JP2004310953A - ディジタル信号記録再生装置及び記録再生方法並びにコンピュータ・ソフトウエア - Google Patents

ディジタル信号記録再生装置及び記録再生方法並びにコンピュータ・ソフトウエア Download PDF

Info

Publication number
JP2004310953A
JP2004310953A JP2003106082A JP2003106082A JP2004310953A JP 2004310953 A JP2004310953 A JP 2004310953A JP 2003106082 A JP2003106082 A JP 2003106082A JP 2003106082 A JP2003106082 A JP 2003106082A JP 2004310953 A JP2004310953 A JP 2004310953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
signal
recording medium
digital
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003106082A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Sasamoto
学 佐々本
Satoshi Iimuro
聡 飯室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003106082A priority Critical patent/JP2004310953A/ja
Publication of JP2004310953A publication Critical patent/JP2004310953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】エラー回復を可能とし、そして、記録媒体を無駄なく有効利用するディジタル信号記録再生装置及び記録方法並びにコンピュータ・ソフトウエアを提供する。
【解決手段】ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を記録媒体に記録再生するディジタル信号記録再生装置100において、第一の記録媒体113aに記録する第一の記録手段と、第一の再生手段と、第一の記録媒体113aに記録した信号を破棄する破棄手段と、第二の記録媒体113bに記録する第二の記録手段と、を備え、第一の記録手段及び第二の記録手段は、同一の信号を、それぞれ第一の記録媒体113a又は第二の記録媒体113bに並行して記録し、破棄手段は、並行記録終了の際に、第一の記録媒体113aの記録内容を破棄する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル信号記録再生装置及び記録方法並びにコンピュータ・ソフトウエアであり、ディジタル映像信号あるいは音声信号を記録し再生するディジタル信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタル技術を用いた映像、音声等のデータ圧縮技術が進み、これらのデータの伝送や蓄積が容易にできるようになった。これに伴い、放送やパッケージメディアの分野においてもディジタル化が急速に進められている。そして、映像、音声信号記録再生機器としては、ディジタルTV放送などのディジタル圧縮符号化された映像及び音声信号をディジタル信号のまま、あるいは、アナログ放送信号をディジタル圧縮符号化し、ハードディスクなどの記録媒体に記録できるディジタルレコーダが発表されている。さらに、前述のハードディスクと、記録型光ディスクを組み合わせたディジタルレコーダも開発されている。
【0003】
従来のディジタルレコーダは、記録媒体として、ハードディスク、記録型光ディスクが用いられる。ここで、記録型光ディスクは、その可搬性から、書き込みエラーが発生する場合がある。記録型光ディスクへの書き込みエラーが生じると、エラー回復のための処理が行われ、回復後に記録が再開されるが、エラー回復処理が長時間にわたって行われると、その間の番組情報が記録されなくなるという問題があり、ハードディスク及び記録型光ディスクの両方で記録することも提案されている(特許文献1参照)が、記録量が増え、コストアップとなっていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−155474号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、これらの課題を解決するものであり、エラー回復を可能とし、そして、記録媒体を無駄なく有効利用するディジタル信号記録再生装置及び記録方法並びにコンピュータ・ソフトウエアを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を記録媒体に記録再生するディジタル信号記録再生装置において、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第一の記録媒体に記録する第一の記録手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を再生する第一の再生手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を破棄する破棄手段と、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第二の記録媒体に記録する第二の記録手段と、を備え、前記第一の記録手段及び前記第二の記録手段は、同一のディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を、それぞれ第一の記録媒体又は第二の記録媒体に並行して記録し、前記破棄手段は、並行記録終了の際に、前記第一の記録媒体の記録内容を破棄するディジタル信号記録再生装置である。
