JP2004310501A - 遺失物・拾得物総合支援情報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】拾得物の拾得者に届出の動機付けを付与することによって迅速な遺失物の発見及び返還を図ることができる遺失物・拾得物総合支援情報システムを提供する。
【解決手段】ユーザ端末1、クライアント端末2及び遺失物・拾得物情報サーバ4により遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、ユーザ端末はユーザ情報送信手段5、受領情報送信手段6及びIDシール発行手段7を備え、クライアント端末は拾得物情報送信手段8を備え、遺失物・拾得物情報サーバはID発行手段9、ユーザ情報登録手段10、ユーザ情報検索手段11、拾得情報通知手段12及び謝礼情報通知手段13とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】ユーザ端末1、クライアント端末2及び遺失物・拾得物情報サーバ4により遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、ユーザ端末はユーザ情報送信手段5、受領情報送信手段6及びIDシール発行手段7を備え、クライアント端末は拾得物情報送信手段8を備え、遺失物・拾得物情報サーバはID発行手段9、ユーザ情報登録手段10、ユーザ情報検索手段11、拾得情報通知手段12及び謝礼情報通知手段13とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遺失物・拾得物総合支援情報システムに関する。詳しくは、ユーザ端末、クライアント端末及び遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、JR、バス、地下鉄及びタクシー等の公共交通機関の事業者等は、構内や車内等における忘れ物、落とし物等の遺失物を一時的に保管し、利用者の求めに応じて遺失物を探し出し、落とし主に変換するというサービスを行っている。
【0003】
しかし、例えば相互乗り入れがなされている鉄道事業者等の場合には、その利用者数が膨大なものであり、車両数(便数)も大きく、構内面積も広いために遺失物の数も膨大なものとなり、更には利用者等にとっても持ち物を紛失した場所を特定することが困難であった。
【0004】
従って、落とし主が遺失物を紛失した路線名や駅名等を認識しており遺失物を保管している場所をある程度特定できる場合や遺失物に持ち主の名前が書かれている場合等を除いては、遺失物を探し出すことは非常に困難であると共に極めて多くの手間を必要とするという問題があった。
【0005】
上記の様な問題に対して、定期券発行時に発行する定期券に定期券IDを割り当てると共に、遺失物管理に用いられる利用者の所有物に貼り付けるバーコードIDを割り当て、定期券IDとバーコードIDとを対応つけてIDデータベースに登録し、後にバーコードIDが貼り付けられた所有物が遺失物となった場合にバーコードIDに基づいて検索を行う遺失物管理支援システム(例えば、特許文献1参照。)や、管理IDに対応する物品IDを付与された物品が遺失され、物品IDが通知された場合に拾得の旨を登録する一方、管理IDの通知によりこの通知を基に登録された物品の管理を行う遺失物管理支援システム(例えば、特許文献2参照。)や、ユーザ端末に表示される遺失物届出画面に入力された遺失物情報を、ネットワーク経由で遺失物管理受付サーバが受け取り、遺失物届出情報を含む遺失物データを作成し、照合サーバに送信し、照合サーバは、拾得物の情報を含む拾得物データと遺失物データとの照合を行い、照合で一致すれば遺失物管理受付サーバが該当品発見メールを、一定期間拾得物データとの照合で一致しなければ該当品不発見メールをユーザ端末に送信する遺失物管理支援システムが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−276529号公報 (第2−7頁、第1図)
【0007】
【特許文献2】
特開2002−73908号公報 (第2−7頁、第1図)
【0008】
【特許文献3】
特開2002−189839号公報 (第2−9頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記した様な従来の遺失物管理支援システムにおいては、遺失物の所有者が特定することができずに保管先に保管されたままの状態となってしまうという事態を防止することができるものの、遺失物の拾得者に対して積極的に拾得物を届け出ようとする動機付けを喚起する要素が無いために遺失物が拾得者に流用等がなされ、遺失物が持ち主に返還され無いケースも生じ得る。
【0010】
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、遺失物の拾得者に届出の動機付けを付与することによって迅速な遺失物の発見及び返還を図ることができる遺失物・拾得物総合支援情報システムを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、ユーザ端末、クライアント端末及び遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザを特定可能な情報をユーザ情報として通信回線を介して送信するユーザ情報送信手段と、遺失物の受領を遺失物受領情報として通信回線を介して送信する受領情報送信手段と、前記遺失物・拾得物情報サーバに登録されたID情報が書き込まれた付帯具を発行する付帯具発行手段とを備え、前記クライアント端末は、拾得者が拾得した拾得物のID情報を通信回線を介して送信する拾得物情報送信手段を備え、前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として前記ユーザ情報送信手段によってユーザ情報を送信したユーザに対してIDを発行するID発行手段と、前記ユーザ情報を前記IDと関連付けて登録するユーザ情報登録手段と、前記拾得物情報送信手段によって送信された拾得物のID情報を受信し、該ID情報に基づいて前記ユーザ情報登録手段から関連付けられたユーザ情報を検索するユーザ情報検索手段と、該ユーザ情報検索手段により検索されたユーザに通知を行う拾得情報通知手段と、前記受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信し、該遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える。
【0012】
また、本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として、通信回線を介して受信したユーザを特定可能な情報であるユーザ情報の送信者にIDを発行するID発行手段と、前記ユーザ情報と前記IDを関連付けて登録するユーザ情報登録手段と、拾得者が拾得した拾得物のID情報を通信回線を介して受信し、該ID情報に基いて前記ユーザ情報登録手段から関連付けられたユーザ情報を検索するユーザ情報検索手段と、該ユーザ情報検索手段により検索されたユーザに通知を行う拾得情報通知手段と、通信回線を介して受信した遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える。
【0013】
