JP2004310443A - 電子商取引方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】公開ページでも商品やコンテンツの販売が安全にできるようにするための、決済サイトへのリンクの設定作業を簡単にできるようにする。
【解決手段】電子決済サイト5にダウンロードページ6を設けて、ソフトウェアプログラムSをダウンロードできるようにする。そのソフトウェアプログラムSをダウンロードして実行すると、コンテンツCを掲載した公開ページ3内に「これがほしいボタン」Bを配置する設定を行うとともに、電子決済サイト5へのハイパーリンクLを自動的に追加する。こうすることで、公開ページ3から電子決済サイト5の支払いページ7へ直接ジャンプできるようにしてコンテンツCの購入が安全にできるようにする際の、リンクの設定作業を簡単にできるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】電子決済サイト5にダウンロードページ6を設けて、ソフトウェアプログラムSをダウンロードできるようにする。そのソフトウェアプログラムSをダウンロードして実行すると、コンテンツCを掲載した公開ページ3内に「これがほしいボタン」Bを配置する設定を行うとともに、電子決済サイト5へのハイパーリンクLを自動的に追加する。こうすることで、公開ページ3から電子決済サイト5の支払いページ7へ直接ジャンプできるようにしてコンテンツCの購入が安全にできるようにする際の、リンクの設定作業を簡単にできるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】
この発明は、インターネット上での商品やデジタルコンテンツの販売のための決済代行の設定と公開ページの設定を容易にできるようにした電子商取引方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
常時接続や高速回線などのブロードバンド環境の普及により、インターネット上で商品の販売やデジタルコンテンツ(ソフトウェア、画像、文書、音声など)の販売が益々盛んになる傾向がある。
【0003】
ところで、このようなインターネット上での商品の販売やデジタルコンテンツの販売(電子商取引)では、売買の際の料金徴収が大きな問題となっていた。
【0004】
すなわち、電子決済に必要なクレジット番号などの個人情報が、オープン(データの改ざんや成り済ましなどの不正行為が日常茶飯事に行われている)なネット上を行き来する。そのため、安全に電子商取引を行うためには、最新のネットワークテクノロジーやセキュリティ技術を必要とする。
【0005】
このような問題を解決する一つの方法として、最新のネットワークテクノロジーやセキュリティ技術を提供できる販売サイト(電子モール)などに出店するという方法が行われている。
【0006】
ところで、上記のように販売サイトに出店する方法では、出店したサイトに幾らコンテンツを掲載してもサイトを訪れた人しか見ることがない。そのため、コンテンツを広く知らしめて販売できるようにするためには、販売者の公開(ホーム)ページでも販売できるようにしたい。
【0007】
ところが、上記のように販売者の公開ページで決済を行うことは、先にも述べたとおり、セキュリティ上問題がある。そこで、決済を決済サイト(例えば、販売サイトの)が代行すれば販売者の公開ページでも販売ができる。代行させる方法としては、公開ページの商品やコンテンツにリンクを設けて決済サイトの支払ページへハイパージャンプさせる仕組みを考えた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、決済代行を行うためには、少なくとも商品やコンテンツを特定する名称とその値段を決済サイトへ知らせる必要がある。
【0009】
しかし、商品やコンテンツの数が多いと入力数も多くなり、煩雑な上に入力ミスも犯しやすくなる。
【0010】
