JP2004310439A - 環境モニタリングシステムとこのシステムで使用されるデータロガー及びそのプログラム - Google Patents

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Masato Nakamura
正人 中村
Yuichiro Takei
雄一郎 武井
Tetsuto Kitano
哲人 北野
Yasuyuki Sugiyama
泰之 杉山
Toru Kishimoto
亨 岸本
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Abstract

【課題】測定器の増設又は交換に伴うデータロガーへの測定制御プログラムのインストール又は更新作業を不要にして作業に要する手間と時間を軽減し、かつ測定局が再稼働するまでに要する時間を短縮して測定の空白期間を解消する。
【解決手段】各データロガーに、使用が想定される測定器に対応する測定制御プログラムを予め格納しておくと共に、上記測定制御プログラムの名称又はIDと測定器の個別IDとの対応関係を表す情報を測定器個別データベース25に記憶しておく。そして、測定器が増設又は交換されたときに当該測定器からその個別IDを取得し、この取得された測定器個別IDに対応するプログラム名又はIDを上記測定器個別データベース25から選択的に読み出す。そして、この読み出されたプログラム名又はIDに対応する測定専用プログラムを、データ取得共通プログラム22とリンクすることで実行可能な状態に設定する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、大気質や水質等の環境に係わる測定情報を収集して監視する環境モニタリングシステムと、このシステムで使用されるデータロガー及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大気質を監視するシステムは例えば次のように構成される。すなわち、選定した複数の監視対象場所にはそれぞれ測定局が配置される。各測定局にはそれぞれ、複数の測定器とデータロガーが設けられる。データロガーは、上記各測定器から測定データをそれぞれ取り込んでメモリに一旦記憶し、しかるのち通信網を介して監視センタ装置へ送信する。監視センタ装置は、上記各測定局に対し一定の周期で送信要求を送り、この要求に応じて測定局から送信された測定データを受信して蓄積する。そして、この蓄積された測定データに異常がないかどうかを監視し、異常が検出されると例えば該当する測定局から通常より短い周期で測定データを収集すると共に、アラームを発生する。このようなシステムを使用すれば、例えば測定者が各監視対象場所に出向かなくても、監視センタ装置にて各地域の大気質を監視することが可能となる。
【0003】
ところで、この種のシステムでは、各測定局に設けられる測定器の種類及び数は必ずしも同じであるとは限らない。測定器としては、測定対象の大気質ごとに異なる装置を使用されることが多く、製造メーカが異なることも一般的である。データロガーは、各測定器に対応した専用の測定制御プログラム及び専用ファイルを予め内蔵しており、この専用の測定制御プログラム及び専用ファイルにしたがって各測定器から測定データを取得する(例えば、非特許文献1を参照。)。
【0004】
【非特許文献1】
http://www.apptec.co.jp/business/engineering/pdf/kankyou kanshi.pdf。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこの種の従来のシステムでは、測定局に測定器を増設する場合や、測定器を別の種類或いは高機能のものに交換する場合に、その都度データロガーに当該測定器に対応する専用の測定制御プログラムをインストール又は更新しなければならない。一般に、測定局は都道府県等の自治体の各地に多数設置される。このため、上記測定器の増設や交換に伴う専用の測定制御プログラムのインストール又は更新に際しては、専門知識を持つ技術者が現地まで出向いて作業を行わなければならず、作業に多大な手間と時間を必要とする。また、測定器の増設又は交換後の測定局が再稼働するまでに長い時間を要するため、その間測定の空白期間が生じることになり好ましくない。
【0006】
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、測定器の増設又は交換に伴うデータロガーへの測定制御プログラムのインストール又は更新作業を不要にして作業に要する手間と時間を大幅に軽減し、かつ測定局が再稼働するまでに要する時間を短縮して測定の空白期間の発生を低減し得る環境モニタリングシステムとこのシステムで使用されるデータロガー及びそのプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために第1の発明は、測定器から測定データを取り込み、この取り込まれた測定データを通信網を介して監視センタ装置へ送信する機能を有するデータロガーにあって、使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを、上記各測定器の識別情報に対応付けてプログラム記憶手段に予め記憶する。そして、測定器の使用開始に先立ち当該測定器の識別情報を取得し、この取得された識別情報に対応する測定制御プログラムを上記プログラム記憶手段から選択して、この選択された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定するようにしたものである。
