JP2004317441A - 使用電力測定方法、使用電力測定装置、およびプログラム - Google Patents

使用電力測定方法、使用電力測定装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力系統に接続されている負荷の数よりも少ない数の電力計を用いても、各負荷の使用電力を精度良く測定すること。
【解決手段】本発明の使用電力測定装置20によれば、電力系統の配線構造、電力系統に接続されている各負荷の位置と数、および電力系統に接続されている各電力計16の位置と数に基づいて分類される複数のグループのうちの何れかに各負荷を分類するグループ分類部26と、複数のグループのうちの何れかに分類された負荷の使用電力の測定方法として、各グループ毎に予め定められた測定方法を記憶した測定方法データベース30と、グループ分類部26によって分類されたグループに対応する測定方法を測定方法データベース30から取得し、取得した測定方法に基づいて、対応するグループに分類された負荷の使用電力を計算する使用電力計算部32とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用電力測定方法、使用電力測定装置、およびプログラムに係り、更に詳しくは、電力系統に接続されている各負荷の使用電力を、負荷の数よりも少ない数の電力計を用いて測定する使用電力測定方法、使用電力測定装置、およびプログラム関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電力、ガス、水道、熱等のエネルギー管理を適切に行い、地球環境の保全に努めてゆこうという機運が高まっている。エネルギー管理に係る公知文献としては、例えば下記特許文献1がある。
【0003】
例えば、このような機運の中制定された省エネ法によると、企業等の工場や事業所等で使用される電力の80%が、具体的にどの負荷によってどの程度使用されたのかを把握することが義務づけられている。
【0004】
また、このような省エネ法による要求に関わらず、企業や団体等においても、コスト削減により合理化を達成するためには、具体的な省エネ計画を立案し、それに従ってコスト削減を推進する必要がある。したがって、信頼性のある根拠に基づいて省エネ計画を立案するために、負荷毎の使用電力を把握することが不可欠であることは言うまでもない。負荷毎の使用電力の監視に係る公知文献としては、例えば下記特許文献2がある。
【0005】
負荷毎に使用電力を正確に把握するためには、理論的には、各負荷に対応した電力計を設置し、この電力計の値を読み取るようにすればよい。
【0006】
しかしながら、電力系統は、その一例を図14に示すように、単一の電源10に対して複数のトランス12(例えば、トランス12(#1〜#8))が用いられることによって何重にも分岐した複雑な配線構造をなしており、全ての負荷14(例えば、負荷14(#1〜#15))に対して1対1に対応するように電力計16を設置することはレイアウトの観点からも現実的ではない。また、コスト的にも高くついてしまう。
【0007】
したがって、図14に例示するように、電力系統には負荷14(例えば、負荷14(#1〜#15))の数よりも少ない数の電力計16(例えば、電力計16(#1〜#12))しか備えられていないのが現実である。
【0008】
このように、負荷14の数よりも少ない数の電力計16しか備えられていない電力系統において、各負荷14の使用電力を測定するためには、担当者が、電線の配線構造や、負荷14が接続された位置等を考慮し、更に各電力計16が示している使用電力の値に基づいた補正計算をすることによってなされている。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−356814号公報
【0010】
【特許文献2】
特開2001−83193号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような補正計算は、担当者の手作業で行われているために、担当者の負担が大きいのみならず、抜けや重複による計算ミスが避けられず、時間がかかる割には必ずしも正確な測定結果が得られる訳ではないという問題がある。特に、配線構造が複雑であればあるほどその傾向はより顕著となる。
【0012】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、電力系統に接続されている負荷の数よりも少ない数の電力計を用いても、各負荷の使用電力を精度良く測定することが可能な使用電力測定方法、使用電力測定装置、およびプログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0014】
