JP2004329027A - 釣り竿の穂先用保護具 - Google Patents

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Masahiro Fujimura
昌弘 藤村
Tensei Kamiya
典誠 神谷
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Gamakatsu Co Ltd
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Gamakatsu Co Ltd
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Abstract

【課題】運搬時などにおける穂先の損傷を有効に防止できる釣り竿の穂先用保護具を提供する。
【解決手段】釣り竿Fの穂先Mの先端側を被うための筒状の保護カバー1の一端開口1aに取り外し可能に圧入される弾性キャップ2に、圧入方向の先端面2dから後端面2eまで貫通して前記穂先Mに対して弾性的に嵌合する保持孔21を形成し、弾性キャップ2の外周面2fに、穂先Mの保持孔21への嵌入を許容するすり割り部22を前記先端面2dから後端面2eまで縦断して形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ルアー竿などの非振り出し式の竿に適用される釣り竿の穂先用保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、振り出し式の釣り竿は、不使用時に、元竿側に順次収縮して収容できるようになっている構造上、収縮させておけば、例えば運搬時などに穂先を傷めるおそれが少なく、穂先自体に対する特別な保護具を必要としない。
【0003】
これに対して、元竿の先端に穂先の基端を差し込んで使用するルアー竿のような非振り出し式の釣り竿では、穂先を元竿に収容できないので、例えば運搬時などに穂先を傷めるおそれがある。
【0004】
ところで、従来、釣り竿を保護するための用具として、振り出し式の釣り竿における径小側の竿材が挿通可能な可撓性キャップを元竿の先端開口に圧入することにより、竿の収縮状態において、径小側の竿材のガイドによる元竿側の先端開口への衝撃を前記キャップで吸収させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、非振り出し式の釣り竿において、道糸が穂先側のガイドに絡みつくのを防止するために、筒状のカバーを釣り竿の穂先の先端側に被せるようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
実開5−63270号公報 (第7頁、第1図)
【特許文献2】
特開2002−223671号公報 (第2頁、第1図および第3図)
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】
しかし、上記した従来の前者のものは、竿の収縮状態における移動ガイドが振動で元竿側の先端開口に当る衝撃をキャップで吸収させて、該元竿の先端開口の損傷を防止したものに過ぎず、仮に、穂先を収縮させず運搬した場合には、この穂先を傷めるおそれがある。
【0008】
また、上記した従来の後者のものは、使用時における穂先の振れにより道糸が穂先に絡みつくのを筒状カバーで防止したものであり、カバーを穂先に単に被せているだけの構造であるから、運搬時などの不使用時に穂先に上記カバーを被せてたとしても、穂先をカバーに保持する手段がない以上、カバーが外れやすいし、とくに、振動を受けて穂先がカバー内でがたついて穂先を傷めるおそれがある。
【0009】
この発明は、運搬時などにおける穂先の損傷を有効に防止できる釣り竿の穂先用保護具を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、「釣り竿Fの穂先Mの先端側を被うための筒状の保護カバー1と、
前記保護カバー1の一端開口1aに取り外し可能に圧入されて、該保護カバー1内の穂先Mを保持させる弾性キャップ2とから構成され、
前記弾性キャップ2には、圧入方向の先端面2dから後端面2eまで貫通して前記穂先Mに対して弾性的に嵌合する保持孔21が形成され、
前記弾性キャップ2の外周面2fには、穂先Mの保持孔21への嵌入を許容するすり割り部22が前記先端面2dから後端面2eまで縦断して形成されていることを特徴とする」ものである。