そこで、この発明の課題は、煩雑な設定作業を簡単にできるようにして、入力ミスを犯し難くする。そして、公開ページでも商品やコンテンツの販売ができるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明では、ウェブサイトで公開した商品やデジタルコンテンツの決済代行を依頼する際に、インターネットの電子決済サイトからソフトウェアプログラムをダウンロードし、そのダウンロードしたプログラムを起動して前記商品やデジタルコンテンツの公開ページを読み込ませて表示したページの任意の位置にポインタを移動して指定すると、指定したポインタのレジスタ値を取得して、その取得したレジスタ値に基づいてボタンアイコンを公開ページのソースプログラムに追加するとともに、前記表示した公開ページの商品やデジタルコンテンツの表示をポインタで指定すると、その指定したポインタのレジスタ値を取得して、取得したレジスタ値に基づいて前記表示に決済サイトへのハイパーリンクを公開ページのソースプログラムに付加することにより、公開ページ上に表示される商品やデジタルコンテンツの表示をクリックし、ボタンアイコンをクリックすると、電子決済サイトへハイパージャンプして決済を実行できるようにした構成を採用したのである。
【0012】
このような構成を採用することにより、ダウンロードしたプログラムを起動し、表示されたページ上で販売を希望する商品やデジタルコンテンツを指定するだけで、電子決済サイトへハイパーリンクできるので、電子決済サイトのシステムを利用してネット上で安全な取引を行うことができる。
その際、公開ページ上にボタンを設けて、ボタンをクリツクしない限り電子決済サイトへジャンプしないようにして、購入までの間にワンステップ置くことで操作ミスを排除し、購入の確認ができるようにする。
【0013】
このとき、上記ダウンロードプログラムが表示した公開ページの商品やデジタルコンテンツを指定した際に、そのポインタのレジスタ値に基づいて指定した商品やデジタルコンテンツのURL及びファイル情報を取得し、取得した情報を電子決済サイトへ送信するようにした構成を採用することができる。
【0014】
このような構成を採用することにより、電子決済サイトで必要な情報を販売希望の公開ページから自動的に取得することで、設定間違いを起こさないようにできる。
【0015】
また、このとき、上記商品やデジタルコンテンツのハイパーリンクを設定する際、入力ボックスを表示し、決済価格を設定するようにした構成を採用することができる。
【0016】
このような構成を採用することにより、表示された入力ボックスに価格を設定していくと、商品やデジタルコンテンツごとに価格を付けることができ、価格設定ミスを防ぐことができる。
【0017】
このとき、上記ファイル情報及び価格情報を公開ページのソースプログラムに追加した際に、修正したページを自動的に生成する構成を採用することができる。
【0018】
このような構成を採用することにより、設定したファイル情報及び価格情報を公開ページへ追加し、修正された公開ページを自動的に生成することができる。
【0019】
また、このとき、上記公開ページを修正した際に、その修正したページをユーザ端末に保存し、保存した公開ページをウェブサイトへ掲載して公開するようにした構成を採用することができる。
【0020】
このような構成を採用することにより、修正したページを迅速に公開ページへ反映させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この形態の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
この形態の電子商取引方法では、図1に示すように、インターネットI上に電子決済システムを構築した決済サーバ1と、インターネットIのWWWサーバ2に設けられた公開ページ3及びユーザ端末4とで構成されている。
【0023】
決済サーバ1は、最新のネットワークテクノロジーを駆使し、強固なセキュリティ対策を施して立ち上げられた電子決済サイト5であり、暗号化技術を用いてハッカーなどから個人情報の漏洩を防止することができる決済システムを有している。また、このシステムを利用する際に必要な配布用のプログラムSのダウンロードページ6を備えている。
【0024】
この配布用のプログラムSは、ダウンロードして実行すると、公開ページ3に電子決済サイト5へのハイパーリンクを自動的に追加するというものである。
【0025】
すなわち、このプログラムを実行した後の公開ページ3は、例えば、図1に示すように、リンクLの設定された商品やデジタルコンテンツ(以下、コンテンツ)Cごとに「これがほしいボタン」Bが設けられ、「これがほしいボタン」Bをクリックすると、強固なセキュリティで保護された電子決済サイト5の支払いページ7へジャンプして決済処理ができるようになっている。
【0026】
その際、「これがほしいボタン」Bに埋め込まれた商品識別IDにより電子決済サイト5でコンテンツCの商品の識別を行う。
【0027】
