JP2004321198A - エコノミー型浴槽 - Google Patents

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JP2004321198A
JP2004321198A JP2003060143A JP2003060143A JP2004321198A JP 2004321198 A JP2004321198 A JP 2004321198A JP 2003060143 A JP2003060143 A JP 2003060143A JP 2003060143 A JP2003060143 A JP 2003060143A JP 2004321198 A JP2004321198 A JP 2004321198A
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hot water
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Fumiaki Hirobe
文昭 廣部
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Abstract

【課題】少量の湯で全身を浸し、入浴することのできるエコノミー型浴槽を実現する。
【解決手段】底部を段付きにして高い部分を腰掛け2とし、上部前板1aを下部前板1bよりも腰掛け2に寄せてせまくした浴槽本体1に、前記上部前板1aおよび下部前板1bの内側に、圧力空気によって大きくふくらむエアバッグ4a、4bを設けて構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少量の湯で全身が漬かるようにしたエコノミー型浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴槽には洋式バスタブや家庭用などの個人用、家族用などの小型のものから、温泉や公衆浴場などの大型のものもあるが、個人用であっても、ゆっくり全身を浸すには或る程度の容積が必要であり、寝そべった姿勢で入浴する洋式バスタブも和式のものも、240ないし320リットルの湯を必要とする。
【0003】
温水を使用する通常の入浴であれば水の消費量と、湯沸かしのためのカロリー消費だけの問題であるが、治療や健康維持、美容増進を目的とした薬剤を使用する薬湯や牛乳風呂等の場合は、湯の使用量が大きいため甚だしく高価なものとなって、常用するのが困難であることから、少量の湯で全身を浸し、入浴することのできる浴槽の開発が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような要望に応え、きわめて少量の湯で全身を浸し、入浴することのできる浴槽を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、底部を段付きにして高い部分を腰掛けとし、上部前板を下部前板よりも前記腰掛けに寄せてせまくした浴槽本体に、前記上部前板および下部前板の内側に、流体、例えば圧力空気によって大きくふくらむバッグを設けてなるエコノミー型浴槽であって、望ましくは上部側面に防水構造のドアを設けた前記のエコノミー型浴槽である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明のエコノミー型浴槽は、浴槽本体が入浴者の座った姿勢に合わせてコンパクトに作られている上に、内部にバッグを備え、これを大きくふくらませることによって容積をさらに減少するので、少量の湯でも水面が上昇し、全身を湯に漬けることができる。
【0007】
【実施例】
図1は本発明の実施例のエコノミー型浴槽を示す斜視図、図2は同じくその断面図で、1は浴槽本体、1aはその上部前板、1bはその下部前板、2は底部を段付きにして高い部分を腰を掛ける高さとした腰掛け、3は上部側面に設けられた片開き式のドア、31はそのヒンジ、32は閉じた状態でドア3を固定するドアロック、4a、4bは浴槽本体内側に取り付けられたエアバッグで、上部前板1aの内側にはエアバッグ4aが、下部前板1bの内側にはエアバッグ4bが取り付けられている。5は台板であるベース、6は図示しない温水ポンプまたは温水配管などの温水源、7は温水を浴槽本体1内に供給する給湯蛇口、8は図示しないエアポンプまたは圧力空気配管などの空気源、9は空気をエアバッグ4a、4bに出し入れする電磁式のスイッチ、11はドア3の下部に必要に応じて設けられるステップ、12は浴槽本体の底部に設けられる排水口である。
【0008】
エアバッグ4a、4bは、圧力空気によってふくらんで体積を増大するゴム風船状のもので、伸縮性のあるやわらかいゴムや、収縮時に細かく折り畳まれる薄い袋状のものがよい。とくに表面は入浴者Uの身体に沿って自然に凹凸するようなしなやかな材質が望ましい。エアバッグ4a、4bの形状は任意であるが、入浴者Uの感触から見ると縦方向に溝を設けた凹凸状とするのがもっとも好ましい。
【0009】
なお、腰掛け2の内側には湯が入らないのでいわばデッドスペースであるが、温水ポンプやエアポンプをこの中に設置するようにすれば浴槽全体をユニット化することができ、設置、移動が容易となる。
