JP2004333665A - 遠隔操作可能な電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】専用のリモコンを使用できない場合においても適当なリモコンを用いて遠隔操作可能な電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の遠隔操作可能な電子機器は、第1リモートコントロールコードを受信した場合、記億している1又は複数の第2リモートコントロールコードの中に、前記第1リモートコントロールコードと一致するものが存在すると、前記第1リモートコントロールコードに対応する動作を行う第1動作モードと、前記第1リモートコントロールコードを受信した場合、前記第1リモートコントロールコードの内容に関わらず、所定の動作を行う第2動作モードとを選択的に設定できる。前記所定の動作は、複数の動作から選択されるようにしてもよい。本発明を撮像装置に適用すると、専用のリモコンが使用できない場合でも、他のリモコンで少なくともレリーズ動作が行えるようになるので、特に効果的である。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明の遠隔操作可能な電子機器は、第1リモートコントロールコードを受信した場合、記億している1又は複数の第2リモートコントロールコードの中に、前記第1リモートコントロールコードと一致するものが存在すると、前記第1リモートコントロールコードに対応する動作を行う第1動作モードと、前記第1リモートコントロールコードを受信した場合、前記第1リモートコントロールコードの内容に関わらず、所定の動作を行う第2動作モードとを選択的に設定できる。前記所定の動作は、複数の動作から選択されるようにしてもよい。本発明を撮像装置に適用すると、専用のリモコンが使用できない場合でも、他のリモコンで少なくともレリーズ動作が行えるようになるので、特に効果的である。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、リモートコントローラを用いて遠隔操作可能な電子機器に関し、特に、レリーズ動作を遠隔操作で行える電子カメラ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョンセット、CDプレーヤや電子カメラ等の電子機器は、通常、リモートコントローラ(以下、「リモコン」と称す)を用いて遠隔操作ができるように構成されている。リモコンには、電源のオン/オフ、チャンネル又は音量のアップ/ダウン、再生開始/停止等に対応する各種操作キーが設けられており、これら操作キーが操作されると、リコモンからは、これら操作キーに応じたリモートコントロールコード信号が発せられる。リモートコントロールコード信号を受信した電子機器は、自己が記憶しているリモートコントロールコード群の中に、受信したリモートコントロールコードと一致するものがある場合に、当該リモートコントロールコードの内容に応じた動作を行う。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−307930号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
リモートコントロールコードには、動作内容を示すコードに加えて、電子機器の種別を示すコード、及びメーカの種別を示すコードが含まれており、従来の電子機器の多くは、専用のリモコンが紛失又は故障等により使用できない場合に、当該電子機器の遠隔操作を行うことはできなかった。
【0005】
テレビジョンセットやCDプレーヤ等の家屋内に据え置かれて使用される電子機器の場合は、遠隔操作が不可能になっても、電子機器本体を直接手動操作すれば、不便ながらも所望の動作を行うことはできる。しかしながら、電子カメラのような撮像装置では、遠隔操作が行えないと所望の撮影行為が行えない事態が生ずる。例えば、自分自身を撮影する場合には、リモコンを用いた遠隔操作は必須であり、専用リモコンが故障又は紛失していると、使用者は所望の撮影行為を行うことができない。
【0006】
なお、複数のメーカのリモートコントロールコードを発することが可能なリモコンや、複数のメーカのリモートコントロールコードを選択的に設定可能な電子機器も存在しているが、いずれにせよ、電子機器の遠隔操作に用いるリモコンがその電子機器の種別に対応していることが必要とされる。従って、あるテレビジョンセット専用のリモコンを紛失した場合に、各メーカのリモートコントロールコーを記憶したテレビジョンセット用のリモコンで、又はメーカが異なるテレビジョンセット専用のリモコンを使用して、そのテレビジョンセットを遠隔操作することはできるが、これらのリモコンを所持していないときに、例えば電子カメラ用のリモコンで、テレビジョンセットを遠隔操作することはできなかった。
