JP2004333238A - 埋設管路位置測定器 - Google Patents

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Masao Nosaka
正雄 野坂
Hideo Minami
日出夫 南
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Abstract

【課題】埋設管路の位置を短時間で正確に測定することができる埋設管路位置測定器を提供する。
【解決手段】埋設管路位置測定器1によれば、ケーブルを埋設管路に挿入し、ケーブル先端部のセンサ部2を埋設管路に押し込んだ状態で、センサ部2の圧力センサによりケーブルの中空部に充填された液体の圧力が検知されるため、コンピュータユニットCPU1は、その圧力に基づいて埋設管路の地表面からの深度を演算する。埋設管路の地表面における平面位置を検出するための平面位置検出用低周波磁界と埋設管路の深度に対応した深度対応低周波磁界とがセンサ部2のコイル13から発生されると、地面に置かれた位置測定部3は、その平面位置検出用低周波磁界に基づいて埋設管路の地表面における平面位置を確定するとともに、深度対応低周波磁界に基づいた埋設管路の深度を液晶表示器24に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、埋設された管路の位置を測定する埋設管路位置測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地中に埋設された管路の位置を測定するための埋設管路位置測定器として、埋設管路の地表面からの深度を測定するものがある(例えば特許文献1)。また、埋設管路の地表面における平面位置を測定するものがある(例えば特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−323851号公報(第382〜383頁、図1)
【特許文献2】
特許公報第2604974号(第2〜3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、埋設管路の地表面における平面位置と、埋設管路の深度との両方を正確に短時間で測定することができる埋設管路位置測定器は無い。
【0005】
そこで本発明では、埋設管路の地表面における平面位置と、埋設管路の深度との両方を正確に短時間で測定することができる埋設管路位置測定器を提供することを解決すべき課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、特許請求の範囲の欄に記載した埋設管路位置測定器により解決することができる。
【0007】
請求項1記載の埋設管路位置測定器によれば、液体が充填されたケーブルが埋設管路に挿入されると、センサ部に設けられた圧力センサは、ケーブルの中空部に充填された液体の圧力を検知する。圧力センサにより、ケーブルの中空部に充填された液体の圧力が検知されると、演算手段は、その圧力に基づいて埋設管路の深度を演算する。変調信号発振手段は、演算手段により演算された埋設管路の深度に対応した変調信号を発振する。この状態で、センサ部に設けられた磁界発生手段から埋設管路の地表面における平面位置を確定するための第1の交流磁界と前記変調信号に基づいた第2の交流磁界とが発生される。
位置測定部に設けられた磁界検出手段は、センサ部の磁界発生手段から発生された第1の交流磁界及び第2の交流磁界を検出すると、位置認識手段は、第1の交流磁界に基づいて埋設管路の地表面における平面位置を確定するとともに第2の交流磁界に基づいて埋設管路の地表面からの深度を認識するため、表示手段は位置認識手段により埋設管路の地表面における平面位置が確定された場合の確定表示及び埋設管路の地表面からの深度表示をする。
このように、請求項1記載の埋設管路位置測定器によれば、埋設管路の地表面における平面位置と、埋設管路の深度との両方を正確に短時間で測定することができる。
【0008】
請求項2記載の埋設管路位置測定器によれば、液体は不凍液を用いるため、寒冷時でも埋設管路の深度を測定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、埋設管路の地面における平面位置を確定するとともに、その平面位置における埋設管路の深度を測定する埋設管路位置測定器1のシステム構成を示したブロック図であり、図2は、センサ部2の構成を示したブロック図である。また、図3は、埋設管路4の地面からの深度を測定する場合の測定原理説明図である。以下、図1、図2及び図3を参照しながら埋設管路位置測定器1の構成及び作用について説明する。
【0010】
埋設管路位置測定器1の電気的なシステムは、上述のセンサ部2と、地面に設置される位置測定部3とで構成されている。また、埋設管路位置測定器1に必要な設備として、図3に示すように、地表面から所定の高さに設置された液槽5と、液槽5に基端部が接続されるとともに先端部にセンサ部2を取着し、中空部に上記液槽5から供給された液体6が充填された状態で、センサ部2を埋設管路4に押し込むケーブル7と、図示はしていないが、ケーブル7をドラムに巻き取って収納するケーブル収納部とが設けられている。尚、このケーブル収納部には液槽5が設けられているとともに、移動用キャスターなどが取り付けられている。
【0011】
次に、センサ部2の構成について説明する。
図2に示すように、センサ部2の中枢にはコンピュータユニットCPU1が設けられている。また、センサ部2には、ケーブル7の中空部に充填された液体6の圧力を検知する圧力センサ10が設けられている。この圧力センサ10は、例えば拡散形半導体圧力トランスジューサが用いられ、液体6の圧力を検知した場合、検知圧力に対応した直流電流を出力するものである。尚、液体6はクーラント液(不凍液)を使用しているため、寒冷時でも後述のように埋設管路の深度を測定することができる。
【0012】
センサ部2には、圧力センサ10から出力された直流電流を電圧信号に変換する電流―電圧変換回路11や、電流―電圧変換回路11から出力された電圧信号をディジタル信号に変換してコンピュータユニットCPU1に出力するA/D変換器12が設けられている。また、低周波の交流磁界を発生させるコイル13と、コイル13から低周波交流磁界を発生させる場合の低周波電圧を発振する低周波発振器14とが設けられている。電源回路15は、電池16を電源として所要の電圧を出力するものである。また、電源回路15に接続されているDC/DCコンバータ17は、前述の圧力センサ10に供給されるDC24V電圧を出力するものである。
【0013】
次に、センサ部2の作用について説明する。
ケーブル7が埋設管路4に挿入され、センサ部2が埋設管路4の深度測定位置まで押し込まれた状態で、埋設管路4の地表面における平面位置を前述の位置測定部3で確定させる平面位置検出用低周波磁界(第1の交流磁界)が前述のコイル13から発生される。また、圧力センサ10から液体6の検知圧力に対応した直流電流が出力されるため、この直流電流は、電流―電圧変換回路11により電圧信号に変換されたあと、A/D変換器12によりディジタル信号に変換された状態でコンピュータユニットCPU1に入力される。即ち、コンピュータユニットCPU1に入力されたディジタル信号は、圧力センサ10の検知圧力に対応したディジタル信号である。コンピュータユニットCPU1は、A/D変換器12から出力されたディジタル信号に基づいて次のような演算をすることにより埋設管路4の深度を求める。
【0014】
図3に示すように、液槽5の液面からセンサ部2までの高低差をhcmとし、液体6の比重をρ、大気圧をP0とすると、センサ部2の圧力センサ10に加わる液体6の圧力Pは(1)式となる。
P=P0+ρh ・・・・・・(1)
測定された圧力Pより、液槽5の液面からセンサ部2までの高低差hを計算すると、高低差hは(2)式で示される。
h=(P−P0)/ρ ・・・・・・(2)
次に、地面からセンサ部2までの深度は、図3から明らかなように、液槽5の液面からセンサ部2までの高低差hから、地面と液面間の距離Hを減算した値に係数Kを乗算した(3)式となる。
深度=K・(h−H) ・・・・・・(3)
このようにコンピュータユニットCPU1が地面からセンサ部2までの深度を演算すると、コンピュータユニットCPU1は、前述の低周波発振器14で上記深度データに対応した2周波の変調信号を発振させ、コイル13から2周波の変調信号に対応した深度対応低周波磁界(第2の交流磁界)を発生させる。
【0015】
次に、位置測定部3の構成と作用について説明する。
図1に示すように、位置測定部3の中枢にはコンピュータユニットCPU2が設けられている。また、位置測定部3には、センサ部2のコイル13から発生された平面位置検出用低周波磁界と深度対応低周波磁界とを検出するためのコイル21が設けられている。磁界検出回路22は、コイル21で検出された平面位置検出用低周波磁界の強さに対応した信号をコンピュータユニットCPU2に出力するものである。また、深度信号受信部23は、コイル21で検出された深度対応低周波磁界を、埋設管路4の深度に対応した深度信号に復調し、その深度信号をコンピュータユニットCPU2に出力するものである。
【0016】
位置測定部3が地面上で移動されると、コンピュータユニットCPU2は、磁界検出回路22から出力された信号が最も大きくなったとき、埋設管路4の地表面における平面位置が確定したことを示す位置確定表示を液晶表示器24でさせるとともに、その平面位置における深度信号に基づいて埋設管路4の深度を数字で液晶表示器24に表示させる。
尚、位置測定部3には電池25を電源とする電源回路26が設けられており、電源回路26から必要な電源電圧が出力される。
また、コンピュータユニットCPU2に接続されている操作スイッチ27は、埋設管路4の深度を測定するときの零点調整や、感度調整などの場合に操作される。
【0017】
以上説明した実施の形態では、液体6は、クーラント液を用いたが、オイルを使用してもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、埋設管路の地表面における平面位置と、埋設管路の深度との両方を正確に短時間で測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】埋設管路位置測定器のシステム構成を示したブロック図である。
【図2】センサ部の構成を示したブロック図である。
【図3】埋設管路の深度を演算する場合の原理説明図である。
【符号の説明】
1 埋設管路位置測定器
2 センサ部
3 位置測定部
4 埋設管路
5 液槽
6 液体
7 ケーブル
10 圧力センサ
11 電流−電圧変換回路
12 A/D変換器
13 コイル
14 低周波発振器
15 電源回路
21 コイル
22 磁界検出回路
23 深度信号受信部
24 液晶表示器
CPU1 コンピュータユニット
CPU2 コンピュータユニット

