JP2004308969A - 冷媒サイクル装置 - Google Patents

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Yoshiaki Kurosawa
美暁 黒澤
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Abstract

【課題】コンプレッサからガスクーラ至る冷媒配管の断熱コストの削減を図ることができる冷媒サイクル装置を提供をする。
【解決手段】ロータリコンプレッサ2、ガスクーラ10、膨張弁4、蒸発器5などから冷媒サイクル装置1の冷媒サイクルを構成する。ロータリコンプレッサ2から吐出されてガスクーラ10に流入する冷媒を、当該ガスクーラ10を経た冷媒の少なくとも一部と熱交換させる。ロータリコンプレッサ2からガスクーラ10に至る冷媒配管2Aを二重管構造とする。ロータリコンプレッサ2からガスクーラ10に向かう冷媒を二重管の内側通路30Aに流し、ガスクーラ10を経た冷媒の少なくとも一部を二重管の外側通路31Aに流す。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンプレッサ、ガスクーラ、減圧装置、蒸発器などから冷媒サイクルが構成された冷媒サイクル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年地球環境問題に対応するためにヒートポンプなどに冷媒回路の冷媒として二酸化炭素(CO)が用いられてきている(特許文献1参照)。係るヒートポンプのコンプレッサ、例えば内部中間圧型多段(二段)圧縮式のロータリコンプレッサは、回転圧縮機構部を構成する第1の回転圧縮要素の冷媒吸入管から吸い込んだ冷媒ガスを第1の回転圧縮要素で圧縮し、この圧縮した冷媒を一旦密閉容器内に吐出する。そして、この密閉容器内の中間圧の冷媒ガスを第2の回転圧縮要素に吸い込んで圧縮して高温高圧の冷媒ガスとなりロータリコンプレッサの冷媒吐出管より外部に吐出される。
【0003】
冷媒吐出管より外部に吐出された高温高圧の冷媒ガスは、冷媒回路のガスクーラに流入し、そこで放熱して加熱作用を発揮した後、膨張弁で減圧されて蒸発器に流入する。蒸発器に流入した冷媒はそこで蒸発した後、ロータリコンプレッサの第1の回転圧縮要素に吸入される冷媒サイクルを繰り返す。
【0004】
一方、冷媒回路の冷媒にCOを使用すると、CO冷媒は超臨界で作動するため、ロータリコンプレッサの吐出ガスは約+130℃を越える高温になる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−263861号公報(第2頁、第4頁参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようにロータリコンプレッサの吐出ガスが高温になると、冷媒吐出管が高温となるため、冷媒吐出管及びガスクーラに至る冷媒配管近傍に樹脂材料などを使用すると熱で変形してしまう問題が生じる。そこで、ロータリコンプレッサからガスクーラに至る配管を断熱しなければならず、コストの高騰を引き起こしていた。
【0007】
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、コンプレッサからガスクーラ至る冷媒配管の断熱コストの削減を図ることができる冷媒サイクル装置を提供をすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、コンプレッサ、ガスクーラ、減圧装置、蒸発器などから冷媒サイクルが構成された冷媒サイクル装置において、コンプレッサから吐出されてガスクーラに流入する冷媒を、当該ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部と熱交換させるようにしたので、請求項4の如く吐出冷媒温度が高温となるCOを冷媒として使用する場合にも、コンプレッサからガスクーラに至る冷媒配管の温度を下げることができるようになり、断熱措置を簡素化してコストの削減を図り、材料の自由度も向上する。
