JP2004314946A - 車両用デフロスタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フロントガラス内面の運転視界領域へ指向性の高いエアを吹き出すことができると共に、空調騒音の低減に寄与することのできる車両用デフロスタ装置を提供する。
【解決手段】 車両のフロントガラス1の内面の下端部領域に向かってエアを吹き出す第1のデフロスタ吹出口21と、それよりも上側の運転視界領域に向かってエアを吹き出す第2のデフロスタ吹出口22とを備え、下流端が第2のデフロスタ吹出口22に接続されるメインのデフロスタ通路25の下流部に、第2のデフロスタ吹出口22に向けて徐々に左右方向に拡開しながら運転視界領域を指向する扇形の指向部25Hを設け、下流側が第1のデフロスタ吹出口21に接続されるサブのデフロスタ通路26を、前記扇形の指向部25Hよりも上流側の位置でメインのデフロスタ通路25から分岐した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両のフロントガラスの内面に空調エアを吹き付けて、ガラス面の曇りを除去したり、ワイパ払拭部分のガラス面の凍結を解除したりする車両用デフロスタ装置に係り、特に、フロントガラス内面の運転視界領域(アイポイント)にエアを吹き付ける専用のデフロスタ吹出口を備えた車両用デフロスタ装置に関する。
従来の技術
車両のフロントガラスの内側には、フロントガラスの内面に向けて空調ユニットから送られる除湿加温エアを吹き出すことで、ガラス面の曇りを晴らしたり、ガラス面の凍結を解除したりするためのデフロスタ吹出口が設けられている(例えば、特許文献1、2参照)。
図11、図12に一般的なデフロスタ装置の例を示す。図において、101はフロントガラス、102はインストルメントパネルであり、デフロスタ吹出口111はインストルメントパネル102の前端部に配置されている。そして、デフロスタダクト121を通して送られてくるエアを、インストルメントパネル102の前端のデフロスタ吹出口111から、フロントガラス101の下端部に向かって吹き出すようになっている。
ところで、上記のデフロスタ装置では、デフロスタ吹出口111が、フロントガラス101の下端部に向けてエアを吹き出すだけのものであったので、デフロストが下端から徐々に進行し、それよりも上方にあるアイポイント(運転者の前方視界領域)のデフロストが遅れるという問題があった。
そこで、運転視界確保のために、下端部よりも所定高さだけ上側の位置に向けてエアを吹き出す専用の吹出口を追加したデフロスタ装置がある。
図13はその例を示している。この装置では、車両のフロントガラス101の内面の下端部領域に向かってエアを吹き出す第1のデフロスタ吹出口111の他に、それよりも上側の運転視界領域に向かってエアを吹き出す第2のデフロスタ吹出口112を追加し、デフロスタダクト121の途中に分岐124を設けて、両方のデフロスタ吹出口111、112にエアを供給するようにしている。
このデフロスタ装置によれば、第2のデフロスタ吹出口112からのエアの吹き出しによって、素早くアイポイントをデフロストすることができる。
特開2000−318441号公報 特開2000−233721号公報
ところで、図13に示した従来例では、第2のデフロスタ吹出口112の近傍に第1のデフロスタ吹出口111への分岐124が設けられているため、分岐124で生じる気流の乱れが、第2のデフロスタ吹出口112からアイポイントへのエア吹き出しの指向性を損なってしまい、結果的にアイポイントのデフロスト性が悪化するという問題があった。また、分岐124での気流の乱れが騒音の一因になるという問題もあった。
