JP2004317821A - 表示制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクセスエラーが発生したとき、監視機能を有するソフトウェアがフロントプロセスからの終了通知に基づいて一定時間毎に再接続をリトライする。
【解決手段】監視機能を有するソフトウェアである監視プロセス10が、インターネット3へ接続してソケット通信を確立するフロントプロセス11とデータ取得動作を行うメインプロセス12とを交互に監視している。データ受信装置2が起動すると、フロントプロセス11が起動のタイミングでインターネット3への接続を試みる。ここで、接続に失敗した場合は、監視プロセス10が一定の時間ごとにフロントプロセス11を再起動させてインターネット3への接続をリトライする。やがて、接続に成功すれば、データ受信装置2はデータサーバ6から所望のデータを取得し、表示制御装置のメインプロセス12によりデータの取得動作を行い、表示プロセス16により取得したデータを表示装置へ表示させる。
【選択図】 図2
【解決手段】監視機能を有するソフトウェアである監視プロセス10が、インターネット3へ接続してソケット通信を確立するフロントプロセス11とデータ取得動作を行うメインプロセス12とを交互に監視している。データ受信装置2が起動すると、フロントプロセス11が起動のタイミングでインターネット3への接続を試みる。ここで、接続に失敗した場合は、監視プロセス10が一定の時間ごとにフロントプロセス11を再起動させてインターネット3への接続をリトライする。やがて、接続に成功すれば、データ受信装置2はデータサーバ6から所望のデータを取得し、表示制御装置のメインプロセス12によりデータの取得動作を行い、表示プロセス16により取得したデータを表示装置へ表示させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所望の情報を表示する表示装置の表示状態を制御する表示制御装置に関するものであり、特に、インターネットを介して取得した情報を表示する表示装置とこれらの情報を配信するデータサーバとを自動的に再接続するリトライ機能を備えた表示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、端末機器をインターネットに接続する際、種々の原因でインターネットに接続ができない場合もある。そのような場合は、端末機器のユーザが手動でインターネットへの再接続を試みている。例えば、証券会社の支店などで表示装置に株式情報などの金融データを表示しようとする場合、インターネットへの接続に失敗したときは営業員などが手動で再接続を試み、接続に成功した場合には、インターネットを通して所望の金融データを取得して表示装置に表示している。図5は、従来のオンライン情報システムにおける表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。図5において、データ送信側のデータサーバ6とデータ受信側のデータ受信装置2とがインターネット3を介して接続されている。また、データ受信装置2は表示装置8とこの表示装置8の表示状態の制御を行う表示制御装置9’とを備えている。表示制御装置9’は、フロントプロセス11、メインプロセス12、ネットワーク管理プロセス13、データ管理プロセス14、及び表示プロセス16からなるソフトウェアとメモリ15とによって構成されている。
【0003】
図5において、データ受信装置2が、インターネット3を介してデータサーバ6に接続して所望のデータを取得しようとするとき、データ受信装置2側の表示制御装置9’は、フロントプロセス11によって、データ受信装置2の起動のタイミングでインターネット3を介してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によるソケット通信を行う。そして、通信接続が確立された段階で、ネットワーク管理プロセス13によってインターネット3への接続状態の管理を行いながら、メインプロセス12が、データサーバ6から所望のデータを取得するなど主要なデータ取得機能に係わる動作を行う。さらに、データ管理プロセス14によってパケットのデータが所定の順序で受信されているかどうかのチェックが行われた後、データ受信装置2に受信されたデータはメモリ15に格納される。そして、メモリ15内のデータは、逐次、表示プロセス16によって表示装置8へ表示される。
【0004】
このように、オンラインによって情報を取得するオインライン情報システムは、例えば、同一出願人による下記の特許文献1などに報告されている。特許文献1の技術は、端末装置のエージェントが、所定のプログラムに従ってセンタ側の各種のデータサーバにアクセスしてゆくことにより、端末装置が所望の情報を取得できるように構成されたものである。例えば、端末装置のエージェントが、センタ側の認証サーバにアクセスして顧客の認証プログラムを実行して認証情報を取得し、さらに、売買サーバにアクセスして株売買を実行するなど、エージェントが順次に各データサーバにアクセスして所望の処理を実行させれば、端末装置は所望の株情報を取得して株取引を行うことができる。
【0005】
【特許文献1】特開2002−230299号公報(段落番号0012〜0036、図1〜図7)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示す従来の表示制御装置におけるシステム構成や上記の特許文献1の技術では、データ受信装置2などの端末装置がインターネット3を介してセンタ側のデータサーバ6へアクセスするときにアクセスエラーが発生した場合は、表示装置8がオインライン情報システムを停止させるための警告情報を表示する。つまり、通常のオンライン情報システムでは、データ受信装置2の起動のタイミングでソケット通信を実行するフロントプロセス11から、通信接続が確立された段階でデータサーバ6から所望のデータを取得するメインプロセス12へと、連続した状態で一連のプロセスが流れて処理が実行されて行く。従って、フロントプロセス11の処理段階でデータサーバ6へのアクセスエラーが発生した場合には、自動的にフロントプロセス11を再起動させて再アクセスすることができないため、表示装置8が警告情報を表示するなどして操作員に再起動の動作を行わせるようなメッセージ表示を行う。
【0007】
これにより、データ受信装置2側の操作員が、表示装置8によって表示された警告情報を確認した後に所定のボタンを押下することにより、該当するオンライン情報システムの動作は終了へと移行する。そのため、操作員が警告情報に気づいて所定のボタンを押下するまでは表示装置8に警告情報が表示され続けるので、その間は他の正常な表示情報を視聴覚的に混乱させるおそれがある。また、ノイズ等の一時的な外的要因でアクセスエラーが発生したと考えられる場合でも、操作員が手動で所定の操作を行ってデータ受信装置2を起動させて再アクセスしなければならない。さらに、アクセスエラーの発生しているオンライン情報システムを復旧させる場合は、オンライン情報システム上で故障に関連する機器が設置されている場所まで出向かなければならないので、保守点検や故障復旧を行うのにかなりの時間を要することもある。このように、従来の表示制御装置では、インターネットへの接続失敗に対して再度の手動操作を行わなければならなかったり、迅速な復旧対応ができないなど、オンライン情報システムの運営面や管理面において使い勝手が良くないなど様々な問題点がある。