【0009】
請求項2の発明では上記において、コンプレッサからガスクーラに至る冷媒配管を二重管構造とし、コンプレッサからガスクーラに向かう冷媒を二重管の内側通路に流し、ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部を二重管の外側通路に流すようにしているので、二重管表面の温度を効果的に低下させることができるようになる。また、配管の簡素化により設置スペースの削減も図ることができる。
【0010】
請求項3の発明では上記において、ガスクーラを複数のマイクロチューブと流入側及び流出側のヘッダーにて構成すると共に、流入側のヘッダーをマイクロチューブと連通する内側領域と流出側のヘッダーと連通する外側領域とから成る二重構造とし、内側領域を二重管の内側通路に連通させ、外側領域を二重管の外側通路に連通させたので、ガスクーラ内に当該ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部を二重管の外側通路に流す経路を構成できる。また、流入側のヘッダーにおいても内外領域を通過する冷媒の熱交換を行わせることができるので、更なる小型化に加えてガスクーラ自体の熱交換性能の改善も図ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の冷媒サイクル装置1の実施例としての冷媒回路図である。この図において、1はヒートポンプに使用される冷媒サイクル装置、2は冷媒サイクル装置1を構成する2段圧縮式のロータリコンプレッサである。この冷媒回路には冷媒としてCO(二酸化炭素)が用いられ、高圧側は超臨界圧力で作動する。
【0012】
ロータリコンプレッサ2は、密閉容器51内に図示しない電動要素と、この電動要素にて駆動される第1及び第2の回転圧縮要素52、53を備えて構成されている。そして、冷媒吸入管2Bから吸い込んだ冷媒ガス(CO)を第1の回転圧縮要素52で圧縮し、この圧縮した冷媒を一旦密閉容器51内に吐出する。そして、この密閉容器51内の中間圧の冷媒ガスを第2の回転圧縮要素53に吸い込んで圧縮し、後述する冷媒吐出管2Aに吐出するものである。
【0013】
この冷媒吐出管2Aは二重管構造とされており、その一端がロータリコンプレッサ2の吐出口に接続され、冷媒吐出管2Aの他端は熱交換器としてのガスクーラ10に接続される。このガスクーラ10の出口側に設けられた配管4Aには膨張弁(減圧装置)4を介して蒸発器5が接続される。この蒸発器5の出口側は、アキュムレータ6を介してロータリコンプレッサ2の冷媒吸入管2Bに接続され、これにより、環状の冷媒回路が構成されている。尚、54はガスクーラ10を出た冷媒と蒸発器5を出た冷媒とを熱交換させる内部熱交換器である。
【0014】
そして、ロータリコンプレッサ2の第1及び第2の回転圧縮要素52、53で前述の如く二段圧縮された高温高圧のガス冷媒(CO)は、ガスクーラ10において図示しない送風機にて通風される空気と熱交換し、放熱する。この状態では冷媒は依然凝縮せず、中間熱交換器54で更に冷却され、膨張弁4に流入して絞られる過程で液化していく。そして、蒸発器5に流入し、そこで蒸発して外気から吸熱する。
【0015】
蒸発器5を出た冷媒は内部熱交換器54でガスクーラ10からの冷媒から熱を奪い、次にアキュムレータ6に流入し、そこで気液分離されてガス冷媒のみが冷媒吸入管2Bからロータリコンプレッサ2に吸い込まれる遷臨界冷媒サイクルを繰り返す。
【0016】
前記ガスクーラ10は、相対向(上下或いは左右一対)して配置された冷媒流入側及び流出側のヘッダー11、12と、両ヘッダー11、12間に渡って複数取り付けられたマイクロチューブ20・・・とから構成されている。この場合、各マイクロチューブ20・・の両端に両ヘッダー11、12を覆い被せてそれぞれ接続する。
【0017】
