JP2004310816A - DVD−Videoプレーヤのディスク検索方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機器内にセットされた各DVD−Videoからメニュー画面を読出して、各メニュー画面を記憶部に記憶する。前記記憶部からDVD−Video1枚ずつメニュー画面を読出しディスプレイ上に再生して、メニュー画面から希望のディスクを検索する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVD−Videoプレーヤのディスク検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平8−221959号公報
【0003】
カローセルチェンジャタイプ(回転トレイ式)のDVD−VideoプレーヤやメガチェンジャタイプのDVD−Videoプレーヤにおいては、複数のディスク(デジタルストレージメディア)が機器内にセットされる可能性がある。特にメガチェンジャタイプのDVD−Videoプレーヤでは400枚以上のディスクを機器内に格納しうるものも存在する。
【0004】
これらのプレーヤにおいては、機器内のディスク(またはディスク内に記憶されているタイトルやチャプタ)を検索するサーチ(検索)機能が重要であり、実際に「キャラクタサーチ機能」(ユーザがディスク名の最初の1文字を入力すると、予め入力したディスク名のうちユーザが選択した1文字を先頭の文字に持つディスクをサーチする機能)や、「メディアタイプによるサーチ機能」(DVD、Video−CD、CD等のメディアタイプにより、多数のディスクから所望のディスクを絞り込む機能)、または「フォルダサーチ機能」(ユーザがフォルダ名を指定することで、ユーザが予め作成したフォルダに登録されているディスクのみをサーチできる機能)などの便利な機能を備えている機器もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような検索機能を実行するためには、予めユーザがメガチェンジャなどのチェンジャ機器内に格納されている各ディスクに対してディスク名(「メディアタイプサーチ」を行うためにはさらにディスクのメディアタイプ)を設定する必要があり、400枚以上のディスクを格納可能なメガチェンジャ等においてはかなりの時間と手間を必要とする。さらに、ディスク内に記憶されている各タイトル(またはチャプタ)までも検索したいという場合には、ディスク名の入力に加えて各タイトル(またはチャプタ)のタイトル名(またはチャプタ名)までも入力する必要が発生し、膨大な労力を必要とする。
【0006】
なお、検索情報を自動的に入力する方法として、特許文献1にはTOC(Table Of Content)情報を利用する方法が記載されているが、この方法は、TOCが存在しないDVD−Videoには適用できない。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、DVD−Videoプレーヤにおいて容易にディスクサーチを可能にするDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法は、複数のDVD−Videoを機器内にセットして、この複数のDVD−Videoを選択的に再生可能なDVD−Videoプレーヤにおいて、機器内にセットされた各DVD−Videoからメニュー画面を読出して、各メニュー画面を記憶部に記憶する手段と、その後、ディスク検索モードになると、前記記憶部から1枚のDVD−Videoのメニュー画面を読出してディスプレイ上に再生する手段と、前記ディスク検索モードで次に送る状態になると、前記記憶部に記憶された次の1枚のDVD−Videoのメニュー画面を読出して前記ディスプレイ上に再生する手段と、前記ディスク検索モードで確定状態になると、そのとき前記ディスプレイ上に再生されているメニュー画面に対応する前記DVD−Videoの再生を開始させる手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
前記記憶部に記憶されるメニュー画面は音声付のメニュー画面であり、そのメニュー画面を前記記憶部から読出してディスプレイ上に再生するとき、同時に音声が前記記憶部から読出されてスピーカで再生されることが望ましい。また、DVD−Videoからメニュー画面を読出して前記記憶部に記憶する際、同時にDVD−Videoから読み出された前記メニュー画面を再生するための情報を前記記憶部に同時に記憶することが望ましい。
【0010】