すなわち、請求項1の発明は、電力系統に接続されている複数の負荷の使用電力を、複数の負荷の数よりも少ない数の電力計を用いて測定する使用電力測定方法であって、先ず、電力系統の配線構造、電力系統に接続されている各負荷の位置と数、および電力系統に接続されている各電力計の位置と数に基づいて分類される複数のグループのうちの何れかに各負荷を分類し、次に、各グループ毎に予め定められた使用電力の測定方法に基づいて、複数のグループのうちの何れかに分類された各負荷の使用電力を測定するようにする。
【0015】
請求項2の発明は、電力系統に接続されている複数の負荷の使用電力を、複数の負荷の数よりも少ない数の電力計を用いて測定する使用電力測定装置であって、電力系統の配線構造、電力系統に接続されている各負荷の位置と数、および電力系統に接続されている各電力計の位置と数に基づいて分類される複数のグループのうちの何れかに各負荷を分類する分類手段と、複数のグループのうちの何れかに分類された負荷の使用電力の測定方法として、各グループ毎に予め定められた測定方法を記憶した記憶手段と、分類手段によって分類されたグループに対応する測定方法を記憶手段から取得する測定方法取得手段と、測定方法取得手段によって取得された測定方法に基づいて、対応するグループに分類された負荷の使用電力を測定する使用電力測定手段とを備える。
【0016】
請求項3の発明は、電力系統に接続されている複数の負荷の使用電力を、複数の負荷の数よりも少ない数の電力計を用いて測定する使用電力測定装置に適用されるプログラムであって、電力系統の配線構造、電力系統に接続されている各負荷の位置と数、および電力系統に接続されている各電力計の位置と数に基づいて分類される複数のグループのうちの何れかに各負荷を分類する分類機能、分類機能によって複数のグループのうちの何れかに分類された負荷の使用電力の測定方法を、各グループ毎に予め定められた測定方法を記憶したデータベースから取得する測定方法取得機能、測定方法取得機能によって取得された測定方法に基づいて、各負荷の使用電力を測定する使用電力測定機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
【0017】
従って、請求項1乃至3の発明においては、以上のような手段を講じることにより、電力系統に接続されている負荷の数よりも少ない数の電力計を用いても、各負荷の使用電力を精度良く測定することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0019】
なお、以下の実施の形態の説明に用いる図中の符号は、図14と同一部分については同一符号を付して示すことにする。
【0020】
本発明の実施の形態を図1から図13を用いて説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施の形態に係る使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【0022】
すなわち、同実施の形態に係る使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置20は、図14に示すように電力系統に接続されている複数の負荷14の使用電力を、負荷14の数よりも少ない数の電力計16を用いて測定する使用電力測定装置である。この装置は、例えば磁気ディスク等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって実現されるものであって、配線構造登録部22と、配線構造データベース24と、グループ分類部26と、電力計データ取得部28と、測定方法データベース30と、使用電力計算部32と、使用電力データベース34と、表示部36とから構成している。
【0023】
配線構造登録部22は、例えば図14に示すような測定対象とする電力系統の配線構造を登録する部位である。そして、登録された配線構造の情報を配線構造データベース24へと出力する。
【0024】
配線構造データベース24は、配線構造登録部22から出力された配線構造の情報を記憶する。
【0025】
グループ分類部26は、配線構造データベース24に記憶された配線構造の情報を取得する。更に、この情報からこの電力系統に接続されている各負荷14の位置と数、およびこの電力系統に接続されている各電力計16の位置と数を把握する。そして、配線構造、各負荷14の位置と数、および各電力計16の位置と数とに基づいて、配線構造を、図2にそのパターンを示すようなグループA、グループB、グループC、グループDからなる4つのグループに分類する。更に、各グループを、図3乃至図6に示すように、その配線構造に基づいて何れかのパターンに細分類し、細分類した結果を使用電力計算部32へと出力する。
【0026】
