JP2004317404A - 電子メトロノーム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のメトロノームが同期して同じタイミングで、テンポを光や音で提示することができる電子メトロノームを提供する。
【解決手段】少なくとも基準となるタイミングとテンポとを規定する所定の同期信号を受ける受信手段(送受信部105,アンテナ105a)と、同期信号に基づくタイミングでテンポを提示する提示手段(LED111,音源112,スピーカー113)とを備え、さらには、同期信号を送信する送信手段(送受信部105,アンテナ105a)を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】少なくとも基準となるタイミングとテンポとを規定する所定の同期信号を受ける受信手段(送受信部105,アンテナ105a)と、同期信号に基づくタイミングでテンポを提示する提示手段(LED111,音源112,スピーカー113)とを備え、さらには、同期信号を送信する送信手段(送受信部105,アンテナ105a)を備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メトロノームに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりある振り子式(機械式)のメトロノームの他、現在では各種電子メトロノームの技術が提案されている。
特許文献1に記載の電子メトロノームは、シーケンサから与えられるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データに基づく所定のテンポを、LED(Light−Emitting Diode)の発光により演奏者に提示するものである。
また、特許文献2に記載の電子メトロノームは、その本体を叩いた衝撃の振動を検出し、この検出した信号の周期からメトロノームの放音速度を決定するようにしたものである。
また、特許文献3に記載の電子メトロノームは、スイッチ開閉のテンポ間隔に基づくテンポの設定や、マニュアル操作によるテンポの選択を行えるようにしたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−88977号公報
【特許文献2】
特開2001−141852号公報
【特許文献3】
特公平3−23877号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした従来のメトロノーム(電子メトロノームを含む)は、それぞれが自立してそれぞれに設定されたタイミングでテンポを音や光で提示する。したがって、複数人が合同で練習をする際などに複数のメトロノームを用いた場合、それぞれのメトロノームは、ばらばらのタイミングでテンポを提示するので、1台のメトロノームしか使用できなかった。一方、1台のメトロノームを複数人で使用すると、見えなかったり音が聞こえなかったりして、うまく合わせることができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、複数のメトロノームが同期して同じタイミングで、テンポを光や音で提示することができる電子メトロノームを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電子メトロノームにおいて、少なくとも基準となるタイミングとテンポとを規定する所定の同期信号を受ける受信手段と、前記同期信号に基づくタイミングで前記テンポを提示する提示手段と、を具備することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子メトロノームにおいて、前記同期信号を送信する送信手段を、さらに具備することを特徴としている。また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の電子メトロノームにおいて、前記同期信号が、無線通信により供給されることを特徴としている。
【0007】
請求項1に記載の電子メトロノームは、少なくとも基準となるタイミングとテンポを規定する所定の同期信号を受け、この同期信号に基づくタイミングで前記テンポを提示するので、この電子メトロノームを複数台用いた場合、それぞれが同期して、同じタイミングで同じテンポを提示するようになる。したがって、複数名で合奏する場合など、複数台の電子メトロノームを同時に用いて練習することができる。
また、請求項2に記載の電子メトロノームは、同期信号を送信するこの電子メトロノームを基準として、他の請求項1または請求項2に記載の電子メトロノームを同期させることができる。
また、請求項3に記載の発明では、同期信号が無線通信により供給されるので、有線の場合のように配線をする必要がなく、利便性が良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である電子メトロノームの外観(前面)を示す図である。