【0008】
また、本発明は、上記第二の記録手段にて記録する信号を選択する信号選択手段を備え、上記第二の記録媒体において記録エラーが発生して、第二の記録手段が記録エラー回復処理を行い、第二の記録媒体への記録を再開する際に、上記第一の再生手段は、前記第二の記録媒体で記録エラーが発生した時点のディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号から再生を開始し、かつ、前記信号選択手段は、前記第一の再生手段からの再生信号を前記第二の記録手段が記録するように選択するディジタル信号記録再生装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する。
本発明のディジタル信号記録再生装置及び記録方法の実施形態について、図1〜図7を用いて説明する。図1は、実施形態1のディジタルレコーダのブロック構成を示す図である。図2は、実施形態1のディジタルレコーダの記録動作時のタイミング1を示す図である。図3は、実施形態1のディジタルレコーダの記録動作時のタイミング2を示す図である。図4は、実施形態1のディジタルレコーダの再生動作時のタイミングを示す図である。図5は、実施形態1のディジタルレコーダの記録動作時のタイミング3を示す図である。図6は、実施形態2のディジタルレコーダのブロック構成を示す図である。図7は、実施形態3のディジタルレコーダのブロック構成を示す図である。
【0010】
実施形態1を説明する。図1は、本発明によるディジタルレコーダの一実施形態を示すブロック構成図である。100はディジタルレコーダ、101は映像信号入力端子、102は音声信号入力端子、103は映像信号A/Dコンバータ、104は音声信号A/Dコンバータ、105は映像信号切り換えスイッチ、106は音声信号切り換えスイッチ、107は映像信号圧縮回路、108は音声信号圧縮回路、109はシステムエンコーダ、110はバッファ制御回路、111a及び111bは記録用バッファ、112a及び112bは再生用バッファ、113aは例えばハードディスクドライブなどの第1の記録媒体、113bは例えば光ディスクドライブなどの第2の記録媒体、114はシステムデコーダ、115は映像信号伸張回路、116は音声信号伸張回路、117は映像信号D/Aコンバータ、118は音声信号D/Aコンバータ、119は映像信号出力端子、120は音声信号出力端子、121は制御回路である。
【0011】
まず、第1の記録媒体113aへの記録、及び再生の動作について示す。映像信号入力端子101から入力された映像信号は、映像信号A/Dコンバータ103においてディジタル信号に変換され、映像信号切り換えスイッチ105を介して、映像信号圧縮回路107に入力される。映像信号圧縮回路107では、例えば、映像圧縮符号化方式としてISO/IEC13818−2(通称MPEG2Video)MP@ML(Main Profile@Main Level)規格に準拠した圧縮符号化データを生成する。映像圧縮符号化方式としては、これに限定するものではなく、JPEG規格方式などでもよい。生成した圧縮符号化映像データは、システムエンコーダ109に入力される。
【0012】
また、音声信号入力端子102から入力された音声信号は、音声信号A/Dコンバータ104において所定のサンプリングレートによりアナログ/ディジタル変換が行われる。ディジタル信号に変換された音声信号は、音声信号切り換えスイッチ106を介して、音声信号圧縮回路108に入力される。音声信号圧縮回路108では、例えば、音声圧縮符号化方式としてISO/IEC13818−1(通称MPEG2Audio)規格に準拠した圧縮符号化データを生成する。音声圧縮符号化方式についても特にこれ限定するものではない。生成した圧縮符号化音声データは、システムエンコーダ109に入力される。
【0013】
システムエンコーダ109に入力された圧縮符号化映像データ及び圧縮符号化音声データは、それぞれパケット化及び多重化され、一本のシステムストリームに変換された後、バッファ制御回路110を介して記録用バッファ111aに入力される。システムストリームには、付加情報として、元映像のサイズ、縦横比、システムストリーム中の圧縮符号化映像データ及び圧縮符号化音声データのビットレート等が追加される。
【0014】
記録用バッファ111aに蓄積されたシステムストリームは、バッファ制御回路110を介して第1の記録媒体113aに記録される。第1の記録媒体113aは例えばハードディスクで構成される。なお、固定ディスク媒体、半導体メモリ媒体等も使用可能である。