【0008】
したがって第1の発明によれば、測定器を増設又は交換すると、データロガーにおいて上記増設又は交換された測定器に対応する測定制御プログラムが実行可能な状態に自動的に設定される。このため、測定制御プログラムのインストール又は更新作業がまったく不要となり、これによりシステム管理者の作業に要する手間と時間は大幅に軽減される。また、測定器の増設又は交換後に測定局をいち早く再稼働させることができ、これにより測定の空白期間を短縮することができる。
【0009】
一方、第2の発明は、測定器から測定データを取り込むデータロガーと、このデータロガーから上記測定データを通信網を介して収集する監視センタ装置とを具備する環境モニタリングシステムにあって、上記監視センタ装置に、使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを上記各測定器の識別情報に対応付けて記憶するプログラム記憶手段を設ける。一方、上記データロガーには、測定器の使用開始に先立ち当該測定器の識別情報を取得する手段と、この取得された識別情報を含むダウンロード要求を通信網を介して監視センタ装置へ送信する手段とを設ける。
【0010】
そして、監視センタ装置は、上記データロガーから測定器の識別情報が送られた場合に、受信された当該識別情報に対応する測定制御プログラムを上記プログラム記憶手段から選択的に読み出し、この読み出された測定制御プログラムを上記通信網を介して上記要求元のデータロガーへ送信する。これに対しデータロガーは、上記監視センタ装置から送信される測定制御プログラムを通信網を介して受信し、この受信された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定するようにしたものである。
【0011】
したがって第2の発明によれば、第1の発明と同様に、測定器を増設又は交換すると、データロガーにおいて上記増設又は交換された測定器に対応する測定制御プログラムが実行可能な状態に自動設定される。このため、専門の技術者による測定制御プログラムのインストール又は更新作業を不要にできる。
【0012】
しかも第2の発明によれば、プログラム記憶手段は監視センタ装置に設けられるので、プログラム記憶手段をデータロガーごとに設ける場合に比べデータロガーのメモリ容量を低減できる利点がある。また、プログラム記憶手段に記憶される測定制御プログラムの追加や変更を行う必要が生じた場合にも、その作業を監視センタ装置において容易に行うことができる。
【0013】
上記データロガーにおいて測定器の識別情報を取得する手段としては、例えば次のような構成が考えられる。
第1の構成は、データロガーに対する測定器の接続を検出し、この測定器の接続が検出されたことに応じて当該測定器から識別情報を読み込んで、測定制御プログラムの設定制御を実行するものである。
この構成によれば、データロガーに測定器を接続するだけで、当該測定器に対応する測定制御プログラムが自動的に設定される。このため、測定器の接続作業時に同時に測定制御プログラムの設定を完了することが可能となる。
【0014】
第2の構成は、監視センタ装置が、データロガーに対し測定制御プログラムのインストール命令を送信する手段を備えている場合に、この監視センタ装置からデータロガーへインストール命令を送信する。これに対しデータロガーは、通信網を介して上記インストール命令を受信し、この受信されたインストール命令に応じて測定器から識別情報を読み込む。そして、この読み込まれた識別情報をもとに監視センタ装置との間で測定制御プログラムのダウンロード制御を実行するものである。
この構成によれば、監視センタ装置から各データロガーに対する測定制御プログラムの配信処理を、監視センタ装置の主導により時間を異ならせる等して計画的に行うことができる。
【0015】
さらに第2の発明は、監視センタ装置に、データロガーに対し測定制御プログラムの更新命令を送信する手段をさらに備え、一方データロガーには、上記更新命令を受信する手段と、プログラム更新処理手段とをさらに備え、上記受信された更新命令に従い、過去に受信された該当する測定制御プログラムの少なくとも一部を更新することも特徴とする。
このように構成することで、データロガーに一旦ダウンロードされた測定制御プログラムを、その後必要に応じて監視センタ装置からの命令により更新することが可能となる。これにより測定制御プログラムのバージョンアップや、バグ等に対するプログラムの一部修正処理を、監視センタ装置からの遠隔制御により簡単に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係わる環境モニタリングシステムの第1の実施形態である、大気環境モニタリングシステムを示す概略構成図である。
