JP2004322732A - 空気入りタイヤ、及びそれに用いるコードプライの形成方法 - Google Patents

空気入りタイヤ、及びそれに用いるコードプライの形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コスト低下を図りながら、金属コードのゴム剥離を抑制する。
【解決手段】タイヤ補強層9は、金属コード10の周囲を被覆ゴム層11で覆ってなる被覆コード12が、互いに平行に引き揃えられた被覆コード配列体13から形成される。前記被覆ゴム層11は、有機酸コバルト塩を0.5〜2.0phr配合したコバルト塩高配合ゴムからなり、その被覆厚さTを前記金属コードの直径Dの0.3〜1.2倍とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属コードのコードプライを補強層として用いた空気入りタイヤにおいて、金属コードのゴム剥離を防止し、耐久性を向上させた空気入りタイヤ、及びそれに用いるコードプライの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴムの補強素子として金属コ一ドが、コード強力が高く補強効果に優れるなどの観点から多用されており、空気入りタイヤにおいても、例えば、大型タイヤのカーカスやべルト層、乗用車用タイヤのベルト層などのタイヤ補強層として使用されている。このタイヤ補強層には、図6に略示する如く、金属コードaを互いに平行に引き揃えたコード配列体bの表裏をトッピングゴムcで被覆したゴム引きのコードプライが使用される。
【0003】
しかし金属コードは、ゴムとの接着に問題があり、従来、金属コード側に対して黄銅メッキ等を施すとともに、トッピングゴム側に対してはゴム中に有機酸コバルト塩を多量に配合し、これによって接着の向上が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、有機酸コバルト塩は、ゴムの初期接着性を改良するものの、未加硫ゴムを劣化および熱老化させやすく、トッピングゴムの耐熱性を減じる傾向にある。しかも有機酸コバルト塩は、非常に高価であり、タイヤのコスト的にも不利となっている。
【0005】
そこで本発明は、金属コードの周囲を、コバルト塩高配合ゴムからなる被覆ゴム層で覆った被覆コードの配列体によってタイヤ補強層を形成することを基本として、有機酸コバルト塩の使用量を最小限にとどめコスト低下を図りながら、金属コードのゴム剥離およびゴムの劣化や熱老化を抑制し耐久性を向上しうる空気入りタイヤ、及びそれに用いるコードプライの形成方法の提供を目的としている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−323504号公報
【特許文献2】
特開2002−338749号公報
【特許文献3】
特開2003−11613号公報
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、金属コードを有するシート状のコードプライをタイヤ補強層として用いた空気入り夕イヤであって、
前記コードプライは、前記金属コードの周囲を被覆ゴム層で覆ってなる被覆コードが、互いに平行に引き揃えられかつトッピングゴムを含まない被覆コード配列体から形成されるとともに、
前記被覆ゴム層は、ゴム中に有機酸コバルト塩を0.5〜2.0phr配合したコバルト塩高配合ゴムからなり、かつその被覆厚さTを前記金属コードの直径Dの0.3〜1.2倍としたことを特徴としている。
【0008】
なお前記コードプライは、隣り合う被覆コードを互いに圧接し粘着することによりシート状に形成することができる。又隣り合う被覆コードを互いに離間せしめ、被覆コードと、この被覆コードとは直角な方向の縦糸とで織合わすことによってシート状に形成することもできる。このとき、前記縦糸の破断伸度は150〜200%かつ縦糸の間の間隔を5〜50mmとするのが好ましい。
【0009】
又請求項4の発明は、前記請求項1〜3の何れかに記載のコードプライの形成方法であって、前記被覆コードを横糸とし、レピア織機を用いて該横糸を所定の長さに定寸カットしながら織り込むことにより被覆コードをシート状に連結したことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。
図1において、空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを具える。
【0011】
そして本例では、前記カーカス6及びベルト層7を含むタイヤ補強層9のうち、前記ベルト層7を、金属コード10を有するコードプライ21によって形成している。
