JP2004325797A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不自然な影の発生を除去し、高品質で、低コストな撮影を可能とする。
【解決手段】面状の発光手段20と、発光手段20から出射された照射光を反射する反射手段30と、反射手段30で反射された反射光により照射された被写体を撮像する撮像手段40と、を有する撮影装置1であって、反射手段30のうち、中央部からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ない。
【選択図】図1
【解決手段】面状の発光手段20と、発光手段20から出射された照射光を反射する反射手段30と、反射手段30で反射された反射光により照射された被写体を撮像する撮像手段40と、を有する撮影装置1であって、反射手段30のうち、中央部からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ない。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、1灯の照明により撮影する例えば個人証明写真撮影等に好適な撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような個人証明写真撮影等を行なう撮影装置は、撮影ボックス内で被撮影者の操作によって顔の撮影を行なっている。この撮影では、特に顔の部分が影にならないように、複数灯の照明を撮影ボックス内の被撮影者の背後に置いたり、足下、あるいは上方の天井に設置している(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−082068号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、多数の照明による間接分散配光による撮影では、照明装置が多数あることによって照明バランスが崩れることがある。あるいは被撮影者が荷物を撮影ボックス内の足下に置くことがあると、荷物が照明の遮光になって配光不良が生じることがある。また、照明装置が多数のために、その分コストが嵩む等の問題がある。
【0005】
この発明は、かかる点に鑑みなされたもので、不自然な影の発生を除去し、高品質で、低コストな撮影を可能とする撮影装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
(1)面状の発光手段と、
前記発光手段から出射された照射光を反射する反射手段と、
前記反射手段で反射された反射光により照射された被写体を撮像する撮像手段と、
を有する撮影装置であって、
前記反射手段のうち、中央部からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ないことを特徴とする撮影装置である。
(2)前記中央部と、前記撮像手段を結ぶ直線上に前記被写体を設置するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置である。
(3)前記中央部の少なくとも一部は光透過部材であり、
前記撮像手段は、前記被写体に対して、前記反射手段の反対側に設置されており、前記透過部材を介して前記被写体を撮像することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置である。
(4)補助照射手段を有することを特徴とする請求項1の撮影装置である。
(5)前記補助照射手段は、
前記被写体の上方に設けられおり、
少なくとも発光光源及び前記発光光源から光を反射する反射手段を有することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置である。
(6)前記発光手段は、
前記反射手段の上側に設けられており、
前記周辺部の上側部と下側部との反射光量の差は、前記周辺部と前記中央部との反射光量の差より小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置である。(7)前記発光手段は、
前記反射手段の上側に設けられており、
前記周辺部の右側部と左側部との反射光量の差は、前記周辺部と前記中央部との反射光量の差より小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置である。(8)撮影の基準面と、
前記基準面の面域外であって、前記基準面に対してオフセット設置され、前記基準面方向に向けた開口部を有する、発光源を内蔵した発光手段と、
前記開口部よりも基準面寄りの位置関係と前記基準面との間に、前記開口部と前記基準面とを渡すように設けられた第1の反射面と、
前記第1の反射面とは前記基準面を介した前記基準面上反対側と、前記基準面に対しオフセット設置された第2の反射面と、
前記基準面、第1の反射面、第2の反射面とで形成される面の両方側にあって、それぞれ前記前面と前記基準面とを渡すように設けられた第3の反射面、第4の反射面と、
前記発光手段から照射され、少なくとも前記第1乃至第4のいずれかの反射面で反射された反射光で照射された被写体を撮像する撮像手段とを有することを特徴とする撮影装置である。
(9)前記各反射面の、前記基準面に対する角度範囲が約±10°であることを特徴とする請求項8に記載の撮影装置である。
(10)前記第2の反射面の反射率が、他の反射面と異なることを特徴とする請求項9に記載の撮影装置である。
(11)前記発光手段の上方に、さらに補助発光手段を設けたことを特徴とする請求項9に記載の撮影装置である。
