JP2004318569A - 情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手や指に障害のある人や視覚障害者であっても、カード挿入口にカードを容易に挿入することが可能な情報端末装置を提供する。
【解決手段】当該情報端末装置本体から突き出したカード挿入口を備えた情報端末装置において、カード挿入口(カード挿入部20)は、カード(投票カードC)を載置して挿入するカード載置手段(テーブル部21)を備え、該カード載置手段の手前側先端部は、手前側を膨らませた湾曲をなす構成としてある。このようにすれば、手前側を膨らませた湾曲に形成してあるので、例えば視覚障害者や手指に障害を持つ人が手をぶつけた場合でも、怪我をすることがなくなる。また、手前側に膨らませているので、視覚障害者が最初に触ることが可能となり、予め係員等により説明を受けているカード載置手段であることを認識し易い。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報端末装置に関し、特に、手や指に障害のある人や視覚障害者であっても、カード挿入口にカードを容易に挿入することが可能な情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の国政選挙や地方選挙においては、選挙人(有権者)が投票する場合には、次の手順によっていた。即ち、選挙人は、予め郵送されてきた入場葉書(選挙入場券)を持って指定された日時に指定された投票所に行き、第一次受付の係員に前記入場葉書を見せる。
すると、第一次受付の係員は、住所別に区分された第二次受付の窓口を指定するので第二次受付に行く。第二次受付の係員は、本人であることを原簿に照合して確認し、投票用紙をその選挙人に手渡す。選挙人はセパレートされた記入台に行き、投票用紙に、選んだ候補者(被選挙人)の姓名を鉛筆等により自分で書き(自書し)、投票箱に投票して、投票所を出る。
やがて、定刻になると、投票所の管理者は選挙人の入場を停止し、投票箱に厳重に封をし、所定の集計所にその投票箱を持ち込み、選挙管理委員会の立会いの元に、開票を行い、所定の規則に従って当選者を決定する。
【0003】
しかしながら、前記従来の投票システムは、選挙人が指定された投票所に出向かなければ投票ができない、自書式のため無効票や疑問票が発生する、選挙結果の集計に時間がかかる等の欠点があった。
そこで、これらの欠点を解決するために、いわゆる電子投票システムが提案されている。ここに、電子投票システムとは、電子機器を利用して選挙の投票および開票を行うシステムを言い、総務省は電子投票システムの導入手順として、次の三段階を想定している。
【0004】
第一段階:選挙人が指定された投票所において投票機を用いて投票する段階。この第一段階によれば、自書が不要になり、無効票や疑問票が無くなり、投票結果をフレキシブルディスク等の記録媒体に格納して集計所に持ち込むので、集計結果を速く求めることができる。なお、第一段階では、セキュリティの問題があるので、オンラインによる集計を行わない。
【0005】
第二段階:指定された投票所以外の投票所においても投票できる段階。
この第二段階では、オンラインを用いての投票,開票を行い、例えば海外に出張中の人も不在者投票等をすることなく、領事館等に設けられた臨時の投票所で、国内にいる人と同等の時間帯で投票を行うことが可能となる。
【0006】
第三段階:投票所での投票を義務づけず、個人の所有するコンピュータ端末を用いて投票する段階。
この第三段階では、オンラインを用いての投票,開票を行い、例えば在宅でも自分のコンピュータ端末により投票が可能となり、外出不能の病人等も在宅で投票をすることが可能となる。
そして、現在では前記第一段階の電子投票システムが地方選挙で試行され、第二,第三の段階へ進むための各種データを集めている。
【0007】
ここに、第一段階における投票および集計の手順は次の通りである。
各投票所では、その投票所独自のサーバに複数の投票用端末装置(投票機)を接続しておき、その投票所独自の全ての投票結果を、例えばフレキシブルディスクに記録するシステムを構築しておく。
選挙人は、予め郵送されてきた入場葉書を持って指定された日時に特定の投票所に行き、第一次受付で前記入場葉書を見せる。すると、第一次受付では、住所別に区分された第二次受付の窓口を指定し、第二次受付では入場葉書を見て本人であることを原簿に照合して確認し、投票カード(投票用ICカード)をその選挙人に手渡す。選挙人は、投票用端末装置に行って投票カードをカード挿入口に挿入する。
【0008】