【0009】
図1に示すように、本実施形態の電子メトロノーム100は、同図に示す前面パネル120を備えており、演奏者が、前面パネル120上の発光ダイオード群111aの発光の遷移を見ることによって、テンポを知ることができるように構成されている。具体的には、発光ダイオード群111aを構成する各発光ダイオードを順次点灯・消灯させ、発光ダイオードの点灯位置を往復するように移動させることによって、振り子式メトロノームの針の動作を表現し、所定のテンポを演奏者に提示する。ここでは、一端の発光ダイオードの点灯開始から他端の発光ダイオードの点灯開始までの長さが、1拍を打つ長さとなる。そして、1拍分の点灯が終了すると、今度は、復路方向に向かって、同様に順次発光しさらに1拍分のテンポを提示する。さらに、端部の発光ダイオードが発光し1拍を提示すると同時に放音することにより、音によってもテンポを提示することができる。
【0010】
前面パネル120には、各種設定をするためのスイッチ群が設けられている。サウンドON/OFFボタン107aは、上記テンポを提示するための音の放音/消音を設定するためのスイッチである。MODEボタン107bは、1拍の長さを音符の種類によって指定するスイッチである。テンポUP/DOWNボタン107cは、提示するテンポを調整(上げ下げ)するためのスイッチである。BEATボタン107dは、1拍を分割した単位によって強弱を表現するためタイミングであるビートタイミングを示すための基準となる時間間隔を設定するスイッチである。
【0011】
送信ボタン107eは、本電子メトロノーム100を基準のメトロノームとして後述する同期信号を発信させるためのスイッチである。この送信ボタン107eが押されると、送信LED111bが点灯することにより、本電子メトロノーム100が基準のメトロノームであって同期信号の送信中であることを使用者に知らせる。
【0012】
一方、受信ボタン107fは、基準の電子メトロノーム100から発信される同期信号を受信して、この同期信号で規定されるタイミングとテンポで(さらには、この同期信号で規定されるモードおよびビートタイミングで)本電子メトロノーム100を動作させるためのスイッチである。この受信ボタン107fが押されると、受信LED111cが点灯することにより、本電子メトロノーム100が同期中であることを使用者に知らせる。なお、送信ボタン107eと受信ボタン107fは、排他的に設定され、同時には設定されない。チャンネルセレクトボタン107gは、複数有る無線チャンネルの中から1つを選択するためのスイッチである。モニター109は、設定されたモードやビートタイミングやテンポや無線チャンネルのチャンネル番号等を表示するための表示器である。
【0013】
次に、本実施の形態の電子メトロノーム100の電気的構成について、図2を参照し説明する。
同図に示すように、電子メトロノーム100は、バスを介して接続されたCPU(中央演算装置)101、RAM(Random−Access Memory)102、ROM(Read−Only Memory)103、MIDIインターフェース104、送受信部105、アンテナ105a、スイッチインターフェース106、SW(スイッチ)107、モニターインターフェース108、モニター109、LEDインターフェース110、LED111、音源112、スピーカー113を備えて構成されている。
【0014】
CPU101は、ROM103に記憶された制御プログラムに従って、バスを介して接続された各部の制御を行う。RAM102には、CPU101のワークエリアなどが設定される。ROM103には、上記制御プログラムや、テンポを提示する際の音等を音源112に再生させるための波形データなどが格納されている。MIDIインターフェース104は、外部のMIDIシーケンサと接続する場合にそのインターフェース動作を行うものである。
【0015】
送受信部105は、無線通信により、アンテナ105aを介して同期信号の送受信を行う。スイッチインターフェース106は、図1に示した各種ボタンからなるSW107とのインターフェース動作を行うものであり、モニターインターフェース108は、図1および図2に示すモニター109とのインターフェース動作を行うものである。また、LEDインターフェース110は、図1に示した発光ダイオード群111aや、送信LED111b、受信LED111cからなるLED111とのインターフェース動作を行うものである。音源112は、例えばPCM音源等からなり、供給される波形データを再生しスピーカー113に放音させる。
【0016】