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、データサーバへのアクセスエラーが発生したときに、操作員がボタンを押下する代わりに、監視機能を有するソフトウェアが、フロントプロセスからの正常又は異常の終了通知に基づいて、一定時間ごとに自動的に再接続処理をリトライするような表示制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の表示制御装置は、情報を配信するデータサーバからインターネットを介して前記情報を受信し、該情報を表示装置に表示させるためのプロセスを実行する表示制御装置であって、自己の起動タイミングで前記インターネットに接続して、TCP/IPによるソケット通信を確立するフロントプロセスを実行するフロントプロセス実行手段と、前記データサーバからの情報の取得動作を行うメインプロセスを実行するメインプロセス実行手段と、前記フロントプロセスと前記メインプロセスとを交互に監視し、該フロントプロセスが前記インターネットへの接続に失敗したとき、所定の時間ごとに前記フロントプロセスを再起動させて前記インターネットへの再接続をリトライさせる監視プロセス実行手段と、前記フロントプロセスによる前記インターネットへの接続が完了したとき、前記データサーバから受信した情報を前記表示装置へ表示させる表示プロセス実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
つまり、本発明によれば、端末のデータ受信装置がインターネットにアクセスしてデータサーバから所望のデータを取得して表示しようとするとき、データ受信装置が備える表示制御装置のソフトウェアがインターネットへのアクセス制御を行うことにより、インターネットへの接続をより確実にすることができる。つまり、表示制御装置の監視プロセスが、起動時にインターネットへの接続動作を行うフロントプロセスとインターネットへの接続後にデータサーバから情報を取得する動作を行うメインプロセスとを交互に監視している。しやがって、フロントプロセスが起動のタイミングでインターネットへの接続を試みて失敗したときは、監視プロセスが一定の時間間隔でフロントプロセスを再起動させてインターネットへの接続をリトライさせる。これによって、何らかの一時的原因でインターネットへの接続に失敗した場合は、操作員が手動操作を行わなくても、フロントプロセスの自動再起動によってインターネットへの接続を成功させることができる。よって、使い勝手のよいオンライン情報システムを構築することができる。
【0011】
また、本発明によれば、アクセスエラーが発生した場合はエラー発生記録を常時ロギングしているため、過去のアクセス障害が時系列に記録されているので、システム障害を調査する上でも有用な表示制御装置を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず、本発明における表示制御装置の概要について説明する。本発明の表示制御装置では、監視機能を備えた監視プロセスが、インターネットを介してソケット通信を確立するフロントプロセスとデータの取得動作を行うメインプロセスとを交互に監視している。そして、データ受信装置の起動のタイミングにおいて、監視プロセスが、フロントプロセスの処理中にデータ受信装置が何らかの要因でインターネットへ接続できないと判断した場合は、一定の時間後に、監視プロセスが自動的にフロントプロセスを再起動してインターネットへの再接続を試みる自動動作を行う。監視プロセスはこのような再接続のリトライを所望の回数だけ、又は永久的に繰り返す。これによってインターネットへの接続に成功した場合は、メインプロセスがデータサーバからデータ取得などの動作を実行し、一連のプロセスを経て表示制御装置が表示装置へ所望のデータを表示させる。
【0013】
以下、図面を用いて、本発明における表示制御装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の表示制御装置を実現するためのオンライン情報システムの全体構成図である。図1において、オンライン情報システムは、データ提供装置1とデータ受信装置2とがインターネット3に接続された構成となっている。データ提供装置1は、所望の情報を電文として配信する回線センタ4と、配信された電文を受信して蓄積すると共に、蓄積された電文をデータ受信装置2へ配信するデータサーバ6と、回線センタ4とデータサーバ6とを通信接続するLANなどのネットワーク5とを備えている。また、データ受信装置2は、インターネット3に接続されて端末側機器のインタフェースとなる複数のモデム/ルータ7a,7b…7nと、データサーバから受信した情報を表示する複数の表示装置8a,8b…8nと、インターネット3を介してデータサーバ6から情報を取得し、各表示装置8a,8b…8nに対して受信した情報の表示を行わせるための制御プロセスを実行するソフトウェアを備える複数の表示制御装置9a,9b…9nとを備えている。通常、1台のデータサーバ6に対して表示装置8a,8b…8nは最大50台まで接続することができるので、対応するモデム/ルータ7a,7b…7nと表示制御装置9a,9b…9nも表示装置8a,8b…8nと同じ台数を接続することができる。
【0014】
次に、図1のように構成されたオンライン情報システムの動作について説明する。データ提供装置1側では、回線センタ1からネットワーク5を介して所望の情報が電文でデータサーバ6へ配信されると、データサーバ6はこれらの情報を一時蓄積した後、インターネット3を介してデータ受信装置2へ配信する。データ受信装置2側では、受信した情報を、複数のモデム/ルータ7a,7b…7nを介して対応する複数の表示装置8a,8b…8nへ配信して表示させる。このとき、それぞれの表示装置8a,8b…8nに対応する表示制御装置9a,9b…9nが、所定の制御プロセスを実行するソフトウェアに従って各表示装置8a,8b…8nをインターネット3へ接続制御する。例えば、表示装置8aの系統がインターネット3への接続に失敗したときは、表示制御装置9aが一定の時間ごとに自動的に接続動作をリトライしてその系統の接続成功を試みる。他の表示装置の系統についても同様な自動再接続動作が行われる。このようにして、それぞれの表示装置8a,8b…8nはデータサーバ6から配信された情報を表示することができる。
【0015】
次に、本発明の特徴である表示制御装置のソフトウェア構成及び動作について詳細に説明する。図2は、図1に示すオンライン情報システムにおける本発明の表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。つまり、図2は、図1におけるデータサーバ6とデータ受信装置2の中の任意の1系統の表示装置の接続系統を抽出し、表示制御装置のソフトウェア構成を詳細に示したものである。
【0016】
図2において、データ受信側のデータ受信装置2は、インターネット3を介してデータ送信側のデータサーバ6と接続されている。また、データ受信装置2は、表示装置8とこの表示装置8の表示状態の制御を行う表示制御装置9とを備えている。表示制御装置9は、インターネットを介してTCP/IPによって相互通信を行いソケット通信を確立するフロントプロセス11と、データサーバ6からデータを取得するなど主要な動作を行うメインプロセス12と、起動時にはフロントプロセス11を監視対象とし、システム起動後はメインプロセス12を監視対象として、必要に応じてフロントプロセスを再起動させる監視プロセス10と、インターネット3への接続状態の管理を行うネットワーク管理プロセス13と、受信パケットのデータが所定の順序で受信されているかどうかをチェックするデータ管理プロセス14と、受信されたデータを格納するメモリ15と、メモリ15に格納されているデータを逐次表示装置8へ表示させる表示プロセス16とによって構成されている。尚、メモリ15を除く各プロセスはソフトウェアのプログラムによって実現することができる。