【0007】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、専用のリモコンを使用できない場合に、他機種用又は他メーカー用等の適当なリモコンを用いて遠隔操作可能な電子機器を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の遠隔操作可能な電子機器は、第1リモートコントロールコードを受信した場合、記億している1又は複数の第2リモートコントロールコードの中に、前記第1リモートコントロールコードと一致するものが存在すると、前記第1リモートコントロールコードに対応する動作を行う第1動作モードと、前記第1リモートコントロールコードを受信した場合、前記第1リモートコントロールコードの内容に関わらず、所定の動作を行う第2動作モードとを選択的に設定できる。
【0009】
【作用及び効果】
本発明の電子機器では、使用者は、専用のリモコンを使用できない場合に、受信したリモートコントロールコードの内容に関わらず所定の動作を行う第2動作モードを電子機器に設定する。そして、使用者が、別途所持する又は他人から借りたリモコンを用いて、適当な又は任意のコントロールコード信号を電子機器に送ると、電子機器は所定の動作を行う。この際、当該電子機器とは異なる機種用又はメーカー用のリモコン、すなわち専用のリモコン以外の適当なリモコンを使用できる。このように、本発明によれば、専用のリモコンを使用できない場合においても、適当なリモコンを用いて、特定の動作について電子機器の遠隔操作が可能となる。また、遠隔操作によりある単一の動作のみを行う電子機器、又はある単一の動作が多く行われる電子機器では、使用者は各々が所有する他の電子機器のリモコンを当該単一動作に使用できるから、製造者又は販売者は、電子機器と一緒に専用リモコンを販売しなくとも、使用者に特段の不利益を与えることはなく、電子機器を廉価で使用者に提供することができる。
【0010】
本発明の電子機器において、第2動作モードにて行われる所定の動作を複数の動作から選択するように構成すると、専用のリモコンを使用できない場合において複数の動作について電子機器の遠隔操作が可能となる。また、所定時間内におけるリモートコントロールコードの受信回数により、第2動作モードにて行われる所定の動作の内容を異なるようにしてもよい。
【0011】
電子カメラに代表される撮像装置は携帯されることが多いために、使用者がリモコンを同時に携帯することを忘れる場合が多い。また、撮像装置において行われる遠隔操作のほとんどは、レリーズ動作である。本発明を撮像装置に適用することは、適当なリモコンを用いて遠隔操作でレリーズ動作が行えるようになるので非常に有意義である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した電子カメラの構成を示すブロック図である。電子カメラは、ズームレンズ(1)及びフォーカスレンズ(2)を具えており、被写体から送られる光は、これらレンズ(1)(2)を通って撮像素子たるCCD(3)に入射する。ズームレンズ(1)とフォーカスレンズ(2)の間には、CCD(3)への入射光量を調整するアイリス機構(4)と、光を遮断又は通過させるシャッタ(5)とが配設されている。
【0013】
ズームレンズ(1)は、ステッピングモータやガイド機構等を含むズームレンズ駆動部(6)が動作することにより、入射光の光軸に沿って移動する。CPU(7)は、電子カメラの統括的な制御を行うものであり、データバス(8)を介して他の構成要素と接続されている。操作部(9)より、ズームレンズ(1)の移動を指示する信号がCPU(7)に入力されると、CPU(7)は、ズーム駆動ドライバ(10)にステッピングモータの回転量等を指示し、ズーム駆動ドライバ(10)は、この指示に基づきズームレンズ駆動部(6)を駆動させる。ズームレンズ(1)と同様に、フォーカスレンズ(2)及びアイリス機構(4)も、CPU(7)からの指示に基づいて、駆動部及びドライバ(図示省略)を介して動作する。
【0014】
シャッタ(5)は、ステッピングモータ等を含むシャッタ駆動部(12)が動作することにより開閉動作を行う。例えば、静止画像を撮影するモードで電子カメラが動作する場合、レリーズボタン(11)が半分押されると、CPU(7)は、シャッタ(5)が入射光を通過させるようにシャッタ駆動ドライバ(13)に指令を出す。シャッタ駆動ドライバ(13)がシャッタ駆動部(12)を駆動させると、シャッタ(5)が開状態になり、被写体からの入射光がCCD(3)に照射される。そして、レリーズボタン(11)が全部押されると、CPU(7)は、CCDドライバ(14)に指令を出して、CCD(3)に蓄積された電荷が排出される。連写モード又は動画撮影モードでカメラが動作する場合、CCD(3)に蓄積された電荷は所定の周期で排出される。以上のような、レリーズボタン(11)の押下げに伴う電子カメラのレリーズ動作(撮影動作)は、リモコンを用いて遠隔操作で行うことができる。