【0012】
なお前記カーカス6は、本例では、従来的な構造をなし、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば75゜〜90゜の角度で配列した1枚以上のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に跨るプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5の廻りで内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを具える。そして、前記該プライ本体部6aと折返し部6bとの間には、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外側に先細状にのびるビードエーペックスゴム8が配置され、ビード部4からサイドウォール部3にかけて補強される。なおカーカスコードとして、本例では、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コードが使用される。
【0013】
次に、前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して10〜45°の角度で傾斜配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bからなり、各コードがプライ間相互で交差することにより、ベルト剛性を高めトレッド部2を強固に補強する。そして前記ベルトプライ7A、7Bが、以下に説明するコードプライ21によって形成される。
【0014】
このコードプライ21は、図2(A)に示すように、金属コード10の周囲を被覆ゴム層11で覆ってなる被覆コード12が、互いに平行に引き揃えられたコード配列体13によって構成される。即ち、前記コードプライ21では、コード配列体13の表裏はトッピングゴムによって被覆されておらず、各被覆コード12は、本例では、隣り合う被覆コード12が互いに圧接して粘着することによって、一枚のシート状に連結される。
【0015】
ここで、前記金属コード10としては、特に規制されることがなく、要求するコード特性に応じてフィラメント径やコード径、撚り構造などが適宜選択される。即ち、複数のフィラメントを撚り合わせた撚りコード、或いは1本のフィラメントからなる単線コードであっても良く、また撚り構造として束撚り、層撚りなど種々のものが採用しうる。またフィラメントには、撚り合わせ前に波状或いは螺旋状の型付けを行っても良い。なお図3(A)には、フィラメントFの3本を撚り合わせた1×3構造のオープンタイプの撚りコードを、又図3(B)には、4本のフィラメントFからなるストランドSの3本を撚り合わせた3×4構造のオープンタイプの撚りコードのものを例示している。
【0016】
前記金属コード10の直径D(コード径D)は、本明細書では、前記図3(A)、(B)に示すように、金属コード10を構成する全フィラメントFをその中に含み、しかも金属コード10を構成する最大要素J(図3(A)ではフィラメントF、図3(B)ではストランドS)の少なくとも2本が内接する円弧のうち、最小径となる基準円弧Rの直径として定義する。
【0017】
又金属コード10では、前記被覆ゴム層11との接着性の観点から、各フィラメントFに黄銅メッキ、亜鉛メッキなどの従来的なメッキ処理を施すのが好ましい。
【0018】
次に、前記被覆ゴム層11は、ゴム基材中に、有機酸コバルト塩を0.5〜2.0phr配合したコバルト塩高配合ゴムから形成される。コバルト塩高配合ゴムには、必要なゴム物性を得るために、ゴム基材に、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等の周知の添加剤が選択的に使用できる。
【0019】
前記ゴム基材としては、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン・ ブタジエンゴム等のジエン系ゴムが好適に使用でき、このジエン系ゴムを単独で或いは2種以上をブレンドして使用する。
【0020】
有機酸コバルト塩としては、従来から金属コードとの接着のために用いられているものが好適に使用でき、例えばナフテン酸コバルト、ステアリン酸コバルト、オレイン酸コバルト、ラウリル酸コバルト、トリデシル酸コバルト、パルチミン酸コバルト、アラニン酸コバルトなどを用いうる。
【0021】