このような構成によって、CPU101は、スイッチインターフェース106を介して入力される前述の各種スイッチによる設定情報に基づいて、発光ダイオード群111aの点灯/消灯や、所定の音の放音を制御するが、送信ボタン107eが押され、本電子メトロノーム100が基準のメトロノーム(親機)となる場合には、本電子メトロノーム100に設定されたテンポ、モード(MODE)、ビートタイミング(BEAT)を含む図3に示すフォーマットを有するデータを生成し、これを無線により同期信号として送信させる。なお、図3に一例として示すデータフォーマットには、エラー訂正用のデータを含むが、これは周知の誤り訂正符号のいずれかを用いて設定されるデータである。
【0017】
一方、受信ボタン107fが押され、本電子メトロノーム100が、基準の電子メトロノーム100から同期信号を受ける(子機として動作する)場合には、受信する同期信号に基づき、この信号に含まれる基準の電子メトロノーム100の設定情報(テンポ、モード、ビートタイミング)に基づいて、発光ダイオード群111aの点灯および消灯や、放音を制御できるようになっている。
なお、モードおよびビートタイミングに関しては、子機となる当該電子メトロノーム100のMODEボタン107bまたはBEATボタン107dによりこれらが設定された場合には、その設定が優先され、受信する同期信号に含まれるこれらの設定情報は無視される。
【0018】
さらに、本実施形態では、拍関連情報として、ビートタイミングを通常とは異なる態様で発光(点灯・消灯)することによって表示する。ビートタイミングとは、前述のように1拍を分割した単位によって強弱を表現するためタイミングであり、本実施形態では、1拍を1/4、1/3、1/2に分割した場合のタイミングを示すことができるようになっている。例えば、1/2に分けた場合は、発光ダイオードの点灯位置を6個移動させる毎に通常と異なる態様で点灯・消灯する。このようにすれば、1小節を拍数よりも細かく分割して強弱情報を提示する8ビートや16ビートの曲でも、ビートタイミングを認識できるようになって便利である。本実施形態では、設定されたビートタイミングでない場合は通常のタイミングを示す発光を行い、ビートタイミングの場合はビートタイミングを示す発光(例えば、通常の発光よりも長い時間で発光)を行う。
【0019】
また、本実施形態では、外部シーケンサを利用することもできる。外部シーケンサを利用する場合、電子メトロノーム100は、MIDIインターフェース104を介して入力されたMIDIデータに基づく動作をする。この場合は、接続された外部のシーケンサから入力されるMIDIデータに基づく所定のテンポを演奏者に提示する。
【0020】
上記のように外部シーケンサを利用する場合、具体的には、MIDIデータに含まれるMIDIタイミングクロックに基づいて制御する。MIDIタイミングクロックは、MIDIにおける同期時の基準クロックとなるテンポに従って発生する周期信号であり、4分音符1拍に対応して24回発生するようになっている。ここで、一般的にテンポは1分間あたりの4分音符の数である。従って、テンポが60であれば、MIDIタイミングクロックは、1(秒)/24(回)=約0.04秒間隔で入力される。すなわち、MIDIタイミングクロックは単位時間(1分間)あたり60/(1/24)=1440回(1拍あたりのMIDIタイミングクロックの入力回数の60倍)入力されることになり、本実施形態では発光ダイオード群111aの発光位置が1分間に30回往復する。
【0021】
そして、テンポが変化すれば、単位時間あたりに入力されるMIDIタイミングクロックの数が変化し、このテンポの変化に応じて発光ダイオード群111aの発光周期が変化する。例えば、電子メトロノーム100を、1拍の長さを4分音符と設定して用いる場合には、MIDIタイミングクロックが24回入力される時間(1秒)が1拍分の長さに相当することになる。この場合、MIDIタイミングクロックが2回入力される毎に発光ダイオードの点灯位置を全体の1/12ずつ(発光ダイオード群111aが12個の発光ダイオードで構成される場合は1つずつ)移動させることによって、1拍で1往路(または1復路)分の発光ダイオード群111aの点灯位置を移動させる。
【0022】
次に、このように構成された本実施形態の電子メトロノーム100の動作について、図4,5を参照し説明する。
[親機としての動作]
使用者が、親機となる電子メトロノーム100に対し、テンポ、モード、ビートタイミング、ならびに無線チャンネルを、対応するテンポUP/DOWNボタン107c、MODEボタン107b、BEATボタン107d、チャンネルセレクトボタン107gを用いて設定すると(ステップS101)、モニター109にこれらの設定状態が表示される(ステップS102)。
続いて、使用者により送信ボタン107eが押されると(ステップS103)、送信LED111bを点灯する(ステップS104)。そして、設定された無線チャンネルの受信を行い(ステップS105)、この無線チャンネルで他の無線システムと競合しないか受信チェックを行ってから同期信号の送信許可をする。