【0015】
蓄積電荷の排出により発生した画像信号は、CCD(3)から画像信号処理部(15)に送られて処理される。画像信号処理部(15)は、入力された画像信号に対してノイズ除去等の処理を行った後、画像信号をデジタル化して画像データに変換する。画像データはDSP(16)に送られて、ガンマ補正等の画像処理がなされる。DSP(16)で処理された画像データは、バッファメモリ(17)に一旦記憶された後に、メモリI/F(18)を介してメモリカード(19)に記録される。バッファメモリ(17)に記憶された、又はメモリカード(19)に記録された画像データは、VRAM(20)に送られた後、LCDドライバ(21)を介してLCD(22)に表示される。なお、画像データを、外部I/F(23)を介して、外部出力端子(24)に接続された外部機器(図示せず)に送ることもできる。
【0016】
受光部(25)は、例えばフォトダイオードが使用されており、リモコンから発せられた赤外線信号を検出して電気信号に変換する。受光部(25)から出力される電気信号はコード信号処理部(26)に送られる。コード信号処理部(26)は、電気信号からビット列たるリモートコントロールコード(以下、「リモコンコード」と称す)を抽出して、CPU(7)に送る。ROM(27)には、専用リモコンの操作キーに夫々対応した複数のリモコンコードが記憶されている(電子カメラが遠隔操作により一つの動作しか行わない場合は、ROM(27)に記録されるリモコンコードは1つである)。後述する判別モードが設定されている場合、CPU(7)は、リモコンから送られたリモコンコードとROM(27)に記憶されているリモコンコードとを比較する。送られたリモコンコードが、記憶されているリモコンコードの一つと合致する場合、CPU(7)は、リモコンコードに対応する動作を行うように、電子カメラの他の構成要素を制御する。なお、CPU(7)の演算に伴う一時的なデータを記憶するためにRAM(28)が使用される。
【0017】
図2は、電子カメラにリモコンコードを送信するリモコン(30)のブロック図である。リモコン(30)は、発光部(31)、変換部(32)、CPU(33)、ROM(34)及び操作部(35)を含んでいる。操作部(35)は、電子カメラに夫々動作を指令する複数の操作キーで構成されており、ある操作キーが押されると、当該操作キーに対応するキーコードがCPU(33)に送られる。ROM(34)には、各操作キーの動作に対応してリモコンコード群が記憶されており、CPU(33)は、押された操作キーの動作に対応するリモコンコードをROM(34)から読み出して変換部(32)に送る。変換部(32)は、適当な変調方式を用いて、送られたリモコンコードをアナログ電気信号に変換する。そして、発光部(31)は、アナログ電気信号を変換して赤外線信号を送信する。
【0018】
図3は、本実施例の電子カメラの遠隔操作による動作を示すフローチャートである。実施例の電子カメラは、操作部(9)を用いてリモコン機能をオン又はオフすることができる。リモコン機能がオフに設定されている場合(S1)、受光部(25)及びコード信号処理部(26)に電力は供給されず、リモコン(30)が如何なるリモコンコードを送っても、リモコンコードに基づいて電子カメラは動作しない(S2)。リモコン機能がオンに設定されている場合(S1)、CPU(7)は、何からのリモコンコードを受信したか否かを判断する(S3)。
【0019】
本発明の電子カメラは、受信したリモコンコードをROM(27)に記録されているリモコンコードと比較して、あるリモコンコードと一致する場合に、そのコードが示す動作を行う動作モード(「判別モード」と称する)と、リモコンコードを受信した場合、その内容如何に関わらず所定の動作を行う動作モード(「無判別モード」と称すると選択的に設定可能である。これら動作モードの設定は、LCD(22)に表示された設定画面を用いて行われる。図4は、設定画面の一例である。設定画面には、動作モードを示す表示領域(41)(42)が設けられており、これら表示領域(41)(42)の右側には、選択されたことを示すチェックボックス(43)(44)が表示されている。図4に示す状態では、無判別モードが選択されており、これを示すためにチェックボックス(44)の色が濃くなっていている。
【0020】
