JP2004320360A - 送信装置、受信装置、及び視聴履歴収集システム - Google Patents

送信装置、受信装置、及び視聴履歴収集システム Download PDF

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Abstract

【課題】送信するデータ量を低減し、効率的に履歴情報を得ることができる送信装置、受信装置、及び視聴履歴収集システムを提供する。
【解決手段】視聴者に送信したデータ放送における視聴者の視聴履歴を収集するための送信装置において、前記視聴者に提示されるデータ放送に含まれる提示画面毎の画像情報から画像比較情報を生成する比較情報生成手段と、前記比較情報生成手段にて生成された画像比較情報を送出する送出手段とを有するとを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信装置、受信装置、及び視聴履歴収集システムに係り、特に、BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)、地上波、ケーブル等を用いたデジタル放送においてデータ放送の視聴履歴や視聴率を調査するために利用することができる送信装置、受信装置、及び視聴履歴収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、データ放送では、視聴者の操作によりコンテンツの様々なページを、所望する時間や回数に制限なく視聴することができるため、データ放送の視聴率を調査する場合においても従来のテレビジョン放送の視聴率調査のように放送時間を基準としたチャンネルだけの調査では正確な番組の視聴履歴情報を取得することができない。
【0003】
そこで、最近では、データ放送における視聴率調査方法としてデータ放送に対応した一定時間間隔で、放送局又は視聴番組の識別情報をその時の時刻と共に不揮発性記憶部に記録させ、更により大きな一定時間間隔で前記不揮発性記憶部に記録させたデータを、通信回線インターフェースを通じてセンターサーバーに転送させることにより視聴調査データを収集するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
なお、特許文献1では、受信機の中央演算プロセサが解釈可能なスクリプトとして記述された視聴調査実行手段を、データ放送番組を構成する放送データの一つとして用意し、全ての放送局がこの視聴調査実行手段をデータ放送番組の放送データとして常に放送し続けることにより、受信機には特別なハードウェア装置を装着することなく、また、特別なソフトウェアをインストールさせた専用受信器を用いることなく通常のデジタル放送受信機により視聴調査データを収集することが可能となる。
【0005】
また、別の視聴履歴の取得方法としては、従来の視聴率測定用テレビ受信機で専用の装置で選択されたチャンネルの記録を行い、そのデータを放送局側で各家庭に訪問して取得するか、通信ネットワーク等を用いて収集を行っている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−271286号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、デジタル放送におけるデータサービスでは視聴者が対話的に操作しながら視聴を行うため、どのチャンネルが選ばれたかということよりも、その後、個々の画面がどれだけ見られたかのいわゆる視聴履歴の方が重要な場合がある。更にデジタルテレビ受信機においては、アナログテレビジョン放送のチャンネルに相当するサービス番号を記録することは可能であったが、個々のデータサービス画面のIDと提示時間を自動的に記録することはできなかった。
【0008】
また、上述した特許文献1は、データ放送の視聴率調査方法ではあるが、次のような課題がある。
(1)データ放送コンテンツから視聴履歴情報を別途加工する必要がある。
(2)スクリプトに特別な記述を追加する必要があり、データ量が大きくなる。
(3)受信機で余分なスクリプト動作が必要で、本来のデータサービスの表示に遅延等の影響を与える場合がある。
(4)受信機側にある番組視聴用に使用されるためのNVRAM(Nonvolatile RAM)等のようなメモリを使用して視聴履歴を蓄積しておくため、本来蓄積すべき番組データのデータ容量を制約してしまう。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、送信するデータ量を低減し、効率的に履歴情報を得ることができ、更に履歴情報から付加価値の高いデータ放送を実現するための送信装置、受信装置、及び視聴履歴収集システムを提供することを特徴とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0011】
請求項1に記載された発明は、視聴者に送信したデータ放送における視聴者の視聴履歴を収集するための送信装置において、前記視聴者に提示されるデータ放送に含まれる提示画面毎の画像情報から画像比較情報を生成する比較情報生成手段と、前記比較情報生成手段にて生成された画像比較情報を送出する送出手段とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項1記載の発明によれば、画像比較情報に基づいて、受信側にて視聴履歴情報を容易に取得することできる。また、画像を比較するための情報のみを映像信号と共に送信するため、送信するデータ量を低減し、伝送効率を向上させることができる。
【0013】
請求項2に記載された発明は、前記比較情報生成手段は、前記データ放送の映像情報から前記画像情報を抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段により抽出された画像情報から静止画部分を判定する静止画部分判定手段と、前記静止画部分判定手段により得られた静止画部分から画像の特徴を抽出する画像特徴抽出手段とを有することを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、静止画部分から画像の特徴を抽出することにより、受信側にて視聴しているデータ放送の内容を高精度に取得することができる。
【0015】
請求項3に記載された発明は、前記画像特徴抽出手段は、前記静止画部分に含まれる所定の領域内において、少なくとも1以上の画素情報を画像特徴情報として抽出することを特徴とする。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、画面中の所定の領域内における画素情報のみを画像比較情報として送信すればよいため、送信するデータ量を低減し、効率的なデータ送信ができる。また、受信側においても画素レベルで比較が行えることで、高精度な画像比較を行うことができる。
【0017】
