JP2004329972A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バクテリアの使用は全く不要で、単位容積に対する生ごみの処理量の割合が高く大幅な小型化が可能であり、周囲に悪臭を放つことを効果的に防止することができる生ごみ処理装置を得る。
【解決手段】駆動源により撹拌槽40内で回転駆動され撹拌槽内の生ごみを撹拌する撹拌部材と、撹拌槽40の空気と外気を取り入れてバーナー3が燃焼する燃焼室42と、燃焼室42において発生する熱風を撹拌槽40内に送り込むとともに撹拌槽と燃焼室との間で空気を循環させる熱風循環手段と、撹拌槽に通じる排気ダクト70に設けられるとともに燃焼室42において発生する熱で加熱される脱臭触媒68とを有する。脱臭触媒68は白金触媒である。白金触媒の加熱温度は350℃以上である。白金触媒は燃焼室42の上に配置されている。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ごみ処理槽内に熱風を循環させる形式の生ごみ処理装置に関するもので、特に、バクテリアを使用する必要がなく、かつ、悪臭の発生を抑制することができる生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の生ごみ処理装置の多くは、撹拌槽内で生ごみを撹拌しながら発酵菌などを含むバクテリアを投入し、生ごみを発酵させて有機分解処理し、水分含有率の低い生成物に変換処理するようになっている。上記バクテリアは母材に住まわせている。また、バクテリアによる生ごみ分解処理を促進するために、生ごみの撹拌手段を有している。
【0003】
従来の生ごみ処理装置の別の例として、本発明者が提案した熱風循環式の生ごみ処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。これは、撹拌スクリューで生ごみを撹拌するとともに、撹拌槽に熱風を循環させることにより処理を促進しようとするもので、単位時間、単位体積あたりの処理量が増大する利点がある。また、撹拌スクリューはねじりの向きが互いに逆のスクリューを用い、生ごみを中央部に寄せることによって、生ごみ処理によって生じた生成物の取り出しを容易にしている。この従来例の場合も、土壌微生物等を含む複合土壌菌を発酵菌として使用することによって、処理効果を一層高めることができるものである。
【0004】
【特許文献1】
平成7年実用新案出願公告第021262号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来一般的に用いられている生ごみ処理装置のように、バクテリアが必要なものにあっては、バクテリアを住まわせる母材が必要であり、この母材ごと処理槽に投入するため、処理槽の容量は処理物の体積の割に大きな容量が必要になり、小型化が難しいという難点がある。また、雑菌が繁殖する環境条件が揃っているため、バクテリア自体の匂いと雑菌の匂いが加わり、さらに生ごみの匂いが加わって悪臭を放つ難点がある。備えられている撹拌手段は、文字通り生ごみを撹拌するだけのものであって、その他の機能を備えているものではない。
【0006】
また、特許文献1記載の生ごみ処理装置によれば、前述のとおりの利点を有していて、小型化が可能なものであるが、まだ改良の余地が残っている。すなわち、特許文献1記載の生ごみ処理装置は、撹拌層を循環して排気口より排出される熱気の一部が悪臭のもととなり、生ごみ処理装置の周辺に悪臭を放つことがある。そこで、より一層の無臭化が望まれる。また、さらなる小型化を実現することができれば望ましいことである。
【0007】