無判別モードを示す表示領域(42)の下側には、無判別モードにおいて設定可能な各種動作を示す表示領域(45)(46)(47)が設けられている。これら表示領域(45)(46)(47)の右側には、先と同様に選択されたことを示すチェックボックス(48)(49)(50)が表示されている。本実施例では、レリーズ動作を行う3つの動作、すなわち静止画像の撮像、静止画像の連続撮像、及び動画像の撮影動作を設定できる。図4に示す状態では、静止画の撮影動作が選択されており、これを示すためにチェックボックス(48)の色が濃くなっていている。なお、設定画面を、外部I/F(23)を介して、外部出力端子(24)に接続された外部機器に表示することも可能である。
【0021】
再度、図3を参照すると、リモコンコードが受信された場合、CPU(7)は、設定されているモードが無判別モードであるか判別モードであるかを判断する(S4)。無判別モードである場合、電子カメラは、設定されている所定の動作を行う(S5)。図4で例示した状況では、静止画像の撮影動作が行われる。CPU(7)はシャッタ駆動ドライバ(13)に指令を送り、シャッタ駆動部(12)が動作すると、シャッタ(5)が開状態になり、CCD(3)に被写体からの光が照射される。その後、CPU(7)は、適当なタイミングでCCDドライバ(14)に指令を送り、CCD(3)の蓄積電荷が排出され、画像信号が発生する。CCD(3)から出力された画像信号は、先の説明のように処理されて、画像データがメモリカード(19)に記録される。
【0022】
判別モードが設定されている場合(S4)、受信したリモコンコードと一致するものが、ROM(27)に記憶されたリモコンコード群の中にあるか否かが、CPU(7)により判別される(S6)。どのリモコンコードも、受信したリモコンコードと一致しない場合には、遠隔操作は行われない(S2)。あるリモコンコードが、受信したリモコンコードと一致する場合、CPU(7)は、受信したリモコンコードに対応する動作を行うように電子カメラを制御する。
【0023】
図2に示すリモコン(30)が電子カメラの専用リモコンであるならば、ROM(34)には、電子カメラのROM(27)に記憶されたリモコンコード群と同じものが記憶されている。この場合、リモコン(30)は、電子カメラに設定されたモードに関係なく使用することができる。但し、無判別モードの場合、遠隔操作により行われる動作は制限される。リモコン(30)が電子カメラの専用リモコンでないならば、ROM(34)には、前記リモコンコード群と異なるリモコンコード群が記憶されている。そのため、リモコン(30)は、判別モードが設定されている場合には使用できないが、本発明により、無判別モードが設定されている場合には、設定された動作について遠隔操作を行うために使用できる。
【0024】
上記実施例では、設定画面を用いて選択された動作が無判別モードにおいて行われているが、判別モード又は無判別モードの設定のみを可能とし、無判別モードにおける行われる動作は、所定時間内におけるリモコンコードの受信回数により決定されてもよい。この構成を採用すると、例えば、無判別モードにおいて、使用者がリモコン(30)の適当な又は任意の操作キーを1回押した場合には、電子カメラは静止画を撮影し、所定時間の間に操作キーが2回押された場合には、電子カメラは連写を行い、所定時間の間に操作キーが3回押された場合には、電子カメラは動画を撮影するというように、使用者は、リモコン(30)を用いて無判別モードでの遠隔操作による動作を選択できる。さらに、無判別モードで設定される各動作の内容を、所定時間内におけるリモコンコードの受信回数により区別することも可能である。
【0025】
以上の説明では、電子カメラを本発明の実施例としたが、電子カメラ以外の撮像装置に、例えば銀塩カメラに本発明を適用できることは明らかである。また、図3に示す受光部(25)、コード信号変換部(26)、CPU(7)及びROM(27)に相当する構成要素を具えておれば、撮像装置以外の電子機器に、図4に示す動作をさせることもできる。例えばテレビジョンやCDプレーヤに本発明を適用すれば、無判別モードにおいて、専用リモコン以外の適当なリモコンを用いて、チャンネルの選択や再生する楽曲のトラックを選択することができる。
【0026】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの構成を示すブロック図である。
【図2】電子カメラにリモコンコードを送信するリモートコントローラのブロック図である。
【図3】本発明に係る電子カメラの遠隔操作における動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の電子カメラのモードを設定するために表示される設定画面である。
【符号の説明】
(3) CCD
(5) シャッタ
(7) CPU
(9) 操作部
(11) レリーズボタン
(12) シャッタ駆動ドライバ
(13) シャッタ駆動部
(14) CCDドライバ
(15) 画像処理部