【0017】
つまり、本発明の表示制御装置9は、従来の表示制御装置9’に対して、データ受信装置2の起動の際はフロントプロセス11を監視対象とし、オンライン情報システムの起動後はメインプロセス12を監視対象として、データ受信装置2がデータサーバ6へのアクセスに失敗した場合には、フロントプロセス11を再起動させる機能を有する監視プロセス10が付加された構成となっている。
【0018】
次に、表示制御装置9の動作について概略的に説明する。データ受信装置2がインターネット3を介してデータサーバ6に接続して所望のデータを取得するとき、データ受信装置2側の表示制御装置9は、フロントプロセス11によって、データ受信装置2の起動のタイミングでインターネット3を介してTCP/IPによるソケット通信を行う。そして、通信接続が確立された段階で、ネットワーク管理プロセス13によってインターネット3への接続状態の管理を行いながら、メインプロセス12がデータサーバ6から所望のデータを取得する。さらに、データ管理プロセス14によってパケットのデータが所定の順序で受信されているかどうかのチェックが行われた後、データ受信装置2に受信されたデータはメモリ15に格納される。そして、メモリ15内のデータは、逐次、表示プロセス16によって表示装置8へ表示される。このような正常時の一連の動作は前述の従来技術と変らない。
【0019】
本発明の表示制御装置9では、監視プロセス10が、データ受信装置2の起動時はフロントプロセス11を監視し、起動後はメインプロセス12を監視するというように、フロントプロセス11とメインプロセス12とを相互に監視している。そして、データ受信装置2がデータサーバ6へのアクセスに失敗した場合は、フロントプロセス11からのプロセス終了通知に基づいて、監視プロセス10がフロントプロセス11を再起動させる動作を一定時間ごとに繰り返す。この場合、任意の設定によって、所定の回数だけ再起動動作を繰り返すことができるし、無限に繰り返すこともできる。これによって、データサーバ6へのアクセスに成功した場合は、前述の各プロセスによってデータサーバ6からデータを受信して表示装置8へ表示させる。
【0020】
次に、表示制御装置9の監視機能シーケンスに基づいてデータサーバと各プロセスとの間の動作の流れを詳細に説明する。図3は、図2に示す監視制御装置の動作の流れを示す監視機能シーケンス図である。図3において、まず、操作員が端末機器であるデータ受信装置2を起動すると(ステップS1)、フロントプロセス11がデータサーバ6へのアクセスをトライし(ステップS2)、データサーバからアクセスに失敗した旨の情報を示すNGの応答を受信する(ステップS3)。これによって、フロントプロセス11はすみやかに終了処理へと移行し、終了直前に、監視プロセス10へNGの応答内容を含む終了通知を返却する(ステップS4)。
【0021】
次に、フロントプロセス11からNGの応答を受信した監視プロセス10は、応答内容を調べた結果、応答内容が異常応答(つまり、NG)の場合は、応答受信時刻と、データサーバ6にアクセスした際のTCP/IPエラーコードをファイルに時間順に記録し(以下、このような記録動作をエラーロギングという)、監視プロセス10の中で30秒間のタイマを起動する(ステップS5)。そして、30秒が経過した後に、監視プロセス10は再びフロントプロセス11を起動させる(ステップS6)。なお、フロントプロセス11を再起動させる時間は30秒に限ることはなく、所望の時間に設定することができる。
【0022】
これによって、フロントプロセス11が再びデータサーバ6へのアクセスをトライし(ステップS7)、データサーバから再度NGの応答を受信すると(ステップS8)、フロントプロセス11は、終了処理へ移行する直前に監視プロセス10へ再びNGの応答内容を含む終了通知を返却する(ステップS9)。監視プロセス10は、NGの応答に基づいてエラーロギングと30秒タイマの起動を行う(ステップS10)。以下、前述と同様のステップで、監視プロセス10は、フロントプロセス11によるデータサーバ6へのアクセストライを無限に繰り返す。なお、あらかじめ設定した所定の回数だけデータサーバ6へのアクセストライを繰り返すようにすることもできる。
【0023】
ここで、エラーロギングと30秒タイマの起動が行われて(ステップS11)、監視プロセス10がフロントプロセス11を起動し(ステップS12)、フロントプロセス11がデータサーバ6へアクセスしたとき(ステップ13)、アクセスに成功してフロントプロセス11がOKの応答を受信した場合は(ステップS14)、フロントプロセス11から監視プロセス10へOKの応答内容を含む終了通知が返却される(ステップS15)。このようにして、データサーバ6へのアクセスに成功した後は、監視プロセス10は、フロントプロセス11の監視を中止してメインプロセス12を監視対象として60秒間隔でメインプロセス12の存在を確認する。
【0024】
つまり、データサーバ6へのアクセスに成功して、監視プロセス10がフロントプロセス11からOKの応答内容を受けると、監視プロセス10はメインプロセス12を監視対象として起動する(ステップS16)。ここで、何らかの要因でメインプロセス12がダウンし、監視プロセス10が60秒監視のタイミングでメインプロセス12がない旨のNGの応答を受信した場合は(ステップS17)、監視プロセス10は、監視対象を再びフロントプロセス11に切り替え、前述のステップS1以降のようなフロントプロセス11の起動処理へ移行する。尚、監視プロセス10がメインプロセス12を監視する時間は60秒に限ることはなく、所望の時間に設定することができる。
【0025】
次に、メインプロセス12が存在する場合について説明する。前述のステップS17までのプロセスの後、フロントプロセス11のエラーアクセスによって監視プロセス10がエラーロギングと30秒タイマの起動を行った場合(ステップS18)、監視プロセス10はフロントプロセス11を起動して(ステップS19)、フロントプロセス11からデータサーバ6へのアクセスを行う(ステップ20)。このとき、アクセスに成功してフロントプロセス11がOKの応答を受信して(ステップS21)、監視プロセス10へOKの応答内容を含む終了通知を返却すると(ステップS22)、監視プロセス10はメインプロセス12を監視対象として起動する(ステップS23)。
【0026】
ここで、メインプロセス12が正常に動作した場合は、メインプロセス12から監視プロセス10へOKの応答が返却される(ステップS24)。さらに、監視プロセス10は60秒監視のタイミングでメインプロセス12の監視を継続し(ステップS25)、メインプロセス12が正常に動作していれば、その都度メインプロセス12から監視プロセス10へOKの応答が返却される。このような監視によってメインプロセス12による一連の処理が終了すると、正常に処理が終了した旨を示すOKの終了通知がメインプロセス12から監視プロセス10へ返却される(ステップS26)。メインプロセス12による一連の処理が終了した後は、監視プロセス10は再び監視対象をフロントプロセス11へ切り替え、図のAへの移行に示すように、ステップS6に戻って、監視プロセス10は再びフロントプロセス11を起動させ、以降は前述と同様なステップを繰り返す。このようにして、データサーバ6へのアクセスエラーが発生した場合でも、人手を介さずに監視プロセス10によるソフトウェアによって自動的に再接続を試みることができる。
【0027】
