JP4965808B2 - 医用機器におけるソフトウェア構成管理システム - Google Patents

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Description

ソフトウェアの構成を管理する技術に係り、特に、医用機器のソフトウェアに適用される更新プログラムの構成を管理する医用機器におけるソフトウェア構成管理システムに関する。
従来、システムユーザは、必要な時又は定期的に、インターネットを介して各種情報提供サイトにアクセスして、このサイトからセキュリティ情報を入手している。このセキュリティ情報中に自己の管理するホストコンピュータにて稼動しているオペレーティングシステムやソフトウェアに関連するものがある場合には、セキュリティパッチの提供元のサイトにアクセスしてセキュリティパッチを入手し、システムの安全性に係わるバグ(セキュリティホール)を修正していた。
Microsoft社が提供しているMicrosoft_Windows(登録商標)(及び同社提供のインターネット関連ソフト)に係わるセキュリティパッチや追加機能を一覧し、ユーザが必要なものをその場で適用できるシステム更新補助機能(Windows Update,Microsoft Software Update Services)がある。セキュリティパッチをインターネットから自動配布する方式では、セキュリティパッチを配布するセンタ側システムでセキュリティパッチのバイナリと共に、そのセキュリティパッチの名前や動作環境等をデータベースとして格納して管理する。そして、ローカル側のホストコンピュータの構成情報がオンライン上でスキャンされ、ローカル側に適切な更新プログラムの一覧を提供する。
また、センタ側システムでローカル側のホストコンピュータの構成管理情報を一元管理し、必要なセキュリティパッチの情報を自動的にユーザ側に通知する方式も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。セキュリティパッチの構成管理情報は、バージョン番号/レビジョン番号/ビルド番号から構成されている。
特開2003−256370号公報
医用機器においては、フィールドにあるシステムの構成を管理する必要がある。また、医用機器のソフトウェアを更新する際には、予めバリデーションされている必要がある。このため、予めバリデーションが行なわれたセキュリティパッチのみを医用機器に適用することができる。このとき、ソフトウェアの同一性を確保するために、セキュリティパッチについても指定された順番で適用する必要がある。
しかし、セキュリティパッチ等の更新プログラムは、医用機器のソフトウェアのバージョンやレビジョンの変更とは独立に順次適用されるため、レビジョンやバージョン等のような単純な表記法では、順次適用したセキュリティパッチの構成及び適用順番の妥当性を評価することができなかった。
また、ネットワークへの接続が不許可である場合、及び、接続が遮断されている場合等ネットワーク接続がないCT装置の場合や、サービスパックのような比較的大きなサイズのファイルをダウンロードする場合、医用機器のソフトウェアに対して適用された更新プログラムの構成及び適用順番の妥当性を簡便に評価できなかった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、医用機器のソフトウェアに対して適用された更新プログラムの構成及び適用順番の妥当性を簡便に評価できる医用機器におけるソフトウェア構成管理システムを提供することを目的とする。
発明に係る医用機器におけるソフトウェア構成管理システムは、上述した課題を解決するために、医用機器上で動作されるソフトウェアに対する更新プログラムを管理するセンタ側システムと、前記更新プログラムを適用するローカル側システムとから構成されたソフトウェア構成管理システムにおいて、前記センタ側システムに、前記更新プログラムを識別する識別情報を発行する識別情報発行手段を備え、前記ローカル側システムに、前記ソフトウェアに前記更新プログラムを適用する都度、前記センタ側システムの前記識別情報発行手段によって発行される前記識別情報にその適用時刻の情報を付加して登録する識別情報登録手段と、前記識別情報登録手段によって登録されている前記識別情報を前記適用時刻の情報と共に取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段によって取得される前記識別情報を前記適用時刻の情報に従って配列して展開することによってテキストを作成するテキスト作成手段と、前記テキスト作成手段によって作成される前記テキストを基に、ハッシュ関数を用いた方式で得られるハッシュ値を構成識別情報として生成する構成識別情報生成手段と、前記構成識別情報生成手段によって生成される前記構成識別情報を出力する構成識別情報出力手段と、を設けた。
