JP2004310232A - プログラムのバージョンアップのためのシステムおよび方法 - Google Patents

プログラムのバージョンアップのためのシステムおよび方法 Download PDF

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哲也 横田
Tadao Fujita
直生 藤田
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Abstract

【課題】正しく修正されたプログラムでバージョンアップが行われることを担保する。
【解決手段】開発管理サーバ1は、バーションアップ対象プログラムの修正前のソースファイルを取得する(S21)。修正前のソースファイルを作業者がエディタで修正する(S22)。開発管理サーバ1は、修正前のソースファイルと修正後のソースファイルとを比較して、両者の相違を示す差分ファイルを生成する(S23)。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラム等のバージョンアップ作業を行うための技術に関し、特に、プログラムの修正をミスなくするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
大規模なシステムにおいて、プログラムの登録、払い出しにおいて、プログラム管理者が不在であっても緊急時などでもスムーズに運用できるよう、プログラムの状態などを記憶したプログラム履歴テーブルを用いて行う方法が特許文献1に記載されている。
【0003】
また、大分散型エンタープライズ環境において、コンピューティング資源を効果的に管理する方法が特許文献2に記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−47854号公報
【特許文献2】
特開平10−124468号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、プログラム等のバージョンアップを行う場合には、プログラムのソースファイルを修正、更新するという作業がある。そして、同一のプログラムが複数のコンピュータで動作しているような大規模システムでは、この修正、更新されたソースファイルを、それらの複数のコンピュータに配布して更新しなければならない。このとき、プログラムの修正作業手順において、ミスがあればその後に生じる影響は大きい。また、正しく修正されたときでも、その後、故意または不注意により修正後のプログラムが書き換えられてしまうこともある。
【0006】
本発明の目的は、正しく修正されたプログラムでバージョンアップが行われることを担保するためのシステム等を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの実施態様に従うシステムは、プログラムのバージョンアップのためのシステムであって、エディタと、バーションアップ対象プログラムの修正前のソースファイルを記憶する手段と、前記修正前のソースファイルを、前記エディタを用いて修正した修正後のソースファイルを記憶する手段と、修正前のソースファイルと修正後のソースファイルとを比較して、両者の相違を示す第1の差分ファイルを生成する手段と、を備える。
【0008】
好適な実施形態では、前記生成手段により生成された第1の差分ファイルと、バージョンアップ指示者から受け付けた、予め作成されている第2の差分ファイルとを比較する手段と、前記比較の結果、第1の差分ファイルと第2の差分ファイルとが一致しないとき、その旨を報知する手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0009】
好適な実施形態では、特定の管理者だけがアクセス可能なようにアクセス権限が設定されている機密保護記憶手段をさらに備え、前記比較の結果、第1の差分ファイルと第2の差分ファイルとが一致したとき、前記特定の管理者の操作に基づいて前記修正後のソースファイルを前記機密保護記憶手段に格納するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したバージョンアップ管理システムの一実施形態について、図面を用いて説明する。
【0011】
図1は本システムの全体構成を示す図である。本システムは、開発管理サーバ1および現用機管理サーバ2の二つの管理サーバを有する。そして、現用機管理サーバ2は、インターネットまたは専用回線などのネットワーク9を介して複数の現用機3と接続されていて、これらを管理する。現用機3では、例えば、複数のコンピュータプログラムが動作していて、顧客に対して種々のサービスを提供する。各現用機3は、それぞれ独立に動作することができる。