本発明は、上記事情を考慮し、フロントガラス内面の運転視界領域へ指向性の高いエアを吹き出すことができると共に、空調騒音の低減に寄与することのできる車両用デフロスタ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、車両のフロントガラスの内面の下端部領域に向かってエアを吹き出す第1のデフロスタ吹出口と、それよりも上側の運転視界領域に向かってエアを吹き出す第2のデフロスタ吹出口と、を備える車両用デフロスタ装置において、上流側が空調ユニットに接続され下流端が前記第2のデフロスタ吹出口に接続されるメインのデフロスタ通路の下流部に、前記第2のデフロスタ吹出口に向けて徐々に左右方向に拡開しながら前記運転視界領域を指向する扇形の指向部を設け、上流側が空調ユニットに接続され下流側が前記第1のデフロスタ吹出口に接続されるサブのデフロスタ通路を、前記扇形の指向部よりも上流側の位置でメインのデフロスタ通路から分岐したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用デフロスタ装置であって、前記メインのデフロスタ通路を中央に配し、その左右両側にサブのデフロスタ通路を配したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の車両用デフロスタ装置であって、前記サブのデフロスタ通路の下流側を、車幅方向の略全幅にわたって広がりインストルメントパネルの上面を構成するチャンバ部に接続し、該チャンバ部に前記第1のデフロスタ吹出口を連通させたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または3記載の車両用デフロスタ装置であって、 左右のサブのデフロスタ通路(26)の下流側に、サブのデフロスタ通路(26)を連通する連通部(31)を設けたことを特徴とする車両用デフロスタ装置。
左右のサブのデフロスタ通路の下流側に、サブのデフロスタ通路を連通する連通部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載の車両用デフロスタ装置であって、前記連通部に、エア通路の絞り部が形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の車両用デフロスタ装置であって、前記絞り部は、第1のデフロスタ吹出口側から第2のデフロスタ吹出口に向かってエア通路内に突出するように形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5記載の車両用デフロスタ装置であって、前記絞り部は、対向した状態で第1のデフロスタ吹出口側及び第2のデフロスタ吹出口側のぞれぞれからエア通路に突出するように形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1のデフロスタ吹出口にエアを送るサブのデフロスタ通路が、メインのデフロスタ通路の扇形の指向部で分岐せずに、指向部の手前の位置(指向部よりも上流側の位置)で分岐しているので、扇形の指向部に流れ込んだ段階のエアに乱れが生じず、エアがスムーズに流れて、フロントガラス内面の運転視界領域に向けて吹き出される。従って、アイポイント(運転視界領域)への吹き出しエアの指向性が向上し、アイポイントから優先的にデフロストが行われる。また、エアの流れに乱流が発生しづらくなることにより、騒音の原因が低減される。
請求項2の発明によれば、メインのデフロスタ通路の左右両側にサブのデフロスタ通路を配しているので、左右両サイドのデフロスタ吹出口へのエアの流れのバランスを良くすることができる。また、デフロスタ通路を形成したダクトの前後方向寸法の増大が抑えられるので、前後方向のコンパクト化が可能になる。
請求項3の発明によれば、第1のデフロスタ吹出口に向かうためにチャンバ部を通過する加温エアによって、フロントガラスを通して侵入する冷気を温めることができるので、乗員の膝下へ向かう冷気の流れを緩和することができ、乗員の膝冷え感の解消に寄与することができる。
請求項4の発明によれば、分岐しているサブのデフロスタ通路の下流側に連通部を設けてデフロスタ通路を連通しているため、左右のサブのデフロスタ通路からのエア圧を平均化することができる。このため、第1のデフロスタ吹出口からの風圧を一定とすることができる。
請求項5の発明によれば、連通路に形成した絞り部がエア通路内でのエアの乱流を抑制するため、騒音を低減することができる。これと共に第1のデフロスタ吹出口から吹き出る風圧を一定とすることができる。
請求項6の発明及び請求項7の発明によれば、エア通路に対して絞り部を簡単に形成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施形態のデフロスタ装置を備えた空調装置の側断面図、図2は同デフロスタ装置の概略構成を示す平面図、図3は図1のIII−III矢視断面図である。
