JP2004308467A - Mounting structure of car part to vehicle body panel - Google Patents

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JP2004308467A JP2003100133A JP2003100133A JP2004308467A JP 2004308467 A JP2004308467 A JP 2004308467A JP 2003100133 A JP2003100133 A JP 2003100133A JP 2003100133 A JP2003100133 A JP 2003100133A JP 2004308467 A JP2004308467 A JP 2004308467A
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent generation of rupture in a rubber for mount even in a vehicle body panel with reduced thickness. <P>SOLUTION: In the mounting structure of the car parts 10 to the vehicle body panel 21, the vehicle body panel 21 includes a parts mounting shaft 23 in which the car parts can be inserted and supported and a stopper part 23d for preventing falling off of the inserted and supported car parts is provided to its head. The car parts 10 comprises: an elastic member 13 having a hole capable of expanding so that the stopper part can pass through; and an elastic member support means 12 which enable visual observation of a head of the parts mounting shaft from the hole 13d of the elastic member at mounting by arranging the elastic member around a body of the car parts. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車部品を車体パネルへ取り付ける構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車部品の車体パネルへの取り付けは、例えば特許文献１のようにしている。
【０００３】
樹脂製の自動車部品（特許文献１ではレゾネータ）に段付ボルトの頭部をインサート成形して、段付ボルトの軸部及びねじ部を自動車部品（レゾネータ）から突き出しておく。一方、車体パネルには貫通孔を形成し、この貫通孔にゴムクッションを嵌挿しておく。そして、レゾネータにインサート成形されている段付ボルトを、このゴムクッションに貫通し、ボルト先端のねじ部をナットで固定する。
【０００４】
【特許文献１】
特開平６−２００８４７号公報（第２頁、図１、図２）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近時は車体の軽量化等を目的として車体パネルの板厚を薄板化することが試みられている。
【０００６】
しかし、車体パネルの板厚が薄いと、従来の手法で車体パネルに取り付けようとすると、車体パネルが薄いためにゴムクッションに食い込み易く、その結果、ゴムクッションを破断してしまうおそれがある。特にエンジンルーム内の車体パネルには、エンジンの振動が伝達しているため、そのような事態が生じやすい。そのため、薄板化した車体パネルに、従来のような取付手法を採用することは困難であった。
【０００７】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、薄板化した車体パネルであっても、ゴムクッションの破断を生じない自動車部品の車体パネルへの取付構造を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
【０００９】
本発明は、自動車部品（１０）を車体パネル（２１）へ取り付ける構造であって、前記車体パネル（２１）は、前記自動車部品を挿通支持可能であって、その挿通支持した自動車部品の抜落を防止するストッパ部（２３ｄ）を頭部に備える部品取付軸（２３）を有し、前記自動車部品（１０）は、前記ストッパ部を通過可能に拡大自在な孔部を有する弾性部材（１３）と、前記弾性部材を前記自動車部品の本体の周囲に配置して、取付時に弾性部材の孔部（１３ｄ）から前記部品取付軸の頭部を目視可能にする弾性部材支持手段（１２）とを有することを特徴とする。
【００１０】
【作用・効果】