(12)前記補助発光手段の発光源に、前記発光源を用いたことを特徴とする請求項8に記載の撮影装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の撮影装置の実施の形態を図面に基づいて説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語の意義は、これに限定されない。
【0008】
図1は撮影装置の側面図、図2は撮影装置の平面図、図3は撮影装置の正面図、図4は撮影装置のフロントパネル構造を示す図、図5は操作パネルの平面図である。
【0009】
この実施の形態の撮影装置1は、撮影ボックス体2内に設けられた撮影室3に被撮影者の被写体4が入り、椅子5に腰掛け、料金を支払い、被撮影者の操作で撮影を行うものである。この撮影装置1には、フロントパネルユニット6、撮像ユニット7及びプリンタユニット8が設けられている。さらに、フロントパネルユニット6の上方には、ストロボユニット9が設けられ、フロントパネルユニット6の下方には、操作ユニット10が設けられている。
【0010】
ストロボユニット9には、面状の発光手段20、光拡散板21が設けられている。面状の発光手段20は、ある面積において、ほぼ均一な発光光量を発する、自発光する発光光源20aもしくは発光光源20aからの反射光を出射する手段である。
【0011】
面状の発光手段20には、光拡散板21で被われた発光光源、面発光光源(例:LEDアレイ、無機EL素子、有機EL素子、FED素子等)が用いられ、ストロボ発光装置を内蔵し、光拡散板21を装着した開口部を設けたライトボックス23(内部を反射加工した筐体)の開口部分23aで構成される。
【0012】
フロントパネルユニット6には、発光手段20から出射された照射光を反射する反射手段30が備えられている。反射手段30は、発光手段20からの直接照射光を全反射もしくは拡散反射させる。この反射手段30は、鏡、白色板、光を反射するように塗装、研磨等の表面加工された樹脂、金属等の板材で構成されている。この実施の形態の反射手段30は、図4に示すように、上下、左右に前側を開放するように配置した第1〜第4反射板31〜34で構成される。
【0013】
撮像ユニット7には、反射手段30で反射された反射光により照射された被写体を撮像する撮像手段40が備えられている。この撮像手段40は、照射された被写体の光情報を科学的、物理的、あるいは電気的に記録し、例えばスチルカメラ、ビデオカメラ、銀塩カメラ等が用いられる。この実施の形態では、デジタルスチルカメラを用いている。
【0014】
この実施の形態では、反射手段30のうち、中央部35からの反射光量は、周辺部の第1〜第4反射板31〜34の反射光量よりも少ないようになっている。中央部35は、反射手段30の少なくとも辺縁部の第1〜第4反射板31〜34とは接点を持たない部分であり、反射板全面積の20%以上80%以下であり、周辺部の第1〜第4反射板31〜34は、反射手段30の辺縁部の全てを含む部分であり、反射板全面積の20%以上80%以下である。
【0015】
反射手段30の中央部35は、反射率を異ならせる凹凸の形状を有する遮光板であり、反射光量は、下記の如く近似することが可能である。第1に撮影装置1の被写体載置箇所に鏡(ハーフミラーでよい)を設置し、撮像手段40で撮影する、あるいは被写体撮影箇所に他の撮像手段40を設置し、撮影装置1の発光手段20による発光と同期して撮影する。第2に撮像装置1により得られた画像には、発光手段20から照射された反射手段30が撮影されている。第3に画像の反射手段30の周辺部と中央部を20:80〜80:20の任意の面積比に分ける。第4に画像における周辺部と中央部の平均明度(0〜255)の差が30度以上、好ましくは50度以上、より好ましくは80度以上である。
【0016】
このように、反射手段30のうち、中央部35からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ないことから、面状の発光手段20を用いて、不自然な影の発生を除去し、高品質で、低コストな撮影が可能である。
【0017】
この実施の形態の反射手段30は、図4に示すように、撮影の基準面36(中央部)に対して、前面37が出っ張っており、前面37と基準面36との間を挿間する面(周辺部)を第1〜第4反射板31〜34としている。
【0018】
この反射手段30の中央部35と、撮像手段40を結ぶ直線L1上に被写体4を設置する。このように、中央部35と、撮像手段40を結ぶ直線L1上に被写体4を設置するようにしたことから、被写体4を略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0019】
この中央部35の少なくとも一部は、光透過部材38であり、撮像手段40は、被写体に対して、反射手段30の反対側に設置されており、光透過部材38を介して被写体を中央から撮像することができる。
【0020】
この実施の形態では、補助照射手段50を有する。この補助照射手段50は、被写体4の上方に設けられており、少なくとも発光光源51及び発光光源51から光を反射する反射手段52とを有する。この補助照射手段50の発光光源51は、発光手段20の発光光源20aを用い、被写体4の上方に設けられおり、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0021】
この実施の形態の発光手段20は、反射手段30の上側に設けられており、周辺部の第1〜第4反射板31〜34は、上側部と下側部との反射光量の差は、中央部35と周辺部との反射光量の差より小さくなっている。