グループAは、その配線構造パターンの一例をパターンA1に示すように、最下層にある負荷14に接続されている電力計16よりも下層側の部位である。図3に示すように末端値というパターン種別に分類されるグループAの属する配線構造パターンには、図3に示すようにパターンA0乃至A3があり、データ種別欄に示すように全て電力計16の実測値に基づいて負荷14の使用電力を測定することができる。ただし、パターンA0は電力計16よりも下層側には負荷14が存在しない。このようなパターンは使用電力が発生しないために使用電力は測定することなく零と決定される。パターンA1は、負荷14が1つだけ存在する場合である。この場合、単独の電力計16による測定値が負荷14の使用電力となる。パターンA2の各負荷14の使用電力の算出方法については、予め定めておく。
【0027】
グループBは、その配線構造パターンの一例をパターンB1乃至B3に示すように、複数の電力計16によって囲まれた部位である。図4に示すように電力計間値というパターン種別に分類されるグループBの属する配線構造パターンにはパターンB0乃至B5がある。パターンB0は負荷14が存在しない。このようなパターンは使用電力が発生しないために使用電力は測定することなく零と決定される。パターンB1は、トランス12が1つだけ存在する場合である。この場合、単独の電力計16(#1)による測定値がトランス12の使用電力となる。パターンB2は、負荷14が1つだけ存在する場合である。この場合、単独の電力計16(#1)による測定値が負荷14の使用電力となる。パターンB3乃至B5は、負荷14が2個以上、またはトランス12が2個以上存在する場合である。パターンB3乃至B5の各負荷14および各トランス12の使用電力の算出方法については、予め定めておく。
【0028】
グループCは、その配線構造パターンの一例をパターンC1に示すように、最上位にあり、かつ単独の電力計16に接続した部位である。図5に示すように上端値というパターン種別に分類されるグループCの属する配線構造パターンにはパターンC1乃至C6がある。パターンC1は上端に何もない場合である。このようなパターンは使用電力が発生しない使用電力を測定する必要はない。パターンC2は、最上端にトランス12が1つだけ存在する場合である。パターンC3は、最上端に負荷14が1つだけ存在する場合である。パターンC4乃至C6は、負荷14が2個以上、またはトランス12が2個以上存在する場合である。パターンC2乃至C6の各負荷14の使用電力の算出方法については予め定めておく。
【0029】
グループDは、その配線構造パターンの一例をパターンD1に示すように、最上位にあり、かつ複数の電力計16に接続した部位である。図6に示すように上端値というパターン種別に分類されるグループDの属する配線構造パターンにはパターンD1乃至D6がある。パターンD1は上端に何もない場合である。このようなパターンは使用電力が発生しないので使用電力を測定する必要はない。パターンD2は、最上端にトランス12が1つだけ存在する場合である。パターンD3は、最上端に負荷14が1つだけ存在する場合である。パターンD4乃至D6は、負荷14が2個以上、またはトランス12が2個以上存在する場合である。パターンD2乃至D6の各負荷14の使用電力の算出方法については予め定めておく。
【0030】
なお、以下に、代表的なパターンにおける使用電力の算出方法の一例を具体的に説明する。
【0031】
(例1)理想的な条件の場合
まず、理想的な条件の場合について、図7を用いて説明する。図7に示す配線構造パターンはパターンB5に相当する。そして、電力計16(#E1)による使用電力の実測値であるG(E1)が1000W、電力計16(#E2)による使用電力の実測値であるG(E2)が700Wであるとする。この場合、パターン内の使用電力Gは、以下の通り300Wとなる。
パターン内の使用電力G=G(E1)−G(E2)=300W。
【0032】
次に、パターン内の設備である負荷14(#R1〜#R4)およびトランス12(#E1〜#E2)の使用電力の計算方法を以下のように、比例方法、固定方法、分配方法のうちの何れかに割り振る。いま、負荷14(#R1)をエアコン、負荷14(#R2)を室内灯、負荷14(#R3)をファックス、負荷14(#4)を冷蔵庫とした場合、トランス12(#E1〜#E2)を比例方法、ファックス14(#R3)および冷蔵庫14(#R4)を固定方法、エアコン14(#R1)および室内灯14(#R2)を分配方法によってそれぞれ割り振る。
【0033】
更に、トランス12(#T1)の使用電力が電力計16(#E1)の実測値の4%、トランス12(#T2)の使用電力が電力計16(#E2)の実測値の5%、ファックス14(#R3)の使用電力が固定値として15W、冷蔵庫15(#R4)の使用電力が固定値として135W、エアコン14(#R1)の使用割合が80%、室内灯14(#R2)の使用割合が20%であるものとする。
【0034】
このような場合、比例方法に該当する設備、固定方法に該当する設備、分配方法に該当する設備の順に使用電力を計算する。