他の形態として、本発明によるDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法は、複数のDVD−Videoを機器内にセットして、この複数のDVD−Videoを選択的に再生可能なDVD−Videoプレーヤにおいて、機器内にセットされた各DVD−Videoを再生し、その各DVD−Video上の一場面を静止画としてキャプチャして記憶部に記憶する手段と、その後、ディスク検索モードになると、前記記憶部から1枚のDVD−Videoの一場面を読出してディスプレイ上に再生する手段と、前記ディスク検索モードで次に送る状態になると、前記記憶部に記憶された次の1枚のDVD−Videoの一場面を読出して前記ディスプレイ上に再生する手段と、前記ディスク検索モードで確定状態になると、そのとき前記ディスプレイ上に再生されている一場面に対応する前記DVD−Videoの再生を開始させる手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
前記記憶部に記憶されるDVD−Video上の一場面は、ユーザ操作によりDVD−Video上から選択できることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明によるDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態が適用されたDVD−Videoプレーヤを示すブロック図である。このDVD−Videoプレーヤは、システムコントローラ11、ディスクチェンジャ部12、ディスク読取り部13、メニュー画面情報抽出部14、記憶領域(記憶部)15を有する。システムコントローラ11は、このDVD−Videoプレーヤの全体を制御する。ディスクチェンジャ部12は、カローセルチェンジャタイプあるいはメガチェンジャタイプのディスクチェンジャ部であって、複数のDVD−Videoを収容し、再生されるディスクを選択する。ディスク読取り部13は、ディスクチェンジャ部12で選択されたディスクからデータを光学的に読取り、電気的な読取りデータを出力する。メニュー画面情報抽出部14は、システムコントローラ11の制御の下、ディスク読取り部13出力からメニュー画面情報およびその情報の再生のための情報を抽出する。記憶領域15は、メニュー画面情報抽出部14から出力されるメニュー画面情報およびその情報の再生のための情報を記憶する。
【0013】
図1のDVD−Videoプレーヤは、さらに、デマルチプレクサ16、システムクロック発生器17、操作部18、ビデオバッファ19、ビデオデコーダ20、ディスプレイ21、オーディオバッファ22、オーディオデコーダ23、およびスピーカ24を有する。デマルチプレクサ16は、ディスク読取り部13出力の多重化されたデータを映像、音声、サブピクチャ(付加情報)等の個々のストリームに分離する。システムクロック発生器17は、システムクロックを発生させ、このシステムクロックをシステムコントローラ11に供給する。システムクロック発生器17には、デマルチプレクサ16からSCR(System Clock Reference:データの再生時間に関する情報)が供給される。また、システムコントローラ11には、デマルチプレクサ16からPTS(Presentation Time Stamp:再生時間に関する情報)とDTS(Decode Time Stamp:デコード時間に関する情報)が供給される。操作部18は、複数のキーを有し、各種の指令、設定、情報をシステムクロックコントローラ11に入力できる。ビデオバッファ19は、デマルチプレクサ16出力の映像データを一時記憶する。ビデオデコーダ20は、ビデオバッファ19出力の映像データおよび記憶領域15出力のメニュー画面情報(映像データ)をデコードする。ディスプレイ21は、ビデオデコーダ20出力の映像信号を再生する。オーディオバッファ22は、デマルチプレクサ16出力の音声データを一時記憶する。オーディオデコーダ23は、オーディオバッファ22出力の音声データをデコードする。スピーカ24は、オーディオデコーダ23出力の音声信号を再生する
【0014】
上記のようなDVD−Videoプレーヤは、各DVD−Video上のメニュー画面をディスク検索に利用する。その方法を以下詳述する。
【0015】
DVD−Videoが最初に機器にセットされたと確認した時点で、システムコントローラ11の制御の下、ディスクチェンジャ部12、ディスク読取り部13およびメニュー画面情報抽出部14の動作により、そのDVD−Video上の「ビデオマネージャメニュー」(最上位のメニューであり、トップメニューまたはタイトルメニューとも呼ばれる)のオブジェクト(VMGM_VOBS:Video Object Set for Video Manager Menu。ビデオデータ、オーディオデータ、およびサブピクチャデータで構成される、再生されるデータの実体。DVD−Videoメニュー画面。)のファイルである「VIDEO_TS.VOB」ファイルを記憶領域15に格納する。同時にそのオブジェクトを再生する際に必要な情報が含まれる「ビデオマネジャ情報」(VMGI:Video ManaGer information)のファイルである「VIDEO_TS.IFO」ファイルも記憶領域15に格納する。格納する際は、図2に示すように、DVD−Video毎にVIDEO_TSフォルダF1,F2…を作成し、そのフォルダF1,F2…内に該当の「VIDEO_TS.VOB」と「VIDEO_TS.IFO」ファイルを格納する形の「ディレクトリ構造」で格納する。