請求項4に記載された発明は、前記画像特徴抽出手段は、前記静止画部分に含まれる所定の領域内における文字コードデータを画像特徴情報として抽出することを特徴とする。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、画面中の所定の領域内における文字コードデータのみを画像比較情報として送信すればよいため、送信するデータ量を低減し、効率的なデータ送信ができる。
【0019】
請求項5に記載された発明は、前記比較情報生成手段は、異なる提示画面における前記画像特徴情報が同一であるかを判定する画像特徴情報判定手段を有することを特徴とする。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、異なる提示画面でありながら、同一の画像特徴情報を有する場合に提示画面の特定ができなくなるため、画像の特徴情報がユニークになるようにすることで、受信側で画像の特徴情報に基づく高精度な視聴履歴の取得を実現することができる。
【0021】
請求項6に記載された発明は、送信装置から送られるデータ放送を受信し、視聴者が視聴したデータ放送の視聴履歴情報を記録するための受信装置において、前記視聴者に提示されている前記データ放送の映像情報から提示画面を抽出し、抽出した提示画面の画像情報と予め蓄積されている画像比較情報とを比較して、前記提示画面の種類の判定を行う比較判定手段と、前記比較判定手段により得られた判定結果に基づいて視聴者の視聴履歴情報を記録する視聴履歴情報記録手段とを有することを特徴とする。
【0022】
請求項6記載の発明によれば、提示画面の画像情報を用いて容易に視聴履歴を取得することができる。
【0023】
請求項7に記載された発明は、前記比較判定手段は、所定の時刻、所定の時間間隔、又は前記視聴者の操作情報に基づいて比較判定を行うことを特徴とする。
【0024】
請求項7記載の発明によれば、区切りのよい時間帯や画面の変更操作が発生した場合等、画面が変更される可能性が高い時点で比較判定を行うことにより、効率的に視聴履歴を取得することができる。また、視聴者から入力される操作情報に基づいて判定を行うことで、視聴者の視聴傾向を容易に取得することができる。これにより、付加価値の高いデータ放送を実現することができる。
【0025】
請求項8に記載された発明は、前記比較判定手段は、前記画像比較情報により設定されている画像領域内の画素情報に基づいて前記提示画面の画像情報の比較判定を行うことを特徴とする。
【0026】
請求項8記載の発明によれば、画素レベルで比較を行うため、高精度な画像比較を行うことができる。
【0027】
請求項9に記載された発明は、前記比較判定手段は、前記画像比較情報により設定されている画像領域内の文字コードデータに基づいて前記提示画面の画像情報の比較判定を行うことを特徴とする。
【0028】
請求項9記載の発明によれば、文字コードデータレベルで比較を行うため、高精度な画像比較を行うことができる。また、文字コードデータであるため比較の内容を容易に把握することができる。
【0029】
請求項10に記載された発明は、前記視聴履歴情報記録手段にて記録された視聴履歴情報を送信するための通信手段を有し、前記通信手段は、所定の時刻、所定の時間間隔、所定の記録されたデータ量、又は前記視聴者の操作情報に基づいて前記視聴履歴情報を送信することを特徴とする。
【0030】
請求項10記載の発明によれば、通信手段を有することで、データ放送の提供者や視聴率調査会社等に容易に視聴履歴情報を送信することができる。
【0031】
請求項11に記載された発明は、送信装置から送信されたデータ放送を受信装置で受信し、視聴者が視聴したデータ放送の視聴履歴情報を記録して、記録された視聴履歴情報を収集するための視聴履歴収集システムにおいて、前記受信装置に送信するデータ放送に含まれる提示画面毎の画像情報を抽出し、抽出した画像情報から画像の比較を行うための画像比較情報を生成して受信装置へ送信する送信装置と、前記送信装置から送信された前記データ放送と前記画像比較情報とを受信し、視聴したデータ放送に含まれる映像から提示画面を抽出し、前記提示画面の画像情報を前記画像比較情報に基づいて比較して、比較結果を視聴履歴情報として記録すると共に、所定の時刻、所定の時間間隔、所定の記録されたデータ量、又は前記視聴者による前記受信装置への操作情報に基づいて、前記視聴履歴情報を前記送信装置へ送信する受信装置とを有することを特徴とする。
【0032】
請求項11記載の発明によれば、効率的で高精度に視聴履歴情報を取得することができる。また、取得した視聴履歴情報から視聴者の視聴傾向を容易に取得することができ、これにより付加価値の高いデータ放送を実現することができる。
【0033】
請求項12に記載された発明は、送信装置から送信されたデータ放送を受信装置で受信し、視聴者が視聴したデータ放送の視聴履歴情報を記録して、記録された視聴履歴情報を収集するための視聴履歴収集システムにおいて、前記データ放送を前記視聴者に提供する送信装置と、前記データ放送に含まれる映像から提示画面を抽出し、抽出した提示画面の画像情報から画像の比較を行うための画像比較情報を生成して、前記受信装置へ送信する視聴履歴調査装置と、前記データ放送と前記画像比較情報とを受信し、視聴したデータ放送に含まれる映像から提示画面を抽出し、前記提示画面の画像情報を前記画像比較情報に基づいて比較して、比較結果を視聴履歴情報として記録すると共に、所定の時刻、所定の時間間隔、所定の記録されたデータ量、前記視聴者による前記受信装置への操作情報、又は前記視聴履歴調査装置からの要求に基づいて記録された視聴履歴情報を前記視聴履歴調査装置へ送信する受信装置とを有することを特徴とする。
【0034】
請求項12記載の発明によれば、効率的で高精度に視聴履歴情報を取得することができる。また、取得した視聴履歴情報から視聴者の視聴傾向を容易に取得することができ、これにより付加価値の高いデータ放送を実現することができる。また、視聴履歴調査装置により複数の送信装置に対する視聴履歴情報を取得することができるため多種の統計や分析が可能となる。更に送信装置には視聴履歴調査装置により収集された視聴履歴情報を送ることができるため、送信装置の負担を低減することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明は、視聴者がボタン操作等で対話的に視聴を行うデータ放送用受信機等において、データ放送で提供される多数の画面のうち、視聴者に提示されている各画面の提示時間を取得することにより、通常のテレビ番組の視聴率に相当する視聴履歴情報を取得することを可能にする。
【0036】
具体的には、視聴している番組(映像)の所定の提示画面毎に固有に割り振られた番号(画像ID)と、その番号に基づく画像情報(映像レベル、文字コードデータ)からなる画像比較用テーブルデータを生成し、送信装置(放送局)から受信装置(視聴者)へ送出して、受信装置側にてその画像比較用テーブルデータを記録保持する。次に、受信装置側にて視聴者が視聴している映像から提示画面を抽出し、画像比較用テーブルデータを用いて画像の判定を行う。画像の判定により画像が特定できた場合は、視聴者に提示されている時間と共に判定結果の記録を行う。これにより、視聴者の視聴履歴を画像比較により容易に取得することができる。
