JP2004313281A - 遊技機の過電流防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パチンコ機に設けられるヒューズの取付作業性や交換作業性を向上させると共に、省スペース化及び低コスト化できるようにする。
【解決手段】ヒューズ16は、ほぼ平行に配置された一対の端子18,19と、これらの両端子18,19の基端部18a,19aを覆う偏平形状のハウジング20と、このハウジング20内で両端子18,19の基端部18a,19a間に接続された可溶体21とから構成する。また、ハウジング20の上面には、定格電流値を表す数字を表記し、更に、定格電流値に応じてハウジング20を色分けする。このヒューズ16の各端子18,19を基板上に設けられた端子取付部の接続孔に差し込むことで、偏平形状のヒューズ16を基板に直立姿勢で実装することができ、簡単な取付構造でヒューズ16の実装面積を小さくすることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】ヒューズ16は、ほぼ平行に配置された一対の端子18,19と、これらの両端子18,19の基端部18a,19aを覆う偏平形状のハウジング20と、このハウジング20内で両端子18,19の基端部18a,19a間に接続された可溶体21とから構成する。また、ハウジング20の上面には、定格電流値を表す数字を表記し、更に、定格電流値に応じてハウジング20を色分けする。このヒューズ16の各端子18,19を基板上に設けられた端子取付部の接続孔に差し込むことで、偏平形状のヒューズ16を基板に直立姿勢で実装することができ、簡単な取付構造でヒューズ16の実装面積を小さくすることができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、過電流を防止するヒューズを備えた遊技機の過電流防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ機等の遊技機では、例えば、特許文献1(特開2001−70582号公報)に記載されているように、制御基板等の各種電気部品に過電流が流れることを防止するためのヒューズとして、可溶体を覆うガラス管の両端部に端子を設けた“ガラス管ヒューズ”が用いられている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−70582号公報(第4頁等)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のガラス管ヒューズは、細長い円柱形状であるため、作業者が指で摘み難い。このため、ガラス管ヒューズの取付作業時や交換作業時には、ガラス管ヒューズを落とさないように慎重に取り扱う必要があり、作業性があまり良くないという欠点がある。
【0005】
しかも、ガラス管ヒューズは、その両端部に端子が設けられているため、基板上に平面的に設けられた端子取付部に、ガラス管ヒューズの各端子を取り付けると、円柱形状のガラス管ヒューズを基板表面に沿って寝かした姿勢となる。このため、ヒューズの実装面積が比較的大きくなってしまい、近年の技術的課題である基板の小型化・高密度実装化が困難である。
【0006】
そこで、ヒューズの実装面積を小さくするために、ガラス管ヒューズを基板に対して直立姿勢で配置することが考えられるが、この場合、基板上に端子取付部をガラス管ヒューズの上部側の端子位置まで届くように立体的に設ける必要があり、構成が複雑化してコストアップするという欠点がある。
【0007】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、作業性向上、省スペース化・高密度実装化及び低コスト化の要求を満たすことができる遊技機の過電流防止装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、所定の電気部品に過電流が流れることを防止するヒューズを備えた遊技機の過電流防止装置において、ヒューズを、ほぼ平行に配置された一対の端子と、両端子の基端部を覆う偏平形状のハウジングと、該ハウジング内で両端子の基端部間に接続された可溶体とから構成するようにしたものである。
【0009】
この構成のヒューズは、ハウジングが偏平形状であるため、作業者がハウジングを指で摘み易く、ヒューズの取付作業や交換作業の作業性を向上させることができる。しかも、ハウジングから一対の端子が同一方向に突出しているため、基板上に平面的に設けられた端子取付部に、ヒューズの各端子を取り付けるだけで、偏平形状のヒューズを基板に対して直立姿勢で実装することができる。これにより、簡単な取付構造でヒューズの実装面積を小さくすることができ、省スペース化・高密度実装化及び低コスト化を実現することができる。
【0010】
この場合、請求項2のように、ヒューズは、定格電流値に応じてハウジングを色分けするようにしても良い。このようにすれば、ハウジングの色によってヒューズの定格電流値を容易に識別することができる。
【0011】