上記マイクロチューブ20は、例えば、アルミニウムなどの金属にて構成され、断面略楕円形(若しくは長円形。この場合、断面長手方向の寸法約15mm、断面幅寸法約2mm)の扁平チューブである。このマイクロチューブ20の内部には、一端から他端まで延在し、内部を冷媒が流れる微小径の孔(この場合、断面寸法約1.2mm)から成る冷媒通路21が複数形成されている。
【0018】
複数の冷媒通路21・・は、マイクロチューブ20の長手方向に延在して形成されると共に、これらの冷媒通路21・・は互いに平行に設けられている。
【0019】
前記流入側のヘッダー11は、内側領域11Aと、この内側領域11Aの周囲に所定の間隔を存して形成された外側領域11Bとからなる二重構造を呈しており、内側領域11Aと、外側領域11Bとは交熱的に設けられている(図2)。そして、内側領域11Aの一側は前記各マイクロチューブ20の冷媒通路21の冷媒入口に連通すると共に、内側領域11Aの他側は後述する冷媒吐出管2Aの内側通路30Aに連通する。
【0020】
また、ガスクーラ10の下部には連通管18が設けられている。そして、ヘッダー11に形成された外側領域11Bの上下方向の略中央部は後述する冷媒吐出管2Aの外側通路31Aに連通すると共に、外側領域11Bの下端は連通管18を介してヘッダー12に連通する。
【0021】
一方、冷媒吐出管2Aは、内管30と、この内管30と所定の間隔を存して外側を覆う外管31とからなる二重管にて構成されている。この内管30内を内側通路30Aとし、内管30と外管31との間を外側通路31Aとしている。該冷媒吐出管2Aの内側通路30Aの一端は、ロータリコンプレッサ2の第2の回転圧縮要素53の吐出側に連通すると共に、内側通路30Aの他端は前記ヘッダー11の内側領域11Aに連通する。また、冷媒吐出管2Aの外側通路31Aの一端は、ロータリコンプレッサ2の密閉容器51内に連通すると共に、外側通路31Aの他端は、ヘッダー11の外側領域11Bに連通する。
【0022】
そして、ロータリコンプレッサ2から吐出された高温のガス冷媒は、冷媒吐出管2Aの内側通路30A内を経て流入側のヘッダー11の内側領域11Aに流入する。内側領域11Aに流入したガス冷媒はそこで分流し、各マイクロチューブ20・・の冷媒通路21・・・内にそれぞれ流入し、そこを通過して流出側のヘッダー12内に至る。ヘッダー12に流入した冷媒はそこで合流し、殆どは配管4Aに流出する。
【0023】
そして、ガスクーラ10は図示しない送風機にて送風されており、ロータリコンプレッサ2から吐出された高温のガス冷媒は、マイクロチューブ20内を通過する過程で放熱し、温度が低下して殆どはヘッダー12から配管4Aに流出する。マイクロチューブ20内で放熱し、ヘッダー12に流入して合流した冷媒の一部は下端の連通管18に入り、ガスクーラ10内を経て流入側のヘッダー11の外側領域11Bに戻る。そして、外側領域11Bから冷媒吐出管2Aの外側通路31A内を通り、密閉容器51内に流入する(図2点線矢印)。
【0024】
このようにガスクーラ10で放熱し、冷却された冷媒をガスクーラ10の流出側のヘッダー12から連通管18、外側領域11Bを経て、冷媒吐出管2Aの外側通路31Aから密閉容器51内に戻すものであるが、その際には所定の絞り手段を介して密閉容器51内の中間圧に調整する。
【0025】
以上の構成で、次に冷媒サイクル装置1の動作を説明する。ロータリコンプレッサ2の図示しない電動要素に通電され、それによって第1及び第2の回転圧縮要素52、53が駆動されると、ロータリコンプレッサ2からは二段圧縮された高温高圧のガス冷媒(CO)が冷媒吐出管2Aの内管30に吐出される。内管30に吐出された高温のガス冷媒は、ガスクーラ10のヘッダー11に設けられた内側領域11Aに流入した後分流し、前述の如く各マイクロチューブ20の冷媒通路21内を経てヘッダー12に至る。
【0026】
このマイクロチューブ20を通過することで冷媒ガスは放熱して温度低下した後、配管4Aに流出する。ここで、ロータリコンプレッサ2の第2の回転圧縮要素53の吐出側から吐出されたガス冷媒の温度は約+110℃乃至+160℃あり、このガス冷媒がガスクーラ10で放熱した場合、約+50℃以下となる。
【0027】