(19) メモリカード
(22) LCD
(25) 受光部
(26) コード信号処理部
(27) ROM
(30) リモートコントローラ
【発明が属する技術分野】
本発明は、リモートコントローラを用いて遠隔操作可能な電子機器に関し、特に、レリーズ動作を遠隔操作で行える電子カメラ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョンセット、CDプレーヤや電子カメラ等の電子機器は、通常、リモートコントローラ(以下、「リモコン」と称す)を用いて遠隔操作ができるように構成されている。リモコンには、電源のオン/オフ、チャンネル又は音量のアップ/ダウン、再生開始/停止等に対応する各種操作キーが設けられており、これら操作キーが操作されると、リコモンからは、これら操作キーに応じたリモートコントロールコード信号が発せられる。リモートコントロールコード信号を受信した電子機器は、自己が記憶しているリモートコントロールコード群の中に、受信したリモートコントロールコードと一致するものがある場合に、当該リモートコントロールコードの内容に応じた動作を行う。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−307930号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
リモートコントロールコードには、動作内容を示すコードに加えて、電子機器の種別を示すコード、及びメーカの種別を示すコードが含まれており、従来の電子機器の多くは、専用のリモコンが紛失又は故障等により使用できない場合に、当該電子機器の遠隔操作を行うことはできなかった。
【0005】
テレビジョンセットやCDプレーヤ等の家屋内に据え置かれて使用される電子機器の場合は、遠隔操作が不可能になっても、電子機器本体を直接手動操作すれば、不便ながらも所望の動作を行うことはできる。しかしながら、電子カメラのような撮像装置では、遠隔操作が行えないと所望の撮影行為が行えない事態が生ずる。例えば、自分自身を撮影する場合には、リモコンを用いた遠隔操作は必須であり、専用リモコンが故障又は紛失していると、使用者は所望の撮影行為を行うことができない。
【0006】
なお、複数のメーカのリモートコントロールコードを発することが可能なリモコンや、複数のメーカのリモートコントロールコードを選択的に設定可能な電子機器も存在しているが、いずれにせよ、電子機器の遠隔操作に用いるリモコンがその電子機器の種別に対応していることが必要とされる。従って、あるテレビジョンセット専用のリモコンを紛失した場合に、各メーカのリモートコントロールコーを記憶したテレビジョンセット用のリモコンで、又はメーカが異なるテレビジョンセット専用のリモコンを使用して、そのテレビジョンセットを遠隔操作することはできるが、これらのリモコンを所持していないときに、例えば電子カメラ用のリモコンで、テレビジョンセットを遠隔操作することはできなかった。
【0007】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、専用のリモコンを使用できない場合に、他機種用又は他メーカー用等の適当なリモコンを用いて遠隔操作可能な電子機器を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の遠隔操作可能な電子機器は、第1リモートコントロールコードを受信した場合、記億している1又は複数の第2リモートコントロールコードの中に、前記第1リモートコントロールコードと一致するものが存在すると、前記第1リモートコントロールコードに対応する動作を行う第1動作モードと、前記第1リモートコントロールコードを受信した場合、前記第1リモートコントロールコードの内容に関わらず、所定の動作を行う第2動作モードとを選択的に設定できる。
【0009】
【作用及び効果】
本発明の電子機器では、使用者は、専用のリモコンを使用できない場合に、受信したリモートコントロールコードの内容に関わらず所定の動作を行う第2動作モードを電子機器に設定する。そして、使用者が、別途所持する又は他人から借りたリモコンを用いて、適当な又は任意のコントロールコード信号を電子機器に送ると、電子機器は所定の動作を行う。この際、当該電子機器とは異なる機種用又はメーカー用のリモコン、すなわち専用のリモコン以外の適当なリモコンを使用できる。このように、本発明によれば、専用のリモコンを使用できない場合においても、適当なリモコンを用いて、特定の動作について電子機器の遠隔操作が可能となる。また、遠隔操作によりある単一の動作のみを行う電子機器、又はある単一の動作が多く行われる電子機器では、使用者は各々が所有する他の電子機器のリモコンを当該単一動作に使用できるから、製造者又は販売者は、電子機器と一緒に専用リモコンを販売しなくとも、使用者に特段の不利益を与えることはなく、電子機器を廉価で使用者に提供することができる。