更に、請求項3のように、ヒューズは、定格電流値を表す数字、文字、記号等からなる定格電流値情報をハウジングに表記するようにしても良い。このようにすれば、ハウジングに表記された定格電流値情報を見ることで、ヒューズの定格電流値を容易に正確に識別することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をパチンコ機に適用した一実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1に基づいてパチンコ機の電源供給系の概略構成を説明する。パチンコ機の裏面側には、パチンコ機全体の制御を管理するメイン制御基板11と、球発射装置(図示せず)を制御する発射制御基板12と、球払出装置(図示せず)を制御する払出制御基板13等が設けられている。更に、パチンコ機の裏面側には、これらの各制御基板11〜13に直流電圧を供給するための電源回路基板14と電源分電基板15とが設けられている。
【0013】
パチンコ島等の外部電源(図示せず)から供給される交流電圧(例えばAC24V)は、電源回路基板14で複数種類の直流電圧(例えばDC32V,DC24V,DC12V,DC5V等)に変換され、この電源回路基板14から出力される各直流電圧が、電源分電基板15で各制御基板11〜13毎に必要とする電源電圧に応じて分配されて各制御基板11〜13に供給される。
【0014】
また、電源回路基板14の入力部には、電源回路基板14に過電流が流れることを防止するヒューズ16が設けられている。更に、電源分電基板15の各分電配線パターン中には、必要に応じてヒューズ16が直列に接続され、該当する制御基板に過電流が流れることを防止するようにしている。
【0015】
次に、図2及び図3を用いてヒューズ16の構成について説明する。ヒューズ16は、ほぼ平行に配置された一対の端子18,19と、これらの両端子18,19の基端部18a,19aを覆う偏平形状のハウジング20と、このハウジング20内で両端子18,19の基端部18a,19a間に接続された可溶体21とから構成されている。
【0016】
各端子18,19は、それぞれ板状に形成されて、ハウジング20の下面から下方へ突出しており、各端子18,19の先端部18b,19bは、先端に向かうほど幅が狭くなるテーパ状に形成されている。可溶体21は、ヒューズ用金属(例えば亜鉛合金等の低融点金属)により形成され、所定の定格電流値を越える電流が流れると溶断するようになっている。
【0017】
また、ハウジング20は、耐熱性、絶縁性、透明性又は半透明性を有する樹脂等により偏平な略直方体形状に形成され、少なくともハウジング20のうち可溶体21と対向する側壁部20aが、ハウジング20の外側から可溶体21を視認できる程度の薄さで形成されている。
【0018】
また、ハウジング20の上面には、定格電流値を表す数字が表記されており、更に、定格電流値に応じてハウジング20が色分けされている。例えば、定格電流値の「2A」、「3A」、「4A」、「5A」、「7.5A」、「10A」、「15A」、「20A」、「25A」、「30A」に対応して、それぞれハウジング20が「灰色」、「紫色」、「桃色」、「黄褐色」、「茶色」、「赤色」、「青色」、「黄色」、「無色透明」、「緑色」に色分けされている。
【0019】
以上のように構成したヒューズ16は、それぞれ基板14(15)上に設けられた端子取付部(図示ぜず)の接続孔に、各端子18,19を差し込むことで、偏平形状のハウジング20を基板14(15)に直立姿勢にして実装されるようになっている。
【0020】
以上説明した本実施形態では、ヒューズ16のハウジング20が偏平形状であるため、作業者がハウジング20を指で摘み易く、ヒューズ16の取付作業や交換作業の作業性を向上させることができる。しかも、ハウジング20から各端子18,19が同一方向に突出しているため、基板14(15)上に平面的に設けられた端子取付部に、ヒューズ16の各端子18,19を取り付けるだけで、偏平形状のヒューズ16を基板14(15)に直立姿勢で実装することができる。これにより、簡単な取付構造でヒューズ16の実装面積を小さくすることができ、低コスト化の要求を満たしながら、省スペース化による基板の小型化・高密度実装化を実現することができる。
【0021】
また、本実施形態では、ヒューズ16の定格電流値に応じてハウジング20を色分けするようにしたので、ハウジング20の色によってヒューズ16の定格電流値を容易に識別することができ、間違った定格電流値のヒューズ16を使用してしまうといった不具合を未然に防止することができる。
【0022】
更に、本実施形態では、ヒューズ16の定格電流値を表す数字をハウジング20の上面に表記するようにしたので、ハウジング20に表記された数字を見ることで、ヒューズ16の定格電流値を正確に識別することができる。
尚、ヒューズ16の定格電流値を表す数字、文字、記号等からなる定格電流値情報をハウジング20に表記するようにしても良い。
【0023】
また、本実施形態では、パチンコ機の電源回路基板14と電源分電基板15に設けられるヒューズ16に本発明を適用したが、これ以外のパチンコ機の電気回路に設けられるヒューズに本発明を適用しても良い。
【0024】
