JP2004318924A - 記録装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】DVD−RWに散在的に生じている未記録領域に対してデータを記録する。
【解決手段】DVDレコーダ10では、DVD−RWディスクに対してデータを記録する際に、その記録位置を制御するシステムコントローラ26を備えている。システムコントローラ26は、ビデオ信号をリアルタイム録画する際に、データ未記録部分が示されたTMP_SBNを参照して記録領域上の最大サイズの未記録領域を選択し、選択した未記録領域に対してビデオ信号を記録していく。さらに、DVDレコーダ10は、選択した未記録領域の終端位置までビデオ信号を記録すると、強制的に録画を終了する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばDVD等の記録媒体に対してデータを記録する記録装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送の録画や撮影画像を記録する装置として、ビデオテープレコーダに代わり、記録型DVDをメディアとして用いたDVDレコーダが普及し始めている。記録型DVDは、直径12cm、厚さ1.2mmの片面で4.7Gバイトの容量の記録可能な光ディスクである。
【0003】
記録型DVDには、追記型(一回のみ記録可能タイプ)と書き換え型(複数回の書き換え可能タイプ)を合わせて、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD+R及びDVD−RAMの5つの種類のフォーマットが提案されている。これらのフォーマットは、DVDの民間規格団体である“DVDフォーラム” (例えば非特許文献1を参照。)、並びに、DVDフォーラムとは異なる民間規格団体である“DVD+RWアライアンス” (例えば非特許文献2を参照。)から提案されている。
【0004】
DVD−R及びDVD+Rは、1回だけしか書き込めない追記型の光ディスクである。DVD−Rは、 DVDフォーラムにより提案されたフォーマットに従った光ディスクであり、DVD+Rは、DVD+RWアライアンスにより提案されたフォーマットに従った光ディスクである。
【0005】
DVD−RW及びDVD+RWは、“DVDフォーラム”により規定されている再生専用のDVD(DVD−VIDEO)とのフォーマットの互換性が取られた複数回の書き換えが可能な光ディスクである。DVD−RW及びDVD+RWは、従来の再生専用のDVDプレーヤでも、再生が可能である。DVD−RWは、DVDフォーラムにより提案されたフォーマットに従った光ディスクであり、DVD+RWは、DVD+RWアライアンスにより提案されたフォーマットに従った光ディスクである。
【0006】
DVD−RAMは、カートリッジに収納された形式の書き換え可能な光ディスクであり、DVD−VIDEOとの互換性は低く、他のDVDとは大幅に異なるフォーマットの光ディスクである。DVD−RAMは、DVDフォーラムにより提案された光ディスクである。
【0007】
また、DVDフォーラムにより提案されているDVD−VIDEO規格では、データ単位として“タイトル”と呼ばれる単位が規定されている。本規格で規定された“タイトル”とは、例えば、映画の1作品や音楽アルバムの1作品等の1つのコンテンツの再生単位を示す概念である。DVD−VIDEO規格では、1つのDVDディスクに対して99個のタイトルまで記録することができるとしている。
【0008】
また、DVD−VIDEO規格は、もともと読み出し専用のROM規格を想定して規定されているため、“途中で途切れることなくシームレスに再生されるタイトルを構成するデータは必ず物理上連続した記録領域に記録されていなければならない”、と規定されている。すなわち、シームレスに再生されるタイトルを構成するデータが、未記録領域や他のタイトルのデータを挟んで、複数の物理領域にわたって記録されていてはならない、と規定されている。
【0009】
【非特許文献1】
インターネット<URL :http://www.dvdforum.gr.jp/>
【非特許文献2】
インターネット<URL :http://www.dvdrw.com/>
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、DVD−RW及びDVD+RWでは、DVD−VIDEO規格に互換性を保ったフォーマットを採用した記録を行うことができる。DVD−RW及びDVD+RWに対してDVD−VIDEO互換性フォーマットに従いタイトルの記録をした場合には、ROMの場合と異なり、記録済みのタイトルの削除も可能となる。
【0011】
ここで、DVD−RW及びDVD+RWに対してタイトルの記録や削除を繰り返していくと、ディスク内の途中途中の記録領域に未記録領域が離散的にできてしまう。つまり、タイトルとタイトルとの間に未記録領域が生じてしまう。ディスク容量を有効に利用するためには、このタイトルとタイトルとの間の未記録領域にも、さらにタイトルを記録することが望ましい。
【0012】
しかしながら、タイトルとタイトルとの間に空き領域が生じたとしても、その空き領域に新たなタイトルを記録していくと、後段のタイトルの全部又は一部を上書きにより消去してしまう可能がある。
【0013】
従って、これまでは、DVD−RW及びDVD+RWに対してコンテンツデータを記録する場合、記録済みのタイトルを削除することにより生じたタイトルとタイトルとの間の未記録領域には、新たなタイトルを記録することはできなかった。
【0014】