更に、本発明を提供した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、ユーザ端末、クライアント端末、ユーザ情報サーバ及び遺失物・拾得物情報サーバにより携帯電話に関する遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、前記ユーザ端末は、携帯電話番号を通信回線を介して送信する携帯電話番号送信手段と、遺失物の受領を遺失物受領情報として通信回線を介して送信する受領情報送信手段と、前記遺失物・拾得物情報サーバに登録されたID情報が書き込まれた付帯具を発行する付帯具発行手段とを備え、前記クライアント端末は、拾得者が拾得した携帯電話のID情報を通信回線を介して送信する拾得物情報送信手段を備え、前記ユーザ情報サーバは、携帯電話番号に関連付けてユーザを特定可能な情報を登録するユーザ情報登録手段と、前記遺失物・拾得物情報サーバから送信される携帯電話番号に基づいて関連付けられたユーザに通知を行う拾得情報通知手段を備え、前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として前記携帯電話番号送信手段によって携帯電話番号を送信したユーザに対してIDを発行するID発行手段と、前記携帯電話番号送信手段によって送信された携帯電話番号を前記IDと関連付けて登録する携帯電話番号登録手段と、前記拾得物情報送信手段によって送信された携帯電話のID情報を受信し、該ID情報に基づいて前記携帯電話番号登録手段から関連付けられた携帯電話番号を検索する携帯電話番号検索手段と、該携帯電話番号検索手段によって検索された携帯電話番号に関連付けられたユーザ情報が登録されたユーザ情報サーバに携帯電話番号を通知する携帯電話番号通知手段と、前記受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信し、該遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0015】
図1に本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例を説明するためのブロック図を示す。ここで示すユーザ端末1及びクライアント端末2はインターネット3を介して遺失物・拾得物情報サーバ4と相互に通信が可能である様に構成されている。
ここで、ユーザ端末と遺失物・拾得物情報サーバの通信は、ユーザ端末が遺失物・拾得物情報サーバにアクセスすることが可能であれば充分であり、必ずしもインターネット接続を利用する必要は無く、LAN(Local area Network)接続や専用線接続等を利用しても良い。
なお、クライアント端末と遺失物・拾得物情報サーバとの通信についても、クライアント端末が遺失物・拾得物情報サーバにアクセスすることが可能であれば充分であり、必ずしもインターネット接続を利用する必要は無く、LAN接続や専用線接続等であっても構わないが、拾得物の拾得者が容易にクライアント端末から遺失物・拾得物情報サーバにアクセスすることが可能である様にインターネット接続を利用する方が好ましい。
【0016】
ここで、ユーザ端末は、ユーザ情報送信手段5、受領情報送信手段6及びIDシール発行手段7を有し、ユーザ情報送信手段は、遺失物の管理を希望するユーザの住所、氏名、メールアドレス等を遺失物・拾得物情報サーバにユーザ情報として送信できる様に構成され、受領情報送信手段は、遺失物の所有者、即ち、遺失物の管理を希望したユーザに拾得物の拾得者から拾得物が返還され、受領した際にその旨を遺失物・拾得物情報サーバに受領情報として送信できる様に構成されており、IDシール発行手段は、ユーザの所有物に貼り付けることができるバーコードが表示されたIDシールを発行することができる様に構成されている。
【0017】
なお、ユーザ情報送信手段によって送信するユーザ情報は、遺失物が拾得された際に所有者の特定を行うことができる様に住所、氏名、メールアドレス等を遺失物・拾得物情報サーバにユーザ情報として送信するのであって、遺失物の所有者の特定を行うことができれば充分であり、必ずしも例示する住所、氏名、メールアドレスの全てを送信する必要は無く、また、例示する住所、氏名、メールアドレスの情報以外のユーザ情報(例えば、電話番号等)を送信しても構わないのは勿論である。
【0018】
また、IDシール発行手段によって発行するIDシールは、関連付けられたユーザ、即ち遺失物の所有者を特定することができると共に、拾得物の拾得者に拾得物の届出を行うことによって謝礼金を得ることができる拾得物であると認識させることができれば充分であって、必ずしもIDを認識することができるバーコードが表示されたシールである必要は無い。なお、後述する様に、支払い額に応じて異なる種類のIDが発行された場合において、それぞれのIDに対応してIDシールの色彩や形状を異ならせてIDシールを発行することができるIDシール発行手段である方が好ましい。
【0019】
また、クライアント端末は拾得物情報送信手段8を有し、拾得者が拾得した拾得物に貼り付けられたIDシールに表示されたバーコードを拾得物情報として送信することができる様に構成されている。
【0020】
また、遺失物・拾得物情報サーバは、ID発行手段9、ユーザ情報登録手段10、ユーザ情報検索手段11、拾得情報通知手段12及び謝礼情報通知手段13を有し、ID発行手段は代金の支払い額に応じて種類の異なるIDを発行することができる様に構成され、ユーザ情報登録手段は住所、氏名、メールアドレス等のユーザ情報がIDと関連付けられた状態で登録することができる様に構成され、ユーザ情報検索手段はクライアント端末の拾得物情報送信手段によって送信されたバーコード情報に基づいて、ユーザ情報登録手段に登録されたユーザ情報の中からバーコード情報(ID)と関連付けられたユーザの検索ができる様に構成され、拾得情報通知手段は、検索されたユーザに対して遺失物が拾得された旨を電子メールによって通知することができる様に構成されており、謝礼情報通知手段は、ユーザ端末の受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信した場合に、拾得物の拾得者に対して謝礼情報を電子メールによって提供することができる様に構成されている。
【0021】
ここで、ID発行手段は、IDを発行することができれば充分であり、必ずしも代金の支払い額に応じて種類の異なるIDを発行することができる様に構成される必要は無いが、代金の支払い額に応じて謝礼情報通知手段によって拾得物の拾得者に対して提供する謝礼情報を異ならせることができる様に、ID発行手段は、代金の支払い額に応じて種類の異なるIDが発行できる様に構成された方が好ましい。
また、拾得情報通知手段は、遺失物の届出があった旨を所有者に通知することができるのであればどの様な手段でも良く、電子メールによる通知に限定されることは無く、電話や郵便による通知であっても構わないのは勿論である。
更に、謝礼情報通知手段は、拾得物の拾得者に対して謝礼情報を通知することができるのであればどの様な手段でも良く、電子メールによる通知に限定されることは無く、電話や郵便による通知であっても構わない。
【0022】
上記の様に構成された遺失物・拾得物総合支援情報システムにおいては、先ず、ユーザが所定の代金を支払うと共に自己の住所、氏名、メールアドレス等をユーザ端末のユーザ情報送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに送信する。
この際に、ユーザは発行されるIDシールを貼り付ける所有物を考慮した上で支払う代金を決定する。即ち、比較的高価な物品等の場合であり高額の代金を支払ったとしても遺失した際に何とか手元に戻って欲しいと考える場合にはそれに見合う代金を支払う。