【0012】
開発管理サーバ1には、バージョンアップ指示の入力を受け付けるバージョンアップ指示端末4と、管理者端末5とが接続されている。
【0013】
現用機管理サーバ2には、管理者端末6が接続されている。ネットワーク9には、さらに緊急バージョンアップを行うための緊急端末7が接続されている。
【0014】
開発管理サーバ1、現用機管理サーバ2、バージョンアップ指示端末4、管理者端末5、6および緊急端末7は、いずれも例えば汎用的なコンピュータシステムにより構成され、以下に説明する各サーバおよび端末の内の個々の構成要素または機能は、例えば、コンピュータプログラムを実行することにより実現される。
【0015】
開発管理サーバ1は、その内部機能として、ユニークな管理番号を自動採番する採番データベース11と、バージョンアップ対象ファイルを一時的に記憶するための納品エリアと、バージョンアップ対象ファイルの編集を行うためのワークエリア13と、ソースプログラムの編集を行うためのエディタ14と、現用機で動作している、最新世代プログラムのソースファイルを記憶するための最新世代エリア15と、バージョンアップされた(修正された)ファイルを記憶するための凍結エリア16とを有する。
【0016】
現用機管理サーバ2は、開発管理サーバ1で凍結されたファイルの転送を受けたとき、それを記憶するための凍結エリア21と、プログラムのソースファイルを世代管理するための資源管理エリア22と、第3世代の資源を格納するための第3世代エリア23と、緊急変更があったときに現用機3から送られてくる緊急変更されたファイルを一時的に記憶するための緊急変更エリア25とを備える。
【0017】
凍結エリア16、21は、それぞれ、特定の管理者だけがアクセス可能なようにアクセス権限が設定されている記憶領域である。凍結エリア16にアクセスできる管理者と凍結エリア21にアクセスできる管理者は、同一の者でもあってもいいし、別の者でもよい。後述するように、凍結エリア16、21は、バージョンアップのために修正され、その内容が確定したソースファイルを記憶するための領域であり、不正に書き換えられることを防止する機密保護機能を有する。
【0018】
資源管理エリア22は、バージョンアップが繰り返されるプログラムのソースファイルの世代管理をするための記憶領域である。資源管理エリア22には、複数種類のファイルについて、それぞれの最新ファイルを記憶する最新世代エリア221と、最新世代よりも前の世代のファイルを記憶する旧世代記憶エリアとして第1世代エリア222と、第2世代エリア223とがある。つまり、現用機管理サーバ1は、最新世代を含めた上記3世代分のソースファイルを世代管理する。
【0019】
第3世代エリア23は、現用機管理サーバ1として管理対象とはならない第2世代よりもさらに1世代前の第3世代のソースファイルを記憶するためのエリアである。第3世代エリア23は、隠しデータベースとしてもよい。
【0020】
上記の構成を備えるシステムにおいて、現用機3で動作するプログラムのバージョンアップを行うときの処理について説明する。
【0021】
<バージョンアップ指示>
開発管理サーバ1は、図2に示すような手順で、現用機3で動作しているプログラムのバージョンアップ指示を受け付ける。
【0022】
バージョンアップの指示入力は、バージョンアップ指示端末4に対して行われる(S11)。例えば、作業者がバージョンアップ指示端末4の図示しない入出力装置を用いて、バージョンアップ作業依頼入力画面(以下、入力画面という)からバージョンアップの作業依頼情報を入力する。
【0023】
入力画面100には、例えば、図3に示すように、以下の項目についての入力領域を備える。すなわち、入力画面100には、対象システム名101、リリース予定日102、バージョンアップ作業開始および終了日時103、優先順位104、影響度105、バージョンアップ対象ファイル名106、対象現用機107、バージョンアップ指示責任者108、バージョンアップ作業責任者109、作業指示書110、および差分エビデンス111の各入力領域がある。
【0024】
ここで、優先順位104とは、複数のファイルのバージョンアップを行う場合、そのバージョンアップの作業に順序性があるときに、作業の順序を入力する。
【0025】
バージョンアップ対象ファイル名106でバージョンアップ対象プログラムを識別することができる。
【0026】
作業指示書110には、予め作成されているバージョンアップ作業の詳細な手順を記したドキュメントのファイル名等が入力される。
【0027】