【0037】
なお、通常のテレビ番組では、比較用画像を送付することにより特定の内容が放送された時間や回数を計測可能である。例えば、CMの放送回数の記録等に使用することができ、効率的なデータの利用を行うことができる。
【0038】
次に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0039】
<第1の実施の形態>
図1は、本発明におけるデータ放送視聴履歴収集システムの第1の実施の形態を示す一例のブロック図である。図1のデータ放送視聴履歴集計システム10は、放送局11と、利用者(視聴者)側の受信装置12とから構成され、放送局11から受信装置12へは、放送衛星13を介した衛星通信によるデータ放送の送出を行い、受信装置12から放送局11へは、通信ネットワーク14を介して視聴履歴情報の送信を行えるよう構成されている。
【0040】
また、放送局11には、データ放送サーバ15と、比較用ダウンロードテーブル作成部16と、送出装置17と、視聴履歴集計サーバ18と、送信アンテナ19とを有するよう構成されている。また、受信装置12は、受信アンテナ20と、デジタル放送受信機21と、テレビモニタ22と、視聴履歴計測アダプタ23と、通信ターミナル24とを有するよう構成されている。
【0041】
放送局11は、データ放送サーバ15によりデータサービス用のコンテンツデータが作成され、送出装置17により、放送サービスにおける映像、音声等の各種データと共に多重化され送信アンテナ19から送出される。
【0042】
ここで、図1は衛星放送の例であり、送出されたデータは放送衛星13に送られ衛星通信にて各家庭の利用者の受信装置12へ届けられる。なお、利用者へのデータの送信方法については衛星通信を用いなくともよく、例えば、地上波デジタル放送における通信方式を用いて利用者に送信されてもよい。
【0043】
放送局11では、同時に比較用ダウンロードテーブル作成部16によりデータサービスの画像ID、画像の特徴を表す画像サンプル情報、あるいはDCT(Discrete Cosine Transform)係数等の画像比較情報を含むダウンロードテーブルデータが作成される。なお、比較用ダウンロードテーブルデータについては後述する。
【0044】
比較用ダウンロードテーブル作成部16にて作成された比較用テーブルデータは送出装置17に出力され、送出装置17にて放送サービスにおける映像信号や音声信号等と多重化されるか単独の情報として送信アンテナ19により送出される。
【0045】
受信装置12では、受信アンテナ20より受信したデータをデジタル放送受信機21にて多重分離を行い、映像・音声データがテレビモニタ22に出力されるため、利用者(視聴者)はテレビモニタ22から映像及び音声を視聴することができる。また、デジタル放送受信機21は、受信信号から得られる比較用テーブルデータと、比較する映像(画像)データとを視聴履歴計測アダプタ23に出力する。
【0046】
なお、上述の説明では、受信した信号を直ぐにテレビモニタ22により提示させているが、デジタル放送受信機21に映像・音声と比較用テーブルデータを記憶する記憶部を有し、視聴者が視聴したい時間にテレビモニタ22に提示し、視聴履歴計測アダプタ23に映像及び比較用テーブルデータを出力してもよい。
【0047】
また、視聴履歴計測アダプタ23では、映像が送られる前に予め比較用テーブルデータを記憶部に記憶をしておく。視聴履歴計測アダプタ23は、デジタル放送受信機21から送られる情報から視聴者がどの映像(番組)を視聴しているかの計測を行い、計測結果を視聴履歴情報として一時記憶する。記憶された視聴履歴情報は、毎週又は毎月1回等の所定の周期、あるいは所定のデータ量等の条件に基づき、受信装置12に具備された通信ターミナル24等からインターネット等の通信ネットワーク14を介して放送局11側の視聴履歴集計サーバ18へ出力される。
【0048】
放送局11側では、視聴履歴集計サーバ18にて蓄積される各利用者の視聴履歴情報に基づいて、各データがどの時間にどれだけ見られているかの視聴履歴を取得できる。また、視聴履歴情報だけでなく、各利用者がどのような番組に興味を持っているか、また、どの番組を何回見ているか等、視聴者の嗜好情報等も詳細に取得することができ、取得した視聴履歴情報に基づいて多様なサービスを提供することができる。
【0049】
なお、視聴履歴計測アダプタ23からの視聴履歴情報の放送局11側への送出タイミングは、上述の所定間隔毎でなくともよく、例えば、テレビモニタ22の電源のON/OFFを送出の基準としてもよい。
【0050】
次に、上述したデータ放送視聴履歴集計システム10の本発明における主構成要素について具体的な説明を行う。
【0051】
<比較用ダウンロードテーブル作成部>
まず、放送局11に具備される比較用ダウンロードテーブル作成部16について説明する。図2は、比較用ダウンロードテーブル作成部の機能を示す一例のブロック構成図である。
【0052】
図2の比較用ダウンロードテーブル作成部16は、操作入力部30と、画面ID付与部31と、データサービス映像出力部32と、ダウンロード用テーブル生成部33と、サンプリング部34と、静止画部分判定部35と、画像特徴抽出部36と、受信機種別ID入力部37と、ユニーク性判定部38とを有するよう構成されている。
【0053】
放送局11側では、操作入力部30により視聴履歴情報を取得したいデータ放送に含まれる画面の選択情報及び選択された画面における比較情報を生成する領域の設定等の条件入力を行う。操作入力部30は、例えばPC等のようにキーボードやマウス等の入力インターフェースを有し、人がモニタ等を参照しながら操作を行うことができる。
【0054】
操作入力部30にて選択された画面情報は、画面ID付与部31及びデータサービス映像出力部32に出力される。画面ID付与部31は、選択された画面に固有のIDを付与し、付与情報をダウンロードテーブル生成部33へ出力する。
【0055】
データサービス映像出力部32では、選択されたデータ放送に対応するデータサービス映像をサンプリング部34へ出力する。
【0056】
ここで、選択された画像全体における画素情報に対して画像比較情報の生成処理を行うと、比較用テーブルデータの生成時や受信側での比較判定時におけるデータ量や処理時間が多くなるため、サンプリング部34は、入力した画像を予め設定された間引き情報に基づいて画面中の画素情報を空間的に間引いてサンプル画像を生成する。サンプル画像として生成された画面は、静止画部分判定部35へ出力される。
【0057】
静止画部分判定部35では、サンプル画像の中からサンプル点を抽出し、そのサンプル点について連続する前後の画面から抽出されるサンプル点と比較して、1画面中における静止画部分に関する静止画部分を判定し、その判定結果を画像特徴抽出部36に出力する。ここで、静止画部分判定部35の構成例と具体的な処理内容について図を用いて説明する。