【0015】
一方、第1の記録媒体113aから再生されるシステムストリームは、バッファ制御回路110を介して再生用バッファ112aに格納される。さらに、バッファ制御回路110を介してシステムデコーダ114に入力される。
【0016】
記録用バッファ111a、及び再生用バッファ112aは、例えば半導体メモリで構成され、それぞれ別個の半導体チップで構成してもよいし、同一の半導体チップ上で、その記憶領域を分けて実現してもよい。
【0017】
システムデコーダ114に入力されたシステムストリームは、圧縮符号化映像データ、及び圧縮符号化音声データのパケットにそれぞれ分離され、各々のパケットから取り出した圧縮符号化映像データは映像信号伸張回路115に、また圧縮符号化音声データは音声信号伸張回路116に入力される。伸張が施された映像信号は映像信号D/Aコンバータ117に、音声信号は音声信号D/Aコンバータ118に入力され、アナログ信号に変換され、映像信号出力端子119、音声信号出力端子120から出力される。
【0018】
次に第2の記録媒体113bに記録する場合について示す。第2の記録媒体113bとしては、例えば光ディスクを用いた脱着可能な記録媒体を用いる。記録媒体113bへの記録は、前述のように、入力された映像信号、音声信号を直接記録媒体113bに記録する場合や、記録媒体113aに記録されているシステムストリームをダビングする場合等があげられる。
【0019】
ダビングの方法として、一つの例は、第1の記録媒体113aから再生したシステムストリームがバッファ制御回路110を介して再生用バッファ112aに格納され、そのシステムストリームがバッファ制御回路110を介して、記録用バッファ111bに格納された後、バッファ制御回路110を介して第2の記録媒体113bに記録される方法があげられる。また、別の方法として、第1の記録媒体113aから再生されたシステムストリームを再生用バッファ112aからシステムデコーダ114に、バッファ制御回路110により供給し、映像信号及び音声信号を伸張した後、映像信号切り換えスイッチ105、音声信号切り換えスイッチ106により再度映像信号圧縮回路107、音声信号圧縮回路108にて圧縮符号化し、システムエンコーダ109にて得られたシステムストリームをバッファ制御回路110により記録用バッファ111bに格納、及び第2の記録媒体113bに記録する方法もある。この場合、映像信号圧縮回路107、音声信号圧縮回路108にて、第1の記録媒体113aから再生したシステムストリームのビットレートより低いビットレートで圧縮符号化することにより、映像信号、音声信号の品質は劣化するが、第2の記録媒体113bの記録領域を有効に確保できる。
【0020】
ここで、本実施形態による入力された映像信号、音声信号を直接第2の記録媒体113bに記録する場合については、システムエンコーダ109からのシステムストリームが、バッファ制御回路110を介して記録バッファ111bに格納されるとともに、記録用バッファ111aにも格納される。記録用バッファ111bに蓄積されたシステムストリームは、バッファ制御回路110を介して第2の記録媒体113bに記録される。また、並行して、記録用バッファ111aに蓄積されたシステムストリームは、バッファ制御回路110を介して第1の記録媒体113aに記録される。
【0021】
以上のように、第2の記録媒体113bに記録する際には、並行して第1の記録媒体113aにも記録を行う。第2の記録媒体113bへの記録が終了すると、制御回路121により、第1の記録媒体113aに並行して記録されたシステムストリームを破棄する。破棄する方法としては、システムストリーム自体を別のデータで上書きして消去する方法、システムストリームのファイル管理情報を消去する方法などで実現できる。
【0022】
一方、第2の記録媒体113bから再生されるシステムストリームは、バッファ制御回路110を介して再生用バッファ112bに格納される。さらに、バッファ制御回路110を介してシステムデコーダ114に入力される。
【0023】
第2の記録用バッファ111b、及び再生用バッファ112bは、例えば半導体メモリで構成され、それぞれ別個の集積回路で構成してもよいし、同一の集積回路上で、その記憶領域を分けて実現してもよい。さらに、記録用バッファ111a、再生用バッファ112aとともに同一の集積回路で、その記憶領域を分けて実現してもよい。
【0024】
システムデコーダ114に入力されたシステムストリームは、圧縮符号化映像データ、及び圧縮符号化音声データのパケットにそれぞれ分離され、各々のパケットから取り出した圧縮符号化映像データは映像信号伸張回路115に、また圧縮符号化音声データは音声信号伸張回路116に入力される。伸張が施された映像信号は映像信号D/Aコンバータ117に、音声信号は音声信号D/Aコンバータ118に入力され、アナログ信号に変換され、映像信号出力端子119、音声信号出力端子120から出力される。
【0025】
図2及び図3は、図1における記録動作のタイミングを示す図である。図2(a)は、第1の記録用バッファ111aに蓄積されたシステムストリームの蓄積量を示し、図2(b)は、蓄積されたシステムストリームがバッファ制御回路110を介して第1の記録媒体113aに記録されるタイミングを示す。