【0022】
上側部は、図4に示すように、中央部35の端部水平線L11よりも反射板端部側に向かって上側の領域であり、下側部は、中央部の端部水平線L12よりも反射板端部側に向かって下側の領域である。
【0023】
また、周辺部の第1〜第4反射板31〜34は、右側部と左側部との反射光量の差は、中央部35と周辺部との反射光量の差より小さくなっている。右側部は、図4に示すように、中央部の端部垂直線L21よりも反射板端部側に向かって右側の領域であり、左側部は、中央部の端部垂直線L22よりも反射板端部側に向かって左側の領域であり、一部、上側部、下側部との重複領域がある。
【0024】
また、上側部と下側部の平均反射光量≧右側と左側の平均反射光量が、好ましい範囲内の領域内光量積分値である。また、上側部は、比較的高反射光量で比較的小面積であり、下側部は、比較的低反射光量で比較的大面積である。
【0025】
また、この実施の形態の撮影装置1は、発光手段20が図1及び図4に示すように、撮影の基準面36の面域外であって、基準面36に対して被写体側に距離D1オフセット設置され、基準面方向に向けた開口部60を有する発光光源20aを内蔵して備えられている。また、第1反射板31による第1の反射面Aは、開口部60よりも基準面36寄りの位置関係と基準面36との間に、開口部60と基準面36とを渡すように設けられている。さらに、第2反射板32による第2の反射面Bは、第1の反射面Aとは基準面36を介した基準面上反対側と、基準面36に対し被写体側に距離D1オフセット設置されている。
【0026】
第3反射板33による第3の反射面Cと、第4反射板34による第4の反射面Dとは、基準面36、第1の反射面A、第2の反射面Bとで形成される面の両方側にあって、それぞれ前面37と基準面36とを渡すように設けられている。
【0027】
各反射面A〜Dの、基準面36に対する角度範囲が約±10°であり、それぞれの反射面A〜D間の角度範囲が約±10°であることで、被写体4の略均等な照明ができる。
【0028】
第2の反射面Bの反射率が、他の反射面A,C,Dと異なり、低反射率である。第2の反射面Bの反射率は、粗面化処理することで低反射率とされている。
【0029】
また、発光手段20の上方に、さらに補助発光手段70を設け、この補助発光手段70の発光源に、発光光源20aを用いている。
【0030】
この補助発光手段70の開口23bは、上向きに開口しており、第1〜第4反射板31〜34のいずれにも直接光が当たらないようになっており、補助発光手段70から照射された光は、反射手段52である第5の反射板で反射され、被写体4に対しては上から照射する形態となっている。
【0031】
この実施の形態のプリンタユニット8には、上下2段にプリンタ80,81が配置され、異なるサイズのシートで撮影画像をプリントできるようになっている。このプリンタユニット8の前側に操作ユニット10が配置され、図5に示すように、タッチパネル100に撮影画像101を表示し、タッチパネル100の撮影画像101にタッチすることで、画像を選択してプリントすることができる。また、タッチパネル100には、被写体4の被撮影者への指示などが表示される。
【0032】
また、この実施の形態では、撮影ボックス体2内に設けられた撮影室3が、図2に示すように、平面視において方形になっているが、図6に示すように円形の形態であってもよい。
【0033】
図7は撮影装置の概略構成を示すブロック図である。この撮影装置1には、制御部を構成するメイン制御ユニット200が備えられ、このメイン制御ユニット200により撮像ユニット7、プリンタユニット8、操作ユニット10、ビルバリー・コインメックコントローラ201、ストロボコントローラ202が制御される。ビルバリー・コインメックコントローラ201は、ビルバリー・コインメック203を駆動し、ストロボコントローラ202は、ストロボユニット9を駆動する。ストロボユニット9は、シンクロアダプタ204を介して撮像ユニット7と同期して駆動する。
【0034】
図8は各処理部分での処理の流れを示す図である。
【0035】
金銭処理は、コイン投入し(ステップb11)、閉じて(ステップb12)、開いて投入可能にし(ステップb13)、コイン投入が行なわれる(ステップb14)。
【0036】
撮影処理は、撮影可能な待機状態にして(ステップb21)、予備撮影のために撮影感度を640×480画素でISO200にセットし(ステップb22)、3回撮影し(ステップb23)、この予備撮影の撮影データに基づき、本撮影が行なわれる。この本撮影のために撮影感度を2200×1800画素でISO100にセットし(ステップb24)、1回撮影し(ステップb25)、撮影データを記憶する(ステップb26)。
【0037】
コンピュータ処理は、コンピュータが起動してスタートし(ステップb31)、撮影プリント処理の選択が行なわれ(ステップb32)、予備撮影で行なわれた3回の撮影画像を取り込みチェックし(ステップb33)、各撮影した画像データから1つの照明条件を選択する。この選択した照明条件で本撮影を行ない撮影画像を取り込みチェックし(ステップb34)、プリント出力指示し、さらに複数枚のプリントを行ない(ステップb35)、終了する(ステップb36)。
【0038】
プリンタ処理は、プリント可能な待機状態にして(ステップb41)、プリント指示に基づきプリントし(ステップb42)、複数プリントして終了する(ステップb43)。
【0039】