本発明に係る医用機器におけるソフトウェア構成管理システムによると、医用機器のソフトウェアに対して適用された更新プログラムの構成及び適用順番の妥当性を簡便に評価できる。
本発明に係る医用機器におけるソフトウェア構成管理システムの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る医用機器におけるソフトウェア構成管理システムの実施の形態を示す概略図である。
図1は、医用機器ソフトウェアの管理方式を実現する医用機器、例えばCT(Computerized Tomography)装置におけるソフトウェア構成管理システム10を示す。なお、本実施の形態における医用機器はCT装置に限定されるものではなく、例えば、X線装置、超音波装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、HIS(Hospital Information System)、RIS(Radiological Information System)及びPACS(Picture Archiving Communication System)等でもよい。
ソフトウェア構成管理システム10は、ソフトウェアに対するセキュリティ更新プログラムであるセキュリティパッチ(以下、単に「パッチ」という。)を管理するセンタ(サーバ)側システム11と、CT装置上で稼動し、センタ側システム11が管理しているパッチをCT装置自身のソフトウェアに対して適用するローカル(現地)側システム12とから構成される。センタ側システム11とローカル側システム12とは、ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されていてもよいし、オフラインメディアを介して情報をやりとりしそれぞれ独立に存在しても構わない。ネットワークNは、公衆回線(ISDNを含む。)や専用回線のような回線接続であっても、また、インターネットのような開かれたものであってもよい。
センタ側システム11には、パッチを識別するプログラム名(文書番号)を少なくとも含むパッチ識別情報を発行するパッチ識別情報発行手段21と、このパッチ識別情報発行手段21で発行したパッチの識別情報に更新プログラムの適用情報を関連付けて保存するパッチ識別情報記憶手段22と、このパッチ識別情報記憶手段22からパッチ識別情報を取得し、そのパッチ識別情報に付加された医用機器ソフトウェアへの適用時の情報に従って、適用順番で配列されたテキストとして展開するセンタ側のパッチリスト作成手段23と、このパッチリスト作成手段23で展開したテキストから、医用機器のソフトウェアに適用したパッチの構成及び適用順番を表現する構成識別情報を生成するセンタ側のパッチ構成識別情報生成手段24と、このパッチ構成識別情報生成手段24で生成した構成識別情報を出力するセンタ側のパッチ構成識別情報出力手段25とが少なくとも備えられる。
一方、ローカル側システム12には、CT装置のソフトウェアに対してセンタ側システム11が管理しているパッチを適用する都度、センタ側システム11のパッチ識別情報発行手段21で発行されたパッチ識別情報をオフラインメディアまたはネットワークNを介して取り出し、そのパッチ識別情報にパッチの適用時の情報を付加して登録するパッチ識別情報登録手段31と、このパッチ識別情報登録手段31によって登録されたパッチ識別情報を管理するパッチ識別情報管理手段32と、CT装置のソフトウェアについてバリデーションを実施するために、パッチ識別情報管理手段32で管理されているパッチ識別情報を取得するパッチ識別情報取得手段33と、このパッチ識別情報取得手段33で取得したパッチ識別情報を、パッチの適用順番で配列(ソート)されたテキストとして展開するローカル側のパッチリスト作成手段(適用パッチリスト作成手段)34と、このパッチリスト作成手段34で展開したテキストから、パッチの構成及び適用順番を表現するパッチ構成識別情報を生成するローカル側のパッチ構成識別情報生成手段35と、このパッチ構成識別情報生成手段35で生成したパッチ構成識別情報を出力するローカル側のパッチ構成識別情報出力手段36とが設けられる。
