JP2004320597A - プレーヤー付き無線通信端末装置 - Google Patents

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Shimesu Taniyama
示 谷山
Yoshito Ishikawa
善都 石川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】携行に便利でイヤホンコードが絡むことのないウェアラブルなプレーヤー付き無線通信端末装置を提供する。
【解決手段】メガネ型フレーム内に無線通信手段と、制御手段と、記憶手段と、操作手段と、表示手段と、音声処理手段と、電池電源を設け、更に前記メガネ型フレームの先端にイヤホンを設け、音声情報を受信する受信指示信号を入力すると、無線通信手段が音声情報を受信して記憶手段に音声情報を記憶し、音声情報を再生する再生指示信号を入力すると、制御手段の制御のもと、記憶した音声情報を前記記憶手段から読み出してイヤホンに出力するとともに、音声情報を受信する際あるいは再生する際の状態表示を表示手段で行うよう構成した。ウェアラブルなプレーヤー付き無線通信端末装置で、音楽配信サーバーからインターネットを介して音声情報をダウンロードした音楽を聴くことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声情報を無線通信により受信して記憶手段に記憶した後、記憶手段から音声情報を読み出して再生するプレーヤー付き無線通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット上の音楽配信サーバーから音声情報を無線通信端末装置に配信する音楽配信サービスが既に実用化されている。図13に従来の音楽配信システムのシステム構成図を示す。インターネット1には、ディジタル化した音楽情報を配信する音楽配信サーバー2が接続されている。そして、音楽配信サーバー2に対しては、音楽配信端末装置900が基地局3、携帯電話網4、ゲートウェイ5、インターネット1を介してアクセスできるようにしている。音楽配信端末装置900は、筐体901内に無線通信手段902と、テンキー等のキー入力手段903と、表示手段904と、記憶手段905とを有し、筐体901にイヤホン906を差し込んで使用する構造になっている。
【0003】
音楽配信端末装置900のキー入力手段903に音楽配信サーバーのURLを入力してアクセスすると、携帯電話網4とインターネット1を介して音楽配信サーバー2と交信することができ、音楽配信サーバー2から提供される配信メニューを音楽配信端末装置900の表示手段904で見て、配信を希望する音楽コンテンツをキー入力して選択することができる。音楽配信サーバー2は、選択された音楽コンテンツの音声情報を図示しないデータベースから読み出して音楽配信端末装置900に送信する。音楽配信端末装置900は送信されてきた音声情報を装置の記憶手段905に記憶する。音楽配信が終了すると、記憶手段905から音声情報を読み出して再生し、イヤホン906に出力するようにしている。
【0004】
従来の音楽配信端末装置900は、キー入力手段903と表示手段904を用いて音楽配信サーバーにアクセスし、ダウンロードした音楽情報をイヤホンやヘッドホンで再生する構成を採っている。ダウンロード操作は、選曲操作を含め、メニューその他の文字表示をして操作を繰り返す必要があるため、ある程度の大きさの表示手段と、ある程度の大きさのキー入力手段903を必要としていた。そのため、音楽配信端末装置900がかさばり、携行するときにはポケットや鞄に入れて持ち運ばなければならないという欠点があった。また、イヤホンコードがからみついて扱いにくいという欠点もあった(例えば、特許文献1、特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−28572号公報(第11頁、第4図)
【特許文献2】
特開2002−23768号公報(第3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の欠点を解消した携行に便利で、イヤホンコードが絡むことのない、身にまとった感覚のいわゆるウエアラブルなプレーヤー付き無線通信端末装置を提供し、何もポケットや鞄に入れたりせずに、手に何も持たない感覚で、音声情報を音楽配信サーバー等からダウンロードして再生できるようにすることを第一の目的としている。
【0007】