【0023】
ここで、無線チャンネルの競合が無く送信許可されたとすると(ステップS106の判断でNOの判定)、本電子メトロノーム100は、上記にて設定された設定値を含む図3に示す前述のフォーマットからなるデータを含む同期信号を送信する(ステップS107)。この状態で複数台の電子メトロノーム100を使っての練習ができるようになる。
なお、設定された無線チャンネルで、他の電波の受信が確認された場合は(ステップS106の判断でYESの判定)、送信LED111bの点滅をするなどしてエラー表示をし送信不可とする(ステップS108)。この場合は、使用者は、無線チャンネルを変更しあらためて同期信号送信の操作をすることになる。
【0024】
[子機としての動作]
はじめに、使用者は、チャンネルセレクトボタン107gで、親機と同じ無線チャンネルに合わせる(ステップS201)。このときの設定は、モニター109に表示される(ステップS202)。
続いて、受信ボタン107fが押されると(ステップS203)、受信LED111cを点灯し(ステップS204)、指定された無線チャンネルの受信を開始する(ステップS205)。このとき指定のチャンネルで同期信号の受信を確認できた場合は(ステップS206の判断でYESの判定)、親機が送信する同期信号を受信する(ステップS207)。一方、受信を確認できないときは(ステップS206の判断でNOの判定)、受信LED111cを点滅させるなどしてエラー表示をする(ステップS208)。
【0025】
親機が送信する同期信号が受信できた場合、本電子メトロノーム100は、同期信号に設定されたテンポ、モード、ビートタイミングで、かつ同期信号に含まれるシンクロデータを受信するタイミングで、テンポの提示を開始する。すなわちこのタイミングで発光ダイオード群111aの一端の発光ダイオードを点灯し、さらにサウンドONの状態ではこのタイミングで所定の音を放音するようにして、動作を開始する。これで発光ダイオード群111aが左右に順に点灯し、親機のそれに同期して動作することになる。同期中は、子機の電子メトロノーム100では、テンポUP/DOWNボタン107cは無効となり、テンポ表示も親機と同じになる。なお、モード、ビートタイミングに関しては、前述のように子機側の操作による設定が優先され、この場合、受信する同期信号の対応する設定は無視される。
なお、上記で説明した各動作フローは一例であり、上記の処理の流れに限定されるものではない。
【0026】
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれる。例えば、上記実施の形態では、基準となる電子メトロノームから同期信号を送信しているが、同期信号を送信する専用の装置を用いるようにしてもよい。また、無線通信として、赤外線通信を利用することもできる。
【0027】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明による電子メトロノームを複数台用いた場合、それぞれが同期して、同じタイミングで同じテンポを提示するようになるので、複数名で合奏する場合など、複数台の電子メトロノームを同時に用いて練習することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、同期信号が無線通信により供給されるので、有線の場合のように配線をする必要がなく、利便性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子メトロノームの外観の一例を示す図である。
【図2】同電子メトロノームの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】同期信号のデータフォーマットの一例である。
【図4】同電子メトロノーム(親機)の動作を説明するフローチャートである。
【図5】同電子メトロノーム(子機)の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100…電子メトロノーム、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…MIDIインターフェース(MIDI I/F)、105…送受信部、105a…アンテナ、106…スイッチインターフェース(SW I/F)、107…SW、107a…サウンドON/OFFボタン、107b…MODEボタン、107c…テンポUP/DOWNボタン、107d…BEATボタン、107e…送信ボタン、107f…受信ボタン、107g…チャンネルセレクトボタン、108…モニターインターフェース(モニターI/F)、109…モニター、110…LEDインターフェース(LED I/F)、111…LED、111a…発光ダイオード群、111b…送信LED、111c…受信LED、112…音源、113…スピーカー、120…前面パネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メトロノームに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりある振り子式(機械式)のメトロノームの他、現在では各種電子メトロノームの技術が提案されている。
