JP2004321674A - 引出し - Google Patents

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Atsushi Nittami
篤 新田見
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Abstract

【目的】引出しの収納スペースを仕切る仕切壁が2重となるのをできるだけ少なくし、引出しの有するスペースに対する実質的な収納スペースの減少を抑制するとともに、コストの低減が可能で、仕切空間の向きや形状が、組み合わせにより多様な要求に応えることが可能な、仕切ユニットを用いた引出しを提供しようとするものである。
【構成】少なくとも長方形の底板とその長辺側に垂設された側板とを有し、長手方向両端若しくは片端が開放した単種類又は複数種類の複数の仕切ユニットを、引出しの仕切ユニット収納空間に互いに接近させて配するとともに、前記仕切ユニットの開放端を他の仕切ユニットの側板又は前記仕切ユニット収納空間を構成する壁面部若しくは他の仕切ユニットの開放端に接合して構成する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、机やキャビネット等に備えられた引出しの内部の収納空間に、仕切ユニットを配設した引出しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
机やキャビネット等に備えられた引出しの中に小物を収納すると、引出しの中の収納空間が小物に比べて大きいため、引出しの開け閉めの際に、この小物が引出し内を移動するので、取り出す際に探さなければならない等手間を要することになる。そこで、従来、特許文献1に記載されているような箱形のトレーを引出しの収納空間に収納して、このトレーに小物を収納するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
実開昭59−60953号公報(図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の箱形のトレーは、箱形であることから、トレーが隣接する部分は、トレーの側壁が2重となり、引出しの有するスペースに対する実質的な収納スペースが減少するのみならず、2重となる側壁の一方を形成するためのコストが余分にかかっている結果となっていた。又、複数の上記の箱形のトレーを同じ向きに並べて引出しの中に配置することにより、複数の仕切空間を設けていたが、この方法では、仕切空間の向きや形状が画一的となり、多様な要求に応えることができなかった。又、上記の箱形のトレーでは、その大きさが固定されており仕切空間の大きさを変更できないことから、収納するものの大きさが制限されるという不都合が生じていた。
そこで、この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、引出しの収納スペースを仕切る仕切壁が2重となるのをできるだけ少なくし、引出しの有するスペースに対する実質的な収納スペースの減少を抑制するとともに、コストの低減が可能で、しかも仕切空間の向きや形状が、組み合わせにより多様な要求に応えることが可能な仕切ユニットを用いた引出しを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の引出しは、少なくとも長方形の底板とその長辺側に垂設された側板とを有し、長手方向両端若しくは片端が開放した単種類又は複数種類の複数の仕切ユニットを、引出しの仕切ユニット収納空間に互いに接近させて配するとともに、前記仕切ユニットの開放端を他の仕切ユニットの側板又は前記仕切ユニット収納空間を構成する壁面部若しくは他の仕切ユニットの開放端に接合したことを特徴としている。
【0006】
本発明の引出しでは、該引出しの前記底板の短辺の長さの整数倍を前記底板の長辺の長さとした主仕切ユニットと、前記底板の長辺の長さを前記主仕切ユニットの長辺の長さと同じとするとともに、前記底板の短辺の長さを前記主仕切ユニットの短辺の長さと異なる長さとした副仕切ユニットとの、一方又は双方を複数組み合わせるようにするのが便宜である。ここで、前記主仕切ユニットの長辺の長さを該主仕切ユニットの短辺の長さの2倍とすることにより、主仕切ユニット相互の組み合わせ或いは主仕切ユニットと副仕切ユニットとの多様な組み合わせを構成することができる。
【0007】
