JP2004317287A - 遊戯機における釘間隔測定装置と釘間隔測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】釘間隔測定具3における固定アーム4の先端に所定出面寸法Lの板当て突部4Aと前記各障害釘2に跨がり接離する釘橋絡片4Bを突設し、前記開閉アーム5の外側に突設した釘当て突面5aを固定アーム4の外側に突設した釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに弾接させて開閉アーム5の弾接ポイントとして定めるとともに、この開閉アーム5に配設した可動光源Bからのビーム光を無接触で受ける光源位置センサPから前記弾接ポイントに対応した釘間隔データ信号S1を検出し、この信号を演算処理して得た釘間隔計数信号S2で現字表示体Aを制御することで、二本の障害釘2の内法間隔Dを前記表示体Aで数値表示可能となした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊戯機における釘間隔測定装置と釘間隔測定方法に係り、特にパチンコ遊戯機や雀球遊戯機とかスマートボール遊戯台などにおけるセル板に植設した複数の障害釘の間隔測定装置と釘間隔測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊戯機における二本の障害釘の間隔確認作業は、出玉率に直接係わる極く精密かつ、面倒でも重要な作業である。
このため、従来、特許第3010543号公報、特許第3084560号公報および特開平10−43374号公報記載のように、遊戯機における二本の障害釘の内法間隔を測定するに当たり、ほぼピストル状の釘間隔測定具の先端に突設した二本一対の回動アームを前記釘間隔測定具に設けたトリガ部材の操作により閉じた状態で前記各障害釘の対向周面の間に挿入した後、前記トリガ操作の解除により前記各アームを開いて各アームの先端を各障害釘の対向周面に弾接させて、ロータリーエンコーダを介して二本の障害釘の内法間隔を測定できるとした釘間隔測定装置が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これら各従来例における肝心の回動アームの回動変位角に対応して前記ロータリーエンコーダを回動させる点について吟味すると、前記各従来例公報中、唯一の具体的な記載例によれば、回動アームの変位を先ず、このアームのラック部分に噛合した平ギヤの回転変位量に機械的に変換し、この平ギヤの回転力でロータリーエンコーダの駆動軸を機械的に回動させることで、上記平ギヤの回転変位量を電気信号変化量に変換し、この変化信号の演算処理信号で前記二本の障害釘の内法間隔を測定できるとした釘間隔測定装置である。
したがって、これら各従来例には、肝心の回動アームの動きを阻害するギヤ組とかロータリーエンコーダなどの機械的負荷や上記ギヤの噛合間隙などによる機械的な誤差とか不安定要素が多く存在しているし、メカ的に構成複雑で部品点数も多いため、その組立製造・部品管理・販売・使用・保守点検などのすべての面で扱い辛く不便で面倒であるという本質的かつ、大きな問題点が有る。
【0004】
また、偏平箱状の釘間隔測定具内の対物レンズとCCD撮像素子とを用いて二本の障害釘の間隔を測定表示できるとした特開2001−212294号公報も有るが、この公報には、釘間隔測定用回動アームにおける測定マーカを上記CCD撮像素子でビデオカメラ式に撮像する過程の記載が有るだけで、撮像済映像から実際にどのようにして釘間隔測定結果を表示できるのかという肝心な電気的プロセスの記載が何もなく、単なる願望事項の記載に止まり、全体的に漠としていて著しく不明な点が多い本質問題が有る公開公報であって、これで果して二本の障害釘の内法間隔を測定表示できるかどうか極めて疑わしい従来例である。
【0005】