また、本発明は音声情報をダウンロードする際の操作状況や、ダウンロードした音声情報を再生する際の操作状況を示す状態表示を利用者の視野内に確実に表示するようにしたプレーヤー付き無線通信端末装置を提供することを第二の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記第一の課題を解決するために、本発明に係るプレーヤー付き無線通信端末装置は、メガネ型フレームと、無線通信手段と、制御手段と、記憶手段と、操作手段と、表示手段と、音声処理手段と、電池電源とイヤホンを有し、メガネ型フレーム内に無線通信手段と、制御手段と、記憶手段と、操作手段と、表示手段と、音声処理手段と、電池電源を設け、更に前記メガネ型フレームの先端にイヤホンを設け、操作手段から音声情報を受信する受信指示信号を入力すると、制御手段の制御により、無線通信手段が音声情報を受信して記憶手段に音声情報を記憶し、操作手段から音声情報を再生する再生指示信号を入力すると、制御手段の制御のもと、記憶した音声情報を前記記憶手段から読み出してイヤホンに出力するとともに、音声情報を受信する際あるいは再生する際の状態表示を表示手段で行う構成を採る。
【0009】
この構成により、携行に便利で、イヤホンコードが絡むことのないプレーヤー付き無線通信端末装置を実現している。
【0010】
更に本発明は、先端にイヤホンを設けたメガネ型フレームをバネ性を有する線状の部材として形成して、メガネ型フレームの鼻当てと一対のイヤホンの3箇所によりプレーヤー付き無線通信端末装置を利用者の顔に支持する構成を採る。
【0011】
この構成により、プレーヤー付き無線通信端末装置を小型、軽量で、顔からはずれにくい、しっかりと身にまとった感覚の、いわゆるウェアラブル感覚の装置として実現している。
【0012】
また本発明は、上記第二の課題を解決するために、表示手段をメガネ型フレームに取り付けたメガネレンズとメガネレンズを照射する照明手段とで構成している。
【0013】
この構成により、音声情報をダウンロードする際の操作状況や、音楽を再生する際の操作状況を示す状態表示を利用者の視野内に確実に表示するようにしている。
【0014】
また本発明は、メガネ型フレームとメガネレンズの位置関係を、メガネ型フレームの上にメガネレンズを乗せた位置関係として、メガネ型フレームに設けた照明手段でメガネレンズを下方から照射する構成を採る。
【0015】
この構成を用いることにより、人間の目が上を見るよりも下を見るほうが容易であることを利用して、状態表示を利用者の視野内により確実に表示するようにしたプレーヤー付き無線通信端末装置を実現している。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、以下図面とともに説明する。図1に、本発明の第1の実施の形態に係るプレーヤー付き無線通信端末装置6を用いた音楽配信システムのシステム構成図を示す。本発明は、既に図13で説明した従来の音楽配信システムの音楽配信端末900に代わるものとして、プレーヤー付き無線通信端末装置6を用いたものであり、システム構成要素の同じ部分については同一の番号を付して説明を省略する。本発明のプレーヤー付き無線通信端末装置6は、基地局3,携帯電話網4、ゲートウェイ5と、インターネット1を介して音楽配信サーバー2にアクセスして、音声情報をダウンロードして再生する。図2と図3に、プレーヤー付き無線通信端末装置6を利用者の顔60に装着したときの使用状態図を、図4にプレーヤー付き無線通信端末装置6を水平方向に切断した断面図を、図5にプレーヤー付き無線通信端末装置6の正面図を示す。
【0017】
図2から図5に示したように、プレーヤー付き無線通信端末装置6は、概ねメガネの形をしており、左右を一体に形成したメガネレンズ10の下に右と左にのびるメガネ型フレーム20、21を取り付けている。メガネ型フレーム20、21は互いに向き合う端面を鼻当て30、31として、鼻当て30、31の反対側を内側と下側に湾曲した形に形成した金属製の線バネ22、23を埋め込んだバネ性を有する線状のテンプル部分として形成し、先端にイヤホン40、41を設けている。顔に装着していない状態ではメガネ型フレーム20、21のそれぞれのテンプル部分の先に取り付けた一対のイヤホン40、41の間隔が装着する人間の耳の間隔より小さくなるように、またメガネ型フレーム20、21の鼻当て30、31とイヤホン40、41との距離が装着する人間の鼻の表面と耳孔との距離よりも短くなるように形成している。
【0018】
プレーヤー付き無線通信端末装置6を顔に装着するときは、メガネ型フレーム20、21を広げて装着する。図2、図3のように、利用者の顔60には、プレーヤー付き無線通信端末装置6のメガネ型フレーム20、21の先端のイヤホン40、41を左右の耳孔に嵌め込み、鼻当て30、31を鼻に当てて装着する。メガネ型フレーム20、21、特にテンプル部分は顔に装着する時に広げられるため、元に戻ろうとする力で顔60を左右方向に挟み込む。また、鼻当て部30、31とイヤホン40、41が顔60を前後方向に挟み込む。そのため、図3のように利用者の顔60の大きさが多少大きかったり、小さかったりしたとしても、プレーヤー付き無線通信端末装置6はメガネ型フレーム20、21の特にテンプル部分が変形して利用者の顔60の前後左右の大きさににフィットする。
【0019】
