情報提供装置の各部の動作を制御するので、当該情報提供装置を環境に応じて適切に動作させることができ、当該情報提供装置の寿命を延ばすことができ、さらに、情報提供装置の内部温度を所定の温度に調整するので、熱による誤動作等を回避することができる。また、本発明に係る情報提供システムは、情報提供装置により電源供給装置に形成されている突起物を検知し、当該検知に基づき当該情報提供装置が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき視認性及び操作性の向上を図るように情報提供装置の各部の動作を制御することができる。
【0038】
また、本発明に係る情報提供システムは、所定の情報を提供する情報提供装置と、情報提供装置に電源電圧を供給する電源供給装置からなり、電源供給装置から供給される電源電圧から所定の信号を抽出し、抽出した信号に基づき当該情報提供装置が置かれいている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき情報提供装置の各部の動作を制御するので、当該情報提供装置を環境に応じて適切に動作させることができ、当該情報提供装置の寿命を延ばすことができ、さらに、情報提供装置の内部温度を所定の温度に調整するので、熱による誤動作等を回避することができる。また、本発明に係る情報提供システムは、情報提供装置により供給された電源電圧から所定の情報を抽出し、当該抽出した信号に基づき視認性及び操作性の向上を図るように情報提供装置の各部の動作を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報提供システムの構成を示す模式図である。
【図2】本発明を適用した情報提供システムの情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す情報提供装置の動作について示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る情報提供システムにより情報提供装置の置かれている場所を検知する方法について示すフローチャートである。
【図5】情報提供装置がクレードルに載置されたときに係合される検知接点部の様子を示す図である。
【図6】エンジン回転時におけるオルタネータから供給される電源電圧の波形を示す図である。
【図7】情報提供装置が備える電源電圧判定部40の構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 情報提供システム、2 情報提供装置、3 クレードル、10 表示部、11 データ受信部、12 ストレージ部、13 音声入力部、14 音声出力部、15 情報処理部、16 I/O(Input/Output)部、17 メモリ部、18 CPU(Central Processing Unit)部、19 動作制御部、20,30 接点部、20a,30a データ通信接点部、20b,30b 電源接点部、20c,30c 検知接点部、40 電源電圧判定部、41 交流成分抽出部、42 増幅部、43 フィルタ部、44 変換部、45 分析部
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶等のディスプレイを備えた情報携帯通信端末と、当該情報携帯通信端末を固定するとともに、電源の供給を行なうクレードルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、様々な情報を提供するPDA(personal digital assistant)等に代表される情報提供装置がある。この情報提供装置は、自由に持ち運べるようにバッテリーが内蔵されている。
【0003】
しかし、情報提供装置は、バッテリーの容量に制限があるため、バッテリー駆動時においては、電力消費が高い操作(例えば、主電源の投入等)を頻繁に行なうと、バッテリー切れとなってしまい操作が不能となってしまう。そのため、情報提供装置を使用する場所に電源を供給する台座(クレードル)を設置し、当該クレードルに情報提供装置を取り付けて、使用する方法がある(特許文献1参照)。なお、クレードルは、視野角度の調整も行えるため、情報提供装置を見やすい角度に調整することが可能である。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−125028号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、クレードルを家庭内と車内に設置しておき、ユーザの必要に応じて情報提供装置を家庭内と車内で使用する場合、家庭内においては、クレードルを介して家庭用電源から電源が供給され、一方、車内においては、クレードルを介してオルタネータ(発電機)から電源が供給される。
【0006】
ところで、車内における温度環境は、家庭内と違い季節若しくは時間帯によって大幅に変動する。例えば、真夏において、直射日光が照射されているダッシュボードでは、温度が70〜80℃以上に達することがある。もしも、クレードルがダッシュボード上に設置されており、そこに情報提供装置を取り付けて使用した場合には、情報提供装置は、直射日光による温度上昇に当該情報提供装置が発生する温度が加算される結果、高温での動作を強いられ、誤動作若しくは動作が停止するといった問題が生じることがある。
【0007】