【0010】
本発明の電子機器において、第2動作モードにて行われる所定の動作を複数の動作から選択するように構成すると、専用のリモコンを使用できない場合において複数の動作について電子機器の遠隔操作が可能となる。また、所定時間内におけるリモートコントロールコードの受信回数により、第2動作モードにて行われる所定の動作の内容を異なるようにしてもよい。
【0011】
電子カメラに代表される撮像装置は携帯されることが多いために、使用者がリモコンを同時に携帯することを忘れる場合が多い。また、撮像装置において行われる遠隔操作のほとんどは、レリーズ動作である。本発明を撮像装置に適用することは、適当なリモコンを用いて遠隔操作でレリーズ動作が行えるようになるので非常に有意義である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した電子カメラの構成を示すブロック図である。電子カメラは、ズームレンズ(1)及びフォーカスレンズ(2)を具えており、被写体から送られる光は、これらレンズ(1)(2)を通って撮像素子たるCCD(3)に入射する。ズームレンズ(1)とフォーカスレンズ(2)の間には、CCD(3)への入射光量を調整するアイリス機構(4)と、光を遮断又は通過させるシャッタ(5)とが配設されている。
【0013】
ズームレンズ(1)は、ステッピングモータやガイド機構等を含むズームレンズ駆動部(6)が動作することにより、入射光の光軸に沿って移動する。CPU(7)は、電子カメラの統括的な制御を行うものであり、データバス(8)を介して他の構成要素と接続されている。操作部(9)より、ズームレンズ(1)の移動を指示する信号がCPU(7)に入力されると、CPU(7)は、ズーム駆動ドライバ(10)にステッピングモータの回転量等を指示し、ズーム駆動ドライバ(10)は、この指示に基づきズームレンズ駆動部(6)を駆動させる。ズームレンズ(1)と同様に、フォーカスレンズ(2)及びアイリス機構(4)も、CPU(7)からの指示に基づいて、駆動部及びドライバ(図示省略)を介して動作する。
【0014】
シャッタ(5)は、ステッピングモータ等を含むシャッタ駆動部(12)が動作することにより開閉動作を行う。例えば、静止画像を撮影するモードで電子カメラが動作する場合、レリーズボタン(11)が半分押されると、CPU(7)は、シャッタ(5)が入射光を通過させるようにシャッタ駆動ドライバ(13)に指令を出す。シャッタ駆動ドライバ(13)がシャッタ駆動部(12)を駆動させると、シャッタ(5)が開状態になり、被写体からの入射光がCCD(3)に照射される。そして、レリーズボタン(11)が全部押されると、CPU(7)は、CCDドライバ(14)に指令を出して、CCD(3)に蓄積された電荷が排出される。連写モード又は動画撮影モードでカメラが動作する場合、CCD(3)に蓄積された電荷は所定の周期で排出される。以上のような、レリーズボタン(11)の押下げに伴う電子カメラのレリーズ動作(撮影動作)は、リモコンを用いて遠隔操作で行うことができる。
【0015】
蓄積電荷の排出により発生した画像信号は、CCD(3)から画像信号処理部(15)に送られて処理される。画像信号処理部(15)は、入力された画像信号に対してノイズ除去等の処理を行った後、画像信号をデジタル化して画像データに変換する。画像データはDSP(16)に送られて、ガンマ補正等の画像処理がなされる。DSP(16)で処理された画像データは、バッファメモリ(17)に一旦記憶された後に、メモリI/F(18)を介してメモリカード(19)に記録される。バッファメモリ(17)に記憶された、又はメモリカード(19)に記録された画像データは、VRAM(20)に送られた後、LCDドライバ(21)を介してLCD(22)に表示される。なお、画像データを、外部I/F(23)を介して、外部出力端子(24)に接続された外部機器(図示せず)に送ることもできる。
【0016】
受光部(25)は、例えばフォトダイオードが使用されており、リモコンから発せられた赤外線信号を検出して電気信号に変換する。受光部(25)から出力される電気信号はコード信号処理部(26)に送られる。コード信号処理部(26)は、電気信号からビット列たるリモートコントロールコード(以下、「リモコンコード」と称す)を抽出して、CPU(7)に送る。ROM(27)には、専用リモコンの操作キーに夫々対応した複数のリモコンコードが記憶されている(電子カメラが遠隔操作により一つの動作しか行わない場合は、ROM(27)に記録されるリモコンコードは1つである)。後述する判別モードが設定されている場合、CPU(7)は、リモコンから送られたリモコンコードとROM(27)に記憶されているリモコンコードとを比較する。送られたリモコンコードが、記憶されているリモコンコードの一つと合致する場合、CPU(7)は、リモコンコードに対応する動作を行うように、電子カメラの他の構成要素を制御する。なお、CPU(7)の演算に伴う一時的なデータを記憶するためにRAM(28)が使用される。