この車両用デフロスタ装置は、図1に示すように、フロントガラス1の内面の下端部領域PLに向かってエアを吹き出す第1のデフロスタ吹出口21と、それよりも上側の運転視界領域PHに向かってエアを吹き出す第2のデフロスタ吹出口22とを有する。
図2にも示すように、第1のデフロスタ吹出口21は、インストルメントパネル2の前端に車幅方向に複数に分散した形で配置され、第2のデフロスタ吹出口22は、それよりも若干後側のインストルメントパネル2の上面に配置されている。図4はインストルメントパネル2の前端に配置された第1のデフロスタ吹出口21部分の拡大断面図である。この図のように、第1のデフロスタ吹出口21はフロントガラス1の下端内面に向けて開口している。
これら各デフロスタ吹出口21、22は、アッパダクト24及びロアダクト23を介して空調ユニット3から延びるベント/デフダクト4の下流端に接続されている。図1に示すように、空調ユニット3のベント/デフダクト4には、更にベントダクト14が接続されており、ベントダクト14の先端には、アッパベント吹出口11、センタベント吹出口15、サイドベント吹出口16等の吹出口が設けられている。そして、空調ユニット3内の通路及びベント/デフダクト4内の通路の必要箇所には、ベントドア5、デフドア6、アッパベントドア7等のドアが設けられている。
図2、図3に示すように、デフロスタダクトは、インストルメントパネル2側に結合されるアッパダクト24と、空調ユニット3側に結合されるロアダクト23とを組み合わせることによって構成されている。
図5はロアダクト23の構成を示す斜視図、図6はアッパダクト24とロアダクト23を組み合わせて構成したデフロスタダクトに更にベントダクトを接続したダクト全体の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、デフロスタダクトを構成するロアダクト23には、メインのデフロスタ通路25と、サブのデフロスタ通路26とが設けられている。メインのデフロスタ通路25は中央に設けられ、サブのデフロスタ通路26は、メインのデフロスタ通路25の左右両側に一体に設けられている。
図3に示すように、中央に配されたメインのデフロスタ通路25は、上流端(下端)開口が、空調ユニット3から延びるベント/デフダクト4の下流端(上端)開口に連通し、下流端(上端)開口が、アッパダクト24の上面壁に形成された第2のデフロスタ吹出口22に接続されている。また、左右両側に配されたサブのデフロスタ通路26は、上流端(下端)開口が空調ユニット3から延びるベント/デフダクト4の下流端(上端)開口に連通し、下流端(上端)開口がアッパダクト24の下面壁に形成された開口に接続されており、アッパダクト24内に形成されたチャンバ部27を介して、第1のデフロスタ吹出口21に連通している。
また、メインのデフロスタ通路25の下流部には、第2のデフロスタ吹出口22に向けて徐々に左右方向に拡開しながら運転視界領域PH(図1参照)を指向する扇形の指向部25Hが設けられており、サブのデフロスタ通路26は、その扇形の指向部25Hよりも上流側の位置で、メインのデフロスタ通路25と分岐した関係になっている。
即ち、メインのデフロスタ通路25の上流端開口とサブのデフロスタ通路26の上流端開口は平行に並んだ関係でベント/デフダクト4の内部通路と連通しており、空調ユニットから流れてきた空調エアが、メインのデフロスタ通路25とサブのデフロスタ通路26にスムーズに流れ込むようになっている。
アッパダクト24は、図6に示すように、左右に翼を拡げたような形状に展開しており、内部に、車幅方向の略全幅にわたって広がるチャンバ部27を有している。このチャンバ部27は、アッパダクト24の上面壁と下面壁との間に画成されており、チャンバ部27を画成する上面壁が、インストルメントパネル2(図1参照)の上面を構成している。そして、このチャンバ部27に、第1のデフロスタ吹出口21及びサイドデフロスタ吹出口29が形成されている。
次に作用を述べる。
このデフロスタ装置では、第1のデフロスタ吹出口21にエアを送るサブのデフロスタ通路26を、メインのデフロスタ通路25の扇形の指向部25Hよりも上流側の位置で空調ユニット3からの通路(ベント/デフダクト4)に接続しているので、サブのデフロスタ通路26への分流の影響が、扇形の指向部25Hに流れ込んだ段階のエアに及ぶことがなく、流れに乱れが生じることがない。
