JP2004315103A - ホースリール - Google Patents
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Abstract
【課題】庭などに配置しても外観的に風景に馴染んで、放置状態で保管できる装飾カバー体を備えることのできるホースリール、並び装飾カバー体を備えたホースリールを提供する。
【解決手段】ホース11の巻取機構を備えたリール部12及びリール部を回転自在に支持する本体部13を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体1と、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構に備えた操作ハンドル2とで構成し、また更に前記ホースリール本体を収納固定できると共に、ホースリール本体を収納固定した際に、巻取機構の巻取軸延長上となる位置に操作ハンドル2の挿通孔を穿設し、リール部に正対する位置に適宜形状のホース通過孔を形成し、外部給水可能とした連結部(給水用孔部313)を設けてなる装飾カバー体3とで構成してなる。
【選択図】 図4
【解決手段】ホース11の巻取機構を備えたリール部12及びリール部を回転自在に支持する本体部13を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体1と、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構に備えた操作ハンドル2とで構成し、また更に前記ホースリール本体を収納固定できると共に、ホースリール本体を収納固定した際に、巻取機構の巻取軸延長上となる位置に操作ハンドル2の挿通孔を穿設し、リール部に正対する位置に適宜形状のホース通過孔を形成し、外部給水可能とした連結部(給水用孔部313)を設けてなる装飾カバー体3とで構成してなる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、庭などに配置しても外観が風景に馴染むような所望の装飾カバー体に組み込み可能としたホースリール、並びに装飾カバー体にホースリール本体を組み込んだ器具、更には前記器具の倒伏防止機能を備えさせるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホースリールは周知の通り、巻取ドラムを回転自在となるように本体に横架すると共に、前記巻取ドラムの回転軸に巻取ハンドルを連結して構成されている。
【0003】
そして使い勝手が良いようにと、踏み台内にホースリールを収納している器具が知られている(特許文献1)。
【0004】
またホースリールは、地面に置いた状態でホースの引き出し並びに巻取りを行うもので、ホースの引き出し方向並びに巻き取り方向によっては、簡単に倒伏してしまう。この対策として、接地回転台を採用し、リール部及びリール部を横架支持する本体部を、前記接地回転台上に設け、リール部が水平回動してホースの引き出し方向や巻き取り方向に自然に向くようにした構造が提案されている(特許文献2,3)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−194147号公報。
【特許文献2】
実公平4−19019号公報。
【特許文献3】
実公平7−47422号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ホースリールは主として庭の草木への散水に使用されるもので、庭にそのまま置いておくと庭の美感を損なってしまう。そこでホースリールを小屋などにしまい込むと、使用時や使用終了時の小屋からの運び出し並びに運び入れが面倒である。公知例のように踏み台としても、外観的な点は改善されない(第一課題)。
【0007】
また倒伏の問題についても、接地回転台を採用すると構造が複雑化並びに大型化してしまう問題がある(第二課題)。しかも前記第一課題の解決手段(装飾カバー体の使用)を採用した場合に、使用時に当該器具が倒伏すると、装飾カバー体の破損などの問題も生ずる。
【0008】
本発明は、庭の風景にとけ込む装飾カバー体への組み込みを可能としたホースリール並びに装飾カバー体にホースリール本体を組み込んだ器具、更には前記器具に倒伏防止機構を備えさせた器具を提案したものである。