本発明によれば、車体パネルに、自動車部品を挿通支持可能であって、その挿通支持した自動車部品の抜落を防止するストッパ部を頭部に備える部品取付軸を設け、弾性部材支持手段によって、弾性部材を、自動車部品の本体の周囲に配置して、取付時に弾性部材の孔部から前記部品取付軸の頭部を目視可能にするようにしたので、弾性部材支持手段の板厚を、従来の車体パネルの板厚と同程度にすることも自在であり、板厚を十分に厚くすることができる。したがって、振動等が入っても弾性部材が破断するおそれのないものにすることができる。また、取付時に弾性部材の孔部から部品取付軸の頭部を目視することができるので、取付作業が容易である。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
【００１２】
図１は、本発明に使用する自動車部品を示す図である。図１（Ａ）は全体の外観を示す斜視図であり、図１（Ｂ）はマウント用ラバーを示す斜視図である。また、図２は、本発明による自動車部品の車体パネルへの取付構造を説明する図であり、図２（Ａ）は部品取付前を示し、図２（Ｂ）は部品取付後を示す。さらに、図３は、取付時のマウント用ラバー及び段付ボルトの拡大図である。
【００１３】
自動車部品（本実施形態ではエアクリーナ）１０には、本体１１にブラケット部１２を連接する。ブラケット部１２は略Ｕ字形状であり、上方が開口し、底面は平面になっている。そして、底面の貫通孔にマウント用ラバー１３を嵌挿しておく。ブラケット部１２の上方がこのように開口しているので、部品取付作業者はマウント用ラバー１３を直接目視することができ、また、後述のように、マウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄを通して、段付ボルト２３の頭部を直接目視することができる。また、ブラケット部１２はエアクリーナ本体部分１１とは別部品であるので、エアクリーナ本体部分１１と異なる板厚にすることが可能である。したがって、例えば、従来の車体パネルの板厚と同程度にすることも自在であり、板厚を十分に厚くすることができ、振動等が入ってもマウント用ラバー１３が破断するおそれがない。
【００１４】
マウント用ラバー１３の周囲には、図１（Ｂ）に示すように、周溝部１３ａが形成されており、その周溝部１３ａをブラケット部１２に嵌め込む。周溝部１３ａの上方は円錐台部１３ｂとなっており、ブラケット部１２に嵌め込みやすくなっている。下面には３ヶの突起部１３ｃを形成し、この突起部１３ｃで車体パネル２１に当接するようにした。したがって、車体パネル２１の凹凸にかかわらず、マウント用ラバー１３と車体パネル２１とのあいだにガタつきの発生がない。また、マウント用ラバー１３には貫通孔１３ｄが形成されている。この貫通孔１３ｄの直径は、段付ボルト２３の軸部２３ａの径と略同じであり、頭部フランジ２３ｄの直径よりも小さい。したがって、一旦取り付けた後は、フランジ２３ｄによって抜落が防止される。
【００１５】
車体パネル２１には貫通孔２１ａと同軸にウェルドナット２２を溶接しておく。そして、段付ボルト２３をウェルドナット２２に締め付けておく。段付ボルト２３は、先端２３ｂの径が本体軸部分２３ａの径よりも細く形成されている。この先端部分２３ｂがネジ部となっており、このネジ部をウェルドナット２２に螺合して締め付ける。
【００１６】
段付ボルト２３の頭部２３ｃは、図３に示すように、フランジ付ボルト形状になっている。なお。本実施形態ではボルトサイズはＭ６である。このフランジ部分が、挿通支持したエアクリーナ１０の抜落を防止するストッパ部である。段付ボルト２３のフランジ部分２３ｄは通常のフランジ付ボルトのフランジの厚さよりも厚くしておく。例えば、２〜５ｍｍ程度にしておくとよい。そして、フランジ２３ｄの下面の角部を面取りしておく。また、このフランジ２３ｄの上面の角部を面取りしておくとよい。このように形成する理由は後述する。
【００１７】
エアクリーナ（自動車部品）を車体パネルに取り付けるときは、以下のように作業を行う。
【００１８】
取付作業者はマウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄを通して、段付ボルト２３の頭部２３ｃを直接目視して段付ボルト２３の位置を確認する。なお、従来は、前述したように、取付部品（例えばレゾネータ）にボルトをインサート成形しておき、そのボルトを車体パネルの孔部に差し込むようにしていたので、取付作業時には、孔位置が取付部品の影となり、目視することができず、非常に作業しづらかった。しかし、本発明ではマウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄを通して、段付ボルト２３の頭部２３ｃを直接目視することができるので、作業性が格段に向上している。なお、本実施形態では取付用の貫通孔を４箇所設けており、そのうち３箇所はエアクリーナの下部に設けられているので直接目視することはできないが、少なくとも１箇所（すなわち図示した段付ボルト２３の頭部２３ｃ）を目視することができるので、この１箇所を目視しながら位置決めすることにより作業性が格段に向上したのである。また、３箇所については、ボルト頭部がエアクリーナ内に侵入することとなるが、吸気流れに影響を与えないように工夫してある。
【００１９】