【0023】
ユーザ端末から送信されたユーザ情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、ユーザの支払った代金に応じてIDを発行すると共に、ユーザ情報と発行したIDとを関連付けた状態でユーザ情報登録手段に登録する。
【0024】
遺失物・拾得物情報サーバがIDを発行すると、ユーザ端末のIDシール発行手段によってバーコードが表示された所有物に貼り付けるIDシールが発行される。なお、IDシールはユーザが支払った代金に応じて形状や色彩が異なる。
【0025】
さて、IDシールが貼り付けられた遺失物が拾得され、拾得者が拾得物に貼り付けられたIDシールに表示されたバーコード情報(拾得物情報)をクライアント端末の拾得物情報送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに送信すると、クライアント端末から拾得物情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、ユーザ情報検索手段を用いてユーザ情報登録手段の中からバーコード情報と関連付けられたユーザの検索を行う。続いて、ユーザ情報検索手段によって検索されたユーザに対して拾得情報通知手段を用いて電子メールによって遺失物が拾得された旨の通知を行う。
【0026】
その後、拾得者から遺失物の返還を受けたユーザはユーザ端末の受領情報送信手段を用いて遺失物の返還を受けた旨、即ち遺失物を受領した旨をインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに通知すると、受領情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバは拾得物の拾得者に対してユーザがIDシールの付与の際に支払った代金に応じた謝礼情報を電子メールによって通知する。謝礼情報の通知を受けた拾得者は謝礼情報の記載から拾得者の希望に応じた現金や商品券等の謝礼を受け取る。
【0027】
本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、遺失物を拾得した拾得者は謝礼を得ることができるために、積極的に拾得した拾得物を届け出るというインセンティブが働き、拾得物の届出数の増大が期待できるものである。
【0028】
また、ユーザのニーズに応じてIDシールの付与を行う際の代金を決定することができ、代金に応じて謝礼情報を異なる様にしているために、ユーザのニーズに応じてある程度、拾得者の拾得物の届出のインセンティブをコントロールすることができるものである。
【0029】
図2に本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの他の一例を説明するためのブロック図を示す。ここで示すユーザ端末1及びクライアント端末2はインターネット3を介して遺失物・拾得物情報サーバ4と相互に通信が可能である様に構成されている。また、通信会社(携帯電話会社)が有するユーザ情報サーバ14はインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバ及びユーザ端末と接続されており、少なくとも遺失物・拾得物情報サーバからの情報を得ることができると共にユーザ端末に情報を送信することができる様に構成されている。
【0030】
ここで、ユーザ端末は、携帯電話番号送信手段15、受領情報送信手段6及びIDシール発行手段7を有し、携帯電話番号送信手段は、管理を希望する携帯電話機の電話番号を送信できる様に構成されている。
【0031】
また、遺失物・拾得物情報サーバは、ID発行手段9、携帯電話番号登録手段16、携帯電話番号検索手段17、携帯電話番号通知手段18、謝礼情報通知手段13及び謝礼提供手段19を有し、携帯電話番号登録手段は携帯電話機の電話番号がIDと関連付けられた状態で登録することができる様に構成され、携帯電話番号検索手段はクライアント端末の拾得物情報送信手段によって送信されたバーコード情報(ID)と関連付けられた携帯電話番号の検索ができる様に構成され、携帯電話番号通知手段は、検索された携帯電話番号をユーザ情報サーバに通知することができる様に構成されており、謝礼提供手段は謝礼情報通知手段によって通知し、謝礼情報の通知を受けた拾得者の希望に応じた謝礼を提供することができる様に構成されている。
【0032】
また、ユーザ情報サーバは、ユーザ情報登録手段及び拾得情報通知手段を有し、ユーザ情報登録手段は住所、氏名、メールアドレス等の携帯電話の所有者(利用者)の情報が携帯電話機の電話番号と関連付けられた状態で登録することができる様に構成され、拾得情報通知手段は、遺失物・拾得物情報サーバの携帯電話番号通知手段によって送信された電話番号に基づいて、携帯電話の所有者(利用者)に遺失物(携帯電話)が拾得された旨を電子メールによって通知することができる様に構成されている。
【0033】
上記の様に構成された遺失物・拾得物総合支援情報システムにおいては、先ず、ユーザが所定の代金を支払うと共に携帯電話機の電話番号をユーザ端末の携帯電話番号送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに送信する。
【0034】
ユーザ端末から送信された携帯電話機の電話番号を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、ユーザの支払った代金に応じてIDを発行すると共に、携帯電話機の電話番号と発行したIDとを関連付けた状態で携帯電話番号登録手段に登録する。
【0035】
遺失物・拾得物情報サーバがIDを発行すると、ユーザ端末のIDシール発行手段によってバーコードが表示された携帯電話に貼り付けるIDシールが発行される。なお、IDシールはユーザが支払った代金に応じて形状や色彩が異なる点は上記した本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例と同様である。
【0036】
さて、IDシールが貼り付けられた遺失物(携帯電話)が拾得され、拾得者が拾得物に貼り付けられたIDシールに表示されたバーコード情報(拾得物情報)をクライアント端末の拾得物情報送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物サーバに送信すると、クライアント端末から拾得物情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、携帯電話番号検索手段を用いて携帯電話番号登録手段の中からバーコード情報と関連付けられた電話番号の検索を行う。続いて、携帯電話番号検索手段によって検索された電話番号を管理しているユーザ情報サーバに対して電話番号通知手段を用いて電話番号の通知を行う。
なお、現在、携帯電話番号は、通信会社毎に割り当てがなされているので、割り当てテーブルを作成し、そのテーブルと携帯電話番号検索手段によって検索された電話番号を照合することによって電話番号を管理している通信会社(ユーザ情報サーバ)の特定を行うことができる。
【0037】
携帯電話番号通知手段による携帯電話番号の通知を受けたユーザ情報サーバでは、ユーザ情報登録手段に登録し管理している通知された携帯電話番号と関連付けられた携帯電話の所有者(利用者)に対して拾得情報通知手段を用いて電子メールによって遺失物(携帯電話)が拾得された旨の通知を行う。
【0038】