【0017】
図2は、電子カメラにリモコンコードを送信するリモコン(30)のブロック図である。リモコン(30)は、発光部(31)、変換部(32)、CPU(33)、ROM(34)及び操作部(35)を含んでいる。操作部(35)は、電子カメラに夫々動作を指令する複数の操作キーで構成されており、ある操作キーが押されると、当該操作キーに対応するキーコードがCPU(33)に送られる。ROM(34)には、各操作キーの動作に対応してリモコンコード群が記憶されており、CPU(33)は、押された操作キーの動作に対応するリモコンコードをROM(34)から読み出して変換部(32)に送る。変換部(32)は、適当な変調方式を用いて、送られたリモコンコードをアナログ電気信号に変換する。そして、発光部(31)は、アナログ電気信号を変換して赤外線信号を送信する。
【0018】
図3は、本実施例の電子カメラの遠隔操作による動作を示すフローチャートである。実施例の電子カメラは、操作部(9)を用いてリモコン機能をオン又はオフすることができる。リモコン機能がオフに設定されている場合(S1)、受光部(25)及びコード信号処理部(26)に電力は供給されず、リモコン(30)が如何なるリモコンコードを送っても、リモコンコードに基づいて電子カメラは動作しない(S2)。リモコン機能がオンに設定されている場合(S1)、CPU(7)は、何からのリモコンコードを受信したか否かを判断する(S3)。
【0019】
本発明の電子カメラは、受信したリモコンコードをROM(27)に記録されているリモコンコードと比較して、あるリモコンコードと一致する場合に、そのコードが示す動作を行う動作モード(「判別モード」と称する)と、リモコンコードを受信した場合、その内容如何に関わらず所定の動作を行う動作モード(「無判別モード」と称すると選択的に設定可能である。これら動作モードの設定は、LCD(22)に表示された設定画面を用いて行われる。図4は、設定画面の一例である。設定画面には、動作モードを示す表示領域(41)(42)が設けられており、これら表示領域(41)(42)の右側には、選択されたことを示すチェックボックス(43)(44)が表示されている。図4に示す状態では、無判別モードが選択されており、これを示すためにチェックボックス(44)の色が濃くなっていている。
【0020】
無判別モードを示す表示領域(42)の下側には、無判別モードにおいて設定可能な各種動作を示す表示領域(45)(46)(47)が設けられている。これら表示領域(45)(46)(47)の右側には、先と同様に選択されたことを示すチェックボックス(48)(49)(50)が表示されている。本実施例では、レリーズ動作を行う3つの動作、すなわち静止画像の撮像、静止画像の連続撮像、及び動画像の撮影動作を設定できる。図4に示す状態では、静止画の撮影動作が選択されており、これを示すためにチェックボックス(48)の色が濃くなっていている。なお、設定画面を、外部I/F(23)を介して、外部出力端子(24)に接続された外部機器に表示することも可能である。
【0021】
再度、図3を参照すると、リモコンコードが受信された場合、CPU(7)は、設定されているモードが無判別モードであるか判別モードであるかを判断する(S4)。無判別モードである場合、電子カメラは、設定されている所定の動作を行う(S5)。図4で例示した状況では、静止画像の撮影動作が行われる。CPU(7)はシャッタ駆動ドライバ(13)に指令を送り、シャッタ駆動部(12)が動作すると、シャッタ(5)が開状態になり、CCD(3)に被写体からの光が照射される。その後、CPU(7)は、適当なタイミングでCCDドライバ(14)に指令を送り、CCD(3)の蓄積電荷が排出され、画像信号が発生する。CCD(3)から出力された画像信号は、先の説明のように処理されて、画像データがメモリカード(19)に記録される。
【0022】
判別モードが設定されている場合(S4)、受信したリモコンコードと一致するものが、ROM(27)に記憶されたリモコンコード群の中にあるか否かが、CPU(7)により判別される(S6)。どのリモコンコードも、受信したリモコンコードと一致しない場合には、遠隔操作は行われない(S2)。あるリモコンコードが、受信したリモコンコードと一致する場合、CPU(7)は、受信したリモコンコードに対応する動作を行うように電子カメラを制御する。
【0023】