【0026】
システムエンコーダ109からバッファ制御回路110に入力されるシステムストリームが記録用バッファ111aに蓄積され、記録蓄積容量しきい値mに到達すると、バッファ制御回路110は一定量の記録単位で第1の記録媒体113aに記録を行わせる。その結果、システムストリームの蓄積量は減少するが、システムエンコーダ109からは引き続きシステムストリームが入力される。記録蓄積容量しきい値mに再び到達すると、再度、バッファ制御回路110が一定量の記録単位で記録媒体113aに記録を行う。これを繰り返すことで、システムストリームの記録媒体113aへの記録が行われる。このように、システムストリームの記録媒体113aへの記録動作は間欠的に行われる。
【0027】
また、図3(a)は、第2の記録用バッファ111bに蓄積されたシステムストリームの蓄積量を示し、図3(b)は、蓄積されたシステムストリームがバッファ制御回路110を介して記録媒体113bに記録されるタイミングを示す。第1の記録媒体113aへの記録動作と同様に、第2の記録媒体113bへ間欠的に記録が行われる。
【0028】
一方、図4は、図1における再生動作のタイミングを示す図である。図4(a)は、再生用バッファ112aに蓄積されたシステムストリームの蓄積量を示し、図4(b)は、バッファ制御回路110を介して第1の記録媒体113aからシステムストリームを再生するタイミングを示す。
【0029】
第1の記録媒体113aから再生されるシステムストリームは、バッファ制御回路110を介して再生用バッファ112aに蓄積され、さらにバッファ制御回路110を介してシステムデコーダ114に入力される。再生用バッファ112aに蓄積されるシステムストリームの残量が、再生蓄積容量しきい値nを下回ると、バッファ制御回路110は一定量の再生単位で記録媒体113aから再生を行わせる。その結果、システムストリームの再生バッファ112内の蓄積量が増加する。バッファ制御回路110は、システムデコーダ114へ引き続きシステムストリームを継続して供給する。再生用バッファ112a内の蓄積量が、再生蓄積容量しきい値nを再び下回ると、再度、バッファ制御回路110が一定量の再生単位で第1の記録媒体113aからシステムストリームの再生行う。これを繰り返すことで、システムストリームの記録媒体113aからの再生が行われる。このように、システムストリームの記録媒体113aからの再生動作も間欠的に行われる。
【0030】
ここで、第2の記録媒体113bへの記録中に記録エラーが生じた場合の動作について記す。記録エラーとしては、光ディスクの不良、あるいはディジタルレコーダ100に外部から衝撃が加わることなどにより、記録媒体に所望のアドレスが見つからない等で記録が継続してできなくなってしまう場合である。この場合、記録媒体113bは、所望のアドレスを見つけるために、エラー回復処理に入る。エラー回復処理としては、例えば所望のアドレスへの探索を繰り返し行い、見つかった場合は、通常と同様に継続して記録動作を行うことが可能である。この間の信号は、バッファに蓄積される。規定回数の探索を行った結果見つからなかった場合は、最終的にはエラーとして記録できなかった該当するアドレスを制御回路121に結果として返す。これらの動作は通常の記録動作より動作所要時間が長くなる。エラー時の動作所要時間は数〜数10秒であるが、バッファの容量は高画質時、16MBで3〜4秒であり、バッファに蓄積されない信号の回復は不可能である。
【0031】
図5は、図1における第2の記録媒体113bへの記録中に記録エラーが生じた場合のタイミングを示す図である。図5(a)は第1の記録媒体113aの動作タイミングを示し、図5(b)は第2の記録媒体113bの動作タイミングを示す。同図中、記録a1、記録b1,記録a2、記録b2のように、第1の記録媒体113aと第2の記録媒体113bで並行して間欠的に記録動作が行われるが、例えば、記録b3の処理中に第2の記録媒体113bで記録エラーが発生した場合、第2の記録媒体113bでは、前述のようにエラー回復処理が実行される。一方、第1の記録媒体113aへの記録は、記録a4、記録a5と継続して行われる。第2の記録媒体113bでのエラー回復処理が終了すると、制御回路121により、第2の記録媒体113bでエラーが発生した時点の、第1の記録媒体113aで記録した情報である記録a3を、第1の記録媒体113aから再生a3、再生a4のように記録処理の合間に再生処理させる。第2の記録媒体113bでは、第1の記録媒体113aで再生された情報を、記録b3、記録b4のように継続して記録処理する。さらに、記録b5、記録b6、記録b7と記録処理が行われ、記録b8の記録処理が完了すると、第1の記録媒体113aの記録処理に追いつき、制御回路121は、第1の記録媒体113aからの再生処理を停止し、再び、記録a9、記録b9,記録a10、記録b10のように、第1の記録媒体113aと第2の記録媒体113bで並行して間欠的に記録動作が行われる。
【0032】
以上のように、二つの記録媒体で並行して記録処理を行い、第2の記録媒体113bで記録エラーが生じると、第1の記録媒体113aから再生した情報を継続して記録するので、第2の記録媒体113bへの信頼性の高い記録処理を行うことができる。