その他、本発明の適用範囲は一般のパチンコ機に限定されず、アレンジ式のパチンコ機やパチンコ球を使用してスロットゲームを行う遊技機等、種々の遊技機に本発明を適用しても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の請求項1の遊技機の過電流防止装置によれば、ヒューズを、ほぼ平行に配置された一対の端子の基端部を偏平形状のハウジングで覆うようにしたので、ハウジングを指で摘み易くしてヒューズの取付作業性や交換作業性を向上させることができると共に、簡単な取付構造でヒューズを基板に直立姿勢で実装して実装面積を小さくすることができ、低コスト化及び省スペース化・高密度実装化の要求を満たすことができる。
【0026】
また、請求項2では、ヒューズの定格電流値に応じてハウジングを色分けするようにしたので、ハウジングの色によってヒューズの定格電流値を簡単に識別することができ、間違ったヒューズの誤使用を未然に防止することができる。
【0027】
更に、請求項3では、ヒューズの定格電流値を表す数字、文字、記号等からなる定格電流値情報をハウジングに表記するようにしたので、ハウジングに表記された定格電流値情報を見ることで、ヒューズの定格電流値を正確に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ機の電源供給系の概略構成図
【図2】ヒューズの外観斜視図
【図3】ヒューズの縦断面図
【符号の説明】
11…メイン制御基板、12…発射制御基板、13…払出制御基板、14…電源回路基板、15…電源分電基板、16…ヒューズ、18,19…端子、20…ハウジング、21…可溶体。
【発明の属する技術分野】
本発明は、過電流を防止するヒューズを備えた遊技機の過電流防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ機等の遊技機では、例えば、特許文献1(特開2001−70582号公報)に記載されているように、制御基板等の各種電気部品に過電流が流れることを防止するためのヒューズとして、可溶体を覆うガラス管の両端部に端子を設けた“ガラス管ヒューズ”が用いられている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−70582号公報(第4頁等)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のガラス管ヒューズは、細長い円柱形状であるため、作業者が指で摘み難い。このため、ガラス管ヒューズの取付作業時や交換作業時には、ガラス管ヒューズを落とさないように慎重に取り扱う必要があり、作業性があまり良くないという欠点がある。
【0005】
しかも、ガラス管ヒューズは、その両端部に端子が設けられているため、基板上に平面的に設けられた端子取付部に、ガラス管ヒューズの各端子を取り付けると、円柱形状のガラス管ヒューズを基板表面に沿って寝かした姿勢となる。このため、ヒューズの実装面積が比較的大きくなってしまい、近年の技術的課題である基板の小型化・高密度実装化が困難である。
【0006】
そこで、ヒューズの実装面積を小さくするために、ガラス管ヒューズを基板に対して直立姿勢で配置することが考えられるが、この場合、基板上に端子取付部をガラス管ヒューズの上部側の端子位置まで届くように立体的に設ける必要があり、構成が複雑化してコストアップするという欠点がある。
【0007】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、作業性向上、省スペース化・高密度実装化及び低コスト化の要求を満たすことができる遊技機の過電流防止装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、所定の電気部品に過電流が流れることを防止するヒューズを備えた遊技機の過電流防止装置において、ヒューズを、ほぼ平行に配置された一対の端子と、両端子の基端部を覆う偏平形状のハウジングと、該ハウジング内で両端子の基端部間に接続された可溶体とから構成するようにしたものである。
【0009】
この構成のヒューズは、ハウジングが偏平形状であるため、作業者がハウジングを指で摘み易く、ヒューズの取付作業や交換作業の作業性を向上させることができる。しかも、ハウジングから一対の端子が同一方向に突出しているため、基板上に平面的に設けられた端子取付部に、ヒューズの各端子を取り付けるだけで、偏平形状のヒューズを基板に対して直立姿勢で実装することができる。これにより、簡単な取付構造でヒューズの実装面積を小さくすることができ、省スペース化・高密度実装化及び低コスト化を実現することができる。
【0010】
この場合、請求項2のように、ヒューズは、定格電流値に応じてハウジングを色分けするようにしても良い。このようにすれば、ハウジングの色によってヒューズの定格電流値を容易に識別することができる。
【0011】
更に、請求項3のように、ヒューズは、定格電流値を表す数字、文字、記号等からなる定格電流値情報をハウジングに表記するようにしても良い。このようにすれば、ハウジングに表記された定格電流値情報を見ることで、ヒューズの定格電流値を容易に正確に識別することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をパチンコ機に適用した一実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1に基づいてパチンコ機の電源供給系の概略構成を説明する。パチンコ機の裏面側には、パチンコ機全体の制御を管理するメイン制御基板11と、球発射装置(図示せず)を制御する発射制御基板12と、球払出装置(図示せず)を制御する払出制御基板13等が設けられている。更に、パチンコ機の裏面側には、これらの各制御基板11〜13に直流電圧を供給するための電源回路基板14と電源分電基板15とが設けられている。