この発明は、上記従来例公報記載の多くの問題点をすべて除去するために、遊戯機における障害釘の対向周面に接離させる釘間隔測定用の開閉アームの動きを阻害する無用な機械的負荷を無くし、肝心の釘間隔を精確かつ、容易に測定表示可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した本発明の目的は、遊戯機における二本の障害釘の内法間隔をほぼピストル状の釘間隔測定具により測定する釘間隔測定装置を構成するに当たり、前記釘間隔測定具の先端に前記各障害釘に接離させる固定アームと開閉アームとを対向突設し、これら各アームのうち、固定アームの先端には、所定出面寸法の板当て突部を突設し、前記固定アームの先端近傍における上下ほぼ二分点には、前記各障害釘に跨がり接離する釘橋絡片を突設し、また前記開閉アームには、上記釘橋絡片を通す横溝を形成し、この開閉アームの外側に突設した釘当て突面を固定アームの外側に突設した釘当て突面と共に各障害釘の対向周面に弾接させ、開閉アームの弾接ポイントとして定めることで、このアームに配設した可動光源からのビーム光を無接触で受けるCCD素子などを用いた光源位置センサから前記弾接ポイントに対応した釘間隔データ信号を検出し、この信号を演算処理して釘間隔計数信号に変換後、現字表示体を制御することで各障害釘の内法間隔を前記表示体で数値表示可能となしたことで達成できた。
なお、前記現字表示体の表示面を釘間隔測定具の外面に配置して前記内法間隔を釘間隔測定具で数値表示可能とすることもでき、また前記釘間隔測定具をカバー部材で現字表示体の表示面および前記各アームおよびトリガ部材を除いて隠蔽してもよく、さらに前記開閉アームにプーリを設け、このプーリを前記カム部材に転接させ、開閉アームをトリガ部材の操作で変位可能となしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態のうち、先ず、本発明の基本的な形態例を説明する。
本発明の基本的な形態は、パチンコ遊戯機や雀球遊戯機とかスマートボール遊戯台などにおける図1のようなセル板面1に植設した二本の障害釘2の内法間隔D(パチンコ遊戯機では11〜13mm程度)を同図1および図2のようなほぼピストル状の釘間隔測定具3により測定する釘間隔測定装置を構成するに当たり、本発明では先ず、前記釘間隔測定具3の先端に上記各図のように前記各障害釘2の対向周面2Aに接離させる固定アーム4と開閉アーム5とを対向突設し、これら各アームの先端近傍の各外側面には、出面寸法が2〜5mm程度の外側突出の釘当て突面4a・5aをそれぞ突設し、これら各アームのうち、固定アーム4の先端には、所定出面寸法L(パチンコ遊戯機用としては、使用球半径である約5.5mm程度)のセル板当て突部4Aを突設するとともに、固定アーム4の先端近傍における上下ほぼ二分点には、前記各障害釘2にその鉛直方向(上または下)から跨いで当てがう釘橋絡片4Bを突設し、また前記開閉アーム5の先端近傍における上下ほぼ二分点には、上記釘橋絡片4Bを通す横溝5Aを形成し、この開閉アーム5は、図3のように前記固定アーム4に対して平行ガイド部材6により図4および図5のように平行開閉可能に、しかもばね部材7およびストッパ8により常には、前記固定アーム4に対して図4のように所定間隔開いた状態で定位可能に配設する。
【0008】
次いで、前記釘間隔測定具3の前方下部に図6および図7のように枢軸9Aで中間部を枢支して設けたトリガ部材9の上部には斜面付きのカム部材10を設けるとともに、そのカム面10Aに転接するプーリ12を上記各図のように前記開閉アーム5に設け、この開閉アーム5を前記ばね部材7の弾力に抗して図7のように閉じた状態で、前記各アーム4・5の前記各釘当て突面4a・5aをそれぞれ前記各障害釘2の対向周面2Aの間に図5のように挿入した後、前記トリガ操作の解除により、前記開閉アーム5を前記ばね部材7の弾力で開き、この開閉アーム5の外側に突設した釘当て突面5aを固定アーム4の外側に突設した釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに図1・図8および図9のように弾接可能に弾接させることで、開閉アーム5の弾接ポイントを定めるようにする。