【0011】
この釣り竿の穂先用保護具Aによれば、不使用時などに穂先Mの先端側を前記保護カバー1で被い、さらに、穂先Mにおける保護カバー1の一端開口1aから少し出ている部位を前記すり割り部22を通して押し込めば、穂先Mが弾性キャップ2における保持孔21に嵌入されて弾性的に保持され、この状態で弾性キャップ2を保護カバー1の一端開口1aに圧入させれば、穂先Mの先端側が保護カバー1に保持される。
【0012】
すなわち、穂先Mの不使用時、例えばメーカーからの出荷時などには、穂先Mの先端側を保護カバー2で被っておけば、前記穂先Mが防護される。
【0013】
とくに、穂先Mを単に保護カバー1で被っただけとは違って、この保護カバー1の一端開口1aに圧入された弾性キャップ2に保持させているので、穂先Mの運搬時の振動などがあっても、穂先Mが抜け出るおそれもないうえ、該キャップ2の衝撃吸収作用も発揮されて穂先Mが保護キャップ1内で異常にがたつくおそれもなく、従って、穂先Mの損傷が確実に防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1および図2は、それぞれこの発明の一実施形態にかかる釣り竿の穂先用保護具を示す斜視図および使用時の断面図である。なお、この発明の釣り竿の穂先用保護具Aが適用される穂先Mは、複数の道糸用ガイドGが設けられており、使用時には、その基端部Maをガイド用釣り竿Fにおける元竿Nの先端側に差し込まれるようになっている。
【0016】
図1および図2において、この釣り竿の穂先用保護具Aは、ルアー竿などの非振り出し式の釣り竿Fの穂先Mを被うための円筒形の保護カバー1と、保護カバー1に挿入された穂先Mを該筒体1に保持させる弾性キャップ2とから構成されている。
【0017】
前記保護カバー1は、例えばアクリルなどの透光性合成樹脂からなる円形チューブから成形されたものであり、その一端開口1aからガイド式の釣り竿のFにおける穂先Mを先端側を被うことができる長さであり、また、その内径は、穂先Mに設けられている複数のガイドGが擦られない程度の余裕をもった寸法に設定されている。
【0018】
なお、この筒状カバー1は、非透光性であってもよいが、透光性であると、穂先Mの先端側を被った状況を確認しやすい。また、保護カバー1は、円筒形に限定されるものではなく、例えば角筒形などの非円形筒形などであってもよい。
【0019】
前記弾性キャップ2は、保護カバー1に挿入された穂先Mの先端側を該保護カバー1内に保持させるものであり、前記保護カバー1の一端開口1aに取り外し可能に圧入されるようになっている。
【0020】
この弾性キャップ2は、保護カバー1の一端開口1aに圧入される柱状圧入部2aと、この柱状部2aの先端に一体形成された先細りテーパ面部2bと、柱状圧入部2aの後端に一体形成された圧入ストッパ用の大径部2cとから構成されている。
【0021】
弾性キャップ2の構成材として、この例ではゴムを使用してあるが、これに限られるものではなく、例えば若干硬質のポリエチレンなどの合成樹脂などで構成してもよい。
【0022】
前記弾性キャップ2には、圧入方向の先端面2dから後端面2eまで貫通して前記穂先Mに嵌合する円形の保持孔21が形成されている。この保持孔21の径は、前記保護カバー1を図2に示すように被せた際に、穂先Mにおける前記一端開口1a略対応する部位に対して良好に嵌合する寸法に設定されている。
【0023】
また、弾性キャップ2の外周面2fには、前記穂先Mが側方から保持孔21内に嵌入されるのを許容するすり割り部22が前記先端面2dから後端面2eまで縦断して形成されている。
【0024】
なお、この弾性キャップ2の後端側の大径部2cには、保護カバー1に繋ぎ止めるためにストラップ用帯体3の一端部3aが連成して接続されており、このストラップ帯体3の他端3bには、前記保護カバー1に連結するための一つの手段として、保護カバー1に弾性的に外嵌可能な止めリング部31が一体形成されている。
【0025】
つぎに、上記構成の釣り竿の穂先用保護具Aの使用手順を説明する。
【0026】
予め、弾性キャップ2に連成されているストラップ用帯体3における止めリング部31を図1に示すように、保護カバー1の一端側に嵌めておく。これにより、弾性キャップ2が保護カバー1に繋がれて該弾性キャップ2を紛失したりするのが防止される。
【0027】