【0013】
パチンコ島等の外部電源(図示せず)から供給される交流電圧(例えばAC24V)は、電源回路基板14で複数種類の直流電圧(例えばDC32V,DC24V,DC12V,DC5V等)に変換され、この電源回路基板14から出力される各直流電圧が、電源分電基板15で各制御基板11〜13毎に必要とする電源電圧に応じて分配されて各制御基板11〜13に供給される。
【0014】
また、電源回路基板14の入力部には、電源回路基板14に過電流が流れることを防止するヒューズ16が設けられている。更に、電源分電基板15の各分電配線パターン中には、必要に応じてヒューズ16が直列に接続され、該当する制御基板に過電流が流れることを防止するようにしている。
【0015】
次に、図2及び図3を用いてヒューズ16の構成について説明する。ヒューズ16は、ほぼ平行に配置された一対の端子18,19と、これらの両端子18,19の基端部18a,19aを覆う偏平形状のハウジング20と、このハウジング20内で両端子18,19の基端部18a,19a間に接続された可溶体21とから構成されている。
【0016】
各端子18,19は、それぞれ板状に形成されて、ハウジング20の下面から下方へ突出しており、各端子18,19の先端部18b,19bは、先端に向かうほど幅が狭くなるテーパ状に形成されている。可溶体21は、ヒューズ用金属(例えば亜鉛合金等の低融点金属)により形成され、所定の定格電流値を越える電流が流れると溶断するようになっている。
【0017】
また、ハウジング20は、耐熱性、絶縁性、透明性又は半透明性を有する樹脂等により偏平な略直方体形状に形成され、少なくともハウジング20のうち可溶体21と対向する側壁部20aが、ハウジング20の外側から可溶体21を視認できる程度の薄さで形成されている。
【0018】
また、ハウジング20の上面には、定格電流値を表す数字が表記されており、更に、定格電流値に応じてハウジング20が色分けされている。例えば、定格電流値の「2A」、「3A」、「4A」、「5A」、「7.5A」、「10A」、「15A」、「20A」、「25A」、「30A」に対応して、それぞれハウジング20が「灰色」、「紫色」、「桃色」、「黄褐色」、「茶色」、「赤色」、「青色」、「黄色」、「無色透明」、「緑色」に色分けされている。
【0019】
以上のように構成したヒューズ16は、それぞれ基板14(15)上に設けられた端子取付部(図示ぜず)の接続孔に、各端子18,19を差し込むことで、偏平形状のハウジング20を基板14(15)に直立姿勢にして実装されるようになっている。
【0020】
以上説明した本実施形態では、ヒューズ16のハウジング20が偏平形状であるため、作業者がハウジング20を指で摘み易く、ヒューズ16の取付作業や交換作業の作業性を向上させることができる。しかも、ハウジング20から各端子18,19が同一方向に突出しているため、基板14(15)上に平面的に設けられた端子取付部に、ヒューズ16の各端子18,19を取り付けるだけで、偏平形状のヒューズ16を基板14(15)に直立姿勢で実装することができる。これにより、簡単な取付構造でヒューズ16の実装面積を小さくすることができ、低コスト化の要求を満たしながら、省スペース化による基板の小型化・高密度実装化を実現することができる。
【0021】
また、本実施形態では、ヒューズ16の定格電流値に応じてハウジング20を色分けするようにしたので、ハウジング20の色によってヒューズ16の定格電流値を容易に識別することができ、間違った定格電流値のヒューズ16を使用してしまうといった不具合を未然に防止することができる。
【0022】
更に、本実施形態では、ヒューズ16の定格電流値を表す数字をハウジング20の上面に表記するようにしたので、ハウジング20に表記された数字を見ることで、ヒューズ16の定格電流値を正確に識別することができる。
尚、ヒューズ16の定格電流値を表す数字、文字、記号等からなる定格電流値情報をハウジング20に表記するようにしても良い。
【0023】
また、本実施形態では、パチンコ機の電源回路基板14と電源分電基板15に設けられるヒューズ16に本発明を適用したが、これ以外のパチンコ機の電気回路に設けられるヒューズに本発明を適用しても良い。
【0024】
その他、本発明の適用範囲は一般のパチンコ機に限定されず、アレンジ式のパチンコ機やパチンコ球を使用してスロットゲームを行う遊技機等、種々の遊技機に本発明を適用しても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の請求項1の遊技機の過電流防止装置によれば、ヒューズを、ほぼ平行に配置された一対の端子の基端部を偏平形状のハウジングで覆うようにしたので、ハウジングを指で摘み易くしてヒューズの取付作業性や交換作業性を向上させることができると共に、簡単な取付構造でヒューズを基板に直立姿勢で実装して実装面積を小さくすることができ、低コスト化及び省スペース化・高密度実装化の要求を満たすことができる。