したがって、家庭内と車内とで情報提供装置の動作設定(例えば、CPUの処理速度、ディスプレイの明度及びファンの駆動等)を変更し、車内で使用する場合には当該情報提供装置が発生する温度を低下させる必要がある。また、家庭内で使用する場合と、車内で使用する場合とで、操作性の単純化等を図る必要もある。
【0008】
そこで、本発明は、上述したような実情に鑑みて提案されたものであり、情報提供装置が置かれている場所を容易に検知し、その検知結果に応じて自動的に動作設定を変更する情報提供システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報提供システムは、上述の課題を解決するために、所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置と、当該情報提供装置に電源を供給する電源供給装置とを有してなる情報提供システムであって、上記電源供給装置は、上記情報提供装置が置かれている場所の情報を通知する情報通知手段を有し、上記情報提供装置は、上記電源供給装置に載置されたときに、上記情報通知手段から供給された情報を検知する検知手段と、上記検知手段で検知した情報に基づいて上記処理部の動作を制御する制御手段を有する。
【0010】
また、本発明に係る情報提供システムは、上述の課題を解決するために、所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置と、当該情報提供装置に電源を供給する電源供給装置とを有してなる情報提供システムであって、上記電源供給装置は、上記情報提供装置に電源電圧を供給する電源電圧供給手段を有し、上記情報提供装置は、上記電源供給装置に載置されたときに、上記電源供給手段から供給された電源電圧に基づき所定の信号を検出する信号検出手段と、上記信号検出手段の検出結果に応じて、上記処理部の動作を制御する制御手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
本発明は、例えば図1に示すような情報提供システム1に適用される。情報提供装置2は、図1(A)に示すように、クレードル3との接点部20である、データの送受信を行なうデータ通信接点部20aと、電源が供給される電源接点部20bと、当該情報提供装置2が置かれている場所の情報を検知する検知接点部20cとを備え、クレードル3は、図1(B)に示すように、電源・信号用ケーブルBを介して家庭用電源又は車両のオルタネータ(発電機)が接続されており、情報提供装置2との接点部30である、電源を供給する電源接点部30aと、データの送受信を行なうデータ通信接点部30bと、環境の情報を供給する検知接点部30cとを備え、上面に載置する湾曲状の受け部を有している。情報提供システム1は、図1(C)に示すように、クレードル3の湾曲状の受け部に情報提供装置2が載置されてなる。
【0013】
ここで、情報提供装置2の内部構造及び動作について以下に述べる。情報提供装置2は、図2に示すように、情報を表示する表示部10と、外部から送信されるデータを受信するデータ受信部11と、オーディオデータ、ビデオデータ及び地図データ等のデータが記憶されているストレージ部12と、音声入力部13と音声出力部14が接続され、所定の処理を行なう情報処理部15と、外部機器との間でデータの送受信を行なうI/O(Input/Output)部16と、データを一時的に保持するメモリ部17と、演算処理を行なうCPU(Central Processing Unit)部18と、各部の動作を制御する動作制御部19とがバスA上に接続されてなる。なお、ストレージ部12に記憶されているデータは、I/O部16を介して入力されてくるデータにより更新及び追加が行なわれる。
【0014】
ここで、情報提供装置2の動作について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0015】
ステップS1において、図示しない遠隔操作部は、ユーザによる操作にしたがって所定のデータをデータ受信部11に送信する。
【0016】
ステップS2において、データ受信部11は、受信されたデータをバスAを介してCPU部18に供給する。
【0017】
ステップS3において、CPU部18は、ステップS2で供給されたデータに基づきストレージ部12から所定のデータを読み出す。
【0018】
ステップS4において、CPU部18は、ステップS3で読み出したデータをメモリ部17に書き込む。なお、CPU部18は、メモリ部17に書き込むデータの種類に応じて、当該CPU部18を介してメモリ部17に書き込む場合と、当該CPU部18を介さないで直接メモリ部17に書き込む場合がある。
【0019】
CPU部18は、例えば、データ受信部11から供給されたデータに基づき、ストレージ部12から地図データを読み出し、読み出した地図データをメモリ部17に書き込む。メモリ部17に書き込まれた地図データは、表示部に表示される。また、CPU部18は、例えば、データ受信部11から供給されたデータに基づき、ストレージ部12からオーディオデータを読み出し、読み出したオーディオデータをメモリ部17に書き込む。メモリ部17に書き込まれたオーディオデータは、情報処理部15に供給されて所定の処理が行なわれ、音声出力部14から出力される。
【0020】