メガネ型フレーム内に埋め込んだ金属製の線バネ22、23を無線通信手段のアンテナとしても用いる。また、メガネ型フレーム20、21の外側表面には操作手段として、選択キー100と、決定キー101を設けており、選択キー100と決定キー101をそれぞれ単独で、あるいは両方を同時に押すことによって各種の操作指示信号を入力できるようにしている。
【0020】
このように、プレーヤー付き無線通信端末装置6は顔に装着することができるため、身にまとったいわゆるウェアラブルな装置として装着することができ、携行に便利であり、イヤホンコードが絡み付くことが無く使い勝手が良い。
【0021】
図6に、本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置6の内部構成をブロック図として示す。図6で、メガネ型フレーム20、21の中には、無線通信手段70と、制御手段80と、記憶手段90と、音声処理手段93と、操作手段である選択キー100と、決定キー101と、表示手段110、111と、電池電源120を設け、更に前記メガネ型フレーム20、21の先につけたテンプル部分22、23の各先端にイヤホン40、41を設けている。特に表示手段110、111は、メガネ型フレーム20、21にLED130、131、132、133をメガネレンズ10に向けて配置して、メガネレンズ10を照射するようにしている。これらの各手段は、バスライン200によって接続されており、操作手段である選択キー100、決定キー101からの入力により、制御手段80が音声プレーヤ付き無線通信端末装置としての動作を行うようにしている。
【0022】
すなわち、操作手段である選択キー100、決定キー101を用いて、音声情報を受信する受信指示信号を入力すると、制御手段80の制御のもと、無線通信手段70がアンテナを兼ねるテンプル部分22、23から図1で示したように、音楽配信サーバー2にアクセスし、音楽情報をダウンロードする。音声処理手段93は、音楽配信サーバー2から受信した無線信号を音声信号に変換する音声処理を行い、記憶手段90に音声情報を記憶する。操作手段である選択キー100と決定キー101を用いて音声情報を再生する再生指示入力信号を入力すると、制御手段80の制御のもと、記憶手段90に記憶した音声情報を読み出してイヤホン40、41に出力する。なお、音声情報を受信する際あるいは再生する際には、前記表示手段110、111でLED130、131、132、133を点灯してメガネレンズを照射して、LED130等の光による状態表示を行う。
【0023】
本発明のプレーヤー付き無線通信端末装置6の操作手段である選択キー100、決定キー101を用いた基本的な操作方法を説明する。本発明のプレーヤー付き無線通信端末装置6には選択キー100と決定キー101をメガネフレーム20、21の表面にそれぞれ設けている。プレーヤー付き無線通信端末装置6の利用者は顔60にプレーヤー付き無線通信端末装置6を装着した状態で、両手で選択キー100と決定キー101を同時に押すことにより、電源をオン、オフすることができる。そして、右手で選択キー100を押すと、選択可能なメニューが記憶手段90から読み出されてイヤホンに出力される。その後、所定時間内に選択キー100が押されると、次に選択可能なメニューが読み出される。メニューが読み出されたま、所定時間が経過するとそのメニューを選択したという扱いがされる。また、左手で決定キー101を押すことでもメニューを確定することができるようにしている。
【0024】
図7に、選択キー100、決定キー101を用いた基本的な操作方法をフローチャートとして示す。図7において、両手で選択キー100と決定キー101を同時に押して電源をオンにすると(ステップS1)、図示しない操作制御用のタイマーが起動する(ステップS2)。選択キー100が押されると(ステップS3)イヤホン40、41から選択可能なメニューが音声で出力される(ステップS4)。決定キー101が押されないまま(ステップS5)、タイムアウトする前に(ステップS6)、選択キー100が押されると、次のメニューが順次読み出される。タイムアウトするか、決定キー101が押されると、読み出さたメニューが選択されたものとして確定する(ステップS7)。そして、確定した項目の動作を開始する(ステップS8)。動作中に選択キー100と決定キー101が同時に押されたときは(ステップS9)、動作を停止する(ステップS10)。そして再び、選択キー100と決定キー101が同時に押されたときは(ステップS11)、電源をオフにする(ステップS12)。動作中に選択キー100と決定キー101が同時に押されないときは、電源をオフにすることなく動作を継続する。
【0025】
図8に、本発明のプレーヤー付き無線通信端末装置6で音楽情報をダウンロードする際の操作手順をフローチャートとして示す。なおここでは、説明を簡単にするためにプレーヤー付き無線通信端末装置6の記憶手段90には、予め音楽配信サーバーのURLを記憶してあるものとして説明する。
【0026】