【0026】
また、請求項2では、ヒューズの定格電流値に応じてハウジングを色分けするようにしたので、ハウジングの色によってヒューズの定格電流値を簡単に識別することができ、間違ったヒューズの誤使用を未然に防止することができる。
【0027】
更に、請求項3では、ヒューズの定格電流値を表す数字、文字、記号等からなる定格電流値情報をハウジングに表記するようにしたので、ハウジングに表記された定格電流値情報を見ることで、ヒューズの定格電流値を正確に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ機の電源供給系の概略構成図
【図2】ヒューズの外観斜視図
【図3】ヒューズの縦断面図
【符号の説明】
11…メイン制御基板、12…発射制御基板、13…払出制御基板、14…電源回路基板、15…電源分電基板、16…ヒューズ、18,19…端子、20…ハウジング、21…可溶体。
Claims (3)
- 所定の電気部品に過電流が流れることを防止するヒューズを備えた遊技機の過電流防止装置において、
前記ヒューズは、ほぼ平行に配置された一対の端子と、両端子の基端部を覆う偏平形状のハウジングと、該ハウジング内で両端子の基端部間に接続された可溶体とから構成されていることを特徴とする遊技機の過電流防止装置。 - 前記ヒューズは、定格電流値に応じて前記ハウジングが色分けされていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の過電流防止装置。
- 前記ヒューズは、定格電流値を表す数字、文字、記号等からなる定格電流値情報が前記ハウジングに表記されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機の過電流防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003108557A JP2004313281A (ja) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | 遊技機の過電流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003108557A JP2004313281A (ja) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | 遊技機の過電流防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004313281A true JP2004313281A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33469982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003108557A Pending JP2004313281A (ja) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | 遊技機の過電流防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004313281A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019177295A (ja) * | 2019-07-30 | 2019-10-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019209183A (ja) * | 2019-09-18 | 2019-12-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2020044381A (ja) * | 2019-12-16 | 2020-03-26 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-04-14 JP JP2003108557A patent/JP2004313281A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019177295A (ja) * | 2019-07-30 | 2019-10-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019209183A (ja) * | 2019-09-18 | 2019-12-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2020044381A (ja) * | 2019-12-16 | 2020-03-26 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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