又、前記主仕切ユニット及び前記副仕切ユニットの底板の長辺側に垂設された側板と同じ高さの側板を、該底板の短辺の一方側に垂設することで、本発明の引出しを使用しやすくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例につき、図面に基づき詳しく説明する。図1は、本実施例の引出しに使用される主仕切ユニット11の外観図である。図1において、この主仕切ユニット11は、短辺の長さがd1で、長辺の長さがd2の長方形の底板11aと、この底板11aの両長辺に垂設された高さがd3の長方形の側板11bとで構成されており、この主仕切ユニット11の長手方向両端は、開放端11cとなっている。ここで、長辺の長さd2は、短辺の長さd1の2倍としている。又、この主仕切ユニット11のほか、この主仕切ユニット11と短辺の長さのみが異なる副仕切ユニット12を用いている(図1参照)。即ち、この副仕切ユニット12は、短辺の長さがd4で、長辺の長さがd2の長方形の底板12aと、この底板12aの両長辺に垂設された高さがd3の長方形の側板12bとで構成されており、この副仕切ユニット12の長手方向両端は、開放端12cとなっている。この副仕切ユニット12の短辺の長さd4は、本実施例では、主仕切ユニット11の短辺の長さd1より短くしているが、d1より長くするようにしてもよい。又、主仕切ユニット11及び副仕切ユニット12の高さd3は、これらの仕切ユニットが使用される後述の引出しの収納スペース空間の高さと同じとしているが、この収納スペース空間の高さよりも低くするようにしてもよい。
【0009】
本発明の実施例は、上記の主仕切ユニット11と副仕切ユニット12を組み合わせて、机の引出しの収納スペースに配設している。図2は上記の2種類の仕切ユニットを配設する引出し1を上から見た平面図である。図2において、引出し1は、正方形状の引出し底板7と、その周囲に設けられた、引出し前板2、引出し後板3、引出し左側板4、引出し右側板5、引出し前部飾板6、及び、引出し仕切板8で構成されている。引出し前部飾板6はこの引出しが使用される机の形状に合わせるための飾板である。この引出し1の収納スペースの幅はL1であり、奥行は、L2であるが、この奥行L2は幅L1と同じである。
【0010】
本実施例では、引出し1の収納スペースには、この収納スペースを前後に仕切る引出し仕切板8を設けている。これは、一般に、引出し1に収納する小物類は取り出しやすくするため、引出しの収納スペースの手前側に収納されるが、本実施例においても、この一般的な方式に基づくようにするためである。即ち、引出し前板2、引出し左側板4、引出し仕切板8、及び、引出し右側板5で囲まれた空間、つまり、引出し1の収納スペースの手前の空間に、上記の主仕切ユニット11と副仕切ユニット12を組み合わせて配設しており、この空間を本実施例における仕切ユニット収納空間9と称する。又、引出し仕切板8の高さは、主仕切ユニット11および副仕切ユニット12の高さと同じd3としている。
【0011】
上記の引出し1の仕切ユニット収納空間9に、主仕切ユニット11と副仕切ユニット12を配設する際、本実施例では、主仕切ユニット11と副仕切ユニット12の長辺の長さが同じd2であるので、これらをともに縦向きにして縦方向に出っ張ること無く横方向に並べることができ、又、主仕切ユニット11の長辺がその短辺の2倍であるため、主仕切ユニット11を縦向きにしたものと横向きにしたものを隣接させて略隙間無く配設することができる。又、これらのユニットを縦向き或いは横向きにすることにより、主仕切ユニット11の開放端11cや副仕切ユニット12の開放端12cを、他の主仕切ユニット11の側板11bの側面や、引出し1の引出し前板2、引出し左側板4、引出し仕切板8、或いは、引出し右側板5に当接することができる。それ故、主仕切ユニット11の開放端側、或いは、副仕切ユニット12の開放端側にも仕切壁が形成されるので、周りを仕切壁で囲まれた収納用のスペースを形成することができる。又、主仕切ユニット11の開放端12cを他の主仕切ユニット11の開放端12cに、双方の底板12a及び側板12bが連なるように当接させて配設することにより、主仕切ユニット11の2個分のスペースを主仕切ユニット11の長手方向に接続して形成することもできる。本実施例では、これらの点を活用して、主仕切ユニット11及び副仕切ユニット12を、これらの仕切ユニットが引出し1の仕切ユニット収納空間9内で移動しないように、略隙間なく接合させて仕切ユニット収納空間9に配設している。
【0012】