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、例えばDVD+RW及びVEDOモードが採用されたDVD−RWのようなコンテンツの再生単位を連続領域に記録することを規定したフォーマットが採用された記録媒体にデータを記録する記録装置及び方法であり、その記録媒体内に散在的に生じている未記録領域に対して、データを記録できるようにした記録装置及び方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る記録装置は、コンテンツの再生単位を連続領域に記録することを規定したフォーマットが採用された記録媒体に対して、データの記録を行う記録装置であって、コンテンツデータが入力され、当該コンテンツデータを上記フォーマットに対応したデータストリームに符号化し、符号化したデータストリームを上記記録媒体に記録する記録手段と、上記記録媒体に対する記録位置を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、コンテンツデータの記録時に、上記記録媒体のデータ記録部分が示された管理情報を参照して、当該記録媒体上の1つの連続未記録領域を選択し、選択した上記連続未記録領域に対して上記コンテンツデータの記録を開始し、上記連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置まで上記コンテンツデータが記録されると、当該コンテンツデータの記録を終了する。
【0016】
この記録装置では、記録媒体のデータ記録部分が示された管理情報を参照して当該記録媒体上の1つの連続未記録領域を選択し、選択した連続未記録領域に対してコンテンツデータの記録を行う。さらに、この記録装置では、コンテンツデータの記録を、その連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置で終了する。
【0017】
本発明に係る記録方法は、コンテンツの再生単位を連続領域に記録することを規定したフォーマットが採用された記録媒体に対して、データの記録を行う記録方法であって、入力されたコンテンツデータを上記フォーマットに対応したデータストリームに符号化し、符号化したデータストリームを上記記録媒体に記録する記録時に、上記記録媒体のデータ記録部分が示された管理情報を参照して、当該記録媒体上の1つの連続未記録領域を選択し、選択した上記連続未記録領域に対して上記コンテンツデータの記録を開始し、上記連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置まで上記コンテンツデータが記録されると、当該コンテンツデータの記録を終了する。
【0018】
この記録方法では、記録媒体のデータ記録部分が示された管理情報を参照して当該記録媒体上の1つの連続未記録領域を選択し、選択した連続未記録領域に対してコンテンツデータの記録を行う。さらに、この記録方法では、コンテンツデータの記録を、その連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置で終了する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として本発明を適用したDVDレコーダについて説明をする。
【0020】
図1に、本発明の実施の形態のDVDレコーダ10のブロック構成図を示す。
【0021】
本発明の実施の形態のDVDレコーダ10は、テレビジョン放送や録画テープから再生されたAV信号(映像/音声信号)をDVDディスクに記録し、また、DVDディスクからAV信号を再生して出力する装置である。
【0022】
DVDレコーダ10では、DVDの民間規格団体である“DVDフォーラム”により提案されているDVD−VIDEO,DVD−R,DVD−RW及びDVDの民間規格団体である“DVD+RWアライアンス”により提案されているDVD+R及びDVD+RWに対する記録や再生が可能なマルチタイプのディスクレコーダである。以下、DVDレコーダ10により記録再生が可能なこれらのDVDディスクを総称する場合には、DVDディスク1と呼ぶものとする。
【0023】
DVDレコーダ10の内部構成について、図1を参照して説明する。
【0024】
DVDレコーダ10は、ビデオ入力端子(Vin)と、オーディオ入力端子(Ain)と、ビデオ出力端子(Vout)と、オーディオ出力端子(Aout)と、デジタルインタフェース端子(DVin)と、ビデオA/Dコンバータ11と、ビデオD/Aコンバータ12と、オーディオA/Dコンバータ13と、オーディオD/Aコンバータ14とを備えている。
【0025】
ビデオ入力端子(Vin)は、チューナ,セットトップボックスやビデオ信号再生装置等と映像ケーブルを介して接続される。ビデオ入力端子(Vin)には、これらの装置から、例えばNTSCやPAL等の所定の映像フォーマットの映像信号であるビデオ信号が入力される。なお、ビデオ入力端子(Vin)に入力されたビデオ信号は、ビデオA/Dコンバータ11によってアナログ信号からデジタル信号に変換されて装置内に入力される。ビデオ出力端子(Vout)は、テレビジョンモニタやビデオ信号記録装置等と映像ケーブルを介して接続される。ビデオ出力端子(Vout)は、これらの装置に対して、例えばNTSCやPAL等の所定の映像フォーマットの映像信号であるビデオ信号を出力する。なお、ビデオ出力端子(Vout)から出力されるビデオ信号は、ビデオD/Aコンバータ12によってデジタル信号からアナログ信号に変換されて装置外に出力される。
【0026】