【0009】
【課題を解決する手段】
本発明に係るホースリールは、ホースの巻取機構を備えたリール部及びリール部を回転自在に支持する本体部を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体と、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構を備えた操作ハンドルとで構成したことを特徴とするものである。
【0010】
従って操作ハンドルを装着すると、通常のホースリールとして使用できるが、適宜な装飾カバー体内に、ホースリール本体を収納固定した際でも、操作ハンドルの突出長さを任意にできるため、装飾カバー体におけるハンドル軸の挿通長さ(装飾カバー体の厚み)が異なっていても対応できるものである。
【0011】
また本発明に係るホースリールは、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を設けたホースリール本体と、前記ホースリール本体を収納固定できると共に、ホースリール本体を収納固定した際に、巻取機構の巻取軸延長上となる位置に操作ハンドルの挿通孔を穿設し、リール部に正対する位置に適宜形状のホース通過孔を形成し、外部給水可能とした連結部を設けてなる装飾カバー体と、操作ハンドルの挿通孔を介して巻取軸のハンドル連結機構に装着可能に形成した操作ハンドルとで構成してなることを特徴とするものである。
【0012】
従って庭の風景にとけ込む装飾カバー体の内部に、ホースリール本体(リール部と本体部)が収納されていることになり、使用に際しては、ホースを引き出して散水等を実施し、使用後は、操作ハンドルを装着してホースの巻き取りを行えば良い。
【0013】
また本発明は、前記ホースリールにおいて、器具接地面(ホースリール本体や装飾カバー体の底面部分)における適宜な一箇所を、他の接地面よりも移動抵抗を大きくして器具全体の水平回動中心となる支点軸接地部に形成してなることを特徴とするものである。
【0014】
従って前記構成の採用によって、ホースによってホースリール本体や装飾カバー体に横方向成分の力が作用すると、設置個所の移動抵抗が一定ではないので、器具全体は、接地抵抗の大きい支点軸接地部を中心に水平回動を行い、変化した巻き取り方向や引き出し方向に向き直すことになり、器具の転倒を免れることができるものである。
【0015】
【実施の形態】
次に本発明の実施形態について説明する。図1,2は本発明の第一実施形態を示したもので、この実施形態に示したホースリールの基本構造は、従前のものと同様で、ホースリール本体1は、ホース11の巻き取りを行うやリール部12と、リール部12を支持する本体部13とで構成される。
【0016】
リール部12は、ホース11の巻取機構(巻取ドラム121及び別置操作巻取ハンドル2で構成される)を備えてなる。このリール部12は、本体部13に回転自在に横架支持されてなる。なお巻取ドラム121には、ホース連結部122とホース連結部と接続された給水部123が設けられている。また特に巻取機構の巻取軸124は、複数の連結孔125を穿設し、操作ハンドル2との連結範囲を変更できる連結構造を採用してなる。
【0017】
操作ハンドル2は、前記巻取軸124に装着できる構造を採用したもので、特に連結軸に、連結孔125に係合する多数の突起21を設け、連結位置(連結範囲)を任意にできるようにしたものである。これによって操作ハンドルの軸方向の突出長さを任意に設定することができるものである。勿論前記の構造に代えて、連結軸が伸縮可能な構造としても良い。
【0018】
前記の第一実施形態のホースリール本体1と操作ハンドル2とで構成されるホースリールは、操作ハンドル2を巻取軸124に装着するに際して、操作ハンドルの突出長さを短くすると、通常のホースリールとして使用できるものである。
【0019】
またとくに後述する装飾カバー体3と組み合わせて使用する場合には、装飾カバー体3が特定の形状でなく任意の形状で、収納内空部分と外側面との距離(部材の厚み)等に相違があったとても、内部に収納固定したホースリール本体に操作ハンドル2を外部から連結できるものである。
【0020】
図3,4,5は本発明の第二実施形態を示したもので、この実施形態は、ホースリール本体1と、操作ハンドル2と、装飾カバー体3とで構成されるものである。