仕切ユニット収納空間9の幅L1は、引出し1の収納スペースの幅と同じで、この幅L1は、主仕切ユニット11の短辺の長さd1を4倍してさらに副仕切ユニット12の短辺の長さd4を加えた合計の長さに略等しくしている。又、上述したとおり、主仕切ユニット11の長辺の長さd2は主仕切ユニット11の短辺の長さd1の2倍であるから、この仕切ユニット収納空間9に、まず、副仕切ユニット12を縦向きに1個配設した後、残りのスペースに、主仕切ユニット11を縦向きにした場合は、横方向に4個並べて、副仕切ユニット12とともに略隙間無く接合させて配設でき(図3(a)参照)、主仕切ユニット11を横向きにした場合は、横方向に2個並べてこれを前後に2列にして、副仕切ユニット12とともに略隙間無く接合させて配設することができる(図5(e)参照)。しかし主仕切ユニット11と副仕切ユニット12とを組み合わせた配設パターンはこれには限られない。そこで、上記の配設パターンも含めて、本実施例で使用している主仕切ユニット11と副仕切ユニット12とを組み合わせた配設パターンについて次に説明する。図3(a)〜(e)、図4(a)〜(e)、及び、図5(a)〜(e)は、種々の配設パターンを用いて主仕切ユニット11と副仕切ユニット12とを配設した引出し1の平面図である。
【0013】
図3(a)は、仕切ユニット収納空間9の左端側に副仕切ユニット12を縦向きに1個配設し、その右横に4個の主仕切ユニット11を縦向きにして順に配設したものである。この場合、主仕切ユニット11の開放端11cと副仕切ユニット12の開放端12cは、それらの一方が引出し前板2に当接し他方が引出し仕切板8に当接している。図3(b)〜(e)は、図3(a)において副仕切ユニット12の向きはそのままでその配設位置を変更した各種の配設パターンを示している。
【0014】
図4(a)は、仕切ユニット収納空間9の左端側に主仕切ユニット11を横向きにして2個を前後に2列に配設し、その右側に1個の副仕切ユニット12と2個の主仕切ユニット11を縦にして順に配設したものである。この場合は、仕切ユニット収納空間9の左端側に配設された主仕切ユニット11の開放端11cは一方が副仕切ユニット12の側板12bに当接し、他方が引出し左側板4に当接しており、その他の開放端は上記の例と同じである。図4(b)は、図4(a)において副仕切ユニット12の配設位置を変更し、仕切ユニット収納空間9の右端に配設したものであり、仕切ユニット収納空間9の左端側に配設された主仕切ユニット11の一方の開放端11cは、主仕切ユニット11の側板11bに当接している。これらと同様に、図4(c)〜(e)は、主仕切ユニット11を横向きに前後に2列に配設しており、その左右に2個の主仕切ユニット11と1個の副仕切ユニット12を縦にして配設したものである。又、図5(a)〜(c)は、仕切ユニット収納空間9の右端側に主仕切ユニット11を横向きに2個前後に2列に配設し、その左側に1個の副仕切ユニット12と2個の主仕切ユニット11をともに縦にして配設したものであり、副仕切ユニット12の配設位置を変えたものである。
【0015】
図5(d)は、仕切ユニット収納空間9の左端側及び右端側にそれぞれ2個の主仕切ユニット11を横向きにして前後に2列に配設し、左端側に配設された主仕切ユニット11と右端側に配設された主仕切ユニット11との間に、1個の副仕切ユニット12を縦向きにして配設したものである。この場合は、主仕切ユニット11のいずれか一方の開放端11cはともに副仕切ユニット12の側板12bに当接し、他方の開放端11cは、引出し左側板4又は引出し右側板5に当接している。
【0016】
図5(e)は、仕切ユニット収納空間9の左端側に副仕切ユニット12を縦向きに1個配設し、その右横に2個の主仕切ユニット11を横向きにして横方向に並べたものを前後に2列に配設したものである。この場合は2個の主仕切ユニット11の一方の開放端11cは、残りの主仕切ユニット11の開放端11cと、双方の底板12a及び側板12bが連続するように当接しており、収納スペースとして、主仕切ユニット11の2個分のスペースを主仕切ユニット11の長手方向に接続して形成している。この場合は、鉛筆やボールペン等の細長い物の収納に便利な収納空間を形成することができる。
【0017】