すると、投票用端末装置の例えば液晶ディスプレイに候補者一覧が表示され、その中から一人を選び、投票決定ボタンを押して投票する。投票後、投票カードは自動的に返却されるので、それを引き抜き、出口の管理者に投票カードを返却し、投票所を出る。
やがて、指定時刻になった時、投票所の管理者は選挙人の入場を停止し、投票カードを所定の格納箱に入れて、厳密に封をする。さらに、投票用端末装置の電源を切って使用不能にし、前記フレキシブルディスクを厳密な管理の元にサーバから外し、集計所に持ち込む。集計所では、選挙管理委員の立会いの元に、各投票所から集められたフレキシブルディスクのデータを全て集計し、当選者を決定する。
【0009】
ところで、選挙人の中には手や指に障害を持つ人がいるし、また、視覚障害者もいる。なお、視覚障害者への配慮として投票用端末装置には、例えばイヤホンが設置され、視覚障害者はイヤホンからの音声ガイドに応じて希望する候補者に投票できるようになっている。また、投票カードには挿入方向を示す切欠等を付してある(後述)。
このような手や指の障害者や視覚障害者が、電子投票システムで投票カードを使用しての投票に際し、不便を感じるのは好ましくない。そこで、投票用端末装置には、投票カードを所定の挿入口にガイドするガイド手段を設けておく必要がある。
【0010】
ここで、従来のカード挿入口へのガイド手段の一例として「カード読み取り装置」を説明する(特許文献1)。
図4は特許文献1のカード読み取り装置を示す図であって、(A)は外観斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図である。
図4(A)〜(C)に示すように、カード読み取り装置100は、カード挿入口111の底面と両側面を前方へ突出させている。このように構成することにより、カード挿入口111の底辺及び両側面に沿ってカード120を挿入することができるようになるので、カード挿入口111が解りやすく、また挿入が容易となる。
【0011】
なお、特許文献1に記載されたカード読み取り装置100は、さらに旧い図5に示したカード読み取り装置200を改良したものである。即ち、カード読み取り装置200のカード挿入口211は、本体ケース210の前面210aに開口しており、その上挿入ガイドがない。
そのため、背の低いカウンター上にカード読み取り装置200が設置されている場合や、垂直な壁面に取り付けられてカード挿入口211が下向きに設置されている場合等には、カード挿入口211が人の目の高さにならないので、カード120を挿入しづらいという問題点を改良したものである。
【0012】
つまり、図5と図4(A)〜(C)を比較すれば明らかなように、図4(A)〜(C)のカード読み取り装置100は、図5のカード読み取り装置200のカード挿入口211が解りにくいためカード120を挿入し難い、という欠点を解決している。
【0013】
【特許文献1】
特開平5−342394号公報(段落番号0009−0010、図1、図5)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のカード挿入口へのガイド手段では、手や指に障害のある人にしてみれば、投票カードを所定箇所に載置するのが困難な場合があった。例えば、手に痙攣があったり、両手を使わなければ、投票カードをカード挿入口に挿入できない場合である。
また、視覚障害者にしてみれば、カード挿入口を手で触れても、どの方向に投票カードを挿入して良いのか、分かり難かった。
なお、当然のことながら投票の秘密を守るために、投票カードを挿入する場合であっても、第三者の介助は好ましくない。
【0015】
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、手や指に障害のある人や視覚障害者であっても、カード挿入口にカードを容易に挿入することが可能な情報端末装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1記載の発明は、当該情報端末装置本体から突き出したカード挿入口を備えた情報端末装置において、
前記カード挿入口(図1のカード挿入部20)は、前記カード(投票カードC)を載置して挿入するカード載置手段(テーブル部21)を備え、
該カード載置手段の手前側先端部は、手前側を膨らませた湾曲をなす構成としてある。
【0017】
このようにすれば、手前側を膨らませた湾曲に形成してあるので、例えば視覚障害者や手指に障害を持つ人が手をぶつけた場合でも、怪我をすることがなくなる。また、手前側に膨らませているので、視覚障害者が最初に触ることが可能となり、予め係員等により説明を受けているカード載置手段であることを認識し易い。