本発明は以上のような従来技術の問題点乃至は課題に鑑みてなされたもので、バクテリアの使用は全く不要で、単位容積に対する生ごみの処理量の割合が高く大幅な小型化が可能であり、かつ、周囲に悪臭を放つことを効果的に防止することができる生ごみ処理装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、生ごみ処理のさらなる効率化を図って迅速な処理が可能な生ごみ処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、駆動源により撹拌槽内で回転駆動され撹拌槽内の生ごみを撹拌する撹拌部材と、撹拌槽の空気と外気を取り入れてバーナーが燃焼する燃焼室と、燃焼室において発生する熱風を撹拌槽内に送り込むとともに撹拌槽と燃焼室との間で空気を循環させる熱風循環手段と、撹拌槽に通じる排気ダクトに設けられるとともに燃焼室において発生する熱で加熱される脱臭触媒とを有することを特徴とする。
【0009】
撹拌部材が回転駆動されることによって撹拌槽内の生ごみが撹拌される。これと同時に、撹拌層に熱風が送り込まれ燃焼室と撹拌層との間で熱風が循環されるので、熱風が生ごみに効率よく触れて生ごみに含まれる水分の蒸発が促進され、バクテリアを使用しなくても、短時間で生ごみを処理することができる。熱風循環手段で熱風が循環されるのに伴い撹拌層内の空気の一部は排気口から外方に排出される。この排気は脱臭触媒を通ることによって脱臭される。また、脱臭触媒は燃焼室で発生する熱で加熱されるため、脱臭触媒が活性化され、脱臭効果が高まる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、脱臭触媒は白金触媒であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、白金触媒の加熱温度は350℃以上であることを特徴とする。
白金触媒は高温になることによって脱臭効果が高まる。特に、350℃以上になるとその効果が顕著となり、排気を効果的に脱臭する。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、白金触媒は燃焼室の上に配置されていることを特徴とする。
本発明にかかる生ごみ処理装置は燃焼室を有することを一つの特徴としており、この燃焼室の上に白金触媒を配置することにより、燃焼室で発生する熱を利用して白金触媒を加熱することができ、白金触媒を効果的に機能させることができる。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、熱風循環手段は、撹拌槽内の温度を60〜70℃に制御することを特徴とする。
この温度範囲に制御されていれば、多くの雑菌は死滅し、処理物である生ごみが変質することも少なく、悪臭の発生がある程度抑制される。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、撹拌部材は、水平方向の回転軸に取り付けられた螺旋状撹拌部材で、螺旋状撹拌部材が回転駆動されることにより生ごみが受け板に沿って移送されつつ撹拌されることを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、螺旋状撹拌部材は横断面外周形状が円形のパイプからなり、螺旋状撹拌部材の回転駆動により生ごみが螺旋状撹拌部材の外周面と受け板との間に導かれることを特徴とする。
受け板に対して螺旋状撹拌部材が回転することによって、螺旋状撹拌部材の外周面と受け板との間に挟み込まれた生ごみは細かく砕かれる。このように、生ごみが細かく砕かれつつ撹拌層内に熱風が送り込まれ燃焼室との間で循環されるため、生ごみの水分の蒸発が促進され、バクテリアを使用しなくても、短時間で生ごみを処理することができる。撹拌層内の温度が適切に保たれるように熱風の温度を制御すれば、雑菌の繁殖も抑制することができる。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項1記載の発明において、螺旋状撹拌部材はねじりの向きが互いに逆の二つの螺旋状撹拌部材からなり、この二つの螺旋状撹拌部材が同一方向に回転駆動されることにより生ごみが回転軸方向中央部に寄せられるように構成されていることを特徴とする。