【0017】
複数の大気環境監視対象場所にはそれぞれ、測定局3−1〜3−mが設置される。これらの測定局3−1〜3−mにはそれぞれ、複数の測定器11−1〜11−n,12−1〜12−n,…,1m−1〜1m−nと、データロガー20−1〜20−mとが設けられる。このうち各測定器はそれぞれ、窒素酸化物や硫化化合物、オゾン等の異なる大気質の量を測定する。
【0018】
一方、自治体の庁舎や大学の研究施設には監視センタ装置が設置される。この監視センタ装置には、データ収集装置7及びデータ記憶装置8が設けられる。なお、監視センタ装置には、その他にデータ監視装置及びカメラサーバ(図示せず)等も設けられる。
【0019】
データ収集装置7は、例えば情報収集サーバにより構成され、電話網やIP(Internet Protocol)網5等からなるネットワーク4とその通信回線5,6を介して、前記各測定局3−1〜3−mのデータロガー20−1〜20−mに接続される。そして、予め設定された監視周期に従い、上記各データロガー20−1〜20−mに対し測定データの送信要求を送信し、この送信要求に応じて各データロガー20−1〜20−mから送られる測定データを受信する。この受信された測定データは、データ記憶装置8に蓄積される。
【0020】
ところで、各測定局3−1〜3−mに設けられたデータロガー20−1〜20−mと、これらのデータロガー20−1〜20−mに接続される測定器は次のように構成される。図2は、その機能構成を示すブロック図である。なお、データロガー20−1〜20−mは同一構成なので、ここではデータロガー20−1を例にとって説明する。
【0021】
各測定器11−1〜11−nの不揮発性内部メモリにはそれぞれ、測定器ごとに予め設定された個別識別コード(以後測定器個別IDと称する)が記憶されている。この測定器個別IDは、測定器の機種やバージョンを識別するために使用される。
【0022】
一方、データロガー20−1は、中央処理ユニット(CPU)と、第1のプログラムメモリと、第2のプログラムメモリと、測定器個別データベース25と、測定データメモリと、入力インタフェースと、通信インタフェースとを備えている。
【0023】
このうち先ず第2のプログラムメモリには、使用が想定される複数の測定器11−1〜11−nに対し個々に対応する複数の測定制御プログラム24−1〜24−nが、当該測定器11−1〜11−nの測定器個別IDに対応付けて予め記憶されている。測定器個別データベース25には、上記各測定器個別IDと測定制御プログラム名又はプログラムIDとの対応関係を表すテーブル情報が記憶されている。
【0024】
一方第1のプログラムメモリには、データ取得共通プログラム22及び共通制御プログラム23が格納されている。このうちデータ取得共通プログラム22は、上記入力インタフェースに接続された測定器11−1〜11−nから、予め設定された測定周期に従い測定データを取り込む。測定周期は、例えば1〜10分程度に設定される。そして、この取り込まれた上記測定データを測定データメモリに保存する。
【0025】
共通制御プログラム23は、測定制御プログラムの設定制御機能と、測定データ送信制御機能とを有する。
【0026】
測定制御プログラムの設定制御機能は、入力インタフェースに測定器11−1〜11−nが追加接続された場合、或いは既存の測定器に代えて新たな測定器が接続された場合に、当該測定器の接続を検出する。そして、上記測定器の接続が検出された場合に、当該測定器から入力インタフェースを介して測定器個別IDを読み込む。また、この上記測定器個別データベース25から、上記読み込まれた測定器個別IDに対応する測定制御プログラム名を読み出し、この読み出されたプログラム名又はプログラムIDで表される測定制御プログラムを上記データ取得共通プログラム22とリンクさせることで、上記測定制御プログラムを実行可能な状態に設定する。
【0027】
測定データ送信制御機能は、データ収集装置7から予め設定されたポーリング周期により到来するデータ送信要求を受信する。なお、ポーリング周期は例えば30分乃至1時間に設定される。そして、データ送信要求が受信された場合に、上記測定データメモリから測定データを読み出し、この読み出された測定データをネットワーク4により規定される伝送フォーマットに変換したのち、通信インタフェースからデータ収集装置7へ向けネットワーク4へ送信する。
【0028】
次に、以上のように構成されたデータロガー20−1における測定プログラム設定動作を説明する。図3はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
【0029】
データロガー20−1は、ステップ3aにおいて入力インタフェースに対する測定器の接続の有無を監視している。この状態で、いま仮に保守員が測定器11−2をデータロガー20−1に新たに接続したとする。そうするとデータロガー20−1は、ステップ3bに移行し、ここで上記新たに接続された測定器11−2から測定器個別IDを読み込む。
【0030】