なお、図1に示したソフトウェア構成管理システム10は、本実施の形態を説明するための最小限の構成のみを記載しているが、例えば、センタ側システム11に、ソフトウェアに適用するパッチを管理する手段や、ホストコンピュータの構成管理情報を一元管理する手段等、パッチを管理・適用するための一般的な手段を装備する。また、図1で説明した記憶手段と管理手段を除く各手段はソフトウェアのサブシステム機能である。それぞれが別々に構成されていてもよいし、1つのサブシステムとして構成されてもよい。さらに、本実施例で説明するソフトウェアのパッチとして、既成ソフトウェアや医用機器のソフトウェアのセキュリティパッチを対象として説明するが、セキュリティパッチのみに限定されるものではなく、ソフトウェアアップデートパッケージであってもよい。
続いて、医用機器におけるソフトウェア構成管理システム10の動作について説明する。
まず、パッチを配布するセンタ側システム11で、例えば、機種名「CT−A」及びソフトウェアのバージョン番号「V1.0」のCT装置のソフトウェアに対して適用が必要な更新プログラムであるパッチが確認されたとする。センタ側システム11では、確認されたパッチに関するパッチ識別情報がパッチ識別情報発行手段21によって発行される。このパッチ識別情報は、パッチを管理するセンタ側システム11がパッチを識別することを可能とするものであり、センタ側システム11のパッチ識別情報発行手段21では、パッチを識別するためのルールに従ってパッチ毎にパッチ識別情報が発行される。
図2は、パッチ識別情報の例をテーブルとして示す図である。
図2のテーブルでは、機種名「CT−A」及びソフトウェアのバージョン番号「V1.0」のCT装置のソフトウェアに対して適用が必要なパッチのパッチ識別情報を3例示す。パッチ識別情報の例1は、CT装置の機種名及びバージョン番号と、そのCT装置のソフトウェアに適用するパッチのプログラム名とから構成される。パッチ識別情報の例2は、CT装置の機種名及びバージョン番号と、パッチのプログラム名及びレビジョン番号とから構成される。また、パッチ識別情報の例3は、CT装置の機種名及びバージョン番号と、パッチのプログラム名、レビジョン番号及び登録日とから構成される。例えば、パッチ識別情報の例1は、CT装置の機種名「CT−A」及びバージョン番号「V1.0」と、パッチのプログラム名「Windows XP Hotfix(SP2)_Q328310」とから構成される。以下、パッチ識別情報発行手段21で発行するパッチ識別情報として、図2に示した例1を用いた場合について説明する。
図1に示したパッチ識別情報記憶手段22では、パッチ識別情報としてのパッチ識別情報の例1(図2に示す)が保存される。例えば、パッチ識別情報記憶手段22によるパッチ識別情報の記憶は、一般のファイルシステムとして実現される。
次いで、機種名「CT−A」及びバージョン番号「V1.0」のCT装置を保有するローカル側システム12では、センタ側システム11にて適用が確認されたプログラム名「Windows XP Hotfix(SP2)_Q328310」のパッチがセンタ側システム11からネットワークNを介してダウンロードされ、CT装置のソフトウェアに対してパッチが適用される。
図3は、医用機器のソフトウェアに対するパッチ適用中の表示例を示す図である。
ローカル側システム12では、パッチの適用場所「A病院」において、機種名「CT−A」及びバージョン番号「V1.0」のCT装置のソフトウェアに対して、適用者「担当B」が適用日「2005/03/01」にプログラム名「Windows XP Hotfix(SP2)_Q328310」のパッチを適用した場合のパッチ適用中の表示を示す。
また、機種名「CT-A」及びバージョン番号「V1.0」のCT装置のソフトウェアについてバリデーションを実施するために、図1に示したローカル側システム12に保有するCT装置のソフトウェアに対してパッチが適用される際、ローカル側システム12のパッチ識別情報登録手段31では、適用されたパッチのパッチ識別情報がセンタ側システム11のパッチ識別情報記憶手段22から取り出される。取り出されたパッチ識別情報は、パッチ識別情報登録手段31によってパッチ識別情報管理手段32に登録される。パッチ識別情報の登録の際、パッチ識別情報に適用時の情報が付加される。なお、パッチ識別情報に付加される情報として、適用時「2005/03/01」の情報をもたせているが、その情報に加えて、適用場所「A病院」及び適用者「担当B」等の情報をもたせてもよい。