【0033】
さらに、第1の記録媒体113aに並行して記録する際の記録領域の確保は、第2の記録媒体113bの記録エラー回復処理のための所要時間分の記録領域を確保しておき、その記録領域をリングバッファとして記録する。これにより、第1の記録媒体113aの記録領域を無駄なく有効利用可能になる。
【0034】
実施形態1では、入力端子101、102にアナログ映像、音声信号を入力した場合を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、ディジタル信号を入力するディジタルレコーダの場合にも適用可能である。
【0035】
また、入力するディジタル信号が圧縮符号化されている場合には、圧縮回路107、108を介さず、圧縮符号化されたディジタル信号をそのまま記録媒体113a、113bに記録すればよい。さらに、第1の記録媒体113aあるいは第2の記録媒体113bに記録する場合、システムストリームを暗号化して記録し、コンテンツの著作権の保護を施すこともできる。
【0036】
実施形態2を説明する。図6は、本発明によるディジタルレコーダの他の実施形態を示すブロック構成図である。131はディジタルインタフェース、132はディジタルインタフェース制御回路、133はディジタル信号切り換えスイッチ、1221及び1231は暗号回路、1222及び1232は復号回路である。
【0037】
実施形態2では、ディジタル信号入力端子131からは、あらかじめシステムストリーム化されたディジタル信号が入力され、ディジタルインタフェース制御回路132においてプロトコル処理がなされた後、ディジタル信号切り換えスイッチ133に入力される。ディジタル信号切り換えスイッチ133では、ディジタルインタフェース制御回路132からのシステムストリームか、システムエンコーダ109からのシステムストリームかを選択して切り換えて、選択されたシステムストリームがバッファ制御回路110に入力される。バッファ制御回路110を介して記録用バッファ111aに格納されたシステムストリームは、暗号回路1221により暗号化され、再度記録用バッファ111aに格納され、第1の記録媒体113aに記録される。また、第1の記録媒体113aから再生されたシステムストリームは、再生用バッファ112aに格納され、復号回路1222にて暗号が復号化され、システムデコーダに供給される。第2の記録媒体113bについても同様に、記録再生されるシステムストリームが、暗号回路1231にて暗号化され、復号回路1232にて暗号が復号化される。前述のように、第2の記録媒体113bにシステムストリームを記録する場合、記録するシステムストリームを記録用バッファ111bに格納し、暗号回路1231による暗号化を行い記録用バッファ111bに格納して、バッファ制御回路110を介して記録媒体113bに記録するとともに、並行して、記録するシステムストリームを記録用バッファ111aに格納し、暗号回路1221による暗号化を行い記録用バッファ111aに格納して、バッファ制御回路110を介して第1の記録媒体113aに記録する。
【0038】
実施形態3を説明する。図7は、本発明によるディジタルレコーダのさらに他の実施形態を示すブロック構成図である。141はディジタル放送信号入力端子、142はディジタルチューナである。実施形態3では、ディジタル放送信号入力端子141からは、衛星、ケーブル等から放送されたディジタル放送信号が入力され、ディジタルチューナ142において復調、選局処理がなされシステムストリームとして、ディジタル信号切り換えスイッチ133を介して、第1の記録媒体113a及び第2の記憶媒体113bに記録される。チューナ142からのシステムストリームを第2の記録媒体113bに記録する際には、前述同様、第1の記録媒体113aにも並行して記録される。
【0039】
以上で示した各実施形態では、映像信号と音声信号の双方を記録再生するディジタルレコーダについて説明したが、これに限定するものではなく、映像信号のみ、あるいは音声信号のみを記録再生するディジタルレコーダにも適用できる。
【0040】
以上記述したように、本発明によれば、番組の録画を二つの記録媒体で並行して行い、番組の録画中に記録型光ディスクへの書き込みエラーが生じると、ハードディスクから再生した番組を継続して記録するので、記録時の信頼性の高いディジタル記録再生装置を提供することが可能になる。
【0041】
なお、上記実施形態でディジタル記録再生装置を説明したが、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第一の記録媒体に記録する第一の記録手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を再生する第一の再生手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を破棄する破棄手段と、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第二の記録媒体に記録する第二の記録手段と、を備え、前記第一の記録手段及び前記第二の記録手段により、同一のディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を、それぞれ第一の記録媒体又は第二の記録媒体に並行して記録する機能と、前記破棄手段により、並行記録終了の際に、前記第一の記録媒体の記録内容を破棄する機能とをコンピュータに実現させるプログラムからなるコンピュータ・ソフトウエアを使用することにより、従来のディジタル信号記録再生装置を本発明のディジタル信号記録再生装置とすることができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、エラー回復を可能とし、そして、記録媒体を無駄なく有効利用するディジタル信号記録再生装置及び記録方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のディジタルレコーダのブロック構成を示す図。
【図2】実施形態1のディジタルレコーダの記録動作時のタイミング1を示す図。
【図3】実施形態1のディジタルレコーダの記録動作時のタイミング2を示す図。
【図4】実施形態1のディジタルレコーダの再生動作時のタイミングを示す図。
【図5】実施形態1のディジタルレコーダの記録動作時のタイミング3を示す図。
【図6】実施形態2のディジタルレコーダのブロック構成を示す図。
【図7】実施形態3のディジタルレコーダのブロック構成を示す図。
【符号の説明】
1 ディジタルレコーダ
103 映像信号A/Dコンバータ
104 音声信号A/Dコンバータ
105 映像信号切り換えスイッチ
106 音声信号切り換えスイッチ
107 映像信号圧縮回路
108 音声信号圧縮回路
109 システムエンコーダ
110 バッファ制御回路
111a 記録用バッファ
111b 記録用バッファ
112a 再生用バッファ
112b 再生用バッファ
113a 記録媒体
113b 記録媒体
114 システムデコーダ
115 映像信号伸張回路
116 音声信号伸張回路
117 映像信号D/Aコンバータ
118 音声信号D/Aコンバータ
121 制御回路
1221 暗号回路
1222 復号回路
1231 暗号回路
1232 復号回路
131 ディジタル信号入力端子
132 ディジタルインタフェース制御回路
133 ディジタル信号切り換えスイッチ
141 ディジタル放送信号入力端子
142 ディジタルチューナ

Claims (9)

  1. ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を記録媒体に記録再生するディジタル信号記録再生装置において、
    ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第一の記録媒体に記録する第一の記録手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を再生する第一の再生手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を破棄する破棄手段と、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第二の記録媒体に記録する第二の記録手段と、を備え、前記第一の記録手段及び前記第二の記録手段は、同一のディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を、それぞれ第一の記録媒体および第二の記録媒体に並行して記録し、前記破棄手段は、並行記録終了の際に、前記第一の記録媒体の記録内容を破棄することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  2. 請求項1記載のディジタル信号記録再生装置において、
    上記第二の記録手段にて記録する信号を選択する信号選択手段を備え、上記第二の記録媒体において記録エラーが発生して、第二の記録手段が記録エラー回復処理を行い、第二の記録媒体への記録を再開する際に、上記第一の再生手段は、前記第二の記録媒体で記録エラーが発生した時点のディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号から再生を開始し、かつ、前記信号選択手段は、前記第一の再生手段からの再生信号を前記第二の記録手段が記録するように選択することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  3. 請求項2記載のディジタル信号記録再生装置において、
    上記第一の記録手段は、上記第一の記録媒体への記録領域として、少なくとも上記第二の記録手段の記録エラー回復処理時間分の記録領域を確保し、確保した記録領域をリングバッファとして記録することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  4. 請求項2記載のディジタル信号記録再生装置において、