公開ページ3は、コンテンツCの販売を希望するものが開設したもので、公開ページ3の設けられるサーバ2は、専用サーバであってもよいし、インターネットサービスプロバイダが提供するレンタルサーバなどを利用したものであってもよい。
【0028】
ちなみに、このようなコンテンツCの販売を希望するものは、コンテンツCが掲載されたページに経済産業省により義務づけられた特定商取引法に基づく表示が掲示されているか、掲示されたページを保有しているか、保有することが必要である。
【0029】
ユーザ端末4は、インターネットI上に接続した決済サーバ1やWWWサーバ2へアクセス可能な端末で、ここでは、公開ページ3作成用のパーソナルコンピュータを用いている。
【0030】
この形態は、上記のように構成されており、以下、この発明に係る電子商取引方法の一連の流れを、前記プログラムSの設定方法を述べながら説明することにする。
【0031】
この発明の電子商取引方法では、まず、コンテンツCの販売を希望するものは、コンテンツCの著作権の帰属を明確にし、問題を生じないようにする必要がある。その上で電子決済サイト5の運営側との間で販売契約を結ぶ。この契約は、インターネットIを介して電子決済サイト5上の契約専用ページで行うようにすればよい。
【0032】
電子決済サイト5では、例えば、契約の際の登録情報などに基づいて審査をして、審査に合格すればプログラムSのダウンロードページ6へのアクセス権を有するIDとパスワードを通知する。
【0033】
このダウンロードページ6のIDとパスワードを受け取った販売を希望する者は、図2〜図3に示すような手順をスタート(「処理」100:以下「処理」省略)し、コンテンツCの販売の設定を行う。
【0034】
すなわち、インターネットIから電子決済サイト5へアクセスし、ダウンロードページ6を開いて、IDとパスワードを入力すると(110)、プログラムSのダウンロードが可能となるので、ダウンロードが可能となったプログラムSをユーザ端末(例えばパーソナルコンピュータなど)4へダウンロードしたのち(115)、実行する(120)。
【0035】
プログラムSを実行すると、ユーザ端末4の画面上にURLの入力ボックスが表示されるので、保有するサイトの公開ページ3のアドレスを入力する(125)。すると、専用ブラウザ(HTMLの編集ができるエディタ)が起動してアドレス先のページをダウンロードして表示する(135)。表示されたページ内に「これがほしいボタン」Bを配置する設定を行う。
【0036】
この設定は、「これがほしいボタン」Bを配置したい公開ページ3内の場所へポインタPを移動してクリックする(この形態のユーザ端末4には、ポインティングデバイスとしてマウスが装備されている)(140)。
【0037】
ここで、ダウンロードされた公開ページ3は、HTML(HypertextMarkup Language)形式で記述されたファイルfなので、例えば、プログラムSが、先程のポインタPのレジスタ値(後述の図4のように)を取得すると(145)、取得したレジスタ値に基づいて前記クリック位置と対応する公開ページ3のHTMLファイル(ダウンロード)内のステートメントの位置に前記ボタンBを表示させるタグを挿入する(150)。これとともに、前記ボタンBの画像ファイルを公開ページ3のHTMLファイルfの表示用コンポーネントに加えることで、ページ3上にボタンBを表示する。
【0038】
このように配置した「これがほしいボタン」Bは、後述のように販売可能なコンテンツCに追記したハイパーリンクLを有効にするために設けたもので、前記リンクLをクリックしても「これがほしいボタン」Bをクリックするまでは電子決済サイト5へジャンプしないようにするためのものである。
このように、ジャンプまでにワンステップを設けることで、操作ミスを排除し、購入の確認ができるようにしてある。
【0039】
次に、公開ページ3内のコンテンツCにリンクを設けるため、その表示にポインタPを移動し、クリックして販売可能なものを特定する(155)。
【0040】
すると、プログラムSは、例えば図4のように、ポインタPのレジスタ値を取得して(160)、その読み込んだレジスタ値に基づいて前記HTMLファイルfに記載されたコンテンツCを特定するタグを見つけて、そのタグから販売可能な画像ファイル名(以下、「ファイル名」という)と、その画像ファイルの保存場所を取得する(165)。
【0041】
また、取得したファイル名のものが保存場所に存在するか、否かをチェックする(170)。このとき、ファイル名のものが保存場所に存在しない場合は、処理(155)〜(170)を繰り返す。