照明処理は、ストロボユニット9のチャージ手段でフルチャージされ(ステップb51)、発光光源をセットし(ステップb52)、それぞれ30%の照明とし(ステップb53)、予備撮影に同期して照明を行なう。そして、本撮影では、ストロボユニット50のチャージ手段でフルチャージされ(ステップb54)、それぞれ100%の照明とし(ステップb55)、本撮影に同期して照明を行なう(ステップb56)。
【0040】
【発明の効果】
前記したように、請求項1に記載の発明では、反射手段のうち、中央部からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ないことから、面状の発光手段を用いて、不自然な影の発生を除去し、高品質で、低コストな撮影が可能である。
【0041】
請求項2に記載の発明では、中央部と、撮像手段を結ぶ直線上に被写体を設置するようにしたことから、被写体を略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0042】
請求項3に記載の発明では、撮像手段は、被写体に対して、反射手段の反対側に設置されており、中央部の透過部材を介して被写体を中央から撮像することができる。
【0043】
請求項4に記載の発明では、補助照射手段を有することから、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0044】
請求項5に記載の発明では、補助照射手段は、被写体の上方に設けられおり、少なくとも発光光源及び発光光源から光を反射する反射手段とを有し、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0045】
請求項6に記載の発明では、発光手段は、反射手段の上側に設けられており、周辺部の上側部と下側部との反射光量の差は周辺部と中央部との反射光量の差より小さいことから、被写体の上側部と下側部とを略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0046】
請求項7に記載の発明では、発光手段は、反射手段の上側に設けられており、周辺部の右側部と左側部との反射光量の差は周辺部と中央部との反射光量の差より小さいことから、被写体の右側部と左側部とを略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0047】
請求項8に記載の発明では、発光手段から照射され、少なくとも第1乃至第4のいずれかの反射面で反射された反射光で照射された被写体を撮像することで、簡単な構造で不自然な影の発生を除去することができる。
【0048】
請求項9に記載の発明では、各反射面の基準面に対する角度範囲が約±10°であることで、被写体を効率的に照明することができる。
【0049】
請求項10に記載の発明では、第2の反射面の反射率が、他の反射面と異なることで、簡単な構造で不自然な影の発生を除去することができる。
【0050】
請求項11に記載の発明では、発光手段の上方に、さらに補助発光手段を設けたことから、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0051】
請求項12に記載の発明では、補助発光手段の発光源に、発光源を用いることで、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮影装置の側面図である。
【図2】撮影装置の平面図である。
【図3】撮影装置の正面図である。
【図4】撮影装置のフロントパネル構造を示す図である。
【図5】操作パネルの平面図である。
【図6】撮影装置の他の実施の形態の平面図である。
【図7】撮影装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】各処理部分での処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 撮影装置
2 撮影ボックス体
3 撮影室
4 被写体
6 フロントパネルユニット
7 撮像ユニット
8 プリンタユニット
9 ストロボユニット
10 操作ユニット
20 面状の発光手段
20a 発光光源
21 光拡散板
30 反射手段
35 中央部
38 光透過部材
40 撮像手段
50 補助照射手段
【発明が属する技術分野】
この発明は、1灯の照明により撮影する例えば個人証明写真撮影等に好適な撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような個人証明写真撮影等を行なう撮影装置は、撮影ボックス内で被撮影者の操作によって顔の撮影を行なっている。この撮影では、特に顔の部分が影にならないように、複数灯の照明を撮影ボックス内の被撮影者の背後に置いたり、足下、あるいは上方の天井に設置している(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−082068号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、多数の照明による間接分散配光による撮影では、照明装置が多数あることによって照明バランスが崩れることがある。あるいは被撮影者が荷物を撮影ボックス内の足下に置くことがあると、荷物が照明の遮光になって配光不良が生じることがある。また、照明装置が多数のために、その分コストが嵩む等の問題がある。
【0005】
この発明は、かかる点に鑑みなされたもので、不自然な影の発生を除去し、高品質で、低コストな撮影を可能とする撮影装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
(1)面状の発光手段と、
前記発光手段から出射された照射光を反射する反射手段と、