【0009】
そして、前記開閉アーム5に図4および図10のように下向きに配設した凸レンズ付き発光ダイオードなどの可動光源Bからのビーム光を無接触で受け、その位置を一連のシーケンスで電気的に検出可能にプログラム構成したチャージ・カップル・デバイス(CCD素子構成体)などによる図10のような光源位置センサPから、上記弾接ポイントに対応して信号時間幅が図11(a)のように前記内法間隔Dの範囲内で変化する釘間隔データ信号S1を検出し、このデータ信号S1を周知手段で演算処理して図11(b)のような釘間隔計数信号S2に変換後、この計数信号S2により液晶表示パネルなどの図2のような現字表示体Aを駆動制御することで、二本の障害釘2の内法間隔Dを前記表示体Aで同図2のように数値表示可能となした本発明による釘間隔測定装置を構成する。
【0010】
ただし、上記図11(a)における符号P1は、開閉アーム5の全閉ポイントであり、また符号P2は全開ポイントである。さらに符号Tは、前記トリガ部材9の解除操作開始直後にトリガスイッチSにより、微分回路等周知手段で発生させるようにしたトリガパルスであり、このパルスTを始点として前記釘間隔データ信号S1を発生させるのであるが、その持続時間幅は前記内法間隔Dの範囲内で前記弾接ポイントに対応して前記のように変化するようにし、このデータ信号S1に対応して前記釘間隔計数信号S2のパルス数が変化するように光源位置センサPや演算処理回路をそれぞれ周知のプログラム制御手段で構成する。
【0011】
なお、図2における符号SWで示す部分は手動電源スイッチ、また各図における符号Nで示すものは、前記各部材を図3の固定ねじnで所定の配置に組立てる固定部材であり、符号9Bで示す部分はトリガ部材9の枢支部9Cを前記枢軸9Aで枢支する枢支孔、さらに符号9Dで示すものはトリガ部材9の復帰用蔓巻きばねであり、また図10における符号13で示すものは、前述したトリガ引き操作で可動光源Bと共に矢示方向に動く小孔13A付きの外光遮断板である。
前記各機構部材は、金属等の強靱材で精度よく作り、また前記釘間隔測定具3を図3のようなプラスチックカバー部材11で現字表示体Aの表示面および前記各アーム4・5およびトリガ部材9を除いて図2のように隠蔽してもよい。
さらに、図2・図3における符号14で示すものは、前記各アーム4・5を釘間隔測定時に水平に保持し易くするための油泡式などの水準器である。
【0012】
本発明の構成は以上のようなもので、以下その動作例につき説明する。
遊戯機における前記二本の障害釘2の内法間隔Dを測定するには、先ず前記開閉アーム5を前記トリガ部材9の引き操作により図5・図7のように閉じた状態で、前記所定出面寸法Lの板当て突部4Aを遊戯機のセル板面1に図5のように軽く突き当て、前記各釘当て突面4a・5aを上記寸法L(パチンコ遊戯機の場合、その使用球半径である約5.5mm程度)だけ前記セル板面1から離隔させた状態で、固定アーム4の釘橋絡片4Bを前記各障害釘2を跨いでその上面に上記各図のように当てがい接触させながら、前記各アーム4・5の各釘当て突面4a・5aをそれぞれ前記各障害釘2の対向周面2Aの間に図2のように挿入した後、前記トリガ操作を解除することで、前記開閉アーム5を前記ばね部材7の弾力で図1・図8および図9のように開けることができ、この開閉アーム5の釘当て突面5aを固定アーム4の釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに上記各図のように弾接させ、前記釘橋絡片4Bとセル板面1との間隔を左右均等に保持することで、パチンコ遊戯機の場合、その使用球半径である約5.5mm程度セル板面1から離隔した球の落下通路における前記内法間隔Dにマッチした二本の障害釘2に対する開閉アーム5の弾接ポイントを定めることができる。
【0013】