このような情報提供装置2がクレードル3の湾曲状に設けられている受け部に載置されてなる情報提供システム1は、データ通信接点部20aとデータ通信接点部30aとが係合し、電源接点部20bと電源接点部30bが係合し、検知接点部20cと検知接点部30cが係合することにより情報提供装置2とクレードル3が機械的及び電気的に接続され、情報提供装置2とクレードル3との間でのデータの送受信や、情報提供装置2からクレードル3への電源供給及び情報提供装置3がクレードル2から場所の情報を受けることが可能となる。
【0021】
ここで、情報提供装置2が置かれている場所を検知する第1の方法について図4に示すフローチャートにより説明する。なお、情報提供装置2は、ユーザの必要に応じて家庭内と車両内で使用するものとし、クレードル3がそれぞれ家庭内と車両内の所定の場所に配置されているものする。また、車両内に配置されているクレードル3は、検知接点部30cが突起部により形成されており、家庭内に配置されているクレードル3は、検知接点部30cが平坦、すなわち突起部が形成されていないものとする。
【0022】
ステップS10において、情報提供装置2は、クレードル3の受け部に載置される。情報提供装置2は、上述したように、クレードル3の受け部に載置されたときに電源接点部30aを介して電源が供給される。
【0023】
ステップS11において、情報提供装置2は、ユーザにより主電源がオンにされ、起動状態にされる。
【0024】
ステップS12において、情報提供装置2は、検知接点部20cによりクレードル3の検知接点部30cが突起部により形成されているかどうかを判断する。情報提供装置2は、図5に示すように、クレードル3の検知接点部30cが突起部により形成されている場合(図5(A))には、検知接点部20cが当該突起部に押し込まれて検知接点がオフになる(図5(B))。一方、情報提供装置2は、クレードル3の検知接点部30cが平坦になっている場合には、検知接点部20cの検知接点はオンのままになる。
【0025】
したがって、情報提供装置2は、検知接点部20cにより検知接点部30cに突起部が形成されていることを検出した場合には、当該情報提供装置2が置かれている場所は車両内であると判断し(ステップS13)、また、検知接点部20cにより検知接点部30cが平坦である、すなわち突起部が形成されていないことを検出した場合には、当該情報提供装置2が置かれている場所は家庭内であると判断する(ステップS14)。
【0026】
情報提供装置2は、上述のようにしてクレードル3に載置されたときの検知接点部20cの状態に基づき、当該情報提供装置2の置かれている場所を判断し、当該判断に基づき各部の動作を動作制御部19により制御する。
【0027】
当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内である場合には、動作制御部19は、当該情報提供装置2の内部温度を減少させるための制御を各部に対して行なう。例えば、動作制御部19は、CPU部18のクロック周波数を減ずる制御を行なったり、CPU部18を冷却するためのファンを駆動させたり、表示部10の明度を下げたり、I/O部16へ電源電圧の供給を遮断し、I/O部16を使用不能状態にする等の制御を行なう。
【0028】
また、動作制御部19は、当該情報提供装置2が置かれている場所に応じて、視認性及び操作性の向上を図っても良い。例えば、当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内であれば、表示部10に表示されているフォントサイズを大きくして視認性を向上したり、ストレージ部12に記憶されている所定のデータを容易に読み出せるように操作性を単純化する。
【0029】
つぎに、情報提供装置2が置かれている場所を検出する第2の方法について説明する。上述したようにクレードル3には、家庭用電源又は車両のオルタネータが接続されている。車両のオルタネータから供給される電源電圧は、家庭用電源とは異なり、エンジン回転時において、図6に示すように、中心電圧Vcに対して大きな交流成分(ノイズ)が重畳されている。このノイズは、エンジンの回転数に応じてピークの周波数が遷移することにより生じるものである。本願に係る情報提供システム1では、このノイズを検出することにより情報提供装置2が車両内にあるのか家庭内にあるのかを判断する。
【0030】
例えば、情報提供装置2は、図7に示すように、電源接点部20aを介して供給される電源電圧からノイズ成分を抽出し、当該ノイズ成分に応じて電源電圧の供給元を判定する電源電圧判定部40を有する。電源電圧判定部40は、電源接点部20aを介して供給される電源電圧の直流成分を除去し、交流成分を抽出する交流成分抽出部41と、交流成分抽出部41の出力信号を所定のレベルまで増幅する増幅部42と、増幅部42により増幅した信号から不要な周波数成分を除去するフィルタ部43と、フィルタ部43の出力信号をデジタル信号に変換する変換部44と、メモリ部17に接続されており、変換部44によりデジタル化された信号の交流成分の周波数の分析を行なう分析部45とを有する。
【0031】
情報提供装置2では、クレードル3に載置され、電源接点部20aと電源接点部30aが係合され、クレードル3から供給されてくる電源電圧に基づき電源電圧判定部40で所定の処理を行なうことにより、当該情報提供装置2の置かれている場所を判断し、当該判断に基づき各部の動作を動作制御部19により制御する。