次にデータロガー20−1は、ステップ3cにより測定器個別データベース25をアクセスし、上記測定器個別IDに対応する測定制御プログラム名又はプログラムIDを読み出す。そして、ステップ3dにおいて、該当する測定制御プログラムが存在したか否かを判定する。この判定の結果、該当する測定制御プログラムが存在した場合には、測定制御プログラムの設定が可能であると判断してステップ3eに移行し、ここで対応する測定制御プログラムを選択する。そして、ステップ3fにおいて、上記選択された測定制御プログラムをデータ取得共通プログラム22とリンクさせる処理を行う。
【0031】
かくして、上記測定器11−2専用の測定制御プログラム24−2は実行可能な状態に設定され、以後この測定制御プログラム24−2に従い上記新たな測定器11−2から測定データを取り込むことが可能となる。
【0032】
なお、上記測定制御プログラム24−2の設定が終了すると、データロガー20−1はステップ3gによりプログラム設定完了メッセージを表示部(図示せず)に表示する。したがって、保守員はこの表示されたメッセージにより、測定制御プログラムの設定が正しく行われたことを確認することができる。
【0033】
一方、上記ステップ3dにおける判定の結果、該当する測定制御プログラムが存在しなかったとする。この場合データロガー20−1は、測定制御プログラムの設定は不可能と判断してステップ3hに移行し、ここで設定未完了メッセージを表示器に表示する。したがって、保守員はこの表示されたメッセージにより、測定制御プログラムの設定が正しく行われなかったことを確認することができる。
【0034】
以上述べたように第1の実施形態では、各データロガー20−1〜20−mに、使用が想定される測定器に対応する測定制御プログラムを予め格納しておくと共に、上記測定制御プログラムの名称又はIDと測定器の個別IDとの対応関係を表す情報を測定器個別データベース25に記憶しておく。そして、測定器11−1〜11−nが増設又は交換されたときに当該測定器11−1〜11−nからその個別IDを取得し、この取得された測定器個別IDに対応するプログラム名又はIDを上記測定器個別データベース25から選択的に読み出す。そして、この読み出されたプログラム名又はIDに対応する測定専用プログラムを、データ取得共通プログラム22とリンクすることで実行可能な状態に設定するようにしている。
【0035】
したがって第1の実施形態によれば、測定器11−1〜11−nを増設又は交換すると、データロガー20−1〜20−mにおいて上記増設又は交換された測定器に対応する測定制御プログラムが実行可能な状態に自動的に設定される。このため、測定制御プログラムのインストール又は更新作業がまったく不要となり、これによりシステム管理者の作業に要する手間と時間は大幅に軽減される。また、測定器11−1〜11−nの増設又は交換後に当該測定局をいち早く再稼働させることができ、これにより測定の空白期間を短縮することができる。
【0036】
また、データロガー20−1〜20−mに対する測定器11−1〜11−nの接続を入力インタフェースを介して検出し、この測定器11−1〜11−nの接続が検出されたことに応じて当該測定器11−1〜11−nから測定器個別IDを読み込んで、測定制御プログラムの設定制御を実行するようにしている。したがって、データロガー20−1〜20−mに測定器11−1〜11−nを接続するだけで、当該測定器11−1〜11−nに対応する測定制御プログラムが自動的に設定される。このため、測定器11−1〜11−nの接続作業時に同時に測定制御プログラムの設定を完了することができる。
【0037】
さらに、測定制御プログラムの設定処理の完了又は未完了を表示するようにしている。このため、保守員はその場で測定プログラムの設定処理の結果を確認することができる。
【0038】
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、監視センタ装置側に、使用が想定される測定器に対応する測定制御プログラムを予め格納した測定器個別データベースを設ける。そして、測定局において測定器が増設又は交換された場合に、当該測定器から個別IDを取得してこの測定器個別IDをデータロガーからネットワークを介して監視センタ装置へ送り、監視センタ装置が上記測定器個別IDに対応する測定制御プログラムを測定器個別データベースから選択的に読み出して上記要求元のデータロガーにダウンロードする。データロガーは、上記ダウンロードされた測定制御プログラムを記憶して、この測定制御プログラムを実行可能な状態に設定するものである。
【0039】
図4は、この第2の実施形態に係わる大気環境モニタリングシステムの要部構成を示す図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0040】
監視センタ装置には、データ収集装置70と、測定器個別データベース9とが設けてある。測定器個別データベース9には、使用が想定される複数の測定器11−1〜11−nに個々に対応する複数の測定制御プログラムが、測定器11−1〜11−nの個別IDに対応付けて予め格納されている。
【0041】