【0035】
すなわち先ず、比例方法に該当する設備であるトランス12(#T1)の使用電力を使用電力G(E1)の4%である40W、トランス12(#T2)の使用電力を使用電力G(E2)の5%である35Wにそれぞれ決定する。
【0036】
次に、固定方法に該当する設備について使用電力を割り振ることができるか否かをチェックする。いま、パターン内の使用電力は、300W−40W−35Wより225Wとなる。一方、固定方法に該当するファックス14(#R3)と冷蔵庫14(#R4)との合計使用電力は、15W+135W=150Wである。したがって、225W>150Wとなり固定方法に該当する設備への使用電力の割り振りは可能となる。
【0037】
このように固定方法に該当する設備へ使用電力を割り振ることができる場合には、更に分配方法による計算を行う。固定方法に該当する設備へ割振可能な電力は225W−150W=75Wであるので、この電力を使用割合に応じて分配することによって、エアコン14(#R1)の使用電力を75Wの80%である60W、室内灯14(#R2)の使用電力を75Wの20%である15Wにそれぞれ決定する。
【0038】
以上により、使用電力として、トランス12(#T1)は40W、トランス12(#T2)は35W、エアコン14(#R1)は60W、室内灯14(#R2)は15W、ファックス14(#R3)は15W、冷蔵庫14(#R4)は135Wとそれぞれ決定する。
【0039】
(例2)固定値の計算の時点で使用電力が足りない場合
次に、固定値の計算の時点で使用電力が足りない場合について図8を用いて説明する。図8に示すように、この場合の配線パターンもまたパターンB5に相当する。ただし、図7に示す例1では、電力計16(#2)による使用電力の実測値であるG(E2)が700Wであったのに対し、図8では電力計16(#2)による使用電力の実測値であるG(E2)が800Wである点のみが異なる。
【0040】
この場合、パターン内の使用電力Gは、以下の通り200Wとなる。
パターン内の使用電力G=G(E1)−G(E2)=200W。
【0041】
次に、パターン内の設備である負荷14(#R1〜#R4)およびトランス12(#E1〜#E2)の使用電力の計算方法を、(例1)と同様に、トランス12(#E1〜#E2)を比例方法、ファックス14(#R3)および冷蔵庫14(#R4)を固定方法、エアコン14(#R1)および室内灯14(#R2)を分配方法にそれぞれ割り振る。
【0042】
そしてまた、(例1)と同様に、トランス12(#T1)の使用電力が電力計16(#E1)の実測値の4%、トランス12(#T2)の使用電力が電力計16(#E2)の実測値の5%、ファックス14(#R3)の使用電力が固定値として15W、冷蔵庫15(#R4)の使用電力が固定値として135W、エアコン14(#R1)の使用割合が80%、室内灯14(#R2)の使用割合が20%であるものとする。
【0043】
このような場合もまた(例1)と同様に、比例方法に該当する設備、固定方法に該当する設備、分配方法に該当する設備の順に使用電力を計算する。
【0044】
すなわち先ず、比例方法に該当する設備であるトランス12(#T1)の使用電力をG(E1)の4%である40W、トランス12(#T2)の使用電力をG(E2)の5%である45Wにそれぞれ決定する。
【0045】
次に、固定方法に該当する設備について使用電力を割り振ることができるか否かをチェックする。いま、パターンにおける残りの使用電力は、200W−40W−40Wなので120Wとなる。一方、固定方法に該当するファックス14(#R3)と冷蔵庫14(#R4)との合計使用電力は、15W+135W=150Wである。したがって、120W<150Wとなり固定方法に該当する設備への使用電力の割り振りは不可能となる。
【0046】
このように固定方法に該当する設備への使用電力の割り振りが不可能な場合には、以下に示すように残りの使用電力を、固定方法に該当する全ての設備の使用電力で按分して分配する。すなわち、残りの使用電力は120Wである一方、固定方法に該当する設備の合計は15W+135W=150Wであり、うちファックス14(#R3)の割合は10%、冷蔵庫14(#R4)の割合は90%であるので、ファックス14(#R3)の使用電力を12W、冷蔵庫14(#R4)の使用電力を108Wとする。
【0047】
なお、この場合、固定方法に該当する設備によって全ての使用電力を消費しているので、分配方法に該当する設備の使用電力は全て零となる。
【0048】
以上により、使用電力として、トランス12(#T1)は40W、トランス12(#T2)は40W、エアコン14(#R1)は0W、室内灯14(#R2)は0W、ファックス14(#R3)は12W、冷蔵庫14(#R4)は108Wとそれぞれ決定する。
【0049】