その後、拾得者から遺失物(携帯電話)の返還を受けたユーザはユーザ端末の受領情報送信手段を用いて遺失物(携帯電話)の返還を受けた旨、即ち遺失物(携帯電話)を受領した旨をインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに通知すると、受領情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバは拾得物の拾得者に対してユーザがIDシールの付与の際に支払った代金に応じた謝礼情報を電子メールによって通知する。謝礼情報を通知を受けた拾得者は謝礼情報の記載から拾得者の希望に応じた現金や商品券等の謝礼を遺失物・拾得物情報サーバの謝礼提供手段より受け取る。
【0039】
本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、携帯電話を拾得した拾得者は謝礼を得ることができるために、積極的に拾得した遺失物を届け出るというインセンティブが働き、拾得物の届出数の増大が期待できるものである。
【0040】
また、ユーザのニーズに応じてIDシールの付与を行う際の代金を決定することができ、代金に応じて謝礼情報を異なる様にしているために、ユーザのニーズに応じてある程度、拾得者の拾得物の届出のインセンティブをコントロールできるものである。
【0041】
また、遺失物・拾得物情報サーバの謝礼提供手段を用いて謝礼を提供しているために、安心かつ確実な取引が可能となる。即ち、従来、謝礼というのは遺失者が拾得者に対して感謝の気持ちを込めて金銭・物品等を贈るものであるが、幾ら遺失者と拾得者の関係にあるとはいえ、本来ならば全くの他人であるために謝礼の提供を受けるためだけに自らの個人情報を提供するというのは拾得者にとって非常に不安であるといえる。従って、遺失物・拾得物情報サーバの謝礼提供手段を用いて謝礼の提供を行うことによって、可能な限り遺失者・拾得者同士の介在を避けることができ、即ち、遺失者に拾得者の個人情報を伝わらない様にすることができるために、安心かつ確実な取引が可能となる。
【0042】
なお、上記した本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例及び本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの他の一例では、ユーザ(遺失者)及び拾得者がユーザ端末及びクライアント端末を利用して遺失物・拾得物情報サーバにアクセスする例を挙げて説明を行ったが、ユーザ(遺失者)及び拾得者(以下、ユーザ等と言う)が必ずしも遺失物・拾得物情報サーバにアクセス可能である端末を有しているとは言えず、また、遺失物・拾得物情報サーバにアクセス可能である端末を有していたとしても様々な事情(端末の故障、操作が不得手等)により端末によりアクセスができない状況も考えられる。従って、図2で示す様に、専用のコールセンター20を設け、ユーザ等の必要情報の入力作業等の代行業務を請け負わせることによって、様々な環境のユーザ等に対応できるシステムとした方が好ましい。
【0043】
【発明の効果】
以上述べてきた如く、本発明の遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、拾得物の拾得者に届出の動機付けを付与することによって迅速な遺失物の発見及び返還を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの他の一例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 クライアント端末
3 インターネット
4 遺失物・拾得物情報サーバ
5 ユーザ情報送信手段
6 受領情報送信手段
7 IDシール発行手段
8 遺失物情報送信手段
9 ID発行手段
10 ユーザ情報登録手段
11 ユーザ情報検索手段
12 拾得情報通知手段
13 謝礼情報通知手段
14 ユーザ情報サーバ
15 携帯電話番号送信手段
16 携帯電話番号登録手段
17 携帯電話番号検索手段
18 携帯電話番号通知手段
19 謝礼提供手段
20 コールセンター
【発明の属する技術分野】
本発明は遺失物・拾得物総合支援情報システムに関する。詳しくは、ユーザ端末、クライアント端末及び遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、JR、バス、地下鉄及びタクシー等の公共交通機関の事業者等は、構内や車内等における忘れ物、落とし物等の遺失物を一時的に保管し、利用者の求めに応じて遺失物を探し出し、落とし主に変換するというサービスを行っている。
【0003】
しかし、例えば相互乗り入れがなされている鉄道事業者等の場合には、その利用者数が膨大なものであり、車両数(便数)も大きく、構内面積も広いために遺失物の数も膨大なものとなり、更には利用者等にとっても持ち物を紛失した場所を特定することが困難であった。
【0004】
従って、落とし主が遺失物を紛失した路線名や駅名等を認識しており遺失物を保管している場所をある程度特定できる場合や遺失物に持ち主の名前が書かれている場合等を除いては、遺失物を探し出すことは非常に困難であると共に極めて多くの手間を必要とするという問題があった。
【0005】
上記の様な問題に対して、定期券発行時に発行する定期券に定期券IDを割り当てると共に、遺失物管理に用いられる利用者の所有物に貼り付けるバーコードIDを割り当て、定期券IDとバーコードIDとを対応つけてIDデータベースに登録し、後にバーコードIDが貼り付けられた所有物が遺失物となった場合にバーコードIDに基づいて検索を行う遺失物管理支援システム(例えば、特許文献1参照。)や、管理IDに対応する物品IDを付与された物品が遺失され、物品IDが通知された場合に拾得の旨を登録する一方、管理IDの通知によりこの通知を基に登録された物品の管理を行う遺失物管理支援システム(例えば、特許文献2参照。)や、ユーザ端末に表示される遺失物届出画面に入力された遺失物情報を、ネットワーク経由で遺失物管理受付サーバが受け取り、遺失物届出情報を含む遺失物データを作成し、照合サーバに送信し、照合サーバは、拾得物の情報を含む拾得物データと遺失物データとの照合を行い、照合で一致すれば遺失物管理受付サーバが該当品発見メールを、一定期間拾得物データとの照合で一致しなければ該当品不発見メールをユーザ端末に送信する遺失物管理支援システムが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−276529号公報 (第2−7頁、第1図)
【0007】
【特許文献2】
特開2002−73908号公報 (第2−7頁、第1図)
【0008】
【特許文献3】
特開2002−189839号公報 (第2−9頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記した様な従来の遺失物管理支援システムにおいては、遺失物の所有者が特定することができずに保管先に保管されたままの状態となってしまうという事態を防止することができるものの、遺失物の拾得者に対して積極的に拾得物を届け出ようとする動機付けを喚起する要素が無いために遺失物が拾得者に流用等がなされ、遺失物が持ち主に返還され無いケースも生じ得る。
【0010】