データ収集装置70は、各測定局のデータロガーから測定データを収集し蓄積する機能に加え、プログラム送信制御機能を備える。このプログラム送信制御機能は、データロガー200−1から測定制御プログラムのダウンロード要求が到来した場合に、この要求に応じて上記測定器個別データベース9から該当する測定制御プログラムを選択的に読み出し、この読み出された測定制御プログラムを要求元のデータロガー200−1へネットワーク4を介して送信する。
【0042】
一方、データロガー200−1は、各測定器11−1〜11−nから測定データを取り込んだのち監視センタ装置の収集要求に応じて送信する機能に加え、プログラムのダウンロード要求送信制御機能と、ダウンロードされたプログラムの設定制御機能とを備える。
【0043】
ダウンロード要求送信制御機能は、データロガー200−1に対する測定器の接続が検出された場合に当該測定器から測定器個別IDを読み込み、この読み込まれた測定器個別IDを含むダウンロード要求を監視センタ装置のデータ収集装置70へ送信する。
【0044】
プログラムの設定制御機能は、上記ダウンロード要求の送信に対しデータ収集装置70からダウンロードされた測定制御プログラムを受信し記憶した後、当該測定制御プログラムをデータ取得共通プログラムとリンクさせることにより実行可能な状態に設定する。
【0045】
このような構成であるから、測定制御プログラムの設定処理は以下のように行われる。図5は、データロガー200−1における処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
【0046】
データロガー200−1は、ステップ5aにおいて入力インタフェースに対する測定器の接続の有無を監視している。この状態で、いま仮に保守員が測定器11−2をデータロガー200−1に新たに接続したとする。そうするとデータロガー200−1は、ステップ5bに移行し、ここで上記新たに接続された測定器11−2から測定器個別IDを読み込む。
【0047】
次にデータロガー200−1は、ステップ5cにより上記読み込まれた測定器個別IDを含むプログラムダウンロード要求を作成し、この作成されたプログラムダウンロード要求をネットワーク4を介してデータ収集装置70へ送信する。
【0048】
一方データ収集装置70は、データロガー200−1からプログラムダウンロード要求が到来すると、このダウンロード要求から測定器個別IDを抽出する。そして、測定器個別データベース9をアクセスすることにより、上記抽出された測定器個別IDに対応する測定制御プログラムを選択的に読み出し、この読み出された測定制御プログラムを要求元のデータロガー200−1に向けて送信する。なお、該当する測定制御プログラムが存在しない場合には、その旨の通知メッセージを要求元のデータロガー200−1へ送信する。
【0049】
これに対しデータロガー200−1は、ステップ5dにおいて測定制御プログラムのダウンロードを監視している。この状態で、データ収集装置70から測定制御プログラムがダウンロードされると、ステップ5eにより上記測定制御プログラムを受信し、この受信された測定制御プログラムをメモリに格納する。そして、この格納された測定制御プログラムをデータ取得共通プログラム22とリンクさせる処理をステップ5fで行う。
【0050】
かくして、上記測定器11−2専用の測定制御プログラム24−2は実行可能な状態に設定され、以後この測定制御プログラム24−2に従い上記新たな測定器11−2から測定データを取り込むことが可能となる。
【0051】
なお、上記測定制御プログラム24−2の設定が終了すると、データロガー200−1はステップ5gからステップ5hに移行してここでプログラム設定完了メッセージを表示部(図示せず)に表示する。したがって、保守員はこの表示されたメッセージにより、測定制御プログラムの設定が正しく行われたことを確認することができる。
【0052】
一方、データ収集装置70から該当プログラムが存在しない旨の通知メッセージを受信した場合のように、測定制御プログラムの設定を完了できない場合には、データロガー200−1はステップ5iに移行し、ここで設定未完了メッセージを表示器に表示する。したがって、保守員はこの表示されたメッセージにより、測定制御プログラムの設定未完了を確認することができる。
【0053】
また、データロガー200−1は、ステップ5dで測定制御プログラムのダウンロードを監視している期間に、ステップ5jにより一定期間が経過したか否かを監視する。そして、一定時間が経過しても測定制御プログラムを受信できなかった場合には、データ収集装置70に該当するプログラムが存在しなかったか、或いは回線障害などにより測定制御プログラムのダウンロードを行えないものと判断する。そして、ステップ5iに移行してここで設定未完了を表示し、一連の処理を終了する。なお、この場合、上記測定制御プログラムを受信できなかった旨を、設定未完了の理由として表示してもよい。
【0054】
以上のように第2の実施形態によれば、測定器11−1〜11−nを増設又は交換すると、データロガー200−1のダウンロード要求に応じ、データ収集装置70から上記増設又は交換された測定器11−1〜11−nに対応する測定制御プログラム24−1〜24−nがダウンロードされ、当該測定制御プログラム24−1〜24−nがデータロガー200−1に実行可能な状態に設定される。したがって、前記第1の実施形態と同様、専門の技術者による測定制御プログラムのインストール又は更新作業を不要にでき、これにより作業に要する手間と時間を大幅に軽減し、かつ測定局11−1〜11−nが再稼働するまでに要する時間を短縮することができる。