オーディオ入力端子(Ain)は、チューナ,セットトップボックスやオーディオ信号再生装置等とオーディオケーブルを介して接続される。オーディオ入力端子(Ain)には、これらの装置から、例えば所定のフォーマットの音声音楽信号であるオーディオ信号が入力される。なお、オーディオ入力端子(Ain)に入力されたオーディオ信号は、オーディオA/Dコンバータ13によってアナログ信号からデジタル信号に変換されて装置内に入力される。オーディオ出力端子(Aout)は、オーディオ装置やオーディオ信号記録装置等とオーディオケーブルを介して接続される。オーディオ出力端子(Aout)は、これらの装置に対して、例えば所定のフォーマットの音声音楽信号であるオーディオ信号を出力する。なお、オーディオ出力端子(Vout)から出力されるオーディオ信号は、オーディオD/Aコンバータ14によってデジタル信号からアナログ信号に変換されて装置外に出力される。
【0027】
デジタルインタフェース端子(DVin)は、例えば、IEEE1394端子やUSB等のデジタルデータ伝送用のインタフェースケーブルを介して、AVデータ(ビデオデータ及びオーディオデータ)をDVテープカセットから再生するDVプレーヤと接続される。デジタルインタフェース端子(DVin)には、このDVプレーヤがDVテープカセットから再生したDVフォーマットのAVデータ(DVデータ)が入力される。
【0028】
また、DVDレコーダ10は、NTSC/PALデコーダ15と、DVデコーダ16と、MPEGエンコーダ17と、MPEGデコーダ18と、グラフィック合成回路19と、NTSC/PALエンコーダ20とを備えている。
【0029】
NTSC/PALデコーダ15は、ビデオ入力端子(Vin)から入力され、ビデオA/Dコンバータ11によりデジタル化されたNTSC又はPALフォーマット等のビデオ信号を、ITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号に変換する。
【0030】
DVデコーダ16は、デジタルインタフェース端子(DVin)から入力されたDVデータを、ITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号及び所定のフォーマットのオーディオ信号に変換する。
【0031】
MPEGエンコーダ17は、ITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号、及び、オーディオA/Dコンバータ13によりデジタル化された所定のフォーマットのオーディオ信号が入力され、これらをMPEG−2方式で圧縮符号化してMPEG−2方式のAVデータストリーム(MPEG−2ストリーム)を生成する。
【0032】
MPEGデコーダ18は、MPEG−2ストリームが入力され、これを伸張復号して、ITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号及び所定のフォーマットのオーディオ信号を生成する。
【0033】
グラフィック合成回路19は、ITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号の表示画面上に、外部入力されたオンスクリーンディスプレイ画像(OSD画像)を合成する処理を行う。
【0034】
NTSC/PALエンコーダ20は、グラフィック合成回路19から出力されたITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号を、NTSC又はPALフォーマットのビデオ信号に変換し、ビデオ出力端子(Vout)から出力する。
【0035】
また、DVDレコーダ10は、ビデオ信号及びオーディオ信号の伝送経路を切り換えるスイッチング回路21を備えている。
【0036】
スイッチング回路21は、記録時と再生時とで伝送経路を切り換え、さらに、記録時には、DVデータとそれ以外の信号の入力時とで伝送経路を切り換える。
【0037】
具体的には、スイッチング回路21は次のように経路を切り換える。すなわち、DVデータ以外の信号を記録する場合には、スイッチング回路21は、NTSC/PALデコーダ15から出力されたビデオ信号をMPEGエンコーダ17及びグラフィック合成回路19に供給し、オーディオA/Dコンバータ13から出力されたオーディオ信号をMPEGエンコーダ17及びオーディオD/Aコンバータ14に供給するように伝送経路を切り換える。また、DVデータを記録する場合には、スイッチング回路21は、DVデコーダ16から出力されたビデオ信号をMPEGエンコーダ17及びグラフィック合成回路19に供給し、DVデコーダ16から出力されたオーディオ信号をMPEGエンコーダ17及びオーディオD/Aコンバータ14に供給するように伝送経路を切り換える。また、再生をする場合には、スイッチング回路21は、MPEGデコーダ18から出力されたビデオ信号をグラフィック合成回路19に供給し、MPEGデコーダ18から出力されたオーディオ信号をオーディオD/Aコンバータ14に供給するように伝送経路を切り換える。
【0038】
また、DVDレコーダ10は、バッファ回路22と、ドライブ装置23とを備えている。
【0039】
バッファ回路22は、DVDディスク1に対して記録及び再生される、MPEG−2ストリーム及び制御データストリームを一時的に格納するメモリである。
ドライブ装置23は、DVDディスク1が装着され、装着されているDVDディスク1に対して物理的にアクセスを行いデータの記録及び再生を行う装置である。なお、制御データストリームとは、DVDディスク1のフォーマットに規定されているインフォメーション情報等が含まれているデータストリームである。