差分エビデンス111には、バージョンアップ対象となるソースファイルの修正前と修正後の差分を示すファイルのファイル名等が入力される。例えば、バージョンアップ指示者等が、予めテスト環境などでバージョンアップの確認したときに生成されたものである。後述するように、バージョンアップ作業の正当性を確認するときに用いられる。
【0028】
入力画面100で必要な情報が入力されると、バージョンアップ指示端末4は、採番データベース11から、このバージョンアップ作業に対する管理番号を採番する(S12)。
【0029】
バージョンアップ指示端末4は、最新世代エリア15からバージョンアップ対象ファイル名106で特定されるソースファイルを抽出するよう指示をする(S13)。
【0030】
そして、バージョンアップ指示端末4は、入力画面100で入力された作業依頼情報を開発管理サーバ1へ転送し、作業依頼情報およびステップS13の指示によって抽出されたソースファイルを対応付けて納品エリア12に格納する(S14)。このとき、さらに、作業指示書110および差分エビデンス111を対応付けてもよい。
【0031】
これでバージョンアップ作業の準備が完了するので、バージョンアップ指示端末4から開発管理サーバ1へバージョンアップ作業の開始指示が通知される(S15)。
【0032】
<バージョンアップ資源作成>
つぎに、バージョンアップを行うための凍結ファイルの作成手順について図4を用いて説明する。ここで、凍結ファイルとは、ソースファイルを修正、変更が完了し、これ以上変更されたくない状態のファイルをいう。
【0033】
まず、開発管理サーバ1は、納品エリア12に記憶されているバージョンアップ対象のソースファイルをワークエリア13へコピーする(S21)。そして、バージョンアップ作業者が、管理者端末5を用いてエディタ14を起動し、ワークエリア13のソースファイルを修正、更新する(S22)。この修正は、作業指示書に従って行う。修正後のソースファイルは、ワークエリア13に記憶される。
【0034】
修正作業が終了すると、開発管理サーバ1は、修正前のソースファイルと修正後のソースファイルとを比較して、両者の相違を示す差分ファイルを生成する(S23)。
【0035】
そして、開発管理サーバ1は、ここで生成された差分ファイルと、入力画面で指定された差分エビデンス111とを比較する(S24)。この比較の結果、両者が一致しない場合は(S24:NG)、メッセージウィンドウを出力するなどして作業者へその旨を報知し、ステップS22以降を繰り返す。一方、この比較の結果が一致した場合は(S24:OK)、凍結エリア16にアクセス権限が与えられている特定の管理者の指示に基づいて、修正後のソースファイルを凍結エリア16へコピーする。
【0036】
これにより、バージョンアップ対象のソースファイル(凍結ファイル)が確定し、機密性の高い凍結エリア16に格納される。凍結エリア16に確定したファイルを保存することにより、誤ってファイルが書き換えられてしまったり、故意に書き換えられてしまったりする可能性も低くなり、よりセキュリティの高い状態で保存される。
【0037】
<バージョンアップ資源変更>
次に、ファイル凍結後に、現用機で実際に動作しているプログラムを更新する手順について、図5および図6を用いて説明する。以下の処理は、例えば、作業者が管理者端末6から所定のコマンドを入力して行うこともできる。
【0038】
まず、開発管理サーバ1の凍結エリア16から現用機管理サーバ2の凍結エリア21へ凍結されたソースファイルをコピーする(S31)。このとき、作業依頼情報および作業指示書をあわせてコピーしてもよい。そして、凍結エリア21に記憶されているソースファイルのリスト、つまりバージョンアップ対象のプログラムのリストを出力する(S32)。
【0039】
このファイルリストには、例えば、ファイル名(フォルダ名を含む)、ファイルサイズ、ファイルの更新日時などのファイルの識別情報が含まれる。なお、これ以降の説明で生成されるファイルリストも、これと同様の項目を含む。
【0040】
現用機管理サーバ2は、凍結エリア21に記憶されているソースファイルを更新対象の現用機3へ送信する(S33)。現用機3は、送信されたファイルを受信する。
【0041】
そして、現用機管理サーバ1は、現用機3に対して受信したプログラムのファイルリスト生成および送信を指示し、各現用機3からファイルリストを取得する(S34)。このリストを確認することにより、現用機3へのファイル転送が問題なく行われたことを確認する。
【0042】
この後、現用機3に対して、現用機3で現在動作しているプログラムのソースファイル等のバックアップを指示する(S35)。この指示を受けた現用機3は、それぞれ、現在の環境をバックアップする。