【0058】
図3は、本発明における静止画部分判定部の一構成例を示す図である。図3の静止画部分判定部35は、サンプル点抽出部41と、画像遅延回路42と、サンプル点比較判定部43とを有するよう構成されている。
【0059】
サンプル点抽出部41は、サンプリング部34から入力されたサンプリング画像から複数のポイントをサンプル点として点画像情報を抽出する。次に、提示画面を1フレームとして記憶するフレームメモリ等の画像遅延回路42は、前後のサンプル画像におけるサンプル点の画像情報を複数蓄積し、その蓄積情報をサンプル点比較判定部43に出力する。サンプル点比較判定部43は、サンプル点から画像中の動きのある領域を判定し、静止画部分のみを抽出して、抽出した静止画部分情報を画像特徴抽出部36へ出力する。
【0060】
次に、画像特徴抽出部36は、操作入力部30から入力された選択された画面における比較情報を生成する領域の設定条件に基づいて、静止画部分から更に画像を特定するための領域を取り出し、画像を特定する画像特徴情報をダウンロード用テーブル生成部33へ出力する。
【0061】
なお、画像特定情報は、適当な位置でサンプリングした画素群の情報でもよく、また、DCT等の直交変換演算により得た数値群でもよい。また、データ放送画面の主な構成要素である文字部分を比較するために、OCR等の文字認識機能を有して特徴となる文字部分(文字コードデータ)を取得してもよい。更に、どのような方法により画像特徴を取得したかの比較モードについてもダウンロードテーブル生成部33へ出力する。
【0062】
つまり、データ放送においては視聴者に提示される1画面中に、動画の出力領域とデータ放送の内容を選択するデータ選択領域と画面の見出しを表示する見出し表示領域とが存在し、特に見出し表示領域については画像が一定(静止)している時間が多いため、1画面における静止画領域を所定の間隔で監視し、静止画領域の画像情報の変化により視聴者が視聴しているデータ放送(コンテンツ)を判定している。ここで、図4にデータ放送における画面レイアウトの一例を示す。
【0063】
図4において、全画面領域50は、見出し領域51と、データ放送選択領域52と、動画表示領域53とを有するよう構成されている。見出し領域51と、データ放送選択領域52においては、動画表示領域53において動画が表示されている場合は、画像が一定(静止)しているため、その部分を静止画として抽出し、抽出した画像領域から画像比較情報を抽出して比較用ダウンロードテーブルの生成を行う。
【0064】
受信機ID入力部37では、視聴履歴を取得する受信装置のメーカー、機種を特定するためのデジタル放送受信機21の種別IDを生成し、ダウンロード用テーブル生成部33に出力する。データ放送の映像は、受信機器販売メーカーや機器の性能等の違いにより表示される画像情報が変更されることがあるため、受信装置側において画像比較を行う場合に、同一の画像が違う画像と判断されることがないようにするための種別である。この種別に対応させて比較用ダウンロードテーブルを生成することにより、デジタル放送受信機がどこの製品であっても画像情報の比較を正確に行うことができる。なお、履歴調査対象の受信機が一種類の場合等、受信機種別の影響がない場合、デジタル放送受信機の種別IDは不要となる。
【0065】
ダウンロード用テーブル生成部33では、上述した情報に基づいて画像比較データを作成する。操作入力部30にて選択された全ての画像の登録が終わった後、ダウンロード用テーブル生成部33はユニーク性判定部38へ出力し、画像IDにおける画像比較情報が他の画像IDと同一のものが無いかユニーク性の判定を行う。
【0066】
<比較用ダウンロードテーブル作成手順>
次に、比較用ダウンロードテーブル作成手順について、フローチャートを用いて説明する。図5は、比較用ダウンロードテーブル作成手順を示す一例のフローチャートである。
【0067】
まず、操作入力部30から画像が選択され、画像ID付与部31にて画像IDが付与されると共にデータサービス映像出力部32からの映像をサンプリング部34に出力する(S01)。次に、サンプリング部34にて間引かれた複数の提示画面の画像情報を静止画部分判定部35に入力し、静止画部分判定部35にて現在の入力画面の画像情報とn枚前の画画の画像情報とを比較し静止画部分の判定を行う(S02)。
【0068】
また、静止画部分から画像を比較するための点又は領域を抽出し、その点又は領域における画像情報(画素情報、文字コードデータ)を画像IDと共に比較用ダウンロードテーブルへ登録を行う(S03)。なお、比較用ダウンロードテーブルには、1つの画像IDに少なくとも1以上の画像情報を登録することができる。
【0069】
次に、視聴履歴を取得したい画像が存在するかを判断し(S04)、画像がまだある場合は(S04において、YES)、次の画像を選択して(S05)、S01からの処理を繰り返し行う。また、視聴履歴を取得したい画像がもうない場合は(S04において、NO)、蓄積された比較用ダウンロードテーブル内の画像ID毎に同一の画像比較情報が登録されていないかの判断を行う(S06)。データがないかの判断を行う(S05)。このため、比較用ダウンロードテーブルの情報をユニーク性判定部38に出力する。ユニーク判定部38では、比較用ダウンロードテーブルを比較して、異なる画像IDでありながら、画像比較情報が同一であるものがあるかを判定する。
【0070】
ここで、S06において、比較用ダウンロードテーブル内に同一の画像比較情報を持つ画像IDがある場合は(S06において、YES)、静止画部分判定部35にその情報を送り、比較点(座標)又は領域の位置を変えて再度画像比較情報の抽出を行い、その画像比較情報を比較用ダウンロードテーブルに登録し(S07)、再度ユニーク判定部38にてユニーク判定を行う(S06)。判定の結果、比較用ダウンロードテーブル内に同一の画像比較情報がない場合には(S06において、NO)、比較用ダウンロードテーブル作成処理を終了する。
【0071】
ここで、比較用ダウンロードテーブル作成部16にて作成された比較用ダウンロードテーブルの例について、図を用いて説明する。図6は、本発明におけるダウンロードテーブルの一例を示す図である。なお、図6は、画像比較情報として比較領域(矩形領域)における映像レベル(画素情報)のテーブルを生成したものである。
【0072】
比較用ダウンロードテーブルには、管理データテーブルと画像データテーブルとが含まれており、管理データテーブルには、受信機側の受信機種別ID、映像レベル等の比較の対象になるモードの設定を行う比較モード指定情報等が設定されており、各利用者の受信装置に対応した情報が蓄積される。
【0073】
一方、画像データテーブルとしては、画像ID毎に比較する部分(静止画部分)を示すサンプル画像の矩形領域の数と、1画面中において比較対象となる画像領域(矩形部分)の左上座標(x1,y1)及び右下座標(x2,y2)の位置(座標)情報と、矩形領域内の全画素の映像レベルとが比較するためのサンプル領域数分蓄積される。