図2に示すリモコン(30)が電子カメラの専用リモコンであるならば、ROM(34)には、電子カメラのROM(27)に記憶されたリモコンコード群と同じものが記憶されている。この場合、リモコン(30)は、電子カメラに設定されたモードに関係なく使用することができる。但し、無判別モードの場合、遠隔操作により行われる動作は制限される。リモコン(30)が電子カメラの専用リモコンでないならば、ROM(34)には、前記リモコンコード群と異なるリモコンコード群が記憶されている。そのため、リモコン(30)は、判別モードが設定されている場合には使用できないが、本発明により、無判別モードが設定されている場合には、設定された動作について遠隔操作を行うために使用できる。
【0024】
上記実施例では、設定画面を用いて選択された動作が無判別モードにおいて行われているが、判別モード又は無判別モードの設定のみを可能とし、無判別モードにおける行われる動作は、所定時間内におけるリモコンコードの受信回数により決定されてもよい。この構成を採用すると、例えば、無判別モードにおいて、使用者がリモコン(30)の適当な又は任意の操作キーを1回押した場合には、電子カメラは静止画を撮影し、所定時間の間に操作キーが2回押された場合には、電子カメラは連写を行い、所定時間の間に操作キーが3回押された場合には、電子カメラは動画を撮影するというように、使用者は、リモコン(30)を用いて無判別モードでの遠隔操作による動作を選択できる。さらに、無判別モードで設定される各動作の内容を、所定時間内におけるリモコンコードの受信回数により区別することも可能である。
【0025】
以上の説明では、電子カメラを本発明の実施例としたが、電子カメラ以外の撮像装置に、例えば銀塩カメラに本発明を適用できることは明らかである。また、図3に示す受光部(25)、コード信号変換部(26)、CPU(7)及びROM(27)に相当する構成要素を具えておれば、撮像装置以外の電子機器に、図4に示す動作をさせることもできる。例えばテレビジョンやCDプレーヤに本発明を適用すれば、無判別モードにおいて、専用リモコン以外の適当なリモコンを用いて、チャンネルの選択や再生する楽曲のトラックを選択することができる。
【0026】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの構成を示すブロック図である。
【図2】電子カメラにリモコンコードを送信するリモートコントローラのブロック図である。
【図3】本発明に係る電子カメラの遠隔操作における動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の電子カメラのモードを設定するために表示される設定画面である。
【符号の説明】
(3) CCD
(5) シャッタ
(7) CPU
(9) 操作部
(11) レリーズボタン
(12) シャッタ駆動ドライバ
(13) シャッタ駆動部
(14) CCDドライバ
(15) 画像処理部
(19) メモリカード
(22) LCD
(25) 受光部
(26) コード信号処理部
(27) ROM
(30) リモートコントローラ
Claims (4)
- 第1リモートコントロールコードを受信した場合、記億している1又は複数の第2リモートコントロールコードの中に、前記第1リモートコントロールコードと一致するものが存在すると、前記第1リモートコントロールコードに対応する動作を行う第1動作モードと、
前記第1リモートコントロールコードを受信した場合、前記第1リモートコントロールコードの内容に関わらず、所定の動作を行う第2動作モードとを選択的に設定できる遠隔操作可能な電子機器。 - 前記所定の動作は、複数の動作から選択される請求項1に記載の電子機器。
- 前記所定の動作は、所定時間内における前記第1リモートコントロールコードの受信回数により異なる請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
- 第1リモートコントロールコードを受信した場合、記憶している1又は複数の第2リモートコントロールコードの中に、前記第1リモートコントロールコードと一致するものが存在すると、前記第1リモートコントロールコードに対応する動作を行う第1動作モードと、
前記第1リモートコントロールコードを受信した場合に、前記第1リモートコントロールコードの内容に関わらずレリーズ動作を行う第2動作モードとを選択的に設定できる遠隔操作可能な撮像装置。
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2003
- 2003-05-02 JP JP2003126901A patent/JP2004333665A/ja active Pending
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