【0043】
そして、現用機管理サーバ1は、ステップS33で各現用機3に新たに送り込んだプログラムに更新(バージョンアップ)するよう指示をする(S36)。この指示を受けた現用機3は、指示に従ってプログラムを更新(バージョンアップ)する。このとき、必要に応じて実行形式のプログラムへの変換などを行う。
【0044】
現用機管理サーバ1は、現用機3に対してバージョンアップ後のプログラムのファイルリスト生成および送信を指示し、各現用機3からファイルリストを取得する(S37)。
【0045】
ここで、ステップS32で生成したファイルリストとステップS37で取得したファイルリストとを比較する(S38)。比較の結果、両者が一致しなかったときは(S38:NG)、ステップS33以降を繰り返す。比較の結果、両者が一致したときは(S38:OK)、ステップS37で取得したファイルリストを保存し、現用機3へ再起動を指示する(S39,S40)。現用機3が正常に動作したときは、そのまま終了する(S41:OK)。現用機3が正常に動作しなかったときは、ステップS33でバックアップしたデータに基づいて、バージョンアップ前の環境を復旧して、再起動するように指示をする(S42)。
【0046】
以上に説明した手順を実行することにより、確実にバージョンアップを実行することができる。
【0047】
<世代管理>
次に、現用機管理サーバ2の資源管理エリア22には、各資源が複数世代分記憶されている。以上に説明したバージョンアップが終了すると、現用機との整合性をとるために、これらの世代交代を行う。以下、その処理手順について図7を用いて説明する。
【0048】
バージョンアップが完了すると、第2世代エリア223に記憶されているバージョンアップ対象プログラムの第2世代のソースファイルを、第3世代エリア23へコピーする(S51)。この処理は、データベースをリネームするのではなく、バージョンアップがあったプログラムのソースファイルについてのみ、コピーを行う。以下、同様である。
【0049】
つぎに、第1世代エリア222に記憶されているバージョンアップ対象プログラムの第1世代のソースファイルを、第2世代エリア223の対応するファイルに上書きする(S52)。
【0050】
つぎに、最新世代エリア221に記憶されているバージョンアップ対象プログラムの最新世代のソースファイルを、第1世代エリア222の対応するファイルに上書きする(S53)。
【0051】
最後に、凍結エリア21に記憶されているバージョンアップ対象プログラムのソースファイルを、最新世代エリア221の対応するファイルに上書きする(S54)。
【0052】
上記処理でエラーが発生せず、正常に終了したか確認する(S55)。正常でない場合は(S55:NG)、ステップS51以降を繰り返す。正常の場合は(S55:OK)、開発管理サーバ1へファイル名等を通知し、開発管理サーバ1の最新世代エリア15のソースファイルを更新するよう指示をする(S56)。開発管理サーバ1は、この指示に従って、通知されたファイル名等で特定される、凍結エリア16に格納されているソースファイルを最新世代エリア15の対応するファイルに上書きする。
【0053】
これにより、開発管理サーバ1でも最新バージョンとの整合性が確保される。
【0054】
<緊急変更>
以上、現用機3で動作するプログラムのバージョンアップのための通常の処理手順を説明した。しかし、実際のシステム運用においては、一刻も早くバージョンアップを行わなければならないときがある。そのようなときは、上記手順を踏むことによって要する時間すら惜しい。このようなときは、緊急変更端末7から直接現用機3のバージョンアップを行う緊急変更が行われる。以下、緊急変更手順について図8を用いて説明する。
【0055】
操作者の指示に基づいて、緊急変更端末7は現用機3に修正されたソースファイルを直接送信して、バージョンアップを行う(S61)。そして、緊急変更のバージョンアップが成功し、正常に動作するかどうかを確認する(S62)。
【0056】
正常でないときは(S62:No)、バージョンアップ前へ戻す(S63)。正常であるときは(S62:Yes)、現用機管理サーバ1は、最新世代エリア221のファイルリストを取得する(S64)。現用機3からは、現用機3で動作しているプログラムのファイルリストを取得する(S65)。これらのファイルリストを比較して、現用機3で動作しているプログラムと最新世代エリア221で管理されているプログラムとの差分を抽出して、緊急変更によってバージョンアップされたプログラムを特定する(S66)。
【0057】