次に、監視プロセスが行う処理の流れをフローチャートによって説明する。図4は、図2に示す本発明の表示制御装置において監視プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートでは、監視プロセス10が10分タイマのカウント値に基づいてフロントプロセス11の起動後に行う処理の流れと、30秒タイマに基づくアクセスのリトライ動作について説明する。一般に、データ受信装置2がインターネット3を介してデータサーバ6にアクセスするとき、いくら待ってもデータサーバ6から応答通知が来ないこともある。このような場合は、フロントプロセス11は永遠に応答待ちの状態に陥り、結果として、システムダウンと同様の状態となってしまう。
【0028】
そこで、本発明の表示制御装置では、このような状態を回避するために、フロントプロセス11のデータサーバ6からの応答待ち時間を10分とシステム定義し、10分が経過してもデータサーバ6から応答ない場合は、表示制御装置9をリブート(OSの再起動)し、OSが再起動した後に、再度、データサーバ6にアクセスする。このように、応答待ち時間の歯止めとしての10分間タイマを用意する。さらに、フロントプロセス11がデータサーバ6にアクセスした結果、アクセスエラーの応答があった場合には、30秒タイマによってアクセスのリトライを繰り返す処理を行う。
【0029】
以下、図4のフローチャートに従って表示制御装置における応答待ちの処理とアクセスのリトライ処理の流れを詳細に説明する。まず、監視プロセス10がフロントプロセス11を起動してデータサーバ6へのアクセスを行うと同時に(ステップS31)、監視プロセス10は10分間タイマを起動させる(ステップS32)。そして、監視プロセス10は、データサーバ6からの応答待ち時間が10分を経過したか否かを判定し(ステップS33)、応答待ち時間が10分を経過していれば(ステップS33でYesの場合)、データ受信装置2のアクセス動作は異常であると判断して、データ受信装置2をリブートする(ステップS34)。
【0030】
一方、ステップS33で、データサーバ6からの応答待ち時間が10分を経過していなければ(ステップS33でNoの場合)、監視プロセス10は、フロントプロセス11より起動応答の通知を取得し、この起動応答が正常応答であるか否かを判定する(ステップS35)。ここで、監視プロセス10が取得した応答が正常応答である場合は(ステップS35でYesの場合)、10分間タイマを停止させ(ステップS36)、データサーバ6からデータを受け取り表示装置8へ表示させて終了する。
【0031】
また、ステップS35で、監視プロセス10がフロントプロセス11から受け取った起動応答が正常応答ではない(つまり、異常応答である)場合も(ステップS35でNoの場合)、10分間タイマを停止させる(ステップS37)。そして、監視プロセス10は30秒タイマを起動させ(ステップS38)、その後、30秒が経過したか否かを判定する(ステップS39)。ここで、30秒が経過すれば(ステップS39でYesの場合)、ステップS31へ戻って、フロントプロセス11を再び起動させてデータサーバ6へのアクセスをリトライする。
【0032】
一方、ステップS39で30秒が経過していなければ(ステップS39でNoの場合)、30秒が経過するのを待つ。そして、監視プロセス10はメインプロセス12から起動応答を受け取ると全てのタイマを停止させる(ステップS40)。この時点で、監視タイマ10は、監視対象をフロントプロセス11からメインプロセス12に切り替え、メインプロセス12を定期的に監視するための60秒タイマを起動させる(ステップS41)。そして、60秒が経過したか否かを判断しながら(ステップS42)、60秒が経過した段階で(ステップS42でYesの場合)、メインプロセス12があるか否かを判定し(ステップS43)、メインプロセス12があれば(ステップS43でYesの場合)、監視プロセス10はメインプロセス12を定期的に監視する(ステップS44)。一方、ステップS43でメインプロセス12がなければ(ステップS43でNoの場合)、監視プロセス10は監視対象をフロントプロセス11に切り替え、ステップS31に戻って、前述と同様にフロントプロセス11の起動を開始し、以下、前述と同様のステップで処置を行う。
【0033】
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。本発明の表示制御装置は、株式情報などの金融データに限らず、データ受信装置がデータサーバにアクセスしてあらゆる情報を取得しようとするとき、アクセスに失敗した場合は自動的にアクセスをリトライすることができる。これによって、過度的な原因で一時的にインターネットのアクセスに失敗した場合は次のトライで自動的にアクセスを成功させ、データサーバから所望の情報を取得して表示装置に表示させることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の表示制御装置によれば、監視機能を有するソフトウェアである監視プロセスが、データ受信装置の起動時にソケット通信を確立するフロントプロセスとデータ取得動作を行うメインプロセスとを交互に監視している。これによって、インターネットへの接続に失敗した場合は、監視プロセスが一定時間ごとにフロントプロセスを再起動してインターネットへの再接続を試みる。例えば、障害などが発生してオンライン情報システムのアクセスがダウンした場合でも、操作員が介在することなく、自動的に端末側のデータ受信装置をインターネットへ再接続させるようにリトライすることができる。これによって、システムの管理、運用面において操作員の負担が軽減して使い勝手のよいオンライン情報システムを構築することができる。また、アクセスエラーが発生した場合はエラー発生記録を常時ロギングしているため、過去のアクセス障害が時系列に記録されているので、システム障害を調査する上でも有用な表示制御装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示制御装置を実現するためのオンライン情報システムの全体構成図である。
【図2】図1に示すオンライン情報システムにおける本発明の表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す監視制御装置の動作の流れを示す監視機能シーケンス図である。
【図4】図2に示す本発明の表示制御装置において監視プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】従来のオンライン情報システムにおける表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ提供装置、2 データ受信装置、3 インターネット、4 回線センタ、5 ネットワーク、6 データサーバ、7a,7b〜7n モデム/ルータ、8,8a,8b〜8n 表示装置、9,9’,9a,9b〜9n 表示制御装置、10 監視プロセス、11 フロントプロセス、12 メインプロセス、13 ネットワーク管理プロセス、14 データ管理プロセス、15 メモリ、16 表示プロセス。
【発明の属する技術分野】