【0042】
一方、ファイル名のものが保存場所に存在する場合は、販売価格の設定を行うための処理をする(175)。この処理では、例えば、ファイル名をクリックすると、図5のようにウィザード形式で価格入力用のダイアログボックスWを表示するようにして、価格データを先程取得したファイル名と関連付けて電子決済サイト5の支払いページ7に登録する。
【0043】
こうすることで、初心者でも簡単に支払いページ7への価格設定ができるようになっている。
【0044】
ここで、設定された価格は、公開ページ3上に併記するため、HTMLファイルfの該当位置に価格を反映させるタグを追記する。
【0045】
また、タグを併記した先のファイル名をクリックすると、電子決済サイト5の支払いページ7へジャンプさせるために、支払いページ7へのリンクLをHTMLの表示タグへ追記する。このようにタグを追記したHTMLファイルのタグを整列して、修正したHTMLファイルを自動的に生成する(180)。
【0046】
こうして一つの設定が終わると、他に販売したいものがものがあれば、処理(155)〜(185)を繰り返す。また、公開ページ3以外のページに販売したいものがあれば、処理(130)〜(190)を繰り返す。そして、終わりならプログラムSを終了する(195)。
【0047】
この修正されたHTMLファイルf’は、プログラム上で保存することにより、ユーザ端末4内に保存できる。保存したHTMLファイルBは、FTP機能を使用してWWWサーバ2へ掲載する。
【0048】
このように設定された公開ページでは、インターネットIに接続した一般のユーザが公開ページ3を閲覧して欲しいものが見つかると、そのコンテンツCをクリックし、「これがほしいボタン」Bをクリックすると、セキュリティで保護された電子決済サイトの支払ページ7へジャンプする。そのため、ジャンプした支払いページ7で支払いを済ますことができるので、安全にコンテンツCの購入ができる。
【0049】
このように、煩雑な処理をしなくても簡単にリンクL設定できる。
【0050】
このため、販売側はセキュリティの心配をしなくとも商品やデジタルコンテンツCの決済ができる。一方、購入側は、訪れたページから購入処理ができるため、購入までに時間と手間がかからない。
【0051】
なお、実施形態では、HTML形式で作成された公開ページに付いて述べたが、これ以外にもXML形式などどのような形式で作成された公開ページにも対応可能である。
【0052】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成したことにより、簡単にリンクを設定して決済サイトを利用できる。
このため、公開ページでも販売された商品やデジタルコンテンツの決済が、安全にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のブロック図
【図2】実施形態のフローチャート
【図3】実施形態のフローチャート
【図4】実施形態の作用説明図
【図5】実施形態の作用説明図
【符号の説明】
1 決済サーバ
2 WWWサーバ
3 公開ページ
4 ユーザ端末
5 決済サイト
6 ダウンロードページ
B 「これがほしいボタン」
I インターネット
L ハイパーリンク
P ポインタ
S プログラム
【発明の属する利用分野】
この発明は、インターネット上での商品やデジタルコンテンツの販売のための決済代行の設定と公開ページの設定を容易にできるようにした電子商取引方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
常時接続や高速回線などのブロードバンド環境の普及により、インターネット上で商品の販売やデジタルコンテンツ(ソフトウェア、画像、文書、音声など)の販売が益々盛んになる傾向がある。
【0003】
ところで、このようなインターネット上での商品の販売やデジタルコンテンツの販売(電子商取引)では、売買の際の料金徴収が大きな問題となっていた。
【0004】
すなわち、電子決済に必要なクレジット番号などの個人情報が、オープン(データの改ざんや成り済ましなどの不正行為が日常茶飯事に行われている)なネット上を行き来する。そのため、安全に電子商取引を行うためには、最新のネットワークテクノロジーやセキュリティ技術を必要とする。
【0005】