前記反射手段で反射された反射光により照射された被写体を撮像する撮像手段と、
を有する撮影装置であって、
前記反射手段のうち、中央部からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ないことを特徴とする撮影装置である。
(2)前記中央部と、前記撮像手段を結ぶ直線上に前記被写体を設置するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置である。
(3)前記中央部の少なくとも一部は光透過部材であり、
前記撮像手段は、前記被写体に対して、前記反射手段の反対側に設置されており、前記透過部材を介して前記被写体を撮像することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置である。
(4)補助照射手段を有することを特徴とする請求項1の撮影装置である。
(5)前記補助照射手段は、
前記被写体の上方に設けられおり、
少なくとも発光光源及び前記発光光源から光を反射する反射手段を有することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置である。
(6)前記発光手段は、
前記反射手段の上側に設けられており、
前記周辺部の上側部と下側部との反射光量の差は、前記周辺部と前記中央部との反射光量の差より小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置である。(7)前記発光手段は、
前記反射手段の上側に設けられており、
前記周辺部の右側部と左側部との反射光量の差は、前記周辺部と前記中央部との反射光量の差より小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置である。(8)撮影の基準面と、
前記基準面の面域外であって、前記基準面に対してオフセット設置され、前記基準面方向に向けた開口部を有する、発光源を内蔵した発光手段と、
前記開口部よりも基準面寄りの位置関係と前記基準面との間に、前記開口部と前記基準面とを渡すように設けられた第1の反射面と、
前記第1の反射面とは前記基準面を介した前記基準面上反対側と、前記基準面に対しオフセット設置された第2の反射面と、
前記基準面、第1の反射面、第2の反射面とで形成される面の両方側にあって、それぞれ前記前面と前記基準面とを渡すように設けられた第3の反射面、第4の反射面と、
前記発光手段から照射され、少なくとも前記第1乃至第4のいずれかの反射面で反射された反射光で照射された被写体を撮像する撮像手段とを有することを特徴とする撮影装置である。
(9)前記各反射面の、前記基準面に対する角度範囲が約±10°であることを特徴とする請求項8に記載の撮影装置である。
(10)前記第2の反射面の反射率が、他の反射面と異なることを特徴とする請求項9に記載の撮影装置である。
(11)前記発光手段の上方に、さらに補助発光手段を設けたことを特徴とする請求項9に記載の撮影装置である。
(12)前記補助発光手段の発光源に、前記発光源を用いたことを特徴とする請求項8に記載の撮影装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の撮影装置の実施の形態を図面に基づいて説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語の意義は、これに限定されない。
【0008】
図1は撮影装置の側面図、図2は撮影装置の平面図、図3は撮影装置の正面図、図4は撮影装置のフロントパネル構造を示す図、図5は操作パネルの平面図である。
【0009】
この実施の形態の撮影装置1は、撮影ボックス体2内に設けられた撮影室3に被撮影者の被写体4が入り、椅子5に腰掛け、料金を支払い、被撮影者の操作で撮影を行うものである。この撮影装置1には、フロントパネルユニット6、撮像ユニット7及びプリンタユニット8が設けられている。さらに、フロントパネルユニット6の上方には、ストロボユニット9が設けられ、フロントパネルユニット6の下方には、操作ユニット10が設けられている。
【0010】
ストロボユニット9には、面状の発光手段20、光拡散板21が設けられている。面状の発光手段20は、ある面積において、ほぼ均一な発光光量を発する、自発光する発光光源20aもしくは発光光源20aからの反射光を出射する手段である。
【0011】
面状の発光手段20には、光拡散板21で被われた発光光源、面発光光源(例:LEDアレイ、無機EL素子、有機EL素子、FED素子等)が用いられ、ストロボ発光装置を内蔵し、光拡散板21を装着した開口部を設けたライトボックス23(内部を反射加工した筐体)の開口部分23aで構成される。
【0012】
フロントパネルユニット6には、発光手段20から出射された照射光を反射する反射手段30が備えられている。反射手段30は、発光手段20からの直接照射光を全反射もしくは拡散反射させる。この反射手段30は、鏡、白色板、光を反射するように塗装、研磨等の表面加工された樹脂、金属等の板材で構成されている。この実施の形態の反射手段30は、図4に示すように、上下、左右に前側を開放するように配置した第1〜第4反射板31〜34で構成される。
【0013】
撮像ユニット7には、反射手段30で反射された反射光により照射された被写体を撮像する撮像手段40が備えられている。この撮像手段40は、照射された被写体の光情報を科学的、物理的、あるいは電気的に記録し、例えばスチルカメラ、ビデオカメラ、銀塩カメラ等が用いられる。この実施の形態では、デジタルスチルカメラを用いている。