したがって、上記開閉アーム5に配置した可動光源Bからのビーム光を受ける前記光源位置センサPから前記内法間隔Dの範囲内で信号持続時間幅が変化する図11(a)のような前記弾接ポイントに対応した釘間隔データ信号S1を得ることができ、このデータ信号S1を前述のように演算処理して図11(b)のような釘間隔計数信号S2に変換後、この計数信号S2で現字表示体Aを前述のように駆動制御することで、二本の障害釘2の内法間隔Dを前記表示体Aで図2のように数値表示することができた。
【0014】
【実施例】
前記可動光源Bは、トリガ部材9のトリガ操作で開閉するスイッチ(図示せず)で所望時だけ点滅させるようにしてもよく、前記カバー部材11内には、電源電池を内装してもよく、また現字表示体Aは、釘間隔測定具3の外部にリード線を介して別に配置してもよいが、現字表示体Aの表示面を前記のように釘間隔測定具3の外面に配置すれば、前記各障害釘2の内法間隔Dを釘間隔測定具3自体の外面で数値表示可能とすることもでき、また前記開閉アーム5に回転プーリ12を設け、このプーリ12を前記カム部材10のカム面10Aに転接させ、開閉アーム5をトリガ部材9の操作で変位可能となしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以上のような形態を採用したので、以下に記載の効果を奏する。
この発明における請求項1、請求項7および請求項8の各発明によれば、遊戯機における二本の障害釘2の内法間隔Dを測定するに当たり、前記開閉アーム5を閉じた状態で、その板当て突部4Aを遊戯機のセル板面1に軽く突き当て、前記各釘当て突面4a・5aを上記突部4Aの出面寸法Lだけ前記セル板面1から離隔させた状態で、固定アーム4の釘橋絡片4Bを前記各障害釘2を跨いでその上面に当てがい接触させながら、前記各アーム4・5の各釘当て突面4a・5aをそれぞれ前記各障害釘2の対向周面2Aの間に挿入した後、この開閉アーム5の釘当て突面5aを固定アーム4の釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに弾接させることで、前記所定出面寸法Lに対応したセル板面1から離隔した使用球の落下通路における前記内法間隔Dにマッチした二本の障害釘2に対する開閉アーム5の弾接ポイントを得るとともに、この開閉アーム5に配置済の前記可動光源Bからのビーム光を受ける前記光源位置センサPから前記弾接ポイントに対応した釘間隔データ信号S1を得ることができ、このデータ信号S1を前述のように演算処理して釘間隔計数信号S2に変換後、この計数信号S2で現字表示体Aを前述のように駆動制御することで、二本の障害釘2の内法間隔Dを前記表示体Aで精確かつ、容易に数値表示することができた。
【0016】
したがって、前記各発明によれば、開閉アーム5に配設した可動光源Bからのビーム光を受ける前記光源位置センサPから前記弾接ポイントに対応した釘間隔データ信号S1をメカ的に無接触で検出することができるので、前記従来例におけるギヤ組とかロータリーエンコーダなどの可動アームの動きを阻害する機械的負荷を本発明では全く不要にできるとともに、上記エンコーダやギヤの噛合ムラ・噛合間隙などによる機械的・電気的な誤差も本発明では生じないから、本発明は、前記各従来例よりもメカ的にも電気的にも格段に安定かつ、精密に各部の動作を達成でき、肝心の釘間隔測定結果を極く精確迅速かつ、容易に現字表示することができたし、本発明では前記各従来例に比べ、全体的な構成を簡素化できたので、その組立製造・部品管理・販売・使用・保守点検などのすべての面で扱い易く、価格的にも有利になったという優れた効果が有る。
【0017】
この発明における請求項2および請求項9の各発明によれば、前記諸効果に加えて、前記開閉アーム5を釘間隔測定具3に設けたトリガ部材9で開閉制御できるから、釘間隔測定操作性が大幅に向上したという効果を付加できたし、請求項3の発明では、前記現字表示体Aの表示面を釘間隔測定具3の外面に配置したので、前記各障害釘2の内法間隔Dを測定具3の外面で数値表示可能となった。