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、遺失物の拾得者に届出の動機付けを付与することによって迅速な遺失物の発見及び返還を図ることができる遺失物・拾得物総合支援情報システムを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、ユーザ端末、クライアント端末及び遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザを特定可能な情報をユーザ情報として通信回線を介して送信するユーザ情報送信手段と、遺失物の受領を遺失物受領情報として通信回線を介して送信する受領情報送信手段と、前記遺失物・拾得物情報サーバに登録されたID情報が書き込まれた付帯具を発行する付帯具発行手段とを備え、前記クライアント端末は、拾得者が拾得した拾得物のID情報を通信回線を介して送信する拾得物情報送信手段を備え、前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として前記ユーザ情報送信手段によってユーザ情報を送信したユーザに対してIDを発行するID発行手段と、前記ユーザ情報を前記IDと関連付けて登録するユーザ情報登録手段と、前記拾得物情報送信手段によって送信された拾得物のID情報を受信し、該ID情報に基づいて前記ユーザ情報登録手段から関連付けられたユーザ情報を検索するユーザ情報検索手段と、該ユーザ情報検索手段により検索されたユーザに通知を行う拾得情報通知手段と、前記受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信し、該遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える。
【0012】
また、本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として、通信回線を介して受信したユーザを特定可能な情報であるユーザ情報の送信者にIDを発行するID発行手段と、前記ユーザ情報と前記IDを関連付けて登録するユーザ情報登録手段と、拾得者が拾得した拾得物のID情報を通信回線を介して受信し、該ID情報に基いて前記ユーザ情報登録手段から関連付けられたユーザ情報を検索するユーザ情報検索手段と、該ユーザ情報検索手段により検索されたユーザに通知を行う拾得情報通知手段と、通信回線を介して受信した遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える。
【0013】
更に、本発明を提供した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、ユーザ端末、クライアント端末、ユーザ情報サーバ及び遺失物・拾得物情報サーバにより携帯電話に関する遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、前記ユーザ端末は、携帯電話番号を通信回線を介して送信する携帯電話番号送信手段と、遺失物の受領を遺失物受領情報として通信回線を介して送信する受領情報送信手段と、前記遺失物・拾得物情報サーバに登録されたID情報が書き込まれた付帯具を発行する付帯具発行手段とを備え、前記クライアント端末は、拾得者が拾得した携帯電話のID情報を通信回線を介して送信する拾得物情報送信手段を備え、前記ユーザ情報サーバは、携帯電話番号に関連付けてユーザを特定可能な情報を登録するユーザ情報登録手段と、前記遺失物・拾得物情報サーバから送信される携帯電話番号に基づいて関連付けられたユーザに通知を行う拾得情報通知手段を備え、前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として前記携帯電話番号送信手段によって携帯電話番号を送信したユーザに対してIDを発行するID発行手段と、前記携帯電話番号送信手段によって送信された携帯電話番号を前記IDと関連付けて登録する携帯電話番号登録手段と、前記拾得物情報送信手段によって送信された携帯電話のID情報を受信し、該ID情報に基づいて前記携帯電話番号登録手段から関連付けられた携帯電話番号を検索する携帯電話番号検索手段と、該携帯電話番号検索手段によって検索された携帯電話番号に関連付けられたユーザ情報が登録されたユーザ情報サーバに携帯電話番号を通知する携帯電話番号通知手段と、前記受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信し、該遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0015】
図1に本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例を説明するためのブロック図を示す。ここで示すユーザ端末1及びクライアント端末2はインターネット3を介して遺失物・拾得物情報サーバ4と相互に通信が可能である様に構成されている。
ここで、ユーザ端末と遺失物・拾得物情報サーバの通信は、ユーザ端末が遺失物・拾得物情報サーバにアクセスすることが可能であれば充分であり、必ずしもインターネット接続を利用する必要は無く、LAN(Local area Network)接続や専用線接続等を利用しても良い。
なお、クライアント端末と遺失物・拾得物情報サーバとの通信についても、クライアント端末が遺失物・拾得物情報サーバにアクセスすることが可能であれば充分であり、必ずしもインターネット接続を利用する必要は無く、LAN接続や専用線接続等であっても構わないが、拾得物の拾得者が容易にクライアント端末から遺失物・拾得物情報サーバにアクセスすることが可能である様にインターネット接続を利用する方が好ましい。
【0016】
ここで、ユーザ端末は、ユーザ情報送信手段5、受領情報送信手段6及びIDシール発行手段7を有し、ユーザ情報送信手段は、遺失物の管理を希望するユーザの住所、氏名、メールアドレス等を遺失物・拾得物情報サーバにユーザ情報として送信できる様に構成され、受領情報送信手段は、遺失物の所有者、即ち、遺失物の管理を希望したユーザに拾得物の拾得者から拾得物が返還され、受領した際にその旨を遺失物・拾得物情報サーバに受領情報として送信できる様に構成されており、IDシール発行手段は、ユーザの所有物に貼り付けることができるバーコードが表示されたIDシールを発行することができる様に構成されている。
【0017】
なお、ユーザ情報送信手段によって送信するユーザ情報は、遺失物が拾得された際に所有者の特定を行うことができる様に住所、氏名、メールアドレス等を遺失物・拾得物情報サーバにユーザ情報として送信するのであって、遺失物の所有者の特定を行うことができれば充分であり、必ずしも例示する住所、氏名、メールアドレスの全てを送信する必要は無く、また、例示する住所、氏名、メールアドレスの情報以外のユーザ情報(例えば、電話番号等)を送信しても構わないのは勿論である。
【0018】
また、IDシール発行手段によって発行するIDシールは、関連付けられたユーザ、即ち遺失物の所有者を特定することができると共に、拾得物の拾得者に拾得物の届出を行うことによって謝礼金を得ることができる拾得物であると認識させることができれば充分であって、必ずしもIDを認識することができるバーコードが表示されたシールである必要は無い。なお、後述する様に、支払い額に応じて異なる種類のIDが発行された場合において、それぞれのIDに対応してIDシールの色彩や形状を異ならせてIDシールを発行することができるIDシール発行手段である方が好ましい。
【0019】
また、クライアント端末は拾得物情報送信手段8を有し、拾得者が拾得した拾得物に貼り付けられたIDシールに表示されたバーコードを拾得物情報として送信することができる様に構成されている。
【0020】