生ごみが回転軸方向中央部に寄せられることにより、処理済のごみの排出作業を効率的に行うことができる。
【0016】
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、二つの螺旋状撹拌部材には、回転軸方向内側の端部に、螺旋状撹拌部材と一体に回転しながら生ごみを受け板に押し付けて生ごみの水分を絞るフィンが取り付けられていることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、バーナーはガスバーナーであることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明にかかる生ごみ処理装置の実施の形態について説明する。
まず、上記実施の形態の外観について図2、図3を参照しながら説明する。図2、図3に示すように、生ごみ処理装置20の本体21は箱型をしており、その正面には、生成物取り出し口開閉扉22と、生ごみ投入口開閉扉23と、点検用扉24、および外気取り入れ口5が設けられている。上記生成物取り出し口開閉扉22は垂直方向の軸によって両開き式になっているのに対し、生ごみ投入口開閉扉23はその下端が水平方向の軸により垂直方向の円を描いて生ごみ投入口を開閉するようになっている。
【0018】
生ごみ処理装置20の本体21の右側面には、図3に示すように、後述の螺旋状撹拌部材の回転駆動機構部を点検するための開閉扉24と、バーナー部分を点検するための開閉扉25が取り付けられている。上記本体21の天板からは排気管11と、バーナーの燃料であるガスを供給するためのガス接続口19が上方に突出している。
【0019】
次に、上記実施の形態の内部構造について説明する。図1において、上記本体21の内部は、その一部をなす構造部材およびパネル類によって撹拌槽40が形成され、その側方に螺旋状撹拌部材の回転駆動機構部41と、その上方に燃焼室42が形成されている。撹拌槽40内には、適宜の軸受によって回転軸14が水平方向に支持されている。回転軸14からは複数の支えバー13が放射状に延び出ていて、これらの支えバー13によって螺旋状撹拌部材12が支えられている。したがって、螺旋状撹拌部材12は回転軸14と一体となって、また、回転軸14を中心とする同心円を描いて回転するようになっている。螺旋状撹拌部材12は、横断面外周形状が円形の線材を螺旋状に形成した部材からなる。螺旋状撹拌部材12は2個用いられていて、回転軸14方向に2個並べて配置されている。また、2個の螺旋状撹拌部材12はねじりの向きが互いに逆になっていて、これらが回転駆動されることにより、撹拌槽40内の生ごみが回転軸方向中央部に寄せられるようになっている。
【0020】
上記回転駆動機構部41には、駆動源としてのギヤードモータ16が固定され、その出力軸に取り付けられた小径のスプロケットと、上記回転軸14の一端部に取り付けられた大径のスプロケットとの間にチェーン17が掛け渡されている。したがって、モータ16の出力軸から回転軸14に至る動力伝達機構は減速機構となっていて、回転軸14およびこれと一体の螺旋状撹拌部材12は、モータ16によって3rpm程度の速度で回転駆動されるようになっている。回転駆動機構部41の側面には、ガスの安全性を保つための監視回路などが組み込まれた回路基板2が取り付けられている。
【0021】
上記撹拌槽40には、その底部に受け板15が配置されている。受け板15は半円筒状に湾曲され、かつ、螺旋状撹拌部材12が描く円と同心になるように撹拌槽40の底部に配置され、上記螺旋状撹拌部材12の下部、より具体的には螺旋状撹拌部材12の下側約半分に対し間隙をおいて対向している。図4に示すように、螺旋状撹拌部材12は横断面の外周形状が円形をなしている。図示の例では横断面外周形状が円形のパイプを螺旋状に曲げることによって螺旋状撹拌部材12が形成されている。そして、螺旋状撹拌部材12の外周面と受け板15との間隙をGとすると、この間隙Gは、1.5〜4mm、より好ましくは2〜3mmに設定してある。