    上記第一の再生手段は、上記第一の記録手段がディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を記録するビットレートより高いビットレートで再生し、上記第二の記録手段は、上記信号選択手段により選択された前記第一の再生手段が再生するビットレートと同じビットレートで記録し、前記第一の再生手段の再生するディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号と、前記第二の記録手段の記録するディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号が一致した際に、前記信号選択手段は、前記第一の記録手段が記録するディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第二の記録手段が記録するように選択することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディジタル信号記録再生装置において、
    上記第一の記録媒体は固定ディスク媒体であることを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディジタル信号記録再生装置において、
    上記第一の記録媒体は半導体メモリ媒体であることを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  7. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディジタル信号記録再生装置において、
    上記第二の記録媒体は脱着可能なディスク媒体であることを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  8. ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第一の記録媒体に記録する第一の記録手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を再生する第一の再生手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を破棄する破棄手段と、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第二の記録媒体に記録する第二の記録手段と、を備えるディジタル信号記録再生装置の記録再生方法において、
    前記第一の記録手段及び前記第二の記録手段により、同一のディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を、それぞれ第一の記録媒体および第二の記録媒体に並行して記録し、前記破棄手段により、並行記録終了の際に、前記第一の記録媒体の記録内容を破棄することを特徴とするディジタル信号記録再生方法。
  9. ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第一の記録媒体に記録する第一の記録手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を再生する第一の再生手段と、前記第一の記録媒体に記録したディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を破棄する破棄手段と、ディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を第二の記録媒体に記録する第二の記録手段と、を備えるディジタル信号記録再生装置のコンピュータ・ソフトウエアにおいて、
    前記第一の記録手段及び前記第二の記録手段により、同一のディジタル圧縮符号化された映像信号及び/又は音声信号を、それぞれ第一の記録媒体および第二の記録媒体に並行して記録する機能と、前記破棄手段により、並行記録終了の際に、前記第一の記録媒体の記録内容を破棄する機能とをコンピュータに実現させるプログラムからなることを特徴とするコンピュータ・ソフトウエア。
JP2003106082A 2003-04-10 2003-04-10 ディジタル信号記録再生装置及び記録再生方法並びにコンピュータ・ソフトウエア Pending JP2004310953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003106082A JP2004310953A (ja) 2003-04-10 2003-04-10 ディジタル信号記録再生装置及び記録再生方法並びにコンピュータ・ソフトウエア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003106082A JP2004310953A (ja) 2003-04-10 2003-04-10 ディジタル信号記録再生装置及び記録再生方法並びにコンピュータ・ソフトウエア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004310953A true JP2004310953A (ja) 2004-11-04

Family