【0055】
しかも第2の実施形態によれば、使用が想定される測定器の測定制御プログラムを、監視センタ装置の測定器個別データベース9に記憶するようにしているので、使用が想定される測定器の測定制御プログラムを各データロガー20−1〜20−mにそれぞれ記憶させる場合に比べ、各データロガー20−1〜20−mのメモリ容量を低減できる利点がある。また、測定制御プログラムの追加や変更を行う必要が生じた場合に、技術者が各測定局3−1〜3−mに出向いたり、また監視センタ装置から各データロガーに対し新規又は変更プログラムをダウンロードする必要がなく、追加又は変更作業を監視センタ装置内において簡単に行うことができる。
【0056】
(その他の実施形態)
第2の実施形態では、測定器の接続を検出したことに応じて、データロガー200−1から監視センタ装置へプログラムダウンロード要求を送信するようにした。しかしこれに限るものではなく、例えば測定器の接続が終了した頃合いを見計らって、測定器の増設又は交換がなされたデータロガーに対し監視センタ装置からプログラムのインストール命令を送信する。このインストール命令に対しデータロガーは、測定器から測定器個別IDを取得してこの測定器個別IDを含むダウンロード要求を監視センタ装置へ送信する。そして、このダウンロード要求に応答して監視センタ装置からダウンロードされた測定制御プログラムを記憶し、この測定制御プログラムを実行可能な状態に設定するように構成してもよい。
【0057】
このように構成すると、監視センタ装置から各データロガーに対する測定制御プログラムのダウンロードを、監視センタ装置の主導により時間を異ならせる等して計画的に行うことができる。このため、複数のデータロガーに対する測定制御プログラムのダウンロードが輻輳しないようにすることができ、これによりネットワークのトラフィックの増大などを未然に防止できる。
【0058】
また、第2の実施形態において、データ収集装置70に、データロガー200−1に対し測定制御プログラムの更新命令を送信する機能をさらに備え、一方データロガー200−1には、上記更新命令を受信する機能と、プログラム更新処理機能とをさらに備える。そして、上記受信された更新命令に従い、過去に受信された該当する測定制御プログラムの少なくとも一部を更新するように構成してもよい。
このように構成すると、データロガー200−1に一旦ダウンロードされた測定制御プログラムを、その後必要に応じてデータ収集装置70からの命令により更新することが可能となる。これにより測定制御プログラムのバージョンアップや、バグ等に対するプログラムの一部修正処理を、監視センタ装置側からの遠隔制御により簡単に行うことができる。
【0059】
また、前記第1及び第2の実施形態では、測定制御プログラムの設定処理の結果を表すメッセージをデータロガーに表示するようにした。しかし、それに加え、上記設定処理の結果を表すメッセージを監視センタ装置に伝送して一覧表示又はプリントアウトするようにしてもよい。このようにすると、監視センタ装置においてシステム管理者は、各測定局における測定制御プログラムの設定完了又は未完了を統括的に把握できる。
【0060】
さらに、前記各実施形態では各測定局と監視センタ装置との間を有線系のネットワーク4とその回線5,6を介して接続する場合を例示したが、測定局の設置場所によっては移動通信ネットワークや無線LANなどの無線通信ネットワークを利用して接続するようにしてもよい。その他、ネットワークの種類は、電話網等の回線交換網に限らずIP網等のパケット通信網を使用することができる。
【0061】
その他、データロガーの構成やプログラム設定処理に係わる制御手順と制御内容、監視センタ装置の構成及び機能、測定局の数や各測定局における測定器の設置数、測定器で測定する環境に係わる成分の種類(水質を監視するための成分や、放射線量等でもよい)等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0062】
要するに、この発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述したように第1の発明では、データロガーにあって、使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを測定器の識別情報に対応付けてプログラム記憶手段に予め記憶する。そして、測定器の使用開始に先立ち当該測定器の識別情報を取得し、この取得された識別情報に対応する測定制御プログラムを上記プログラム記憶手段から選択して、実行可能な状態に設定するようにしている。
【0064】