【0016】
DVD−Videoは図3に示すようなディレクトリ構造(図3中、□部分には01〜99の数字が挿入され、○部分には1〜9の数字が挿入される)を持っており、ルートディレクトリ下のVIDEO_TSサブディレクトリの下に上記「VIDEO_TS.VOB」と「VIDEO_TS.IFO」の2ファイルは存在している。これらのファイルはDVD−Video規格に従った所定のリードシーケンスにより読出しが可能である。例えばDVD−Video上の「VIDEO_TS.IFO」をリードするシーケンスは以下の通りである。
【0017】
▲1▼ボリューム認識シーケンス ボリューム認識エリアは、論理セクタ16で始まる。構造識別子フィールドが“NSR02”を持つNSR記述子を探し出す。
▲2▼アンカポイント メイン・ボリューム記述子シーケンスの位置を記載する論理セクタ(Logic Sector Number)256に置かれる第1アンカポイントをリードする。第1アンカポイントがリードできないならばラストLSNに置かれる第2アンカポイントをリードする。
▲3▼ボリューム記述子シーケンス メイン・ボリューム記述子シーケンスをリードするが、もし本シーケンスがリードできないならば、予約済みのボリューム記述子シーケンスをリードする。シーケンスの論理ボリューム記述子中に記載されたファイル集合記述子の位置を探す。シーケンスの区画記述子中に記載された区画スターティング位置を探す。
▲4▼ファイル集合記述子 ファイル集合記述子をリードし、そしてルートディレクトリに記述されるファイルエントリの位置と長さを探す。
▲5▼ルートディレクトリ・ファイルエントリ ルートディレクトリ・ファイルエントリをリードし、そしてルートディレクトリの属性と位置を探す。
▲6▼ルートディレクトリ ファイル識別記述子からなるルートディレクトリをリードする。ファイル識別子フィールドがVIDEO_TSで、ファイル特性フィールドが、ファイルがディレクトリであることを記載する、ファイル識別記述子を探す。ファイル識別記述子をリードし、そしてVIDEO_TSディレクトリに記述されるファイルエントリの位置を探す。
▲7▼VIDEO_TSのファイルエントリ VODEO_TSのファイルエントリをリードし、そしてVIDEO_TSディレクトリの位置と長さを探す。
▲8▼VIDEO_TSディレクトリ ファイル識別記述子からなるVIDEO_TSディレクトリをリードする。ファイル識別子フィールドがVODEO_TS.IFOであり、そしてファイル特性フィールドが、ファイルがディレクトリで無いことを記載する、ファイル識別記述子を探す。ファイル識別記述子をリードし、そしてVIDEO_TS.IFOファイルに記述されるファイルエントリの位置を探す。
▲9▼VIDEO_TS.IFOのファイルエントリ VIDEO_TS.IFOファイルのファイルエントリをリードし、VIDEO_TS.IFOファイルの位置を探す。
【0018】
上記の方法により1枚のDVD−Videoのメニュー画面(およびその再生のための情報ファイル)が記憶領域15に格納される。
【0019】
同様にして、機器内の全DVD−Videoの「VIDEO_TS.VOB」と「VIDEO_TS.IFO」ファイルを、DVD−Video毎に設けられたVIDEO_TSフォルダ内に格納する。以上で全てのDVD−Videoのメニュー画面の抽出および格納の処理が終了する。
【0020】
その後、ユーザが操作部18のディスク検索キーを押下するなどして「ディスク検索モード」に入った場合は、機器は記憶領域15に格納されている1つのオブジェクト(1枚のDVD−Videoのメニュー画面)を、DVD−Video規格に従った所定の読出しシーケンスに従って読出し、再生する。具体的には、記憶領域15に格納されている「VIDEO_TS.IFO」ファイル内のビデオマネージャメニューPGC(ProGram Chain:リアルタイムデータの再生単位であるセルの再生順序を指定する情報データ)にアクセスし、そこで指定される再生順序に従ってセルの再生を行う(PGCの構造およびPGCとセル、PTT(Program TiTle)、PG(ProGram)の関係は図4に示す。図4中、C_IDN(Cell ID Number)は各セルが個別に持つ番号、CN(Cell Number)はC_IDNとは無関係にPGCI内でセルに付与された番号である)。これによりディスプレイ21上に1枚のDVD−Videoのメニュー画面が再生される。ユーザが操作部18の「次に送る」等のキーを押下するなどして、次のメニュー画面を見る操作を行った場合には、機器は次のオブジェクト(次の1枚のDVD−Videoのメニュー画面)の再生を同様の方法で行う。
【0021】
以上の方法により記憶領域15に格納した各オブジェクト(各DVD−Videoのメニュー画面)の読出しおよび表示が順次可能となる。そして、あるDVD−Videoのメニュー画面がディスプレイ21に表示されている状態において、ユーザが操作部18の「確定」等のキーを押下するなどして確定操作を行うと、機器は、そのときディスプレイ21に表示されているメニュー画面に対応する1枚のDVD−Videoを選択してコンテンツの再生動作に入る。