【0021】
ホースリール本体1及び操作ハンドル2は前記第一実施形態のものと同一構成としても良いし、また装飾カバー体3が特定の形状であるから、当該形状に対応した軸長を備えた操作ハンドルを採用する場合には、前記第一実施形態の巻取軸124と操作ハンドル2との伸縮連結構造を採用しなくとも良い。
【0022】
装飾カバー体3は、花壇や岩に模した外観に形成した筺体で、ホースリール本体1に被冠して、ホースリール本体1を内部に収納する本体部31と、ホースリール本体1を収納した際に固定する固定手段となるベース体32とで構成される。
【0023】
装飾カバー体3の本体部31には、内装したリール部12の巻取軸124の延長上に操作ハンドル用の挿通孔311、及びリール部12に正対する位置に適宜形状のホース通過孔312を穿設し、給水部(給水管連結部)123を外部に突出させてる適宜な孔部(給水用孔部)313を設けてなる。
【0024】
尚前記の給水用孔部313代えて、装飾カバー本体部31の適宜位置に、外部給水管(水道管と連結している)との連結機構(給水受け口)を予め形成しておき、ホースリール本体1を装飾カバー体3に内装するに際して、ホース11と連結している給水部123を前記連結機構と接続するようにしても良い。
【0025】
ベース体32は、装飾カバー本体部31の底面開口に装着するもので、ホースリール本体1の本体部13を載置固定し、ベース体32を装飾カバー体3に固定してホースリール本体1を装飾カバー体3内に収納固定するものである。
【0026】
尚前記のベース体32に代えて、装飾カバー本体部31の内周面とホースリール本体1の本体部13との間に、長さ調整可能とした連結杆4を用いてホースリール本体1又は装飾カバー体3を中空保持するようにしても良い。
【0027】
更にベース体32には、3個の接地部(接地脚)を設けたもので、この接地部のうち1点は支点軸接地部321として、他の二点はキャスターを使用しての移動接地部322としたものである。
【0028】
而してホースリール本体1を装飾カバー体3内に収納固定し、外部から操作ハンドル2を装着し、ホース11を通過孔312から外部に露出させ、給水用孔部313からの給水部123を露出させ、外部給水管と連結すると使用可能状態となる。
【0029】
そこで使用に際しては、ホース通過孔312からホース11を大きく引き出し、使用後は、操作ハンドル2の回転操作でホース11の巻き取りを行うものである。特に前記の器具は、外観が庭の風景にとけ込む装飾カバー体3で覆われているので、そのままの庭に配置しても何ら景観を乱すことがない。
【0030】
またホース11の移動によって器具全体に回転力が加わると、支点軸接地部321を中心に回動するものであり、特に移動設置部322に車輪を採用することにより、前記回動動作がスムーズになされると共に、支点軸設置部側で器具を持ち上げると、器具の走行移動が可能で、器具運搬も容易に行える。
【0031】
また前記第二実施形態において、ホースリール本体1を横軸に組み込まずに図6,7に例示するとおり、ホースリール本体1(リール部12と本体部13)を縦軸方向で支持して組み込み、操作用ハンドル2の挿通孔311を、(岩形状とした)装飾カバー体2の上面部分に設けるようにしても良い(第二実施形態の別実施例)。
【0032】
図8乃至10は、本発明の第三実施形態を示したものである。この実施形態はホースリール本体1に、倒伏防止機能を組み込み、ホースリール本体1を単体で使用した場合にも、倒伏防止機能が働くようにしたものである。
【0033】
ホースリール本体1は、ホース11,リール部12及び本体部13を備えた前述したものと同様の構成を備え、本体部13の底面に適宜な支点接地部14及び移動支点部15を設けたもので、支点軸接地部14は、底面を例えばゴム質のような接地摩擦抵抗の大きい材質で形成した下方突出部141と、下方突出部141を上下に貫通する貫通孔142と、この貫通孔142を貫通するに十分な長さを備えたピン143とで構成する。
【0034】
また移動接地部15は、下方突出部を備えて本体部13の脚となるものであるが、例えば底面を球面形状として、接地面積を小さくすると共に摩擦抵抗が小さい形状に形成したものである。
【0035】