(例3)比例値の計算の時点で使用電力が足りない場合
次に、比例値の計算の時点で使用電力が足りない場合について、図9を用いて説明する。図9に示すように、この場合の配線パターンもまたパターンB5に相当する。ただし、図7に示す例1では、電力計16(#2)による使用電力の実測値であるG(E2)が700Wであったのに対し、図9では電力計16(#2)による使用電力の実測値であるG(E2)が900Wである点のみが異なる。
【0050】
この場合、パターン内の使用電力Gは、以下の通り100Wとなる。
パターン内の使用電力G=G(E1)−G(E2)=100W。
【0051】
次に、パターン内の設備である負荷14(#R1〜#R4)およびトランス12(#E1〜#E2)の使用電力の計算方法を、(例1)と同様に、トランス12(#E1〜#E2)を比例方法、ファックス14(#R3)および冷蔵庫14(#R4)を固定方法、エアコン14(#R1)および室内灯14(#R2)を分配方法にそれぞれ割り振る。
【0052】
そして、トランス12(#T1)の使用電力が電力計16(#E1)の実測値の3%、トランス12(#T2)の使用電力が電力計16(#E2)の実測値の10%、ファックス14(#R3)の使用電力が固定値として15W、冷蔵庫15(#R4)の使用電力が固定値として135W、エアコン14(#R1)の使用割合が80%、室内灯14(#R2)の使用割合が20%であるものとする。
【0053】
このような場合もまた(例1)と同様に、比例方法に該当する設備、固定方法に該当する設備、分配方法に該当する設備の順に使用電力を計算する。
【0054】
すなわち先ず、比例方法に該当する設備であるトランス12(#T1)の使用電力をG(E1)の3%である30W、トランス12(#T2)の使用電力をG(E2)の10%である90Wにそれぞれ決定する。
【0055】
このように、(例3)の場合、パターン内の使用電力Gである100Wよりも、トランス12による使用電力の合計値である120Wの方が大きくなってしまう。このような場合には、以下に示すように使用電力Gを、比例方法に該当する全ての設備の使用電力で按分することによって分配する。すなわち、使用電力Gは100Wである一方、比例方法に該当する全ての設備の使用電力は30W+90W=120Wであり、うちトランス12(#T1)による使用電力の割合は25%、トランス12(#T2)による使用電力の割合は75%であるので、トランス12(#T1)の使用電力を25W、トランス12(#T2)の使用電力を75Wとする。
【0056】
なお、この場合、比例方法に該当する設備で全ての使用電力を消費しているので、固定方法に該当する設備の使用電力、および分配方法に該当する設備の使用電力は全て零となる。
【0057】
以上により、使用電力として、トランス12(#T1)は25W、トランス12(#T2)は25W、エアコン14(#R1)は0W、室内灯14(#R2)は0W、ファックス14(#R3)は0W、冷蔵庫14(#R4)は0Wとそれぞれ決定する。
【0058】
(例4)パターン内の使用電力がマイナスになる場合
次に、パターン内の使用電力がマイナスになる場合について、図10を用いて説明する。図10に示すように、この場合の配線パターンもまたパターンB5に相当する。ただし、図7に示す例1では、電力計16(#2)による使用電力の実測値であるG(E2)が700Wであったのに対し、図10では電力計16(#2)による使用電力の実測値であるG(E2)が1100Wであり、パターン内に使用電力の誤差Xを含んでいる点のみが異なる。
【0059】
この場合、パターン内の使用電力Gは、以下の通り−100Wとなる。
パターン内の使用電力G=G(E1)−G(E2)=−100W。
【0060】
この場合、パターン内の使用電力Gは零であるものと見なし、トランス12(#T1)、トランス12(#T2)、エアコン14(#R1)、室内灯14(#R2)、ファックス14(#R3)、冷蔵庫14(#R4)の使用電力は全て0Wと決定する。
【0061】
このように、パターン内の使用電力がマイナスになることは、パターン内に使用電力の誤差Xを含んでいることに他ならない。このようにパターン内に誤差Xを含んでいる場合の誤差の処理方法について以下に説明する。
【0062】
すなわち、電力計16の値としては、その瞬間の電力量をアナログ出力する瞬時値と、一定電力量毎に1回ずつカウントを行ってパルス出力する積算値の2種類がある。
【0063】
瞬時値については、現在の電力計16からの状態を表示するのみで使用電力を集計している訳ではないので、パターン内の使用電力がマイナスになった場合は、誤差値として別表示を行い、マイナスのダイアログ表示を行う。
【0064】