【0040】
また、DVDレコーダ10は、VBIスライス回路24を備えている。
【0041】
VBIスライス回路24は、ビデオ信号のブランキング期間に含まれているインフォメーション情報(VBI情報)を、ビデオ入力端子(Vin)から入力されたビデオ信号から検出する回路である。
【0042】
また、DVDレコーダ10は、入力装置25と、システムコントローラ26とを備えている。
【0043】
入力装置25は、例えば赤外線リモートコントローラ等の入力デバイスであり、ユーザによりDVDレコーダ10を操作するための情報入力が行われる装置である。入力装置25から入力された情報は、システムコントローラ26に供給される。
【0044】
システムコントローラ26は、上述した各回路に対する設定及び制御を行うマイクロコンピュータ等から構成される制御ブロックである。
【0045】
システムコントローラ26により行われる具体的な処理には、例えば次のようなものがある。
【0046】
例えば、システムコントローラ26は、制御データストリームをバッファ回路22から読み出してその制御データに基づいたDVDディスク1に対するアクセス制御、表示制御等を行う。システムコントローラ26は、データの記録開始時や終了時に、記録する、又は、記録したデータに関する制御情報を生成し、その制御情報をフォーマットに従ったデータストリームとしてDVDディスク1に記録する。システムコントローラ26は、MPEG−2ストリームのヘッダ情報の生成及びヘッダ情報の解析を行う。
【0047】
また、システムコントローラ26は、例えばメニュー画面等のOSD画像を生成し、生成したOSD画像をグラフィック合成回路19に供給して、当該OSD画像をテレビジョンモニタ上に表示させる。さらに、システムコントローラ26は、入力装置25からの入力情報に従ってOSD画像を適宜更新し、変更したOSD画像をテレビジョンモニタ上に表示させる。システムコントローラ26は、入力装置25からの入力に従って各種の制御を行ったり、現在表示しているOSD画像と現在入力された入力情報とに基づき決定される所定の制御を行ったりする。
【0048】
また、システムコントローラ26は、入力されたビデオ信号から検出されたVBI情報がVBIスライス回路24から供給され、このVBI情報に示されている複数の情報のうち、必要な情報をMPEGエンコーダ17に供給し、MPEG−2ストリームのヘッダ情報にエンコードさせる。システムコントローラ26は、再生時には、MPEG−2ストリームのヘッダ情報から検出された情報のうち、必要な情報に基づきVBI情報を生成し、生成したVBI情報をNTSC/PALエンコーダ20に供給して、出力するビデオ信号の所定のブランキング位置にエンコードさせる。
【0049】
以上のような構成のDVDレコーダ10の記録時の動作は、次のようになる。
【0050】
記録時には、DVDレコーダ10には、ビデオ信号及びオーディオ信号が外部から入力される。入力されたビデオ信号は、NTSC/PALデコーダ15又はDVデコーダ16によりITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号に変換される。ITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号は、スイッチング回路21を介してMPEGエンコーダ17に供給され、オーディオ信号とともにMPEG−2ストリームに符号化される。バッファ回路22は、MPEGエンコーダ17により符号化されたMPEG−2ストリームを一時的に格納するとともに、システムコントローラ26により生成された制御データストリームも一時的に格納する。そして、DVDレコーダ10では、ドライブ装置23が、DVDディスク1のフォーマットに従った順序でMPEG−2ストリーム及び制御データストリームをバッファ回路22から読み出し、読み出したデータをDVDディスク1に記録していく。
【0051】
また、さらに、DVDレコーダ10では、記録中の映像及び音声をユーザがリアルタイムでEEモニタができるように次のような動作も行っている。
【0052】
NTSC/PALデコーダ15又はDVデコーダ16によりITU−R BT.601フォーマットに変換されたビデオ信号は、スイッチング回路21を介して、グラフィック合成回路19にも供給される。グラフィック合成回路19に供給されたビデオ信号は、システムコントローラ26によりOSD画像が出力されている場合にはOSD画像と合成され、OSD画像が出力されていない場合にはそのままNTSC/PALエンコーダ20に供給される。NTSC/PALエンコーダ20に供給されたITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号は、NTSC又はPALフォーマットのビデオ信号に変換され、アナログ信号に変換されて外部に出力される。また、入力されたオーディオ信号は、スイッチング回路21を介し、アナログ信号に変換された後に外部に出力される。
【0053】
また、DVDレコーダ10の再生時の動作は、次のようになる。
【0054】