而して前記ホースリール本体1は従前の器具と同様に使用されるもので、例えば器具をコンクリート面のような硬質面上に置いて使用した場合に、ホースの巻き取りや引き出しの際や、散水方向の変更などの作業中に、ホース11のために器具全体に対して捻れ作用(水平方向の回動力)が加わると、移動接地部15の摩擦抵抗が、支点軸接地部14の摩擦抵抗より小さいので、支点軸接地部14を中心に器具全体が水平回動することになり、器具が倒伏することがない。
【0036】
更に地面のような軟質面での使用に際して、各接地部の摩擦抵抗が大きく且つその差が無くなる場合には、ホースの動きによって器具の転倒は免れないが、ピン143を使用して支点軸接地部14を地面にピン連結することで、ホースの働きによる倒伏作用に対する抵抗となり、支点軸接地部14を中心に器具自体の回動が可能となるものである。
【0037】
また前記ホースリール本体1は装飾カバー体3内に収納固定することで、装飾カバー体3で覆われたホースリールとすることもできる。装飾カバー体3内への収納固定は、前記したベース体を採用せずに、装飾カバー本体部31の内周面とホースリール本体1の本体部13との間に、長さ調整可能とした連結杆4を用いて装飾カバー体3を中空保持(非接地状態で保持)する。
【0038】
なお支点軸接地部(14,321)と移動接地部(15,322)の形成位置は、ホースによる器具全体に加わる作用に対して、器具が支点軸接地部を中心に回動しやすい位置(装飾カバー体に設けたホース通過孔から最も遠い位置)に設けると効果的である。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ホースの巻取機構を備えたリール部及びリール部を回転自在に支持する本体部を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体と、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構を備えた操作ハンドルとで構成したホースリールで、操作ハンドルの連結箇所の長短調整で、単独使用もまた任意の装飾カバー体との組み合わせ使用も可能となるものである。
【0040】
また本発明は、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を設けたホースリール本体と、前記ホースリール本体を収納固定できると共に、ホースリール本体を収納固定した際に、巻取機構の巻取軸延長上となる位置に操作ハンドルの挿通孔を穿設し、リール部に正対する位置に適宜形状のホース通過孔を形成し、外部給水可能とした連結部を設けてなる装飾カバー体と、操作ハンドルの挿通孔を介して巻取軸のハンドル連結機構に装着可能に形成した操作ハンドルとで構成してなるホースリールで、器具自体が庭等の風景にとけ込むもので、屋外に放置しても見苦しくなく、カバー自体がホールリール本体の保護カバーとなり、屋外放置による機能低下も生じない。
【0041】
また更に本発明は、前記ホースリールにおいて、器具接地面における適宜な一箇所を、他の接地面よりも移動抵抗を大きくして器具全体の水平回動中心となる支点軸接地部に形成してなる器具で、使用時のホースの移動に対しても対応でき、器具が転倒することを防止し、より使い易くしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の分解斜視図。
【図2】同リール部の構造説明図。
【図3】同第二実施形態の装飾カバー体の分解斜視図。
【図4】同全体の断面図。
【図5】同水平回動の作用説明図。
【図6】同第二実施形態の別例の斜視図。
【図7】同断面図。
【図8】本発明の第三実施形態の全体斜視図。
【図9】同実施形態の装飾カバー体の組み込み状態の説明図(断面図)。
【図10】同正面図。
【符号の説明】
1 ホースリール本体
11 ホース
12 リール部
121 巻取ドラム
122 ホース連結部
123 給水部(給水管連結部)
124 巻取軸
125 連結孔
13 本体部
14 支点軸接地部
141 下方突出部
142 貫通孔
143 ピン
15 移動接地部
2 操作ハンドル
21 突起
3 装飾カバー体
31 本体部
311 操作ハンドル用孔(挿通孔)
312 ホース通過孔
313 給水用孔部
32 ベース体
321 支点軸接地部
322 移動接地部
4 連結杆
【産業上の利用分野】