また第2の発明では、測定器から測定データを取り込むデータロガーと、このデータロガーから上記測定データを通信網を介して収集する監視センタ装置とを具備する環境モニタリングシステムにあって、上記監視センタ装置に、使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを上記各測定器の識別情報に対応付けて記憶するプログラム記憶手段を設ける。一方、上記データロガーには、測定器の使用開始に先立ち当該測定器の識別情報を取得する手段と、この取得された識別情報を含むダウンロード要求を通信網を介して監視センタ装置へ送信する手段とを設ける。そして、監視センタ装置は、上記データロガーから測定器の識別情報が送られた場合に、受信された当該識別情報に対応する測定制御プログラムを上記プログラム記憶手段から選択的に読み出し、この読み出された測定制御プログラムを上記通信網を介して上記要求元のデータロガーへ送信する。これに対しデータロガーは、上記監視センタ装置から送信される測定制御プログラムを通信網を介して受信し、この受信された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定するようにしている。
【0065】
したがってこれらの発明によれば、測定器の増設又は交換に伴うデータロガーへの測定制御プログラムのインストール又は更新作業を不要にして作業に要する手間と時間を大幅に軽減し、かつ測定局が再稼働するまでに要する時間を短縮して測定の空白期間を解消できる環境モニタリングシステムとこのシステムで使用されるデータロガー及びそのプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係わる環境モニタリングシステムの概略構成図。
【図2】図1に示したシステムにおけるデータロガーの構成を示す図。
【図3】図2に示したデータロガーによるプログラム設定制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図4】この発明の第2の実施形態に係わる環境モニタリングシステムの構成を示す図。
【図5】図4に示したデータロガーによるプログラム設定制御手順とその内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
3−1〜3−m…測定局、4…ネットワーク、5,6…回線、7,70…データ収集装置、8…データ記憶装置、9…監視センタ装置に設けられる測定器個別データベース、11−1〜11−n,12−1〜12−n,…1m−1〜1m−n,…測定器、20−1〜20−m,200−1…データロガー、22…データ取得共通制御プログラム、23,230…共通制御プログラム、24−1〜24−n…測定器専用の測定制御プログラム、25…データロガーに設けられる測定器個別データベース。

Claims (12)

  1. 測定器から測定データを取り込み、この取り込まれた測定データを通信網を介して監視センタ装置へ送信する機能を有するデータロガーであって、
    使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを、前記各測定器の識別情報に対応付けて記憶するプログラム記憶手段と、
    測定器の使用開始に先立ち、当該測定器の識別情報を取得する手段と、
    前記取得された識別情報に対応する測定制御プログラムを前記プログラム記憶手段から選択する手段と、
    前記選択された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定する手段と
    を具備することを特徴とするデータロガー。
  2. 測定器から測定データを取り込んでこの取り込まれた測定データを通信網を介して監視センタ装置へ送信する処理を実行するコンピュータと、使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを前記各測定器の識別情報に対応付けて記憶するプログラム記憶手段とを備えるデータロガーのプログラムであって、
    測定器の使用開始に先立ち、当該測定器の識別情報を取得する処理と、
    前記取得された識別情報に対応する測定制御プログラムを前記プログラム記憶手段から選択する処理と、
    前記選択された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定する処理と
    を、前記コンピュータに実行させるデータロガーのプログラム。
  3. 測定器から測定データを取り込むデータロガーと、このデータロガーから前記測定データを通信網を介して収集する監視センタ装置とを具備し、
    前記監視センタ装置は、
    使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを、前記各測定器の識別情報に対応付けて記憶するプログラム記憶手段と、
    前記データロガーが送信する測定器の識別情報を、前記通信網を介して受信する手段と、
    前記受信された識別情報に対応する測定制御プログラムを、前記プログラム記憶手段から選択的に読み出す手段と、
    前記読み出された測定制御プログラムを、前記通信網を介して前記要求元のデータロガーへ送信する手段と
    を備え、
    前記データロガーは、
    測定器の使用開始に先立ち、当該測定器の識別情報を取得する手段と、
    前記取得された識別情報を、前記通信網を介して前記監視センタ装置へ送信する手段と、