【0022】
前記燃焼室42にはガスバーナー3が設置されている。バーナー3は、撹拌槽40内の空気を加熱するためのもので、撹拌槽40内の空気を取り入れ、バーナー3で加熱した空気を熱風として再び撹拌槽40に送り込むためのシロッコ・ファン8が上記燃焼室42に取り付けられている。シロッコ・ファン8の空気吸入側は、熱風混合ダクト7を介して、撹拌槽40内に開口している熱風吸い込み口6と連通している。吸い込み口6には塵埃が吸引されないように塵埃を遮断するフィルターが取り付けられている。シロッコ・ファン8の空気送出側は、熱風送りダクト9を介して、撹拌槽40内に開口している熱風吹き出し口10と連通している。これらバーナー3、シロッコ・ファン8、熱風吸い込み口6、熱風吹き出し口10を含む部分は、撹拌槽40内に熱風を循環させる熱風循環手段を構成している。この熱風循環手段は、撹拌槽40内の温度を60〜70℃に、より好ましくは65℃前後に制御する温度制御手段を備えている。上記熱風混合ダクト7は前記外気取り入れ口5とも連通していて、撹拌槽40内の熱気とともに外気を取り入れることにより、燃焼室42のバーナーの燃焼が継続されるようになっている。なお、図1において、符号20はシロッコ・ファン8の回転駆動用モータを、符号11は撹拌槽40内の空気を排出する排出弁を、符号1は電源コードを示している。
【0023】
次に、上記実施の形態の動作を説明する。図2、図3に示す生ごみ投入口開閉扉23を開いて撹拌槽40に生ごみを投入し、駆動源であるモータ16を起動することによって螺旋状撹拌部材12を回転駆動する。これと同時に、ガス接続口19に接続されたガス管から燃料ガスを供給し、バーナー3でガスを燃焼させながらシロッコ・ファン8を作動させ、撹拌槽40内の空気を循環させつつ加熱して、撹拌槽40内に熱風を循環させる。螺旋状撹拌部材12の回転駆動により、螺旋状撹拌部材12は受け板15から見て回転軸14方向に移動する成分と回転軸14を中心とした回転方向の成分に分けることができる。回転軸14を中心とした回転方向の成分によって生ごみ30は図5に示すように受け板15の面に沿って持ち上げられ、やがて重力により落下して撹拌される。
【0024】
一方、螺旋状撹拌部材12は横断面外周形状が円形の線材を螺旋状に形成したものであり、図4に示すように、螺旋状撹拌部材12の外周面と受け板との間に間隙Gが生じているため、螺旋状撹拌部材12が回転駆動されることによって螺旋状撹拌部材12は受け板15との関係において螺旋状撹拌部材12の回転軸線方向に相対移動することになり、上記間隙Gに生ごみ30が導かれる。螺旋状撹拌部材12は横断面外周形状が円形であることから、上記間隙Gに導かれた生ごみ30は螺旋状撹拌部材12の外周面と受け板15との間に挟み込まれる。また、受け板15に対して螺旋状撹拌部材12が回転することによって、螺旋状撹拌部材12の外周面と受け板15との間に挟み込まれた生ごみは押し潰されるようにして細かく砕かれる。このように、生ごみ30が細かく砕かれつつ、撹拌槽40内に熱風が循環されるため、水分の蒸発が促進され、バクテリアを使用しなくても、短時間で生ごみ30を処理することができる。
【0025】
上記間隙Gは、前述のように1.5〜4mm、好ましくは2〜3mmに設定されているため、生ごみ30は望ましい大きさに微細化される。上記間隙Gが1.5mmよりも狭いと、この間隙に生ごみ30が入りにくく、生ごみ30を細かく砕く効果が損なわれる。上記間隙Gが4mmよりも広いと、この間隙を潜り抜けてしまう生ごみ30が多くなり、やはり生ごみ30を細かく砕く効果が損なわれる。生ごみ30を細かく砕く効果が損なわれると、熱風との接触面積が少なくなり、生ごみ処理能率が低下する。
【0026】