本発明は、庭などに配置しても外観が風景に馴染むような所望の装飾カバー体に組み込み可能としたホースリール、並びに装飾カバー体にホースリール本体を組み込んだ器具、更には前記器具の倒伏防止機能を備えさせるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホースリールは周知の通り、巻取ドラムを回転自在となるように本体に横架すると共に、前記巻取ドラムの回転軸に巻取ハンドルを連結して構成されている。
【0003】
そして使い勝手が良いようにと、踏み台内にホースリールを収納している器具が知られている(特許文献1)。
【0004】
またホースリールは、地面に置いた状態でホースの引き出し並びに巻取りを行うもので、ホースの引き出し方向並びに巻き取り方向によっては、簡単に倒伏してしまう。この対策として、接地回転台を採用し、リール部及びリール部を横架支持する本体部を、前記接地回転台上に設け、リール部が水平回動してホースの引き出し方向や巻き取り方向に自然に向くようにした構造が提案されている(特許文献2,3)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−194147号公報。
【特許文献2】
実公平4−19019号公報。
【特許文献3】
実公平7−47422号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ホースリールは主として庭の草木への散水に使用されるもので、庭にそのまま置いておくと庭の美感を損なってしまう。そこでホースリールを小屋などにしまい込むと、使用時や使用終了時の小屋からの運び出し並びに運び入れが面倒である。公知例のように踏み台としても、外観的な点は改善されない(第一課題)。
【0007】
また倒伏の問題についても、接地回転台を採用すると構造が複雑化並びに大型化してしまう問題がある(第二課題)。しかも前記第一課題の解決手段(装飾カバー体の使用)を採用した場合に、使用時に当該器具が倒伏すると、装飾カバー体の破損などの問題も生ずる。
【0008】
本発明は、庭の風景にとけ込む装飾カバー体への組み込みを可能としたホースリール並びに装飾カバー体にホースリール本体を組み込んだ器具、更には前記器具に倒伏防止機構を備えさせた器具を提案したものである。
【0009】
【課題を解決する手段】
本発明に係るホースリールは、ホースの巻取機構を備えたリール部及びリール部を回転自在に支持する本体部を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体と、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構を備えた操作ハンドルとで構成したことを特徴とするものである。
【0010】
従って操作ハンドルを装着すると、通常のホースリールとして使用できるが、適宜な装飾カバー体内に、ホースリール本体を収納固定した際でも、操作ハンドルの突出長さを任意にできるため、装飾カバー体におけるハンドル軸の挿通長さ(装飾カバー体の厚み)が異なっていても対応できるものである。
【0011】
また本発明に係るホースリールは、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を設けたホースリール本体と、前記ホースリール本体を収納固定できると共に、ホースリール本体を収納固定した際に、巻取機構の巻取軸延長上となる位置に操作ハンドルの挿通孔を穿設し、リール部に正対する位置に適宜形状のホース通過孔を形成し、外部給水可能とした連結部を設けてなる装飾カバー体と、操作ハンドルの挿通孔を介して巻取軸のハンドル連結機構に装着可能に形成した操作ハンドルとで構成してなることを特徴とするものである。
【0012】
従って庭の風景にとけ込む装飾カバー体の内部に、ホースリール本体(リール部と本体部)が収納されていることになり、使用に際しては、ホースを引き出して散水等を実施し、使用後は、操作ハンドルを装着してホースの巻き取りを行えば良い。
【0013】
また本発明は、前記ホースリールにおいて、器具接地面(ホースリール本体や装飾カバー体の底面部分)における適宜な一箇所を、他の接地面よりも移動抵抗を大きくして器具全体の水平回動中心となる支点軸接地部に形成してなることを特徴とするものである。
【0014】