【0022】
なお、以上は映像を主体に説明したが、記憶領域15に格納される「VIDEO_TS.VOB」ファイルにはオーディオデータも含まれるから、ディスク検索時、このオーディオデータも記憶領域15から読出してオーディオデコーダ23でデコードし、スピーカ24で再生するようにすれば、音声付のメニュー画面を見ながらディスク検索が可能となる。
【0023】
このように上記のDVD−Videoプレーヤによれば、ディスク検索のための情報としてDVD−Videoのメニュー画面を用いるようにし、その情報は自動で記憶されるようにした。したがって、ディスク検索のための情報が自動で得られるので、ディスク検索が非常に容易になる。また、DVD−Videoのマネージャメニュー(トップメニュー、タイトルメニュー)には、そのDVD−Videoに収められているコンテンツのタイトル(またはチャプタ)等が、ユーザに視覚的に見やすい形で記録されていることが多いので、メニュー画面をそのままディスク検索に利用することで、そのディスクに収められているコンテンツの内容(タイトルまたはチャプタ)が分かり、ディスク名のみがテキストで表示されるものより格段にディスク検索が行い易くなる。さらに、音声付でメニュー画面を表示させれば、音声からもディスクの内容を知ることができるので、よりディスク検索が容易となる。
【0024】
上記の一実施形態は、DVD−Videoのメニュー画面を全て記憶領域に格納する方法で説明を行ったが、記憶領域の格納容量を節約する必要がある場合などは、メニュー画面を全て取込むのではなく、ユーザが希望するDVD−Videoの一場面を静止画としてキャプチャーして記憶領域に格納し、ディスク検索に用いてもよい。
【0025】
図5は、上述した、ユーザが希望するDVD−Videoの一場面を静止画として取込んでディスク検索に用いる本発明の他の実施形態を実現するDVD−Videoプレーヤを示すブロック図である。このDVD−Videoプレーヤは、図1のDVD−Videoプレーヤと比較すると、メニュー画面情報抽出部12および記憶領域15が省略される一方、静止画キャプチャ用記憶場所25およびディスク検索用データ格納場所(記憶部)26が追加される。
【0026】
このような図5のDVD−Videoプレーヤを基に本発明の他の実施形態を具体的に説明する。デマルチプレクサ16に入力されるデータ量は、DVD−Videoでは、10.08Mbpsと定められている。ビデオバッファ19の容量は、例えばMP/ML(メインプロファイル・メインレベル)では、237.568Byteと規定されている。DVD−Videoではこのビデオバッファ19がオーバフローすることもアンダフローすることもないようにデマルチプレクサ16でデマルチプレクスされたデータがビデオバッファ19に送られる。ビデオバッファ19からは図6で示すように、DTS(Decode Time Stamp:デコード時間に関する情報)の時刻に1フレーム分のデータが抜き取られてビデオデコーダ20に送られる。その際、もしユーザにより操作部18のキーが押下されるなどして、静止画キャプチャモードになっている場合には、ビデオデコーダ20への出力と共に、本プレーヤで用意した静止画キャプチャ用記憶場所25にも1フレーム分のデータを出力する。その後、ユーザにより操作部18の確定キーが押されるなどして、キャプチャしたい場所が選択された場合には、静止画キャプチャ用記憶場所25へのデータ出力を止め、キャプチャするデータを確定する。そして、その確定されたデータをディスク検索用データ格納場所26にディスク検索用データとして格納する。このようにして1枚のDVD−Videoの、ユーザが希望する一場面が静止画としてキャプチャされてデスク検索用データ格納場所26に格納され、以後同様にして機器内の全DVD−Videoの、ユーザが希望する一場面が静止画としてキャプチャされてディスク検索用データ格納場所26に格納される。
【0027】
ディスク検索を行う場合には、ディスク検索用データ格納場所26に格納されたデータをビデオデコーダ20に出力し、さらにビデオデコーダ20からディスプレイ21に信号を送って、ディスク検索用データ格納場所26に格納された1枚のDVD−Videoの一場面の静止画をディスプレイ21に表示させる。さらに、ユーザが操作部18の「次に送る」等のキーを押下すると、ディスク検索用データ格納場所26から次のデータをビデオデコーダ20に出力し、さらにビデオデコーダ20からディスプレイ21に次の信号を送って、ディスク検索用データ格納場所26に格納された次の1枚のDVD−Videoの一場面の静止画をディスプレイ21に表示させる。そして、ある一場面の静止画がディスプレイ21に表示されている状態において、ユーザが操作部18の「確定」等のキーを押下するなどして確定操作を行うと、機器は、そのときディスプレイ21に表示されている一場面に対応する1枚のDVD−Videoを選択してコンテンツの再生動作に入る。
【0028】