従って、メインのデフロスタ通路25に流れ込んだエアはスムーズに流れて、第2のデフロスタ吹出口22からフロントガラス1の内面の運転視界領域PHに向けて指向性良く吹き出され、その結果、アイポイントから効率よくデフロストが行われることになる。また、エアの流れに乱流が発生しづらくなることにより、騒音の原因が低減される。
また、メインのデフロスタ通路25の左右両側にサブのデフロスタ通路26を配しているので、左右両サイドのデフロスタ吹出口29へのエアの流れのバランスを良くすることができる。また、デフロスタ通路25、26を形成したロアダクト23の前後方向寸法の増大が抑えられるので、ダクトの前後方向寸法のコンパクト化にも寄与することができる。
また、図7に原理構成を示すように、インストルメントパネル2の前部上面をアッパダクト24のチャンバ部27の上面壁で構成したので、第1のデフロスタ吹出口21に向かうためにチャンバ部27を通過する加温エアによって、フロントガラス1を通して侵入する冷気Rを温めることができる。従って、乗員の膝下へ向かう冷気の流れを緩和することができて、乗員の膝冷え感の解消に寄与することができる。
図8及び図9は、本発明の別の実施形態における斜視図及び平面図を示す。この実施形態では、サブのデフロスタ通路26の下流側を連通させた構造とするものである。
すなわち、サブのデフロスタ通路26の上流側はメインのデフロスタ通路25の左右両側で分岐した状態となっているが、その下流側はアッパダクト24内に形成されたチャンバ部27に接続されることにより内部が連通している。チャンバ部27は車幅方向に沿って延びているが、その内部が全長にわたって空洞状となっており、このチャンバ部27に左右のサブのデフロスタ通路26の下流側が連通することにより、左右のサブのデフロスタ通路26を連通する連通部31が形成されるものである。
連通部31は、チャンバ部27の長さ方向における略中央部分に形成されており、連通部31では、左右のサブのデフロスタ通路26からのエアが混合される。この混合によって、エア圧を均一化することができる。また、連通部31の周囲には、第1のデフロスタ吹出口21が配置されているため、エア圧が均一化されたエアが第1のデフロスタ吹出口21から吹き出すことができる。このため、第1のデフロスタ吹出口21からの風圧を一定とすることができる。
さらに、この実施形態では、連通部31に絞り部32が形成されている。すなわち、図8に示すように、アッパダクト24における長さ方向の略中央部分に車室に向かって突出する凸部を形成することにより、この凸部を絞り部32とするものである。従って、この絞り部32はチャンバ部27の略中央部分の連通部31に設けられている。また、凸部からなる絞り部32は、第1のデフロスタ吹出口21側から第2のデフロスタ吹出口22の方向に向かって形成されており、これにより、連通部31のエア通路を絞るように作用している。
このような構造では、左右のサブのデフロスタ通路26からチャンバ部27に流れ込んだエアは連通部31でエア圧が均一化されるのに加えて、絞り部32が連通部31内のエアの乱流を抑制する。そして、エア圧の均一化によって第1のデフロスタ吹出口21からの風圧を一定とすることができ、エアの乱流の抑制によって騒音を低減させることができる。また、絞り部32は、アッパダクト24の成形と同時に形成できるため、その形成が容易となっている。
図10は、連通部31及び絞り部を設ける場合の別の実施形態を示す。この実施形態では、第1のデフロスタ吹出口21側から第2のデフロスタ吹出口22の方向に向かって絞り部32が形成されるのに加えて、第2のデフロスタ吹出口22側から第1のデフロスタ吹出口21の方向に向かって絞り部33が形成されるものである。
これらの絞り部32,33は、相互に対向するように連通部31内に突出しており、図8及び図9の実施形態に比べ、さらにエア通路を絞るように作用している。従って、この実施形態では、対向した絞り部32,33によってエアの乱流をさらに効果的に抑制することができる。これにより、第1のデフロスタ吹出口21からの風圧の一定化と、エアの乱流の抑制による騒音の低減とをさらに確実に行うことが可能となる。