【0014】
この実施の形態では、反射手段30のうち、中央部35からの反射光量は、周辺部の第1〜第4反射板31〜34の反射光量よりも少ないようになっている。中央部35は、反射手段30の少なくとも辺縁部の第1〜第4反射板31〜34とは接点を持たない部分であり、反射板全面積の20%以上80%以下であり、周辺部の第1〜第4反射板31〜34は、反射手段30の辺縁部の全てを含む部分であり、反射板全面積の20%以上80%以下である。
【0015】
反射手段30の中央部35は、反射率を異ならせる凹凸の形状を有する遮光板であり、反射光量は、下記の如く近似することが可能である。第1に撮影装置1の被写体載置箇所に鏡(ハーフミラーでよい)を設置し、撮像手段40で撮影する、あるいは被写体撮影箇所に他の撮像手段40を設置し、撮影装置1の発光手段20による発光と同期して撮影する。第2に撮像装置1により得られた画像には、発光手段20から照射された反射手段30が撮影されている。第3に画像の反射手段30の周辺部と中央部を20:80〜80:20の任意の面積比に分ける。第4に画像における周辺部と中央部の平均明度(0〜255)の差が30度以上、好ましくは50度以上、より好ましくは80度以上である。
【0016】
このように、反射手段30のうち、中央部35からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ないことから、面状の発光手段20を用いて、不自然な影の発生を除去し、高品質で、低コストな撮影が可能である。
【0017】
この実施の形態の反射手段30は、図4に示すように、撮影の基準面36(中央部)に対して、前面37が出っ張っており、前面37と基準面36との間を挿間する面(周辺部)を第1〜第4反射板31〜34としている。
【0018】
この反射手段30の中央部35と、撮像手段40を結ぶ直線L1上に被写体4を設置する。このように、中央部35と、撮像手段40を結ぶ直線L1上に被写体4を設置するようにしたことから、被写体4を略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0019】
この中央部35の少なくとも一部は、光透過部材38であり、撮像手段40は、被写体に対して、反射手段30の反対側に設置されており、光透過部材38を介して被写体を中央から撮像することができる。
【0020】
この実施の形態では、補助照射手段50を有する。この補助照射手段50は、被写体4の上方に設けられており、少なくとも発光光源51及び発光光源51から光を反射する反射手段52とを有する。この補助照射手段50の発光光源51は、発光手段20の発光光源20aを用い、被写体4の上方に設けられおり、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0021】
この実施の形態の発光手段20は、反射手段30の上側に設けられており、周辺部の第1〜第4反射板31〜34は、上側部と下側部との反射光量の差は、中央部35と周辺部との反射光量の差より小さくなっている。
【0022】
上側部は、図4に示すように、中央部35の端部水平線L11よりも反射板端部側に向かって上側の領域であり、下側部は、中央部の端部水平線L12よりも反射板端部側に向かって下側の領域である。
【0023】
また、周辺部の第1〜第4反射板31〜34は、右側部と左側部との反射光量の差は、中央部35と周辺部との反射光量の差より小さくなっている。右側部は、図4に示すように、中央部の端部垂直線L21よりも反射板端部側に向かって右側の領域であり、左側部は、中央部の端部垂直線L22よりも反射板端部側に向かって左側の領域であり、一部、上側部、下側部との重複領域がある。
【0024】
また、上側部と下側部の平均反射光量≧右側と左側の平均反射光量が、好ましい範囲内の領域内光量積分値である。また、上側部は、比較的高反射光量で比較的小面積であり、下側部は、比較的低反射光量で比較的大面積である。
【0025】
また、この実施の形態の撮影装置1は、発光手段20が図1及び図4に示すように、撮影の基準面36の面域外であって、基準面36に対して被写体側に距離D1オフセット設置され、基準面方向に向けた開口部60を有する発光光源20aを内蔵して備えられている。また、第1反射板31による第1の反射面Aは、開口部60よりも基準面36寄りの位置関係と基準面36との間に、開口部60と基準面36とを渡すように設けられている。さらに、第2反射板32による第2の反射面Bは、第1の反射面Aとは基準面36を介した基準面上反対側と、基準面36に対し被写体側に距離D1オフセット設置されている。
【0026】
第3反射板33による第3の反射面Cと、第4反射板34による第4の反射面Dとは、基準面36、第1の反射面A、第2の反射面Bとで形成される面の両方側にあって、それぞれ前面37と基準面36とを渡すように設けられている。
【0027】
各反射面A〜Dの、基準面36に対する角度範囲が約±10°であり、それぞれの反射面A〜D間の角度範囲が約±10°であることで、被写体4の略均等な照明ができる。
【0028】
第2の反射面Bの反射率が、他の反射面A,C,Dと異なり、低反射率である。第2の反射面Bの反射率は、粗面化処理することで低反射率とされている。
【0029】
また、発光手段20の上方に、さらに補助発光手段70を設け、この補助発光手段70の発光源に、発光光源20aを用いている。
【0030】
この補助発光手段70の開口23bは、上向きに開口しており、第1〜第4反射板31〜34のいずれにも直接光が当たらないようになっており、補助発光手段70から照射された光は、反射手段52である第5の反射板で反射され、被写体4に対しては上から照射する形態となっている。