従って前記構成の採用によって、ホースによってホースリール本体や装飾カバー体に横方向成分の力が作用すると、設置個所の移動抵抗が一定ではないので、器具全体は、接地抵抗の大きい支点軸接地部を中心に水平回動を行い、変化した巻き取り方向や引き出し方向に向き直すことになり、器具の転倒を免れることができるものである。
【0015】
【実施の形態】
次に本発明の実施形態について説明する。図1,2は本発明の第一実施形態を示したもので、この実施形態に示したホースリールの基本構造は、従前のものと同様で、ホースリール本体1は、ホース11の巻き取りを行うやリール部12と、リール部12を支持する本体部13とで構成される。
【0016】
リール部12は、ホース11の巻取機構(巻取ドラム121及び別置操作巻取ハンドル2で構成される)を備えてなる。このリール部12は、本体部13に回転自在に横架支持されてなる。なお巻取ドラム121には、ホース連結部122とホース連結部と接続された給水部123が設けられている。また特に巻取機構の巻取軸124は、複数の連結孔125を穿設し、操作ハンドル2との連結範囲を変更できる連結構造を採用してなる。
【0017】
操作ハンドル2は、前記巻取軸124に装着できる構造を採用したもので、特に連結軸に、連結孔125に係合する多数の突起21を設け、連結位置(連結範囲)を任意にできるようにしたものである。これによって操作ハンドルの軸方向の突出長さを任意に設定することができるものである。勿論前記の構造に代えて、連結軸が伸縮可能な構造としても良い。
【0018】
前記の第一実施形態のホースリール本体1と操作ハンドル2とで構成されるホースリールは、操作ハンドル2を巻取軸124に装着するに際して、操作ハンドルの突出長さを短くすると、通常のホースリールとして使用できるものである。
【0019】
またとくに後述する装飾カバー体3と組み合わせて使用する場合には、装飾カバー体3が特定の形状でなく任意の形状で、収納内空部分と外側面との距離(部材の厚み)等に相違があったとても、内部に収納固定したホースリール本体に操作ハンドル2を外部から連結できるものである。
【0020】
図3,4,5は本発明の第二実施形態を示したもので、この実施形態は、ホースリール本体1と、操作ハンドル2と、装飾カバー体3とで構成されるものである。
【0021】
ホースリール本体1及び操作ハンドル2は前記第一実施形態のものと同一構成としても良いし、また装飾カバー体3が特定の形状であるから、当該形状に対応した軸長を備えた操作ハンドルを採用する場合には、前記第一実施形態の巻取軸124と操作ハンドル2との伸縮連結構造を採用しなくとも良い。
【0022】
装飾カバー体3は、花壇や岩に模した外観に形成した筺体で、ホースリール本体1に被冠して、ホースリール本体1を内部に収納する本体部31と、ホースリール本体1を収納した際に固定する固定手段となるベース体32とで構成される。
【0023】
装飾カバー体3の本体部31には、内装したリール部12の巻取軸124の延長上に操作ハンドル用の挿通孔311、及びリール部12に正対する位置に適宜形状のホース通過孔312を穿設し、給水部(給水管連結部)123を外部に突出させてる適宜な孔部(給水用孔部)313を設けてなる。
【0024】
尚前記の給水用孔部313代えて、装飾カバー本体部31の適宜位置に、外部給水管(水道管と連結している)との連結機構(給水受け口)を予め形成しておき、ホースリール本体1を装飾カバー体3に内装するに際して、ホース11と連結している給水部123を前記連結機構と接続するようにしても良い。
【0025】
ベース体32は、装飾カバー本体部31の底面開口に装着するもので、ホースリール本体1の本体部13を載置固定し、ベース体32を装飾カバー体3に固定してホースリール本体1を装飾カバー体3内に収納固定するものである。
【0026】
尚前記のベース体32に代えて、装飾カバー本体部31の内周面とホースリール本体1の本体部13との間に、長さ調整可能とした連結杆4を用いてホースリール本体1又は装飾カバー体3を中空保持するようにしても良い。
【0027】
更にベース体32には、3個の接地部(接地脚)を設けたもので、この接地部のうち1点は支点軸接地部321として、他の二点はキャスターを使用しての移動接地部322としたものである。
【0028】