よって、CT装置のソフトウェアに対してパッチが適用される都度、そのパッチがパッチ識別情報管理手段32に登録されることになるので、パッチ識別情報管理手段32には、CT装置のソフトウェアに対して時系列で適用されたパッチのパッチ識別情報が蓄積・管理されている。
なお、パッチ識別情報管理手段32によるパッチ識別情報の管理は、一般のファイル管理システムとして実現される。ファイル管理システムであれば、例えば、図4に示すように、適用時毎に振り分けられたパッチ識別情報ファイルにパッチの適用時を対応させて、ファイル管理することができる。なお、データベース管理システムとして実現することも可能である。
次いで、パッチ識別情報管理手段32により管理され、CT装置のソフトウェアに対する適用済みパッチのパッチ識別情報の全てが、パッチ識別情報取得手段33によって取得される。ここで、パッチ識別情報管理手段32によるパッチ識別情報の管理がファイル管理システムとして実現されている場合には、パッチ情報取得手段33からの同情報の取り出しは、ファイル検索・読み出しとして実現される。一方、パッチ識別情報管理手段32によるパッチ識別情報の管理がデータベース管理システムとして実現されている場合には、パッチ情報取得手段33からの同情報の取得は、データベース検索として実現される。
パッチリスト作成手段34では、パッチ情報取得手段33で取得した各パッチ識別情報に付加された適用時の情報に従って、パッチ識別情報の適用順番が定められる。パッチリスト作成手段34では、定まった適用順番でパッチ識別情報がテキスト形式で展開され、パッチ識別情報のリスト(パッチリスト)が作成される。ここでリスト化されるパッチ識別情報には、パッチ識別情報のうち、少なくともプログラム名が含まれている。
図5は、パッチリストの一例を示す図である。
図5に示されたパッチリストは、パッチ識別情報の例1(図2に示す)のうち、パッチのプログラム名のみを含むものである。このパッチリストでは、機種名「CT-A」及びバージョン番号「V1.0」のCT装置のソフトウェアに対して適用時「2005/03/01」に適用したプログラム名「Windows XP Hotfix(SP2)_Q328310」のパッチが、適用順番「3」にてテキスト形式で展開されている。また、このCT装置には、適用時「2005/03/01」より過去の適用時で適用したパッチのパッチ識別情報「Windows XP ホットフィックス_KB821253」が適用順番「2」にて、また、適用順番「2」の適用時より過去の適用時で適用したパッチのパッチ識別情報「Windows XP ホットフィックス_KB820291」が適用順番「1」にてそれぞれテキスト形式で展開されている。
なお、パッチ識別情報が、図2のテーブルに示した例2又は3の場合であっても、パッチ識別情報管理手段32で管理されたパッチ識別情報には少なくともパッチのプログラム名を含むので、パッチ識別情報の例1と同様に、図5に示されたパッチリストを作成することができる。また、パッチリスト作成手段34で作成するパッチリストをパッチのプログラム名のみの構成としたが、パッチのプログラム名に加えて、CT装置の機種名及びバージョン番号と、そのCT装置のソフトウェア対して適用されたパッチのレビジョン番号及び登録日のうち少なくとも1つによってパッチリストを構成してもよい。例えば、パッチ識別情報が図2のテーブルに示した例1の場合、CT装置のソフトウェアに対するパッチのプログラム名「Windows XP Hotfix(SP2)_Q328310」に加えて、CT装置の機種名「CT−A」及びバージョン番号「V1.0」と、CT装置のソフトウェアに対するパッチのレビジョン番号「2.2」及び登録日「2005/01/01」のうち少なくとも1つによってパッチリストを構成する。
