JP2004313684A - 寝たきり老人医療看護ウルトラｃ - Google Patents

Abstract

【課題】寝たきり老人の排尿・排便を解決する。
【解決手段】寝たきり老人の下半身にプラスチック製のパンツのようなものをはかせ、排尿・排便後そのプラスチック製の箱に、適温のお湯を注ぎ、かくはんの後、排湯口から流し出すものとする。これにより排便の臭さを最小限度におさえて処理することができる。お湯は圧力を加えてもよい。その時は、排湯口は全開にしておく。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明に属する技術分野】
寝たきり老人の排尿・排便の処理を解決する医療看護に関する。
【０００２】
【従来の技術】
寝たきり老人の排尿・排便の処理は、紙おむつの使用がほとんどであり、看護も大変であり、悪臭が耐えがたい。
【０００３】
そのため、ぬれタオルで患部を拭く程度であり、病人にとっては不愉快さが残る。たまにお風呂に入ることもあるが、介護をするのに数人でないと無理で手間がかかる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、寝たきり老人の毎日の排尿・排便後、簡単に処理し、老人にとっても気分の向上となるものを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は寝たきり老人の下半身に、プラスチック製の防護服のようなものをはかせる。
その防護服には、お湯の給湯口と排湯口が付いており被看護人（病人）の排尿・排便後、その給湯口から適温のお湯を注ぐ。そのプラスチック製の防護服には、かくはん機がついており排便物を病人からきれいに洗い流し排湯口から排出する。それは、３度ぐらいやることで病人の患部はきれいになると思われる。
かくはん機は、バブルのようなあわ吹き出し機でもよい。それは、いろいろ考えられる。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、以下図面で具体的に説明する。
本発明は図１に示すように、寝ている病人の下半身にプラスチック製のカバーを取り付ける。
体に接合する胴体と２本の足には、水がもれないように空気圧のゴムタイヤのようなものでお湯を注ぐ時、空気圧を入れて接合する。
プラスチック製のカバーには上部にお湯を注ぐ給湯口と、下部には汚れたお湯を捨てる排湯口がある。
病人の排尿・排便、その給湯口から適温のお湯を注ぎ、プラスチック製のカバーの中で排便をかくはん機でかくはん、汚れたお湯を排湯口から流し出す。
それを３回くり返すことできれいになる。
【０００７】
【発明の効果】
本発明は以上のようなものである。これにより寝たきり老人の排尿・排便の処理が容易になり、看護する側も苦労なく処理でき毎日のくり返す作業を考えると、大部楽となる。病人も、適温のお湯が下半身を温めることで病人も気持ちのよいものとなる。
排尿・排便はお湯の中ですると気持ちの良いものである。
ふだんは空気圧をとき、空気が出入りするようにし、部屋の暖房をすることで、下半身の換気とする。又は、排尿・排便かくはん排湯器の上部の温風機で下半身を暖める。
本発明によって、寝たきり老人の排尿・排便が安い料金で処理でき、看護の向上となり、幅広い普及が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の模式的横側図
【図２】図１の符号（５）（６）の断面図
【符号の説明】
（１） 排尿・排便かくはん排水器
（２） お湯スペース
（３） 給湯口（φ１００程度水圧力を加えることも可）
（４） かくはん器（バブル発生機）
（５） 空気圧ベルト（足の部分）
（６） 空気圧ベルト（胴体の部分）
（７） 排湯口（下水接続口、φ２００程度）
（８） ベッド（勾配付）
（９） 人間（寝たきり老人）
（１０） まくら
（１１） デッドスペース
（１２） 高低差
（１３） 空気圧器（コンプレッサー等）
（１４） 空気を送る管
（１５） 電気式温風機（ソーラー式等）

Claims (4)

1. 寝たきり老人（９）に排尿・排便かくはん排水器（１）を取り付ける。
2. 排尿・排便かくはん排水器（１）は、プラスチック製等とし、給湯口（３）及び排湯口（７）を備えているものとする。お湯は入れる時給湯口（３）から圧力を加えることもできる。
3. 排尿・排便かくはん排水器（１）は、身体に接する部分は、空気圧ベルト（５）（６）を備えており、それは、外部から空気圧を送り、身体にすき間をなくすものとする。ベッド（８）は、足に向かって勾配（１４）がある。又、排尿・排便かくはん排湯器（１）は上ブタ式として取りはずせるものとする。
4. 排尿・排便かくはん排湯器（１）の内側の上部に、防水温風機（１５）を取り付ける。

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