而してホースリール本体1を装飾カバー体3内に収納固定し、外部から操作ハンドル2を装着し、ホース11を通過孔312から外部に露出させ、給水用孔部313からの給水部123を露出させ、外部給水管と連結すると使用可能状態となる。
【0029】
そこで使用に際しては、ホース通過孔312からホース11を大きく引き出し、使用後は、操作ハンドル2の回転操作でホース11の巻き取りを行うものである。特に前記の器具は、外観が庭の風景にとけ込む装飾カバー体3で覆われているので、そのままの庭に配置しても何ら景観を乱すことがない。
【0030】
またホース11の移動によって器具全体に回転力が加わると、支点軸接地部321を中心に回動するものであり、特に移動設置部322に車輪を採用することにより、前記回動動作がスムーズになされると共に、支点軸設置部側で器具を持ち上げると、器具の走行移動が可能で、器具運搬も容易に行える。
【0031】
また前記第二実施形態において、ホースリール本体1を横軸に組み込まずに図6,7に例示するとおり、ホースリール本体1(リール部12と本体部13)を縦軸方向で支持して組み込み、操作用ハンドル2の挿通孔311を、(岩形状とした)装飾カバー体2の上面部分に設けるようにしても良い(第二実施形態の別実施例)。
【0032】
図8乃至10は、本発明の第三実施形態を示したものである。この実施形態はホースリール本体1に、倒伏防止機能を組み込み、ホースリール本体1を単体で使用した場合にも、倒伏防止機能が働くようにしたものである。
【0033】
ホースリール本体1は、ホース11,リール部12及び本体部13を備えた前述したものと同様の構成を備え、本体部13の底面に適宜な支点接地部14及び移動支点部15を設けたもので、支点軸接地部14は、底面を例えばゴム質のような接地摩擦抵抗の大きい材質で形成した下方突出部141と、下方突出部141を上下に貫通する貫通孔142と、この貫通孔142を貫通するに十分な長さを備えたピン143とで構成する。
【0034】
また移動接地部15は、下方突出部を備えて本体部13の脚となるものであるが、例えば底面を球面形状として、接地面積を小さくすると共に摩擦抵抗が小さい形状に形成したものである。
【0035】
而して前記ホースリール本体1は従前の器具と同様に使用されるもので、例えば器具をコンクリート面のような硬質面上に置いて使用した場合に、ホースの巻き取りや引き出しの際や、散水方向の変更などの作業中に、ホース11のために器具全体に対して捻れ作用(水平方向の回動力)が加わると、移動接地部15の摩擦抵抗が、支点軸接地部14の摩擦抵抗より小さいので、支点軸接地部14を中心に器具全体が水平回動することになり、器具が倒伏することがない。
【0036】
更に地面のような軟質面での使用に際して、各接地部の摩擦抵抗が大きく且つその差が無くなる場合には、ホースの動きによって器具の転倒は免れないが、ピン143を使用して支点軸接地部14を地面にピン連結することで、ホースの働きによる倒伏作用に対する抵抗となり、支点軸接地部14を中心に器具自体の回動が可能となるものである。
【0037】
また前記ホースリール本体1は装飾カバー体3内に収納固定することで、装飾カバー体3で覆われたホースリールとすることもできる。装飾カバー体3内への収納固定は、前記したベース体を採用せずに、装飾カバー本体部31の内周面とホースリール本体1の本体部13との間に、長さ調整可能とした連結杆4を用いて装飾カバー体3を中空保持(非接地状態で保持)する。
【0038】
なお支点軸接地部(14,321)と移動接地部(15,322)の形成位置は、ホースによる器具全体に加わる作用に対して、器具が支点軸接地部を中心に回動しやすい位置(装飾カバー体に設けたホース通過孔から最も遠い位置)に設けると効果的である。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ホースの巻取機構を備えたリール部及びリール部を回転自在に支持する本体部を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体と、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構を備えた操作ハンドルとで構成したホースリールで、操作ハンドルの連結箇所の長短調整で、単独使用もまた任意の装飾カバー体との組み合わせ使用も可能となるものである。
【0040】