このような問題を解決する一つの方法として、最新のネットワークテクノロジーやセキュリティ技術を提供できる販売サイト(電子モール)などに出店するという方法が行われている。
【0006】
ところで、上記のように販売サイトに出店する方法では、出店したサイトに幾らコンテンツを掲載してもサイトを訪れた人しか見ることがない。そのため、コンテンツを広く知らしめて販売できるようにするためには、販売者の公開(ホーム)ページでも販売できるようにしたい。
【0007】
ところが、上記のように販売者の公開ページで決済を行うことは、先にも述べたとおり、セキュリティ上問題がある。そこで、決済を決済サイト(例えば、販売サイトの)が代行すれば販売者の公開ページでも販売ができる。代行させる方法としては、公開ページの商品やコンテンツにリンクを設けて決済サイトの支払ページへハイパージャンプさせる仕組みを考えた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、決済代行を行うためには、少なくとも商品やコンテンツを特定する名称とその値段を決済サイトへ知らせる必要がある。
【0009】
しかし、商品やコンテンツの数が多いと入力数も多くなり、煩雑な上に入力ミスも犯しやすくなる。
【0010】
そこで、この発明の課題は、煩雑な設定作業を簡単にできるようにして、入力ミスを犯し難くする。そして、公開ページでも商品やコンテンツの販売ができるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明では、ウェブサイトで公開した商品やデジタルコンテンツの決済代行を依頼する際に、インターネットの電子決済サイトからソフトウェアプログラムをダウンロードし、そのダウンロードしたプログラムを起動して前記商品やデジタルコンテンツの公開ページを読み込ませて表示したページの任意の位置にポインタを移動して指定すると、指定したポインタのレジスタ値を取得して、その取得したレジスタ値に基づいてボタンアイコンを公開ページのソースプログラムに追加するとともに、前記表示した公開ページの商品やデジタルコンテンツの表示をポインタで指定すると、その指定したポインタのレジスタ値を取得して、取得したレジスタ値に基づいて前記表示に決済サイトへのハイパーリンクを公開ページのソースプログラムに付加することにより、公開ページ上に表示される商品やデジタルコンテンツの表示をクリックし、ボタンアイコンをクリックすると、電子決済サイトへハイパージャンプして決済を実行できるようにした構成を採用したのである。
【0012】
このような構成を採用することにより、ダウンロードしたプログラムを起動し、表示されたページ上で販売を希望する商品やデジタルコンテンツを指定するだけで、電子決済サイトへハイパーリンクできるので、電子決済サイトのシステムを利用してネット上で安全な取引を行うことができる。
その際、公開ページ上にボタンを設けて、ボタンをクリツクしない限り電子決済サイトへジャンプしないようにして、購入までの間にワンステップ置くことで操作ミスを排除し、購入の確認ができるようにする。
【0013】
このとき、上記ダウンロードプログラムが表示した公開ページの商品やデジタルコンテンツを指定した際に、そのポインタのレジスタ値に基づいて指定した商品やデジタルコンテンツのURL及びファイル情報を取得し、取得した情報を電子決済サイトへ送信するようにした構成を採用することができる。
【0014】
このような構成を採用することにより、電子決済サイトで必要な情報を販売希望の公開ページから自動的に取得することで、設定間違いを起こさないようにできる。
【0015】
また、このとき、上記商品やデジタルコンテンツのハイパーリンクを設定する際、入力ボックスを表示し、決済価格を設定するようにした構成を採用することができる。
【0016】
このような構成を採用することにより、表示された入力ボックスに価格を設定していくと、商品やデジタルコンテンツごとに価格を付けることができ、価格設定ミスを防ぐことができる。
【0017】
このとき、上記ファイル情報及び価格情報を公開ページのソースプログラムに追加した際に、修正したページを自動的に生成する構成を採用することができる。
【0018】
このような構成を採用することにより、設定したファイル情報及び価格情報を公開ページへ追加し、修正された公開ページを自動的に生成することができる。
【0019】
また、このとき、上記公開ページを修正した際に、その修正したページをユーザ端末に保存し、保存した公開ページをウェブサイトへ掲載して公開するようにした構成を採用することができる。