そして、マウント用ラバー１３が、段付ボルト２３に嵌るように図２（Ａ）の矢印Ａのように差し込む。このとき、段付ボルト２３のフランジ部２３ｄは、通常のフランジ付ボルトのフランジの厚さよりも厚く、２ｍｍ以上あるので、万一、フランジ部２３ｄがマウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄを完全に通過せずに、途中で引っ掛かった状態の場合には、マウント用ラバー１３の変形が大きくなる。したがって、取付作業者は、完全に通過していないことを目視で容易に判断することができる。また、段付ボルト２３のフランジ部２３ｄが厚いので、フランジ部２３ｄの周側面と、マウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄの内周面との接触面積が大きい。したがって、取付作業者が差込時に手で感じる抵抗が大きい。そして、マウント用ラバー１３が、段付ボルト２３のフランジ部２３ｄを完全に通過すると同時に抵抗がなくなるので、取付作業者は、触感においても完全に差し込んだか否かを判断しやすい。なお、フランジ２３ｄの厚さを５ｍｍよりも厚くすると、力を加えてもフランジ２３ｄがマウント用ラバー１３の上面には現れなかった。そのため、フランジ２３ｄの厚さは５ｍｍ以下にする。
【００２０】
また、フランジ２３ｄの上面の角部を面取りしておけば、エアクリーナ１０を差し込むときにフランジ２３ｄの角部がマウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄを傷つけることがない。
【００２１】
また、本実施形態では、エアクリーナ１０は段付ボルト２３に差し込んで取り付けているので、逆に取り外しも容易である。すなわち、エアークリーナ１０を段付ボルト２３の軸方向に持ち上げるだけで（図２（Ｂ）の矢印Ｂ方向）、取り外すことができる。そして、フランジ２３ｄの下面の角部は面取りされているので（図３参照）、この取外作業時にフランジ２３ｄの角部がマウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄを傷つけることがない。
【００２２】
以上説明してきたように、従来の取付方法を薄板化された車体パネルに採用しようとすると、ゴムクッションの破断を生じるおそれがあった。
【００２３】
しかし、本実施形態では、エアクリーナ本体部分１１とは別部品であるブラケット部１２にマウント用ラバー１３を取り付け、そのマウント用ラバー１３を車体パネル２１の段付ボルト２３に挿通するようにした。したがって、ブラケット部１２の板厚を、従来の車体パネルの板厚と同程度にすることも自在であり、板厚を十分に厚くすることができる。したがって、振動等が入ってもマウント用ラバー１３が破断するおそれのないものにすることが可能である。
【００２４】
また、従来は、取付部品にボルトをインサート成形しておき、そのボルトを車体パネルの孔部に差し込むため、孔位置がわかりにくく、作業性が悪かった。
【００２５】
しかし、本発明によれば、エアクリーナ本体１１に溶接されているブラケット１２に取り付けられたマウント用ラバー１３の貫通孔１３ｄを通して、段付ボルト２３の頭部２３ｃを直接目視しながら、取付作業を行うことができるので、作業しやすい。
【００２６】
さらに、従来は、インサート成形されたボルトをナットで締結していたので、作業が繁雑であった。しかし、本実施形態では、作業者は、エアクリーナ１０のマウント用ラバー１３を段付ボルト２３の頭部２３ｃに差し込むだけで、簡単にエアクリーナを車体パネルに取り付けることができるのである。
【００２７】
さらにまた、この取付ボルト２３は、頭部がフランジ付ボルト形状に形成されているので、通常使用しているエアレンチを使用して容易に車体パネル２１への取り付けることができるのである。そして、エアクリーナにはマウント用ラバー１３を取り付けるための孔を設けるだけでよいので、従来のように取付用の突起部を一体的に設けるものや、突起そのものを一体成形するもの（取付作業性から一体のものが要求されるため）に比べて、エアクリーナの加工、製造が容易になる。
【００２８】
また、マウント用ラバー１３の下面には３ヶの突起部１３ｃを形成し、この突起部１３ｃで車体パネル２１に当接するようにした。したがって、車体パネル２１の凹凸にかかわらず、マウント用ラバー１３と車体パネル２１とのあいだにガタつきの発生がない。
【００２９】
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
【００３０】
例えば、本実施形態では、自動車部品の一例としてエアクリーナを例示して説明したが、車体パネルに取り付ける部品であれば、他の部品であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に使用する自動車部品を示す図である。
【図２】本発明による自動車部品の車体パネルへの取付構造を説明する図である。
【図３】取付時のマウント用ラバー及び段付ボルトの拡大図である。
【符号の説明】
１０ エアクリーナ（自動車部品）
１１ 部品本体
１２ ブラケット部（弾性部材支持手段）
１３ マウント用ラバー（弾性部材）
１３ｃ 突起部
１３ｄ 貫通孔
２１ 車体パネル
２２ ウェルドナット
２３ 段付ボルト（部品取付軸）
２３ｃ 頭部
２３ｄ フランジ部分（ストッパ部）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure for attaching an automobile part to a vehicle body panel.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, attachment of an automobile part to a vehicle body panel is performed, for example, as in Patent Document 1.