図1に示したパッチ構成識別情報生成手段35では、パッチリスト作成手段34で作成したパッチリストを入力とし、そのテキストデータから、パッチの構成及び適用順番を表現するパッチ構成識別情報が生成される。パッチ構成識別情報は、例えば、ハッシュ関数(メッセージダイジェスト関数)を使用した方式で、テキストデータから生成するハッシュ値を用いる。ハッシュ関数には、MD5(Message Digital algorithm 5)、SHA−1(Secure Hash Algorithm 1)及びHMAC(Hashed Based Message Authentication Code)等の一般的に利用されているアルゴリズムを使用してもよいし、オリジナルの方式を使用してもよい。なお、使用するハッシュ関数は、予め決めた固定方式でもよいし、設定により変更できる可変方式でもよい。そして、このハッシュ関数により生成されるハッシュ値が医用機器のソフトウェアに対して適用されたパッチの構成及び適用順番を表現するパッチ構成識別情報となる。
パッチ構成識別情報生成手段35で生成したパッチ構成識別情報は、パッチ構成識別情報出力手段36によって出力される。例えば、パッチ構成識別情報生成手段35で生成したパッチ構成識別情報は、パッチ構成識別情報出力手段36によって画面上に表示される。
図6は、パッチ構成識別情報の表示例を示す図である。
図6に示された出力例は、パッチの適用場所「A病院」において、機種名「CT−A」、バージョン番号「V1.0」のCT装置のソフトウェアに対して、適用者「担当B」が適用時「2005/03/01」にプログラム名「Windows XP Hotfix(SP2)_Q328310」のパッチを適用し、このパッチによるプログラムの更新後の表示を示す。また、パッチ構成識別情報生成手段35で生成したパッチ構成識別情報として、パッチ構成識別情報生成手段35で生成したパッチ構成識別情報としてのハッシュ値「b5ea58f4e6031e8707313b000761f8e34a044ca7」がパッチ構成識別情報出力手段36から出力される。
パッチ構成識別情報出力手段36による表示を見ながら、サービスエンジニア(適用者B)は、バリデーション実施の際、CT装置に適用されたパッチの構成及び適用順番を表現する図6に示されたハッシュ値と、CT装置のソフトウェアに対して正しい適用順番で適用された場合の装置環境を表現するハッシュ値とを比較する。装置環境を表現するハッシュ値は、パッチ構成識別情報生成手段35でハッシュ値を生成する基となるパッチ識別情報の構成と同じ構成のパッチ識別情報から生成する。例えば、図6に示されたハッシュ値は、パッチのプログラム名のみから構成されたパッチ識別情報から生成したものであるので、装置環境を表現するハッシュ値についても、パッチのプログラム名のみから構成されたパッチ識別情報から生成するものとする。
比較する元データ同士が1ビットでも異なったものであればハッシュ値は異なる値を示すので、適用者は、ハッシュ値同士を比較することで、CT装置のソフトウェアに実際に適用したパッチが装置環境と同一のパッチであるかを確認できると共に、パッチが正しい適用順番で適用されたかについても確認することができる。よって、適用者は、CT装置のソフトウェアに対してパッチを適用する都度、そのCT装置のソフトウェアに関するバリデーションを実施して、適用パッチの妥当性を評価することができる。
ここで、パッチ構成識別情報生成手段35で生成したハッシュ値を保存するパッチ構成識別情報記憶手段41と、パッチの適用時以外のタイミングでハッシュ値を取得するパッチ構成識別情報取得手段42とを具備してもよい。パッチの適用時以外のタイミングでハッシュ値を取得したい場合、パッチ構成識別情報記憶手段41に保存されたハッシュ値をパッチ構成識別情報取得手段42によって取得し、このパッチ構成識別情報取得手段42で取得したハッシュ値をパッチ構成識別情報出力手段36によって出力する。
また、パッチ構成識別情報取得手段42で取得したハッシュ値と、装置環境を表現するハッシュ値とを照合してそれらが一致するか否かによって、パッチの構成及び適用順番が妥当であるか否かを判定するパッチ構成識別情報判定手段51を設けてもよい。装置環境を表現するハッシュ値は、センタ側システム11のパッチリスト作成手段23及びパッチ構成識別情報生成手段24で予め生成され、センタ側システム11で管理されている。センタ側システム11及びローカル側システム12のオンライン接続時に、装置環境を表現するハッシュ値を、パッチ構成識別情報出力手段25からネットワークNを介してローカル側システム12のCT装置で受信する。そして、パッチ構成識別情報判定手段51による判定結果を、パッチ構成識別情報出力手段36によって出力する。