【0020】
このような構成を採用することにより、修正したページを迅速に公開ページへ反映させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この形態の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
この形態の電子商取引方法では、図1に示すように、インターネットI上に電子決済システムを構築した決済サーバ1と、インターネットIのWWWサーバ2に設けられた公開ページ3及びユーザ端末4とで構成されている。
【0023】
決済サーバ1は、最新のネットワークテクノロジーを駆使し、強固なセキュリティ対策を施して立ち上げられた電子決済サイト5であり、暗号化技術を用いてハッカーなどから個人情報の漏洩を防止することができる決済システムを有している。また、このシステムを利用する際に必要な配布用のプログラムSのダウンロードページ6を備えている。
【0024】
この配布用のプログラムSは、ダウンロードして実行すると、公開ページ3に電子決済サイト5へのハイパーリンクを自動的に追加するというものである。
【0025】
すなわち、このプログラムを実行した後の公開ページ3は、例えば、図1に示すように、リンクLの設定された商品やデジタルコンテンツ(以下、コンテンツ)Cごとに「これがほしいボタン」Bが設けられ、「これがほしいボタン」Bをクリックすると、強固なセキュリティで保護された電子決済サイト5の支払いページ7へジャンプして決済処理ができるようになっている。
【0026】
その際、「これがほしいボタン」Bに埋め込まれた商品識別IDにより電子決済サイト5でコンテンツCの商品の識別を行う。
【0027】
公開ページ3は、コンテンツCの販売を希望するものが開設したもので、公開ページ3の設けられるサーバ2は、専用サーバであってもよいし、インターネットサービスプロバイダが提供するレンタルサーバなどを利用したものであってもよい。
【0028】
ちなみに、このようなコンテンツCの販売を希望するものは、コンテンツCが掲載されたページに経済産業省により義務づけられた特定商取引法に基づく表示が掲示されているか、掲示されたページを保有しているか、保有することが必要である。
【0029】
ユーザ端末4は、インターネットI上に接続した決済サーバ1やWWWサーバ2へアクセス可能な端末で、ここでは、公開ページ3作成用のパーソナルコンピュータを用いている。
【0030】
この形態は、上記のように構成されており、以下、この発明に係る電子商取引方法の一連の流れを、前記プログラムSの設定方法を述べながら説明することにする。
【0031】
この発明の電子商取引方法では、まず、コンテンツCの販売を希望するものは、コンテンツCの著作権の帰属を明確にし、問題を生じないようにする必要がある。その上で電子決済サイト5の運営側との間で販売契約を結ぶ。この契約は、インターネットIを介して電子決済サイト5上の契約専用ページで行うようにすればよい。
【0032】
電子決済サイト5では、例えば、契約の際の登録情報などに基づいて審査をして、審査に合格すればプログラムSのダウンロードページ6へのアクセス権を有するIDとパスワードを通知する。
【0033】
このダウンロードページ6のIDとパスワードを受け取った販売を希望する者は、図2〜図3に示すような手順をスタート(「処理」100:以下「処理」省略)し、コンテンツCの販売の設定を行う。
【0034】
すなわち、インターネットIから電子決済サイト5へアクセスし、ダウンロードページ6を開いて、IDとパスワードを入力すると(110)、プログラムSのダウンロードが可能となるので、ダウンロードが可能となったプログラムSをユーザ端末(例えばパーソナルコンピュータなど)4へダウンロードしたのち(115)、実行する(120)。
【0035】
プログラムSを実行すると、ユーザ端末4の画面上にURLの入力ボックスが表示されるので、保有するサイトの公開ページ3のアドレスを入力する(125)。すると、専用ブラウザ(HTMLの編集ができるエディタ)が起動してアドレス先のページをダウンロードして表示する(135)。表示されたページ内に「これがほしいボタン」Bを配置する設定を行う。
【0036】
この設定は、「これがほしいボタン」Bを配置したい公開ページ3内の場所へポインタPを移動してクリックする(この形態のユーザ端末4には、ポインティングデバイスとしてマウスが装備されている)(140)。
【0037】