本発明は、所望の情報を表示する表示装置の表示状態を制御する表示制御装置に関するものであり、特に、インターネットを介して取得した情報を表示する表示装置とこれらの情報を配信するデータサーバとを自動的に再接続するリトライ機能を備えた表示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、端末機器をインターネットに接続する際、種々の原因でインターネットに接続ができない場合もある。そのような場合は、端末機器のユーザが手動でインターネットへの再接続を試みている。例えば、証券会社の支店などで表示装置に株式情報などの金融データを表示しようとする場合、インターネットへの接続に失敗したときは営業員などが手動で再接続を試み、接続に成功した場合には、インターネットを通して所望の金融データを取得して表示装置に表示している。図5は、従来のオンライン情報システムにおける表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。図5において、データ送信側のデータサーバ6とデータ受信側のデータ受信装置2とがインターネット3を介して接続されている。また、データ受信装置2は表示装置8とこの表示装置8の表示状態の制御を行う表示制御装置9’とを備えている。表示制御装置9’は、フロントプロセス11、メインプロセス12、ネットワーク管理プロセス13、データ管理プロセス14、及び表示プロセス16からなるソフトウェアとメモリ15とによって構成されている。
【0003】
図5において、データ受信装置2が、インターネット3を介してデータサーバ6に接続して所望のデータを取得しようとするとき、データ受信装置2側の表示制御装置9’は、フロントプロセス11によって、データ受信装置2の起動のタイミングでインターネット3を介してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によるソケット通信を行う。そして、通信接続が確立された段階で、ネットワーク管理プロセス13によってインターネット3への接続状態の管理を行いながら、メインプロセス12が、データサーバ6から所望のデータを取得するなど主要なデータ取得機能に係わる動作を行う。さらに、データ管理プロセス14によってパケットのデータが所定の順序で受信されているかどうかのチェックが行われた後、データ受信装置2に受信されたデータはメモリ15に格納される。そして、メモリ15内のデータは、逐次、表示プロセス16によって表示装置8へ表示される。
【0004】
このように、オンラインによって情報を取得するオインライン情報システムは、例えば、同一出願人による下記の特許文献1などに報告されている。特許文献1の技術は、端末装置のエージェントが、所定のプログラムに従ってセンタ側の各種のデータサーバにアクセスしてゆくことにより、端末装置が所望の情報を取得できるように構成されたものである。例えば、端末装置のエージェントが、センタ側の認証サーバにアクセスして顧客の認証プログラムを実行して認証情報を取得し、さらに、売買サーバにアクセスして株売買を実行するなど、エージェントが順次に各データサーバにアクセスして所望の処理を実行させれば、端末装置は所望の株情報を取得して株取引を行うことができる。
【0005】
【特許文献1】特開2002−230299号公報(段落番号0012〜0036、図1〜図7)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示す従来の表示制御装置におけるシステム構成や上記の特許文献1の技術では、データ受信装置2などの端末装置がインターネット3を介してセンタ側のデータサーバ6へアクセスするときにアクセスエラーが発生した場合は、表示装置8がオインライン情報システムを停止させるための警告情報を表示する。つまり、通常のオンライン情報システムでは、データ受信装置2の起動のタイミングでソケット通信を実行するフロントプロセス11から、通信接続が確立された段階でデータサーバ6から所望のデータを取得するメインプロセス12へと、連続した状態で一連のプロセスが流れて処理が実行されて行く。従って、フロントプロセス11の処理段階でデータサーバ6へのアクセスエラーが発生した場合には、自動的にフロントプロセス11を再起動させて再アクセスすることができないため、表示装置8が警告情報を表示するなどして操作員に再起動の動作を行わせるようなメッセージ表示を行う。
【0007】
これにより、データ受信装置2側の操作員が、表示装置8によって表示された警告情報を確認した後に所定のボタンを押下することにより、該当するオンライン情報システムの動作は終了へと移行する。そのため、操作員が警告情報に気づいて所定のボタンを押下するまでは表示装置8に警告情報が表示され続けるので、その間は他の正常な表示情報を視聴覚的に混乱させるおそれがある。また、ノイズ等の一時的な外的要因でアクセスエラーが発生したと考えられる場合でも、操作員が手動で所定の操作を行ってデータ受信装置2を起動させて再アクセスしなければならない。さらに、アクセスエラーの発生しているオンライン情報システムを復旧させる場合は、オンライン情報システム上で故障に関連する機器が設置されている場所まで出向かなければならないので、保守点検や故障復旧を行うのにかなりの時間を要することもある。このように、従来の表示制御装置では、インターネットへの接続失敗に対して再度の手動操作を行わなければならなかったり、迅速な復旧対応ができないなど、オンライン情報システムの運営面や管理面において使い勝手が良くないなど様々な問題点がある。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、データサーバへのアクセスエラーが発生したときに、操作員がボタンを押下する代わりに、監視機能を有するソフトウェアが、フロントプロセスからの正常又は異常の終了通知に基づいて、一定時間ごとに自動的に再接続処理をリトライするような表示制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の表示制御装置は、情報を配信するデータサーバからインターネットを介して前記情報を受信し、該情報を表示装置に表示させるためのプロセスを実行する表示制御装置であって、自己の起動タイミングで前記インターネットに接続して、TCP/IPによるソケット通信を確立するフロントプロセスを実行するフロントプロセス実行手段と、前記データサーバからの情報の取得動作を行うメインプロセスを実行するメインプロセス実行手段と、前記フロントプロセスと前記メインプロセスとを交互に監視し、該フロントプロセスが前記インターネットへの接続に失敗したとき、所定の時間ごとに前記フロントプロセスを再起動させて前記インターネットへの再接続をリトライさせる監視プロセス実行手段と、前記フロントプロセスによる前記インターネットへの接続が完了したとき、前記データサーバから受信した情報を前記表示装置へ表示させる表示プロセス実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
つまり、本発明によれば、端末のデータ受信装置がインターネットにアクセスしてデータサーバから所望のデータを取得して表示しようとするとき、データ受信装置が備える表示制御装置のソフトウェアがインターネットへのアクセス制御を行うことにより、インターネットへの接続をより確実にすることができる。つまり、表示制御装置の監視プロセスが、起動時にインターネットへの接続動作を行うフロントプロセスとインターネットへの接続後にデータサーバから情報を取得する動作を行うメインプロセスとを交互に監視している。しやがって、フロントプロセスが起動のタイミングでインターネットへの接続を試みて失敗したときは、監視プロセスが一定の時間間隔でフロントプロセスを再起動させてインターネットへの接続をリトライさせる。これによって、何らかの一時的原因でインターネットへの接続に失敗した場合は、操作員が手動操作を行わなくても、フロントプロセスの自動再起動によってインターネットへの接続を成功させることができる。よって、使い勝手のよいオンライン情報システムを構築することができる。
【0011】
