JP2004313674A - 替刃式レザー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】刀身1の替刃保持部3の角度を10°から20°に設定し、刀幹4に滑り止めを設ける。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
本発明は替刃式レザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の替刃式レザーは、理、美容師に広く使用されていた。
図9に示すように、刀身1とハンドル5の組み合わせによって構成されていた。
図6に示すように、替刃保持部3の形状が厚く形成されていた。
また図9に示すように、刀幹部4の形状の幅が広く、薄く形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の替刃式レザーには、次のような欠点があった。
イ、図8に示すように、替刃保持部3が厚く形成されいたので30°以上の大きな対皮刃角度で使用されていた。いわゆる皮膚面に刃が立つ作用状況であった。
ロ、図9に示すように、刀幹部4の形状の幅が広く、薄く形成されていたので持ちにくく、使いにくかった。
上記のような状態であるから、実際のシェービングにおいて滑らかな操作がしにくいので、皮膚に当たりが強く切れ味が低下して、痛い、血が出る、かみそり負けをする等の皮膚を損傷する不快が伴った。
【0004】
本発明は上記の技術的課題を鑑みて、滑らかな操作性と、皮膚を損傷しない安全性と、ソフトな感触を確保して、快適なシェービングができる。
替刃式レザーを提供するものである。
【0005】
【発明が解決するための手段】
上記課題である。滑らかな操作性と、皮膚を損傷しない安全性と、ソフトな感触を確保して快適なシェービングをするには替刃保持部3に適度の角度を設けて、刀肩2を薄くして、刀幹部4を持ちやすい形状にして、溝状、凹凸状、波形状、のすべり止めを設ける。
【0006】
シエービングとは、顔面に突き出た髭9を替刃保持部3に装着した替刃7をすべらせるように移動して除去するものであって、切削作用といわれている。その切削作用を良好にするには、皮膚8に替刃7を良くねかせて、斜行してシェービングをすることである。
【0007】
図7に示すように、本発明の替刃式レザーの替刃保持部3に替刃7を装着して皮膚8に良くねかせた作用状況である。
イ、替刃保持部3に適度の角度を設けて、その角度に合うように、刀肩2を薄くしてあるから、刀肩2が皮膚8に接触しにくいので、替刃保持部3に装着した替刃7を容易にねかせることができると共に斜行することもできるので、切削抵抗と切削摩擦を最小限にすることができるのである。そして替刃保持部に設ける角度は替刃7の厚さと、研磨角度にもよるが10°から20°が適している。
ロ、刀幹部4を長方形の形状の形状にして、すべり止めを設けてあるから、持ちやすく、使いやすいのである。
このようにして、従来の欠点を解決したものと考え本発明を完成させたものであり、次のようなものである。
【0008】
刀身1の替刃保持部3の角度を10°から20°に設定して設けた替刃式レザー。
【0009】
【作用】
本発明の替刃式レザーは、次のように使用する。
刀幹部4を人差し指、中指、薬指の三指と親指で挟むようにして、刀尾6に小指を内側に曲げて当てて保持する。そしてシェービング操作においては、図7に示すように、替刃保持部3に設けた角度をガイドにして、皮膚8に接するようにすると替刃7を良くねかせると共におのずと斜行するのであるから、滑らかな操作性と、皮膚を損傷しない安全性と、ソフトな感触を確保して快適なシェービングができるのである。
【0010】
【実施例】
実施例1
本発明の実施例を図1、図2、図3、図7について説明をする。
図1、図2、図3、図7は、それぞれ実施例1のものの、構造及び作用を示す、斜視図、正面図、断面図である。
図1は、西洋形の替刃式レザーの斜視図であって、刀幹部4に溝状のすべり止めを設けている。そして凹凸状、波形状にしてもよい。
図2は、日本形の替刃式レザーの斜視図であって、刀幹部4に溝状のすべり止めを設けている。そして凹凸状、波形状にしてもよい。
図3は、刀身1の正面図であって、刀身1の替刃保持部3に設けた角度のピークから薄くした刀肩2のピークにコンケーブ10を設けている。
図7は、作用要部の拡大断面図であって、替刃式レザーに替刃7を装着して、替刃保持部3に設けた角度をガイドにしたシェービングの状況を示している。
【0011】
実施例2
図4は、刀身1の正面図であって、刀身1の替刃保持部3に設けた角度のピークから薄くした刀肩2を少し下にさげて設けたピークにコンケーブ10を設けている。
【0012】
実施例3
図5は、刀身1の正面図であって、刀身1の替刃保持部3に設けた角度のピークから薄くした刀肩2を少し下にさげて設けたピークにフラットに設けている。
【0013】
【発明の効果】
本発明の替刃式レザーは、替刃保持部3に適度の角度を設けて、刀幹部4を持ちやすい形状にして、すべり止めを設けてあるから、フリーハンド、ペンハンド、バックハンド、プッシュハンド、ステッキハンドの持ち方が自在にできる持ちやすさであるから、替刃保持部3と刀幹部4の機能とが相俟って顔面各部位を安全な対皮刃角度を保って、痛くなく、出血することなく、かみそり負け等の皮膚を損傷することなく、綺麗に、気持ちの良いシェービングができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の西洋形の替刃式レザーの斜視図と各部の名称である。
【図2】実施例1の日本形の替刃式レザーの斜視図と各部の名称である。
【図3】実施例1の拡大正面図である。
【図4】実施例2の拡大正面図である。
【図5】実施例3の拡大正面図である。
【図6】従来の替刃式レザーの拡大正面図である。
【図7】実施例1の作用要部の拡大断面図である。
【図8】従来の作用要部の拡大断面図である。
【図9】従来の替刃式レザーの斜視図と各部の名称である。
【符号の説明】
1 刀身
2 刀肩
3 替刃保持部
4 刀幹部
5 ハンドル
6 刀尾
7 替刃
8 皮膚
9 髭
10 コンケーブ
Claims (1)
- 刀身1の替刃保持部3の角度を10°から20°に設定して設けた替刃式レザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141174A JP2004313674A (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 替刃式レザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141174A JP2004313674A (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 替刃式レザー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004313674A true JP2004313674A (ja) | 2004-11-11 |
JP2004313674A5 JP2004313674A5 (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=33475009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003141174A Pending JP2004313674A (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 替刃式レザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004313674A (ja) |
-
2003
- 2003-04-11 JP JP2003141174A patent/JP2004313674A/ja active Pending
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