再生時には、ドライブ装置23は、DVDディスク1からMPEG−2ストリーム及び制御データストリームを読み出して、バッファ回路22に格納する。バッファ回路22に格納されているMPEG−2ストリームは、MPEGデコーダ18により読み出され、制御データストリームはシステムコントローラ26により読み出される。読み出されたMPEG−2ストリームは、MPEGデコーダ18によりITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号及びオーディオ信号に復号される。復号されたオーディオ信号は、スイッチング回路21を介してアナログ信号に変換された後に外部に出力される。復号されたITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号は、スイッチング回路21を介して、グラフィック合成回路19に供給される。グラフィック合成回路19に供給されたビデオ信号は、システムコントローラ26によりOSD画像が出力されている場合にはOSD画像と合成され、OSD画像が出力されていない場合にはそのままNTSC/PALエンコーダ20に供給される。NTSC/PALエンコーダ20に供給されたITU−R BT.601フォーマットのビデオ信号は、NTSC又はPALフォーマットのビデオ信号に変換され、アナログ信号に変換されたのちに外部に出力される。また、システムコントローラ26は、読み出した制御データストリームに従い、例えばディスクの読み出し位置の制御や各種の表示制御等を行う。
【0055】
つぎに、DVD−RWディスクに対してAVデータをリアルタイム記録(例えば、ビデオ信号のリアルタイム録画)をする場合の、システムコントローラ26による記録制御処理について説明をする。
【0056】
まず、前提となるDVD−RWディスクのフォーマットについて説明をする。
【0057】
DVD−RWディスクに採用されるDVD−VIDEO互換フォーマットには、ROW(Restricted Overwrite Mode)モードと、INC(Incremental Recording Mode)モードがある。
【0058】
図2にROWモードでコンテンツデータを記録した場合のディスク上のファイルを示す。図2(A)はファイナライズ後のディスクに記録されているファイルを示し、図2(B)はファイナライズ前にディスクに記録されているファイルを示す。
【0059】
なお、ファイナライズとは、再生専用のDVDプレーヤにより再生が可能となるように、コンテンツデータ以外の必要な管理データ及びダミーデータ等をディスク上に記録する処理のことをいう。
【0060】
DVD−RWディスクの記録領域30には、図2(A)、(B)に示すように、ファイルシステム&VMGエリア31と、VTSエリア32とが形成されている。
【0061】
ファイルシステム&VMGエリア31は、ディスク内周側、すなわち、記録領域内の記録開始アドレス(アドレス0h)側に形成されている。ファイルシステム&VMGエリア31には、UDF(ユニバーサルディスクフォーマット)のファイルシステムと、DVD−VIDEOフォーマットで定められているVMG(Video Manager)とが記録される。UDFのファイルシステムは、VMGを含む各ファイルの開始位置及びサイズ、ファイル名、記録日時等の情報が記述されている。VMGは、VTSエリア32に記録されている各VTSの記録アドレス、VTS数等の情報が記述されたファイルである。
【0062】
VTSエリア32は、記録開始アドレス(アドレス0h)から所定量オフセットされた位置(アドレス600h又は3000h)から、ディスク外周側に形成されている。VTSエリア32には、1又は複数のVTS(Video Title Set)が記録される。VTSは、1つのタイトルに対して1つ形成されるファイルセットである。VTSは、VTSI#nと、VOBS#nと、BUP#nとの3つのファイルから構成されている。なお、ここで“#n”は、VTSエリア32内に記録されているタイトルのタイトル番号を示しており、1から99までの整数である。
【0063】
VTSI#nは、そのVTSの管理情報が含まれたファイルである。BUP#nは、VTSI#nのバックアップファイルである。VOBS#nは、VTSの実体データ、すなわち、MPEG−2データストリームが含まれたファイルである。
【0064】
なお、DVD−VIDEOの規格においては、VOBS#nは必ず連続した記録領域に記録されていなければならない、と規定されている。さらに、VTS内は、必ず、記録方向に対して(すなわち、アドレス方向に対して)、VTSI#n、VOBS#n、BUP#nの順に記録されていなければならない、と規定されている。
【0065】
また、ファイルシステム&VMGエリア31内のUDFファイルシステム及びVMGは、ファイナライズ時に書き込まれる。つまり、ファイナライズ前には、DVD−RWディスクには、UDFファイルシステム及びVMGは書き込まれていない。
【0066】
ここで、ファイナライズ前であってもVTSエリア32のファイルに対してアクセスが可能となるように、DVD−RWのROWモードでは、図2(B)に示すように、中間状態の管理情報(以下、TMP_VMGI)が、ファイルシステム&VMGエリア31の所定のアドレス位置から記録されている。TMP_VMGIには、VTSエリア32に記録されている各VTSの記録アドレスやVTSの記録日時、VTS数等の情報が記述されている。
【0067】
このようなTMP_VMGIは、新たなVTSが記録されたり、VTSのタイトル内容が更新されたり、VTSが削除された場合など、VTSエリア32内の記録情報が更新されたときに、ともに更新される。そのため、当該中間状態の管理情報(TMP_VMGI)を読み取り可能なシステムであれば、ファイナライズ前であっても、記録済みのタイトルの記録及び追記をすることが可能となる。
【0068】
図3にINCモードでコンテンツデータを記録した場合のディスク上のファイルを示す。図3(A)はファイナライズ後のディスクに記録されているファイルを示し、図3(B)はファイナライズ前にディスクに記録されているファイルを示す。