また、本発明によれば、アクセスエラーが発生した場合はエラー発生記録を常時ロギングしているため、過去のアクセス障害が時系列に記録されているので、システム障害を調査する上でも有用な表示制御装置を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず、本発明における表示制御装置の概要について説明する。本発明の表示制御装置では、監視機能を備えた監視プロセスが、インターネットを介してソケット通信を確立するフロントプロセスとデータの取得動作を行うメインプロセスとを交互に監視している。そして、データ受信装置の起動のタイミングにおいて、監視プロセスが、フロントプロセスの処理中にデータ受信装置が何らかの要因でインターネットへ接続できないと判断した場合は、一定の時間後に、監視プロセスが自動的にフロントプロセスを再起動してインターネットへの再接続を試みる自動動作を行う。監視プロセスはこのような再接続のリトライを所望の回数だけ、又は永久的に繰り返す。これによってインターネットへの接続に成功した場合は、メインプロセスがデータサーバからデータ取得などの動作を実行し、一連のプロセスを経て表示制御装置が表示装置へ所望のデータを表示させる。
【0013】
以下、図面を用いて、本発明における表示制御装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の表示制御装置を実現するためのオンライン情報システムの全体構成図である。図1において、オンライン情報システムは、データ提供装置1とデータ受信装置2とがインターネット3に接続された構成となっている。データ提供装置1は、所望の情報を電文として配信する回線センタ4と、配信された電文を受信して蓄積すると共に、蓄積された電文をデータ受信装置2へ配信するデータサーバ6と、回線センタ4とデータサーバ6とを通信接続するLANなどのネットワーク5とを備えている。また、データ受信装置2は、インターネット3に接続されて端末側機器のインタフェースとなる複数のモデム/ルータ7a,7b…7nと、データサーバから受信した情報を表示する複数の表示装置8a,8b…8nと、インターネット3を介してデータサーバ6から情報を取得し、各表示装置8a,8b…8nに対して受信した情報の表示を行わせるための制御プロセスを実行するソフトウェアを備える複数の表示制御装置9a,9b…9nとを備えている。通常、1台のデータサーバ6に対して表示装置8a,8b…8nは最大50台まで接続することができるので、対応するモデム/ルータ7a,7b…7nと表示制御装置9a,9b…9nも表示装置8a,8b…8nと同じ台数を接続することができる。
【0014】
次に、図1のように構成されたオンライン情報システムの動作について説明する。データ提供装置1側では、回線センタ1からネットワーク5を介して所望の情報が電文でデータサーバ6へ配信されると、データサーバ6はこれらの情報を一時蓄積した後、インターネット3を介してデータ受信装置2へ配信する。データ受信装置2側では、受信した情報を、複数のモデム/ルータ7a,7b…7nを介して対応する複数の表示装置8a,8b…8nへ配信して表示させる。このとき、それぞれの表示装置8a,8b…8nに対応する表示制御装置9a,9b…9nが、所定の制御プロセスを実行するソフトウェアに従って各表示装置8a,8b…8nをインターネット3へ接続制御する。例えば、表示装置8aの系統がインターネット3への接続に失敗したときは、表示制御装置9aが一定の時間ごとに自動的に接続動作をリトライしてその系統の接続成功を試みる。他の表示装置の系統についても同様な自動再接続動作が行われる。このようにして、それぞれの表示装置8a,8b…8nはデータサーバ6から配信された情報を表示することができる。
【0015】
次に、本発明の特徴である表示制御装置のソフトウェア構成及び動作について詳細に説明する。図2は、図1に示すオンライン情報システムにおける本発明の表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。つまり、図2は、図1におけるデータサーバ6とデータ受信装置2の中の任意の1系統の表示装置の接続系統を抽出し、表示制御装置のソフトウェア構成を詳細に示したものである。
【0016】
図2において、データ受信側のデータ受信装置2は、インターネット3を介してデータ送信側のデータサーバ6と接続されている。また、データ受信装置2は、表示装置8とこの表示装置8の表示状態の制御を行う表示制御装置9とを備えている。表示制御装置9は、インターネットを介してTCP/IPによって相互通信を行いソケット通信を確立するフロントプロセス11と、データサーバ6からデータを取得するなど主要な動作を行うメインプロセス12と、起動時にはフロントプロセス11を監視対象とし、システム起動後はメインプロセス12を監視対象として、必要に応じてフロントプロセスを再起動させる監視プロセス10と、インターネット3への接続状態の管理を行うネットワーク管理プロセス13と、受信パケットのデータが所定の順序で受信されているかどうかをチェックするデータ管理プロセス14と、受信されたデータを格納するメモリ15と、メモリ15に格納されているデータを逐次表示装置8へ表示させる表示プロセス16とによって構成されている。尚、メモリ15を除く各プロセスはソフトウェアのプログラムによって実現することができる。
【0017】
つまり、本発明の表示制御装置9は、従来の表示制御装置9’に対して、データ受信装置2の起動の際はフロントプロセス11を監視対象とし、オンライン情報システムの起動後はメインプロセス12を監視対象として、データ受信装置2がデータサーバ6へのアクセスに失敗した場合には、フロントプロセス11を再起動させる機能を有する監視プロセス10が付加された構成となっている。
【0018】
次に、表示制御装置9の動作について概略的に説明する。データ受信装置2がインターネット3を介してデータサーバ6に接続して所望のデータを取得するとき、データ受信装置2側の表示制御装置9は、フロントプロセス11によって、データ受信装置2の起動のタイミングでインターネット3を介してTCP/IPによるソケット通信を行う。そして、通信接続が確立された段階で、ネットワーク管理プロセス13によってインターネット3への接続状態の管理を行いながら、メインプロセス12がデータサーバ6から所望のデータを取得する。さらに、データ管理プロセス14によってパケットのデータが所定の順序で受信されているかどうかのチェックが行われた後、データ受信装置2に受信されたデータはメモリ15に格納される。そして、メモリ15内のデータは、逐次、表示プロセス16によって表示装置8へ表示される。このような正常時の一連の動作は前述の従来技術と変らない。
【0019】
本発明の表示制御装置9では、監視プロセス10が、データ受信装置2の起動時はフロントプロセス11を監視し、起動後はメインプロセス12を監視するというように、フロントプロセス11とメインプロセス12とを相互に監視している。そして、データ受信装置2がデータサーバ6へのアクセスに失敗した場合は、フロントプロセス11からのプロセス終了通知に基づいて、監視プロセス10がフロントプロセス11を再起動させる動作を一定時間ごとに繰り返す。この場合、任意の設定によって、所定の回数だけ再起動動作を繰り返すことができるし、無限に繰り返すこともできる。これによって、データサーバ6へのアクセスに成功した場合は、前述の各プロセスによってデータサーバ6からデータを受信して表示装置8へ表示させる。
【0020】