この有機酸コバルト塩は、オイル及びゴムとの親和性に優れ、しかも金属コード10とゴムとの接着性を良好に保つことができる。従って、金属コード10は、このコバルト塩高配合ゴムからなる被覆ゴム層11を介して、その外側のタイヤゴムとも高い接着力を有して接合でき、金属コード10の剥離損傷を効果的に防止できる。しかも、有機酸コバルト塩の使用が、金属コード10の周囲に限られるため、その使用量を最小限に抑えることができる。従って、有機酸コバルト塩による弊害である、コストの上昇、ゴムの劣化や熱老化等を抑制することが可能となる。
【0022】
またコードプライ21は、従来的なトッピングゴムを有しないため、タイヤの軽量化に大きく貢献することができる。
【0023】
又このような作用効果(以下本願の作用効果という場合がある)を有効に発揮するためには、前記被覆ゴム層11の被覆厚さTを、前記金属コードの直径Dの0.3〜1.2倍することが必要である。
【0024】
ここで前記被覆コード12は、コードプライ21に形成される前の状態においては、図2(B)に示すように、円形状断面を有する。このような被覆コード12は、ゴム押出し機22(図5に示す)を用い、金属コード10にコバルト塩高配合ゴムを被覆しながら押し出すことにより円形状断面に形成できる。
【0025】
そして被覆コード12における前記被覆厚さTは、金属コード10の前記基準円弧Rに対する厚さとして定義する。なお、前記被覆厚さTが、金属コードの直径Dの0.3倍未満では、本願の作用効果が充分に発揮されず、逆に1.2倍を越えると、接着性への更なる向上が見込まれずコストダウンへの利点を小さくする。
【0026】
又同様に、有機酸コバルト塩の配合量が0.5phr未満では、本願の作用効果を発揮することができなくなり、逆に2.0phrを越えると、接着性への更なる向上が見込まれず、コストダウンへの利点を小さくするとともに、ゴムの劣化や熱老化の傾向を強くする。
【0027】
又コードプライ21としては、図4に示すように、隣り合う被覆コード12を互いに離間させることもできる。係る場合には、コード配列体13は、各被覆コード12と、この被覆コード12とは直角な向きの縦糸15とで製織された織物状に形成される。このとき、前記縦糸15には、破断伸度が150〜200%の高伸度の有機繊維コード、例えば商品名アコーディオン(東洋紡績株式会社製)、ノービル(株式会社帝人製)を用いるとともに、該縦糸15、15間の間隔P(図5に示す)を5〜50mmとするのが好ましい。
【0028】
これにより、被覆コード12、12間を安定して連結するとともに、この縦糸15に起因するタイヤ加硫成形時のコード乱れを防止できる。なお破断伸度が150%未満、及び間隔Pが5mm未満では、加硫成形時のストレッチの際、縦糸15の影響を受けてコード乱れが発生傾向となる。逆に破断伸度が200%より大、及び間隔Pが50mmより大では、縦糸15の拘束力が不十分となってコード配列体13としての保形成を確保することができなくなる。
【0029】
なお、隣り合う被覆コード12、12を互いに圧接し粘着させて連結する場合(図2(A)に示す)においても、連結をより確実に行うために、前述と同様、被覆コード12と縦糸15とを製織した織物状とすることができる。
【0030】
次に、前記コードプライ21は、以下の如き方法で形成しうる。
即ち、図5に概念的に示すように、周知のゴム押出し機22を用い、1本の金属コード10に、コバルト塩高配合ゴムを被覆させながら押し出すことにより、被覆コード12を形成する。しかる後、この被覆コード12を横糸12Aとし、レピア織機23を用いて該横糸12Aを所定の長さに定寸カットしながら織り込むことにより被覆コード12をシート状に連結する。
【0031】
詳しくは、前記間隔Pで整経された複数本の縦糸15を供給するとともに、横糸12Aの挿入位置(横入れ位置)Qにおける前記縦糸15の奇数番目と偶数番目とを、上糸、下糸として交互に上下移動させる。又横入れ位置Qには、縦糸15と直交する向きに往復移動しうるレピア24が設けられ、前記横入れ位置Qの一端側で待機する被覆コード12の先端をクランプするとともに、他端側まで引き出して縦糸15を横切らせる。しかる後、この被覆コード12は、その後端側がカッタ25によって所定の長さ(例えば300〜800mm)で定寸カットされる。又定寸カットされた被覆コード12は、筬26により、織物の後端側に打ち込まれ、これによって被覆コード12は、所定のピッチKで配列する。
【0032】
ここで、前記ピッチKを被覆コード12の直径よりも大、又は等しく設定した場合には、隣り合う被覆コード12の間を互いに離間、又は接触させたコードプライ21を形成できる。又前記ピッチを被覆コード12の直径よりも小に設定した場合には、隣り合う被覆コード12の間を粘着させて連結させたコードプライ21を形成できる。係る場合には縦糸15を用いなくても良く、この縦糸15なしのコードプライ21は、レピア織機23を用い、縦糸15なしで被覆コード12のみで同様に織り込むことによって形成できる。なお被覆コード12の間を粘着によって連結する場合には、被覆コード12の表面温度が40℃以上と、ゴムの粘着性が充分に高い状態で、前記織り込みを行うのが好ましい。