【0069】
INCモードでは、図3(A)に示すように、ROWモードと同様に、ファイルシステム&VMGエリア31にUDFのファイルシステムとVMGとが記録され、VTSエリア32に1又は複数のVTSが記録される。
【0070】
ただし、INCモードでは、図3(B)に示すように、TMP_VMGIがVTSエリア32に記録される。TMP_VMGIは、新たなVTSの記録を行った場合には、そのVTS内のVTSI#nとVOBS#nとの間の領域に記録される。また、新たなVTSの記録を行わず、VTSの内容が更新された場合(例えば、VOBSの消去、タイトルの変更等が生じた場合)には、現在の記録済みエリアの最外周位置に記録される。そのため、VTS内の情報の更新を複数回行えば、異なる領域に複数のTMP_VMGIが記録されることとなるが、外周側のTMP_VMGIを有効な情報として取り扱えばよい。
【0071】
さらに、DVD−RWディスクでは、以上のROWモード及びINCモードでの記録に加え、さらに拡張フォーマットとして、図4(A)に示すように、MPEG−2データストリーム以外(例えば、JPEGデータ等)の拡張ファイルを記録することが可能な、拡張フォーマットが提案されている。この拡張フォーマットは、ROWモード及びINCモードのそれぞれに追加して採用される。
【0072】
DVD−RWディスクでは、このような拡張フォーマットを採用する場合には、TMP_VGMI内に未使用領域管理対応表(TMP_SBM)と呼ばれる情報が記述される。未使用領域管理対応表(TMP_SBM)は、図4(B)に示すように、VTSエリア32内のデータ記録済み領域と、未記録領域とを識別するフラグを、ECCブロック単位で表した情報である。
【0073】
つぎに、上述のようなフォーマットでAVデータをリアルタイム記録する場合の、システムコントローラ26による記録制御処理について説明をする。
【0074】
AVデータのリアルタイム記録を行う場合、まず、その前処理として、システムコントローラ26は、未使用領域管理対応表(TMP_SBM)を参照して、DVD−RWディスクのコンテンツ記録領域(VTSエリア32)の中から、空き空間(連続未記録領域)を1つ選択する。
【0075】
具体的には、システムコントローラ26は、図5に示すように、未使用領域管理対応表(TMP_SBM)を参照して1又は複数の連続未記録領域を認識し、それらの連続未記録領域から最大サイズの未記録領域を1つ選択する。そして、選択した未記録領域の先頭アドレス(S.ADD)と末尾アドレス(E.ADD)とを認識する。
【0076】
なお、JPEGデータ等の拡張ファイルを記録しない通常のフォーマットを採用している場合には、最新のTMP_VMGIを参照して、最大サイズの未記録領域を1つ選択する。また、ここでは、最大サイズの未記録領域を選択するようにしているが、ユーザにより未記録領域の指定がある場合には、その指定された連続未記録領域を選択するようにしてもよい。
【0077】
続いて、録画操作がされると、システムコントローラ26は、図6に示すように、選択した1つ連続未記録領域に対して、入力されたAVデータを符号化してVOBS#nを生成し、生成したVOBS#nの記録を開始する。その際、先頭アドレス(S.ADD)から、VTSI#nが記録できるだけのマージンを空けて、VOBS#nの記録を開始する。VTSI#nは、VOBS#n内の記録されたコンテンツの時間長やIピクチャの数等によって、そのサイズが変わる。そのため、上記マージンの容量は、VTSI#nの最大ケースを想定してその最大ケースでの容量とする。或いは、上記マージンの容量は、選択した連続未記録領域のサイズ及びビデオデータの圧縮率に基づき最長記録可能時間を推定し、その最長記録可能時間に基づきVTSI#nの最大値を算出し、その最大値に基づき定められた容量としてもよい。
【0078】
なお、INCモードで記録を行っている場合には、VTSI#n及びTMP_VMGIの両者が記録できるだけのマージンを空けて、VOBS#nの記録を開始する。
【0079】
続いて、録画終了操作がされるまで、システムコントローラ26は、入力されるAVデータの符号化処理、並びに、VOBS#nの記録を続行する。
【0080】
ここで、システムコントローラ26は、図7に示すように、所定の記録終了位置まで達すると、ユーザにより録画終了操作がされなくても、強制的に録画動作を終了する。この所定の記録終了位置は、末尾アドレス(E.ADD)から、BUP#nが記録できるだけのマージン分だけ未記録領域を余らせたアドレス位置である。すなわち、この所定の記録終了位置は、終端アドレス(E.ADD)からマージン分の容量を減算したアドレス位置である。
【0081】
録画終了操作又は上記の強制終了動作がされると、続いて、図8に示すように、システムコントローラ26は、記録したVOBS#nの前領域のマージンに、VTSI#nを記録する。それとともに、システムコントローラ26は、図8に示すように、記録したVOBS#nの後の領域のマージンに、BUP#nを記録する。なお、INCモードで記録を行っている場合には、VTSI#nとともにTMP_VMGIも記録をする。
【0082】
以上の処理を終えると、システムコントローラ26は、中間管理情報(TMP_VMGI)及び未使用領域管理対応表(TMP_SBM)を更新し、リアルタイム録画動作を終了する。
【0083】
以上のように、本発明の実施の形態のDVDレコーダ10では、DVD−RWの未使用領域管理対応表(TMP_SBM)やTMP_VGMIを参照して1つの連続未記録領域を選択し、選択した連続未記録領域に対してVTS内のVOBSの記録を行う。さらに、DVDレコーダ10では、VOBS記録を、その連続未記録領域の終端位置(E.ADD)に基づき定められた所定の記録位置で終了する。