また、請求項4の発明のように、前記釘間隔測定具3をカバー部材11で前記各アーム4・5、前記現字表示体Aの表示面およびトリガ部材9を除いて隠蔽すれば、扱い易く見栄えのよい釘間隔測定装置とすることができ、請求項5の発明のように、前記開閉アーム5にプーリ12を設け、このプーリを前記カム部材10のカム面10Aに転接させたことで、開閉アーム5を一層円滑に開閉できる釘間隔測定装置となし得たという効果を付加でき、また、この発明における請求項6の発明のように、前記固定アーム4の前寄り上部に油面気泡式などの水準器14を外部から見えるように配置すれば、釘間隔測定時に前記各アーム4・5を水平に保持し易くできるので、より一層精確な釘間隔測定が容易に実行できるという効果を付加できた
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の使用形態例を示す全体的な斜視図
【図2】本発明装置の外観形態例を示す要部透視の斜視図
【図3】本発明による釘間隔測定具の分解例を示す斜視図
【図4】本発明による釘間隔測定具の一例を示す平面図
【図5】本発明による釘間隔測定具の使用例を示す平面図
【図6】図4に示すものの斜視図
【図7】図6に示すものと状態を異にした斜視図
【図8】図1に示すものを反対方向から見た斜視図
【図9】図8に示すものの平面図
【図10】本発明による釘間隔測定具の要部横断立面図
【図11】本発明による釘間隔データ信号と釘間隔計数信号の一例を示す波形図
【符号の説明】
1 遊戯機におけるセル板面
2 セル板面に植設した障害釘
2A 二本の障害釘の対向周面
3 釘間隔測定具
4 固定アーム
4A 固定アームの板当て突部
4B 固定アームの釘橋絡片
4a 固定アームの釘当て突面
5 開閉アーム
5A 開閉アームの横溝
5a 開閉アームの釘当て突面
6 平行ガイド部材
7 ばね部材
8 ストッパ
9 トリガ部材
10 カム部材
11 カバー部材
12 プーリ
D 二本の障害釘の内法間隔
L 所定出面寸法
B 可動光源
P 光源位置センサ
A 現字表示体
S1 釘間隔データ信号
S2 釘間隔計数信号
Claims (9)
- 遊戯機におけるセル板面1に植設した二本の障害釘2の内法間隔Dをほぼピストル状の釘間隔測定具3により測定する装置において、前記釘間隔測定具3の先端に前記各障害釘2に接離させる固定アーム4と開閉アーム5とを対向突設し、これら各アーム4・5のうち、固定アーム4の先端には、所定出面寸法Lの板当て突部4Aを突設するとともに、前記固定アーム4の先端近傍における上下ほぼ二分点には、前記各障害釘2に跨がり接離する釘橋絡片4Bを突設し、また前記開閉アーム5の先端近傍には、上記釘橋絡片4Bを通す横溝5Aを形成し、この開閉アーム5の外側に突設した釘当て突面5aを固定アーム4の外側に突設した釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに弾接させることで、開閉アーム5の弾接ポイントとして定め、この開閉アーム5に配設した可動光源Bからのビーム光を無接触で受ける光源位置センサPから前記弾接ポイントに対応した釘間隔データ信号S1を検出し、この信号を演算処理して得た釘間隔計数信号S2で現字表示体Aを制御することで、二本の障害釘2の内法間隔Dを前記表示体Aで数値表示可能となした遊戯機における釘間隔測定装置。
- 前記開閉アーム5を前記固定アーム4に対して平行ガイド部材6により平行開閉可能に、しかもばね部材7およびストッパ8により常には、前記固定アーム4に対して所定間隔開いた状態で定位可能に配設し、この開閉アーム5を前記釘間隔測定具3に設けたトリガ部材9の操作で進退するカム部材10により、前記ばね部材7の弾力に抗して閉じた状態で前記各アーム4・5の各釘当て突面4a・5aをそれぞれ前記各障害釘2の対向周面2Aの間に挿入した後、前記トリガ操作の解除により前記開閉アーム5を前記ばね部材7の弾力で開いてこの開閉アーム5の釘当て突面5aを固定アーム4の釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに弾接可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊戯機における釘間隔測定装置。