特許文献1に記載の電子メトロノームは、シーケンサから与えられるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データに基づく所定のテンポを、LED(Light−Emitting Diode)の発光により演奏者に提示するものである。
また、特許文献2に記載の電子メトロノームは、その本体を叩いた衝撃の振動を検出し、この検出した信号の周期からメトロノームの放音速度を決定するようにしたものである。
また、特許文献3に記載の電子メトロノームは、スイッチ開閉のテンポ間隔に基づくテンポの設定や、マニュアル操作によるテンポの選択を行えるようにしたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−88977号公報
【特許文献2】
特開2001−141852号公報
【特許文献3】
特公平3−23877号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした従来のメトロノーム(電子メトロノームを含む)は、それぞれが自立してそれぞれに設定されたタイミングでテンポを音や光で提示する。したがって、複数人が合同で練習をする際などに複数のメトロノームを用いた場合、それぞれのメトロノームは、ばらばらのタイミングでテンポを提示するので、1台のメトロノームしか使用できなかった。一方、1台のメトロノームを複数人で使用すると、見えなかったり音が聞こえなかったりして、うまく合わせることができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、複数のメトロノームが同期して同じタイミングで、テンポを光や音で提示することができる電子メトロノームを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電子メトロノームにおいて、少なくとも基準となるタイミングとテンポとを規定する所定の同期信号を受ける受信手段と、前記同期信号に基づくタイミングで前記テンポを提示する提示手段と、を具備することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子メトロノームにおいて、前記同期信号を送信する送信手段を、さらに具備することを特徴としている。また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の電子メトロノームにおいて、前記同期信号が、無線通信により供給されることを特徴としている。
【0007】
請求項1に記載の電子メトロノームは、少なくとも基準となるタイミングとテンポを規定する所定の同期信号を受け、この同期信号に基づくタイミングで前記テンポを提示するので、この電子メトロノームを複数台用いた場合、それぞれが同期して、同じタイミングで同じテンポを提示するようになる。したがって、複数名で合奏する場合など、複数台の電子メトロノームを同時に用いて練習することができる。
また、請求項2に記載の電子メトロノームは、同期信号を送信するこの電子メトロノームを基準として、他の請求項1または請求項2に記載の電子メトロノームを同期させることができる。
また、請求項3に記載の発明では、同期信号が無線通信により供給されるので、有線の場合のように配線をする必要がなく、利便性が良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である電子メトロノームの外観(前面)を示す図である。
【0009】
図1に示すように、本実施形態の電子メトロノーム100は、同図に示す前面パネル120を備えており、演奏者が、前面パネル120上の発光ダイオード群111aの発光の遷移を見ることによって、テンポを知ることができるように構成されている。具体的には、発光ダイオード群111aを構成する各発光ダイオードを順次点灯・消灯させ、発光ダイオードの点灯位置を往復するように移動させることによって、振り子式メトロノームの針の動作を表現し、所定のテンポを演奏者に提示する。ここでは、一端の発光ダイオードの点灯開始から他端の発光ダイオードの点灯開始までの長さが、1拍を打つ長さとなる。そして、1拍分の点灯が終了すると、今度は、復路方向に向かって、同様に順次発光しさらに1拍分のテンポを提示する。さらに、端部の発光ダイオードが発光し1拍を提示すると同時に放音することにより、音によってもテンポを提示することができる。
【0010】