【0031】
この実施の形態のプリンタユニット8には、上下2段にプリンタ80,81が配置され、異なるサイズのシートで撮影画像をプリントできるようになっている。このプリンタユニット8の前側に操作ユニット10が配置され、図5に示すように、タッチパネル100に撮影画像101を表示し、タッチパネル100の撮影画像101にタッチすることで、画像を選択してプリントすることができる。また、タッチパネル100には、被写体4の被撮影者への指示などが表示される。
【0032】
また、この実施の形態では、撮影ボックス体2内に設けられた撮影室3が、図2に示すように、平面視において方形になっているが、図6に示すように円形の形態であってもよい。
【0033】
図7は撮影装置の概略構成を示すブロック図である。この撮影装置1には、制御部を構成するメイン制御ユニット200が備えられ、このメイン制御ユニット200により撮像ユニット7、プリンタユニット8、操作ユニット10、ビルバリー・コインメックコントローラ201、ストロボコントローラ202が制御される。ビルバリー・コインメックコントローラ201は、ビルバリー・コインメック203を駆動し、ストロボコントローラ202は、ストロボユニット9を駆動する。ストロボユニット9は、シンクロアダプタ204を介して撮像ユニット7と同期して駆動する。
【0034】
図8は各処理部分での処理の流れを示す図である。
【0035】
金銭処理は、コイン投入し(ステップb11)、閉じて(ステップb12)、開いて投入可能にし(ステップb13)、コイン投入が行なわれる(ステップb14)。
【0036】
撮影処理は、撮影可能な待機状態にして(ステップb21)、予備撮影のために撮影感度を640×480画素でISO200にセットし(ステップb22)、3回撮影し(ステップb23)、この予備撮影の撮影データに基づき、本撮影が行なわれる。この本撮影のために撮影感度を2200×1800画素でISO100にセットし(ステップb24)、1回撮影し(ステップb25)、撮影データを記憶する(ステップb26)。
【0037】
コンピュータ処理は、コンピュータが起動してスタートし(ステップb31)、撮影プリント処理の選択が行なわれ(ステップb32)、予備撮影で行なわれた3回の撮影画像を取り込みチェックし(ステップb33)、各撮影した画像データから1つの照明条件を選択する。この選択した照明条件で本撮影を行ない撮影画像を取り込みチェックし(ステップb34)、プリント出力指示し、さらに複数枚のプリントを行ない(ステップb35)、終了する(ステップb36)。
【0038】
プリンタ処理は、プリント可能な待機状態にして(ステップb41)、プリント指示に基づきプリントし(ステップb42)、複数プリントして終了する(ステップb43)。
【0039】
照明処理は、ストロボユニット9のチャージ手段でフルチャージされ(ステップb51)、発光光源をセットし(ステップb52)、それぞれ30%の照明とし(ステップb53)、予備撮影に同期して照明を行なう。そして、本撮影では、ストロボユニット50のチャージ手段でフルチャージされ(ステップb54)、それぞれ100%の照明とし(ステップb55)、本撮影に同期して照明を行なう(ステップb56)。
【0040】
【発明の効果】
前記したように、請求項1に記載の発明では、反射手段のうち、中央部からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ないことから、面状の発光手段を用いて、不自然な影の発生を除去し、高品質で、低コストな撮影が可能である。
【0041】
請求項2に記載の発明では、中央部と、撮像手段を結ぶ直線上に被写体を設置するようにしたことから、被写体を略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0042】
請求項3に記載の発明では、撮像手段は、被写体に対して、反射手段の反対側に設置されており、中央部の透過部材を介して被写体を中央から撮像することができる。
【0043】
請求項4に記載の発明では、補助照射手段を有することから、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0044】
請求項5に記載の発明では、補助照射手段は、被写体の上方に設けられおり、少なくとも発光光源及び発光光源から光を反射する反射手段とを有し、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0045】
請求項6に記載の発明では、発光手段は、反射手段の上側に設けられており、周辺部の上側部と下側部との反射光量の差は周辺部と中央部との反射光量の差より小さいことから、被写体の上側部と下側部とを略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0046】
請求項7に記載の発明では、発光手段は、反射手段の上側に設けられており、周辺部の右側部と左側部との反射光量の差は周辺部と中央部との反射光量の差より小さいことから、被写体の右側部と左側部とを略均等に照明して不自然な影の発生を除去することができる。
【0047】
請求項8に記載の発明では、発光手段から照射され、少なくとも第1乃至第4のいずれかの反射面で反射された反射光で照射された被写体を撮像することで、簡単な構造で不自然な影の発生を除去することができる。
【0048】
請求項9に記載の発明では、各反射面の基準面に対する角度範囲が約±10°であることで、被写体を効率的に照明することができる。