前述の熱風循環手段によって撹拌槽40内で熱風を循環させることにより、撹拌槽内40内の生ごみ30の乾燥を促進させることができる。撹拌槽40内の温度は、前述のように60〜70℃に、より好ましくは65℃前後に制御されている。撹拌槽40内の温度が上記のように制御されることにより、雑菌の大半を死滅させ、死滅させることができないとしても繁殖を抑制することができ、これによって悪臭の発生をある程度防止することができる。生ごみ30から除去された水分は、蒸気となって排気弁11から外部に排出される。
【0027】
上記のようにして、撹拌槽40内の生ごみ30は螺旋状撹拌部材12で撹拌されつつ微細化され空気の接触面積を大きくしながら熱風が循環されるため、生ごみ30の水分の蒸発が促進され、乾燥度が高く、体積が1/10程度に減少した生成物を短時間で得ることができる。また、水分の蒸発が促進され、乾燥度が高くなることによって、バクテリアを使用しなくても生ごみを処理することが可能になり、バクテリアを使用することによる悪臭、異臭の発生を防止することができる。螺旋状撹拌部材12はこれを2個用い、ねじりの向きを互いに逆向きとして回転軸方向に直列的に配置し、回転軸14の回転によって生ごみ30乃至は生成物が軸方向中央部に寄るようにしたため、生ごみ処理後、生成物取り出し口開閉扉22を開いて生成物を取り出すのが容易である。
【0028】
螺旋状撹拌部材12は、内部が空洞のパイプをねじって形成してもよいし、内部が密な細長の円柱状の部材をねじって形成してもよい。加工のしやすさ、回転負荷の軽減の点からは、パイプをねじって形成するのが望ましい。図示の実施形態のように、2個の螺旋状撹拌部材12を直列的に配置する構成は本願発明に必須の条件ではなく、1個の螺旋状撹拌部材を用いてもよい。バーナーは、ガスバーナーでもよいし、石油類を燃料としたバーナーでもよい。
【0029】
次に、生ごみ処理の効率をさらに高めることができる変形例について図6ないし図8を参照しながら説明する。この変形例は、螺旋状撹拌部材12に、螺旋状撹拌部材12と一体に回転しながら生ごみを受け板15に押し付けて生ごみの水分を絞るフィン50が取り付けられていることを特徴としている。これをより詳細に説明する。図6において、回転軸14方向に二つの螺旋状撹拌部材12が配置され、これらの螺旋状撹拌部材12は前述のとおり支えバー13などを介して回転軸14と一体にかつ回転軸14を中心とする同心円上に取り付けられている。二つの螺旋状撹拌部材12はねじりの向きが互いに逆で、この二つの螺旋状撹拌部材12が同一方向に回転駆動されることにより生ごみ30が回転軸14方向中央部に寄せられるように構成されている。
【0030】
上記二つの螺旋状撹拌部材12には、回転軸14方向内側の端部に、螺旋状撹拌部材12と一体に回転しながら生ごみを受け板15に押し付けて生ごみの水分を絞るフィン50が取り付けられている。フィン50の形状と螺旋状撹拌部材12へのフィン50の取り付け構造の具体例を図8に示す。図8において、フィン50は、板状の本体52と、この本体52の一端縁部に形成された折曲縁部54と、上記本体52の長手方向途中から折曲縁部54の根元部分にかけて形成された長孔56とを有してなる。この長孔56には螺旋状撹拌部材12の一端部が上記折曲縁部54の立ち上がり側とは反対側から挿入され、螺旋状撹拌部材12一端面を上記折曲縁部54の内側面に突き当て、折曲縁部54を貫通した固定ねじ58を螺旋状撹拌部材12にその一端からねじ込むことによって、フィン50が螺旋状撹拌部材12に一体に取り付けられている。
【0031】
図7は、上記のようにして取り付けられたフィン50と、螺旋状撹拌部材12との関係および受け板15との関係を示す。ただし、図面上、線の錯綜を避けるために、フィン50と受け板15との間隔を強調して実際よりも広く描いてある。フィン50の折曲縁部54は、螺旋状撹拌部材12の回転方向前側に位置し、フィン50の本体52の、上記折曲縁部54とは反対側の端は螺旋状撹拌部材12の回転方向後側に位置している。本体52の上記回転方向後側の端部は、螺旋状撹拌部材12の外周よりも外側に出ていて、螺旋状撹拌部材12の外周と受け板15の内周面との間隔よりも、フィン50の上記回転方向後側の端部と受け板15の内周面との間隔が狭くなっている。このフィン50の上記回転方向後側の端部と受け板15の内周面との間隔はごく僅かである。一方の螺旋状撹拌部材12に取り付けられたフィン50と、他方の螺旋状撹拌部材12に取り付けられたフィン50は、回転軸方向から見て周方向に180度位置がずれている。