まず、プレーヤー付き無線通信端末装置6の操作手段である選択キー100と決定キー101を両手で同時に押して電源をオンにし、電池電源120から無線通信手段70と制御手段80に電源供給して、表示手段110の照明手段のLED130をパイロットランプとして点灯させる(ステップS20)。次に、操作手段の選択キー100を押して選択できるメニューを順次読みだし、「URLを選択しますか?」というメッセージを出力させた状態で、所定時間を経過させるか、決定キー101を押して、URLの選択動作を開始する(ステップS21)。URLの選択は、前記操作手段100を所定時間内に次々と押すことによってURLを順次、イヤホンに音声出力させて切り替えることができる。なお、選択キー100を押す毎に、照明手段であるLED131、132、133を追加点灯していくことにより、何番目のURLが選択可能かを視覚的に確認できるようにしている(ステップS22)。URLを出力させた状態で、所定時間を経過させるか、決定キー101を押してURLを確定する(ステップS24)。URLが確定すると、制御手段80は無線通信手段70により、メガネ型フレームのテンプル部分兼アンテナ22、23から、基地局3,携帯電話網4、ゲートウェイ5、インターネット1を経由して、音楽配信サーバー2にアクセスする(ステップS25)。
【0027】
プレーヤー付き無線通信端末装置6は、音楽配信サーバー2から配信可能な音楽情報名を受信して、イヤホン40、41に音声出力する。例えば音楽配信サーバーが、クラシック、ポピュラー、ポップスの3つのジャンルについて人気の高いベスト5までの曲が配信可能であるとして説明すると、配信可能なジャンル名が「1.クラシック、2.ポピュラー、3.ポップス。」というように順次出力される。そして、希望するジャンルを選択すると配信可能な曲名が順次出力されるので(ステップS26)、既に説明したような使い方で選択キー100と決定キー101を用いて、希望する曲名を決定する(ステップS27)。このことにより、決定された曲の音楽情報がダウンロードされる(ステップS28)。1つの曲のダウンロードが終わってから、引き続き他の曲についてダウンロードするときは(ステップS29)、ステップS26に戻り、ステップS28までの操作をして他の曲をダウンロードする。終了するときは、操作手段の選択キー100と決定キー101を同時に押して動作を停止して(ステップS29)、再び選択キー100と決定キー101を同時に押して電源を切る(ステップS30)。
【0028】
次に、ダウンロードして記憶手段90に記憶した音楽情報を再生する動作を説明する。図9に、プレーヤー付き無線通信端末装置6で音声情報を再生する際の操作手順をフローチャートとして示す。まず、プレーヤー付き無線通信端末装置6の操作手段の選択キー100と決定キー101を同時に押すと、電池電源120が無線手段70と制御手段80に供給され、表示手段110の内の照明手段のLED130がパイロットランプとして点灯するのは図8のフローチャートと同じである(ステップS31)。次に、選択キー100で「音楽再生を開始しますか?」メニューを読み出してイヤホンに出力し、タイムアウトさせるか、決定キー101を押して、音楽再生モードを開始する(ステップS32)。選択キー100を押すと(ステップS33)、曲名がイヤホンに出力される。なお、選択キー100を押す毎に、再生可能な曲名をイヤホン40、41に音声出力するとともに、照明手段であるLED131、132、133を追加点灯していくことにより、何番目の曲名であるかを視覚的に確認することができるようにしている(ステップS34)。タイムアウトさせるか決定キー101を押して、再生する曲を確定する(ステップS35)。制御手段は選択された曲を記憶手段の再生リストに記憶する(ステップS36)。再生リストに記憶すると、更に再生する曲を追加するかを入力する画面が表示されるので、所定時間内に選択キー100を押すと、スップS33に戻り、ステップS36までの操作を行うことにより、再生する曲を選択する。ステップS37で、タイムアウトさせると、再生する曲を追加しないものとして、再生リストに記憶した順に音楽を再生する(ステップS38)。
【0029】
音楽の再生は、音声をイヤホン40、41に出力するとともに、再生している音楽の番号に相当する数の照明手段を点灯する。なお、曲の始めは単に再生している音楽の番号に相当する数の照明手段を点灯し、音楽にあわせて色彩を変化させるようにしている。クラシックを聴いているときに、メガネレンズを照射する光の色がセピア色に変わると、メガネレンズ越しに見える風景が古い映画を見ているように変わる。明るい長調の曲を聴いているときは黄色や赤の暖色系の光を点滅し、短調の曲を聴いているときは、淡い白色や水色の光をゆっくりと変化させるなど、再生曲に対する表示内容を自動選択するようにして、音楽を聴いている気分を高揚させることができる。再生リストに記憶した曲の再生がすべて終わると、そのまま所定時間内に操作手段の選択キー100を操作しないと電源が切れるようにしている。なお、曲の再生がすべて終わってから所定時間内に選択キー100が操作されると、ステップS33に戻り、再生する曲名を選択できる様にしている。