【0074】
例えば、「画像ID」を001の画像については、「サンプル数」を20とし、サンプル数の座標(領域)と映像レベル(ここでは、Y,Pb,Prの画素情報)との組が20個蓄積されていることを示している。なお、図6の例では、「画像ID」の桁を3桁としているが、本発明においては桁数が限定されることはない。
【0075】
更に、文字コードデータを利用して画像比較を行うための比較用ダウンロードテーブルについて図を用いて説明する。図7は、文字コードデータにおける比較用ダウンロードデータの一例を示す図である。ここでは、図6において生成されていた比較用の各矩形領域の映像レベルではなく文字認識による取得された文字コードデータを蓄積する。
【0076】
なお、蓄積する文字コードデータは、コンテンツデータにおける階層(ツリー)構造等のコンテンツの構成を考慮して生成することが好ましい。つまり、データ放送の画面遷移の動作内容に基づいた比較用ダウンロードテーブルの生成を行う。例えば、上述した図4に示した画面例に対応した階層構造は、図8に示すものとなる。図4における見出し表示領域51の「デジタルリクエスト」(図4▲1▼)は画面の大見出しであるため、図8に示す第1階層となる。同様に見出し表示領域51の「ヨーロッパ」(図4▲2▼)は第2階層となり、データ放送選択領域52に記載の内容は、第3階層となる。サンプルとなる画像領域をこの順序で生成し蓄積することにより比較段階において効率的な比較を行うことができる。
【0077】
次に、上述に示す手順により生成される比較用ダウンロードテーブルは、送信装置17にて映像・音声等と多重化を行い、又は単独の情報として送信アンテナ19より通信衛星13を介して受信装置12へ送られる。同時に比較用ダウンロードテーブル作成部16は、画像IDと映像(コンテンツ)との対応情報を視聴履歴集計サーバ18へ出力する。
【0078】
一方、受信装置12は、上述したように受信アンテナ20にて受信した信号をデジタル放送受信機21にて多重分離を行い、映像及び音声はテレビモニタ22へ出力され、映像及び比較用テーブルデータは、視聴履歴計測アダプタ23に出力される。
【0079】
<視聴履歴計測アダプタ>
ここで、視聴履歴計測アダプタ23について図を用いて説明する。図9は、視聴履歴計測アダプタのブロック構成の一例を示す図である。
【0080】
図9の視聴履歴計測アダプタ23は、ダウンロードテーブル記憶部71と、比較判定部72と、提示履歴作成部73と、時刻データ生成部74と、切換タイミング取得部75とを有するよう構成されている。
【0081】
まず、視聴履歴計測アダプタ23は、デジタル放送受信機21により入力された比較用ダウンロードテーブルデータをダウンロード記憶部71にて蓄積する。ここで、比較用ダウンロードテーブルデータ中に含まれている画像比較情報(映像レベル(画素情報)又は文字コードデータ)は比較判定部72に送られる。また、デジタル放送受信機21からの映像信号も比較判定部72に入力される。比較判定部72は、入力された映像から比較用ダウンロードテーブルに含まれている画像ID毎の画像情報の比較を行い、比較用ダウンロードテーブルに基づいて映像に含まれる提示画面の判定を行う。
【0082】
なお、映像からの提示画面の抽出は、提示履歴作成部73からの所定の時刻又は時間間隔に基づく指示、もしくは切換タイミング取得部75における視聴者の番組の切り換え指示のタイミングに基づいて抽出を行う。比較判定部72における判定の結果、比較用ダウンロードテーブルに含まれる画像IDの画像情報に一致する場合は、提示履歴作成部73に画像情報を出力する。
【0083】
また、提示履歴作成部73では時刻データ生成部74から送られる時刻データを基準にして、入力された画像IDと共に画像情報の記録を行う。なお、時刻データ生成部74は受信装置毎に時刻データの誤差が生じることのないよう一定の間隔毎に標準時間への補正が行われる。
【0084】
ここで、比較判定部72における比較は一定間隔の時刻に行う方法やリモコンからの赤外線や画面の静止画部分の変化情報等から得られた映像(番組)切換時をトリガーとして行う方法等がある。一定間隔で比較を行う場合は、赤外線の受光部を具備した切換タイミング取得部75からの切換情報の取得は不要となる。
【0085】
提示履歴情報73では、視聴履歴を一定量や一定時間、又は、テレビモニタ22の電源のON/OFF等、予め設定された条件に基づいて記憶し、記憶した視聴履歴情報を通信ターミナル24へ送られる。
ここで、上述した比較判定部72における比較判定手順についてフローチャートを用いて説明する。
【0086】
図10は、本発明における画像の比較判定手順を示す一例のフローチャートである。まず、比較用ダウンロードテーブルの取得を行い、ダウンロードテーブル記憶部71にデータの保存を行う(S11)。次に、ダウンロードテーブル記憶部71より最初の画像IDとサンプル画像データを読み出す(S12)。ここで、読み出した最初の画像IDにおける同一座標(領域)の画像情報と、サンプル画像データにおける同一座標(領域)の画像情報とを比較して(S13)、比較用ダウンロードテーブルデータに設定された矩形領域(座標)の画像情報の値が同一であるかの判定を行う(S14)。
【0087】
S14において、抽出したサンプル画像データに対して画像IDの画像情報が同一であった場合は(S14において、YES)、画像IDを提示履歴作成部73へ出力して、時刻データ生成部74からの時刻データに基づいて視聴履歴の記録を行う(S15)。
【0088】
また、S14において同一でなかった場合は(S14において、NO)、画像データ(ID)がまだ存在するかを判断し(S16)、画像データがまだ存在する場合は(S16において、YES)、次の画像IDとサンプル画像データを読み出し(S17)、S13からの処理を繰り返し行う。
【0089】
また、S16において画像データがない場合は(S16において、NO)、アン情報として、例えば、「該当画像なし」等の判定結果を提示履歴作成部73へ出力し、提示履歴作成部73は、時刻データ生成部74からの時刻データに基づいて判定結果の記録を行う(S18)。
【0090】
ここで、上述したように提示履歴作成部73における履歴方法においては、一定時間又は、提示画面の変化に基づいて履歴情報の記録を行う。ここで、視聴履歴情報記憶手順についてフローチャートを用いて説明する。
【0091】
<所定時間を基準とした記録手順>
図11は、時間を基準にした履歴情報記録手順を示す一例のフローチャートである。まず、提示履歴作成部73にて、予め比較時間間隔T秒を設定して記憶保持する(S21)。次に、基準となる計測時間からの経過秒を測定して設定したT秒を経過しているかを監視する(S22)。T秒経過していない場合は(S22において、NO)、経過するまで監視を継続し、T秒経過している場合は(S22において、YES)、提示履歴作成部73は、比較判定部72に対して画像と比較用ダウンロードテーブルデータとの比較の指示を行う(S23)。