【0032】
上記フィン50は回転軸14方向にある程度の広がりをもっており、フィン50の本体52は螺旋状撹拌部材12と一体となって回転するとき、受け板15の円筒形部分の定点から見れば、上記本体52との間隔が順次狭くなることになる。そのため、フィン50の本体52が螺旋状撹拌部材12とともに回転すると、撹拌槽40内の生ごみ30がフィン50の本体52と受け板15との間に導かれ、さらに、フィン50の後端部分で受け板15に押し付けられ、生ごみ30が圧縮される。その結果、生ごみ30に含まれる水分が絞られる。
【0033】
受け板15の円筒形部分で、螺旋状撹拌部材12の回転方向前側には、生ごみ30から絞られた水を撹拌槽40の外に排除するための排水孔60が形成されている。排水孔60は生ごみ30で目詰まりを生じないように微小な孔からなり、水分のみを排除するようになっている。また、排水孔60に生ごみが付着したとしても、フィン50の本体52の後端部が掻き取るようにして通過して行くので、排水孔60の目詰まりは解消される。排水孔60の下方には、排除された水を生ごみ処理装置外に導く樋などの排水路62が配置されている。フィン50が受け板15の円筒形部分を通り過ぎると、フィン50の本体52の対向面が開放され、フィン50で持ち上げられた生ごみ30は落下して再び螺旋状撹拌部材12によって撹拌される。
【0034】
以上説明した変形例によれば、フィン50によって生ごみ30の水分を絞ることができ、絞られた水分を撹拌槽の外に排除することにより、生ごみ30の乾燥に要する時間とエネルギーを節約することができる。そのため、生ごみ処理の効率をさらに高めることができる。
また、螺旋状撹拌部材12はねじりの向きが互いに逆の二つの螺旋状撹拌部材からなり、この二つの螺旋状撹拌部材が同一方向に回転駆動されることにより生ごみが回転軸14方向中央部に寄せられるように構成されているため、処理済のごみの排出作業を効率的に行うことができる。上記二つの螺旋状撹拌部材12にそれぞれフィン50を取り付けることにより、生ごみ30の水分をより能率的に絞ることができ、生ごみ処理の効率をさらに高めることができる。
【0035】
本発明は、生ごみを撹拌しながらバーナーで加熱することにより、生ごみの乾燥を促進し、処理の迅速化を図る燃焼式生ごみ処理装置に関するものである。そのため、温度が高くなった処理装置内の生ごみから悪臭が出ることがあり、生ごみ処理装置の周辺に悪臭が漂うことがある。そこで、次に説明する別の実施形態では、高温になる燃焼室を有していることを効果的に利用して、悪臭が生ごみ処理装置の外に出ないように工夫されている。
【0036】
図9ないし図12において、生ごみ処理装置本体64の上には上部枠組み65が載せられて一体化されている。生ごみ処理装置本体64は、前記実施形態における撹拌層40と同様に構成された撹拌層を有するとともに、撹拌部材の回転駆動機構部41を有している。上部枠組み65には、燃焼室42、熱風循環手段などが配置されている。燃焼室42にはガスバーナー3が設けられ、装置外から空気を取り入れてガスバーナー3が燃焼するように構成されている。上記熱風循環手段はシロッコ・ファン8を主体としてなり、シロッコ・ファン8のファン81がモータ20で回転駆動されることにより、循環ダクト7、シロッコ・ファン8、熱風吹き出し口10、撹拌層40、熱風吸い込み口6、循環ダクト7の順に空気を循環させるようになっている。この空気の循環により、燃焼室42で加熱された空気が熱風循環経路に引き込まれ、上記循環空気と加熱された空気とが混合されて撹拌層40に送り出される。このようにして、燃焼室42の気温は、前述のように60〜70℃に制御される。