【0049】
請求項10に記載の発明では、第2の反射面の反射率が、他の反射面と異なることで、簡単な構造で不自然な影の発生を除去することができる。
【0050】
請求項11に記載の発明では、発光手段の上方に、さらに補助発光手段を設けたことから、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【0051】
請求項12に記載の発明では、補助発光手段の発光源に、発光源を用いることで、不自然な影の発生を除去し、高品質な撮影が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮影装置の側面図である。
【図2】撮影装置の平面図である。
【図3】撮影装置の正面図である。
【図4】撮影装置のフロントパネル構造を示す図である。
【図5】操作パネルの平面図である。
【図6】撮影装置の他の実施の形態の平面図である。
【図7】撮影装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】各処理部分での処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 撮影装置
2 撮影ボックス体
3 撮影室
4 被写体
6 フロントパネルユニット
7 撮像ユニット
8 プリンタユニット
9 ストロボユニット
10 操作ユニット
20 面状の発光手段
20a 発光光源
21 光拡散板
30 反射手段
35 中央部
38 光透過部材
40 撮像手段
50 補助照射手段
Claims (12)
- 面状の発光手段と、
前記発光手段から出射された照射光を反射する反射手段と、
前記反射手段で反射された反射光により照射された被写体を撮像する撮像手段と、
を有する撮影装置であって、
前記反射手段のうち、中央部からの反射光量は、周辺部の反射光量よりも少ないことを特徴とする撮影装置。 - 前記中央部と、前記撮像手段を結ぶ直線上に前記被写体を設置するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記中央部の少なくとも一部は光透過部材であり、
前記撮像手段は、前記被写体に対して、前記反射手段の反対側に設置されており、前記透過部材を介して前記被写体を撮像することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。 - 補助照射手段を有することを特徴とする請求項1の撮影装置。
- 前記補助照射手段は、
前記被写体の上方に設けられおり、
少なくとも発光光源及び前記発光光源から光を反射する反射手段を有することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。 - 前記発光手段は、
前記反射手段の上側に設けられており、
前記周辺部の上側部と下側部との反射光量の差は、前記周辺部と前記中央部との反射光量の差より小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。 - 前記発光手段は、
前記反射手段の上側に設けられており、
前記周辺部の右側部と左側部との反射光量の差は、前記周辺部と前記中央部との反射光量の差より小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。 - 撮影の基準面と、
前記基準面の面域外であって、前記基準面に対してオフセット設置され、前記基準面方向に向けた開口部を有する、発光源を内蔵した発光手段と、
前記開口部よりも基準面寄りの位置関係と前記基準面との間に、前記開口部と前記基準面とを渡すように設けられた第1の反射面と、
前記第1の反射面とは前記基準面を介した前記基準面上反対側と、前記基準面に対しオフセット設置された第2の反射面と、
前記基準面、第1の反射面、第2の反射面とで形成される面の両方側にあって、それぞれ前記前面と前記基準面とを渡すように設けられた第3の反射面、第4の反射面と、
前記発光手段から照射され、少なくとも前記第1乃至第4のいずれかの反射面で反射された反射光で照射された被写体を撮像する撮像手段とを有することを特徴とする撮影装置。 - 前記各反射面の、前記基準面に対する角度範囲が約±10°であることを特徴とする請求項8に記載の撮影装置。
- 前記第2の反射面の反射率が、他の反射面と異なることを特徴とする請求項9に記載の撮影装置。
- 前記発光手段の上方に、さらに補助発光手段を設けたことを特徴とする請求項9に記載の撮影装置。
- 前記補助発光手段の発光源に、前記発光源を用いたことを特徴とする請求項8に記載の撮影装置。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007279285A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Furyu Kk | 写真撮影編集方法および写真撮影編集装置 |
JP2007328155A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 写真撮影装置及び撮影方法 |
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-
2003
- 2003-04-24 JP JP2003120396A patent/JP2004325797A/ja active Pending
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