上記の実施例によれば、主仕切ユニット11と副仕切ユニット12を縦向き或いは横向きにして組み合わせて略隙間無く接合させて配設し、主仕切ユニット11の開放端11cや副仕切ユニット12の開放端12cを、他の主仕切ユニット11の側板11bの側面や、引出し1の引出し前板2、引出し左側板4、引出し仕切板8、或いは、引出し右側板5に当接しているので、主仕切ユニット11の開放端側、或いは、副仕切ユニット12の開放端側にも仕切壁が形成される。そのため、周りを仕切壁で囲まれた収納用のスペースを形成することができるとともに、主仕切ユニット11や副仕切ユニット12の開放端側の仕切壁が2重にならず、2重化に伴うスペースの減少を抑制することができる。又、主仕切ユニット11や副仕切ユニット12の形状は箱形のトレーに比べてシンプルなので、製作も容易で、コストを低減することができる。又、図3(a)〜(e)、図4(a)〜(e)、及び、図5(a)〜(e)からもわかるように、多様な配設パターンを用いることができ、多様な要求に応えることが可能な仕切ユニットを用いた引出しを構成することができる。
【0018】
上記で説明した実施例では、引出し1の仕切ユニット収納空間9に配設する主仕切ユニット及び副仕切ユニットとしては、ともに長手方向に開放端を有する図1の主仕切ユニット11と副仕切ユニット12とを用いているが、これらの仕切ユニットに替えて、これらの仕切ユニットと外形寸法が全く同じで、いずれか一方の片端に側板を備えた仕切ユニットを用いるようにしてもよい。図6は、このような形状の主仕切ユニット21の外観図であり、主仕切ユニット21の一方の片端には短辺側板21dが備えられている。又、主仕切ユニット21とともに、この主仕切ユニット21と短辺の長さのみが異なる副仕切ユニット22を用いる。この副仕切ユニット22の一方の片端には短辺側板22dが備えられている(図6参照)。これらの主仕切ユニット21及び副仕切ユニット22の形状、寸法は、上述のとおり、図6に示すように主仕切ユニット11及び副仕切ユニット12と全く同じである。
【0019】
主仕切ユニット21及び副仕切ユニット22を引出し1の仕切ユニット収納空間9に配設する場合、図3(a)〜(e)、図4(a)〜(e)、及び、図5(a)〜(e)において、主仕切ユニット11を主仕切ユニット21に、副仕切ユニット12を副仕切ユニット22にそれぞれ置き換えることで、上述したのと同様の配設パターンによる小さいエリアに仕切られた収納用のスペースを形成することができる。しかし、更に、引出し1の収納スペースを仕切っている引出し仕切板8に、主仕切ユニット11の開放端11c又は副仕切ユニット1の開放端12cが当接する配設パターンにより、主仕切ユニット21及び、副仕切ユニット22を配設する場合、主仕切ユニット21の短辺側板21dを、或いは、副仕切ユニット22の短辺側板22dを引出し仕切板8に当接させることにより、この引出し仕切板8の高さを、低くすることができる。このような場合としては例えば、図3(a)
〜(e)の配設パターンを用いる場合が該当する。
【0020】
或いは、副仕切ユニット22及び、主仕切ユニット11と主仕切ユニット21とを混在して用いるようにしてもよい。例えば、図4(b)の配設パターンを用いる場合、仕切ユニット収納空間9の左端側に配設する2個の横向きの主仕切ユニットには主仕切ユニット11を用い、その右側に配設される主仕切ユニットには主仕切ユニット21を、その短辺側板22dが引出し仕切板8に当接するようにして用いるようにする。そうすると、仕切ユニット収納空間9の左端側に配設する主仕切ユニット11の開放端は、隣接する主仕切ユニット11の側板11b、或いは、引出し左側板4に当接するので、この部分の仕切壁が2重となることは無く、又、引出し仕切板8に当接する主仕切ユニット21の短辺側板22dが仕切壁となるので、高さの低い引出し仕切板8でよいことになる。
【0021】
上記の実施例において、クリップ等のかなり小さい小物を収納するとともに取り出しやすくするのに、仕切ユニット収納空間9に配設される各仕切ユニットの内部空間を、更に小型の内部仕切板で仕切るようにしてもよい。図7は、このような仕切ユニットを用いた例を示したものであり、図7(a)は、図4(c)に用いられている主仕切ユニット11に小型内部仕切板31を用いたものであり、図7(b)は、図5(e)に用いられている主仕切ユニット11に小型内部仕切板31を用いたものである。
【0022】
上述した実施例では、引出し1の仕切ユニット収納空間9の幅、即ち、引出し1の収納スペースの幅L1は、主仕切ユニット11の短辺の長さd1を4倍してさらに副仕切ユニット12の短辺の長さd4を加えた合計の長さと略等しいが、引出し1の収納スペースの幅L1が、主仕切ユニット11の短辺の長さd1の整数倍であれば、主仕切ユニット11のみを用いて仕切ユニット収納空間9に配設することができる。これは主仕切ユニット21を用いる場合も同様であり、主仕切ユニット11と主仕切ユニット21を混在して用いる場合も同様である。机やキャビネット等が規格に基づいて製作される場合は、主仕切ユニットの短片の長さの整数倍が、規格に基づく引出しの収納スペースの幅になるように、主仕切ユニットの短片の長さを設定することにより、1種類の主仕切ユニット21で各種の配設パターンを実現することができる。