【0018】
次に請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報端末装置において、前記カード載置手段(テーブル部21)に、カードを載置する場所である旨を点字(図3の25)で刻設した構成としてある。
このようにすれば、視覚障害者は刻設した点字を指で触って読み取ることができるので、確信を持って投票カードCをカード載置手段に載置し、さらに挿入することができる。
【0019】
次に請求項3記載の発明は、請求項1〜請求項2記載の情報端末装置において、前記カード載置手段(テーブル部21)は、カードの挿入方向を指示するカード挿入方向指示手段(図1の切欠部22)を備えた構成としてある。
このようにすれば、例えば挿入方向を示す矢印状の切欠部22としているので、健常者は矢印の方向を見て挿入方向を判断し、視覚障害者は切欠部22に触って矢印方向を確認し、投票カードCの挿入方向を知ることができる。なお、カード挿入方向指示手段としては、切欠部22の近傍に設けた、例えば矢印の凹部や凸部でもよい。
【0020】
次に請求項4記載の発明は、請求項3記載の情報端末装置において、前記カード挿入方向指示手段は、前記カード載置手段に形成した矢印手段(図1の切欠部22)である構成としてある。
このようにすれば、例えば矢印状の切欠部22としているので、健常者は矢印の方向を見て挿入方向を判断し、視覚障害者は切欠部22に触って矢印方向を確認し、投票カードCの挿入方向を知ることができる。なお、矢印手段としては、切欠部22の近傍に設けた、例えば矢印の凹部や凸部でもよい。
【0021】
次に請求項5記載の発明は、請求項4記載の情報端末装置において、前記矢印手段は、前記カード載置手段の手前側先端部を矢印状に切り欠いてなる構成としてある。
このようにすれば、手前側に突き出したカード載置手段(テーブル部21)のさらにその先端部に矢印手段を切り欠いて構成してあるので(切欠部22)、例えば視覚障害者がカード載置手段を触った際に、先ず最初に投票カードCの挿入方向を知ることができる。
【0022】
次に請求項6記載の発明は、請求項1〜請求項5記載の情報端末装置において、前記カード載置手段は、前記カードの挿入方向を規制するガイド壁手段(位置決めガイド23a,23b)を備え、該ガイド壁手段は、前記カード載置手段(テーブル部21)の底面部に向ってテーパを形成した構成としてある。
このようにすれば、底面部に向ってテーパが形成してあるので、多少左右に投票カードCが振れても、テーブル部21にきちっと収めることが可能となる。
【0023】
次に請求項7記載の発明は、請求項1〜請求項6記載の情報端末装置において、前記情報端末装置は、電子投票システムの投票機である構成としてある。
このようにすれば、手や指に障害を持つ人や視覚障害者であっても、健常者と同等の情報端末装置の操作で、投票を行うことができる。
【0024】
次に請求項8記載の発明は、請求項1〜請求項7記載の情報端末装置において、前記カードは、投票カードである構成としてある。
このようにすれば、手や指に障害を持つ人や視覚障害者であっても、健常者と同等に投票カードを使用して、投票を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の「情報端末装置」を、図示の実施形態に基づいて説明する。
図1は本実施形態の要部拡大斜視図、図2(A)は本実施形態の平面図、図2(B)は正面図、図3は図2のII−II線に沿う断面図である。
図1〜図3に示すように、情報端末装置JТは、箱状の装置本体部10と、該装置本体部10から手前側に突き出たカード挿入部20と、カードユニット30(図3)とを備えてなる。この情報端末装置JТに投票カードCを使用する。
【0026】
投票カードCは長方形をなし、表面に「投票カード」と「矢印マーク」と「矢印の方向にカードを入れて下さい。」と印刷してあり、矢印の向きと反対側の短辺Caに切欠Cbを形成してある。この切欠Cbを触ることにより、視覚障害者等は、投票カードCの挿入方向を認識することができる。
カードユニット30(図3)は内部に制御手段(図示省略)を備え、投票カードCが挿入された場合に、正規のカードであるか否かを認識し、正規の投票カードである場合には、立候補者姓名等の表示、および投票カードCの挿入以降の操作を許可する処理等を行う。
装置本体部10の上面にはタッチパネル式のLCD(液晶)ユニット11を備え、該LCDユニット11には立候補者の姓名と所属政党と番号とが表示される。
【0027】