【0032】
当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内である場合には、動作制御部19は、当該情報提供装置2の内部温度を減少させるための制御を各部に行なう。例えば、動作制御部19は、CPU部18のクロック周波数を減ずる制御を行なったり、CPU部18を冷却するためのファンを駆動させたり、表示部10の明度を下げたり、I/O部16へ電源電圧の供給を遮断し、I/O部16を使用不能状態にする等の制御を行なう。
【0033】
また、動作制御部19は、当該情報提供装置2が置かれている場所に応じて、視認性及び操作性の向上を図っても良い。例えば、当該情報提供装置2が置かれている場所が車両内であれば、表示部10に表示されているフォントサイズを大きくして視認性を向上したり、ストレージ部12に記憶されている所定のデータを容易に読み出せるように操作性を単純化する。
【0034】
なお、オルタネータは、エンジンが回転している時と回転していない時とで発生するノイズ成分が異なる(エンジンが回転していない時にはノイズ成分の発生が減少する。)。したがって、情報提供装置2は、エンジンが回転していないときに、電源電圧判定部40によるノイズ成分の抽出作業で家庭内電源から供給されたものと誤判断してしまうおそれがある。そこで、情報提供装置2は、エンジンが回転していないときに重畳される電源電圧のノイズ成分の特性を予めメモリ部17に記憶させておき、電源電圧判定部40の分析部45でクレードル3から供給される電源電圧を分析する際に、当該メモリ部17に記憶されているデータと比較照合することにより、オルタネータから供給されたものか、家庭用電源から供給されたものかを判断する構成にしても良い。
【0035】
このように構成された情報提供システム1は、所定の情報を提供する情報提供装置2と、情報提供装置2に電源電圧を供給し、かつ接点部30の検知接点部30cが特殊な形状によりなるクレードル3とからなっており、クレードル3に設けられている湾曲状の受け部に情報提供装置2を載置したとき、情報提供装置2の接点部20の検知接点部20cとクレードル3の接点部30の検知接点部30cとが係合し、当該係合により生成される検知信号に基づき当該情報提供装置2が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき動作制御部19で情報提供装置2の各部の動作を制御するので、情報提供装置2の内部温度を所定の温度に調整することができる。
【0036】
また、本発明に係る情報提供システム1は、所定の情報を提供する情報提供装置2と、情報提供装置2に電源電圧を供給するクレードル3からなっており、クレードル3に設けられている湾曲状の受け部に情報提供装置2を載置したとき、情報提供装置2の接点部20の電源接点部20aとクレードル3の接点部30の電源接点部30aとが係合し、当該係合によりクレードル3から供給される電源電圧の供給元を電源電圧判定部40で判定し、当該判定に基づき当該情報提供装置2が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき動作制御部19で情報提供装置2の各部の動作を制御するので、情報提供装置2の内部温度を所定の温度に調整することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る情報提供システムは、所定の情報を提供する情報提供装置と、情報提供装置に電源電圧を供給する電源供給装置からなり、電源供給装置に特殊な形状の突起物を形成し、電源供給装置に情報提供装置が載置されたときに、当該突起部を情報提供装置により検知し、当該検知に基づき当該情報提供装置が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき情報提供装置の各部の動作を制御するので、当該情報提供装置を環境に応じて適切に動作させることができ、当該情報提供装置の寿命を延ばすことができ、さらに、情報提供装置の内部温度を所定の温度に調整するので、熱による誤動作等を回避することができる。また、本発明に係る情報提供システムは、情報提供装置により電源供給装置に形成されている突起物を検知し、当該検知に基づき当該情報提供装置が置かれている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき視認性及び操作性の向上を図るように情報提供装置の各部の動作を制御することができる。
【0038】
また、本発明に係る情報提供システムは、所定の情報を提供する情報提供装置と、情報提供装置に電源電圧を供給する電源供給装置からなり、電源供給装置から供給される電源電圧から所定の信号を抽出し、抽出した信号に基づき当該情報提供装置が置かれいている場所を自動的に認識し、当該認識に基づき情報提供装置の各部の動作を制御するので、当該情報提供装置を環境に応じて適切に動作させることができ、当該情報提供装置の寿命を延ばすことができ、さらに、情報提供装置の内部温度を所定の温度に調整するので、熱による誤動作等を回避することができる。また、本発明に係る情報提供システムは、情報提供装置により供給された電源電圧から所定の情報を抽出し、当該抽出した信号に基づき視認性及び操作性の向上を図るように情報提供装置の各部の動作を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報提供システムの構成を示す模式図である。