- 前記現字表示体Aの表示面を釘間隔測定具3の外面に配置することで、前記各障害釘2の内法間隔Dを釘間隔測定具3の外面で数値表示可能となした請求項1または請求項2に記載の遊戯機における釘間隔測定装置。
- 前記釘間隔測定具3をカバー部材11で前記現字表示体Aの表示面および前記各アーム4・5とトリガ部材9とを除いて隠蔽してなる請求項3に記載の遊戯機における釘間隔測定装置。
- 前記開閉アーム5にプーリ12を設け、このプーリを前記カム部材10のカム面10Aに転接させ、開閉アーム5をトリガ部材9の操作で変位可能となした請求項1から請求項4までのいずれか一つの請求項に記載の遊戯機における釘間隔測定装置。
- 前記固定アーム4の前寄り上面に水準器14を外部から目視可能に配置してなる請求項1から請求項5までのいずれか一つの請求項に記載の遊戯機における釘間隔測定装置。
- 遊戯機におけるセル板面1に植設した二本の障害釘2の内法間隔Dをほぼピストル状の釘間隔測定具3により測定するに当たり、前記釘間隔測定具3の先端に対向突設した固定アーム4と開閉アーム5のうち、固定アーム4の先端に突設した所定出面寸法L(遊戯機使用球半径程度)の板当て突部4Aを前記セル板面1に当接し、この固定アーム4の先端近傍における上下ほぼ二分点に突設した釘橋絡片4Bで前記各障害釘2を橋絡し、前記開閉アーム5の外側に突設した釘当て突面5aを固定アーム4の外側に突設した釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに弾接して各釘当て突面4a・5aの障害釘2に対する弾接ポイントとして定めることで、開閉アーム5に配設した可動光源Bからのビーム光を無接触で受ける光源位置センサPから前記弾接ポイントに対応した釘間隔データ信号S1を検出し、この信号を演算処理して得た釘間隔計数信号S2で現字表示体Aを制御することで、二本の障害釘2の内法間隔Dを前記表示体Aで数値表示可能となした遊戯機における釘間隔測定方法。
- 遊戯機における二本の障害釘2の内法間隔Dを測定するに当たり、前記開閉アーム5を閉じた状態で、前記所定出面寸法Lの板当て突部4Aを遊戯機のセル板面1に軽く突き当て、前記各釘当て突面4a・5aを上記寸法L(パチンコ遊戯機の場合、その使用球半径である約5.5mm程度)だけ前記セル板面1から離隔させた状態で、固定アーム4の釘橋絡片4Bを前記各障害釘2を跨いでその上面に当てがい接触させながら、前記各アーム4・5の各釘当て突面4a・5aをそれぞれ前記各障害釘2の対向周面2Aの間に挿入した後、この開閉アーム5の釘当て突面5aを固定アーム4の釘当て突面4aと共に各障害釘2の対向周面2Aに弾接させることで、前記所定出面寸法Lに対応したセル板面1から離隔した球の落下通路における前記内法間隔Dにマッチした二本の障害釘2に対する各釘当て突面4a・5aの弾接ポイントとして定めることを特徴とする請求項7に記載の遊戯機における釘間隔測定方法。
- 遊戯機における前記二本の障害釘2の内法間隔Dを測定するに当たり、前記開閉アーム5として、前記固定アーム4に対して平行ガイド部材6により、平行開閉可能にかつ、ばね部材7およびストッパ8で常には、所定間隔開いた状態で定位可能となした開閉アーム5を用い、この開閉アーム5を前記釘間隔測定具3に設けたトリガ部材9の操作により、カム部材10を介して前記ばね部材7の弾力に抗し閉じた状態で、前記各釘当て突面4a・5aをそれぞれ前記各障害釘2の対向周面2Aの間に挿入した後、前記トリガ操作の解除により前記開閉アーム5を前記ばね部材7の弾力で開くことで、前記各釘当て突面4a・5a前記各障害釘2の対向周面2Aに弾接させることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の遊戯機における釘間隔測定方法。
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