なお、ネットワークNへの接続が不許可である場合、及び、接続が遮断されている場合等ネットワーク接続がないCT装置の場合や、サービスパックのような比較的大きなサイズのファイルをダウンロードする場合、センタ側システム11のパッチリスト作成手段23及びパッチ構成識別情報生成手段24で予め生成したハッシュ値をパッチ識別情報出力手段25によってメディア等に出力する。メディア等をローカル側システム12に持参し、ローカル側システム12のCT装置にハッシュ値を入力する。ローカル側システム12のパッチ構成識別情報判定手段51で、入力したCT装置上の装置環境を表現するハッシュ値を、パッチ構成識別情報生成手段35で生成したハッシュ値と照合してパッチの構成及び適用順番が妥当であるか否かを判定する。
一方、ネットワークNへの接続が不許可である場合、及び、接続が遮断されている場合等ネットワーク接続がないCT装置の場合や、サービスパックのような比較的大きなサイズのファイルをダウンロードする場合、ローカル側システム12で生成したハッシュ値をパッチ識別情報出力手段36によってメディア等に出力する。メディア等をセンタ側システム11に持参し、センタ側システム11にハッシュ値を入力する(読み込む)。センタ側システム11で、入力したハッシュ値を、センタ側システム11のパッチリスト作成手段23及びパッチ構成識別情報生成手段24で予め生成したハッシュ値と照合してパッチの構成及び適用順番が妥当であるか否かを判定する。その場合、パッチ構成識別情報判定手段51がセンタ側システム11に備えられることになる。
図1に示された医用機器におけるソフトウェア構成管理システムによると、ソフトウェアの更新プログラムがそのプログラム名によって識別され、バージョン番号やリビジョン番号とは別に管理されており、それらを統合的に表記する。また、更新プログラムを適用する際にバリデーションを実施し、バリデーションを実施したソフトウェアと同一であることを担保する。よって、医用機器のソフトウェアに対して適用された更新プログラムの構成及び適用順番の妥当性を簡便に評価できる。
また、医用機器におけるソフトウェア構成管理システムによると、ネットワークNへの接続が不許可である場合、及び、接続が遮断されている場合等ネットワーク接続がないCT装置の場合や、サービスパックのような比較的大きなサイズのファイルをダウンロードする場合であっても、医用機器のソフトウェアに対して適用された更新プログラムの構成及び適用順番の妥当性を簡便に評価できる。
本発明に係る医用機器におけるソフトウェア構成管理システムの実施の形態を示す概略図。 パッチ識別情報の例をテーブルとして示す図。 医用機器のソフトウェアに対するパッチ適用中の表示例を示す図。 ファイル管理の一例を示す図。 パッチリストの一例を示す図。 パッチ構成識別情報の表示例を示す図。
符号の説明
10 ソフトウェア構成管理システム
11 センタ側システム
12 ローカル側システム
21 パッチ識別情報発行手段
22 パッチ識別情報記憶手段
23 パッチリスト作成手段(センタ側)
24 パッチ構成識別情報生成手段(センタ側)
25 パッチ構成識別情報出力手段(センタ側)
31 パッチ識別情報登録手段
32 パッチ識別情報管理手段
33 パッチ識別情報取得手段
34 パッチリスト作成手段(ローカル側)
35 パッチ構成識別情報生成手段(ローカル側)
36 パッチ構成識別情報出力手段(ローカル側)
41 パッチ構成識別情報記憶手段
42 パッチ構成識別情報取得手段
46 パッチ構成識別情報照会手段

Claims (10)

  1. 医用機器上で動作されるソフトウェアに対する更新プログラムを管理するセンタ側システムと、前記更新プログラムを適用するローカル側システムとから構成されたソフトウェア構成管理システムにおいて、
    前記センタ側システムに、
    前記更新プログラムを識別する識別情報を発行する識別情報発行手段を備え、
    前記ローカル側システムに、
    前記ソフトウェアに前記更新プログラムを適用する都度、前記センタ側システムの前記識別情報発行手段によって発行される前記識別情報にその適用時刻の情報を付加して登録する識別情報登録手段と、
    前記識別情報登録手段によって登録されている前記識別情報を前記適用時刻の情報と共に取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段によって取得される前記識別情報を前記適用時刻の情報に従って配列して展開することによってテキストを作成するテキスト作成手段と、
    前記テキスト作成手段によって作成される前記テキストを基に、ハッシュ関数を用いた方式で得られるハッシュ値を構成識別情報として生成する構成識別情報生成手段と、
    前記構成識別情報生成手段によって生成される前記構成識別情報を出力する構成識別情報出力手段と、を設けたことを特徴とする医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  2. 前記センタ側システムに、
    前記識別情報発行手段によって前記更新プログラムを発行する都度、前記更新プログラムを識別し、前記識別情報を同一の識別子に係る識別情報にその適用時刻の情報を関連付けて保存する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段から前記識別情報を前記適用時刻の情報と共に取得し、前記識別情報を前記適用時刻の情報に従って配列して展開することによって、テキストを作成するセンタ側のテキスト作成手段と、
    前記センタ側のテキスト作成手段によって作成される前記テキストを基に、ハッシュ関数を用いた方式で得られるハッシュ値を構成識別情報として生成するセンタ側の構成識別情報生成手段と、
    前記センタ側の構成識別情報生成手段によって生成される前記構成識別情報を前記ローカル側システムの前記構成識別情報出力手段に出力するセンタ側の構成識別情報出力手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  3. 前記識別情報は、前記更新プログラムとしてのセキュリティパッチを識別するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  4. 前記識別情報は、前記更新プログラムとしてのアップデートパッケージを識別するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  5. 前記識別情報の識別子は、少なくとも前記更新プログラムのプログラム名を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  6. 前記識別情報の識別子は、前記医用機器の機種名、前記医用機器のソフトウェアのバージョン番号、前記更新プログラムのプログラム名、前記更新プログラムのレビジョン番号及び前記更新プログラムの登録日のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  7. 前記構成識別情報生成手段によって生成される前記構成識別情報を保存する構成識別情報保存手段と、この構成識別情報保存手段から前記構成識別情報を取得する構成識別情報取得手段とをさらに具備し、この構成識別情報取得手段によって取得される前記構成識別情報を前記構成識別情報出力手段を介して出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  8. 前記センタ側システムに、
    前記構成識別情報生成手段によって生成される前記構成識別情報と前記センタ側の構成識別情報生成手段によって生成される前記構成識別情報とを照合して、前記更新プログラム群の構成及び適用順番が妥当であるか否かを判定する構成識別情報判定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  9. 前記ローカル側システムに、
    前記センタ側の構成識別情報生成手段によって生成される前記構成識別情報と前記構成識別情報取得手段によって取得される前記構成識別情報とを照合して、前記更新プログラム群の構成及び適用順番が妥当であるか否かを判定する構成識別情報判定手段をさらに設けたことを特徴とする請求項に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
  10. 前記センタ側システムと前記ローカル側システムとは、ネットワークを介してデータ通信可能に接続されていることを特徴とする請求項及びのうちいずれか一項に記載の医用機器におけるソフトウェア構成管理システム。
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