また、遺失物・拾得物情報サーバは、ID発行手段9、ユーザ情報登録手段10、ユーザ情報検索手段11、拾得情報通知手段12及び謝礼情報通知手段13を有し、ID発行手段は代金の支払い額に応じて種類の異なるIDを発行することができる様に構成され、ユーザ情報登録手段は住所、氏名、メールアドレス等のユーザ情報がIDと関連付けられた状態で登録することができる様に構成され、ユーザ情報検索手段はクライアント端末の拾得物情報送信手段によって送信されたバーコード情報に基づいて、ユーザ情報登録手段に登録されたユーザ情報の中からバーコード情報(ID)と関連付けられたユーザの検索ができる様に構成され、拾得情報通知手段は、検索されたユーザに対して遺失物が拾得された旨を電子メールによって通知することができる様に構成されており、謝礼情報通知手段は、ユーザ端末の受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信した場合に、拾得物の拾得者に対して謝礼情報を電子メールによって提供することができる様に構成されている。
【0021】
ここで、ID発行手段は、IDを発行することができれば充分であり、必ずしも代金の支払い額に応じて種類の異なるIDを発行することができる様に構成される必要は無いが、代金の支払い額に応じて謝礼情報通知手段によって拾得物の拾得者に対して提供する謝礼情報を異ならせることができる様に、ID発行手段は、代金の支払い額に応じて種類の異なるIDが発行できる様に構成された方が好ましい。
また、拾得情報通知手段は、遺失物の届出があった旨を所有者に通知することができるのであればどの様な手段でも良く、電子メールによる通知に限定されることは無く、電話や郵便による通知であっても構わないのは勿論である。
更に、謝礼情報通知手段は、拾得物の拾得者に対して謝礼情報を通知することができるのであればどの様な手段でも良く、電子メールによる通知に限定されることは無く、電話や郵便による通知であっても構わない。
【0022】
上記の様に構成された遺失物・拾得物総合支援情報システムにおいては、先ず、ユーザが所定の代金を支払うと共に自己の住所、氏名、メールアドレス等をユーザ端末のユーザ情報送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに送信する。
この際に、ユーザは発行されるIDシールを貼り付ける所有物を考慮した上で支払う代金を決定する。即ち、比較的高価な物品等の場合であり高額の代金を支払ったとしても遺失した際に何とか手元に戻って欲しいと考える場合にはそれに見合う代金を支払う。
【0023】
ユーザ端末から送信されたユーザ情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、ユーザの支払った代金に応じてIDを発行すると共に、ユーザ情報と発行したIDとを関連付けた状態でユーザ情報登録手段に登録する。
【0024】
遺失物・拾得物情報サーバがIDを発行すると、ユーザ端末のIDシール発行手段によってバーコードが表示された所有物に貼り付けるIDシールが発行される。なお、IDシールはユーザが支払った代金に応じて形状や色彩が異なる。
【0025】
さて、IDシールが貼り付けられた遺失物が拾得され、拾得者が拾得物に貼り付けられたIDシールに表示されたバーコード情報(拾得物情報)をクライアント端末の拾得物情報送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに送信すると、クライアント端末から拾得物情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、ユーザ情報検索手段を用いてユーザ情報登録手段の中からバーコード情報と関連付けられたユーザの検索を行う。続いて、ユーザ情報検索手段によって検索されたユーザに対して拾得情報通知手段を用いて電子メールによって遺失物が拾得された旨の通知を行う。
【0026】
その後、拾得者から遺失物の返還を受けたユーザはユーザ端末の受領情報送信手段を用いて遺失物の返還を受けた旨、即ち遺失物を受領した旨をインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに通知すると、受領情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバは拾得物の拾得者に対してユーザがIDシールの付与の際に支払った代金に応じた謝礼情報を電子メールによって通知する。謝礼情報の通知を受けた拾得者は謝礼情報の記載から拾得者の希望に応じた現金や商品券等の謝礼を受け取る。
【0027】
本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、遺失物を拾得した拾得者は謝礼を得ることができるために、積極的に拾得した拾得物を届け出るというインセンティブが働き、拾得物の届出数の増大が期待できるものである。
【0028】
また、ユーザのニーズに応じてIDシールの付与を行う際の代金を決定することができ、代金に応じて謝礼情報を異なる様にしているために、ユーザのニーズに応じてある程度、拾得者の拾得物の届出のインセンティブをコントロールすることができるものである。
【0029】
図2に本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの他の一例を説明するためのブロック図を示す。ここで示すユーザ端末1及びクライアント端末2はインターネット3を介して遺失物・拾得物情報サーバ4と相互に通信が可能である様に構成されている。また、通信会社(携帯電話会社)が有するユーザ情報サーバ14はインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバ及びユーザ端末と接続されており、少なくとも遺失物・拾得物情報サーバからの情報を得ることができると共にユーザ端末に情報を送信することができる様に構成されている。
【0030】
ここで、ユーザ端末は、携帯電話番号送信手段15、受領情報送信手段6及びIDシール発行手段7を有し、携帯電話番号送信手段は、管理を希望する携帯電話機の電話番号を送信できる様に構成されている。
【0031】
また、遺失物・拾得物情報サーバは、ID発行手段9、携帯電話番号登録手段16、携帯電話番号検索手段17、携帯電話番号通知手段18、謝礼情報通知手段13及び謝礼提供手段19を有し、携帯電話番号登録手段は携帯電話機の電話番号がIDと関連付けられた状態で登録することができる様に構成され、携帯電話番号検索手段はクライアント端末の拾得物情報送信手段によって送信されたバーコード情報(ID)と関連付けられた携帯電話番号の検索ができる様に構成され、携帯電話番号通知手段は、検索された携帯電話番号をユーザ情報サーバに通知することができる様に構成されており、謝礼提供手段は謝礼情報通知手段によって通知し、謝礼情報の通知を受けた拾得者の希望に応じた謝礼を提供することができる様に構成されている。
【0032】
また、ユーザ情報サーバは、ユーザ情報登録手段及び拾得情報通知手段を有し、ユーザ情報登録手段は住所、氏名、メールアドレス等の携帯電話の所有者(利用者)の情報が携帯電話機の電話番号と関連付けられた状態で登録することができる様に構成され、拾得情報通知手段は、遺失物・拾得物情報サーバの携帯電話番号通知手段によって送信された電話番号に基づいて、携帯電話の所有者(利用者)に遺失物(携帯電話)が拾得された旨を電子メールによって通知することができる様に構成されている。
【0033】
上記の様に構成された遺失物・拾得物総合支援情報システムにおいては、先ず、ユーザが所定の代金を支払うと共に携帯電話機の電話番号をユーザ端末の携帯電話番号送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに送信する。