【図2】本発明を適用した情報提供システムの情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す情報提供装置の動作について示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る情報提供システムにより情報提供装置の置かれている場所を検知する方法について示すフローチャートである。
【図5】情報提供装置がクレードルに載置されたときに係合される検知接点部の様子を示す図である。
【図6】エンジン回転時におけるオルタネータから供給される電源電圧の波形を示す図である。
【図7】情報提供装置が備える電源電圧判定部40の構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 情報提供システム、2 情報提供装置、3 クレードル、10 表示部、11 データ受信部、12 ストレージ部、13 音声入力部、14 音声出力部、15 情報処理部、16 I/O(Input/Output)部、17 メモリ部、18 CPU(Central Processing Unit)部、19 動作制御部、20,30 接点部、20a,30a データ通信接点部、20b,30b 電源接点部、20c,30c 検知接点部、40 電源電圧判定部、41 交流成分抽出部、42 増幅部、43 フィルタ部、44 変換部、45 分析部
Claims (9)
- 所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置と、当該情報提供装置に電源を供給する電源供給装置とを有してなる情報提供システムであって、
上記電源供給装置は、
上記情報提供装置が置かれている場所の情報を通知する情報通知手段を有し、
上記情報提供装置は、
上記電源供給装置に載置されたときに、上記情報通知手段から供給された情報を検知する検知手段と、
上記検知手段で検知した情報に基づいて上記処理部の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする情報提供システム。 - 上記処理部は、所定の演算処理を行なう演算部を有するものであって、
上記制御手段は、上記検知手段を介して上記情報通知手段から供給された情報に基づいて上記演算部のクロック周波数を制御することを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。 - 上記情報提供装置は、上記演算部を冷却する冷却部を有し、
上記制御手段は、上記検知手段を介して上記情報通知手段から供給された情報に基づいて上記冷却部を駆動させることを特徴とする請求項2記載の情報提供システム。 - 上記情報提供装置は、上記表示部の明るさを調整する明度調整手段を有し、
上記制御手段は、上記検知手段を介して上記情報通知手段から供給された情報に基づいて上記表示部の明度が所定の値になるように上記明度調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。 - 上記情報提供装置は、上記表示部に表示される文字サイズを調整する調整手段を有し、
上記制御手段は、上記検知手段を介して上記情報通知手段から供給された情報に基づいて上記表示部に表示される文字サイズが所定のサイズになるように上記調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。 - 上記情報提供装置は、外部機器とデータの入出力を行なうインターフェース部を有し、
上記制御手段は、上記検知手段を介して上記情報通知手段から供給された情報に基づいて上記インターフェース部を使用不可能にすることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。 - 上記情報通知手段は、突起物が形成されてなり、
上記検知手段は、上記突起物の有無に基づいて検知信号を生成し、
上記制御手段は、上記検知信号に基づいて上記処理部の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。 - 所定の情報を処理する処理部並びに処理後の情報を表示する表示部を有する情報提供装置と、当該情報提供装置に電源を供給する電源供給装置とを有してなる情報提供システムであって、
上記電源供給装置は、
上記情報提供装置に電源電圧を供給する電源電圧供給手段を有し、
上記情報提供装置は、
上記電源供給装置に載置されたときに、上記電源供給手段から供給された電源電圧に基づき所定の信号を検出する信号検出手段と、
上記信号検出手段の検出結果に応じて、上記処理部の動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする情報提供システム。 - 上記電源供給装置は、家庭用電源又は車両のオルタネータ(発電機)に接続されており、