なお、上記実施形態では、メインのデフロスタ通路25とサブのデフロスタ通路26を車両の左右方向に並設した場合を示したが、車両の前後方向にメインのデフロスタ通路25とサブのデフロスタ通路26を並設してもよく、デフロスタ通路25、26の配置については特に限定されない。
本発明の実施形態のデフロスタ装置を備えた空調装置の側断面図である。 本発明の実施形態のデフロスタ装置の概略構成を示す平面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 図1における第1のデフロスタ吹出口21部分の拡大断面図である。 図3におけるロアダクト23の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態のデフロスタ装置を構成するダクトの全体構成を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態のデフロスタ装置の作用説明に用いる原理構成図である。 本発明の別の実施形態のデフロスタ装置を示す斜視図である。 図8のデフロスタ装置の平面図である。 さらに別の実施形態のデフロスタ装置を示す平面図である。 従来一般の車両用デフロスタ装置の車内側から見た概略構成図である。 図11のデフロスタ装置の要部断面図である。 従来の別のデフロスタ装置の要部断面図である。
符号の説明
1 フロントガラス
2 インストルメントパネル
3 空調ユニット
21 第1のデフロスタ吹出口
22 第2のデフロスタ吹出口
25 メインのデフロスタ通路
25H 扇形の指向部
26 サブのデフロスタ通路
27 チャンバ部
31 連通部
32,33 絞り部
PL 下端部領域
PH 運転視界領域(アイポイント)

Claims (7)

  1. 車両のフロントガラス(1)の内面の下端部領域(PL)に向かってエアを吹き出す第1のデフロスタ吹出口(21)と、それよりも上側の運転視界領域(PH)に向かってエアを吹き出す第2のデフロスタ吹出口(22)と、を備える車両用デフロスタ装置において、
    上流側が空調ユニット(3)に接続され下流端が前記第2のデフロスタ吹出口(22)に接続されるメインのデフロスタ通路(25)の下流部に、前記第2のデフロスタ吹出口(22)に向けて徐々に左右方向に拡開しながら前記運転視界領域を指向する扇形の指向部(25H)を設け、上流側が空調ユニット(3)に接続され下流側が前記第1のデフロスタ吹出口(21)に接続されるサブのデフロスタ通路(26)を、前記扇形の指向部(25H)よりも上流側の位置でメインのデフロスタ通路(25)から分岐したことを特徴とする車両用デフロスタ装置。
  2. 請求項1記載の車両用デフロスタ装置であって、
    前記メインのデフロスタ通路(25)を中央に配し、その左右両側にサブのデフロスタ通路(26)を配したことを特徴とする車両用デフロスタ装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用デフロスタ装置であって、
    前記サブのデフロスタ通路(26)の下流側を、車幅方向の略全幅にわたって広がりインストルメントパネル(2)の上面を構成するチャンバ部(27)に接続し、該チャンバ部(27)に前記第1のデフロスタ吹出口(21)を連通させたことを特徴とする車両用デフロスタ装置。
  4. 請求項2または3記載の車両用デフロスタ装置であって、
    左右のサブのデフロスタ通路(26)の下流側に、サブのデフロスタ通路(26)を連通する連通部(31)を設けたことを特徴とする車両用デフロスタ装置。
  5. 請求項4記載の車両用デフロスタ装置であって、
    前記連通部(31)に、エア通路の絞り部(32,33)が形成されていることを特徴とする車両用デフロスタ装置。
  6. 請求項5記載の車両用デフロスタ装置であって、
    前記絞り部(32)は、第1のデフロスタ吹出口(21)側から第2のデフロスタ吹出口(22)に向かってエア通路内に突出するように形成されていることを特徴とする車両用デフロスタ装置。
  7. 請求項5記載の車両用デフロスタ装置であって、
    前記絞り部(33)は、対向した状態で第1のデフロスタ吹出口(21)側及び第2のデフロスタ吹出口(22)側のぞれぞれからエア通路に突出するように形成されていることを特徴とする車両用デフロスタ装置。
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