【0084】
このため本発明に係るDVDレコーダ10では、記録済みタイトルを消去することにより生じる隙間の空き領域に対しても、新たなタイトルを記録することができるようになる。
【0085】
なお、本実施の形態では、DVD−RWに対してコンテンツの記録した場合について説明をしたが、本発明をDVD+RWに対して適用することも可能である。DVD+RWの場合、各々のタイトルのAVデータ前後にVTSI_IFO及びVTSI_BUPは存在せず、ディスク全体として各タイトルのAVデータが連続に配置され、その前後にVTSI_IFO及びVTSI_BUPが配置される。従って、選択した未記録領域の先頭アドレス(S.ADD)と末尾アドレス(E.ADD)に対して、VTSI_IFO及びVTSI_BUPのマージンを考慮する必要がない。
【0086】
【発明の効果】
本発明に係る記録装置及び方法では、記録媒体のデータ記録部分が示された管理情報を参照して当該記録媒体上の1つの連続未記録領域を選択し、選択した連続未記録領域に対してコンテンツデータの記録を行う。さらに、この記録方法では、コンテンツデータの記録を、その連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置で終了する。
【0087】
このため本発明に係る記録装置及び方法では、記録済みデータを消去することにより生じる隙間の空き領域に対しても、コンテンツデータを記録することができるようになる。そのため、例えばDVD−RWのようなコンテンツの再生単位を連続領域に記録することを規定したフォーマットが採用された光ディスクに対しても、ディスクの隙間の空き領域に対してデータを記録することでき、効率的にデータの記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のDVDレコーダのブロック構成図である。
【図2】DVD−RWディスクのフォーマット(ROWモード)について説明をするための図である。
【図3】DVD−RWディスクのフォーマット(INCモード)について説明をするための図である。
【図4】DVD−RWディスクの拡張フォーマットについて説明をするための図である。
【図5】DVD−RWディスクの1又は複数の未記録領域のうち、コントローラにより選択された最大サイズの未記録領域を示す図である。
【図6】選択された未記録領域に対して記録されるVOBSの記録開始位置を示す図である。
【図7】選択された未記録領域に対して記録されるVOBSの記録終了位置を示す図である。
【図8】VOBS、VTSI及びBUPが記録された後の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 DVDディスク、10 DVDレコーダ、15 NTSC/PALデコーダ、16 DVデコーダ、17 MPEGエンコーダ、18 MPEGデコーダ、19 グラフィック合成回路、20 NTSC/PALエンコーダ、21 スイッチング回路、22 バッファ回路、23 ドライブ回路、24 VBIスライス回路、25 入力装置、26 システムコントローラ

Claims (20)

  1. コンテンツの再生単位を連続領域に記録することを規定したフォーマットが採用された記録媒体に対して、データの記録を行う記録装置において、
    コンテンツデータが入力され、当該コンテンツデータを上記フォーマットに対応したデータストリームに符号化し、符号化したデータストリームを上記記録媒体に記録する記録手段と、
    上記記録媒体に対する記録位置を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、
    コンテンツデータの記録時に、
    上記記録媒体のデータ記録部分が示された管理情報を参照して、当該記録媒体上の1つの連続未記録領域を選択し、
    選択した上記連続未記録領域に対して上記コンテンツデータの記録を開始し、上記連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置まで上記コンテンツデータが記録されると、当該コンテンツデータの記録を終了することを特徴とする記録装置。
  2. 上記制御手段は、
    コンテンツデータのリアルタイム記録時に、上記連続未記録領域を選択し、選択した上記連続未記録領域に対して上記コンテンツデータの記録を開始し、上記連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置まで上記コンテンツデータが記録されると、当該コンテンツデータの記録を終了することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 上記フォーマットでは、コンテンツデータの実体データの前領域に、当該コンテンツデータの管理データを記録することが規定されており、
    上記制御手段は、
    上記連続未記録領域の開始位置から上記管理データの記録マージンを空けて上記コンテンツデータの実体データの記録を開始し、
    上記実体データの記録終了後に上記記録マージンに対して上記コンテンツデータの管理データを記録することを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 上記制御手段は、
    上記連続未記録領域のサイズに基づき実体データの最大記録時間を算出し、