【0092】
比較判定部72は、提示履歴作成部73からの比較指示を受けて、画像変化があるか否かの判定を行う(S24)。S24において、画像変化がない場合は(S24において、NO)、設定時間Tを初期値(0)にしてS22に戻り時間の監視を行う。また、S24において、画像変化があった場合は(S24において、YES)、視聴している番組が切り換わったと判断し、比較判定部72から提示履歴作成部73に切り換えのあった画像IDを視聴情報として出力し、提示履歴作成部73は時刻データ生成部74からの時刻データと共に視聴履歴情報の記録を行う。
【0093】
次に、テレビモニタ22の電源がOFFであるかを判断し(S26)、電源がOFFである場合は(S26において、YES)、処理を終了し、電源がONである場合は(S26において、NO)、設定時間Tを初期化(0)にしてS22に戻りS22からの処理を継続する。
【0094】
これにより、放送局11で、好きな条件における履歴情報の取得することができる。設定時間Tの値を小さく設定すれば、その分詳細なデータが記憶することができ、例えば、視聴者毎にチャンネルを変えるタイミング等を取得することや、興味のある情報等の嗜好情報を容易に収集することができる。
【0095】
次に、上述の内容の一例として、視聴者のテレビモニタ等のリモコン操作によるチャンネル切換等の視聴者のある動作を判定基準とする履歴情報記録手順についてフローチャートを用いて説明する。
【0096】
<視聴者の動作を基準とした記録手順>
図12は、視聴者の動作を基準にした履歴情報記録手順を示す一例のフローチャートである。ここでは、切換タイミング取得部75から得られる視聴者のリモコン操作の情報に対応させ、比較判定部72により提示画像の画像情報と比較用ダウンロードテーブルデータとの比較を行い、提示画面が切り換わっていた場合に提示履歴作成部73にて視聴履歴の記録を行うものである。
【0097】
まず、視聴者がリモコン操作により得られる情報があるかを判定する(S31)。リモコン操作が無い場合は(S31において、NO)、リモコンからの操作情報が切換タイミング取得部75に入力されるまで継続して監視を行う。また、リモコン操作の信号が切換タイミング取得部75に入力された場合(S31において、YES)、切換タイミング取得部75は、入力された操作情報が番組切換に該当する操作内容であったかの判定を行う。まず、電源に関するボタン操作があったかを判定し(S32)、電源がOFFである場合は(S32において、YES)、視聴者が視聴を終了するため、いままで視聴していた情報を提示履歴作成部73へ送り、時刻データ生成部74からの時刻データに基づいて、記録を行い(S33)、リモコン動作における判定の処理を終了する。
【0098】
一方、電源ボタンがOFFにされたものでない場合は(S32において、NO)、比較判定部72へボタン操作情報を出力し画像の比較判定を行う(S34)。S34において比較判定部72は、ボタン操作信号において電源ボタン信号以外の操作信号に対応して提示されている映像から提示画面を抽出し、抽出された提示画面毎に比較用ダウンロードテーブルデータとの比較を行う。そこで、比較判定部72において前回比較を行った画像IDを記録しておき、今回の提示画面の比較において画像変化があったかを判定し(S35)、画像の変化が無かった場合は(S35において、NO)、S31に戻りリモコンの操作情報が入力されるまで、継続して監視を行う。
【0099】
また、画像変化があった場合は(S35において、YES)、比較判定部72は、提示履歴作成部73に視聴情報として画像IDを出力し、提示履歴作成部73は、時刻データ生成部74から得られる時刻データに基づいて視聴履歴を記録する(S36)。S36の処理が終了後、再びS31に戻り処理を継続する。
【0100】
これにより、リモコン操作を基準にして、画像比較を行うことにより画像の変化のタイミングを正確に把握することができ、高精度な視聴履歴情報を記憶することができる。
【0101】
なお、上述の切換タイミング取得部75において、リモコン操作された操作ボタンに目次ボタン、チャンネルボタン等の画面が切り換わる可能性の高いボタン等に種別を設けておき、その種別に関するボタン操作が行われた場合にのみ比較判定を行うようにしてもよい。これにより、ボリュームボタン等の操作では、比較判定を行うという余分な動作を省略することができる。
【0102】
また、上述では、視聴者の動作を基準とした判定手順の一例についてリモコン操作を例にして説明したが、本発明においてはこの限りではなく、例えば、テレビモニタ22に具備された操作ボタンからの操作情報に基づいて比較判定を行うようにしてもよい。また、上述の所定時間を基準とした視聴履歴情報記録手順と、視聴者の動作を基準とした記録手順とを組み合わせてもよい。
【0103】
上述したような方法により、視聴履歴計測アダプタ23に記録された視聴履歴情報は、所定の時刻、所定の時間間隔又は所定のデータ量等の所定の条件に基づいて継続的に記録・蓄積され、所定の条件になった状態で、通信ターミナル24から通信ネットワーク14を介して放送局11側の視聴履歴集計サーバ18に送られる。
【0104】
これにより、視聴履歴集計サーバ18では、複数の受信装置からの視聴履歴情報を収集することができ、比較用ダウンロードテーブル作成部16から送られる画像IDと映像(コンテンツ)との対応情報により視聴者毎又は番組毎のデータコンテンツの視聴履歴を取得することができる。
【0105】
また、視聴履歴情報には、視聴者ID等の固有の識別情報を設けて、視聴履歴集計サーバ18にて、視聴者IDに対応した氏名、年齢、性別、地域等の視聴者情報を有することにより、視聴履歴、視聴率を集計するだけでなく、視聴者毎にどの番組に興味があるか等の嗜好情報を取得することができ、あらゆる情報に活用することができる。
【0106】
なお、視聴履歴計測アダプタ23から視聴履歴集計サーバへ情報を送る手段は、本発明においては上述の限りではなく、例えば、CD−ROM等の記憶媒体に蓄積し、郵送により放送局11に送ってもよい。
【0107】
上述したように第1の実施の形態により、比較用ダウンロードテーブルのみを送信するだけでよく、視聴履歴は受信装置側で提示されている画面の画像情報を比較することで高精度に記録することができるため、放送局側は送信するデータ量を低減し、効率的に履歴情報を取得することができる。
【0108】
ここで、上述した第1の実施の形態では、放送局11内に比較用テーブル作成部18及び視聴履歴集計サーバ18を有する構成としていたが、本発明においてはこの限りではなく、視聴情報を集計する施設を別体として設けたシステム構成にしてもよい。ここで、上述の内容を本発明における視聴履歴収集システムの第2の実施の形態として図を用いて説明する。
【0109】
<第2の実施の形態>
図13は、本発明におけるデータ放送視聴履歴収集システムの第2の実施の形態を示す一例のブロック図である。図13では、視聴履歴を取得する機能(視聴率調査施設)が放送局の外にある例について示している。