【0037】
上記のように、燃焼室42で加熱された空気が熱風循環経路に引き込まれ、撹拌層40に押し込まれることにより、撹拌層40内の気圧は装置外の気圧より高くなり、この気圧差によって、撹拌層40内の空気の一部は排気管11から装置外に排出される。この排気ダクトに何らの工夫がないとすれば、撹拌層40内の空気がそのまま排出されることになり、生ごみの匂いが悪臭となって周囲に放散されることになる。そこで図9〜図12に示す実施の形態では、排出ダクト70に脱臭触媒68を設けている。排気ダクト70は、上記熱風循環経路とは別に設けられた強制的な排気ではない自然排気ダクトであって、撹拌槽の上端から燃焼室42の側方を上方に延びたあと燃焼室42の上方に広がっている。この広がった部分に脱臭触媒68が配置され、排気は脱臭触媒68を通って排気管11から排出されるように構成されている。
【0038】
上記のように、脱臭触媒68は燃焼室42の上に配置され、燃焼室42のバーナー3が燃焼することにより熱せられて脱臭触媒68が高温になるように構成されている。脱臭触媒68としてこの実施形態では白金触媒が用いられている。白金触媒は、高温にされることによって活性化し、消臭効果が高くなることが知られている。そこで、この実施形態では脱臭触媒68が350℃以上になるように、バーナー3その他の仕様を設定した。また、白金触媒からなる脱臭触媒68に排気が効果的に触れるように、白金触媒の構造をハニカム構造として表面積を広くした。
【0039】
このように、図9ないし図12に示す実施の形態によれば、単に排気ダクトに消臭触媒68を配置したというだけではなく、消臭触媒を白金触媒とし、かつ、撹拌層40に熱風を送るための熱源であるバーナー3によって発生する熱を利用して白金触媒を過熱し、白金触媒を活性化する工夫を施したため、排気に含まれる臭気が白金触媒で効果的に除去され、生ごみ処理装置周辺に悪臭が放散されることを防止することができる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、撹拌部材が回転駆動されることによって撹拌槽内の生ごみが撹拌され、これと同時に、撹拌層に熱風が送り込まれ燃焼室と撹拌層との間で熱風が循環されるので、熱風が生ごみに効率よく触れて生ごみに含まれる水分の蒸発が促進され、バクテリアを使用しなくても、短時間で生ごみを処理することができる。また、熱風循環手段で熱風が循環されるのに伴い撹拌層内の空気の一部は排気口から外方に排出されるが、この排気は脱臭触媒を通ることによって脱臭される。加えて、脱臭触媒は燃焼室で発生する熱で加熱されるため、脱臭触媒が活性化され、脱臭効果が高まる。
【0041】
請求項2記載の発明のように、脱臭触媒を白金触媒にすることにより、これを加熱することによって脱臭効果をより一層高めることができる。
請求項3記載の発明のように、白金触媒の加熱温度を350℃以上にすることにより、脱臭効果をより一層確実なものとすることができる。
請求項4記載の発明のように、白金触媒を燃焼室の上に配置することにより、燃焼式生ごみ処理装置がもともと有している燃焼室の熱を有効に利用して白金触媒を過熱し活性化させることができる。
【0042】
請求項5記載の発明によれば、熱風循環手段は、撹拌槽内の温度を60〜70℃に制御するようにしたため、バクテリアを使用しなくても、生ごみの水分の蒸発を促進することができるとともに、雑菌の繁殖も抑制することができ、生ごみの繁殖による悪臭や異臭の発生を防止することができる。
【0043】
請求項7記載の発明によれば、受け板に対して螺旋状撹拌部材が回転することによって、螺旋状撹拌部材の外周面と受け板との間に挟み込まれた生ごみは細かく砕かれるとともに、撹拌層内に熱風が送り込まれ燃焼室と撹拌層との間で熱風が循環されるため、生ごみの水分の蒸発が促進され、バクテリアを使用しなくても、短時間で生ごみを処理することができる。撹拌層内の温度が適切に保たれるように熱風の温度を制御することによって、雑菌の繁殖も抑制することができる。