前面パネル120には、各種設定をするためのスイッチ群が設けられている。サウンドON/OFFボタン107aは、上記テンポを提示するための音の放音/消音を設定するためのスイッチである。MODEボタン107bは、1拍の長さを音符の種類によって指定するスイッチである。テンポUP/DOWNボタン107cは、提示するテンポを調整(上げ下げ)するためのスイッチである。BEATボタン107dは、1拍を分割した単位によって強弱を表現するためタイミングであるビートタイミングを示すための基準となる時間間隔を設定するスイッチである。
【0011】
送信ボタン107eは、本電子メトロノーム100を基準のメトロノームとして後述する同期信号を発信させるためのスイッチである。この送信ボタン107eが押されると、送信LED111bが点灯することにより、本電子メトロノーム100が基準のメトロノームであって同期信号の送信中であることを使用者に知らせる。
【0012】
一方、受信ボタン107fは、基準の電子メトロノーム100から発信される同期信号を受信して、この同期信号で規定されるタイミングとテンポで(さらには、この同期信号で規定されるモードおよびビートタイミングで)本電子メトロノーム100を動作させるためのスイッチである。この受信ボタン107fが押されると、受信LED111cが点灯することにより、本電子メトロノーム100が同期中であることを使用者に知らせる。なお、送信ボタン107eと受信ボタン107fは、排他的に設定され、同時には設定されない。チャンネルセレクトボタン107gは、複数有る無線チャンネルの中から1つを選択するためのスイッチである。モニター109は、設定されたモードやビートタイミングやテンポや無線チャンネルのチャンネル番号等を表示するための表示器である。
【0013】
次に、本実施の形態の電子メトロノーム100の電気的構成について、図2を参照し説明する。
同図に示すように、電子メトロノーム100は、バスを介して接続されたCPU(中央演算装置)101、RAM(Random−Access Memory)102、ROM(Read−Only Memory)103、MIDIインターフェース104、送受信部105、アンテナ105a、スイッチインターフェース106、SW(スイッチ)107、モニターインターフェース108、モニター109、LEDインターフェース110、LED111、音源112、スピーカー113を備えて構成されている。
【0014】
CPU101は、ROM103に記憶された制御プログラムに従って、バスを介して接続された各部の制御を行う。RAM102には、CPU101のワークエリアなどが設定される。ROM103には、上記制御プログラムや、テンポを提示する際の音等を音源112に再生させるための波形データなどが格納されている。MIDIインターフェース104は、外部のMIDIシーケンサと接続する場合にそのインターフェース動作を行うものである。
【0015】
送受信部105は、無線通信により、アンテナ105aを介して同期信号の送受信を行う。スイッチインターフェース106は、図1に示した各種ボタンからなるSW107とのインターフェース動作を行うものであり、モニターインターフェース108は、図1および図2に示すモニター109とのインターフェース動作を行うものである。また、LEDインターフェース110は、図1に示した発光ダイオード群111aや、送信LED111b、受信LED111cからなるLED111とのインターフェース動作を行うものである。音源112は、例えばPCM音源等からなり、供給される波形データを再生しスピーカー113に放音させる。
【0016】
このような構成によって、CPU101は、スイッチインターフェース106を介して入力される前述の各種スイッチによる設定情報に基づいて、発光ダイオード群111aの点灯/消灯や、所定の音の放音を制御するが、送信ボタン107eが押され、本電子メトロノーム100が基準のメトロノーム(親機)となる場合には、本電子メトロノーム100に設定されたテンポ、モード(MODE)、ビートタイミング(BEAT)を含む図3に示すフォーマットを有するデータを生成し、これを無線により同期信号として送信させる。なお、図3に一例として示すデータフォーマットには、エラー訂正用のデータを含むが、これは周知の誤り訂正符号のいずれかを用いて設定されるデータである。
【0017】
一方、受信ボタン107fが押され、本電子メトロノーム100が、基準の電子メトロノーム100から同期信号を受ける(子機として動作する)場合には、受信する同期信号に基づき、この信号に含まれる基準の電子メトロノーム100の設定情報(テンポ、モード、ビートタイミング)に基づいて、発光ダイオード群111aの点灯および消灯や、放音を制御できるようになっている。
なお、モードおよびビートタイミングに関しては、子機となる当該電子メトロノーム100のMODEボタン107bまたはBEATボタン107dによりこれらが設定された場合には、その設定が優先され、受信する同期信号に含まれるこれらの設定情報は無視される。