【0030】
なお、上記実施の形態では、インターネット1の音楽配信サーバー2から音声情報をダウンロードする音楽配信端末装置として、プレーヤー付き無線通信端末装置6を説明したが、音楽情報を無線で送信するネットワークはこれに限られるものではなく、他の無線ローカルエリアネットワークから音楽情報をプレーヤー付き無線通信端末装置に送信するシステムであっても良い。
【0031】
また、プレーヤー付き無線通信端末装置が受信する音声情報には、音楽そのものの情報の他に、音楽そのものの情報に付随した曲の題名や曲の解説の音声、歌手の声、詩の朗読、文章の朗読、リズム、ダウンロードの操作手順を案内する音声等が含まれる。
【0032】
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態に係るプレーヤー付き無線通信端末装置について説明する。第1の実施の形態では、メガネ型フレーム20、21に埋め込んだ金属製の線バネ22、23を無線通信手段のアンテナとして用いたが、本発明の第2の実施の形態に係るプレーヤー付き無線通信端末装置62では、アンテナ132をメガネ型フレーム20、21に交わるように立てられる構造にしている。
【0033】
図10に本発明の第2の実施の形態に係るプレーヤー付き無線通信端末装置62の外観図を示す。また、図11にプレーヤー付き無線通信端末装置62を利用者の顔60に装着した使用状態を示す。図10と図11では、メガネ型フレーム20に対して1本のアンテナ132を立てた状態を示すが、左右のメガネ型フレーム20、21のそれぞれから計2本のアンテナを立てても良い。このように、アンテナを立てて、利用者の顔60から離す事により、アンテナの感度を高めることができる。図10と図11に示す第2の実施の形態では、アンテナ132をメガネ型フレーム20に対して回転自在に取り付け、使用時にはメガネ型フレームと交わるように立てるようにしている。なお、アンテナ132を伸縮式のアンテナとしても良い。
【0034】
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態に係るプレーヤー付き無線通信端末装置63について説明する。図12は、本発明の第3の実施の形態に係るプレーヤー付き無線通信端末装置63を用いた博物館等の展示会場における見学者用音声配信システムのシステム構成図である。この展示会場における見学者用音声配信システムは、一つの敷地内に設置したブルートゥース等の短距離無線通信を用いたローカルエリアネットワーク70に見学者用音声配信サーバー71を接続し、複数の基地局72、73、74、75をローカルエリアネットワーク70の基地局として割り付けてある。そして、プレーヤー付き無線通信端末装置63を携行する見学者が基地局72に接近すれば、基地局72に接近した見学者用の音声情報を自動的に見学者用音声配信サーバー71から配信し、見学者が移動して基地局73に接近すれば、基地局73に接近した見学者用の音声情報を自動的に配信するようにしている。以下、同様に見学者の移動に応じて、基地局74に接近した見学者用の音声情報、基地局75に接近した見学者用の音声情報が順次自動的に配信される。見学者は、見学通路を歩いていくと、展示物の説明を自動的に受信して聞くことができる。
【0035】
上記第3の実施の形態では、博物館や展示会場などにおける展示情報だけでなく、見学経路誘導用のナビゲーション情報をプレーヤー付き無線通信端末装置63に配信して見学者を誘導することもできる。このとき、右に曲がるときは表示手段のメガネレンズの右端の照明手段を点滅させ、左に曲がるときはメガネレンズの左端の照明手段を点滅させることにより、見学者を音声情報に加えて、表示手段を用いて視覚的に誘導することができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明に係るプレーヤー付き無線通信端末装置によれば、メガネ型フレーム内に無線通信手段と、制御手段と、記憶手段と、操作手段と、表示手段と、音声処理手段と、電池電源を設け、更に前記メガネ型フレームの先端にイヤホンを設け、操作手段に音声情報を受信する受信指示信号を入力すると、制御手段の制御により、無線通信手段が音声情報を受信して記憶手段に音声情報を記憶し、操作手段に音声情報を再生する再生指示を入力すると、制御手段の制御により、記憶した音声情報を前記記憶手段から読み出してイヤホンに出力するとともに、音声情報を受信する際あるいは再生する際の状態表示を表示手段で行うことにより、携行に便利で、イヤホンコードが絡むことのない、音楽配信サーバーからインターネットを介して音声情報をダウンロードすることができるプレーヤー付き無線通信端末装置を得ることが出来る。
【0037】