釣り竿Fの不使用時、例えばメーカからの出荷時、あるいは、釣り現場への行き帰り時には、元竿Nから穂先Mを抜いておくから、この時、穂先Mを図2に示すように、前記保護カバー1の一端開口1aから穂先Mを挿入して該カバー1で穂先Mの先端側を被せておく。
【0028】
保護カバー1で穂先Mの先端側が略被われた時に、穂先Mにおける保護カバー1の一端開口1aに近い露出部位を前記弾性キャップ2のすり割り部22を押し込ませる。具体的には、この弾性キャップ2のすり割り部22を拡開させるとともに、このすり割り部22の側方から図3に示すように、穂先Mと弾性キャップ2との相対押し込み操作で、該穂先Mをすり割り部22を通して弾性キャップ2における保持孔21に嵌入させる。
【0029】
この状態で弾性キャップ2の後端面2eを押圧操作してその先端から保護カバー2の一端開口1aに図2に示すように圧入すれば、弾性キャップ2における圧入部2aが弾性的に縮径変形して保護カバー2の開口1a内壁に装着されるとともに、保持孔21に嵌入された穂先Mも弾性キャップ2を介して保護カバー1内に保持される。
【0030】
弾性キャップ2の先端側には、先細りテーパ面部2bが形成されているので、このテーパ面部2bのガイド作用で弾性キャップ2の圧入が円滑に行える。
【0031】
なお、前記弾性キャップ2の良好な圧入状態が得られるように、該弾性キャップ2の外周面2fを先端に向かうにつれて径小化するテーパ面にしてもよい。
【0032】
ここで、穂先Mの不使用時、例えばメーカーから穂先Mを出荷する場合などには、上記したように穂先Mの先端側に保護カバー1を被せておけば、運送作業などにより前記穂先Mが傷ついたり、折れたりするのを防ぐことができる。
【0033】
とくに、穂先Mを単に保護カバー1で被っただけとは違って、この保護カバー1の一端開口1aに圧入された弾性キャップ2に保持させるので、運搬時の振動などがあっても、穂先Mが抜け出るおそれもないうえ、該弾性キャップ2の衝撃吸収作用も発揮されて穂先Mが保護カバー1内で異常にがたつくおそれもなくなり、従って、穂先Mの損傷を確実に防止できる。
【0034】
穂先Mの基端側は比較的太く強度があるので、保護カバー1は、穂先Mの先端から真中を超える程度の長さであれば、穂先Mを十分保護できる。
【0035】
なお、穂先Mは先端側に至るにつれて径が小さくなっているが、前記キャップ2の保護カバー1への圧入量(圧入長さ)が大きくなるにつれて前記保持孔21が径小化変形するように構成しておけば、前記穂先Mの径の違う部位にかかわらず、保持孔21内に嵌入された穂先Mを有効に弾性的に保持させることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、この発明は、釣り竿の穂先を被う保護カバーに、穂先が嵌入される嵌入孔およびすり割り部を有する弾性キャップを圧入させるようにしたから、運送時などに穂先を保護できるうえ、保護カバーがはずれたり、穂先ががたついて損傷したりするのも確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる釣り竿の穂先用保護具を示す斜視図
【図2】同じく釣り竿の穂先用保護具を使用状態で示す断面図
【図3】弾性キャップの保持孔に穂先を通す操作の説明図
【符号の説明】
1・・・・・筒状保護カバー
1a・・・・筒状保護カバーの一端開口
2・・・・・弾性キャップ
2d・・・・弾性キャップの先端面
2e・・・・弾性キャップの後端面
2f・・・・弾性キャップの外周面
21・・・・保持孔
22・・・・すり割り部
F・・・・・釣り竿
M・・・・・穂先

Claims (1)

  1. 釣り竿の穂先の先端側を被うための筒状の保護カバーと、前記保護カバーの一端開口に取り外し可能に圧入されて、該保護カバー内の穂先を保持させる弾性キャップとから構成され、
    前記弾性キャップには、圧入方向の先端面から後端面まで貫通して前記穂先に対して弾性的に嵌合する保持孔が形成され、
    前記弾性キャップの外周面には、穂先の保持孔への嵌入を許容するすり割り部が前記先端面から後端面まで縦断して形成されていることを特徴とする釣り竿の穂先用保護具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101064293B1 (ko) * 2009-05-18 2011-09-14 (주)하림 낚싯대 팁 프로텍터 및 그 제작방법

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