一方、積算値については、各電力計16のパルス出力タイミングによって、マイナス値を表示する事がしばしば発生する。このため、1時間若しくは30分の集計タイミング毎にマイナス値を誤差分として、次の時間に持越しを行う。そして、次の集計時間の中でプラスになった際にその誤差分の清算を行う。但し、1ヵ月毎の集計時にグループ誤差が蓄積されている場合は、誤差の値をそのまま次の月に持ち越すか、あるいは誤差をそれぞれの設備の各々の使用電力に応じた加重配分で割り振るかの何れかの方法を選択することによって誤差の処理を行う。
【0065】
なお、パターン内に誤差Xを含む場合としては、図10に示すようにトランス12や負荷14が存在するパターンに限らず、図11(a)に示すようにトランス12や負荷14が存在しないパターンにもありうる。
【0066】
図11(a)において、電力計16(#E1)による使用電力の実測値であるG(E1)は500W、電力計16(#E2)による使用電力の実測値であるG(E2)は600W、電力計16(#E3)による使用電力の実測値であるG(E3)は200W、電力計16(#E4)による使用電力の実測値であるG(E4)は300W、電力計16(#E5)による使用電力の実測値であるG(E5)は500Wであるものとする。また、1ヶ月の使用電力がG(E1)=500Wh、G(E2)=600Wh、G(E3)=200Wh、G(E4)=300Wh、G(E5)=500Whとする。
【0067】
この場合、パターン内の1ヶ月の使用電力Gは、G(E1)+G(E2)−G(E3)−G(E4)−G(E5)=100Whである。また、パターンから見て正方向の使用電力はG(E3)、G(E4)、G(E5)であることから、このパターンの1ヶ月の使用電力である100Whを、G(E3)、G(E4)、G(E5)に対して以下のように割り振る。
【0068】
すなわち、G(E3)+G(E4)+G(E5)=200Wh+300Wh+500Wh=1000Whであるので、G(E3)の1ヶ月の使用電力は、パターン内の1ヶ月の使用電力である100Whの20%である20Whとする。同様にG(E4)の1ヶ月の使用電力は、パターン内の1ヶ月の使用電力である100Whの30%である30Wh、G(E5)の1ヶ月の使用電力は、パターン内の1ヶ月の使用電力である100Whの50%である50Whとする。
【0069】
更にここで図11(b)に示すように、電力計16(#E3)に割り振られた誤差を更に、電力計16(#E3)の下端側に接続されたファックス14(#R3)および冷蔵庫14(#R4)に割り振る場合について考える。この場合、ファックス14(#R3)および冷蔵庫14(#R4)それぞれの1ヶ月の使用電力を20Wh、180Whとすると、ファックス14(#R3)と冷蔵庫14(#R4)による合計使用電力に対するファックス14(#R3)の使用電力割合は10%、同様に冷蔵庫14(#R4)の使用電力割合は90%であることから、ファックス14(#R3)の誤差補正分は2Wh、冷蔵庫14(#R4)の誤差補正分は18Whとなる。
【0070】
したがって、使用電力に誤差補正分を加算することによって、ファックス14(#R3)および冷蔵庫14(#R4)の誤差加算後の使用電力はそれぞれ22Wh、198Whとする。
【0071】
図12は、図14に示す構成の電力系統を図2に示す何れかのグループに分類し、更に図3乃至図6に示す何れかのパターンに細分類した結果を示す図である。
【0072】
測定方法データベース30は、上述したように各パターン毎に使用電力を求めるための計算式を、各パターンに関連付けて格納している。
【0073】
電力計データ取得部28は、電力系統に接続されている各電力計16によって測定された使用電力の値を取得し、その値を対応する電力計16に関連付けて使用電力計算部32へと出力する。
【0074】
使用電力計算部32は、図12に示すようなグループ分類部26によって分類されたグループおよびパターンの結果を取得する。また、取得したパターンに対応する計算式を測定方法データベース30から取得する。更に、電力計データ取得部28から各電力計16による測定値を取得する。そして、各パターン毎に、対応する計算式に、必要な電力計16による測定値を代入することによって各負荷14(#1〜#15)の使用電力を計算する。
【0075】
例えば、負荷14(#12)はグループAのパターンA1に属する。パターンA1の場合、上流の電力計16による値を該負荷14の使用電力とする計算式が適用されるので、上流の電力計16である電力計16(#10)による測定値を負荷14(#12)の使用電力とする。
【0076】
また、負荷14(#1〜#4)はグループBのパターンB5に属する。パターンB5の場合、既に説明したような方法にて使用電力を計算する。
【0077】
使用電力計算部32は、このようにして各負荷14(#1〜#15)毎に使用電力を計算すると、この計算結果を使用電力データベース34へと出力する。
【0078】
使用電力データベース34は、使用電力計算部32から出力された各負荷14(#1〜#15)毎の使用電力を記憶する。