次に、表示制御装置9の監視機能シーケンスに基づいてデータサーバと各プロセスとの間の動作の流れを詳細に説明する。図3は、図2に示す監視制御装置の動作の流れを示す監視機能シーケンス図である。図3において、まず、操作員が端末機器であるデータ受信装置2を起動すると(ステップS1)、フロントプロセス11がデータサーバ6へのアクセスをトライし(ステップS2)、データサーバからアクセスに失敗した旨の情報を示すNGの応答を受信する(ステップS3)。これによって、フロントプロセス11はすみやかに終了処理へと移行し、終了直前に、監視プロセス10へNGの応答内容を含む終了通知を返却する(ステップS4)。
【0021】
次に、フロントプロセス11からNGの応答を受信した監視プロセス10は、応答内容を調べた結果、応答内容が異常応答(つまり、NG)の場合は、応答受信時刻と、データサーバ6にアクセスした際のTCP/IPエラーコードをファイルに時間順に記録し(以下、このような記録動作をエラーロギングという)、監視プロセス10の中で30秒間のタイマを起動する(ステップS5)。そして、30秒が経過した後に、監視プロセス10は再びフロントプロセス11を起動させる(ステップS6)。なお、フロントプロセス11を再起動させる時間は30秒に限ることはなく、所望の時間に設定することができる。
【0022】
これによって、フロントプロセス11が再びデータサーバ6へのアクセスをトライし(ステップS7)、データサーバから再度NGの応答を受信すると(ステップS8)、フロントプロセス11は、終了処理へ移行する直前に監視プロセス10へ再びNGの応答内容を含む終了通知を返却する(ステップS9)。監視プロセス10は、NGの応答に基づいてエラーロギングと30秒タイマの起動を行う(ステップS10)。以下、前述と同様のステップで、監視プロセス10は、フロントプロセス11によるデータサーバ6へのアクセストライを無限に繰り返す。なお、あらかじめ設定した所定の回数だけデータサーバ6へのアクセストライを繰り返すようにすることもできる。
【0023】
ここで、エラーロギングと30秒タイマの起動が行われて(ステップS11)、監視プロセス10がフロントプロセス11を起動し(ステップS12)、フロントプロセス11がデータサーバ6へアクセスしたとき(ステップ13)、アクセスに成功してフロントプロセス11がOKの応答を受信した場合は(ステップS14)、フロントプロセス11から監視プロセス10へOKの応答内容を含む終了通知が返却される(ステップS15)。このようにして、データサーバ6へのアクセスに成功した後は、監視プロセス10は、フロントプロセス11の監視を中止してメインプロセス12を監視対象として60秒間隔でメインプロセス12の存在を確認する。
【0024】
つまり、データサーバ6へのアクセスに成功して、監視プロセス10がフロントプロセス11からOKの応答内容を受けると、監視プロセス10はメインプロセス12を監視対象として起動する(ステップS16)。ここで、何らかの要因でメインプロセス12がダウンし、監視プロセス10が60秒監視のタイミングでメインプロセス12がない旨のNGの応答を受信した場合は(ステップS17)、監視プロセス10は、監視対象を再びフロントプロセス11に切り替え、前述のステップS1以降のようなフロントプロセス11の起動処理へ移行する。尚、監視プロセス10がメインプロセス12を監視する時間は60秒に限ることはなく、所望の時間に設定することができる。
【0025】
次に、メインプロセス12が存在する場合について説明する。前述のステップS17までのプロセスの後、フロントプロセス11のエラーアクセスによって監視プロセス10がエラーロギングと30秒タイマの起動を行った場合(ステップS18)、監視プロセス10はフロントプロセス11を起動して(ステップS19)、フロントプロセス11からデータサーバ6へのアクセスを行う(ステップ20)。このとき、アクセスに成功してフロントプロセス11がOKの応答を受信して(ステップS21)、監視プロセス10へOKの応答内容を含む終了通知を返却すると(ステップS22)、監視プロセス10はメインプロセス12を監視対象として起動する(ステップS23)。
【0026】
ここで、メインプロセス12が正常に動作した場合は、メインプロセス12から監視プロセス10へOKの応答が返却される(ステップS24)。さらに、監視プロセス10は60秒監視のタイミングでメインプロセス12の監視を継続し(ステップS25)、メインプロセス12が正常に動作していれば、その都度メインプロセス12から監視プロセス10へOKの応答が返却される。このような監視によってメインプロセス12による一連の処理が終了すると、正常に処理が終了した旨を示すOKの終了通知がメインプロセス12から監視プロセス10へ返却される(ステップS26)。メインプロセス12による一連の処理が終了した後は、監視プロセス10は再び監視対象をフロントプロセス11へ切り替え、図のAへの移行に示すように、ステップS6に戻って、監視プロセス10は再びフロントプロセス11を起動させ、以降は前述と同様なステップを繰り返す。このようにして、データサーバ6へのアクセスエラーが発生した場合でも、人手を介さずに監視プロセス10によるソフトウェアによって自動的に再接続を試みることができる。
【0027】
次に、監視プロセスが行う処理の流れをフローチャートによって説明する。図4は、図2に示す本発明の表示制御装置において監視プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートでは、監視プロセス10が10分タイマのカウント値に基づいてフロントプロセス11の起動後に行う処理の流れと、30秒タイマに基づくアクセスのリトライ動作について説明する。一般に、データ受信装置2がインターネット3を介してデータサーバ6にアクセスするとき、いくら待ってもデータサーバ6から応答通知が来ないこともある。このような場合は、フロントプロセス11は永遠に応答待ちの状態に陥り、結果として、システムダウンと同様の状態となってしまう。
【0028】
そこで、本発明の表示制御装置では、このような状態を回避するために、フロントプロセス11のデータサーバ6からの応答待ち時間を10分とシステム定義し、10分が経過してもデータサーバ6から応答ない場合は、表示制御装置9をリブート(OSの再起動)し、OSが再起動した後に、再度、データサーバ6にアクセスする。このように、応答待ち時間の歯止めとしての10分間タイマを用意する。さらに、フロントプロセス11がデータサーバ6にアクセスした結果、アクセスエラーの応答があった場合には、30秒タイマによってアクセスのリトライを繰り返す処理を行う。
【0029】
以下、図4のフローチャートに従って表示制御装置における応答待ちの処理とアクセスのリトライ処理の流れを詳細に説明する。まず、監視プロセス10がフロントプロセス11を起動してデータサーバ6へのアクセスを行うと同時に(ステップS31)、監視プロセス10は10分間タイマを起動させる(ステップS32)。そして、監視プロセス10は、データサーバ6からの応答待ち時間が10分を経過したか否かを判定し(ステップS33)、応答待ち時間が10分を経過していれば(ステップS33でYesの場合)、データ受信装置2のアクセス動作は異常であると判断して、データ受信装置2をリブートする(ステップS34)。
【0030】
一方、ステップS33で、データサーバ6からの応答待ち時間が10分を経過していなければ(ステップS33でNoの場合)、監視プロセス10は、フロントプロセス11より起動応答の通知を取得し、この起動応答が正常応答であるか否かを判定する(ステップS35)。ここで、監視プロセス10が取得した応答が正常応答である場合は(ステップS35でYesの場合)、10分間タイマを停止させ(ステップS36)、データサーバ6からデータを受け取り表示装置8へ表示させて終了する。