ヘッダー12に至ったガス冷媒の殆どはその後、前述の如く内部熱交換器54、膨張弁4、蒸発器5、内部熱交換器54、アキュムレータ6を経てロータリコンプレッサ10に帰還するが、ヘッダー12に流入したガス冷媒の一部は、ヘッダー12の下端に接続された連通管18を経て更に放熱した後、ヘッダー11の外側領域11Bを経て冷媒吐出管2Aの外側通路31Aから密閉容器51内に流入する。
【0028】
このように、ガスクーラ10内で冷却されたガス冷媒を冷媒吐出管2Aの外側通路31Aに通過させているので、冷媒吐出管2Aの外管31は、冷却された冷媒温度と略同じ温度の略+60℃以下となる。このとき、外側通路31A内を流通する冷媒と内側通路30Aを流通する冷媒も熱交換するので、何れにしてもロータリコンプレッサ10から冷媒吐出管2Aに流入したガス冷媒の温度は低下することになる。
【0029】
このように、冷媒サイクル装置1はロータリコンプレッサ2から吐出された高温のガス冷媒を冷媒吐出管2Aの内側通路30Aを介してガスクーラ10に流入させ、ガスクーラ10内で放熱されたガス冷媒の一部を冷媒吐出管2Aの外側通路31Aに流して密閉容器51内に戻すことにより、ロータリコンプレッサ2からガスクーラ10に至るまでの冷媒吐出管2Aの温度を下げることができ、冷媒吐出管2A周辺の断熱構造の簡素化を行うことが可能となる。これにより、高温で変形し易い樹脂部品や樹脂配管も使用することができるようになり、コストの削減が図れるようになる。
【0030】
また、ロータリコンプレッサ2からガスクーラ10に至る冷媒配管2Aを内管30と、この内管30と所定の間隔を存して外側に設けた外管31との二重管構造として、内管30内を内側通路30A、内管30と外管31との間を外側通路31Aとしている。
【0031】
そして、ロータリコンプレッサ2から吐出されてガスクーラ10に向かう高温高圧のガス冷媒を内側通路30Aに流入させ、ガスクーラ10で放熱して出たガス冷媒の少なくとも一部を冷媒配管2Aの外側通路31Aに流入させているので、冷媒吐出管2Aの表面温度を効果的に下げられる。
【0032】
特に、実施例の如く冷媒にCOを使用する場合に外管31の温度上昇を効果的に防げる。また、配管数も増加させずに済むので、配管構成の簡素化を実現することが可能となり、冷媒サイクル装置1のコンパクト設計を行うことができるようになる。
【0033】
また、複数のマイクロチューブ20と流入側及び流出側のヘッダー11、12からガスクーラ10を構成し、流入側のヘッダー11を内側領域11Aと外側領域11Bとから成る二重構造として、内側領域11Aをマイクロチューブ20に、外側領域11Bを流出側のヘッダー12に連通させると共に、内側領域11Aを冷媒配管2Aの内側通路30Aに、外側領域11Bを冷媒配管2Aの外側通路31Aに連通させている。
【0034】
従って、ガスクーラ10内に当該ガスクーラ10を経た冷媒の少なくとも一部を冷媒吐出管2Aの外側通路31Aに流す経路を構成できる。また、流入側のヘッダー11においても内外領域11A、11Bを通過する冷媒の熱交換を行わせることができるので、更なる小型化を図ることが可能となる。
【0035】
尚、ガスクーラ10のヘッダー12に流出した全ての冷媒を冷媒吐出管2Aの外側通路31Aに戻すようにしても差し支えない。この場合は、冷媒を冷媒吐出管2Aの外側通路31A内を通過させた後、密閉容器51内に戻すこと無く、膨張弁4、蒸発器5へと流入することになる。
【0036】
また、冷媒サイクル装置1の実施例として二段圧縮式のロータリコンプレッサで説明したが、冷媒サイクル装置1は単段のロータリコンプレッサに適用しても差し支えない。この場合は、ガスクーラ10に流入させた冷媒の一部を外側通路31Aからコンプレッサの吸込側(図1では冷媒吸入管2Bに相当)に戻すことになる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、コンプレッサ、ガスクーラ、減圧装置、蒸発器などから冷媒サイクルが構成された冷媒サイクル装置において、コンプレッサから吐出されてガスクーラに流入する冷媒を、当該ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部と熱交換させるようにしたので、請求項4の如く吐出冷媒温度が高温となるCOを冷媒として使用する場合にも、コンプレッサからガスクーラに至る冷媒配管の温度を下げることができるようになり、断熱措置を簡素化してコストの削減を図り、材料の自由度も向上する。
【0038】
請求項2の発明によれば上記に加えて、コンプレッサからガスクーラに至る冷媒配管を二重管構造とし、コンプレッサからガスクーラに向かう冷媒を二重管の内側通路に流し、ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部を二重管の外側通路に流すようにしているので、二重管表面の温度を効果的に低下させることができるようになる。また、配管の簡素化により設置スペースの削減も図ることができる。
【0039】
請求項3の発明によれば上記各発明に加えて、ガスクーラを複数のマイクロチューブと流入側及び流出側のヘッダーにて構成すると共に、流入側のヘッダーをマイクロチューブと連通する内側領域と流出側のヘッダーと連通する外側領域とから成る二重構造とし、内側領域を二重管の内側通路に連通させ、外側領域を二重管の外側通路に連通させたので、ガスクーラ内に当該ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部を二重管の外側通路に流す経路を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷媒サイクル装置の実施例の冷媒回路図である。
【図2】図1の冷媒サイクル装置のガスクーラの内部構成図である。
【符号の説明】
1 冷媒サイクル装置
2 ロータリコンプレッサ
2A 冷媒吐出管
2B 冷媒吸入管
4 膨張弁
4A 配管
5 蒸発器
6 アキュムレータ
10 ガスクーラ(熱交換器)
11 ヘッダー
11A 内側領域
11B 外側領域
12 ヘッダー
18 連通管
20 マイクロチューブ
21 冷媒通路
30 内管
30A 内側通路
31 外管
31A 外側通路
51 密閉容器
52 第1の回転圧縮要素
53 第2の回転圧縮要素

Claims (4)

  1. コンプレッサ、ガスクーラ、減圧装置、蒸発器などから冷媒サイクルが構成された冷媒サイクル装置において、
    前記コンプレッサから吐出されて前記ガスクーラに流入する冷媒を、当該ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部と熱交換させることを特徴とする冷媒サイクル装置。
  2. 前記コンプレッサからガスクーラに至る冷媒配管を二重管構造とし、前記コンプレッサから前記ガスクーラに向かう冷媒を前記二重管の内側通路に流し、前記ガスクーラを経た冷媒の少なくとも一部を前記二重管の外側通路に流すことを特徴とする請求項1の冷媒サイクル装置。
  3. 前記ガスクーラを複数のマイクロチューブと流入側及び流出側のヘッダーにて構成すると共に、
    前記流入側のヘッダーを前記マイクロチューブと連通する内側領域と前記流出側のヘッダーと連通する外側領域とから成る二重構造とし、
    前記内側領域を前記二重管の内側通路に連通させ、前記外側領域を前記二重管の外側通路に連通させたことを特徴とする請求項2の冷媒サイクル装置。
  4. COを冷媒として使用することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の冷媒サイクル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015124982A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 株式会社前川製作所 ヒートポンプ式乾燥装置及びその運転方法

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