【0034】
ユーザ端末から送信された携帯電話機の電話番号を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、ユーザの支払った代金に応じてIDを発行すると共に、携帯電話機の電話番号と発行したIDとを関連付けた状態で携帯電話番号登録手段に登録する。
【0035】
遺失物・拾得物情報サーバがIDを発行すると、ユーザ端末のIDシール発行手段によってバーコードが表示された携帯電話に貼り付けるIDシールが発行される。なお、IDシールはユーザが支払った代金に応じて形状や色彩が異なる点は上記した本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例と同様である。
【0036】
さて、IDシールが貼り付けられた遺失物(携帯電話)が拾得され、拾得者が拾得物に貼り付けられたIDシールに表示されたバーコード情報(拾得物情報)をクライアント端末の拾得物情報送信手段を用いてインターネットを介して遺失物・拾得物サーバに送信すると、クライアント端末から拾得物情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバでは、携帯電話番号検索手段を用いて携帯電話番号登録手段の中からバーコード情報と関連付けられた電話番号の検索を行う。続いて、携帯電話番号検索手段によって検索された電話番号を管理しているユーザ情報サーバに対して電話番号通知手段を用いて電話番号の通知を行う。
なお、現在、携帯電話番号は、通信会社毎に割り当てがなされているので、割り当てテーブルを作成し、そのテーブルと携帯電話番号検索手段によって検索された電話番号を照合することによって電話番号を管理している通信会社(ユーザ情報サーバ)の特定を行うことができる。
【0037】
携帯電話番号通知手段による携帯電話番号の通知を受けたユーザ情報サーバでは、ユーザ情報登録手段に登録し管理している通知された携帯電話番号と関連付けられた携帯電話の所有者(利用者)に対して拾得情報通知手段を用いて電子メールによって遺失物(携帯電話)が拾得された旨の通知を行う。
【0038】
その後、拾得者から遺失物(携帯電話)の返還を受けたユーザはユーザ端末の受領情報送信手段を用いて遺失物(携帯電話)の返還を受けた旨、即ち遺失物(携帯電話)を受領した旨をインターネットを介して遺失物・拾得物情報サーバに通知すると、受領情報を受信した遺失物・拾得物情報サーバは拾得物の拾得者に対してユーザがIDシールの付与の際に支払った代金に応じた謝礼情報を電子メールによって通知する。謝礼情報を通知を受けた拾得者は謝礼情報の記載から拾得者の希望に応じた現金や商品券等の謝礼を遺失物・拾得物情報サーバの謝礼提供手段より受け取る。
【0039】
本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、携帯電話を拾得した拾得者は謝礼を得ることができるために、積極的に拾得した遺失物を届け出るというインセンティブが働き、拾得物の届出数の増大が期待できるものである。
【0040】
また、ユーザのニーズに応じてIDシールの付与を行う際の代金を決定することができ、代金に応じて謝礼情報を異なる様にしているために、ユーザのニーズに応じてある程度、拾得者の拾得物の届出のインセンティブをコントロールできるものである。
【0041】
また、遺失物・拾得物情報サーバの謝礼提供手段を用いて謝礼を提供しているために、安心かつ確実な取引が可能となる。即ち、従来、謝礼というのは遺失者が拾得者に対して感謝の気持ちを込めて金銭・物品等を贈るものであるが、幾ら遺失者と拾得者の関係にあるとはいえ、本来ならば全くの他人であるために謝礼の提供を受けるためだけに自らの個人情報を提供するというのは拾得者にとって非常に不安であるといえる。従って、遺失物・拾得物情報サーバの謝礼提供手段を用いて謝礼の提供を行うことによって、可能な限り遺失者・拾得者同士の介在を避けることができ、即ち、遺失者に拾得者の個人情報を伝わらない様にすることができるために、安心かつ確実な取引が可能となる。
【0042】
なお、上記した本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例及び本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの他の一例では、ユーザ(遺失者)及び拾得者がユーザ端末及びクライアント端末を利用して遺失物・拾得物情報サーバにアクセスする例を挙げて説明を行ったが、ユーザ(遺失者)及び拾得者(以下、ユーザ等と言う)が必ずしも遺失物・拾得物情報サーバにアクセス可能である端末を有しているとは言えず、また、遺失物・拾得物情報サーバにアクセス可能である端末を有していたとしても様々な事情(端末の故障、操作が不得手等)により端末によりアクセスができない状況も考えられる。従って、図2で示す様に、専用のコールセンター20を設け、ユーザ等の必要情報の入力作業等の代行業務を請け負わせることによって、様々な環境のユーザ等に対応できるシステムとした方が好ましい。
【0043】
【発明の効果】
以上述べてきた如く、本発明の遺失物・拾得物総合支援情報システムでは、拾得物の拾得者に届出の動機付けを付与することによって迅速な遺失物の発見及び返還を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの一例を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明を適用した遺失物・拾得物総合支援情報システムの他の一例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 クライアント端末
3 インターネット
4 遺失物・拾得物情報サーバ
5 ユーザ情報送信手段
6 受領情報送信手段
7 IDシール発行手段
8 遺失物情報送信手段
9 ID発行手段
10 ユーザ情報登録手段
11 ユーザ情報検索手段
12 拾得情報通知手段
13 謝礼情報通知手段
14 ユーザ情報サーバ
15 携帯電話番号送信手段
16 携帯電話番号登録手段
17 携帯電話番号検索手段
18 携帯電話番号通知手段
19 謝礼提供手段
20 コールセンター
Claims (9)
- ユーザ端末、クライアント端末及び遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、
前記ユーザ端末は、ユーザを特定可能な情報をユーザ情報として通信回線を介して送信するユーザ情報送信手段と、
遺失物の受領を遺失物受領情報として通信回線を介して送信する受領情報送信手段と、
前記遺失物・拾得物情報サーバに登録されたID情報が書き込まれた付帯具を発行する付帯具発行手段とを備え、
前記クライアント端末は、拾得者が拾得した拾得物のID情報を通信回線を介して送信する拾得物情報送信手段を備え、
前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として前記ユーザ情報送信手段によってユーザ情報を送信したユーザに対してIDを発行するID発行手段と、
前記ユーザ情報を前記IDと関連付けて登録するユーザ情報登録手段と、
前記拾得物情報送信手段によって送信された拾得物のID情報を受信し、該ID情報に基づいて前記ユーザ情報登録手段から関連付けられたユーザ情報を検索するユーザ情報検索手段と、
該ユーザ情報検索手段により検索されたユーザに通知を行う拾得情報通知手段と、
