JP2004309730A - Optical fiber holding body and optical wiring unit - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an optical fiber holding body capable of simply holding an optical fiber, and to provide an optical wiring unit capable of realizing reduction in the number of connecting points. <P>SOLUTION: On the upper surface of a plate-form holder main body, an optical fiber wiring groove for holding optical fibers 91 is formed extendedly passing through the holder main body, the optical fiber wiring groove is formed with a bundle ring holding recess in which a bundle ring for bundling and holding a plurality of optical fibers to be set in the optical fiber wiring groove is set as it is engaged therein, the optical fibers set in the optical fiber wiring groove together with the bundle ring are held down in the optical fiber wiring groove by a clamp attached to the holder main body, further, the bundle ring set in the bundle ring holding recess is held in the bundle ring holding recess, and thereby the optical fiber holding body is characterized in that the optical fibers are limited in the movement along the extended direction of the optical fiber wiring groove. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバを保持する光ファイバ保持体及び光配線ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
図１６は、従来例の光配線ユニットとしての光用架体１を示す概略図であり、（ａ）は前面図、（ｂ）は（ａ）中のＸ−Ｘ矢視図である。また、図１７は、前記光用架体１の一例を示す配線図である。
なお、ここでは、図１６（ａ）紙面手前，図１６（ｂ）の左側（光用架体１の左側）を光用架体１の前面側と称し、図１６（ｂ）の右側（光用架体１の左側）を光用架体１の背面側と称することとする。
【０００３】
図１６中、符号２は、光用架体１を構成する架本体２（架体フレーム）であり、図１６中左側の成端部３と、図１６中右側の光ファイバ配線部４とにほぼ２分された構成になっている。
成端部３には、外観薄板状のケース構造である光モジュール３１（成端モジュール）が縦置き横並びに複数配列収納されている接続ユニット３２が、上下に多段に搭載されている。各光モジュール３１には、光ファイバケーブル８端末に口出しされた光ファイバ８１が架体背面側から引き込まれており、さらに、この光ファイバ８１先端をコネクタ接続可能に成端する光コネクタアダプタ３３が、架前面側に向けて配置される側部に備えられている。
【０００４】
一方、前記光ファイバ配線部４には、搭載枠４１が上下に多段に収納されている。この搭載枠４１は、薄板状のジャンパユニット４２と、やはり薄板状の配線用エレメント４３との対を、上下に多段に収納するラックである。ジャンパユニット４２と配線用エレメント４３とは、配線用エレメント４３が、ジャンパユニット４２に対して架体前面側に配置されるようにして、搭載枠４１に収納される。
【０００５】
図１７に示すように、前記ジャンパユニット４２には、光ファイバ４４の一端が固定されており、さらに、この光ファイバ４４をコネクタ接続可能に成端する光コネクタアダプタ４５が取り付けられている。光ファイバ４４の他端、すなわち、ジャンパユニット４２とは逆の側の端部は、光コネクタ４６によってコネクタ接続可能に成端されており、成端部３に引き込んで、光モジュール３１の光コネクタアダプタ３３に対して切り替え可能にコネクタ接続（ジャンパ接続）される。光ファイバ４４は、いわゆるジャンパコードとして用いられる。
このジャンパユニット４２は、光コネクタアダプタ４５を架体背面側に臨ませて搭載枠４１に収納される。
【０００６】
配線用エレメント４３は、搭載枠４１に収納されたジャンパユニット４２から架体前面側に延出される前記光ファイバ４４の配線方向（換言すれば、搭載枠４１からの引き出し方向）を設定（配線方向設定機能）するものであり、例えば、架体前面側にて光ファイバ４４を保持したまま回転することで光ファイバ４４の配線方向を変更、設定する可動アーム（図示略）を備える構造や、架体前面側に突出されたアーム（図示略）の複数箇所に設けられている光ファイバ保持部を選択して、光ファイバ４４を保持することで、光ファイバ４４の配線方向を設定できる構造を有するものである。
【０００７】
この光用架体１では、光ファイバ配線部４に引き込んだ光ファイバ９１（この光ファイバ９１は光ファイバケーブル９から口出しされている）を、ジャンパユニット４２の光コネクタアダプタ４５に接続し、この光コネクタアダプタ４５を介して光ファイバ９１と接続された光ファイバ４４を、成端部３の光モジュール３１の光コネクタアダプタ３３に接続することで、光ファイバ９１が光ファイバケーブル８側の目的の光回線（光ファイバ８１）に対して接続される。また、搭載枠４１から架体前面側に引き出されている光ファイバ４４の本数が多数本であっても、配線用エレメント４３の配線方向設定機能を利用することで、成端部３への引き込みに適した方向への光ファイバ４４の配線を整然と行うことができる。さらに、配線用エレメント４３の機能により、成端部３への配線とは異なる方向、例えば、別の架体への配線や、成端部３の光モジュール３１の光コネクタアダプタ３３への接続を待機している光ファイバ４４を保留するための保留部４７（図では、保留部４７は、搭載枠４１の設置位置を介して成端部３と対向する側にある）への配線なども、整然と行うことができ、しかも、光ファイバ４４を取り出して配線方向を変更する作業（例えば、保留部から取り出した光ファイバ４４を成端部３に配線することなど）等も効率良く行える。
なお、上述した構成の光用架体に関する技術を開示する先行技術文献としては、例えば以下の特許文献１，２がある。
【０００８】
【特許文献１】
特開２０００−３２９９４３号公報
【特許文献２】
特開２０００−３２９９４５号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の光用架体は、架背面側の光ファイバ９１を、光ファイバ配線部４の搭載枠４１に収納したジャンパユニット４２の光コネクタアダプタ４５に接続し、光コネクタアダプタ４５を介して光ファイバ９１と接続された光ファイバ４４を架前面側にて所望の方向に配線することで、成端部３側の光ファイバ８１に対する光ファイバ９１の光接続等を実現する構造であり、部品点数が多い、光線路の接続点が増加する、といった不満があった。
【００１０】
本発明の目的は、上記した事情に鑑みなされたものであり、搭載枠に背面側から引き通すようにして挿通した光ファイバを、搭載枠前面側にて引き回し配線する構成により、部品点数の削減、接続点の減少等を実現できる光配線ユニット、及び、光ファイバの目的位置への引き込みや配線の作業性の向上、引っ張り力に対するズレを生じにくい安定支持を簡単に実現できる光ファイバ保持体を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明では、プレート状の保持体本体の上面に、光ファイバを収容する光ファイバ配線溝が前記保持体本体を貫通して延在形成されており、前記光ファイバ配線溝には、該光ファイバ配線溝に収容される光ファイバを複数集束、保持する集束リングが嵌め込むようにして収容される集束リング収容凹所が形成されており、前記集束リングとともに光ファイバ配線溝に収容された光ファイバが、前記保持体本体に取り付けられるクランプによって、前記光ファイバ配線溝内に押さえ込まれ、さらに、前記集束リング収容凹所に収容された前記集束リングが前記集束リング収容凹所内に保持されることによって、前記光ファイバ配線溝の延在方向に沿った方向への前記光ファイバの移動が規制されるようになっていること特徴とする光ファイバ保持体を提供する。
また、本発明では、プレート状の保持体本体の上面に、光ファイバを収容する光ファイバ配線溝が前記保持体本体を貫通して延在形成されており、前記光ファイバ配線溝の延在方向の少なくとも一箇所には、該光ファイバ配線溝が曲がって形成された曲がり部が存在しており、光ファイバ配線溝に収容された光ファイバが、前記保持体本体に取り付けられるクランプによって、前記光ファイバ配線溝内に押さえ込まれるようになっていること特徴とする光ファイバ保持体を提供する。
本発明に係る光ファイバ保持体では、前記保持体本体上面上を覆う着脱可能のカバーを有する構成も採用可能である。
また、本発明は、本発明に係る光ファイバ保持体が挿入して収容される搭載枠を有し、この搭載枠に収容された前記光ファイバ保持体によって、前記搭載枠に引き通された光ファイバが保持されるようになっていることを特徴とする光配線ユニットを提供する。
【００１２】
本発明の光配線ユニットでは、搭載枠に引き込んだ光ファイバを搭載枠に引き通して、搭載枠から引き出した部分を引き回すことで目的の配線を実現できるようになっており、従来技術のように、中継用の光ファイバの接続を必要としない。このため、中継用の光ファイバとの接続に係るジャンパユニットなども必要無く、部品点数の削減、接続点の減少を実現できる。また、光配線ユニットへの光ファイバの引き込みに、本発明に係る光ファイバ保持体を利用することで、引き込み作業を簡単に行える上、光ファイバ保持体を搭載枠に係合して搭載することで、引き込み作業を完了して搭載枠に引き通し状態になっている光ファイバの支持を行える。光ファイバ保持体は、光ファイバを保持した集束リングを、保持体本体に形成されている光ファイバ配線溝の集束リング収容凹所に嵌め込んで固定することや、曲がり部を有する光ファイバ配線溝に光ファイバを収容することによって、光ファイバを引き留める引き留め部材としての機能も果たすから、搭載枠に引き通し状態になっている光ファイバを、引っ張り力等に対して位置ずれを生じないように引き留めて、安定支持を実現できる。
なお、本発明に係る光ファイバ保持体を用いた光ファイバの引き込みや、支持（引き留め等）の対象としては、光配線ユニットに限定されず、例えば光ファイバの管路布設やフロア配線等にも利用可能である。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の１実施の形態について、図を参照して説明する。この実施の形態の光用架体は、本発明に係る光配線ユニットを具現化したものであり、また、前記光用架体に適用される光ファイバ保持体は、本発明に係る光ファイバ保持体を具現化したものである。
図１（ａ）は、本発明に係る光配線ユニット（以下、光用架体と言う場合がある。）の概要を示す前面図であり、図１（ｂ）は図１（ａ）中のＸ−Ｘ矢視図を示したものである。また、図２（ａ）はその背面図であり、図２（ｂ）は図２（ａ）中のＹ−Ｙ矢視図を示したものである。なお、以下の説明において参照する図面中、従来例の構成と同一構成については同一の符号を付すこととする。
【００１４】
光用架体１００は、架本体２内に、成端部３と光ファイバ配線部４Ａとを備えて構成されており、図１中左側の成端部３と、図１中右側の光ファイバ配線部４Ａとに２分された構造になっている。
なお、図１（ａ），（ｂ）、図２（ａ），（ｂ）において、上側が上、下側が下である。また、ここでは、図１（ａ）紙面手前，図１（ｂ）の左側，図２（ｂ）の右側を前面側と称し、図１（ｂ）の右側，図２（ａ）紙面手前，図２（ｂ）の左側を背面側と称することとする。
【００１５】
成端部３は、図１６等を参照して説明した光用架体１の成端部３と同様の構造であり、各接続ユニット３２に収納された光モジュール３１の光コネクタアダプタ３３は、架前面側に臨ませて設けられている。
【００１６】
前記光ファイバ配線部４Ａには、搭載枠５が上下に多段に収納されている。搭載枠５は、背面側（図１（ａ）紙面奥側）から前面側（図１（ａ）紙面手前側）に貫通する開口部５１を有している。なお、光ファイバ配線部４Ａは、その上下全体に渡って１つの搭載枠５が収納されたものでも構わない。なお、搭載枠５自体も、本発明に係る光配線ユニットとして機能する。
この搭載枠５は、薄板状の光ファイバ保持体６と、やはり薄板状の配線用エレメント７を、上下に多段に収納するラックである。光ファイバ保持体６と配線用エレメント７とは、合体されて、一枚の薄板状の光ファイバ保持ユニット１０を構成しており、搭載枠５には、前記光ファイバ保持ユニット１０が上下に多段に搭載される。光ファイバ保持体６は、背面側から搭載枠５の開口部５１内に挿入して、前面側に取り出すことができる。配線用エレメント７は、前面側から搭載枠５の開口部５１内に挿入するようにして、光ファイバ保持体６に合体することができる。各光ファイバ保持ユニット１０は、配線用エレメント７が、光ファイバ保持体６に対して架体前面側に配置されるようにして、搭載枠５に搭載される。
【００１７】
また、搭載枠５の開口部５１には、光ファイバ配線部４Ａ側に導入された光ファイバケーブル９の端末から口出しされた多数本の光ファイバ９１が、背面側から前面側に貫通させて挿通されており、この光ファイバ９１の架本体２の前面側へ引き出された部分は光コネクタ９２（図１５参照）によってコネクタ接続可能に成端されており、成端部３の光モジュール３１へ前面側より導入して光コネクタアダプタ３３に切り替え可能にコネクタ接続することができる。搭載枠５内に挿通された光ファイバ９１は、搭載枠５内に収容された光ファイバ保持体６と配線用エレメント７とに保持されており、配線用エレメント７から架前面側の所望の方向に引き出すようにして配線される。
前記光ファイバ９１は、成端部３内の各光モジュール３１の光コネクタアダプタ３３に対して選択的にコネクタ接続できる。これにより光モジュール３１にて、光ファイバ配線部４Ａ側の光ファイバケーブル９から口出ししている光ファイバ９１と、成端部３側の光ファイバケーブル８から口出ししている光ファイバ８１とが光接続される。
【００１８】
なお、光ファイバ９１は、この実施形態では、多心又は単心の光ファイバコードであるが、これに限定されず、多心又は単心の光ファイバ心線等であっても良い。図２（ａ）等に示すように、光ファイバ８１，９１は、光ファイバ配線部４の背面側に導入された光ファイバケーブル８，９から口出しされたものであるが、本発明において、これら光ファイバ８１，９１は、必ずしも、光ファイバケーブルから口出しされたものである必要はなく、例えば、光用架体に外側から引き込まれた光ファイバ（例えば、光ファイバコード、光ファイバ心線等）自体であっても良い。また、これら光ファイバ８１，９１を架体に引き込むための、光ファイバケーブル８，９の架本体への導入位置も、図２（ａ）に例示したものに限定されるものではない。
【００１９】
図１（ａ）中、符号２１は、搭載枠５と成端部３との間に確保された余長収納空間であり、搭載枠５から成端部３へ引き込み配線した光ファイバ９１の余長９３が取り出し可能に収納される。この余長収納空間２１では、光ファイバ９１の余長９３が、湾曲維持用部材（図示略）等によって、光特性に悪影響を与えない湾曲半径を維持して収納される。
図２（ａ）に示すように、架体背面側に設置された余長収納ボックス２２は、光ファイバケーブル８から口出しされた光ファイバ８１に確保した余長８３を取り出し可能に収納するものである。
【００２０】
本発明では、このように、光ファイバケーブル９から口出しされている光ファイバ９１に、別途、ジャンパコードを接続する従来構成とは異なり、光ファイバ９１は、搭載枠５の開口部５１に挿通されて搭載枠５を貫通して配線されて、背面側から前面側に引き出されており、直接成端部３に引き込んで、光モジュール３１の光コネクタアダプタ３３に対して切り替え可能にコネクタ接続できるようになっている。
【００２１】
次に本発明の要旨となる光ファイバ配線部４Ａを構成する搭載枠５、光ファイバ保持体６、配線用エレメント７について、光ファイバ保持体６と配線用エレメント７の搭載枠５への収納方法も含めてより詳しく説明する。
図３は、光ファイバ保持体６と配線用エレメント７が搭載枠５に収容された状態を示す概略上面図である。図３において、紙面上側が架本体２の背面側であり、紙面上下側が架本体２の前面側である。
【００２２】
図４は、搭載枠５の一例を示す背面図であり、図５は、図４中Ａ−Ａ’線での断面図を示す。搭載枠５は、背面側から前面側まで貫通した開口部５１を有する角筒状のものである。なお、この搭載枠５は、ボルト等の固定手段によって架本体２に固定したり、架本体２に設けられた棚上に搭載することなどによって、架本体２に搭載される。
また、図４に示されたように、搭載枠５の背面側には、保持体係合部５３と孔開き板５４とが設けられている。これら保持体係合部５３と孔開き板５４とは、搭載枠５の開口部５１を介して両側に対向位置されている。
【００２３】
図４において、左右を横方向、上下を縦方向とすると、保持体係合部５３と孔開き板５４は開口部５１を介して横方向に対向して位置する。保持体係合部５３は、図４右側の搭載枠５側壁から開口部５１内に張り出す板状の部材であって、搭載枠５の右側壁部５２ａに沿って該右側壁部５２ａの上下方向全体に渡って延在している。また、孔開き板５４は、図４左側の搭載枠５の左側壁部５２ｂから開口部５１内に張り出す板状の部材であり、左側壁部５２ｂに沿って該左側壁部５２ｂの上下方向全体にわたって延在している。この孔開き板５４には、複数の孔５４ａが該左側壁部５２ｂの延在方向に沿って配列して形成されている。
前記保持体係合部５３と孔開き板５４は、搭載枠５に挿入、収納した光ファイバ保持体６と係合して、搭載枠５の背面側への移動を規制するストッパ部として機能するとともに、この実施形態では、光ファイバ保持体６を搭載枠５内でガタ付かないように安定支持するための保持手段としても機能する。
【００２４】
この搭載枠５の内側面５５には、図５に示されたように、搭載枠５の前面から背面に向かって延びるガイド突条５６が上下に多段に設けられている。上下のガイド突条５６の間に形成された収納溝５７は、搭載枠５の前面から背面に向かって延在形成されている。搭載枠５の開口部５１に挿入された光ファイバ保持ユニット１０（本実施形態において具体的には光ファイバ保持体６）は、横方向両端部を搭載枠５の横方向両側の収納溝５７によってほぼ水平に支持されるようになっている。これにより、搭載枠５には、複数の光ファイバ保持ユニット１０を上下に多段に搭載できるようになっている。
【００２５】
なお、搭載枠としては、収納溝、あるいは、搭載枠の開口部に挿入された光ファイバ保持体６を支持するための支持突起（前述のガイド突条等）が形成された一対の側壁部を有し、この両側の側壁部の収納溝あるいは支持突起によって、該一対の側壁部の間の開口部（換言すれば光ファイバ保持体が挿入、収容される空間）に挿入された光ファイバ保持体６を保持できる構成であればよく、前述した角筒状の構成に限定されない。また、この実施の形態では、搭載枠として、上下方向に延在する一対の側壁部（右側壁部５２ａと左側壁部５２ｂ）に、光ファイバ保持ユニット１０を支持するための収納溝５７が上下に多段に形成されたものを例示しているが、本発明はこれに限定されず、収納溝５７が形成される一対の側壁部の延在方向が例えば水平方向になっているもの等でも良く、一対の側壁部の延在方向の向きには限定は無い。また、収納溝５７は、搭載枠の前後方向（背面側と前面側とを結ぶ方向。図５（ａ）奥行き方向、図５（ｂ）左右方向）に沿って延在するものであれば良く、必ずしも、側壁部の延在方向に対して直交する方向に延在するものである必要は無い。
【００２６】
収納溝５７や支持突起は、搭載枠５の一対の側壁部に直接形成されたものに限定されず、例えば、搭載枠は、スチール板等の金属板によって形成された一対の側壁部に接合したインナープレートに形成されたもの等であっても良い。この場合は、インナープレートが接合された側壁部によって、搭載枠の側壁部が構成される。インナープレートは、例えばプラスチック等の樹脂製のもの等を採用できる。例えば、インナープレートとして、保持体係合部５３又は孔開き板５４が一体に形成されたものを採用することができ、この場合は、インナープレートを搭載枠の側壁部に取り付けるだけで、これに一体の保持体係合部５３や孔開き板５４も搭載枠に簡単に設けることができる。
また、光ファイバ保持体６や、配線用エレメント７の構成や寸法等に対応して、適宜、これら光ファイバ保持体６や、配線用エレメント７の安定支持に適したインナープレートを選択使用することも可能である。
【００２７】
図６（ａ）、（ｂ）は、光ファイバ保持体６の構造を示す図であって、（ａ）は光ファイバ保持体６のカバー６Ｃを開いた状態を示す平面図、（ｂ）は側面図である。また、図７は、光ファイバ保持体６の保持体本体６の一例を示す図であり、（ａ）は平面図、（ｂ）は図７（ａ）中Ｂ−Ｂ’線での断面図、（ｃ）はエレメント差し込み溝６９ａ付近を保持体本体６前面側から見た図、図８は光ファイバ保持体６を光ファイバ９１に取り付け、カバー６Ｃを閉じた状態を示す平面図である。
光ファイバ保持体６は、プラスチック等の合成樹脂によって薄板状に形成された保持体本体６Ａと、この保持体本体６Ａに回転自在に連結されており、該保持体本体６Ａの上面６Ｂ上に重ね合わせることができるカバー６Ｃとを有している。図６（ｂ）中、符号６Ｃ２は、保持体本体６Ａに対してカバー６Ｃを回転自在に連結する枢軸、６Ｃ３は保持体本体６Ａに対して係脱可能に係合する係合爪であり、保持体本体６Ａとの係合によって、カバー６Ｃを保持体本体６Ａの上面６Ｂ上に重ね合わせた状態に維持する。
【００２８】
保持体本体６Ａの上面６Ｂ上には、該保持体本体上面６Ｂから窪んだ形状の光ファイバ配線溝６３が、保持体本体６Ａの背面側端面６１（搭載枠５に設置したときに架背面側に向けられる端面）から前面側端面６２（搭載枠５に設置したときに架前面側に向けられる端面）にわたって貫通して形成されている。光ファイバ配線溝６３内には、多数本の光ファイバ９１を収納可能である。
【００２９】
保持体本体６Ａ上（上面６Ｂの側）に設けられているクランプ６５は、光ファイバ配線溝６３内に収容された光ファイバ９１が光ファイバ配線溝６３から飛び出ないように押さえ込む機能を果たす。このクランプ６５は、保持体本体６Ａに対する連結部６５ａ付近に設けられている回転連結部６５ｂを中心とする回転によって、保持体本体上面６Ｂ上にて起倒する小片であり、保持体本体６Ａに重ね合わせるように倒したときに、光ファイバ配線溝６３を跨ぐように配置されて、光ファイバ配線溝６３内の光ファイバ９１を光ファイバ配線溝６３内に押さえ込む。また、光ファイバ配線溝６３を介して前記連結部６５ａと対向する位置にて保持体本体６Ａに形成されている係合穴６６に、連結部６５ａからの突出先端の係合片６５ｃを係合させることで、光ファイバ９１を光ファイバ配線溝６３内に押さえ込むことができる姿勢を維持できる。なお、クランプ６５の係合片６５ｃは、係合穴６６に対して係脱可能であり、係合片６５ｃの係合穴６６に対する係合を解除すれば、クランプ６５が回転自在となるため、これにより、光ファイバ配線溝６３からの光ファイバ９１の取り出し等の作業を行える。このクランプ６５は、光ファイバ配線溝６３に沿った複数箇所に設けられており、このクランプ６５の係合片６５と係脱可能に係合する係合穴６６も、光ファイバ配線溝６３に沿った複数箇所に形成されている。
【００３０】
光ファイバ配線溝６３の途中には、該光ファイバ配線溝６３を拡張した形状の集束リング収容凹所６３ｃが形成されており、この集束リング収容凹所６３ｃには、多数本の光ファイバ９１を集束した集束リング４を嵌め込むようにして収容できる。複数本の光ファイバ９１を光ファイバ配線９溝６３に収容する場合、光ファイバ９１と共に集束リング９４も光ファイバ９１に装着したまま、光ファイバ配線溝６３に収容でき、複数本の光ファイバ９１をばらけさせることなく、光ファイバ配線溝６３に対する収容作業を効率良く行える。また、光ファイバ配線溝６３に収容した光ファイバ９１に引っ張り力が作用した場合には、集束リング収容凹所６３ｃ内に嵌め込まれている集束リング９４が保持体本体６Ａによって保持されることで、光ファイバ９１が光ファイバ保持体６に対して移動しないように引き留められる。
【００３１】
光ファイバ保持体６に設けられている複数のクラプ６５の内、図７中符号６５’で示されたクランプは、集束リング収容凹所６３ｃに収容された集束リング９４を集束リング収容凹所６３ｃに押さえ込んで、保持体本体６Ａとの間にクランプ保持する機能を果たす。集束リング９４は、例えばゴム等の柔軟な部材で形成されて、内側に収納した複数本の光ファイバ９１を結束力を以て結束保持できるもの等を採用でき、この場合には、集束リング９４を集束リング収容凹所６３ｃに収容した集束リング９４をクランプ６５’が押圧する押圧力も集束リング９４によって光ファイバ９１を保持力の維持に機能させることができる。
【００３２】
光ファイバ配線溝６３は、略くの字状に曲がって形成されており、この構成も、該光ファイバ配線溝６３内に収容された光ファイバ９１の該光ファイバ配線溝６３の長手方向への移動を防止するためのものであり、光ファイバ９１に作用した引っ張り力に対して光ファイバ９１を位置ずれを生じないように引き留めるなどの機能を果たす。但し、「く」の字の曲がり部６３ｄ（屈曲部）付近は、光ファイバ９１の光特性に影響を与えない程度の湾曲半径を以て湾曲されている。つまり、曲がり部６３ｄが存在する光ファイバ配線溝６３であれば、光ファイバ配線溝６３内面と光ファイバ９１との接触抵抗が増大するとともに、光ファイバ９１に作用した引っ張り力が曲がり部６３ｄ内面に対する光ファイバ９１の押圧力として分散されることにより、光ファイバ９１を引っ張り力に対して位置ずれを生じないように引き留めることができる。しかも、光ファイバ配線溝６３は、該光ファイバ配線溝６３内に収容された光ファイバ９１に引っ張り力等が作用した場合でも、光ファイバ９１に光特性に損失増大等の影響が生じない程度の湾曲半径を確実に維持する機能も果たすため、光ファイバ９１に局所的な応力集中を与えることなく、光ファイバ９１を引っ張り力に対して位置ずれを生じないように引き留めることができる。なお、前述の曲がり部６３ｄのように、光ファイバ配線溝６３の曲がり部６３ｄを、光ファイバ配線溝６３の延在方向の複数箇所に形成して、引き留め力の向上を図ることも可能である。
【００３３】
光ファイバ配線溝６３の背面側端部（背面側端面６１に開口する開口部６３ａ）と前面側端部（前面側端面６２に開口する開口部６３ｂ）とは、該光ファイバ配線溝６３を拡張した形状に形成されており、光ファイバ配線溝６３内に収容した光ファイバ９１の保持体本体６Ａから外側に延出する部分を取り回しする際の可動範囲を広くとることができる。特に、前面側の開口部６３ｂは、保持体本体６Ａの前面側端面６２から、保持体本体６Ａの対向する両側の側面６４ａ、６４ｂ、すなわち、前面側端面６２の両端から背面側端面６１まで延びる一対の側面６４ａ、６４ｂの内の一方（ここでは符号６４ｂの側面）にわたって開口するように大きく拡張した形状に形成されており、例えば、図９に示すように、前面側の開口部６３ｂから延出された光ファイバ９１を、光ファイバ配線溝６３から側面６４ｂにわたって延在する開口部６３ｂ内面（湾曲面）に沿わせるようにして湾曲、反転させるようにして、光ファイバ保持体６の一方の側面６４ｂに沿わせるように配線させることができる。なお、前記側面６４ｂから光ファイバ配線溝６３（前面側開口部６３ｂの無い部分を指す）にわたって延在する前面側開口部６３ｂ内面は、湾曲面に形成されており、前面側の開口部６３ｂから延出された光ファイバ９１を湾曲、反転させるようにして、光ファイバ保持体６の一方の側面６４ｂに沿わせるように配置させた場合でも、光ファイバ９１を光特性に悪影響を与えない程度の湾曲半径を確保できる。
【００３４】
図７に示すように、光ファイバ保持体６の背面側には、搭載枠５の保持体係合部５３に対して係合される引掛け部６７と、搭載枠５の孔開き板５４に対して係合される係合突部６８とが設けられている。引掛け部６７と係合突部６８とは、保持体本体６Ａの背面側端面６１の長手方向（図７左右）両端に対向配置（すなわち、背面側端面６１において、引掛け部６７は側面６４ａの側、係合突部６８は側面６４ｂの側に配置されている）されており、図４等に示すように、光ファイバ保持体６を搭載枠５に収納したとき（ここでは、図３あるいは図１３等に示すように、光ファイバ保持体６の内、保持体係合部５３に対する引掛け部６７の係合、及び、孔開き板５４に対する係合突部６８に必要な部分を除いて、光ファイバ保持体６の大部分が搭載枠５に収納された状態を「収納」と称する）には、搭載枠５の左右両側に対向配置される。
この引掛け部６７と係合突部６８とは、光ファイバ保持体６を搭載枠５の開口部５１に挿入したときに搭載枠５１に係合（具体的には、保持体係合部５３又は孔開き板５４に対する係合）して、光ファイバ保持体６の搭載枠５背面側への移動を規制するストッパ用係合部として機能するものである。
【００３５】
図３，図１３に示すように、前記した光ファイバ保持体６の前面側には、配線用エレメント７が接続、合体できるようになっている。この配線用エレメント７は、プラスチック等の合成樹脂によって薄板状に形成されたエレメント本体７Ａと、このエレメント本体７Ａに設けられた回転軸７１によってエレメント本体７Ａに対して回転自在に枢着された可動アーム７２とを有している。
可動アーム７２は、配線用エレメント７を搭載枠５に収納したとき（図１（ｂ）に示す状態）に、エレメント本体７Ａに対して架前面側に配置されるようになっており、しかも、図３に示すように、前記回転軸７１を中心として搭載枠５の前後方向にほぼ直交する方向の軸線を以て回転（この実施形態では上下方向の軸線を中心とする回転）することによって、搭載枠５に対する可動アーム７２の向きを変更できる。
【００３６】
可動アーム７２には、配線用エレメント７に合体される光ファイバ保持体６から前面側端面６２の側に延出されている光ファイバ９１を保持する光ファイバ保持部７３が設けられている。
前記光ファイバ保持部７３は、可動アーム７２に形成された光ファイバ収容溝７４と、この光ファイバ収容溝７４に収容された光ファイバ９１が光ファイバ収容溝７４から飛び出ないように押さえ込む保持片７５とを有して構成されている。前記光ファイバ収容溝７４は、可動アーム７２を貫通して形成されており、しかも、多数本の光ファイバ９１を収容できるようになっている。保持片７５は、光ファイバ収容溝７４上を覆うように配置された小片であり、この保持片７５を光ファイバ収容溝７４から押し上げるようにして、光ファイバ収容溝７４を開放することで、光ファイバ収容溝７４に対する光ファイバ９１の収容や取り出し等の作業を行うことが可能である。
【００３７】
配線用エレメント７は、光ファイバ保持体６から架体前面側に引き出される光ファイバ９１を、可動アーム７２の光ファイバ保持部７３に保持し、しかも、前記回転軸７１を中心とする可動アーム７２の回転によって、光ファイバ９１の搭載枠５から架体前面側に引き出された部分の配線方向（換言すれば、搭載枠から架前面側への引き出し方向）の選択、切り替え、変更等を容易に行えるようにする機能を果たす。
なお、配線用エレメント７としては、搭載枠５から架体前面側に引き出された光ファイバの配線方向の選択、切り替え、変更を簡単に行えるようにする構成であれば良く、前述した可動アーム７２のように、架体前面側にて光ファイバを保持したまま回転することで光ファイバの配線方向を変更、設定する部材を備える構造の他、例えば、架体前面側に突出されたアーム（図示略）の複数箇所に設けられている光ファイバ保持部を選択して、光ファイバを保持することで、光ファイバの配線方向を設定できる構造を有するもの等、各種構成を採用できる。
【００３８】
光ファイバ保持体６は、搭載枠５の背面側から開口部５１に挿入して、保持体本体６Ａに設けられている係合部（後述の引掛け部６７、係合突部６８）を搭載枠５に係合させることで、搭載枠５内の所定位置に収納、設置できる。また、この光ファイバ保持体６は、光ファイバ９１を保持したまま搭載枠５の開口部５１を通過させることができるため、光ファイバ９１を保持したまま搭載枠５の背面側から開口部５１に挿入して、搭載枠５の前面側に取り出すことで、光ファイバ９１を搭載枠５の開口部５１に挿通させることに利用できる。
【００３９】
光ファイバ保持体６を利用して、搭載枠５の開口部５１に光ファイバ９１を挿通するには、まず、光ファイバ保持体６の光ファイバ配線溝６３（図６（ａ），図７参照）に光ファイバ９１を収容して、クランプ６５を用いて押さえ込み、光ファイバ９１の途中に光ファイバ保持体６を取り付けた状態（図８参照）とし、図９に示すように、この光ファイバ保持体６を搭載枠５の背面側から開口部５１に挿入する。
このとき、光ファイバ保持体６は、カバー６Ｃを、保持体本体６Ａの上面６Ｂ上に重ね合わせた状態で、開口部５１への挿入作業を行う。保持体本体６Ａの上面６Ｂ上に重ね合わせたカバー６Ｃは、保持体本体上面６Ｂのほぼ全体を覆うようになっており、光ファイバ保持体６を開口部５１に挿入したり、開口部５１を通過させたりする作業において、開口部５１内での障害物（例えば既設の光ファイバ保持体等）に光ファイバ９１が引っ掛かること等を防止する機能を果たす。また、カバー６Ｃは、保持体本体上面６Ｂに重ね合わせたときに光ファイバ保持体６の外面を形成する側の面が、平滑面を形成するため、これによっても、光ファイバ保持体６の開口部５１に対する挿入、通過の作業において、開口部内の障害物との引っ掛かりを抑えることができ、作業性の向上に寄与する。
【００４０】
なお、図６において、カバー６Ｃには、該カバー６Ｃを保持体本体上面６Ｂに重ね合わせたときに、クランプ６５の保持体本体上面６Ｂ上に突出した部分を収容するためのクランプ収容孔６Ｃ１が開口されているが、保持体本体上面６Ｂ上の突出部（前述のクランプ６５等）との干渉を回避するための手段として、例えば、カバー６Ｃの保持体本体６Ａに重ね合わされる側の面に形成した溝等を採用して、前記クランプ収容孔６Ｃ１等の開口部の形成を省略することで、カバー６Ｃ上の凹凸を減少させることも可能であることは言うまでも無い。
【００４１】
光ファイバ保持体６の背面側端面６１から前面側端面６２までの距離Ｌは、搭載枠５の突出部５３と孔開き板５４との間隔Ｗよりも短いため、光ファイバ保持体６は、背面側端面６１と前面側端面６２とが、搭載枠５の左右両側に対向配置されるようにし（すなわち、保持体本体６Ａの両側面６４ａ，６４ｂの内の一方（図９では、符号６４ａの側面）が挿入方向前側、他方が挿入方向後側となる姿勢）、すなわち、背面側端面６１を搭載枠５の左右いずれかの側壁部の収納溝５７に対面させ、搭載枠５において前記背面側端面６１が対面された収納溝５７に対して開口部５１を介して対向する収納溝５７に前面側端面６２を対面させた姿勢（以下、この姿勢を「挿入姿勢」とも言う）によって搭載枠５の開口部５１に挿入することが可能であり、さらに、開口部５１を通して搭載枠５を通過させて搭載枠５から前面側へ取り出すことができるようになっている。
【００４２】
例えば搭載枠５内の既設の光ファイバ保持ユニット１０など、搭載枠５内に存在する障害物が少なく、開口部５１内に光ファイバ保持体６の挿入のための作業スペースを充分に確保できる場合には、必ずしも、上述した挿入姿勢によって、挿入作業を行う必要は無い。
但し、上述した挿入姿勢によって、開口部５１へ光ファイバ保持体６を挿入し、搭載枠５を通過させる場合は、光ファイバ保持体６の背面側、前面側の端面６１，６２が対面される一対の収納溝５７の領域を介して搭載枠５背面側から前面側への光ファイバ保持体６の通過が可能になっていれば良く、例えば、搭載枠５内の既設の光ファイバ保持ユニット１０の存在等によって、光ファイバ保持体６の挿入、通過用の作業スペースが非常に狭い場合でも、搭載枠５に対する光ファイバ保持体６の挿入、通過の作業を行える利点がある。また、この場合、既に述べたように、光ファイバ保持体６の保持体本体上面６Ｂを覆うカバー６Ｃによって、光ファイバ保持体６に平滑面を形成しておくことで、搭載枠５に対する光ファイバ保持体６の挿入、通過の作業性の向上や、光ファイバ保持体６に保持した光ファイバ９１の保護（作業中に曲げ等を与えて傷めることの防止など）などを実現できることは言うまでもない。
【００４３】
さらに、搭載枠５に対する係合、搭載（収容）の完了した光ファイバ保持体６は、前記カバー６Ｃを閉じたままにしておくことで、搭載枠５の開口部５１に対する別の光ファイバ保持体６の挿入作業の邪魔にならない。例えば、搭載枠５に対する光ファイバ保持体６の挿入、収容作業を、搭載枠５の下段から順次、上段となるように進めていく場合、開口部５１に挿入する光ファイバ保持体６に、既設の光ファイバ保持体６との引っ掛かりが生じることを極力防止でき、作業性を向上できる。
【００４４】
上述した挿入姿勢によって、開口部５１へ光ファイバ保持体６を挿入したり、搭載枠５を通過させる場合、図９等に示すように、光ファイバ９１の光ファイバ配線溝６３の両端から引き出されている部分を、光ファイバ配線溝６３を拡張した形状の開口部６３ａ、６３ｂを利用して湾曲させることで、開口部５１への光ファイバ保持体６の挿入や通過等を作業中でも、光特性に影響を与えない程度の湾曲半径（例えば３０ｍｍを下限とする湾曲半径）の確保を容易に実現できる。特に、前面側の開口部６３ｂから延出された光ファイバ９１は、光ファイバ配線溝６３から側面６４ｂにわたって延在する開口部６３ｂ内面（湾曲面）に沿わせるようにして湾曲、反転させるようにして、光ファイバ保持体６の一方の側面６４ｂに沿わせるように取り回すことができ、いわば、保持体本体６Ａの側面６４ｂから引き出した状態とすることができるから、これにより、開口部５１への光ファイバ保持体６の挿入や通過等を上述した挿入姿勢で行う場合でも、搭載枠５の側壁部（図９では、符号５２ｂの側壁部）と光ファイバ９１との干渉を確実に回避できる。また、光ファイバ９１先端の光コネクタ９２を光ファイバ保持体６付近に配置したまま、挿入姿勢での開口部５１への光ファイバ保持体６の挿入や通過等を行うことも容易になる。
【００４５】
図１０に示されたように、搭載枠５の開口部５１に通した光ファイバ保持体６を、搭載枠５から前面側に取り出せば、開口部５１への光ファイバ保持体６の挿入とともに開口部５１内に引き込まれてきた光ファイバ９１が、開口部５１に、搭載枠５の背面側から前面側へ引き通すようにして挿通されるため、搭載枠５の背面側にあった光ファイバ９１を搭載枠５の前面側に引き出す作業を非常に簡単に行うことができる。搭載枠５前面側へ光ファイバ９１が引き出されれば、架前面側での光ファイバ９１の配線が可能となる。
【００４６】
図１３に示すように、光ファイバ保持体６の引掛け部６７及び係合突部６８を搭載枠５に係合させると、光ファイバ保持体６の搭載枠５背面側へのそれ以上の移動が規制される。引掛け部６７及び係合突部６８は、光ファイバ保持体６の搭載枠５背面側への移動を規制するストッパ用係合部として機能する。
引掛け部６７及び係合突部６８の搭載枠５に対する係合は、具体的には、搭載枠５の保持体係合部５３に対する引掛け部６７の係合と、搭載枠５の孔開き板５４に対する係合突部６８の係合である。ここで、引掛け部６７及び係合突部６８を搭載枠５に対する係合手順と、引掛け部６７及び係合突部６８の具体的構造例とを説明する。
【００４７】
図７等に示すように、引掛け部６７は、保持体本体６Ａに側面６４ａから切り込まれた形状の凹溝６７ａが形成されている部分である。引掛け部６７を保持体係合部５３に係合させるには、搭載枠５の背面側に移動させた光ファイバ保持体６を保持体係合部５３に向けて押し込むようにし、引掛け部６７の凹溝６７ａに保持体係合部５３が挿入されるようにすれば良い。
但し、この実施形態に例示した光ファイバ保持体６の係合突部６８は、孔開き板５４に対して背面側から係合される構造のものであるため、引掛け部６７の保持体係合部５３に対する係合は、係合突部６８を孔開き板５４よりも背面側に位置させた状態で行い、引掛け部６７と保持体係合部５３との係合部を中心して光ファイバ保持体６を回転させるようにして、係合突部６８を孔開き板５４に押し込むようにして係合させるようになっている。
【００４８】
引掛け部６７の凹溝６７ａは、保持体本体６Ａの側面に開口する開口部６７ｂ付近が、該凹溝６７ａに挿入された保持体係合部５３を両側から挟み込む狭隘部になっており、保持体本体６Ａの側面に対して開口部６７ｂよりも奥側に位置する部分が、開口部６７ｂよりも拡張された形状の拡張部６７ｃになっており、光ファイバ保持体６を、凹溝６７ａに保持体係合部５３を収納したまま、光ファイバ保持体６を開口部６７ｂ付近（具体的には、保持体係合部５３の内、凹溝６７ａの開口部６７ｂに収納されている部分）を中心として回転させる際に、凹溝６７ａの拡張部６７ｃに挿入されている保持体係合部５３先端（搭載枠開口部５１への突出先端）が障害にならないようになっている。
保持体係合部５３に引掛け部６７を挿入した後、係合突部６８の孔開き板５４に対して押し込むような係合作業を行う際には、光ファイバ保持体６を、保持体係合部５３に対する引掛け部６７の挿入、係合状態を維持したまま、凹溝６７ａの開口部６７ｂを中心として回転するように変位させることができる。しかも、光ファイバ保持体６は、開口部６７ｂに保持体係合部５３を挟み込んだ状態のまま回転するので、回転作業中の光ファイバ保持体６のガタ付きが抑えられ、さらに、孔開き板５４に対する係合突部６８の係合作業が完了したときにも、光ファイバ保持体６の搭載枠５（具体的には保持体係合部５３）に対するガタ付きを防止して、安定な係合状態を維持できる。
但し、引掛け部の具体的構造は、少なくとも、搭載枠５との係合によって、光ファイバ保持体６の搭載枠５背面側への移動を規制できるものであれば良く、また、より好ましくは、搭載枠５に対する光ファイバ保持体６をガタ付かせること無く安定支持できる構造であり、必ずしも、前述のように搭載枠５に対して光ファイバ保持体６を回転支持できる構造である必要はなく、係合突起の構造等に対応して適宜変更可能である。
【００４９】
図１４（ａ），（ｂ）は、係合突部６８付近（図１３中、一点鎖線で囲まれた部分）の拡大図であり、図１４（ａ）は平面図、図１４（ｂ）は背面図である。
前記係合突部６８は、光ファイバ保持体６の保持体本体６Ａに突設された突起であり、保持体本体６Ａの背面側端部から、保持体本体６Ａの側面６４ｂに突出するように形成されている。この係合突部６８は、保持体本体６Ａに突設された突壁である基端部６８ａと、この基端部６８ａの側面から引掛け部６７の方向に向かって突出するアーム部６８ｂと、このアーム部６８ｂの前記基端部６８ａからの突出先端部６８ｃから光ファイバ保持体６の前面側に向けて延びる弾性爪６８ｄと、アーム部６８ｂの前記基端部６８ａからの突出先端部６８ｃから前記弾性爪６８ｄとは逆方向に延びるレバー部６８ｅと、前記基端部６８ａから光ファイバ保持体６の前面側に向けて突出された位置決め突起６８ｆとを有している。
そして、この係合突部６８は、孔開き板５４に対して背面側から押し込まれることで、孔開き板５４の孔５４ａに位置決め突起６８ｆが挿入されるとともに、孔開き板５４の搭載枠開口部５１への突出先端に弾性爪６８ｄが係合されるようになっており、これにより、光ファイバ保持体６を搭載枠５に対してぐらつかないように安定支持できるようになっている。
なお、この実施形態では、孔開き板５４に対する係合突部６８の押し込み、係合は、保持体係合部５３に対して引掛け部６７を係合した状態で行うようになっている。
【００５０】
孔開き板５４に対する弾性爪６８ｄの係合は、具体的には、アーム突出先端部６８ｃからの弾性爪６８ｄの突出先端に突設されている先端突起６８ｇが、孔開き板５４に対して前面側から係合することであり、これにより、孔開き板５４先端部（搭載枠開口部５１へ突出する先端部）がアーム部６８ｂと先端突起６８ｇとの間に挟み込まれるようになり、搭載枠５（具体的には孔開き板５４）に対して光ファイバ保持体６がガタ付かないように安定支持される。
孔開き板５４先端部には、搭載枠５前面側に向かって突出する弾性爪係合部５４ｂが形成されており、前記弾性爪６８ｄは、具体的には、弾性爪係合部５４ｂに対して前面側から先端突起６８ｇを係合させ、この先端突起６８ｇとアーム部６８ｂとの間に弾性爪係合部５４ｂを挟み込むようになっている。さらに、弾性爪６８ｄが、孔開き板５４の孔５４ａに挿入された位置決め突起６８ｆとの間に孔開き板５４を挟み込むようになることで、これによっても、搭載枠５（具体的には孔開き板５４）に対する光ファイバ保持体６の安定支持を実現できる。
【００５１】
レバー部６８ｅは、この係合突部６８を孔開き板５４に係合させたときに、係合突部６８から背面側に突出する向きに配置されるようになっており、搭載枠５背面側からレバー部６８ｅを操作することで、孔開き板５４に対する係合突部６８の係合を解除できる。弾性爪６８ｄとレバー部６８ｅとは、連続する一本の細長の可動片６８ｈを形成しており、レバー部６８ｅの操作によって可動片６８ｈを動かすことで、孔開き板５４に対する弾性爪６８ｄの係合を解除でき、孔開き板５４から該孔開き板５４の背面側へ係合突部６８を離脱できるようになる。
具体的には、図１４（ａ）中、矢印Ｍの方向にレバー部６８ｅを移動させるように操作すると、アーム部６８ｂの突出先端部６８ｃによって支持されている可動片６８ｈが、アーム部６８ｂの突出先端部６８ｃを中心として回転することで、弾性爪６８ｄがアーム部６８ｂとは逆の方向に変位することとなり、これにより孔開き板５４から弾性爪６８ｄが離脱して、孔開き板５４に対する弾性爪６８ｄの係合が解除される。
【００５２】
なお、搭載枠５の保持体係合部５３に対する引掛け部６７の係合は、保持体本体６Ａの側面６４ａの付近を搭載枠５の収納溝５７に位置決め、挿入した状態で行い、その後、搭載枠５の孔開き板５４に対する係合突部６８の係合は、保持体本体６Ａの側面６４ｂの付近を、搭載枠５の収納溝５７に挿入した状態で行うようになっており、搭載枠５の保持体係合部５３に対する引掛け部６７の係合、及び、搭載枠５の孔開き板５４に対する係合突部６８の係合が完了したときには、光ファイバ保持体６は、開口部５１を介して対向する収納溝５７の対によって支持された状態となる。
【００５３】
光ファイバ保持体６の搭載枠５に対する収納、係合が完了したら、搭載枠５前面側から開口部５１に配線用エレメント７を挿入して、光ファイバ保持体６に対して合体させる。配線用エレメント７のエレメント本体７Ａの背面側端部に形成されている合体用係合部７６（係合爪）は、光ファイバ保持体６の合体用係合部６９（係合突起）に対して、前面側からの押し込みよって係合させることができ、この合体用係合部６９、７６同士の係合によって、配線用エレメント７と光ファイバ保持体６とが合体された光ファイバ保持ユニット１０が組み立てられる。また、光ファイバ保持体６の光ファイバ配線溝６３から前面側端面６２に引き出されている光ファイバ９１を、配線用エレメント７の光ファイバ保持部７３に保持することで、搭載枠５に挿通された光ファイバ９１の搭載枠５からの引き出し方向を、容易に設定できる。
【００５４】
図３，図１３等に例示した構成では、配線用エレメント７側の合体用係合部７６は、配線用エレメント７の背面側に突出するように固定して取り付けられる合体用突出部７７に形成されており、配線用エレメント７は、合体用突出部７７を、光ファイバ保持体６の保持体本体６Ａに形成されているスリット状のエレメント差し込み溝６９ａ（図６（ａ）、（ｂ）参照）に、保持体本体６Ａの前面側端面６２における前記エレメント差し込み溝６９ａの開口部から挿入することで、合体用係合部６９、７６同士を係合させることができ、しかも、合体用突出部７７がエレメント差し込み溝６９ａ内でぐらつかないように安定保持されることで、光ファイバ保持体６に対して配線用エレメント７がぐらつかないようにしっかりと取り付けられる。
なお、図１３中、係合爪７Ａ１や固定用ネジ７Ａ２は、エレメント本体７Ａに合体用突出部７７を固定するための固定部材である。図３、図１３等では、合体用突出部７６は、配線用エレメント７のエレメント本体７Ａに対して固定される別体のアタッチメントになっているが、本発明ではこれに限定されず、エレメント本体７Ａに一体に形成されたものでも良い。
【００５５】
本発明によれば、光用架体１００の背面側に導入された光ファイバ９１を、搭載枠５の背面側から前面側へ搭載枠５に引き通すようにして配線して、コネクタ接続や中継用の光ファイバを介することなく、搭載枠５からその前面側に引き出した光ファイバ９１を所望の方向に配線する構造であるため、コネクタ接続や中継用の光ファイバを介する従来構造に比べて、光ファイバの配線に関わる部品点数の削減、低コスト化が容易である。また、接続箇所の減少によって、接続による光損失を抑えることができる利点もある。搭載枠５に挿通されて搭載枠５前面側に引き出された光ファイバ９１が多数本であっても、各光ファイバ９１が、光ファイバ保持ユニット１０によって保持されることで、搭載枠５前面側では光ファイバ９１は整然と整理して配線されることとなり、搭載枠５からの引き出し方向の変更、配線位置の変更などの作業を容易に行える等の利点があることは、言うまでもない。
【００５６】
搭載枠５に対して光ファイバ９１を引き通す作業は、光ファイバ９１に取り付けた光ファイバ保持体６を搭載枠５に挿入、あるいは、通過させることで、効率良く行うことができ、しかも、搭載枠５に通された光ファイバ９１は、搭載枠５に係合させて収容した光ファイバ保持体６によって保持されるため（光ファイバ配線溝６３の集束リング収容凹所６３ｃに嵌め込むようにして収容された集束リング９４による光ファイバ９１の保持、及び／又は曲がり部６３ｄによる光ファイバ９１の引き留め機能）、例えば、引っ張り力によって、搭載枠前面側あるいは背面側へ引き出されてしまうといった不都合を防止でき、搭載枠前面側あるいは背面側への引き出し長を安定維持できる等の利点もある。
【００５７】
光ファイバ保持体６と配線用エレメント７とを合体して得られた光ファイバ保持ユニット１０は、光ファイバ保持体６の係合突部６８や引掛け部６７の搭載枠５に対する係合を解除することで、光ファイバ保持体６と配線用エレメント７とが合体した状態を維持したまま、搭載枠５の背面側に引き出すようにして抜き出すことができる。この実施形態では、搭載枠５の孔開き板５４に対する係合突部６８の係合をレバー部６８ｅの操作によって解除し、光ファイバ保持ユニット１０を、搭載枠５の保持体係合部５３に係合している光ファイバ保持体６の引掛け部６７の凹溝６７ａの開口部６７ｂを中心とする回転によって、搭載枠５の背面側に引き出すように回転移動させることで、光ファイバ保持ユニット１０を搭載枠５から引き出すようにして抜き出すことができる。配線用エレメント７の合体用突出部７７の光ファイバ保持体６に対する固定位置は、光ファイバ保持体６の保持体本体６Ａの側面６４ｂ（つまり、係合突部６８が突出されている側の側面）から離れており、光ファイバ保持体６に固定した配線用エレメント７は、搭載枠５の保持体係合部５３に係合している光ファイバ保持体６の引掛け部６７の凹溝６７ａの開口部６７ｂを中心とする回転の支障にならないようになっている。なお、搭載枠５に対する光ファイバ保持体６のストッパ用係合部として、搭載枠５に対して係合解除したときに搭載枠５の背面側へ引き抜くようにして離脱できるもの（例えば前述の係合突部６８）のみを採用した場合は、搭載枠５からの光ファイバ保持ユニット１０の離脱操作（抜き出し）を一層簡単にできる。
【００５８】
なお、光ファイバ保持体や配線用エレメントや搭載枠等の具体的構造、形状等は、前述した実施形態に記載したものに限定されず、適宜変更可能である。
光用架体の成端部は、光モジュールの光コネクタアダプタ（接続部）によって、光ファイバ同士の接続を実現する構成に限定されず、光ファイバ同士の接続部が設置される構成であれば良く、例えば、光ファイバ同士の接続部として採用した融着接続部等を収納する構造等、各種構成を採用可能である。
光ファイバ保持体の適用対象の光配線ユニットとしては、前述の搭載枠や、該搭載枠が組み込まれた光用架体に限定されず、該光ファイバ保持体の挿入、収容が可能な搭載枠を有する各種構成の光配線ユニットに適用できる。
また、本発明に係る光ファイバ保持体は、光配線ユニットに収容、搭載されるものに限定されない。例えば、管路や建物の壁内といった狭隘な場所への光ファイバの引き込み、光ファイバの支持などにも利用でき、また、光ファイバ保持体を支持するための構成としては特に限定は無い。
【００５９】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、保持体本体の光ファイバ配線溝に光ファイバを収容してクランプで固定するだけで、光ファイバ保持体に光ファイバを簡単に保持させることができ、これにより、光ファイバ保持体を、光ファイバを引き留めるための部材（引き留め部材）や、光ファイバの引き込み作業用の部材（引き込み部材）として機能させることができる。例えば、光ファイバ保持体を収容、搭載する搭載枠に光ファイバ保持体を挿入したり、通過させることで、光ファイバを搭載枠の背面側から前面側へ搭載枠に引き通すようにして配線する作業を容易に行うことができ、光ファイバ保持体を引き込み部材として有効に機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の光用架体の一例を示す概略図であり、（ａ）は前面図であり、（ｂ）は（ａ）中のＸ−Ｘ矢視図である。
【図２】本発明の光用架体の一例を示す概略図であり、（ａ）は背面図であり、（ｂ）は（ａ）中のＹ−Ｙ矢視図である。
【図３】搭載枠に収容された光ファイバ保持体と薄板状の配線用エレメントの一例を示す概略図である。
【図４】搭載枠の一例を示す背面図である。
【図５】図４中Ａ−Ａ’線での断面図である。
【図６】光ファイバ保持体の構造を示す図であって、（ａ）は光ファイバ保持体のカバーを開いた状態を示す平面図、（ｂ）は側面図である。
【図７】光ファイバ保持体の保持体本体６の一例を示す図であり、（ａ）は平面図、（ｂ）は図７（ａ）中Ｂ−Ｂ’線での断面図である。
【図８】光ファイバ保持体を光ファイバに取り付け、カバーを閉じた状態を示す平面図である。
【図９】搭載枠の背面側にて、光ファイバ保持体を光ファイバに取り付けた状態を示す平断面図である。
【図１０】図９の光ファイバ保持体を搭載枠の開口部に挿入、通過させて、搭載枠の前面側に取り出した状態を示す平断面図である。
【図１１】図１０の光ファイバ保持体を搭載枠前面側から搭載枠の開口部に挿入した状態を示す平断面図である。
【図１２】光ファイバ保持体の引掛け部を搭載枠の保持体係合部に係合させた状態を示す平断面図である。
【図１３】光ファイバ保持体の引掛け部と係合突部とを搭載枠に係合させた状態を示す平断面図である。
【図１４】（ａ）は図１３中、一点鎖線で囲まれた部分の拡大図であり、（ｂ）はその背面側から見た図である。
【図１５】本発明の光用架体の一例を示す配線図である。
【図１６】従来の光用架体の一例を示す概略図であり、（ａ）は前面図であり、（ｂ）は（ａ）中のＸ−Ｘ矢視図である。
【図１７】従来の光用架体の一例を示す配線図である。
【符号の説明】
５…搭載枠，光配線ユニット、６Ａ…保持体本体、６Ｂ…保持体本体上面、９１…光ファイバ、６…光ファイバ保持体、６Ｃ…カバー、６３…光ファイバ配線溝、６３ｃ…集束リング収容凹所、６３ｄ…曲がり部、６４…集束リング、６５、６５’…クランプ、９１…光ファイバ、１００…光配線ユニット（光用架体）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber holder for holding an optical fiber and an optical wiring unit.
[0002]
[Prior art]
FIGS. 16A and 16B are schematic diagrams showing a light frame 1 as a conventional optical wiring unit, wherein FIG. 16A is a front view, and FIG. 16B is a view taken along line XX in FIG. FIG. 17 is a wiring diagram showing an example of the frame for light 1.
Here, the front side of FIG. 16A and the left side of FIG. 16B (the left side of the optical frame 1) are referred to as the front side of the optical frame 1, and the right side of FIG. The left side of the optical frame 1) is referred to as the rear side of the optical frame 1.
[0003]
In FIG. 16, reference numeral 2 denotes a frame main body 2 (frame frame) constituting the optical frame 1. The frame main body 2 (frame frame) is provided on the left end portion 3 in FIG. 16 and the optical fiber wiring portion 4 on the right side in FIG. The configuration is almost divided into two.
In the termination portion 3, connection units 32 in which a plurality of optical modules 31 (termination modules) each having a case structure of a thin external appearance are arranged vertically and horizontally are stored in multiple stages vertically. In each optical module 31, an optical fiber 81 led out to the end of the optical fiber cable 8 is drawn in from the rear side of the frame, and an optical connector adapter 33 for terminating the end of the optical fiber 81 so as to be connectable to a connector is provided. , Provided on a side portion arranged toward the front side of the frame.
[0004]
On the other hand, in the optical fiber wiring section 4, mounting frames 41 are housed in multiple stages vertically. The mounting frame 41 is a rack that accommodates a pair of a thin-plate-shaped jumper unit 42 and a thin-plate-shaped wiring element 43 in multiple stages up and down. The jumper unit 42 and the wiring element 43 are housed in the mounting frame 41 such that the wiring element 43 is disposed on the front side of the frame with respect to the jumper unit 42.
[0005]
As shown in FIG. 17, one end of an optical fiber 44 is fixed to the jumper unit 42, and an optical connector adapter 45 for terminating the optical fiber 44 so that a connector can be connected thereto is attached. The other end of the optical fiber 44, that is, the end opposite to the jumper unit 42, is terminated by an optical connector 46 so as to be connectable to a connector. It is switchably connected to the adapter 33 (jumper connection). The optical fiber 44 is used as a so-called jumper code.
The jumper unit 42 is housed in the mounting frame 41 with the optical connector adapter 45 facing the back of the frame.
[0006]
The wiring element 43 sets the wiring direction (in other words, the drawing direction from the mounting frame 41) of the optical fiber 44 extending from the jumper unit 42 housed in the mounting frame 41 to the front side of the frame (wiring direction). For example, a structure having a movable arm (not shown) for changing and setting the wiring direction of the optical fiber 44 by rotating the optical fiber 44 while holding it on the front side of the frame, By selecting optical fiber holding portions provided at a plurality of positions of an arm (not shown) protruding toward the front side of the body and holding the optical fiber 44, the wiring direction of the optical fiber 44 can be set. Things.
[0007]
In the optical frame 1, an optical fiber 91 (the optical fiber 91 is led out of the optical fiber cable 9) drawn into the optical fiber wiring section 4 is connected to the optical connector adapter 45 of the jumper unit 42. By connecting the optical fiber 44 connected to the optical fiber 91 via the optical connector adapter 45 to the optical connector adapter 33 of the optical module 31 at the termination 3, the optical fiber 91 is connected to the desired optical fiber cable 8 side. It is connected to an optical line (optical fiber 81). Even if the number of optical fibers 44 pulled out from the mounting frame 41 toward the front side of the frame is large, the optical element 44 is drawn into the termination 3 by using the wiring direction setting function of the wiring element 43. The wiring of the optical fiber 44 in a direction suitable for the above can be performed neatly. Further, by the function of the wiring element 43, wiring in a direction different from the wiring to the termination portion 3, for example, wiring to another frame or connection of the optical module 31 of the termination portion 3 to the optical connector adapter 33 is performed. Wiring to a holding section 47 for holding the waiting optical fiber 44 (in the figure, the holding section 47 is on the side facing the termination section 3 via the installation position of the mounting frame 41) and the like, In addition, the work can be performed orderly, and the operation of taking out the optical fiber 44 and changing the wiring direction (for example, wiring the optical fiber 44 taken out of the holding section to the termination section 3) can be performed efficiently.
Prior art documents that disclose the technology related to the optical frame having the above-described configuration include, for example, Patent Documents 1 and 2 below.
[0008]
[Patent Document 1]
JP 2000-329943 A
[Patent Document 2]
JP 2000-329945 A
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the optical frame described above connects the optical fiber 91 on the rear side of the frame to the optical connector adapter 45 of the jumper unit 42 housed in the mounting frame 41 of the optical fiber wiring section 4, and via the optical connector adapter 45. The optical fiber 44 connected to the optical fiber 91 is wired in a desired direction on the front side of the frame to realize optical connection of the optical fiber 91 to the optical fiber 81 on the termination 3 side. There were dissatisfactions such as a large number of points and an increase in the number of connection points of the optical line.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention has been made in view of the above circumstances, and the number of components is reduced by a configuration in which an optical fiber that is inserted into a mounting frame so as to be drawn from the rear side is routed and wired on the front side of the mounting frame. , An optical wiring unit that can reduce the number of connection points, etc., and an optical fiber holder that can easily realize stable pulling of an optical fiber to a target position, improvement of workability of wiring, and stable occurrence of deviation from tensile force. The purpose is to provide.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, an optical fiber wiring groove for accommodating an optical fiber is formed to extend through the holder main body on the upper surface of the plate-shaped holder main body, and the optical fiber wiring groove is provided with the optical fiber. A plurality of optical fibers accommodated in the wiring groove are converged, and a converging ring accommodating recess for accommodating a converging ring for holding is formed, and the optical fiber accommodated in the optical fiber wiring groove together with the converging ring is By being clamped into the optical fiber wiring groove by a clamp attached to the holding body, the focusing ring housed in the focusing ring housing recess is held in the focusing ring housing recess, whereby the The optical fiber holder is characterized in that movement of the optical fiber in a direction along an extending direction of the optical fiber wiring groove is restricted. To provide the body.
Further, in the present invention, an optical fiber wiring groove for accommodating an optical fiber is formed to extend through the holder main body on an upper surface of the plate-like holding body main body, and an extending direction of the optical fiber wiring groove is provided. A bent portion formed by bending the optical fiber wiring groove is present at at least one position of the optical fiber wiring groove, and the optical fiber housed in the optical fiber wiring groove is provided with the optical fiber by a clamp attached to the holding body. An optical fiber holder characterized in that it is held in a fiber wiring groove.
In the optical fiber holder according to the present invention, a configuration having a detachable cover that covers the upper surface of the holder main body can also be adopted.
Further, the present invention has a mounting frame in which the optical fiber holder according to the present invention is inserted and accommodated, and the optical fiber held by the optical fiber holder accommodated in the mounting frame allows the light passed through the mounting frame. Provided is an optical wiring unit, wherein a fiber is held.
[0012]
In the optical wiring unit of the present invention, the intended wiring can be realized by passing the optical fiber drawn into the mounting frame through the mounting frame and routing the portion drawn from the mounting frame, as in the prior art. It does not require connection of a relay optical fiber. Therefore, there is no need for a jumper unit for connection to the relay optical fiber, and the number of components and the number of connection points can be reduced. In addition, by using the optical fiber holder according to the present invention for pulling the optical fiber into the optical wiring unit, the drawing operation can be easily performed, and the optical fiber holder is engaged with the mounting frame and mounted. Thus, it is possible to support the optical fiber that has been drawn into the mounting frame after the drawing operation is completed. The optical fiber holder may be configured such that the focusing ring holding the optical fiber is fitted and fixed in the focusing ring receiving recess of the optical fiber wiring groove formed in the holder body, or the optical fiber wiring groove having a bent portion. Since the optical fiber is accommodated in the mounting frame, the optical fiber also functions as a retaining member for retaining the optical fiber, so that the optical fiber pulled into the mounting frame is retained so as not to be displaced by a pulling force or the like. Therefore, stable support can be realized.
The object of pulling in or supporting (holding, etc.) the optical fiber using the optical fiber holder according to the present invention is not limited to the optical wiring unit. Available.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. The optical frame of this embodiment embodies the optical wiring unit according to the present invention, and the optical fiber holder applied to the optical frame is the optical fiber holder according to the present invention. It is the embodiment of the body.
FIG. 1A is a front view showing an outline of an optical wiring unit (hereinafter, may be referred to as an optical frame) according to the present invention, and FIG. 1B is a front view of FIG. It is the figure which showed the XX arrow view. FIG. 2A is a rear view, and FIG. 2B is a view taken in the direction of arrows YY in FIG. 2A. In the drawings referred to in the following description, the same components as those of the conventional example are denoted by the same reference numerals.
[0014]
The optical frame 100 includes a terminal section 3 and an optical fiber wiring section 4A in a frame main body 2. The terminal section 3 on the left side in FIG. 1 and the optical fiber section on the right side in FIG. The structure is divided into two with the wiring part 4A.
1 (a) and 1 (b) and FIGS. 2 (a) and 2 (b), the upper side is the upper side and the lower side is the lower side. Also, here, the front side of FIG. 1A, the left side of FIG. 1B, and the right side of FIG. 2B are called the front side, and the right side of FIG. 1B, the front side of FIG. The left side of FIG. 2B is referred to as a back side.
[0015]
The termination 3 has the same structure as the termination 3 of the optical frame 1 described with reference to FIG. 16 and the like, and the optical connector adapter 33 of the optical module 31 housed in each connection unit 32 It is provided facing the front of the frame.
[0016]
In the optical fiber wiring section 4A, mounting frames 5 are housed in multiple stages vertically. The mounting frame 5 has an opening 51 that penetrates from the back side (rear side in FIG. 1A) to the front side (front side in FIG. 1A). The optical fiber wiring section 4A may be one in which one mounting frame 5 is housed over the entire upper and lower portions. Note that the mounting frame 5 itself also functions as the optical wiring unit according to the present invention.
The mounting frame 5 is a rack for storing a thin plate-like optical fiber holder 6 and a thin plate-like wiring element 7 in multiple stages up and down. The optical fiber holder 6 and the wiring element 7 are united to form one thin plate-shaped optical fiber holding unit 10, and the optical fiber holding unit 10 is mounted on the mounting frame 5 in multiple stages. Mounted on The optical fiber holder 6 can be inserted into the opening 51 of the mounting frame 5 from the back side and taken out to the front side. The wiring element 7 can be united with the optical fiber holder 6 by inserting it into the opening 51 of the mounting frame 5 from the front side. Each optical fiber holding unit 10 is mounted on the mounting frame 5 such that the wiring element 7 is arranged on the front side of the frame with respect to the optical fiber holder 6.
[0017]
A large number of optical fibers 91 exiting from the end of the optical fiber cable 9 introduced into the optical fiber wiring section 4A are inserted through the opening 51 of the mounting frame 5 from the rear side to the front side. The portion of the optical fiber 91 that is pulled out to the front side of the frame main body 2 is terminated by an optical connector 92 (see FIG. 15) so as to be connectable to the connector. The connector can be connected to the optical connector adapter 33 so as to be switchable. The optical fiber 91 inserted into the mounting frame 5 is held by the optical fiber holder 6 and the wiring element 7 housed in the mounting frame 5, and a desired direction from the wiring element 7 to the front side of the rack. It is wired so as to be pulled out.
The optical fiber 91 can be selectively connected to the optical connector adapter 33 of each optical module 31 in the termination 3. As a result, in the optical module 31, the optical fiber 91 exiting from the optical fiber cable 9 on the optical fiber wiring section 4A side and the optical fiber 81 exiting from the optical fiber cable 8 on the terminating section 3 become optically coupled. Connected.
[0018]
In this embodiment, the optical fiber 91 is a multi-core or single-core optical fiber cord, but is not limited thereto, and may be a multi-core or single-core optical fiber core. As shown in FIG. 2A and the like, the optical fibers 81 and 91 are output from the optical fiber cables 8 and 9 introduced on the back side of the optical fiber wiring section 4. The optical fibers 81 and 91 do not necessarily have to be exited from an optical fiber cable, but may be, for example, an optical fiber (for example, an optical fiber cord, an optical fiber core, or the like) drawn into the optical frame from the outside. It may be itself. Further, the positions where the optical fiber cables 8 and 9 are introduced into the frame body for drawing the optical fibers 81 and 91 into the frame are not limited to those illustrated in FIG. 2A.
[0019]
In FIG. 1A, reference numeral 21 denotes an extra length storage space secured between the mounting frame 5 and the termination 3, and the extra length of the optical fiber 91 drawn from the mounting frame 5 to the termination 3 and wired. The head 93 is stored so as to be removable. In the extra length storage space 21, the extra length 93 of the optical fiber 91 is accommodated by a member for maintaining curvature (not shown) or the like while maintaining a bending radius that does not adversely affect optical characteristics.
As shown in FIG. 2A, the extra length storage box 22 installed on the back side of the frame is configured to removably accommodate the extra length 83 secured in the optical fiber 81 led out from the optical fiber cable 8. is there.
[0020]
In the present invention, unlike the conventional configuration in which a jumper cord is separately connected to the optical fiber 91 exiting from the optical fiber cable 9, the optical fiber 91 is inserted into the opening 51 of the mounting frame 5. And is drawn out from the rear side to the front side, and is drawn directly into the termination portion 3 so that the connector can be switchably connected to the optical connector adapter 33 of the optical module 31. It has become.
[0021]
Next, with respect to the mounting frame 5, the optical fiber holder 6, and the wiring element 7 constituting the optical fiber wiring portion 4A which is the gist of the present invention, a method of storing the optical fiber holder 6 and the wiring element 7 in the mounting frame 5 This will be described in more detail including the following.
FIG. 3 is a schematic top view showing a state where the optical fiber holder 6 and the wiring element 7 are accommodated in the mounting frame 5. In FIG. 3, the upper side of the drawing is the back side of the frame main body 2, and the upper and lower sides of the drawing are the front side of the frame main body 2.
[0022]
FIG. 4 is a rear view showing an example of the mounting frame 5, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line AA 'in FIG. The mounting frame 5 is a rectangular tube having an opening 51 penetrating from the back side to the front side. The mounting frame 5 is mounted on the frame main body 2 by being fixed to the frame main body 2 by a fixing means such as a bolt or by being mounted on a shelf provided on the frame main body 2.
Further, as shown in FIG. 4, a holder engaging portion 53 and a perforated plate 54 are provided on the back side of the mounting frame 5. The holder engaging portion 53 and the perforated plate 54 are opposed to each other via the opening 51 of the mounting frame 5.
[0023]
In FIG. 4, when the left and right are defined as a horizontal direction and the up and down are defined as a vertical direction, the holder engaging portion 53 and the perforated plate 54 are positioned to face each other through the opening 51 in the horizontal direction. The holding body engaging portion 53 is a plate-like member projecting from the side wall of the mounting frame 5 on the right side in FIG. 4 into the opening 51, and is formed along the right side wall portion 52 a of the mounting frame 5. It extends throughout the direction. The perforated plate 54 is a plate-like member that projects from the left side wall portion 52b of the mounting frame 5 on the left side of FIG. 4 into the opening 51, and extends in the vertical direction of the left side wall portion 52b along the left side wall portion 52b. It extends throughout. A plurality of holes 54a are formed in the perforated plate 54 along the extending direction of the left side wall 52b.
The holder engaging portion 53 and the perforated plate 54 engage with the optical fiber holder 6 inserted and housed in the mounting frame 5 to function as a stopper for restricting the movement of the mounting frame 5 to the rear side. In addition, in this embodiment, the optical fiber holding member 6 also functions as holding means for stably supporting the optical fiber holding member 6 in the mounting frame 5 without rattling.
[0024]
As shown in FIG. 5, guide ridges 56 extending from the front surface to the rear surface of the mounting frame 5 are provided in multiple stages on the inner side surface 55 of the mounting frame 5. The storage groove 57 formed between the upper and lower guide protrusions 56 extends from the front surface to the rear surface of the mounting frame 5. The optical fiber holding unit 10 (specifically, the optical fiber holding body 6 in this embodiment) inserted into the opening 51 of the mounting frame 5 has both ends in the horizontal direction by the storage grooves 57 on both sides in the horizontal direction of the mounting frame 5. It is designed to be supported almost horizontally. Thereby, the plurality of optical fiber holding units 10 can be mounted on the mounting frame 5 in multiple stages vertically.
[0025]
In addition, as the mounting frame, a pair of side walls on which a storage groove or a support protrusion (the above-described guide ridge or the like) for supporting the optical fiber holder 6 inserted into the opening of the mounting frame is formed. The optical fiber holder inserted into the opening (in other words, the space in which the optical fiber holder is inserted and accommodated) between the pair of side walls by the accommodation grooves or the support protrusions of the side walls on both sides. 6, and is not limited to the above-described square tubular configuration. In this embodiment, a pair of side walls (right side wall 52a and left side wall 52b) extending vertically extend as a mounting frame, and a storage groove 57 for supporting the optical fiber holding unit 10 is provided up and down. However, the present invention is not limited to this, and a pair of side walls on which the storage grooves 57 are formed may extend in a horizontal direction, for example. The direction of the extending direction of the pair of side wall portions is not limited. The storage groove 57 may extend in the front-rear direction (the direction connecting the rear side and the front side; the depth direction in FIG. 5A and the left-right direction in FIG. 5B) of the mounting frame. However, it is not always necessary to extend in a direction orthogonal to the extending direction of the side wall portion.
[0026]
The storage grooves 57 and the support protrusions are not limited to those directly formed on the pair of side walls of the mounting frame 5. For example, the mounting frame is joined to the pair of side walls formed of a metal plate such as a steel plate. What was formed in the inner plate may be used. In this case, the side wall to which the inner plate is joined forms the side wall of the mounting frame. The inner plate may be made of, for example, a resin such as plastic. For example, as the inner plate, one in which the holding body engaging portion 53 or the perforated plate 54 is integrally formed can be adopted. In this case, simply attaching the inner plate to the side wall of the mounting frame, The integral holder engaging portion 53 and the perforated plate 54 can also be easily provided on the mounting frame.
In addition, an inner plate suitable for stable support of the optical fiber holder 6 and the wiring element 7 should be appropriately selected and used according to the configuration and dimensions of the optical fiber holder 6 and the wiring element 7. Is also possible.
[0027]
6A and 6B are views showing the structure of the optical fiber holder 6, wherein FIG. 6A is a plan view showing a state where the cover 6 </ b> C of the optical fiber holder 6 is opened, and FIG. It is a side view. FIGS. 7A and 7B are views showing an example of the holding body 6 of the optical fiber holding body 6, wherein FIG. 7A is a plan view, and FIG. 7B is a cross-sectional view taken along line BB ′ in FIG. (C) is a view of the vicinity of the element insertion groove 69a viewed from the front side of the holder main body 6, and FIG. 8 is a plan view showing a state where the optical fiber holder 6 is attached to the optical fiber 91 and the cover 6C is closed.
The optical fiber holder 6 is rotatably connected to a holder body 6A formed of a synthetic resin such as plastic in a thin plate shape, and is rotatably connected to the holder body 6A. And a cover 6C that can be fitted. In FIG. 6B, reference numeral 6C2 denotes a pivot for rotatably connecting the cover 6C to the holder main body 6A, and 6C3 denotes an engagement claw which engages with the holder main body 6A in a detachable manner. The engagement with the holder main body 6A keeps the cover 6C superimposed on the upper surface 6B of the holder main body 6A.
[0028]
On the upper surface 6B of the holder main body 6A, an optical fiber wiring groove 63 having a shape depressed from the upper surface 6B of the holder main body is formed on the rear side end face 61 of the holder main body 6A (when the optical fiber wiring groove 63 is set on the mounting frame 5, the rear side of the holder main body). From the front surface) to the front end surface 62 (the end surface facing the front surface of the frame when installed on the mounting frame 5). Many optical fibers 91 can be stored in the optical fiber wiring groove 63.
[0029]
The clamp 65 provided on the holder main body 6A (on the side of the upper surface 6B) has a function of holding down the optical fiber 91 accommodated in the optical fiber wiring groove 63 so as not to jump out of the optical fiber wiring groove 63. The clamp 65 is a small piece that rises and falls on the upper surface 6B of the holder main body by rotation about a rotation connecting portion 65b provided near the connecting portion 65a to the holder main body 6A. When the optical fiber 91 is folded so as to overlap, it is disposed so as to straddle the optical fiber wiring groove 63 and presses the optical fiber 91 in the optical fiber wiring groove 63 into the optical fiber wiring groove 63. Further, the engaging piece 65c at the tip end of the projecting portion from the connecting portion 65a is engaged with the engaging hole 66 formed in the holder body 6A at a position facing the connecting portion 65a via the optical fiber wiring groove 63. By doing so, the posture in which the optical fiber 91 can be pressed into the optical fiber wiring groove 63 can be maintained. The engagement piece 65c of the clamp 65 can be disengaged from the engagement hole 66. When the engagement of the engagement piece 65c with the engagement hole 66 is released, the clamp 65 becomes rotatable. Thus, operations such as taking out the optical fiber 91 from the optical fiber wiring groove 63 can be performed. The clamp 65 is provided at a plurality of positions along the optical fiber wiring groove 63. An engagement hole 66 that removably engages with the engaging piece 65 of the clamp 65 also extends along the optical fiber wiring groove 63. Formed at a plurality of locations.
[0030]
In the middle of the optical fiber wiring groove 63, there is formed a converging ring accommodating recess 63c having a shape obtained by expanding the optical fiber wiring groove 63, and a large number of optical fibers 91 are accommodated in the converging ring accommodating recess 63c. The converged focusing ring 4 can be accommodated so as to be fitted. When a plurality of optical fibers 91 are housed in the optical fiber wiring 9 groove 63, the focusing ring 94 can be housed in the optical fiber wiring groove 63 while being attached to the optical fiber 91 together with the optical fiber 91. The work of accommodating the optical fiber wiring groove 63 can be efficiently performed without causing the optical fiber wiring groove 63 to be separated. When a pulling force acts on the optical fiber 91 accommodated in the optical fiber wiring groove 63, the focusing ring 94 fitted in the focusing ring receiving recess 63c is held by the holder body 6A, The optical fiber 91 is retained so as not to move with respect to the optical fiber holder 6.
[0031]
Of the plurality of claps 65 provided in the optical fiber holder 6, the clamp denoted by reference numeral 65 'in FIG. 7 is used to move the focusing ring 94 housed in the focusing ring housing recess 63c to the focusing ring housing recess 63c. , And has a function of clamping and holding the holder body 6A. The focusing ring 94 may be formed of a flexible member such as rubber, for example, and may be a member that can bind and hold the plurality of optical fibers 91 housed inside with a binding force. In this case, the focusing ring 94 is focused. The pressing force of the clamp 65 ′ pressing the focusing ring 94 housed in the ring housing recess 63 c can also function to maintain the optical fiber 91 by the focusing ring 94.
[0032]
The optical fiber wiring groove 63 is formed to be bent in a substantially rectangular shape, and this configuration also allows the optical fiber 91 accommodated in the optical fiber wiring groove 63 to extend in the longitudinal direction of the optical fiber wiring groove 63. This is for preventing movement, and has a function of retaining the optical fiber 91 against a tensile force applied to the optical fiber 91 so as not to cause displacement. However, the vicinity of the bent portion 63 d (bent portion) of the “<” shape is curved with a radius of curvature that does not affect the optical characteristics of the optical fiber 91. That is, in the case of the optical fiber wiring groove 63 having the bent portion 63d, the contact resistance between the inner surface of the optical fiber wiring groove 63 and the optical fiber 91 increases, and the pulling force applied to the optical fiber 91 increases the inner surface of the bent portion 63d. By being dispersed as the pressing force of the optical fiber 91, the optical fiber 91 can be retained so as not to be displaced by the pulling force. Moreover, even when a tensile force or the like acts on the optical fiber 91 housed in the optical fiber wiring groove 63, the optical fiber wiring groove 63 has such an extent that the optical characteristics of the optical fiber 91 are not affected by an increase in loss or the like. Since the function of reliably maintaining the bending radius is also performed, the optical fiber 91 can be held down without causing a positional shift with respect to the pulling force without giving local stress concentration to the optical fiber 91. Note that, like the above-described bent portion 63d, the bent portion 63d of the optical fiber wiring groove 63 can be formed at a plurality of positions in the extending direction of the optical fiber wiring groove 63 to improve the retaining force. .
[0033]
The rear end (opening 63a opening in the rear end face 61) and the front end (opening 63b opening in the front end face 62) of the optical fiber wiring groove 63 extend the optical fiber wiring groove 63. The movable range of the optical fiber 91 accommodated in the optical fiber wiring groove 63 and extending from the holder body 6A to the outside can be widened. In particular, the front opening 63b extends from the front end face 62 of the holder body 6A to the opposite side faces 64a, 64b of the holder body 6A, that is, from both ends of the front end face 62 to the rear end face 61. It is formed in a greatly expanded shape so as to open over one of the pair of side surfaces 64a, 64b (here, the side surface of the reference numeral 64b), and extends from the front opening 63b, for example, as shown in FIG. The output optical fiber 91 is bent and inverted so as to be along the inner surface (curved surface) of the opening 63b extending from the optical fiber wiring groove 63 to the side surface 64b, so that one of the optical fiber holders 6 is bent. Wiring can be performed along the side surface 64b. The inner surface of the front-side opening 63b extending from the side surface 64b to the optical fiber wiring groove 63 (pointing to a portion without the front-side opening 63b) is formed into a curved surface. Even when the extended optical fiber 91 is bent and inverted so as to be along the one side surface 64b of the optical fiber holder 6, the optical fiber 91 is of a degree that does not adversely affect the optical characteristics. Bending radius can be secured.
[0034]
As shown in FIG. 7, on the back side of the optical fiber holder 6, a hook portion 67 engaged with the holder engaging portion 53 of the mounting frame 5 and a perforated plate 54 of the mounting frame 5 are provided. And an engagement projection 68 engaged with the projection. The hooking portion 67 and the engaging projection 68 are opposed to each other at both ends in the longitudinal direction (left and right in FIG. 7) of the back side end surface 61 of the holder body 6A (that is, in the back side end surface 61, the hooking portion 67 has side surfaces 64a). And the engaging protrusion 68 is disposed on the side of the side surface 64b). When the optical fiber holder 6 is stored in the mounting frame 5 as shown in FIG. Alternatively, as shown in FIG. 13 and the like, of the optical fiber holder 6, parts required for the engagement of the hook 67 with the holder engagement part 53 and the engagement projection 68 with the perforated plate 54 are excluded. In a state where most of the optical fiber holder 6 is stored in the mounting frame 5, which is referred to as “storage”, the optical fiber holder 6 is disposed to be opposed to the left and right sides of the mounting frame 5.
The hook portion 67 and the engaging protrusion 68 engage with the mounting frame 51 when the optical fiber holder 6 is inserted into the opening 51 of the mounting frame 5 (specifically, the holder engaging portion 53). Or, it engages with the perforated plate 54) and functions as a stopper engaging portion for restricting the movement of the optical fiber holder 6 to the rear side of the mounting frame 5.
[0035]
As shown in FIGS. 3 and 13, on the front side of the optical fiber holder 6, a wiring element 7 can be connected and united. This wiring element 7 is a movable element rotatably pivotally attached to the element main body 7A by an element main body 7A formed of a synthetic resin such as plastic in a thin plate shape and a rotation shaft 71 provided on the element main body 7A. And an arm 72.
The movable arm 72 is arranged on the front side of the frame with respect to the element body 7A when the wiring element 7 is stored in the mounting frame 5 (the state shown in FIG. 1B). As shown in FIG. 3, the mounting frame 5 is rotated about an axis in a direction substantially orthogonal to the front-rear direction of the mounting frame 5 about the rotation shaft 71 (in this embodiment, about an axis in the vertical direction). 5 can be changed.
[0036]
The movable arm 72 is provided with an optical fiber holding portion 73 that holds an optical fiber 91 extending from the optical fiber holding body 6 combined with the wiring element 7 to the front end face 62 side.
The optical fiber holding portion 73 includes an optical fiber housing groove 74 formed in the movable arm 72 and a holding piece 75 for holding the optical fiber 91 housed in the optical fiber housing groove 74 so as not to protrude from the optical fiber housing groove 74. And is configured. The optical fiber accommodating groove 74 is formed to penetrate the movable arm 72, and can accommodate a large number of optical fibers 91. The holding piece 75 is a small piece arranged so as to cover the optical fiber housing groove 74. The holding piece 75 is pushed up from the optical fiber housing groove 74, and the optical fiber It is possible to perform operations such as accommodating and taking out the optical fiber 91 into and from the fiber accommodating groove 74.
[0037]
The wiring element 7 holds the optical fiber 91 pulled out from the optical fiber holder 6 to the front side of the frame on the optical fiber holding portion 73 of the movable arm 72, and furthermore, the movable arm 72 centered on the rotation shaft 71. , The selection, switching, change, and the like of the wiring direction (in other words, the drawing direction from the mounting frame to the rack front side) of the portion of the optical fiber 91 pulled out from the mounting frame 5 to the front side of the frame can be easily performed. Performs functions that allow you to do so.
It should be noted that the wiring element 7 may have any configuration that allows easy selection, switching, and change of the wiring direction of the optical fiber pulled out from the mounting frame 5 to the front side of the frame. In addition to the structure including a member for changing and setting the wiring direction of the optical fiber by rotating while holding the optical fiber on the front side of the frame, for example, an arm protruding toward the front side of the frame (see FIG. Various configurations such as those having a structure in which the wiring direction of the optical fiber can be set by selecting the optical fiber holding portions provided at a plurality of positions (not shown) and holding the optical fiber can be adopted.
[0038]
The optical fiber holder 6 is inserted into the opening 51 from the back side of the mounting frame 5 to mount an engaging portion (a hook portion 67 and an engaging protrusion 68 described later) provided on the holder body 6A. By engaging with the frame 5, it can be stored and installed at a predetermined position in the mounting frame 5. Further, since the optical fiber holder 6 can pass through the opening 51 of the mounting frame 5 while holding the optical fiber 91, the optical fiber holder 6 can be inserted into the opening 51 from the back side of the mounting frame 5 while holding the optical fiber 91. The optical fiber 91 can be used to be inserted into the opening 51 of the mounting frame 5 by being inserted and taken out from the front side of the mounting frame 5.
[0039]
To insert the optical fiber 91 into the opening 51 of the mounting frame 5 using the optical fiber holder 6, first, the optical fiber wiring groove 63 of the optical fiber holder 6 (see FIGS. 6A and 7). 9), the optical fiber 91 is accommodated in the optical fiber 91, and the optical fiber 91 is pressed down using the clamp 65, and the optical fiber holder 6 is attached in the middle of the optical fiber 91 (see FIG. 8). As shown in FIG. The body 6 is inserted into the opening 51 from the back side of the mounting frame 5.
At this time, the optical fiber holder 6 is inserted into the opening 51 with the cover 6C superimposed on the upper surface 6B of the holder body 6A. The cover 6C superimposed on the upper surface 6B of the holder main body 6A covers almost the entire upper surface 6B of the holder main body, and the optical fiber holder 6 can be inserted into the opening 51, or the opening 51 can be closed. In the operation of passing the optical fiber 91, the optical fiber 91 has a function of preventing the optical fiber 91 from being caught by an obstacle (for example, an existing optical fiber holder) in the opening 51. The cover 6C has a smooth surface on the side that forms the outer surface of the optical fiber holder 6 when the cover 6C is superimposed on the upper surface 6B of the holder main body. In the work of inserting and passing through the portion 51, it is possible to prevent the obstacle from being caught in the opening, thereby contributing to an improvement in workability.
[0040]
In FIG. 6, the cover 6C has a clamp receiving hole 6C1 for receiving a portion of the clamp 65 projecting above the upper surface 6B of the holder body when the cover 6C is superimposed on the upper surface 6B of the holder body. Although it is opened, as means for avoiding interference with the protruding portion (the above-described clamp 65 or the like) on the upper surface 6B of the holder main body, for example, a surface of the cover 6C which is overlapped with the holder main body 6A is provided. It goes without saying that unevenness on the cover 6C can be reduced by adopting the formed groove and omitting the formation of the opening such as the clamp receiving hole 6C1.
[0041]
Since the distance L from the rear end face 61 to the front end face 62 of the optical fiber holder 6 is shorter than the distance W between the projecting portion 53 of the mounting frame 5 and the perforated plate 54, the optical fiber holder 6 has The side end face 61 and the front side end face 62 are arranged so as to face each other on the left and right sides of the mounting frame 5 (that is, one of the two side faces 64a and 64b of the holder body 6A (in FIG. ) Is the front side in the insertion direction and the other is the rear side in the insertion direction), that is, the rear end face 61 faces the storage groove 57 of the left or right side wall portion of the mounting frame 5, and the rear end face in the mounting frame 5. The mounting frame 5 is placed in a position in which the front end surface 62 faces the storage groove 57 that faces the storage groove 57 facing the opening 61 through the opening 51 (hereinafter, this position is also referred to as the “insertion position”). It can be inserted into the opening 51 Ri, further making it possible to take out to the front side by passing through a mounting frame 5 from the mounting frame 5 through the opening 51.
[0042]
When there are few obstacles in the mounting frame 5 such as the existing optical fiber holding unit 10 in the mounting frame 5 and a sufficient working space for inserting the optical fiber holder 6 in the opening 51 can be secured. In this case, it is not necessary to perform the insertion work according to the above-described insertion posture.
However, when the optical fiber holder 6 is inserted into the opening 51 and passed through the mounting frame 5 by the above-described insertion posture, the rear and front end faces 61 and 62 of the optical fiber holder 6 face each other. It is sufficient that the optical fiber holder 6 can pass from the back side to the front side of the mounting frame 5 through the region of the pair of storage grooves 57. For example, the existing optical fiber holding unit 10 in the mounting frame 5 can be used. There is an advantage that the work of inserting and passing the optical fiber holder 6 into the mounting frame 5 can be performed even when the work space for inserting and passing the optical fiber holder 6 is very narrow due to the existence of the optical fiber holder 6. In this case, as described above, by forming a smooth surface on the optical fiber holder 6 with the cover 6C covering the upper surface 6B of the holder main body of the optical fiber holder 6, the optical fiber with respect to the mounting frame 5 can be formed. It goes without saying that the workability of inserting and passing the holding body 6 can be improved, and the optical fiber 91 held by the optical fiber holding body 6 can be protected (such as being prevented from being damaged due to bending or the like during the work).
[0043]
Further, the optical fiber holder 6 that has been engaged with the mounting frame 5 and mounted (accommodated) is kept closed with the cover 6C, so that another optical fiber holder with respect to the opening 51 of the mounting frame 5 is opened. 6 does not interfere with the insertion work. For example, when the work of inserting and storing the optical fiber holder 6 into the mounting frame 5 is sequentially performed from the lower stage of the mounting frame 5 to the upper stage, the existing optical fiber holder 6 inserted into the opening 51 is installed. Can be prevented as much as possible from being caught by the optical fiber holder 6, and workability can be improved.
[0044]
When the optical fiber holder 6 is inserted into the opening 51 or passed through the mounting frame 5 according to the above-described insertion posture, the optical fiber holder 6 is pulled out from both ends of the optical fiber wiring groove 63 of the optical fiber 91 as shown in FIG. The bent portion is bent using the openings 63a and 63b having the shape obtained by expanding the optical fiber wiring groove 63, so that the optical characteristics can be maintained even while the insertion or passage of the optical fiber holder 6 into the opening 51 is being performed. Can be easily achieved so as not to affect the bending radius (for example, a bending radius having a lower limit of 30 mm). In particular, the optical fiber 91 extended from the opening 63b on the front side is bent and inverted so as to be along the inner surface (curved surface) of the opening 63b extending from the optical fiber wiring groove 63 to the side surface 64b. The optical fiber holder 6 can be routed along the one side surface 64b of the optical fiber holder 6, and can be pulled out from the side surface 64b of the holder main body 6A. Even when the optical fiber holder 6 is inserted or passed in the above-described insertion posture, the interference between the side wall of the mounting frame 5 (the side wall 52b in FIG. 9) and the optical fiber 91 can be reliably avoided. . Further, it becomes easy to insert or pass the optical fiber holder 6 into the opening 51 in the insertion posture while the optical connector 92 at the tip of the optical fiber 91 is arranged near the optical fiber holder 6.
[0045]
As shown in FIG. 10, if the optical fiber holder 6 passed through the opening 51 of the mounting frame 5 is taken out from the mounting frame 5 to the front side, the optical fiber holder 6 is inserted into the opening 51 and the opening is opened. Since the optical fiber 91 drawn into the portion 51 is inserted into the opening 51 so as to be drawn from the rear side of the mounting frame 5 to the front side, the optical fiber 91 on the rear side of the mounting frame 5 is inserted. The operation of pulling out to the front side of the mounting frame 5 can be performed very easily. If the optical fiber 91 is pulled out to the front side of the mounting frame 5, wiring of the optical fiber 91 on the front side of the frame becomes possible.
[0046]
As shown in FIG. 13, when the hook 67 and the engaging projection 68 of the optical fiber holder 6 are engaged with the mounting frame 5, further movement of the optical fiber holder 6 to the rear side of the mounting frame 5 is performed. Is regulated. The hook portion 67 and the engagement protrusion 68 function as stopper engagement portions that restrict the movement of the optical fiber holder 6 to the rear side of the mounting frame 5.
Specifically, the engagement of the hook portion 67 and the engagement protrusion 68 with the mounting frame 5 includes the engagement of the hook portion 67 with the holder engaging portion 53 of the mounting frame 5 and the opening of the mounting frame 5. The engagement of the engagement projection 68 with the plate 54. Here, a procedure for engaging the hook portion 67 and the engagement protrusion 68 with the mounting frame 5 and a specific structure example of the hook portion 67 and the engagement protrusion 68 will be described.
[0047]
As shown in FIG. 7 and the like, the hook portion 67 is a portion where a concave groove 67a cut from the side surface 64a is formed in the holder body 6A. In order to engage the hook portion 67 with the holder engaging portion 53, the optical fiber holder 6 moved to the back side of the mounting frame 5 is pushed toward the holder engaging portion 53, and The holder engaging portion 53 may be inserted into the groove 67a of the groove 67.
However, since the engaging projection 68 of the optical fiber holder 6 illustrated in this embodiment has a structure in which it is engaged with the perforated plate 54 from the rear side, the engaging member 68 of the hooking part 67 is engaged. The engagement with the mating portion 53 is performed in a state where the engaging protrusion 68 is located on the back side of the perforated plate 54, and light is focused on the engaging portion between the hooking portion 67 and the holder engaging portion 53. By rotating the fiber holder 6, the engaging projection 68 is pushed into the perforated plate 54 for engagement.
[0048]
The concave groove 67a of the hooking portion 67 has a narrow portion near the opening 67b that opens on the side surface of the holder main body 6A, which sandwiches the holder engaging portion 53 inserted into the concave groove 67a from both sides. The portion located on the back side of the opening 67b with respect to the side surface of the holding body 6A is an expanded portion 67c having a shape expanded from the opening 67b, and the optical fiber holding body 6 is formed into a concave groove 67a. While holding the holder engaging portion 53, the optical fiber holder 6 is moved to the vicinity of the opening 67b (specifically, the portion of the holder engaging portion 53 which is housed in the opening 67b of the concave groove 67a). ), The tip of the holder engaging portion 53 (the tip of the protrusion into the mounting frame opening 51) inserted into the extension 67c of the concave groove 67a does not become an obstacle.
When the engaging work such as pushing the engaging projection 68 into the perforated plate 54 is performed after the hook portion 67 is inserted into the holding member engaging portion 53, the optical fiber holding member 6 is attached to the holding member 67. With the hooking portion 67 inserted into the engaging portion 53 and the engaged state maintained, the displacement can be made to rotate about the opening 67b of the concave groove 67a. In addition, since the optical fiber holder 6 rotates while holding the holder engaging portion 53 in the opening 67b, rattling of the optical fiber holder 6 during the rotation operation is suppressed, and furthermore, the perforated plate is opened. Even when the engagement operation of the engagement projection 68 with the engagement member 54 is completed, rattling of the mounting frame 5 (specifically, the holder engagement portion 53) of the optical fiber holder 6 is prevented, and a stable engagement is achieved. Can maintain the matching state.
However, the specific structure of the hooking portion may be at least one that can restrict the movement of the optical fiber holder 6 to the rear side of the mounting frame 5 by engagement with the mounting frame 5, and more preferably. The structure is such that the optical fiber holder 6 can be stably supported on the mounting frame 5 without rattling, and does not necessarily need to be a structure that can rotate and support the optical fiber holder 6 with respect to the mounting frame 5 as described above. , Can be changed as appropriate in accordance with the structure of the engagement protrusions and the like.
[0049]
14 (a) and 14 (b) are enlarged views of the vicinity of the engagement projection 68 (portion surrounded by a dashed line in FIG. 13). FIG. 14 (a) is a plan view and FIG. 14 (b). Is a rear view.
The engaging projection 68 is a projection protruding from the holder main body 6A of the optical fiber holder 6, and protrudes from the rear end of the holder main body 6A to the side surface 64b of the holder main body 6A. Is formed. The engagement protrusion 68 includes a base end 68a, which is a protrusion wall protruding from the holder body 6A, and an arm 68b protruding from the side surface of the base end 68a toward the hook 67. An elastic claw 68d extending from the distal end portion 68c of the arm portion 68b from the base end portion 68a toward the front side of the optical fiber holder 6, and a distal end portion 68c of the arm portion 68b projecting from the base end portion 68a. And a lever 68e extending in a direction opposite to the elastic claw 68d, and a positioning projection 68f protruding from the base end 68a toward the front side of the optical fiber holder 6.
When the engaging projection 68 is pushed into the holed plate 54 from the rear side, the positioning projection 68f is inserted into the hole 54a of the holed plate 54, and the mounting frame opening of the holed plate 54 is opened. The elastic claws 68d are engaged with the protruding distal ends of the portions 51, so that the optical fiber holder 6 can be stably supported with respect to the mounting frame 5 so as not to move.
In this embodiment, the engagement protrusion 68 is pushed into and engaged with the perforated plate 54 in a state where the hook 67 is engaged with the holder engagement portion 53.
[0050]
Specifically, the engagement of the elastic claw 68d with the perforated plate 54 is achieved by a front projection 68g protruding from a protruding tip of the elastic claw 68d from the arm protruding tip 68c. This allows the front end of the perforated plate 54 (the front end protruding toward the mounting frame opening 51) to be sandwiched between the arm 68b and the front projection 68g. The optical fiber holder 6 is stably supported by 5 (specifically, the perforated plate 54) so as not to rattle.
An elastic claw engaging portion 54b protruding toward the front side of the mounting frame 5 is formed at the tip of the perforated plate 54, and the elastic claw 68d is, specifically, The front protrusion 68g is engaged from the front side, and the elastic claw engaging portion 54b is sandwiched between the front protrusion 68g and the arm portion 68b. Further, since the elastic claw 68d sandwiches the perforated plate 54 between the elastic claw 68d and the positioning protrusion 68f inserted into the hole 54a of the perforated plate 54, the mounting frame 5 (specifically, the hole Stable support of the optical fiber holder 6 with respect to the opening plate 54) can be realized.
[0051]
The lever portion 68e is arranged so as to protrude rearward from the engagement protrusion 68 when the engagement protrusion 68 is engaged with the perforated plate 54. By operating the lever 68e from the side, the engagement of the engagement projection 68 with the perforated plate 54 can be released. The elastic claw 68d and the lever portion 68e form a single continuous elongated movable piece 68h. By moving the movable piece 68h by operating the lever portion 68e, the engagement of the elastic claw 68d with the perforated plate 54 is achieved. The engagement can be released, and the engaging projection 68 can be disengaged from the perforated plate 54 to the rear side of the perforated plate 54.
Specifically, in FIG. 14A, when the lever 68e is operated to move in the direction of arrow M, the movable piece 68h supported by the protruding tip 68c of the arm 68b causes the movable piece 68h of the arm 68b to move. By rotating around the protruding tip 68c, the elastic claw 68d is displaced in a direction opposite to that of the arm 68b, whereby the elastic claw 68d is separated from the perforated plate 54, and The engagement of the elastic claws 68d is released.
[0052]
The engagement of the hook 67 with the holder engaging portion 53 of the mounting frame 5 is performed in a state where the vicinity of the side surface 64a of the holder main body 6A is positioned and inserted into the storage groove 57 of the mounting frame 5, and thereafter, The engagement of the engaging projections 68 with the perforated plate 54 of the mounting frame 5 is performed in a state where the vicinity of the side surface 64b of the holder body 6A is inserted into the storage groove 57 of the mounting frame 5. When the engagement of the hook portion 67 with the holder engaging portion 53 of the frame 5 and the engagement of the engaging projection 68 with the perforated plate 54 of the mounting frame 5 are completed, the optical fiber holder 6 is opened. The state is supported by the pair of storage grooves 57 opposed to each other via the portion 51.
[0053]
When the storage and engagement of the optical fiber holder 6 with respect to the mounting frame 5 are completed, the wiring element 7 is inserted into the opening 51 from the front side of the mounting frame 5 to be combined with the optical fiber holder 6. The uniting engaging portion 76 (engaging claw) formed at the rear end of the element body 7A of the wiring element 7 is opposed to the uniting engaging portion 69 (engaging protrusion) of the optical fiber holder 6. The optical fiber holding unit 10 in which the wiring element 7 and the optical fiber holder 6 are united by the engagement of the uniting engagement portions 69 and 76 with each other. Is assembled. Further, the optical fiber 91 pulled out from the optical fiber wiring groove 63 of the optical fiber holding body 6 to the front end face 62 is held in the optical fiber holding portion 73 of the wiring element 7 so as to be inserted into the mounting frame 5. The direction in which the optical fiber 91 is pulled out from the mounting frame 5 can be easily set.
[0054]
In the configuration illustrated in FIG. 3, FIG. 13, and the like, the uniting engagement portion 76 on the wiring element 7 side is formed on a uniting projection 77 that is fixed and attached to the rear side of the wiring element 7. In the wiring element 7, the uniting projection 77 is formed by a slit-shaped element insertion groove 69a formed in the holder main body 6A of the optical fiber holder 6 (see FIGS. 6A and 6B). ), Through the opening of the element insertion groove 69a in the front end face 62 of the holder body 6A, the engagement portions 69 and 76 can be engaged with each other, and further, the projection portion for integration Since the 77 is stably held in the element insertion groove 69a so as not to shake, the wiring element 7 is firmly attached to the optical fiber holder 6 so as not to shake.
In FIG. 13, the engagement claws 7A1 and the fixing screws 7A2 are fixing members for fixing the uniting projection 77 to the element body 7A. In FIG. 3, FIG. 13, etc., the uniting projection 76 is a separate attachment fixed to the element main body 7 </ b> A of the wiring element 7. It may be formed integrally with 7A.
[0055]
According to the present invention, the optical fiber 91 introduced to the rear side of the optical frame 100 is wired so as to pass through the mounting frame 5 from the rear side to the front side of the mounting frame 5, and connector connection and relaying are performed. Optical fiber 91 drawn out from the mounting frame 5 to the front side without using an optical fiber for connection, is wired in a desired direction. Therefore, compared with a conventional structure via an optical fiber for connector connection and relay, It is easy to reduce the number of components related to the wiring of the optical fiber and to reduce the cost. In addition, there is an advantage that light loss due to connection can be suppressed by reducing the number of connection points. Even if there are many optical fibers 91 inserted into the mounting frame 5 and pulled out to the front side of the mounting frame 5, each optical fiber 91 is held by the optical fiber holding unit 10, so that the front side of the mounting frame 5 In this case, the optical fiber 91 is neatly arranged and wired, and it goes without saying that there is an advantage that operations such as changing the drawing direction from the mounting frame 5 and changing the wiring position can be easily performed.
[0056]
The work of drawing the optical fiber 91 through the mounting frame 5 can be efficiently performed by inserting or passing the optical fiber holder 6 attached to the optical fiber 91 into or through the mounting frame 5. The optical fiber 91 passed through the frame 5 is held by the optical fiber holding body 6 housed in engagement with the mounting frame 5 (the optical fiber 91 is housed so as to fit into the focusing ring housing recess 63 c of the optical fiber wiring groove 63. (The function of holding the optical fiber 91 by the focusing ring 94 and / or the function of retaining the optical fiber 91 by the bent portion 63d). There is also an advantage that the drawer length to the front or rear side of the mounting frame can be stably maintained.
[0057]
The optical fiber holding unit 10 obtained by combining the optical fiber holding body 6 and the wiring element 7 releases the engagement of the engaging projection 68 of the optical fiber holding body 6 and the hook 67 with the mounting frame 5. By doing so, the optical fiber holder 6 and the wiring element 7 can be pulled out to the rear side of the mounting frame 5 while maintaining the combined state. In this embodiment, the engagement of the engaging projection 68 with the aperture plate 54 of the mounting frame 5 is released by operating the lever 68 e, and the optical fiber holding unit 10 is moved to the holding body engaging portion 53 of the mounting frame 5. The optical fiber holding unit 6 is rotated by pulling it toward the rear side of the mounting frame 5 by rotation about the opening 67b of the concave groove 67a of the hooking portion 67 of the engaged optical fiber holding body 6 so as to be pulled out. 10 can be pulled out from the mounting frame 5. The fixing position of the uniting projection 77 of the wiring element 7 with respect to the optical fiber holder 6 is determined by the side surface 64b of the holder main body 6A of the optical fiber holder 6 (that is, the side surface on the side where the engaging projection 68 protrudes). ), The wiring element 7 fixed to the optical fiber holder 6 is provided with a concave groove 67 a of the hooking portion 67 of the optical fiber holder 6 engaged with the holder engaging portion 53 of the mounting frame 5. The rotation around the opening 67b is not hindered. The stopper engaging portion of the optical fiber holder 6 with respect to the mounting frame 5 can be detached by pulling out to the rear side of the mounting frame 5 when the engagement with the mounting frame 5 is released (for example, the aforementioned engaging member). When only the collision portion 68) is employed, the operation of detaching (extracting) the optical fiber holding unit 10 from the mounting frame 5 can be further simplified.
[0058]
The specific structure, shape, and the like of the optical fiber holder, the wiring element, the mounting frame, and the like are not limited to those described in the above-described embodiment, and can be appropriately changed.
The termination part of the optical frame is not limited to the configuration that realizes the connection between the optical fibers by the optical connector adapter (connection part) of the optical module, as long as the connection part between the optical fibers is installed. For example, various configurations such as a structure for accommodating a fusion spliced portion or the like adopted as a connecting portion between optical fibers can be adopted.
The optical wiring unit to which the optical fiber holder is applied is not limited to the above-described mounting frame and the optical frame in which the mounting frame is incorporated, but a mounting frame into which the optical fiber holder can be inserted and housed. It can be applied to optical wiring units of various configurations having
Further, the optical fiber holder according to the present invention is not limited to the one housed and mounted in the optical wiring unit. For example, it can be used for drawing an optical fiber into a narrow place such as a pipe or inside a wall of a building, supporting an optical fiber, and the like, and the configuration for supporting the optical fiber holder is not particularly limited.
[0059]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, the optical fiber can be easily held in the optical fiber holder simply by holding the optical fiber in the optical fiber wiring groove of the holder body and fixing it with a clamp. Thus, the optical fiber holder can function as a member (retaining member) for retaining the optical fiber or a member (retracting member) for the operation of retracting the optical fiber. For example, by inserting or passing the optical fiber holder into or out of the mounting frame for housing and mounting the optical fiber holder, wiring is performed so that the optical fibers are drawn from the back side to the front side of the mounting frame through the mounting frame. The work can be easily performed, and the optical fiber holder can effectively function as a drawing member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an example of a frame for light according to the present invention, in which (a) is a front view, and (b) is a view taken along the line XX in (a).
FIG. 2 is a schematic view showing an example of a frame for light according to the present invention, wherein FIG. 2 (a) is a rear view and FIG. 2 (b) is a view taken along the line YY in FIG. 2 (a).
FIG. 3 is a schematic diagram showing an example of an optical fiber holder and a thin plate-like wiring element accommodated in a mounting frame.
FIG. 4 is a rear view showing an example of a mounting frame.
FIG. 5 is a sectional view taken along line AA ′ in FIG.
6A and 6B are diagrams showing a structure of the optical fiber holder, wherein FIG. 6A is a plan view showing a state where a cover of the optical fiber holder is opened, and FIG. 6B is a side view.
7A and 7B are diagrams illustrating an example of a holder main body 6 of the optical fiber holder, wherein FIG. 7A is a plan view, and FIG. 7B is a cross-sectional view taken along line BB ′ in FIG.
FIG. 8 is a plan view showing a state where an optical fiber holder is attached to an optical fiber and a cover is closed.
FIG. 9 is a plan sectional view showing a state in which an optical fiber holder is attached to an optical fiber on the back side of a mounting frame.
FIG. 10 is a plan sectional view showing a state in which the optical fiber holder of FIG. 9 is inserted into and passed through the opening of the mounting frame, and is taken out to the front side of the mounting frame.
11 is a plan sectional view showing a state in which the optical fiber holder of FIG. 10 is inserted into an opening of the mounting frame from the front side of the mounting frame.
FIG. 12 is a cross-sectional plan view showing a state in which a hook portion of the optical fiber holder is engaged with a holder engaging portion of the mounting frame.
FIG. 13 is a plan sectional view showing a state in which a hooking portion and an engaging projection of the optical fiber holder are engaged with a mounting frame.
14A is an enlarged view of a portion surrounded by a dashed line in FIG. 13, and FIG. 14B is a diagram viewed from the back side thereof.
FIG. 15 is a wiring diagram illustrating an example of a frame for light of the present invention.
16A and 16B are schematic diagrams showing an example of a conventional light frame, wherein FIG. 16A is a front view, and FIG. 16B is a view taken along the line XX in FIG.
FIG. 17 is a wiring diagram showing an example of a conventional light frame.
[Explanation of symbols]
Reference numeral 5: mounting frame, optical wiring unit, 6A: holder main body, 6B: holder upper surface, 91: optical fiber, 6: optical fiber holder, 6C: cover, 63: optical fiber wiring groove, 63c: focusing ring housing Recess, 63d Bent, 64 Focusing ring, 65, 65 'Clamp, 91 Optical fiber, 100 Optical wiring unit (optical frame)

Claims (4)

プレート状の保持体本体（６Ａ）の上面（６Ｂ）に、光ファイバ（９１）を収容する光ファイバ配線溝（６３）が前記保持体本体を貫通して延在形成されており、
前記光ファイバ配線溝には、該光ファイバ配線溝に収容される光ファイバを複数集束、保持する集束リング（９４）が嵌め込むようにして収容される集束リング収容凹所（６３ｃ）が形成されており、
前記集束リングとともに光ファイバ配線溝に収容された光ファイバが、前記保持体本体に取り付けられるクランプ（６５、６５’）によって、前記光ファイバ配線溝内に押さえ込まれ、さらに、前記集束リング収容凹所に収容された前記集束リングが前記集束リング収容凹所内に保持されることによって、前記光ファイバ配線溝の延在方向に沿った方向への前記光ファイバの移動が規制されるようになっていること特徴とする光ファイバ保持体（６）。On the upper surface (6B) of the plate-shaped holding body (6A), an optical fiber wiring groove (63) for housing the optical fiber (91) is formed to extend through the holding body.
A focusing ring receiving recess (63c) is formed in the optical fiber wiring groove so that a focusing ring (94) for focusing and holding a plurality of optical fibers accommodated in the optical fiber wiring groove is accommodated therein. ,
The optical fiber housed in the optical fiber wiring groove together with the focusing ring is pressed into the optical fiber wiring groove by clamps (65, 65 ') attached to the holder body, and further, the focusing ring housing recess is provided. The movement of the optical fiber in a direction along the extending direction of the optical fiber wiring groove is regulated by holding the focusing ring housed in the focusing ring housing recess. An optical fiber holder (6). プレート状の保持体本体（６Ａ）の上面（６Ｂ）に、光ファイバ（９１）を収容する光ファイバ配線溝（６３）が前記保持体本体を貫通して延在形成されており、
前記光ファイバ配線溝の延在方向の少なくとも一箇所には、該光ファイバ配線溝が曲がって形成された曲がり部（６３ｄ）が存在しており、
光ファイバ配線溝に収容された光ファイバが、前記保持体本体に取り付けられるクランプ（６５、６５’）によって、前記光ファイバ配線溝内に押さえ込まれるようになっていることを特徴とする光ファイバ保持体。On the upper surface (6B) of the plate-shaped holding body (6A), an optical fiber wiring groove (63) for housing the optical fiber (91) is formed to extend through the holding body.
A bent portion (63d) formed by bending the optical fiber wiring groove exists at at least one position in the extending direction of the optical fiber wiring groove,
An optical fiber holding device, wherein an optical fiber accommodated in an optical fiber wiring groove is pressed into the optical fiber wiring groove by clamps (65, 65 ') attached to the holder body. body. 前記保持体本体上面上を覆う着脱可能のカバー（６Ｃ）を有することを特徴とする請求項１又は２記載の光ファイバ保持体。The optical fiber holder according to claim 1 or 2, further comprising a removable cover (6C) that covers an upper surface of the holder main body. 請求項１〜３のいずれかに記載の光ファイバ保持体（６）が挿入して収容される搭載枠（５）を有し、この搭載枠に収容された前記光ファイバ保持体によって、前記搭載枠に引き通された光ファイバ（９１）が保持されるようになっていることを特徴とする光配線ユニット（５，１００）。A mounting frame (5) in which the optical fiber holder (6) according to any one of claims 1 to 3 is inserted and accommodated, and the mounting is performed by the optical fiber holder accommodated in the mounting frame. An optical wiring unit (5, 100), wherein an optical fiber (91) drawn through a frame is held.
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