このような他の実施形態によれば、キャプチャしたい一場面を確定するためにキー操作が必要となるが、メニュー画面を用いた上記一実施形態と同様に、ディスク検索用の情報が一場面により自動的に入力されるため、しかも一場面によりユーザに視覚的に見やすい形で検索画面が提供されるため、上記一実施形態と同様にディスク検索が容易になる。さらに、ユーザの好む一場面を選択することにより、一場面とディスクの種類の関係を覚え続けることが容易なため、ディスク検索がより容易となる。
【0029】
なお、メニュー画面を用いた一実施形態において、メニュー画面を記憶領域に格納する際、記憶領域の記憶容量に制限があり、容量をオーバする際には、格納を行わないように制限をかけることも可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、DVD−Videoプレーヤにおいてディスクサーチが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態が適用されたDVD−Videoプレーヤを示すブロック図。
【図2】ディスク検索用データの格納方法を示す図。
【図3】DVD−Videoのディレクトリ構造を示す図。
【図4】PGCの構造およびPGCとセル、PTT、PGの関係を示す図。
【図5】本発明の他の実施の形態を実現するDVD−Videoプレーヤを示すブロック図。
【図6】ビデオバッファの状態推移を示す波形図。
【符号の説明】
11 システムコントローラ
12 ディスクチェンジャ部
13 ディスク読取り部
14 メニュー画面情報抽出部
15 記憶領域
18 操作部
21 ディスプレイ
25 静止画キャプチャ用記憶場所
26 ディスク検索用データ格納場所
Claims (5)
- 複数のDVD−Videoを機器内にセットして、この複数のDVD−Videoを選択的に再生可能なDVD−Videoプレーヤにおいて、
機器内にセットされた各DVD−Videoからメニュー画面を読出して、各メニュー画面を記憶部に記憶する手段と、
その後、ディスク検索モードになると、前記記憶部から1枚のDVD−Videoのメニュー画面を読出してディスプレイ上に再生する手段と、
前記ディスク検索モードで次に送る状態になると、前記記憶部に記憶された次の1枚のDVD−Videoのメニュー画面を読出して前記ディスプレイ上に再生する手段と、
前記ディスク検索モードで確定状態になると、そのとき前記ディスプレイ上に再生されているメニュー画面に対応する前記DVD−Videoの再生を開始させる手段と
を具備することを特徴とするDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法。 - 前記記憶部に記憶されるメニュー画面は音声付のメニュー画面であり、そのメニュー画面を前記記憶部から読出してディスプレイ上に再生するとき、同時に音声が前記記憶部から読出されてスピーカで再生されることを特徴とする請求項1に記載のDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法。
- DVD−Videoからメニュー画面を読出して前記記憶部に記憶する際、同時にDVD−Videoから読み出された前記メニュー画面を再生するための情報を前記記憶部に同時に記憶することを特徴とする請求項1または2に記載のDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法。
- 複数のDVD−Videoを機器内にセットして、この複数のDVD−Videoを選択的に再生可能なDVD−Videoプレーヤにおいて、
機器内にセットされた各DVD−Videoを再生し、その各DVD−Video上の一場面を静止画としてキャプチャして記憶部に記憶する手段と、
その後、ディスク検索モードになると、前記記憶部から1枚のDVD−Videoの一場面を読出してディスプレイ上に再生する手段と、
前記ディスク検索モードで次に送る状態になると、前記記憶部に記憶された次の1枚のDVD−Videoの一場面を読出して前記ディスプレイ上に再生する手段と、
前記ディスク検索モードで確定状態になると、そのとき前記ディスプレイ上に再生されている一場面に対応する前記DVD−Videoの再生を開始させる手段と
を具備することを特徴とするDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法。 - 前記記憶部に記憶されるDVD−Video上の一場面は、ユーザ操作によりDVD−Video上から選択できることを特徴とする請求項4に記載のDVD−Videoプレーヤのディスク検索方法。
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JP2003099688A JP2004310816A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | DVD−Videoプレーヤのディスク検索方法 |
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