    前記識別情報の送信に応答して前記監視センタ装置から送信される測定制御プログラムを、前記通信網を介して受信する手段と、
    前記受信された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定する手段と
    を備えることを特徴とする環境モニタリングシステム。
  4. 使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを前記各測定器の識別情報に対応付けて記憶するプログラム記憶手段を備える監視センタに対し、通信網を介して接続可能なデータロガーであって、
    測定器の使用開始に先立ち当該測定器の識別情報を取得する手段と、
    前記取得された識別情報を、前記通信網を介して前記監視センタ装置へ送信する手段と、
    前記識別情報の送信に応じ、前記監視センタ装置において前記プログラム記憶手段から選択的に読み出されたのち送信される測定制御プログラムを、前記通信網を介して受信する手段と、
    前記受信された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定する手段と
    を具備することを特徴とするデータロガー。
  5. 前記測定器の識別情報を取得する手段は、
    前記データロガーに対する測定器の接続を検出する手段と、
    前記測定器の接続が検出されたことに応じて当該測定器から識別情報を読み込む手段と
    を備えることを特徴とする請求項4記載のデータロガー。
  6. 前記監視センタ装置が、データロガーに対し測定制御プログラムのインストール命令を送信する手段を備えている場合に、
    前記測定器の識別情報を取得する手段は、
    前記監視センタ装置から送信されるインストール命令を、前記通信網を介して受信する手段と、
    前記受信されたインストール命令に応じて、測定器から識別情報を読み込む手段と
    を備えることを特徴とする請求項4記載のデータロガー。
  7. 使用が想定される複数の測定器に対応する複数の測定制御プログラムを前記各測定器の識別情報に対応付けて記憶するプログラム記憶手段を備える監視センタに対し通信網を介して接続可能な、コンピュータを備えるデータロガーのプログラムであって、
    測定器の使用開始に先立ち当該測定器の識別情報を取得する処理と、
    前記取得された識別情報を、前記通信網を介して前記監視センタ装置へ送信する処理と、
    前記識別情報の送信に応じ、前記監視センタ装置において前記プログラム記憶手段から選択的に読み出されたのち送信される測定制御プログラムを、前記通信網を介して受信する処理と、
    前記受信された測定制御プログラムを実行可能な状態に設定する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とするデータロガーのプログラム。
  8. 前記測定器の識別情報を取得する処理は、
    前記データロガーに対する測定器の接続を検出する処理と、
    前記測定器の接続が検出されたことに応じて当該測定器から識別情報を読み込む処理と
    を備えることを特徴とする請求項7記載のデータロガーのプログラム。
  9. 前記監視センタ装置が、データロガーに対し測定制御プログラムのインストール命令を送信する手段を備えている場合に、
    前記測定器の識別情報を取得する処理は、
    前記監視センタ装置から送信されるインストール命令を、前記通信網を介して受信する処理と、
    前記受信されたインストール命令に応じて、測定器から識別情報を読み込む処理と
    を備えることを特徴とする請求項7記載のデータロガーのプログラム。
  10. 前記監視センタ装置は、さらに
    前記データロガーに対し測定制御プログラムの更新命令を送信する手段を備え、
    前記データロガーは、さらに
    前記更新命令を受信する手段と、
    前記受信された更新命令に従い、過去に受信された該当する測定制御プログラムの少なくとも一部を更新する手段と
    を備えることを特徴とする請求項3記載の環境モニタリングシステム。
  11. 前記監視センタ装置が、前記データロガーに対し測定制御プログラムの更新命令を送信する手段を備える場合に、
    前記更新命令を受信する手段と、
    前記受信された更新命令に従い、過去に受信された該当する測定制御プログラムの少なくとも一部を更新する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項4記載のデータロガー。
  12. 前記監視センタ装置が、前記データロガーに対し測定制御プログラムの更新命令を送信する手段を備える場合に、
    前記更新命令を受信する処理と、
    前記受信された更新命令に従い、過去に受信された該当する測定制御プログラムの少なくとも一部を更新する処理と
    を、さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項7記載のデータロガーのプログラム。
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