Claims (2)

  1. 埋設管路に先端部から挿入されるケーブルと、地表面から所定の高さに設置された液槽から前記ケーブルの中空部に液体を充填する液体充填部と、前記ケーブルの先端部に取着されたセンサ部と、前記センサ部から発生された交流磁界に基づいて前記埋設管路の位置を地上で確定する位置測定部とを備えた埋設管路位置測定器であって、
    前記センサ部は、前記ケーブルの中空部に充填された前記液体の圧力を検知する圧力センサと、前記圧力センサにより検知された液体の圧力に基づいて前記埋設管路の深度を演算する演算手段と、前記演算手段により演算された前記埋設管路の深度に対応した変調信号を発振する変調信号発振手段と、前記埋設管路の地表面における平面位置を確定するための第1の交流磁界と前記変調信号に基づいた第2の交流磁界とを発生させる磁界発生手段とを有し、
    前記位置測定部は、前記センサ部の磁界発生手段から発生された前記第1の交流磁界及び第2の交流磁界を検出する磁界検出手段と、前記磁界検出手段により検出された前記第1の交流磁界に基づいて前記埋設管路の地表面における平面位置を確定するとともに前記第2の交流磁界に基づいて埋設管路の地表面からの深度を認識する位置認識手段と、前記位置認識手段により埋設管路の地表面における平面位置が確定された場合の確定表示及び埋設管路の地表面からの深度表示をする表示手段とを有することを特徴とする埋設管路位置測定器。
  2. 前記液体は不凍液を用いたことを特徴とする請求項1に記載の埋設管路位置測定器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191001A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 理研計器株式会社 ガス検知器
CN109883484A (zh) * 2019-03-22 2019-06-14 西安石油大学 一种一体化在役输油管道应力检测及安全运营系统

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