ここで、ダウンロードされた公開ページ3は、HTML(HypertextMarkup Language)形式で記述されたファイルfなので、例えば、プログラムSが、先程のポインタPのレジスタ値(後述の図4のように)を取得すると(145)、取得したレジスタ値に基づいて前記クリック位置と対応する公開ページ3のHTMLファイル(ダウンロード)内のステートメントの位置に前記ボタンBを表示させるタグを挿入する(150)。これとともに、前記ボタンBの画像ファイルを公開ページ3のHTMLファイルfの表示用コンポーネントに加えることで、ページ3上にボタンBを表示する。
【0038】
このように配置した「これがほしいボタン」Bは、後述のように販売可能なコンテンツCに追記したハイパーリンクLを有効にするために設けたもので、前記リンクLをクリックしても「これがほしいボタン」Bをクリックするまでは電子決済サイト5へジャンプしないようにするためのものである。
このように、ジャンプまでにワンステップを設けることで、操作ミスを排除し、購入の確認ができるようにしてある。
【0039】
次に、公開ページ3内のコンテンツCにリンクを設けるため、その表示にポインタPを移動し、クリックして販売可能なものを特定する(155)。
【0040】
すると、プログラムSは、例えば図4のように、ポインタPのレジスタ値を取得して(160)、その読み込んだレジスタ値に基づいて前記HTMLファイルfに記載されたコンテンツCを特定するタグを見つけて、そのタグから販売可能な画像ファイル名(以下、「ファイル名」という)と、その画像ファイルの保存場所を取得する(165)。
【0041】
また、取得したファイル名のものが保存場所に存在するか、否かをチェックする(170)。このとき、ファイル名のものが保存場所に存在しない場合は、処理(155)〜(170)を繰り返す。
【0042】
一方、ファイル名のものが保存場所に存在する場合は、販売価格の設定を行うための処理をする(175)。この処理では、例えば、ファイル名をクリックすると、図5のようにウィザード形式で価格入力用のダイアログボックスWを表示するようにして、価格データを先程取得したファイル名と関連付けて電子決済サイト5の支払いページ7に登録する。
【0043】
こうすることで、初心者でも簡単に支払いページ7への価格設定ができるようになっている。
【0044】
ここで、設定された価格は、公開ページ3上に併記するため、HTMLファイルfの該当位置に価格を反映させるタグを追記する。
【0045】
また、タグを併記した先のファイル名をクリックすると、電子決済サイト5の支払いページ7へジャンプさせるために、支払いページ7へのリンクLをHTMLの表示タグへ追記する。このようにタグを追記したHTMLファイルのタグを整列して、修正したHTMLファイルを自動的に生成する(180)。
【0046】
こうして一つの設定が終わると、他に販売したいものがものがあれば、処理(155)〜(185)を繰り返す。また、公開ページ3以外のページに販売したいものがあれば、処理(130)〜(190)を繰り返す。そして、終わりならプログラムSを終了する(195)。
【0047】
この修正されたHTMLファイルf’は、プログラム上で保存することにより、ユーザ端末4内に保存できる。保存したHTMLファイルBは、FTP機能を使用してWWWサーバ2へ掲載する。
【0048】
このように設定された公開ページでは、インターネットIに接続した一般のユーザが公開ページ3を閲覧して欲しいものが見つかると、そのコンテンツCをクリックし、「これがほしいボタン」Bをクリックすると、セキュリティで保護された電子決済サイトの支払ページ7へジャンプする。そのため、ジャンプした支払いページ7で支払いを済ますことができるので、安全にコンテンツCの購入ができる。
【0049】
このように、煩雑な処理をしなくても簡単にリンクL設定できる。
【0050】
このため、販売側はセキュリティの心配をしなくとも商品やデジタルコンテンツCの決済ができる。一方、購入側は、訪れたページから購入処理ができるため、購入までに時間と手間がかからない。
【0051】
なお、実施形態では、HTML形式で作成された公開ページに付いて述べたが、これ以外にもXML形式などどのような形式で作成された公開ページにも対応可能である。
【0052】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成したことにより、簡単にリンクを設定して決済サイトを利用できる。