現用機管理サーバ1は、ここで特定された、そのバージョンアップ後のソースファイルをバージョンアップが行われた現用機3から取得して、緊急変更データベース25に格納する(S67)。そして、図7で説明した要領によって、現用機管理サーバ1の世代交代を行う(S68)。なお、図7のステップ54では、凍結エリア21に記憶されたソースファイルを最新世代エリアへコピーしているが、ここでは緊急変更データベース25に記憶されたソースファイルをコピーする。
【0058】
以上の手順により、緊急変更を行ったときでも、現用機管理サーバ1が管理するソースファイルの世代の整合性は担保される。
【0059】
<整合性チェック>
つぎに、通常の運用を行っているときに、定期的に行うプログラムのバージョンチェックについて説明する。
【0060】
現用機管理サーバ2の最新世代エリア221に格納されているプログラムのソースファイルと、現用機3で実際に動作しているプログラムとは対応がとれているのが原則である。しかし、何らかの理由でこの対応関係がずれてしまうことがあり得る。このような対応関係のずれを放置することは好ましくない。そこで、図9に示すような手順で整合性チェックを行い、対応関係を修復する。この処理は、定期的に起動されることが好ましい。
【0061】
まず、図8に示したステップS64−S68を行って、現用機で動作しているプログラムと最新世代との差分ファイルを取得し、最新世代エリア221を現用機3に整合させる(S71)。
【0062】
ステップS71で取得した更新されたファイル名を開発管理サーバ1へ転送する(S72)。開発管理サーバ1は、転送されたファイルを自己の最新世代エリア15へコピーする。これにより、開発管理サーバ1のバージョンも、整合がとれた状態に回復する。
【0063】
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態にかかるバージョンアップ管理システムの全体構成を示す図である。
【図2】プログラムのバージョンアップ指示の受付手順を示すフローチャートである。
【図3】バージョンアップ作業依頼入力画面の一例を示す図である。
【図4】バージョンアップを行うための凍結ファイルの作成手順を示すフローチャートである。
【図5】プログラムを更新する手順を示すフローチャートである。
【図6】プログラムを更新する手順を示すフローチャートである。
【図7】資源の世代交代を行う手順を示すフローチャートである。
【図8】緊急変更の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】整合性を確保するための処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…開発管理サーバ、2…現用機管理サーバ、3…現用機、4…バージョンアップ指示端末、5、6…管理者端末、7…緊急端末、9…ネットワーク。

Claims (4)

  1. プログラムのバージョンアップのためのシステムであって、
    エディタと、
    バーションアップ対象プログラムの修正前のソースファイルを記憶する手段と、
    前記修正前のソースファイルを、前記エディタを用いて修正した修正後のソースファイルを記憶する手段と、
    修正前のソースファイルと修正後のソースファイルとを比較して、両者の相違を示す第1の差分ファイルを生成する手段と、を備えるシステム。
  2. 前記生成手段により生成された第1の差分ファイルと、バージョンアップ指示者から受け付けた、予め作成されている第2の差分ファイルとを比較する手段と、
    前記比較の結果、第1の差分ファイルと第2の差分ファイルとが一致しないとき、その旨を報知する手段をさらに備える請求項1記載のシステム。
  3. 特定の管理者だけがアクセス可能なようにアクセス権限が設定されている機密保護記憶手段をさらに備え、
    前記比較の結果、第1の差分ファイルと第2の差分ファイルとが一致したとき、前記特定の管理者の操作に基づいて前記修正後のソースファイルを前記機密保護記憶手段に格納する請求項2記載のシステム。
  4. プログラムのバージョンアップのための方法であって、
    バーションアップ対象プログラムの修正前のソースファイルを取得するステップと、
    前記修正前のソースファイルをエディタを用いて修正した修正後のソースファイルを取得するステップと、
    修正前のソースファイルと修正後のソースファイルとを比較して、両者の相違を示す差分ファイルを生成するステップと、を備える方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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