【0023】
しかし、一般に、引出しの収納スペースの幅はさまざまである。そこで、このような場合に、主仕切ユニットと、短辺がこの主仕切ユニットの短辺と異なる副仕切ユニットの双方を用いる上述した方法が有効である。即ち、引出しの収納スペースの幅を1種類製作する主仕切ユニットの短辺の長さで分割して、余りが出る場合に、この余りの長さを短辺とする副仕切ユニットを製作するのである。即ち、この副仕切ユニットを収納スペースの幅寸法の異なる引出し毎に、製作することにより、これらの副仕切ユニットと上記の1種類の主仕切ユニットとで、収納スペースの幅寸法の異なる引出しの全てに対して対応することができる。
【0024】
上記の実施例では、主仕切ユニットの長辺の長さをその短片の長さの2倍としているが、これには限られず、主仕切ユニットの長辺の長さがその短片の長さの整数倍であれば、その主仕切ユニットを上記の実施例とほぼ同様にして使用することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、少なくとも長方形の底板とその長辺側に垂設された側板とを有し、長手方向両端若しくは片端が開放した単種類又は複数種類の複数の仕切ユニットを、引出しの仕切ユニット収納空間に互いに接近させて配するとともに、前記仕切ユニットの開放端を他の仕切ユニットの側板又は前記仕切ユニット収納空間を構成する壁面部若しくは他の仕切ユニットの開放端に接合しているので、引出しの収納スペースを仕切る仕切壁が2重となるのをできるだけ少なくし、引出しの有するスペースに対する実質的な収納スペースの減少を抑制するとともに、コストの低減が可能で、仕切空間の向きや形状が、組み合わせにより多様な要求に応えることが可能な、仕切ユニットを用いた引出しを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に使用される主仕切ユニット及び副仕切ユニットの外観図である。
【図2】本実施例の引出しの平面図である。
【図3】(a)〜(e)は本実施例の仕切ユニット配設パターンを用いた引出しの平面図(その1)である。
【図4】(a)〜(e)は本実施例の仕切ユニット配設パターンを用いた引出しの平面図(その2)である。
【図5】(a)〜(e)は本実施例の仕切ユニット配設パターンを用いた引出しの平面図(その3)である。
【図6】本実施例に使用される他の主仕切ユニット及び副仕切ユニットの外観図である。
【図7】(a),(b)は小型内部仕切板を備えた主仕切ユニットを用いた引出しの平面図である。
【符号の説明】
1 引出し 2 引出し前板
3 引出し後板 4 引出し左側板
5 引出し右側板 6 引出し前部飾板
7 引出し底板 8 引出し仕切板
9 仕切ユニット収納空間 11 主仕切ユニット
11a 底板 11b 側板
11c 開放端 12 副仕切ユニット
12a 底板 12b 側板
12c 開放端 21 主仕切ユニット
21a 底板 21b 側板
21c 開放端 21d 短辺側板
22 副仕切ユニット 21a 底板
21b 側板 21c 開放端
22d 短辺側板 31 小型内部仕切板

Claims (4)

  1. 少なくとも長方形の底板とその長辺側に垂設された側板とを有し、長手方向両端若しくは片端が開放した単種類又は複数種類の複数の仕切ユニットを、引出しの仕切ユニット収納空間に互いに接近させて配するとともに、前記仕切ユニットの開放端を他の仕切ユニットの側板又は前記仕切ユニット収納空間を構成する壁面部若しくは他の仕切ユニットの開放端に接合したことを特徴とする引出し。
  2. 前記底板の短辺の長さの整数倍を前記底板の長辺の長さとした主仕切ユニットと、前記底板の長辺の長さを前記主仕切ユニットの長辺の長さと同じとするとともに、前記底板の短辺の長さを前記主仕切ユニットの短辺の長さと異なる長さとした副仕切ユニットとの、一方又は双方を複数組み合わせてなる請求項1記載の引出し。
  3. 前記主仕切ユニットの長辺の長さを該主仕切ユニットの短辺の長さの2倍としてなる請求項2記載の引出し。
  4. 前記主仕切ユニット及び前記副仕切ユニットの底板の長辺側に垂設された側板と同じ高さの側板を、該底板の短辺の一方側に垂設してなる請求項2又は3記載の引出し。
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