    算出した最大記録時間に基づき上記管理データのデータサイズを推定し、
    推定した上記管理データのデータサイズに基づき上記記録マージンの大きさを決定することを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 上記フォーマットでは、コンテンツデータの実体データの後領域に、当該コンテンツデータの管理データを記録することが規定されており、
    上記制御手段は、
    上記連続未記録領域の終端位置までに上記管理データの記録マージンの間隔を空けて上記コンテンツデータの実体データの記録を終了し、
    上記実体データの記録終了後に上記記録マージンに対して上記コンテンツデータの管理データを記録することを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  6. 上記制御手段は、
    ユーザの指示に基づき上記記録媒体上の複数の連続未記録領域から1つの連続未記録領域を選択することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  7. 上記制御手段は、
    上記記録媒体上に存在する複数の連続未記録領域のサイズを判断し、それらのうち最大サイズの連続未記録領域を選択することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  8. 上記記録媒体は、DVD−RWディスクであることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  9. 上記管理情報は、ファイナライズ前に記録される中間管理情報であることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  10. 上記管理情報は、上記中間管理情報内の未使用領域管理対応表であることを特徴とする請求項9記載の記録装置。
  11. コンテンツの再生単位を連続領域に記録することを規定したフォーマットが採用された記録媒体に対して、データの記録を行う記録方法において、
    入力されたコンテンツデータを上記フォーマットに対応したデータストリームに符号化し、符号化したデータストリームを上記記録媒体に記録する記録時に、上記記録媒体のデータ記録部分が示された管理情報を参照して、当該記録媒体上の1つの連続未記録領域を選択し、
    選択した上記連続未記録領域に対して上記コンテンツデータの記録を開始し、上記連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置まで上記コンテンツデータが記録されると、当該コンテンツデータの記録を終了することを特徴とする記録方法。
  12. 上記コンテンツデータのリアルタイム記録時に、上記連続未記録領域を選択し、選択した上記連続未記録領域に対して上記コンテンツデータの記録を開始し、上記連続未記録領域の終端位置に基づき定められた所定の記録位置まで上記コンテンツデータが記録されると、当該コンテンツデータの記録を終了することを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  13. 上記フォーマットでは、コンテンツデータの実体データの前領域に、当該コンテンツデータの管理データを記録することが規定されており、上記連続未記録領域の開始位置から上記管理データの記録マージンを空けて上記コンテンツデータの実体データの記録を開始し、
    上記実体データの記録終了後に上記記録マージンに対して上記コンテンツデータの管理データを記録することを特徴とする請求項12記載の記録方法。
  14. 上記連続未記録領域のサイズに基づき実体データの最大記録時間を算出し、
    算出した最大記録時間に基づき上記管理データのデータサイズを推定し、
    推定した上記管理データのデータサイズに基づき上記記録マージンを決定することを特徴とする請求項13記載の記録方法。
  15. 上記フォーマットでは、コンテンツデータの実体データの後領域に、当該コンテンツデータの管理データを記録することが規定されており、上記連続未記録領域の終端位置までに上記管理データの記録マージンの間隔を空けて上記コンテンツデータの実体データの記録を終了し、
    上記実体データの記録終了後に上記記録マージンに対して上記コンテンツデータの管理データを記録することを特徴とする請求項12記載の記録方法。
  16. ユーザの指示に基づき上記記録媒体上の複数の連続未記録領域から1つの連続未記録領域を選択することを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  17. 上記記録媒体上に存在する複数の連続未記録領域のサイズを判断し、それらのうち最大サイズの連続未記録領域を選択することを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  18. 上記記録媒体は、DVD−RWディスクであることを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  19. 上記管理情報は、ファイナライズ前に記録される中間管理情報であることを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  20. 上記管理情報は、上記中間管理情報内の未使用領域管理対応表であることを特徴とする請求項19記載の記録方法。
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