【0018】
さらに、本実施形態では、拍関連情報として、ビートタイミングを通常とは異なる態様で発光(点灯・消灯)することによって表示する。ビートタイミングとは、前述のように1拍を分割した単位によって強弱を表現するためタイミングであり、本実施形態では、1拍を1/4、1/3、1/2に分割した場合のタイミングを示すことができるようになっている。例えば、1/2に分けた場合は、発光ダイオードの点灯位置を6個移動させる毎に通常と異なる態様で点灯・消灯する。このようにすれば、1小節を拍数よりも細かく分割して強弱情報を提示する8ビートや16ビートの曲でも、ビートタイミングを認識できるようになって便利である。本実施形態では、設定されたビートタイミングでない場合は通常のタイミングを示す発光を行い、ビートタイミングの場合はビートタイミングを示す発光(例えば、通常の発光よりも長い時間で発光)を行う。
【0019】
また、本実施形態では、外部シーケンサを利用することもできる。外部シーケンサを利用する場合、電子メトロノーム100は、MIDIインターフェース104を介して入力されたMIDIデータに基づく動作をする。この場合は、接続された外部のシーケンサから入力されるMIDIデータに基づく所定のテンポを演奏者に提示する。
【0020】
上記のように外部シーケンサを利用する場合、具体的には、MIDIデータに含まれるMIDIタイミングクロックに基づいて制御する。MIDIタイミングクロックは、MIDIにおける同期時の基準クロックとなるテンポに従って発生する周期信号であり、4分音符1拍に対応して24回発生するようになっている。ここで、一般的にテンポは1分間あたりの4分音符の数である。従って、テンポが60であれば、MIDIタイミングクロックは、1(秒)/24(回)=約0.04秒間隔で入力される。すなわち、MIDIタイミングクロックは単位時間(1分間)あたり60/(1/24)=1440回(1拍あたりのMIDIタイミングクロックの入力回数の60倍)入力されることになり、本実施形態では発光ダイオード群111aの発光位置が1分間に30回往復する。
【0021】
そして、テンポが変化すれば、単位時間あたりに入力されるMIDIタイミングクロックの数が変化し、このテンポの変化に応じて発光ダイオード群111aの発光周期が変化する。例えば、電子メトロノーム100を、1拍の長さを4分音符と設定して用いる場合には、MIDIタイミングクロックが24回入力される時間(1秒)が1拍分の長さに相当することになる。この場合、MIDIタイミングクロックが2回入力される毎に発光ダイオードの点灯位置を全体の1/12ずつ(発光ダイオード群111aが12個の発光ダイオードで構成される場合は1つずつ)移動させることによって、1拍で1往路(または1復路)分の発光ダイオード群111aの点灯位置を移動させる。
【0022】
次に、このように構成された本実施形態の電子メトロノーム100の動作について、図4,5を参照し説明する。
[親機としての動作]
使用者が、親機となる電子メトロノーム100に対し、テンポ、モード、ビートタイミング、ならびに無線チャンネルを、対応するテンポUP/DOWNボタン107c、MODEボタン107b、BEATボタン107d、チャンネルセレクトボタン107gを用いて設定すると(ステップS101)、モニター109にこれらの設定状態が表示される(ステップS102)。
続いて、使用者により送信ボタン107eが押されると(ステップS103)、送信LED111bを点灯する(ステップS104)。そして、設定された無線チャンネルの受信を行い(ステップS105)、この無線チャンネルで他の無線システムと競合しないか受信チェックを行ってから同期信号の送信許可をする。
【0023】
ここで、無線チャンネルの競合が無く送信許可されたとすると(ステップS106の判断でNOの判定)、本電子メトロノーム100は、上記にて設定された設定値を含む図3に示す前述のフォーマットからなるデータを含む同期信号を送信する(ステップS107)。この状態で複数台の電子メトロノーム100を使っての練習ができるようになる。
なお、設定された無線チャンネルで、他の電波の受信が確認された場合は(ステップS106の判断でYESの判定)、送信LED111bの点滅をするなどしてエラー表示をし送信不可とする(ステップS108)。この場合は、使用者は、無線チャンネルを変更しあらためて同期信号送信の操作をすることになる。
【0024】
[子機としての動作]
はじめに、使用者は、チャンネルセレクトボタン107gで、親機と同じ無線チャンネルに合わせる(ステップS201)。このときの設定は、モニター109に表示される(ステップS202)。