更に本発明は、メガネ型フレームをバネ性を有する線状の部材として形成して、メガネ型フレームの鼻当てと一対のイヤホンの3箇所によりプレーヤー付き無線通信端末装置を利用者の顔に装着するようにしたことにより、プレーヤー付き無線通信端末装置を身にまとった感覚の、いわゆるウェアラブル感覚で使うことができる。
【0038】
また本発明は、表示手段として複数の照明手段をメガネ型フレーム内に組み込み、複数の照明手段の光を同時に又は選択的にメガネレンズに照射することにより、音声情報をダウンロードする際の操作状況や、音楽を再生する際の操作状況を示す状態表示を利用者の視野内で確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置を用いた音楽配信システムの構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置を利用者の顔に装着したときの使用状態図
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置を利用者の顔に装着したときの使用状態図
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置の断面図
【図5】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置の正面図
【図6】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置のブロック図
【図7】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置の操作手段による操作手順のフローチャート
【図8】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置の音声情報のダウンロード時の操作手順のフローチャート
【図9】本発明の第1の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置の音声情報の再生時の操作手順のフローチャート
【図10】本発明の第2の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置の斜視図
【図11】本発明の第2の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置を利用者の顔に装着したときの使用状態図
【図12】本発明の第3の実施の形態にかかるプレーヤー付き無線通信端末装置を用いた見学者用音声配信システムの構成図
【図13】従来の音楽配信システムのシステム構成図
【符号の説明】
1 インターネット
2 音楽配信サーバー
3 ゲートウェイ
4 携帯電話網
5 基地局
6 プレーヤー付き無線通信端末装置
10 メガネレンズ
20、21 メガネ型フレーム
22、23 テンプル部分
30、31 鼻当て
40、41 イヤホン
70 無線通信手段
80 制御手段
90 記憶手段
93 音声処理手段
100 選択キー
101 決定キー
110、111 表示手段
120 電池電源
130、131、132、133 LED

Claims (4)

  1. メガネ型フレームと、無線通信手段と、制御手段と、記憶手段と、操作手段と、表示手段と、音声処理手段と、電池電源とイヤホンを有し、
    前記メガネ型フレーム内に前記無線通信手段と、前記制御手段と、前記記憶手段と、前記操作手段と、前記表示手段と、前記音声処理手段と、前記電池電源を設け、前記メガネ型フレームの先端に前記イヤホンを設け、
    前記操作手段から音声情報を受信する受信指示信号を入力すると、前記制御手段の制御により、前記無線通信手段が音声情報を受信して前記記憶手段に音声情報を記憶し、
    前記操作手段から音声情報を再生する再生指示信号を入力すると、前記制御手段の制御により、前記記憶手段から音声情報を読み出して前記イヤホンに出力するとともに、
    音声情報を受信する際あるいは再生する際の状態表示を前記表示手段で行うようにしたプレーヤー付き無線通信端末装置。
  2. 先端にイヤホンを設けた前記メガネ型フレームをバネ性を有する線状の部材として形成したことを特徴とする請求項1に記載のプレーヤー付き無線通信端末装置。
  3. 前記表示手段は、前記メガネ型フレームに取り付けたメガネレンズと、前記メガネレンズを照射する照明手段で構成したことを特徴とする請求項1に記載のプレーヤー付き無線通信端末装置。
  4. 前記表示手段の前記メガネ型フレームと前記メガネレンズの位置関係を、前記メガネ型フレームの上に内に前記メガネレンズを乗せた位置関係として、前記照明手段で前記メガネレンズを下方から照射するように構成したことを特徴とする請求項3に記載のプレーヤー付き無線通信端末装置。
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