【0079】
表示部36は、使用電力データベース34に記憶された各負荷14(#1〜#15)毎の使用電力を表示する。
【0080】
次に、以上のように構成した同実施の形態に係る使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置の動作について図13に示すフローチャートを用いて説明する。
【0081】
まず、同実施の形態に係る使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置を用いて、電力系統に接続されている複数の負荷14の使用電力を、負荷14の数よりも少ない数の電力計16を用いて測定する場合には、例えば図14に示すような、測定対象とする電力系統の配線構造の情報を配線構造登録部22に登録する(S1)。
【0082】
配線構造登録部22に登録された配線構造の情報は、配線構造登録部22から配線構造データベース24へと出力され、そこで記憶される(S2)。
【0083】
次に、グループ分類部26によって、配線構造データベース24に記憶された配線構造の情報が取得され、この情報から電力系統に接続されている各負荷14の位置と数、およびこの電力系統に接続されている各電力計16の位置と数が把握される(S3)。
【0084】
そして、配線構造、各負荷14の位置と数、および各電力計16の位置と数とに基づいて、配線構造が、図2にそのパターンを示すようなグループA、グループB、グループC、グループDからなる4つのグループに分類される(S4)。
【0085】
更に、各グループが、図3乃至図6に示すように、その配線構造に基づいて何れかのパターンに細分類される(S5)。図12は、図14に示す電力系統を細分類した結果を示す概念図である。図12に示すように細分類処理された結果は、使用電力計算部32へと出力される。すると使用電力計算部32では、細分類された各パターンに対応する計算式が測定方法データベース30から取得される(S6)。
【0086】
一方、各電力計16による測定値は、電力計データ取得部28によって常時取得されている。このようにして電力計データ取得部28に取得された測定値もまた、使用電力計算部32によって取得される(S7)。
【0087】
そして、ステップS6で取得された各パターン毎の計算式に、ステップS7で取得された測定値のうちの対応する電力計16による測定値が代入される。これによって、各負荷14(#1〜#15)毎の使用電力が計算される(S8)。
【0088】
このように計算された各負荷14(#1〜#15)毎の使用電力は、使用電力計算部32から使用電力データベース34へと出力され、ここで記憶される(S9)。そして、使用電力データベース34に記憶された各負荷14(#1〜#15)毎の使用電力が表示部36から表示される(S10)。
【0089】
なお、本発明の実施の形態に説明した使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置は、記憶媒体に格納したプログラムをコンピュータに読み込ませることで実現させることができる。
【0090】
ここで本発明における記憶媒体としては、磁気ディスク、フロッピー(登録商法)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
【0091】
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が同実施の形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
【0092】
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0093】
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から同実施の形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何らの構成であってもよい。
【0094】
なお、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、同実施の形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
【0095】
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0096】
上述したように、同実施の形態に係る使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置においては、上記のような作用により、同一の電力系統に接続されている負荷14が、配線構造、各負荷14の位置と数、および各電力計16の位置と数とに基づいてパターン分類される。そして、分類されたパターンに対応する計算式に、関連する電力計16による測定値を代入することによって各負荷14の使用電力を計算することができる。