【0031】
また、ステップS35で、監視プロセス10がフロントプロセス11から受け取った起動応答が正常応答ではない(つまり、異常応答である)場合も(ステップS35でNoの場合)、10分間タイマを停止させる(ステップS37)。そして、監視プロセス10は30秒タイマを起動させ(ステップS38)、その後、30秒が経過したか否かを判定する(ステップS39)。ここで、30秒が経過すれば(ステップS39でYesの場合)、ステップS31へ戻って、フロントプロセス11を再び起動させてデータサーバ6へのアクセスをリトライする。
【0032】
一方、ステップS39で30秒が経過していなければ(ステップS39でNoの場合)、30秒が経過するのを待つ。そして、監視プロセス10はメインプロセス12から起動応答を受け取ると全てのタイマを停止させる(ステップS40)。この時点で、監視タイマ10は、監視対象をフロントプロセス11からメインプロセス12に切り替え、メインプロセス12を定期的に監視するための60秒タイマを起動させる(ステップS41)。そして、60秒が経過したか否かを判断しながら(ステップS42)、60秒が経過した段階で(ステップS42でYesの場合)、メインプロセス12があるか否かを判定し(ステップS43)、メインプロセス12があれば(ステップS43でYesの場合)、監視プロセス10はメインプロセス12を定期的に監視する(ステップS44)。一方、ステップS43でメインプロセス12がなければ(ステップS43でNoの場合)、監視プロセス10は監視対象をフロントプロセス11に切り替え、ステップS31に戻って、前述と同様にフロントプロセス11の起動を開始し、以下、前述と同様のステップで処置を行う。
【0033】
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。本発明の表示制御装置は、株式情報などの金融データに限らず、データ受信装置がデータサーバにアクセスしてあらゆる情報を取得しようとするとき、アクセスに失敗した場合は自動的にアクセスをリトライすることができる。これによって、過度的な原因で一時的にインターネットのアクセスに失敗した場合は次のトライで自動的にアクセスを成功させ、データサーバから所望の情報を取得して表示装置に表示させることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の表示制御装置によれば、監視機能を有するソフトウェアである監視プロセスが、データ受信装置の起動時にソケット通信を確立するフロントプロセスとデータ取得動作を行うメインプロセスとを交互に監視している。これによって、インターネットへの接続に失敗した場合は、監視プロセスが一定時間ごとにフロントプロセスを再起動してインターネットへの再接続を試みる。例えば、障害などが発生してオンライン情報システムのアクセスがダウンした場合でも、操作員が介在することなく、自動的に端末側のデータ受信装置をインターネットへ再接続させるようにリトライすることができる。これによって、システムの管理、運用面において操作員の負担が軽減して使い勝手のよいオンライン情報システムを構築することができる。また、アクセスエラーが発生した場合はエラー発生記録を常時ロギングしているため、過去のアクセス障害が時系列に記録されているので、システム障害を調査する上でも有用な表示制御装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示制御装置を実現するためのオンライン情報システムの全体構成図である。
【図2】図1に示すオンライン情報システムにおける本発明の表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す監視制御装置の動作の流れを示す監視機能シーケンス図である。
【図4】図2に示す本発明の表示制御装置において監視プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】従来のオンライン情報システムにおける表示制御装置のソフトウェア全体の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ提供装置、2 データ受信装置、3 インターネット、4 回線センタ、5 ネットワーク、6 データサーバ、7a,7b〜7n モデム/ルータ、8,8a,8b〜8n 表示装置、9,9’,9a,9b〜9n 表示制御装置、10 監視プロセス、11 フロントプロセス、12 メインプロセス、13 ネットワーク管理プロセス、14 データ管理プロセス、15 メモリ、16 表示プロセス。
Claims (1)
- 情報を配信するデータサーバからインターネットを介して前記情報を受信し、該情報を表示装置に表示させるためのプロセスを実行する表示制御装置であって、
自己の起動タイミングで前記インターネットに接続して、TCP/IPによるソケット通信を確立するフロントプロセスを実行するフロントプロセス実行手段と、
前記データサーバからの情報の取得動作を行うメインプロセスを実行するメインプロセス実行手段と、
前記フロントプロセスと前記メインプロセスとを交互に監視し、該フロントプロセスが前記インターネットへの接続に失敗したとき、所定の時間ごとに前記フロントプロセスを再起動させて前記インターネットへの再接続をリトライさせる監視プロセス実行手段と、
前記フロントプロセスによる前記インターネットへの接続が完了したとき、前記データサーバから受信した情報を前記表示装置へ表示させる表示プロセス実行手段と、
を備えたことを特徴とする表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003112304A JP2004317821A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003112304A JP2004317821A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | 表示制御装置 |
Publications (1)
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JP2003112304A Withdrawn JP2004317821A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | 表示制御装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004317821A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012174174A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Nec Biglobe Ltd | アプリログ取得システム、携帯端末、アプリログ取得方法、及びプログラム |
-
2003
- 2003-04-17 JP JP2003112304A patent/JP2004317821A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012174174A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Nec Biglobe Ltd | アプリログ取得システム、携帯端末、アプリログ取得方法、及びプログラム |
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