カード挿入部20は平坦な板状のテーブル部21を備え、該テーブル部21の手前側に凸状に緩く湾曲して形成する。凸状に緩く湾曲に形成することにより、例えば視覚障害者が手をぶつけた場合でも、怪我をすることがない。
また、テーブル部21の手前先端部には切欠部22を形成し、該切欠部22は投票カードCの挿入方向に向って先の尖った矢印状に形成する。
切欠部22を形成することにより、例えば投票カードCの短辺Caを2本の指で挟んで挿入する場合に、2本の指の逃げとなるので、例えば手に痙攣のある人でも、投票カードCの挿入が容易になる。
また、切欠部22を矢印状に形成することにより、例えば視覚障害者であっても矢印切欠に触ることにより、投票カードCの挿入方向を容易に判別できる。
【0028】
テーブル部21の左右端部に沿って、位置決めガイド部23a,23bを突設する。該位置決めガイド部23a,23bには内側に向けて傾斜したテーパを形成する。該テーパにより投票カードCをテーブル部21に正規に載置し易くなる。
テーブル部21の切欠部22の先には「カード入口」と入口表示24がしてあり、該入口表示24の近傍には、点字で「カード入口」である旨が刻設してある(図1では図示省略、図3では図示)。この点字25(図3)により、視覚障害者であっても投票カードCを載置する位置を認識することができる。点字25はテーブル部平面より凹ませているので、投票カードCの挿入の障害になることは無い。
26は、「立候補者の姓名を選択して下さい」等の機器操作等のアナウンスを行うスピーカである。
【0029】
次の本実施形態の作用を説明する。
(1)健常者の場合
健常者の場合は、前記第二次窓口で投票カードCを受け取り、情報端末装置JТの設置場所に向かう。そして、投票カードCの挿入方向を確認し、テーブル部21の「カード入口」の表示に従って投票カードCを載置し、軽く前方に押し込む。
すると、カードユニット30が投票カードCを検知し、LCDユニット11に立候補者の姓名,所属政党等を表示するので、スピーカ26からのアナウンスに従って、投票する立候補者の姓名をタッチする。このタッチにより例えば立候補者の姓名の色が変化するので、間違いが無いことを確認し、確認ボタン(図示省略)を押すと投票カードCが返却され、投票が完了する。
【0030】
(2)手や指に障害のある人(手指・障害者)の場合
手指・障害者の場合は、健常者の場合と同様に投票カードCを受け取り、情報端末装置JТに向い、投票カードCの挿入方向を確認する。そして、テーブル部21に投票カードCを載置する際に、二本の指で投票カードCを挟んで載置しても、切欠部22があるので二本の指の逃げ部となるので、投票カードCを挿入するのが容易になる。
また、手指の障害のために投票カードCを二本の指で挟むことが不可能な場合は、例えば手のひらを使ってテーブル部21に投票カードCを置き、手のひらで投票カードCを奥に押し込む。
また、手に痙攣がある場合であっても、テーブル部21の手前側は湾曲しているので、怪我を防止することができる。
【0031】
(3)視覚障害者の場合
視覚障害者の場合は、健常者の場合と同様に投票カードCを受け取る。この際、第二次窓口の係員は電子投票システム,投票カードC,情報端末装置JТの簡単な説明を行い、情報端末装置JТに視覚障害者を案内する。
前記係員は視覚障害者に図示省略のイヤホンを装着してもらい、視覚障害者はイヤホンからの案内に従い、投票カードCの挿入方向を切欠Cbで確認し、テーブル部21の切欠部22の矢印方向に従って投票カードCを載置し、軽く押し込む。
【0032】
すると、カードユニット30が投票カードCを検知し、LCDユニット11に立候補者の姓名,所属政党等を表示すると共に、イヤホンから立候補者姓名等が数回アナウンスされる。投票する立候補者の姓名がアナウンスされたら投票ボタン(図示省略)を押すと、その立候補者の姓名が再度アナウンスされる。この再度のイヤホンからのアナウンスにより、視覚障害者は立候補者選択に間違いが無いことを確認し、確認ボタン(図示省略)を押すと投票カードCが返却され、投票が完了する。
【0033】
(4)その他の障害者等
例えば、車椅子を使用している人の場合は、情報端末装置JТのカード挿入部20の高さがその人に適していないことも考えられる。このような場合であっても、カード挿入部20を比較的大きく構成してあるので、投票カードCの挿入が容易となる。
また、高齢者にとっても、車椅子の使用者と同様に、カード挿入部20を比較的大きく構成してあるので、投票カードCの挿入が容易となる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を発揮することができる。