ID=33468374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003106082A Pending JP2004310953A (ja) 2003-04-10 2003-04-10 ディジタル信号記録再生装置及び記録再生方法並びにコンピュータ・ソフトウエア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004310953A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172653A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Funai Electric Co Ltd Dvdレコーダおよび映像記録装置
US7581071B2 (en) 2005-04-22 2009-08-25 Sony Corporation Apparatus for and method of processing information, and program
JP2013090147A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Canon Inc 記録装置及び記録方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172653A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Funai Electric Co Ltd Dvdレコーダおよび映像記録装置
JP4581669B2 (ja) * 2004-12-17 2010-11-17 船井電機株式会社 Dvdレコーダおよび映像記録装置
US7581071B2 (en) 2005-04-22 2009-08-25 Sony Corporation Apparatus for and method of processing information, and program
JP2013090147A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Canon Inc 記録装置及び記録方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8639089B2 (en) Video audio recording/playback apparatus and method
JP4902644B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、およびそのデータ処理プログラムを記録した記録媒体、並びに集積回路
JP3526414B2 (ja) 情報記録再生方法および情報記録再生装置
US20060230322A1 (en) Content processing device
US7742681B2 (en) Scrambling content information in a first recording medium when downgrading the quality of content information for storage on a second recording medium
US7467412B2 (en) Data transfer system, data transfer program and video server system
WO2005103906A1 (ja) 記録再生装置、およびコンテンツデータ保護システム
US8422861B2 (en) Content management device
US20080279532A1 (en) Recording and Reproducing Apparatus
JP2001024994A (ja) 送信装置、受信装置、記録装置及びプログラム記録媒体
JP3675437B2 (ja) 情報記録再生処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2006033275A1 (ja) データ処理装置
KR100360285B1 (ko) 디지털 인터페이스를 이용한 오디오 스트림 송수신 장치 및 방법
JP2007533054A (ja) ストリーム記録再生装置
JP3735864B2 (ja) 情報記録処理装置、情報再生処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004310953A (ja) ディジタル信号記録再生装置及び記録再生方法並びにコンピュータ・ソフトウエア
JP2006527899A (ja) スタッフィングバイトの除去によるdvdマルチメディアホームプラットフォーム用のストリームファイルフォーマット
JP2009146550A (ja) 情報データストリームの同時記録再生装置、及び方法
JPWO2006075457A1 (ja) 記録装置
JP3637760B2 (ja) 情報符号化装置および情報復号化装置および情報符号化復号化記録再生装置
JP3916665B2 (ja) ディジタル情報信号を格納媒体に格納する記録/再生装置、および方法
JP4792684B2 (ja) 復号装置
JP2003317386A (ja) デジタル放送受信蓄積再生装置
CN1747037A (zh) 播放节目的记录方法、播放接收装置、及信息记录装置
JP2003339016A (ja) ディジタル信号記録再生装置および記録再生方法