つづいてこの実施例のエコノミー型浴槽の使用方法を説明する。当初、浴槽本体1内には少なくとも下部前板1bの部分までしか湯は入れられていない。入浴者は、ドア3を開いて浴槽本体1内に入り、ドア3を閉じて、ドアロック32をしっかり締める。いうまでもなく、ドア3は防水構造である。ドアロック32は、入浴者が浴槽本体1の内側から確実に操作できる位置に設けることが必要である。
【0010】
ついで給湯蛇口7を開いて浴槽本体1内に湯を入れるとともに、腰掛け2に腰を掛け、その姿勢でスイッチ9を押してエアバッグ4a、4b内に圧力空気を送り込み、エアバッグ4a、4bをふくらませる。エアバッグ4a、4bは腰掛けた入浴者Uの前面にあるので、上半身前部と両足の前部がエアバッグ4a、4bによって軽く押される程度までふくらませることが望ましい。エアバッグ4a、4bがふくらむにつれて図2からわかるように浴槽本体1内の液面は上昇するから、液面が入浴者Uの所望の位置に到達したら給湯ならびに空気の送り込みを停止すればよい。
【0011】
この状態における浴槽本体1内の空間は、本来の浴槽本体1内の容積よりも図示しない入浴者U自身の液面下の体積とエアバッグ4a、4bのふくらんだ体積分を加えた分だけせまくなっているので、意外に少量の湯で全身を浸すことができ、高価な薬湯や牛乳などを使用する場合にはきわめて経済的である。また内部の流体を液体にして振動を与えれば、マッサージ効果を得ることもできる。
【0012】
ドア方向から見た浴槽本体1の寸法の一例を示すと、幅400 mm、奥行き500 mm、高さは下部1bが600 mm、上部が300 mmで、本来ならば100 ないし120 リットルの湯が必要であるが、本発明のエコノミー型浴槽ではエアバッグがあるために通常の体格の大人でわずか10ないし20リットル、つまり従来の1/10の量の湯で入浴ができる。少量の湯を有効に作用させるため、気泡やジェット噴流などの形で循環させることも有効である。また、浴槽に入ったあと入浴者Uの肩から上にシートをかけ、サウナ風に内部を保温することもできる。
【0013】
なお本発明のエコノミー型浴槽は使用する湯の量が少ないため、さめやすいという懸念もある。そこで腰掛け2の内部を温水タンクに構成してその熱で保温を図るようにしてもよい。ただし、この場合の温水タンク内の湯は、浴槽内に使用するのでなく、例えば上がり湯として使用することが望ましい。
本発明のエコノミー型浴槽は浴槽本体1が縦長で底部面積が小さいので、少量の湯で足部のみを温める足温浴などにも利用できるし、介護用の浴槽として使用することもできる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、きわめて少量の湯で全身を浸して入浴することのできる浴槽が実現し、高価な薬湯などが手軽に利用できるようになるばかりでなくサウナ効果、マッサージ効果なども容易に得られ、健康が増進するなどのすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエコノミー型浴槽を示す斜視図である。
【図2】本発明のエコノミー型浴槽の断面を示す断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽本隊
1a 上部前板
1b 下部前板
2 腰掛け
3 ドア
4a、4b エアバッグ(バッグ)
5 ベース
6 温水ポンプ(温水源)
7 給湯蛇口
8 エアポンプ(空気源)
9 スイッチ
11 ステップ
12 排水口
31 ヒンジ
32 ドアロック
U 入浴者

Claims (3)

  1. 底部を段付きにして高い部分を腰掛け(2)とし、上部前板(1a)を下部前板(1b)よりも前記腰掛け(2)に寄せてせまくした浴槽本体(1)に、前記上部前板(1a)および下部前板(1b)の内側に、流体によって大きくふくらむバッグ(4a、4b)を設けてなるエコノミー型浴槽。
  2. 前記流体が圧力空気である請求項1に記載のエコノミー型浴槽。
  3. 上部側面に防水構造のドア(3)を設けた請求項1または2に記載のエコノミー型浴槽。
JP2003060143A 2003-03-03 2003-03-06 エコノミー型浴槽 Pending JP2004321198A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013223716A (ja) * 2012-03-01 2013-10-31 Davy Zide Qian 移動式節水・省エネ浴槽
CN104783701A (zh) * 2015-03-26 2015-07-22 淮南圣丹网络工程技术有限公司 一种智能大众浴池

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JP2013223716A (ja) * 2012-03-01 2013-10-31 Davy Zide Qian 移動式節水・省エネ浴槽
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