【0033】
なお前記コードプライ21は、ベルト層7の他、カーカス6、バンド層(図示しない)、或いはビード部4を補強するビード補強層(図示しない)など種々のタイヤ補強層に使用することができる。
【0034】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0035】
【実施例】
本発明に係わる未加硫のコードプライを、表1の仕様に基づき、それぞれ2枚試作するとともに、各コードプライを、コードが直交する向きに重ね合わせて、温度(165〜170℃)、荷重(20〜25kgf/cm)、時間(15〜20分)の条件下で加硫接着した。そして、この加硫接着サンプルにおける金属コードの接着力をテストし、従来のコードプライからなるサンプルと比較した。なお表1中のゴム組成は表2に示している。
【0036】
(1)接着力;
剥離巾を25mmとして、INSTRONと呼ばれる引っ張り試験機によって、接着力を測定し、比較例1を100とする指数で表示した。値が大なほど接着力に優れている。
(2)被覆性;
ゴムとスチールコードとの被覆性を、剥離後の接着面への目視によって5点評価した。
なお評価は、
1点−−金属面が全くゴムで被覆されていない;
5点−−金属面が完全にゴムで被覆されている;
とし、4点以上を合格とした。
(3)コスト;
コードプライを1m形成する際の材料コストを、比較例1を100とする指数で表示した。値が小なほど低コストである。
【0037】
【表1】
Figure 2004322732
【0038】
【表2】
Figure 2004322732
【0039】
【発明の効果】
叙上の如く本発明は、金属コードの周囲を、コバルト塩高配合ゴムからなる被覆ゴム層で覆った被覆コードの配列体によってタイヤ補強層を形成しているため、有機酸コバルト塩の使用量を最小限にとどめコスト低下を図りながら、金属コードのゴム剥離、およびゴムの劣化や熱老化を効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面図である。
【図2】(A)は、そのコードプライを拡大して示す断面図、(B)は被覆コード配列体形成前の被覆コードを拡大して示す断面図である。
【図3】(A)、(B)は、金属コードの直径を説明する断面図である。
【図4】コードプライの他の実施例を説明する断面図である。
【図5】コードプライの形成方法を説明する線図である。
【図6】従来のコードプライを説明する断面図である。
【符号の説明】
9 タイヤ補強層
10 金属コード
11 被覆ゴム層
12 被覆コード
12A 横糸
13 被覆コード配列体
15 縦糸
21 コードプライ
23 レピア織機

Claims (4)

  1. 金属コードを有するシート状のコードプライをタイヤ補強層として用いた空気入り夕イヤであって、
    前記コードプライは、前記金属コードの周囲を被覆ゴム層で覆ってなる被覆コードが、互いに平行に引き揃えられかつトッピングゴムを含まない被覆コード配列体から形成されるとともに、
    前記被覆ゴム層は、ゴム中に有機酸コバルト塩を0.5〜2.0phr配合したコバルト塩高配合ゴムからなり、かつその被覆厚さTを前記金属コードの直径Dの0.3〜1.2倍としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記コードプライは、隣り合う被覆コードが互いに圧接して粘着することにより、シート状に形成されることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記コードプライは、隣り合う被覆コードが互いに離間し、かつ該被覆コードと直角な方向の縦糸とで織合わすことによりシート状に形成されるとともに、前記縦糸の破断伸度を150〜200%かつ縦糸の間の間隔を5〜50mmとしたことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のコードプライの形成方法であって、前記被覆コードを横糸とし、レピア織機を用いて該横糸を所定の長さに定寸カットしながら織り込むことにより被覆コードをシート状に連結したことを特徴とするコードプライの形成方法。
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