【0110】
図13のデータ放送視聴履歴集計システム80は、放送局81と、利用者(視聴者)側の受信装置82と、放送衛星13と、通信ネットワーク14と、視聴履歴調査施設(装置)85とを有するよう構成されている。また、放送局81は、データ放送サーバ86と、送出装置87と、送信アンテナ88とを有するよう構成されており、受信装置82は、受信アンテナ93と、デジタル放送受信機94と、テレビモニタ95と、視聴履歴計測アダプタ96と、通信ターミナル97とを有するよう構成されている。また、視聴履歴調査施設85は、デジタル放送受信機90と、比較用ダウンロードテーブル作成部91と、視聴履歴集計サーバ92とを有するよう構成されている。なお、視聴履歴調査施設85は、放送局81側で運用されていてもよく、また、第3者の団体、企業により運用されていてもよい。
【0111】
放送局81において、データ放送サーバ86によりデータサービス用のコンテンツデータが作成され、送出装置87により送出され送信アンテナ88から送信される。図13は、衛星放送の例であり、送出されたデータは放送衛星83に送られ、衛星通信にて受信装置82へ届けられる。なお、利用者へのデータの送信方法については衛星通信を用いなくともよく、例えば、地上波デジタル放送における通信方式を用いて利用者に送信されてもよい。
【0112】
また、送信アンテナ88から送信された信号は、視聴情報調査施設85の受信アンテナ89で受信されてデジタル放送受信機90で多重化分離を行った後、比較用ダウンロードテーブル作成部91にて、上述した比較用ダウンロードテーブルを作成する。作成した比較用テーブルデータは、通信ネットワーク84を介して受信装置82に送られる。また、比較用ダウンロード作成部91にて作成される画像IDとデータコンテンツとの対応情報は、視聴履歴集計サーバ92に出力される。
【0113】
受信装置82では、受信アンテナ93より受信したデータをデジタル放送受信機94にて多重分離を行い、映像・音声データがテレビモニタ95に提示されるため、利用者(視聴者)はテレビモニタ95から映像及び音声を視聴することができる。
【0114】
また、デジタル放送受信機94は、受信データから得られる映像(画像)を視聴履歴計測アダプタ96に出力する。なお、上述の説明では、受信した信号を直ぐにテレビモニタ95により提示させているが、デジタル放送受信機94に映像・音声を記憶する記憶部を有し、視聴者が視聴したい時間にテレビモニタ95に提示し、視聴履歴計測アダプタ96に映像及び比較用ダウンロードテーブルデータを出力してもよい。
【0115】
視聴履歴計測アダプタ96では、デジタル放送受信機94から送られる映像情報と、通信ターミナル97から得られる視聴履歴調査施設85から送信された比較用テーブルデータとにより、視聴者がどの映像(番組)を視聴しているかの比較判定を行い、判定結果を視聴履歴情報として記録する。なお、視聴履歴計測アダプタ96では、映像が送られる前には比較用ダウンロードテーブルデータを記憶ダウンロードテーブル記憶部にて記憶をしておく。
【0116】
記憶された視聴履歴情報は、毎週又は毎月1回等の所定の周期、又は所定の蓄積データ量等の条件に基づき、通信ターミナル97からインターネット等の通信ネットワーク84を介して視聴履歴調査施設85側の視聴履歴集計サーバ92へ出力される。
【0117】
視聴履歴調査施設85では、視聴履歴集計サーバ92にて蓄積される画像IDとデータコンテンツとの対応情報と、複数の受信装置から送られる視聴者の視聴履歴情報とに基づいて、各データコンテンツがどの時間にどれだけ見られているかの視聴履歴を取得できる。また、視聴履歴情報だけでなく、各視聴者(利用者)がどのような番組に興味を持っているか、また、どの番組を何回見ているか等、視聴者の嗜好情報等も取得することができ、取得情報に基づいて多様なサービスを提供することができる。
【0118】
ここで、視聴履歴計測アダプタ96からの視聴履歴情報の視聴履歴調査施設85への送出タイミングは、上述の所定間隔毎でなくともよく、例えば、テレビモニタ95の電源のON/OFFを送出の基準としてもよい。また、視聴履歴調査施設85と受信装置82とは、通信ネットワーク84により送受信が可能であるため、視聴履歴調査施設85から視聴履歴情報の要求を送り、その要求に応じて履歴情報を視聴履歴集計サーバ92に送るようにしてもよい。
【0119】
上述した第2に実施の形態により、放送局側からの伝送量を低減することができる。また、視聴履歴調査施設85は、収集するデータ放送の放送局を1つに限らず、複数の放送局の視聴履歴を収集することができる。これにより、データ放送をあらゆる観点から分析することができ、視聴者に有効なデータ放送を実現することができる。
【0120】
上述したように本発明によれば、比較用ダウンロードテーブルのみを送信するだけでよく、視聴履歴は受信装置側で画像情報(映像レベル又は文字コードデータレベル)の比較により判定し視聴履歴が蓄積されるため、送信するデータ量を低減し、効率的に履歴情報を得ることができるデータ放送視聴履歴収集装置及びデータ放送視聴履歴収集方法を提供することを特徴とする。
【0121】
また、視聴履歴調査施設を有するシステム構成にすることにより集計するデータ放送の放送局を1つに限らず、他局のデータ放送の視聴履歴も集計することができる。これにより、データ放送をあらゆる観点から分析することができ、例えば、各番組の視聴履歴により広告料を決定したり、データサービスの画面レイアウトや画面遷移を改良したり、視聴者の嗜好を把握する等のサービスの付加価値化を行い、視聴者に有効なデータ放送を実現することができる。
【0122】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
【0123】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、送信するデータ量を低減し、効率的に履歴情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるデータ放送視聴履歴収集システムの第1の実施の形態を示す一例のブロック図である。
【図2】比較用ダウンロードテーブル作成部の機能を示す一例のブロック構成図である。
【図3】本発明における静止画部分判定部の一構成例を示す図である。
【図4】データ放送における画面レイアウトの一例を示す図である。
【図5】比較用ダウンロードデータ作成手順を示す一例のフローチャートである。
【図6】本発明におけるダウンロードテーブルの一例を示す図である。
【図7】文字コードデータにおける比較用ダウンロードデータの一例を示す図である。
【図8】図4に示した画面例に対応した階層構造の一例を示す図である。
【図9】視聴履歴計測アダプタのブロック構成の一例を示す図である。
【図10】本発明における画像の比較判定手順を示す一例のフローチャートである。
【図11】時間を基準にした履歴情報記録手順を示す一例のフローチャートである。