上記信号検出手段は、上記電源供給手段から供給されてきた電源電圧の交流成分を検出することを特徴とする請求項8記載の情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003125733A JP2004334322A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 情報提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003125733A JP2004334322A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 情報提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004334322A true JP2004334322A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33502908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003125733A Withdrawn JP2004334322A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 情報提供システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004334322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013159144A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Honda Access Corp | 車載装置 |
-
2003
- 2003-04-30 JP JP2003125733A patent/JP2004334322A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013159144A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Honda Access Corp | 車載装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10416748B2 (en) | Method and apparatus for controlling an operation mode of a mobile terminal | |
US6078302A (en) | Screen brightness control | |
US7219240B2 (en) | Monitor and method for controlling power-on and power-off of host computer | |
KR100418703B1 (ko) | 디스플레이장치 및 그 제어방법 | |
US20010018329A1 (en) | Information processing apparatus and operating state control method | |
JP2004038295A (ja) | 情報処理装置及び電源制御方法 | |
KR960011630A (ko) | 정보 처리 기기, 정보 처리 기기를 위한 급전 장치 및 급전 방법 | |
US20080150855A1 (en) | Liquid crystal display | |
TW327707B (en) | Method for producing power consumption in a portable electronic device with a liquid crystal display screen | |
JP2005018229A (ja) | 文書閲覧端末、文書表示制御方法及び文書表示制御プログラム | |
JP2004334322A (ja) | 情報提供システム | |
JP2004215413A (ja) | 電子機器および電子機器の電力制御方法 | |
CN103412589A (zh) | 车载智能终端低温保护装置 | |
JP5251317B2 (ja) | デバイス機器、ホスト機器及びインターフェイスシステム | |
JP2007034683A (ja) | Icタグ及びタグ管理システム | |
KR960002065A (ko) | 무선 선택 호출 수신기를 활용하는 휴대용 정보 처리 시스템 | |
KR101956141B1 (ko) | 소비 전력을 줄인 전자 칠판 | |
JP2003114743A (ja) | 電子機器 | |
JP2001069236A (ja) | 無線通信装置および電源切り替え方法 | |
KR100438587B1 (ko) | 차량용 정보단말기의 전력저감장치 및 방법 | |
US20040128570A1 (en) | Low power residual remaining power indicator | |
JP2001337309A (ja) | 液晶ディスプレイ装置 | |
KR100471146B1 (ko) | 도난 방지 기능을 갖는 휴대용 컴퓨터 시스템 및 그 제어 방법 | |
KR101723194B1 (ko) | 모니터의 전원 관리기능을 내장한 전원공급장치 및 그 제어방법 | |
KR0165166B1 (ko) | 노트북 컴퓨터의 절전장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |