JP2004328149A - 光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】直接変調光源を用いた光伝送を、広帯域で好適に行うことができる光伝送システムを提供する。
【解決手段】光伝送システム1は、送信部10、伝送部20、及び受信部30が順に接続されて構成されている。送信部10は、直接変調により信号光を生成し、生成した信号光を出力する直接変調光源S〜Sを有する。伝送部20は、送信部10から出力された信号光を伝送する光ファイバF〜Fを有する。ここで、光ファイバF〜Fとしては、所定の信号光波長における波長分散値が負であり、且つその信号光波長における分散スロープの絶対値が0.05ps/nm/km以下であるものが用いられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)光伝送システムは、多波長の信号光を多重化して光ファイバ伝送路により伝送するものであり、大容量の情報を高速に長距離に渡って伝送することが可能である。近年では、光伝送システムにおいて、更なる高速大容量化及び長距離化の要求が高まりつつある。しかし、高速大容量化のためにビットレートを高くすればシステムの分散耐力が低下してしまう。一方、長距離化のために光ファイバ伝送路を長くすれば伝送路全体の累積波長分散の絶対値が増大し、信号光の波形劣化につながってしまう。
また、近年では、光伝送システムの低コスト化の要求も高まっている。そのため、信号光の光源としては、外部変調器を必要としない直接変調光源が用いられることが多い。しかし、直接変調光源を用いた場合には、直接変調による正のチャープが信号光に生じるため、信号光に対する累積波長分散の影響が強くなり、信号光の波形劣化が増大してしまう。これに対し、直接変調光源を用いた光伝送システムにおいては、光ファイバ伝送路として負分散ファイバを用いることにより、正分散ファイバを用いた場合に比して伝送特性の向上を望めることがわかっている(例えば、非特許文献1〜3参照)。
【0003】
【非特許文献1】
Optics Letters, Vol. 13, 1988, p. 1035
【非特許文献2】
ECOC2000, Vol. 1, p.97
【非特許文献3】
OFC2002, WA2
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、直接変調光源を用いた従来の光伝送システムは、負分散ファイバが用いられたものであっても、狭い信号光波長範囲(例えば、1550nm帯)における使用を前提として設計されていた。例えば、非特許文献3に記載された光ファイバでは、分散スロープの絶対値が大きいため、各波長間の分散値の差が大きく、好適に使用できる信号光波長が狭い範囲に限定されてしまう。信号光波長範囲を広げることができれば、伝送チャネル数を増やし、更なる高速大容量な光伝送を期待することができる。特に、多波長の信号光の波長間隔が比較的広いCWDM(Coarse−WDM)光伝送を行う場合には、信号光波長範囲が広いことが肝要となる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、直接変調光源を用いた光伝送を、広帯域で好適に行うことができる光伝送システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明による光伝送システムは、直接変調により信号光を生成し、生成した信号光を出力する直接変調光源と、中継区間における主たる光伝送路を構成し、直接変調光源が出力した信号光を伝送する光ファイバとを備え、光ファイバは、所定の信号光波長における波長分散値が負であり、且つ所定の信号光波長における分散スロープの絶対値が0.05ps/nm/km以下であることを特徴とする。
【0006】
この光伝送システムにおいて、中継区間の主たる光伝送路を構成する光ファイバの波長分散値は、所定の信号光波長において負である。したがって、この負分散によって、直接変調光源で生じる正のチャープが補償される。これにより、信号光の波形劣化が抑制される。また、光ファイバの分散スロープの絶対値は、所定の信号光波長において0.05ps/nm/km以下である。これにより、広い信号光波長範囲に渡って、光ファイバは略同じ負分散値をとることが可能である。このため、この光伝送システムによれば、直接変調光源を用いた波長多重伝送を、分散補償することなく広帯域で実現することができる。
【0007】
光ファイバによって伝送される信号光は、40nm以上の波長帯域に渡る3波長以上の信号光が多重化されたものであることが好適である。この場合、広帯域での波長多重伝送を好適に行うことが可能な本光伝送システムの有用性が顕著となる。
【0008】
光ファイバの零分散波長は1610nm以上であり、所定の信号光波長は1550nm近傍であることが好適である。この場合、信号光波長を零分散波長から離すことができるため、四光波混合の発生を抑えることができる。
【0009】
所定の信号光波長における光ファイバの実効断面積は60μm以下であることが好適である。この場合、所定の信号光波長における光ファイバの非線形屈折率n及び実効断面積Aeffの比(n/Aeff)が大きくなり、非線形性が強くなる。これにより、光ファイバの自己位相変調(SPM:Self Phase Modulation)による負のチャープが、直接変調による正のチャープを補償する効果が増大する。
【0010】
光ファイバの2mカットオフ波長は1600nm以下であることが好適である。この場合、数km伝送後の実効カットオフ波長は充分に短くなるため、信号光がマルチモード伝送になるのを抑制することができる。
【0011】
所定の信号光波長における光ファイバの波長分散値は、−16ps/nm/km以上であることが好適である。この場合、光ファイバの累積分散値が小さく抑えられるので、信号光の伝送距離をより長くすることができる。
【0012】
所定の信号光波長範囲において、光ファイバの波長分散値が−16ps/nm/km以上0ps/nm/km以下であることが好適である。この場合、所定の信号光波長範囲内にある全ての信号光を好適に長距離伝送することができる。
【0013】
直接変調光源の出力端において、所定の信号光波長をもつ信号光のαパラメータの値は1.0以上であることを特徴としてもよい。αパラメータの値が1.0以上となる程度に直接変調光源の消光比を高くとった場合であっても、光ファイバの負分散によって直接変調光源で生じる正のチャープが充分に補償される。
【0014】
所定の信号光波長において、光ファイバの非線形定数をγとし、光ファイバに入力する信号光のパワーをPinとしたとき、次式:
γPin>1.51×10−6/m
が成立することが好適である。この場合、光ファイバの非線形性が強くなることにより、光ファイバの自己位相変調による負のチャープが、直接変調による正のチャープを補償する効果が増大する。
【0015】
信号光のビットレートをB(Gb/s)としたとき、所定の信号光波長において、信号光の送信端から受信端までの累積波長分散値が−80000/B(ps/nm)以上0(ps/nm)以下であることを特徴とする。この場合、信号光を好適に長距離伝送することができる。
【0016】
中継区間の長さは75km以上であることが好適である。中継区間の長さを大きくとれば、システム全体における中継区間の総数を減らすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0018】
図1は、本発明による光伝送システムの一実施形態を示す概略構成図である。光伝送システム1は、送信部10、伝送部20、及び受信部30が順に接続されて構成されており、送信部10が出力した信号光を伝送部20により受信部30へと伝送するものである。
【0019】
送信部10は、n(nは2以上の整数)個の直接変調光源S〜S、及び合波器12を有する。直接変調光源S〜Sは、直接変調により信号光を生成し、生成した信号光を出力する。また、各直接変調光源S〜Sが生成・出力する信号光は、互いに異なる波長をもつ。例えば、n=3の場合、直接変調光源S〜Sが出力する信号光の波長(信号光波長)を、それぞれ1530nm、1550nm、及び1570nmとすることができる。一方、合波器12は、直接変調光源S〜Sのそれぞれと接続されており、各直接変調光源S〜Sが出力した信号光を多重化し、多重化した信号光を送信する。
【0020】
送信部10には、伝送部20が接続されている。伝送部20は、m(mは2以上の整数)本の光ファイバF〜F、及び(m−1)個の中継器R〜Rm−1を有する。光ファイバF〜Fは、送信部10から出力された信号光を伝送するものであり、中継器R〜Rm−1を介して縦列接続されている。すなわち、各光ファイバF〜Fは、中継区間における光伝送路を構成している。ここで中継区間とは、送信部10から中継器R1までの区間、各中継器R(i:1以上m−2以下の整数)から隣り合う中継器Ri+1までの区間、及び中継器Rm−1から受信部30までの区間のそれぞれをいう。また、各中継器R〜Rm−1は、送信部10側の光ファイバF〜Fから入力された信号光を増幅し、増幅した信号光を受信部30側の光ファイバF〜Fへと出力する。
【0021】
ここで、光ファイバF〜Fとしては、所定の信号光波長における波長分散値が負であり、且つその信号光波長における分散スロープの絶対値が0.05ps/nm/km以下であるものが用いられる。所定の信号光波長とは、例えば1550nmである。
【0022】
伝送部20には、受信部30が接続されている。受信部30は、分波器32、及びn個の光検出器D〜Dを有する。分波器32は、伝送部20により伝送された信号光を受信する。この信号光は、上述のように、相異なる波長をもつn種類の信号光が多重化されたものであり、分波器32は入力した信号光を波長毎に分離し、分離した信号光を出力する。また、分波器32には、光検出器D〜Dがそれぞれ接続されている。光検出器D〜Dは、分波器32が分離・出力した信号光を検出する。すなわち、光検出器D〜Dが検出する信号光は、それぞれ直接変調光源S〜Sが出力する信号光に対応し、互いに異なる波長をもつものである。
【0023】
上記構成の光伝送システム1は、次のように動作する。送信部10において、直接変調光源S〜Sから出力された信号光は、合波器12によって波長多重化された後、伝送部20へと送信される。伝送部20において、信号光は、光ファイバF〜Fによって各中継区間を伝送される。またこのとき、信号光は、隣接する中継区間どうしの間において、中継器R〜Rm−1によって増幅を受ける。伝送部20を伝送された信号光は、受信部30によって受信される。受信部30において、信号光は、分波器32によって波長毎に分離される。分離された信号光は、それぞれ光検出器D〜Dによって検出される。
【0024】
光伝送システム1の効果を説明する。光伝送システム1において、各中継区間の光伝送路を構成する光ファイバF〜Fの波長分散値は、所定の信号光波長において負である。したがって、この負分散によって、直接変調光源S〜Sで生じる正のチャープが補償される。これにより、信号光のパルスは圧縮され、信号光の波形劣化が抑制される。このため、受信部30における信号光の受信感度が向上する。また、光ファイバF〜Fの分散スロープの絶対値は、上記所定の信号光波長において0.05ps/nm/km以下である。これにより、広い信号光波長範囲に渡って、光ファイバF〜Fは略同じ負分散値をとることが可能である。このため、光伝送システム1によれば、直接変調光源を用いた波長多重伝送を、分散補償することなく広帯域で実現することができる。また、外部変調器及び分散補償器の何れも設ける必要がないため、光伝送システム1は低コストである。
【0025】
特に、光ファイバF〜Fとしては、所定の信号光波長における分散スロープの絶対値が、より好ましくは0.03ps/nm/km以下、さらに好ましくは0.01ps/nm/km以下であるものを用いるとよい。この場合、波長多重伝送をより広帯域で好適に行うことができる。例えば、分散スロープの絶対値が0.03ps/nm/km以下の場合、100nm以上の帯域の信号光を伝送することが可能である。また、分散スロープの絶対値が0.01ps/nm/km以下の場合、200nm以上の帯域の信号光を伝送することが可能である。
【0026】
ここで、上記の所定の信号光波長を1550nm近傍とした場合、他の波長に比して信号光を低損失で伝送することができる。また、この場合において、光ファイバF〜Fとして零分散波長が1610nm以上のものを用いれば、信号光波長を零分散波長から離すことができるため、四光波混合の発生を抑えることができる。
【0027】
また、1530nm、1550nm、及び1570nmの組み合わせのように、40nm以上の帯域に渡る3波長以上の信号光を用いる場合には、上述のように広帯域での波長多重伝送を好適に行うことができる本光伝送システム1が特に有用となる。さらに、1510nm以下から1590nm以上にまで渡る波長範囲の信号光を用いる場合、光伝送システム1がより有用である。また、1550nm近傍の波長、及び1400nm以下の波長をもつ信号光を用いる場合、光伝送システム1が殊に有用である。
【0028】
また、各中継区間の長さは、好ましくは75km以上、より好ましくは100km以上にするとよい。このように中継間隔を大きくとれば、中継器R〜Rm−1の数を減らすことができるので、光伝送システム1を簡易且つ低コストに構築することが可能となる。しかも、光伝送システム1においては、上述のように、光ファイバF〜Fの負分散によって直接変調光源S〜Sで生じるチャープが補償されるため、中継間隔を大きくとっても信号光を好適に伝送することができる。
【0029】
なお、光ファイバF〜Fとしては、所定の信号光波長における実効断面積Aeffが、好ましくは60μm以下、より好ましくは50μm以下であるものを用いるとよい。この場合、上記信号光波長における光ファイバF〜Fの非線形屈折率n及び実効断面積Aeffの比(n/Aeff)が大きくなり、非線形性が強くなる。これにより、光ファイバF〜Fの自己位相変調による負のチャープが、直接変調による正のチャープを補償する効果が増大する。
【0030】
また、光ファイバF〜Fとしては、所定の信号光波長における非線形定数をγとし、入力される信号光のパワーをPinとしたとき、次式:
γPin>1.51×10−6/m
が成立するものを用いることが好ましい。この場合にも、非線形性が強くなることにより、光ファイバF〜Fの自己位相変調による負のチャープが、直接変調による正のチャープを補償する効果が増大する。
【0031】
また、光ファイバF〜Fとしては、2mカットオフ波長が1600nm以下のものを用いることが好ましい。この場合、数10km伝送した後であっても、信号光がマルチモード伝送になるのを防ぐことができる。
【0032】
また、光ファイバF〜Fとしては、所定の信号光波長における波長分散値が、好ましくは−16ps/nm/km以上、より好ましくは−8ps/nm/km以上、さらに好ましくは−4ps/nm/km以上のものを用いるとよい。これらの場合、光ファイバF〜Fの累積分散値が小さく抑えられるので、信号光の伝送距離をより長くすることができる。
【0033】
また、光ファイバF〜Fとしては、所定の信号光波長範囲における波長分散値が、好ましくは−16ps/nm/km以上0ps/nm/km以下、より好ましくは−8ps/nm/km以上0ps/nm/km以下であるとよい。これらの場合、上記所定の信号光波長範囲内にある全ての信号光を好適に長距離伝送することができる。さらに、上記所定の信号光波長範囲内にある全ての信号光の波長分散値が−16ps/nm/km以上−2ps/nm/km以下であることがより好ましい。この場合、信号光間の非線形相互作用による伝送劣化を回避することができる。
【0034】
ここで、上記所定の信号光波長範囲は、例えば1400nm〜1600nmである。この場合、200nmという広帯域にも関わらず、この範囲内の全ての信号光を好適に長距離伝送することができる。さらに、上記所定の信号光波長範囲は、1300nm〜1600nmであってもよい。この場合、300nmという超広帯域にも関わらず、この範囲内の全ての信号光を好適に長距離伝送することができる。
【0035】
また、直接変調光源S〜Sの出力端において、所定の信号光波長をもつ信号光のαパラメータの値は1.0以上であってもよい。光伝送システム1においては、αパラメータの値が1.0以上となる程度に直接変調光源S〜Sの消光比を高くとっても、光ファイバF〜Fの負分散によって直接変調光源S〜Sで生じた正のチャープが充分に補償される。さらに、直接変調光源S〜Sの出力端において、所定の信号光波長をもつ信号光のαパラメータの値は3.0以上であってもよい。この場合、直接変調光源S〜Sの消光比をより高くとることができる。
【0036】
また、光ファイバF〜Fとしては、信号光のビットレートをB(Gb/s)としたとき、所定の信号光波長において、伝送部20全体の累積波長分散値が、−80000/B(ps/nm)以上0(ps/nm)以下であることが好ましい。この場合、信号光を好適に長距離伝送することができる。さらに、所定の信号光波長において、伝送部20全体の累積波長分散値が、−20000/B(ps/nm)以上0(ps/nm)以下であるものを用いる場合、充分な伝送マージンをとった上で、信号光を好適に長距離伝送することができる。
【0037】
また、光ファイバF〜Fとしては、波長1380nmにおける伝送損失が、波長1310nmにおける伝送損失よりも低いものを用いることが好ましい。また、光ファイバF〜Fの波長1380nmにおけるOH吸収は略0であることが好ましい。これらの場合、1380nm近傍の波長をもつ信号光であっても、好適に伝送することができる。このため、フルスペクトル(1300nm〜1600nm)でのCWDM伝送が可能となる。また、1380nm帯でのDWDM(Dense−WDM)伝送も可能となる。さらに、Sバンド(1460nm〜1530nm)での伝送において信号光をラマン増幅する場合には、1380nm付近の波長をもつ励起光を効率良く供給することが可能となる。
【0038】
ところで、波長1380nmにおける伝送損失が波長1310nmにおける伝送損失よりも低い光ファイバとしては、例えばZWPF(Zero Water Peak Fiber)がある。図2は、ZWPF及び従来のSMF(Single Mode Fiber)の損失スペクトルを示すグラフである。グラフの横軸は波長(nm)を表し、縦軸は光ファイバの単位長さあたりの損失(dB/km)を表す。グラフにおいて、曲線c1及び曲線c2は、それぞれZWPF及び従来のSMFの損失スペクトルである。なお、曲線c2は、従来のNZDSF(Non−Zero Dispersion Shift Fiber)の損失スペクトルとも一致する。
【0039】
曲線c2からわかるように、従来のSMF又はNZDSFでは1380nm付近において大きな損失のピークが現れる。このピークは、OH基が光を吸収することに起因するものである。一方、曲線c1からわかるように、ZWPFでは1380nm付近においてもピークが現れることがない。このため、ZWPFにおいては、波長1380nmにおける伝送損失が波長1310nmにおける伝送損失よりも低くなる。
【0040】
例えば、1300nmから1600nmまでの波長範囲において20nm間隔で信号光波長を選択する場合を考える。このとき、図2において矢印Axで示すように、最大で16種類の信号光波長を用いることが可能である。しかし、従来の従来のSMF及びNZDSFでは、大きな損失ピークのために1380nm付近の信号光波長、具体的には特に矢印axで示す1360nm〜1440nmにある5種類の信号光波長を用いることができない。これに対し、ZWPFによれば、16種類の信号光波長を全て用いることが可能であるため、従来のSMF又はNZDSFに比して30%以上も伝送容量を増やすことができる。
【0041】
図3は、伝送ペナルティと直接変調光源の消光比との関係を求めた実験結果を示すグラフである。グラフの横軸は消光比(dB)を表し、縦軸は伝送ペナルティ(dB)を表す。ここで、直接変調光源として半導体レーザ(LD)を用いた。このLDにおけるビットレートは2.5Gb/sである。LDの変調条件等のパラメータを調整することにより、消光比の値を変化させた。そして、それぞれの消光比の場合について、信号光をPINフォトダイオードで検出することにより受信感度を測定した。このとき、PINフォトダイオードをLDに対して直接に接続して、すなわち‘back−to−back’で信号光の検出を行った。
【0042】
このようにして測定した受信感度を伝送ペナルティに換算したものをグラフ中に丸印p1で示している。なお、丸印p1で示す伝送ペナルティは、消光比が17dBのときの伝送ペナルティを基準(0dB)とした相対値である。この結果からは、消光比が高くなるにつれて、伝送ペナルティが小さくなり受信感度が向上することがわかる。一方、LDとPINフォトダイオードとの間において1600ps/nmの分散を付与した上で、上記と同様にして求めた伝送ペナルティをグラフ中に×印p2で示す。この場合、消光比が高くなるにつれて、伝送ペナルティが大きくなり受信感度が低下する。これは、消光比を高くするようにLDの駆動条件を調整したことにより、発生するチャープ量が増大し、分散耐力が劣化したことが原因と考えられる。
【0043】
以上より、光伝送システム1のように光伝送路を構成する光ファイバの分散値を適当に制御することは、分散耐力の劣化を抑え、受信感度の向上を図るために非常に有意であると言える。
【0044】
図4は、伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。グラフの横軸は伝送距離(km)を表し、縦軸は伝送ペナルティ(dB)を表す。光源には図3と同じLDをモデルとして用い、LDの駆動条件としては、変調用のバイアス電流IbiasをIbias=1.3×Ith(Ith:LDの発振閾値電流)とし、変調電流Iの変調振幅を0.9×Ith、出力パワーを4.5mWとした。このときの消光比は6dBであった。また、光伝送路として用いた光ファイバについては、伝送損失が0.2dB/km、分散スロープが0ps/nm/km、非線形屈折率nを0とした。なお、光増幅器は雑音フリーとし、ポスト及びプリアンプのみ用いた。
【0045】
グラフ中の折線l1〜l6は、それぞれ波長分散値が下記の値をもつ光ファイバを用いた場合のシミュレーション結果を示している。なお、折線l1〜l6における伝送ペナルティの値は、back−to−backで測定したときの受信感度に対して求めたものである。
l1:+32ps/nm/km
l2:+16ps/nm/km
l3: +8ps/nm/km
l4: −8ps/nm/km
l5:−16ps/nm/km
l6:−32ps/nm/km
【0046】
折線l1〜l3からわかるように、波長分散値が正である光ファイバを用いた場合、伝送距離が長くなるにつれて伝送ペナルティが累積的に増大してしまうことがわかる。ここで、各波長分散値の光ファイバにおいて伝送ペナルティが1dBに達する伝送距離を伝送可能距離とする。グラフより、光ファイバの波長分散値(ps/nm/km)が32、16、及び8の場合の伝送可能距離は、それぞれ約90km、約180km、及び約360kmである。
【0047】
一方、折線l4,l5からわかるように、波長分散値(ps/nm/km)が−8及び−16の場合には、400kmを超える伝送可能距離が達成される。しかも、400kmの伝送後においても伝送ペナルティは負であり、したがって、伝送特性が劣化するどころか、むしろ改善していることがわかる。このように伝送特性が改善するのは、直接変調により発生する正のチャープを光ファイバの負分散が補償することによって、信号光のパルスが圧縮されるためである。しかし、波長分散値が負であっても、その絶対値が大きすぎる場合には、伝送可能距離が短くなってしまう。実際、折線l6からわかるように、波長分散値が−32ps/nm/kmの場合の伝送可能距離は約320kmであった。これは、負分散であっても累積分散の絶対値が大きくなりすぎれば、伝送特性が劣化するためである。
【0048】
したがって、波長分散値が−32ps/nm/km前後の光ファイバは、伝送距離が300km未満の短距離伝送を行う光伝送システムへの適用に限定される。一方、−16ps/nm/km以上の負分散をもつ光ファイバは、300km以上の長距離伝送を行う光伝送システムにおいても、伝送路として好適に用いることができる。
【0049】
図5は、図4と異なるLDの駆動条件下で伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。図5においてLDの駆動条件は、変調用のバイアス電流IbiasをIbias=1.1×Ith(Ith:LDの発振閾値電流)とし、変調電流Iの変調振幅を1.9×Ith、出力パワーを6.2mWとした。このときの消光比は17dBであった。その他の条件は、図4と同様である。また、グラフ中の折線m1〜m4は、それぞれ波長分散値が下記の値をもつ光ファイバを用いた場合のシミュレーション結果を示している。
m1:+16ps/nm/km
m2: +8ps/nm/km
m3: −8ps/nm/km
m4:−16ps/nm/km
【0050】
グラフより、光ファイバの波長分散値(ps/nm/km)が16及び8の場合の伝送可能距離は、それぞれ約70km、及び約140kmである。一方、波長分散値(ps/nm/km)が−8及び−16の場合の伝送可能距離は、それぞれ約400km、及び約200kmであり、図4の場合に比して短くなっていることがわかる。これは、上述のように、消光比を高くすることにより分散耐力が劣化したことが原因であると考えられる。
【0051】
したがって、図5のLD駆動条件下では、波長分散値が−16ps/nm/kmであっても絶対値が大きすぎる。一方、−8ps/nm/km以上の負分散をもつ光ファイバは、300km以上の長距離伝送を行う光伝送システムにおいても、伝送路として好適に用いることができる。さらに、−4ps/nm/km以上の負分散をもつ光ファイバであれば、400km以上の伝送が期待できる。
【0052】
図6は、非線形の強さが異なる複数の光ファイバについて伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。LDの駆動条件は図5と同様である。また、光ファイバの波長分散値は−16ps/nm/kmである。折線j1〜j3は、非線形屈折率及び実効断面積の比(n/Aeff)がそれぞれ下記の値をもつ光ファイバを用いた場合のシミュレーション結果を示している。
j1:0/W
j2:15×10−10/W
j3:3.3×10−10/W
【0053】
グラフより、n/Aeffの値が大きくなるにつれて、すなわち非線形性が強くなるにつれて伝送可能距離が長くなり、伝送特性が改善することがわかる。これは、上述のように、自己位相変調による負のチャープが、直接変調による正のチャープを補償するためであると考えられる。
【0054】
なお、実際のメトロシステムにおいては、1信号光波長あたりの最大入力パワーは6dBm程度であり、光ファイバの非線形屈折率nは3.0×10−20(m/W)程度が妥当な値であると考えられる。よって、光伝送路を構成する光ファイバの実効断面積Aeffが60μm以下であれば、n/Aeffの値は5.0×10−10/W以上となるので、折線j3(n/Aeff=3.3×10−10/W)で示す以上の優れた伝送特性が達成される。さらに、システムマージンを10%以上とることを考えた場合、Aeffは50μm以下であることが望ましい。この場合には、350kmを超える光伝送を好適に行うことができる。
【0055】
図7は、図6と異なる尺度を用いて、非線形の強さが異なる複数の光ファイバについて伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。LDの駆動条件は図5と同様であり、光ファイバの波長分散値は−16ps/nm/kmである。折線k1,k2は、非線形係数γと光ファイバへの信号光の入力パワーPinとの積がそれぞれ下記の値をもつ光ファイバを用いた場合のシミュレーション結果を示している。なお、γ=(2πn)/(λAeff)である。λは信号光波長であり、ここでは1550nmとしている。
k1:0/m
k2:1.51×10−6/m
【0056】
グラフより、図6の結果も考慮すると、γPinの値が1.51×10−6/m以上とすれば、メトロ系において長距離伝送とされる250km以上の光伝送を実現することができる。
【0057】
図8は、図4と異なるLDの駆動条件下で伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。図8においてLDの駆動条件は、変調用のバイアス電流IbiasをIbias=1.65×Ithとし、変調電流Iの変調振幅を0.95×Ithとした。このときの消光比は4dBであった。グラフ中の折線h1,h2は、それぞれ波長分散値が下記の値をもつ光ファイバを用いた場合のシミュレーション結果を示している。
h1:−16ps/nm/km
h2:−32ps/nm/km
【0058】
グラフより、波長分散値が−32ps/nm/kmであっても、伝送可能距離が400kmを超えている。よって、変調条件を適当に調整することにより、−12800ps/nmの分散耐力を実現することが可能である。ここで、分散耐力は通常ビットレートの2乗に反比例するが、このことは直接変調においても成り立つと仮定する。すると、−12800ps/nmという分散耐力は、ビットレートBを用いて、一般に−80000/B(ps/nm)と表される。したがって、光伝送路全体の累積波長分散値が−80000/B(ps/nm)以上0(ps/nm)以下であれば、好適に光伝送を行うことができる。
【0059】
なお、本発明による光伝送システムは、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、図1においては、各中継区間の光伝送路全体が光ファイバF〜Fによって構成されているが、各中継区間の光伝送路の一部が光ファイバF〜Fによって構成されていてもよい。また、図1において直接変調光源及び光検出器の個数を表すnについては、n=1としてもよい。この場合、合波器12及び分波器32を設ける必要はない。同じく、図1において光ファイバの本数(中継区間の数)を表すmについても、m=1としてもよい。この場合、中継器は不要である。
【0060】
【発明の効果】
本発明による光伝送システムによれば、直接変調光源を用いた光伝送を、広帯域で好適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光伝送システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】ZWPF及び従来のSMFの損失スペクトルを示すグラフである。
【図3】伝送ペナルティと直接変調光源の消光比との関係を求めた実験結果を示すグラフである。
【図4】伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。
【図5】図4と異なるLDの駆動条件下で伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。
【図6】非線形の強さが異なる複数の光ファイバについて伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。
【図7】図6と異なる尺度を用いて、非線形の強さが異なる複数の光ファイバについて伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。
【図8】図4と異なるLDの駆動条件下で伝送ペナルティと伝送距離との関係を求めたシミュレーション結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1…光伝送システム、10…送信部、12…合波器、20…伝送部、30…受信部、32…分波器、D〜D…光検出器、F〜F…光ファイバ、R〜Rm−1…中継器、S〜S…直接変調光源。

Claims (11)

  1. 直接変調により信号光を生成し、生成した前記信号光を出力する直接変調光源と、
    中継区間における主たる光伝送路を構成し、前記直接変調光源が出力した信号光を伝送する光ファイバとを備え、
    前記光ファイバは、所定の信号光波長における波長分散値が負であり、且つ前記所定の信号光波長における分散スロープの絶対値が0.05ps/nm/km以下であることを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記光ファイバによって伝送される前記信号光は、40nm以上の波長帯域に渡る3波長以上の信号光が多重化されたものであることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記光ファイバの零分散波長は1610nm以上であり、
    前記所定の信号光波長は1550nm近傍であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  4. 前記所定の信号光波長における前記光ファイバの実効断面積は60μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  5. 前記光ファイバの2mカットオフ波長は1600nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  6. 前記所定の信号光波長における前記光ファイバの波長分散値は、−16ps/nm/km以上であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  7. 所定の信号光波長範囲において、前記光ファイバの波長分散値が−16ps/nm/km以上0ps/nm/km以下であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  8. 前記直接変調光源の出力端において、前記所定の信号光波長をもつ前記信号光のαパラメータの値は1.0以上であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  9. 前記所定の信号光波長において、前記光ファイバの非線形定数をγとし、前記光ファイバに入力する前記信号光のパワーをPinとしたとき、次式:
    γPin>1.51×10−6/m
    が成立することを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  10. 前記信号光のビットレートをB(Gb/s)としたとき、前記所定の信号光波長において、前記信号光の送信端から受信端までの累積波長分散値が−80000/B(ps/nm)以上0(ps/nm)以下であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  11. 前記中継区間の長さは75km以上であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
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