【図12】視聴者の動作を基準にした履歴情報記録手順を示す一例のフローチャートである。
【図13】本発明におけるデータ放送視聴履歴収集システムの第2の実施の形態を示す一例のブロック図である。
【符号の説明】
10,80 視聴履歴計測システム
11,81 放送局(送信装置)
12,82 受信装置
13,83 放送衛星
14,84 通信ネットワーク
15,86 データ放送サーバ
16,91 比較用ダウンロードテーブル作成部
17,87 送出装置
18,92 視聴履歴集計サーバ
19,88 送信アンテナ
20,89,93 受信アンテナ
21,90,94 デジタル放送受信機
22,95 テレビモニタ
23,96 視聴履歴計測アダプタ
24,97 通信ターミナル
30 操作入力部
31 画面ID付与部
32 データサービス映像出力部
33 ダウンロード用テーブル生成部
34 サンプリング部
35 静止画部分判定部
36 画像特徴抽出部
37 受信機種別ID入力部
38 ユニーク性判定部
41 サンプル点抽出部
42 画像遅延回路
43 サンプル点比較判定部
50 全画面
51 見出し領域
52 データ放送選択領域
53 動画表示領域
71 ダウンロードテーブル記憶部
72 比較判定部
73 提示履歴作成部
74 時刻データ生成部
75 切換タイミング取得部
85 視聴履歴調査施設

Claims (12)

  1. 視聴者に送信したデータ放送における視聴者の視聴履歴を収集するための送信装置において、
    前記視聴者に提示されるデータ放送に含まれる提示画面毎の画像情報から画像比較情報を生成する比較情報生成手段と、
    前記比較情報生成手段にて生成された画像比較情報を送出する送出手段とを有することを特徴とする送信装置。
  2. 前記比較情報生成手段は、
    前記データ放送の映像情報から前記画像情報を抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段により抽出された画像情報から静止画部分を判定する静止画部分判定手段と、
    前記静止画部分判定手段により得られた静止画部分から画像の特徴を抽出する画像特徴抽出手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記画像特徴抽出手段は、
    前記静止画部分に含まれる所定の領域内において、少なくとも1以上の画素情報を画像特徴情報として抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の送信装置。
  4. 前記画像特徴抽出手段は、
    前記静止画部分に含まれる所定の領域内における文字コードデータを画像特徴情報として抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の送信装置。
  5. 前記比較情報生成手段は、
    異なる提示画面における前記画像特徴情報が同一であるかを判定する画像特徴情報判定手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の送信装置。
  6. 送信装置から送られるデータ放送を受信し、視聴者が視聴したデータ放送の視聴履歴情報を記録するための受信装置において、
    前記視聴者に提示されている前記データ放送の映像情報から提示画面を抽出し、抽出した提示画面の画像情報と予め蓄積されている画像比較情報とを比較して、前記提示画面の種類の判定を行う比較判定手段と、
    前記比較判定手段により得られた判定結果に基づいて視聴者の視聴履歴情報を記録する視聴履歴情報記録手段とを有することを特徴とする受信装置。
  7. 前記比較判定手段は、
    所定の時刻、所定の時間間隔、又は前記視聴者の操作情報に基づいて比較判定を行うことを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 前記比較判定手段は、
    前記画像比較情報により設定されている画像領域内の画素情報に基づいて前記提示画面の画像情報の比較判定を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の受信装置。
  9. 前記比較判定手段は、
    前記画像比較情報により設定されている画像領域内の文字コードデータに基づいて前記提示画面の画像情報の比較判定を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の受信装置。
  10. 前記視聴履歴情報記録手段にて記録された視聴履歴情報を送信するための通信手段を有し、
    前記通信手段は、所定の時刻、所定の時間間隔、所定の記録されたデータ量、又は前記視聴者の操作情報に基づいて前記視聴履歴情報を送信することを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の受信装置。
  11. 送信装置から送信されたデータ放送を受信装置で受信し、視聴者が視聴したデータ放送の視聴履歴情報を記録して、記録された視聴履歴情報を収集するための視聴履歴収集システムにおいて、
    前記受信装置に送信するデータ放送に含まれる提示画面毎の画像情報を抽出し、抽出した画像情報から画像の比較を行うための画像比較情報を生成して受信装置へ送信する送信装置と、
    前記送信装置から送信された前記データ放送と前記画像比較情報とを受信し、視聴したデータ放送に含まれる映像から提示画面を抽出し、前記提示画面の画像情報を前記画像比較情報に基づいて比較して、比較結果を視聴履歴情報として記録すると共に、所定の時刻、所定の時間間隔、所定の記録されたデータ量、又は前記視聴者による前記受信装置への操作情報に基づいて、前記視聴履歴情報を前記送信装置へ送信する受信装置とを有することを特徴とする視聴履歴収集システム。
  12. 送信装置から送信されたデータ放送を受信装置で受信し、視聴者が視聴したデータ放送の視聴履歴情報を記録して、記録された視聴履歴情報を収集するための視聴履歴収集システムにおいて、
    前記データ放送を前記視聴者に提供する送信装置と、
    前記データ放送に含まれる映像から提示画面を抽出し、抽出した提示画面の画像情報から画像の比較を行うための画像比較情報を生成して、前記受信装置へ送信する視聴履歴調査装置と、
    前記データ放送と前記画像比較情報とを受信し、視聴したデータ放送に含まれる映像から提示画面を抽出し、前記提示画面の画像情報を前記画像比較情報に基づいて比較して、比較結果を視聴履歴情報として記録すると共に、所定の時刻、所定の時間間隔、所定の記録されたデータ量、前記視聴者による前記受信装置への操作情報、又は前記視聴履歴調査装置からの要求に基づいて記録された視聴履歴情報を前記視聴履歴調査装置へ送信する受信装置とを有することを特徴とする視聴履歴収集システム。
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