このため、公開ページでも販売された商品やデジタルコンテンツの決済が、安全にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のブロック図
【図2】実施形態のフローチャート
【図3】実施形態のフローチャート
【図4】実施形態の作用説明図
【図5】実施形態の作用説明図
【符号の説明】
1 決済サーバ
2 WWWサーバ
3 公開ページ
4 ユーザ端末
5 決済サイト
6 ダウンロードページ
B 「これがほしいボタン」
I インターネット
L ハイパーリンク
P ポインタ
S プログラム
Claims (5)
- ウェブサイトで公開した商品やデジタルコンテンツの決済代行を依頼する際に、インターネットの電子決済サイトからソフトウェアプログラムをダウンロードし、そのダウンロードしたプログラムを起動して前記商品やデジタルコンテンツの公開ページを読み込ませて表示したページの任意の位置にポインタを移動して指定すると、指定したポインタのレジスタ値を取得して、その取得したレジスタ値に基づいてボタンアイコンを公開ページのソースプログラムに追加するとともに、
前記表示した公開ページの商品やデジタルコンテンツの表示をポインタで指定すると、その指定したポインタのレジスタ値を取得して、取得したレジスタ値に基づいて前記表示に決済サイトへのハイパーリンクを公開ページのソースプログラムに付加することにより、公開ページ上に表示される商品やデジタルコンテンツの表示をクリックし、ボタンアイコンをクリックすると、電子決済サイトへハイパージャンプして決済を実行できるようにした電子商取引方法。 - 上記ダウンロードプログラムが表示した公開ページの商品やデジタルコンテンツを指定した際に、そのポインタのレジスタ値に基づいて指定した商品やデジタルコンテンツのURL及びファイル情報を取得し、取得した情報を電子決済サイトへ送信するようにした請求項1に記載の電子商取引方法。
- 上記商品やデジタルコンテンツのハイパーリンクを設定する際、入力ボックスを表示し、決済価格を設定するようにした請求項1または2に記載の電子商取引方法。
- 上記ファイル情報及び価格情報を公開ページのソースプログラムに追加した際に、修正したページを自動的に生成する請求項2または3に記載の電子商取引方法。
- 上記公開ページを修正した際に、その修正したページをユーザ端末に保存し、保存した公開ページをウェブサイトへ掲載して公開するようにした請求項1乃至4のいずれかに記載の電子商取引方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003103109A JP2004310443A (ja) | 2003-04-07 | 2003-04-07 | 電子商取引方法 |
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JP (1) | JP2004310443A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4224116B1 (ja) * | 2007-07-06 | 2009-02-12 | インフォカート株式会社 | アフィリエイト販売システム |
JP2015035202A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-02-19 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | 決済装置、決済プログラム、及びecサーバ |
-
2003
- 2003-04-07 JP JP2003103109A patent/JP2004310443A/ja active Pending
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JP4224116B1 (ja) * | 2007-07-06 | 2009-02-12 | インフォカート株式会社 | アフィリエイト販売システム |
JP2015035202A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-02-19 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | 決済装置、決済プログラム、及びecサーバ |
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