また本発明は、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を設けたホースリール本体と、前記ホースリール本体を収納固定できると共に、ホースリール本体を収納固定した際に、巻取機構の巻取軸延長上となる位置に操作ハンドルの挿通孔を穿設し、リール部に正対する位置に適宜形状のホース通過孔を形成し、外部給水可能とした連結部を設けてなる装飾カバー体と、操作ハンドルの挿通孔を介して巻取軸のハンドル連結機構に装着可能に形成した操作ハンドルとで構成してなるホースリールで、器具自体が庭等の風景にとけ込むもので、屋外に放置しても見苦しくなく、カバー自体がホールリール本体の保護カバーとなり、屋外放置による機能低下も生じない。
【0041】
また更に本発明は、前記ホースリールにおいて、器具接地面における適宜な一箇所を、他の接地面よりも移動抵抗を大きくして器具全体の水平回動中心となる支点軸接地部に形成してなる器具で、使用時のホースの移動に対しても対応でき、器具が転倒することを防止し、より使い易くしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の分解斜視図。
【図2】同リール部の構造説明図。
【図3】同第二実施形態の装飾カバー体の分解斜視図。
【図4】同全体の断面図。
【図5】同水平回動の作用説明図。
【図6】同第二実施形態の別例の斜視図。
【図7】同断面図。
【図8】本発明の第三実施形態の全体斜視図。
【図9】同実施形態の装飾カバー体の組み込み状態の説明図(断面図)。
【図10】同正面図。
【符号の説明】
1 ホースリール本体
11 ホース
12 リール部
121 巻取ドラム
122 ホース連結部
123 給水部(給水管連結部)
124 巻取軸
125 連結孔
13 本体部
14 支点軸接地部
141 下方突出部
142 貫通孔
143 ピン
15 移動接地部
2 操作ハンドル
21 突起
3 装飾カバー体
31 本体部
311 操作ハンドル用孔(挿通孔)
312 ホース通過孔
313 給水用孔部
32 ベース体
321 支点軸接地部
322 移動接地部
4 連結杆
Claims (6)
- ホースの巻取機構を備えたリール部及びリール部を回転自在に支持する本体部を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体と、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構を備えた操作ハンドルとで構成したことを特徴とするホースリール。
- ホースの巻取機構を備えたリール部及びリール部を回転自在に支持する本体部を備え、リール部の巻取軸にハンドル連結機構を付設したホースリール本体と、前記ホースリール本体を収納固定できると共に、ホースリール本体を収納固定した際に、巻取機構の巻取軸延長上となる位置に操作ハンドルの挿通孔を穿設し、リール部に正対する位置に適宜形状のホース通過孔を形成し、外部給水可能とした連結部を設けてなる装飾カバー体と、操作ハンドルの挿通孔を介して巻取軸のハンドル連結機構に装着可能に形成した操作ハンドルとで構成してなることを特徴とするホースリール。
- 操作ハンドルが、巻取軸の軸方向の突出長さを所望の長さにできる連結機構を備えた請求項2記載のホースリール。
- ホースリール本体の本体部と、装飾カバー体の内面とを、長さ調整自在とした伸縮連結杆で連結して、ホースリール本体を装飾カバー体内に収納固定してなる請求項2又は3記載のホースリール。
- 器具接地面における適宜な一箇所を、他の接地面よりも移動抵抗を大きくして器具全体の水平回動中心となる支点軸接地部に形成してなる請求項1乃至4記載のホースリール。
- 器具の下面の接地個所を少なくとも3点以上の点接地とし、そのうちの一点の接地部を支点軸接地部としてなる請求項5記載のホースリール。
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-
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- 2003-04-11 JP JP2003107308A patent/JP2004315103A/ja active Pending
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