【0044】
請求項9記載の発明によれば、螺旋状撹拌部材に取り付けたフィンによって生ごみの水分を絞ることができ、絞られた水分を撹拌槽の外に排除することにより、生ごみの乾燥に要する時間とエネルギーを節約することができる。そのため、生ごみ処理の効率をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる生ごみ処理装置の実施の形態を示す内部構造の斜視図である。
【図2】上記実施の形態の外観を示す正面図である。
【図3】上記実施の形態の外観を示す右側面図である。
【図4】上記実施の形態における生ごみの微細化の様子を示す拡大断面図である。
【図5】上記実施の形態による生ごみ処理動作を示す内部構造の斜視図である。
【図6】本発明に適用可能な螺旋状撹拌部材の変形例を示す正面図である。
【図7】同上螺旋状撹拌部材とこの撹拌部材に取り付けられたフィンと受け板との関係を示す一部断面側面図である。
【図8】上記フィンの螺旋状撹拌部材への取り付け構造の例を示す斜視図である。
【図9】本発明にかかる生ごみ処理装置の別の実施形態を一部切り欠いて示す正面図である。
【図10】同上実施形態を一部切り欠いて示す平面図である。
【図11】同上実施形態を一部切り欠いて示す側面図である。
【図12】同上実施形態の要部を模式的に示す正面図である。
【符号の説明】
3 バーナー
8 ファン
12 螺旋状撹拌部材
14 回転軸
15 受け板
16 駆動原としてのモータ
40 撹拌槽
42 燃焼室
50 フィン
68 消臭触媒
70 排気ダクト

Claims (10)

  1. 駆動源により撹拌槽内で回転駆動され撹拌槽内の生ごみを撹拌する撹拌部材と、
    上記撹拌槽の空気と外気を取り入れてバーナーが燃焼する燃焼室と、
    上記燃焼室において発生する熱風を上記撹拌槽内に送り込むとともに撹拌槽と燃焼室との間で空気を循環させる熱風循環手段と、
    上記撹拌槽に通じる排気ダクトに設けられるとともに上記燃焼室において発生する熱で加熱される脱臭触媒とを有することを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 脱臭触媒は白金触媒である請求項1記載の生ごみ処理装置。
  3. 白金触媒の加熱温度は350℃以上である請求項2記載の生ごみ処理装置。
  4. 白金触媒は燃焼室の上に配置されている請求項3記載の生ごみ処理装置。
  5. 熱風循環手段は、撹拌槽内の温度を60〜70℃に制御する請求項1記載の生ごみ処理装置。
  6. 撹拌部材は、水平方向の回転軸に取り付けられた螺旋状撹拌部材で、螺旋状撹拌部材が回転駆動されることにより生ごみが受け板に沿って移送されつつ撹拌される請求項1記載の生ごみ処理装置。
  7. 螺旋状撹拌部材は横断面外周形状が円形のパイプからなり、螺旋状撹拌部材の回転駆動により生ごみが螺旋状撹拌部材の外周面と受け板との間に導かれる請求項6記載の生ごみ処理装置。
  8. 螺旋状撹拌部材はねじりの向きが互いに逆の二つの螺旋状撹拌部材からなり、この二つの螺旋状撹拌部材が同一方向に回転駆動されることにより生ごみが回転軸方向中央部に寄せられるように構成されている請求項1記載の生ごみ処理装置。
  9. 二つの螺旋状撹拌部材には、回転軸方向内側の端部に、螺旋状撹拌部材と一体に回転しながら生ごみを受け板に押し付けて生ごみの水分を絞るフィンが取り付けられている請求項8記載の生ごみ処理装置。
  10. バーナーはガスバーナーである請求項1〜9のいずれかに記載の生ごみ処理装置。
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CN117212804A (zh) * 2023-09-13 2023-12-12 北京中科润宇环保科技股份有限公司 具有可驱动导排渗沥液功能的垃圾推料器

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