続いて、受信ボタン107fが押されると(ステップS203)、受信LED111cを点灯し(ステップS204)、指定された無線チャンネルの受信を開始する(ステップS205)。このとき指定のチャンネルで同期信号の受信を確認できた場合は(ステップS206の判断でYESの判定)、親機が送信する同期信号を受信する(ステップS207)。一方、受信を確認できないときは(ステップS206の判断でNOの判定)、受信LED111cを点滅させるなどしてエラー表示をする(ステップS208)。
【0025】
親機が送信する同期信号が受信できた場合、本電子メトロノーム100は、同期信号に設定されたテンポ、モード、ビートタイミングで、かつ同期信号に含まれるシンクロデータを受信するタイミングで、テンポの提示を開始する。すなわちこのタイミングで発光ダイオード群111aの一端の発光ダイオードを点灯し、さらにサウンドONの状態ではこのタイミングで所定の音を放音するようにして、動作を開始する。これで発光ダイオード群111aが左右に順に点灯し、親機のそれに同期して動作することになる。同期中は、子機の電子メトロノーム100では、テンポUP/DOWNボタン107cは無効となり、テンポ表示も親機と同じになる。なお、モード、ビートタイミングに関しては、前述のように子機側の操作による設定が優先され、この場合、受信する同期信号の対応する設定は無視される。
なお、上記で説明した各動作フローは一例であり、上記の処理の流れに限定されるものではない。
【0026】
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれる。例えば、上記実施の形態では、基準となる電子メトロノームから同期信号を送信しているが、同期信号を送信する専用の装置を用いるようにしてもよい。また、無線通信として、赤外線通信を利用することもできる。
【0027】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明による電子メトロノームを複数台用いた場合、それぞれが同期して、同じタイミングで同じテンポを提示するようになるので、複数名で合奏する場合など、複数台の電子メトロノームを同時に用いて練習することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、同期信号が無線通信により供給されるので、有線の場合のように配線をする必要がなく、利便性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子メトロノームの外観の一例を示す図である。
【図2】同電子メトロノームの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】同期信号のデータフォーマットの一例である。
【図4】同電子メトロノーム(親機)の動作を説明するフローチャートである。
【図5】同電子メトロノーム(子機)の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100…電子メトロノーム、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…MIDIインターフェース(MIDI I/F)、105…送受信部、105a…アンテナ、106…スイッチインターフェース(SW I/F)、107…SW、107a…サウンドON/OFFボタン、107b…MODEボタン、107c…テンポUP/DOWNボタン、107d…BEATボタン、107e…送信ボタン、107f…受信ボタン、107g…チャンネルセレクトボタン、108…モニターインターフェース(モニターI/F)、109…モニター、110…LEDインターフェース(LED I/F)、111…LED、111a…発光ダイオード群、111b…送信LED、111c…受信LED、112…音源、113…スピーカー、120…前面パネル
Claims (3)
- 電子メトロノームにおいて、
少なくとも基準となるタイミングとテンポとを規定する所定の同期信号を受ける受信手段と、
前記同期信号に基づくタイミングで前記テンポを提示する提示手段と、を具備する
ことを特徴とする電子メトロノーム。 - 前記同期信号を送信する送信手段を、さらに具備する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子メトロノーム。 - 前記同期信号は、無線通信により供給される
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子メトロノーム。
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- 2003-04-18 JP JP2003114091A patent/JP2004317404A/ja active Pending
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