請求項1記載の発明によれば、カード載置手段の手前側を膨らませた湾曲に形成しているので、例えば視覚障害者や手指に障害を持つ人が手をぶつけた場合でも、怪我をすることがなくなる。また、手前側に膨らませているので、視覚障害者が最初に触ることが可能となり、予め係員等により説明を受けているカード載置手段であることを認識し易い。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、視覚障害者はカード載置手段に刻設した点字を読み取ることにより、確信を持ってカード挿入口に投票カードを挿入できる。
請求項3記載の発明によれば、健常者は矢印手段の方向を見て挿入方向を判断し、視覚障害者はカード挿入方向指示手段に触れて挿入方向を知ることができる。
請求項4記載の発明によれば、健常者は矢印手段の方向を見て挿入方向を判断し、視覚障害者は矢印手段に触って投票カードの挿入方向を知ることができる。
【0036】
請求項5記載の発明によれば、手前側に突き出したカード載置手段のさらにその先端部に矢印手段を切り欠いて構成してあるので、例えば視覚障害者がカード載置手段を触った際に、先ず最初に投票カードの挿入方向を知ることができる。請求項6記載の発明によれば、底面部に向ってテーパが形成してあるので、多少左右に投票カードが振れてもカード載置手段にきちっと収めることが可能となる。
【0037】
請求項7記載の発明によれば、手や指に障害を持つ人や視覚障害者であっても、健常者と同等に電子投票システムの投票機を使用して、投票を行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、手や指に障害を持つ人や視覚障害者であっても、健常者と同等に投票カードを使用して、投票を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の要部拡大斜視図である。
【図2】(A)は同実施形態の平面図、(B)は正面図である。
【図3】図2のII−II線に沿う断面図である。
【図4】特許文献1のカード読み取り装置を示す図であって、(A)は外観斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図である。
【図5】特許文献1のカード読み取り装置よりさらに旧いカード読み取り装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
C 投票カード
Ca 投票カードの短辺
Cb 投票カードの切欠
JТ 情報端末装置
10 装置本体部
11 LCDユニット
20 カード挿入部
21 テーブル部
22 切欠部
23a,23b 位置決めガイド部
24 入口表示
25 点字
26 スピーカ
30 カードユニット
100,200 従来のカード読み取り装置
110,210 本体ケース
111,211 カード挿入口
120 カード
210a 本体ケースの前面

Claims (8)

  1. 情報端末装置本体と、当該情報端末装置本体から突き出したカード挿入口を備えた情報端末装置において、
    前記カード挿入口は、前記カードを載置して挿入するカード載置手段を備え、
    該カード載置手段の手前側先端部は、手前側を膨らませた湾曲をなすことを特徴とする情報端末装置。
  2. 請求項1記載の情報端末装置において、
    前記カード載置手段に、カードを載置する場所である旨を点字で刻設したことを特徴とする情報端末装置。
  3. 請求項1〜請求項2記載の情報端末装置において、
    前記カード載置手段は、カードの挿入方向を指示するカード挿入方向指示手段を備えたことを特徴とする情報端末装置。
  4. 請求項3記載の情報端末装置において、
    前記カード挿入方向指示手段は、前記カード載置手段に形成した矢印手段であることを特徴とする情報端末装置。
  5. 請求項4記載の情報端末装置において、
    前記矢印手段は、前記カード載置手段の手前側先端部を矢印状に切り欠いてなることを特徴とする情報端末装置。
  6. 請求項1〜請求項5記載の情報端末装置において、
    前記カード載置手段は、前記カードの挿入方向を規制するガイド壁手段を備え、
    該ガイド壁手段は、前記カード載置手段の底面部に向ってテーパを形成したことを特徴とする情報端末装置。
  7. 請求項1〜請求項6記載の情報端末装置において、
    前記情報端末装置は、電子投票システムの投票機であることを特徴とする情報端末装置。
  8. 請求項1〜請求項7記載の情報端末装置において、
    前記カードは、投票カードであることを特徴とする情報端末装置。
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