前記受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信し、該遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える
ことを特徴とする遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - 前記謝礼情報通知手段によって送信される謝礼情報は、ユーザが支払う代金に応じて異なると共に、
前記付帯具発行手段によって発行する付帯具に謝礼情報に関する情報を拾得者が把握可能な状態で記す
ことを特徴とする請求項1に記載の遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - 前記遺失物・拾得物情報サーバが、拾得物の拾得者に対して謝礼を提供する謝礼提供手段を備える
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - 遺失物・拾得物情報サーバにより遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、
前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として、通信回線を介して受信したユーザを特定可能な情報であるユーザ情報の送信者にIDを発行するID発行手段と、
前記ユーザ情報と前記IDを関連付けて登録するユーザ情報登録手段と、
拾得者が拾得した拾得物のID情報を通信回線を介して受信し、該ID情報に基いて前記ユーザ情報登録手段から関連付けられたユーザ情報を検索するユーザ情報検索手段と、
該ユーザ情報検索手段により検索されたユーザに通知を行う拾得情報通知手段と、
通信回線を介して受信した遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える
ことを特徴とする遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - 前記謝礼情報通知手段によって送信される謝礼情報は、ユーザが支払う代金に応じて異なると共に、
前記付帯具発行手段によって発行する付帯具に謝礼情報に関する情報を拾得者が把握可能な状態で記す
ことを特徴とする請求項4に記載の遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - 前記遺失物・拾得物情報サーバが、拾得物の拾得者に対して謝礼を提供する謝礼提供手段を備える
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - ユーザ端末、クライアント端末、ユーザ情報サーバ及び遺失物・拾得物情報サーバにより携帯電話に関する遺失物・拾得物の管理を支援する遺失物・拾得物総合支援情報システムであって、
前記ユーザ端末は、携帯電話番号を通信回線を介して送信する携帯電話番号送信手段と、
遺失物の受領を遺失物受領情報として通信回線を介して送信する受領情報送信手段と、
前記遺失物・拾得物情報サーバに登録されたID情報が書き込まれた付帯具を発行する付帯具発行手段とを備え、
前記クライアント端末は、拾得者が拾得した携帯電話のID情報を通信回線を介して送信する拾得物情報送信手段を備え、
前記ユーザ情報サーバは、携帯電話番号に関連付けてユーザを特定可能な情報を登録するユーザ情報登録手段と、
前記遺失物・拾得物情報サーバから送信される携帯電話番号に基づいて関連付けられたユーザに通知を行う拾得情報通知手段を備え、
前記遺失物・拾得物情報サーバは、所定の代金の支払いを条件として前記携帯電話番号送信手段によって携帯電話番号を送信したユーザに対してIDを発行するID発行手段と、
前記携帯電話番号送信手段によって送信された携帯電話番号を前記IDと関連付けて登録する携帯電話番号登録手段と、
前記拾得物情報送信手段によって送信された携帯電話のID情報を受信し、該ID情報に基づいて前記携帯電話番号登録手段から関連付けられた携帯電話番号を検索する携帯電話番号検索手段と、
該携帯電話番号検索手段によって検索された携帯電話番号に関連付けられたユーザ情報が登録されたユーザ情報サーバに携帯電話番号を通知する携帯電話番号通知手段と、
前記受領情報送信手段によって送信された遺失物の受領情報を受信し、該遺失物の受領情報に基づいて拾得物の拾得者に謝礼情報を送信する謝礼情報通知手段とを備える
ことを特徴とする遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - 前記謝礼情報通知手段によって送信される謝礼情報は、ユーザが支払う代金に応じて異なると共に、
前記付帯具発行手段によって発行する付帯具に謝礼情報に関する情報を拾得者が把握可能な状態で記す
ことを特徴とする請求項7に記載の遺失物・拾得物総合支援情報システム。 - 前記遺失物・拾得物情報サーバが、遺失物の拾得者に対して謝礼を提供する謝礼提供手段を備える
ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の遺失物・拾得物総合支援情報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003103930A JP2004310501A (ja) | 2003-04-08 | 2003-04-08 | 遺失物・拾得物総合支援情報システム |
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JP2003103930A JP2004310501A (ja) | 2003-04-08 | 2003-04-08 | 遺失物・拾得物総合支援情報システム |
Publications (1)
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JP (1) | JP2004310501A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008052355A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Katsuyoshi Nagashima | 遺失物追跡用のコンピュータ電話統合システムおよびその方法 |
JP2013041429A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-02-28 | Sumitomo Mitsui Banking Corp | 拾得物受付システムおよび拾得物受付方法 |
-
2003
- 2003-04-08 JP JP2003103930A patent/JP2004310501A/ja active Pending
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JP2008052355A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Katsuyoshi Nagashima | 遺失物追跡用のコンピュータ電話統合システムおよびその方法 |
JP2013041429A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-02-28 | Sumitomo Mitsui Banking Corp | 拾得物受付システムおよび拾得物受付方法 |
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