【0097】
このようにして自動的に各負荷14の使用電力を計算できることから、抜け落ちや重複なく、容易にかつ短時間で各負荷14の使用電力を精度良く測定することが可能となる。
【0098】
以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例や、石油・ガス燃料、蒸気、温水等電気以外のエネルギーを計測する際への応用例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電力系統に接続されている負荷の数よりも少ない数の電力計を用いても、各負荷の使用電力を精度良く測定することが可能な使用電力測定方法、使用電力測定装置、およびプログラムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置の構成例を示す機能ブロック図
【図2】配線構造のグループの一覧を示す図
【図3】グループAを細分割してなるパターンの一覧を示す図
【図4】グループBを細分割してなるパターンの一覧を示す図
【図5】グループCを細分割してなるパターンの一覧を示す図
【図6】グループDを細分割してなるパターンの一覧を示す図
【図7】パターンB5の一例を示す配線構造図。
【図8】パターンB5の別の一例を示す配線構造図。
【図9】パターンB5の更に別の一例を示す配線構造図。
【図10】誤差が含まれたパターンB5の配線構造例を示す模式図。
【図11】設備が存在せず、誤差が含まれたパターンの配線構造例を示す模式図。
【図12】図14に示す構成の電力系統をパターンに細分類した結果を示す図
【図13】同実施の形態に係る使用電力測定方法を適用した使用電力測定装置の動作を示すフローチャート
【図14】負荷の数よりも少ない電力計が接続された電力系統の一例を示す配線構造図
【符号の説明】
10…電源、12…トランス、14…負荷、16…電力計、20…使用電力測定装置、22…配線構造登録部、24…配線構造データベース、26…グループ分類部、28…電力計データ取得部、30…測定方法データベース、32…使用電力計算部、34…使用電力データベース、36…表示部

Claims (3)

  1. 電力系統に接続されている複数の負荷の使用電力を、前記複数の負荷の数よりも少ない数の電力計を用いて測定する使用電力測定方法であって、
    前記電力系統の配線構造、前記電力系統に接続されている前記各負荷の位置と数、および前記電力系統に接続されている前記各電力計の位置と数に基づいて分類される複数のグループのうちの何れかに前記各負荷を分類し、
    前記各グループ毎に予め定められた前記使用電力の測定方法に基づいて、前記複数のグループのうちの何れかに分類された各負荷の使用電力を測定するようにした使用電力測定方法。
  2. 電力系統に接続されている複数の負荷の使用電力を、前記複数の負荷の数よりも少ない数の電力計を用いて測定する使用電力測定装置であって、
    前記電力系統の配線構造、前記電力系統に接続されている前記各負荷の位置と数、および前記電力系統に接続されている前記各電力計の位置と数に基づいて分類される複数のグループのうちの何れかに前記各負荷を分類する分類手段と、
    前記複数のグループのうちの何れかに分類された負荷の使用電力の測定方法として、前記各グループ毎に予め定められた測定方法を記憶した記憶手段と、
    前記分類手段によって分類されたグループに対応する測定方法を前記記憶手段から取得する測定方法取得手段と、
    前記測定方法取得手段によって取得された測定方法に基づいて、対応するグループに分類された負荷の使用電力を測定する使用電力測定手段と
    を備えた使用電力測定装置。
  3. 電力系統に接続されている複数の負荷の使用電力を、前記複数の負荷の数よりも少ない数の電力計を用いて測定する使用電力測定装置に適用されるプログラムであって、
    前記電力系統の配線構造、前記電力系統に接続されている前記各負荷の位置と数、および前記電力系統に接続されている前記各電力計の位置と数に基づいて分類される複数のグループのうちの何れかに前記各負荷を分類する分類機能、
    前記分類機能によって複数のグループのうちの何れかに分類された負荷の使用電力の測定方法を、前記各グループ毎に予め定められた測定方法を記憶したデータベースから取得する測定方法取得機能、
    前記測定方法取得機能によって取得された測定方法に基づいて、前記各負荷の使用電力を測定する使用電力測定機能
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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