[0003]
The head of the stepped bolt is insert-molded into a resin-made automobile part (resonator in Patent Document 1), and the shaft part and the screw part of the stepped bolt are projected from the automobile part (resonator). On the other hand, a through hole is formed in the vehicle body panel, and a rubber cushion is fitted into the through hole. Then, a stepped bolt which is insert-molded in the resonator penetrates the rubber cushion, and a screw portion at the tip of the bolt is fixed with a nut.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-6-200847 (page 2, FIG. 1, FIG. 2)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Recently, attempts have been made to reduce the thickness of a vehicle body panel in order to reduce the weight of the vehicle body.
[0006]
However, if the thickness of the vehicle body panel is small, when the vehicle body panel is mounted on the vehicle body panel by a conventional method, the vehicle body panel is thin and thus easily digs into the rubber cushion, and as a result, the rubber cushion may be broken. In particular, since the vibration of the engine is transmitted to the vehicle body panel in the engine room, such a situation is likely to occur. For this reason, it has been difficult to adopt a conventional mounting method for a thinned vehicle body panel.
[0007]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and provides an attachment structure for an automobile part to a vehicle body panel which does not cause a break of a rubber cushion even in a thinned vehicle body panel. It is aimed at.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention solves the above problem by the following means. Note that, for easy understanding, reference numerals corresponding to the embodiments of the present invention are given, but the present invention is not limited thereto.
[0009]
The present invention relates to a structure for attaching an automobile part (10) to a vehicle body panel (21), wherein the vehicle body panel (21) is capable of inserting and supporting the automobile part, and pulling out the inserted and supported automobile part. An elastic member (13) having a component mounting shaft (23) having a stopper portion (23d) at its head for preventing the vehicle component, wherein the automobile component (10) has a hole that can be enlarged so as to pass through the stopper portion. And an elastic member supporting means (12) which arranges the elastic member around the main body of the automobile component and makes the head of the component mounting shaft visible through a hole (13d) of the elastic member during mounting. It is characterized by having.
[0010]
[Action / Effect]
According to the present invention, a vehicle body panel is provided with a component mounting shaft capable of inserting and supporting an automobile component and having a stopper portion on a head portion for preventing the inserted and supported automobile component from dropping, and provided with elastic member supporting means. Since the elastic member is arranged around the body of the automobile component so that the head of the component mounting shaft can be seen from the hole of the elastic member at the time of mounting, the thickness of the elastic member supporting means is reduced. It is also possible to make the thickness approximately the same as the thickness of the conventional body panel, and the thickness can be made sufficiently large. Therefore, it is possible to prevent the elastic member from being broken even when vibration or the like is applied. In addition, since the head of the component mounting shaft can be viewed from the hole of the elastic member during mounting, the mounting operation is easy.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings and the like.
[0012]
FIG. 1 is a diagram showing an automobile part used in the present invention. FIG. 1A is a perspective view showing the overall appearance, and FIG. 1B is a perspective view showing a mounting rubber. FIGS. 2A and 2B are diagrams for explaining a structure for mounting an automobile part to a vehicle body panel according to the present invention, wherein FIG. 2A shows a state before the part is mounted, and FIG. 2B shows a state after the part is mounted. FIG. 3 is an enlarged view of the mounting rubber and the stepped bolt at the time of attachment.
[0013]
A bracket part 12 is connected to a main body 11 of an automobile part (air cleaner in this embodiment) 10. The bracket portion 12 is substantially U-shaped, has an upper opening, and has a flat bottom surface. Then, the mounting rubber 13 is fitted into the through hole on the bottom surface. Since the upper part of the bracket portion 12 is thus opened, the component mounting worker can directly view the mounting rubber 13 and, as will be described later, pass through the through-hole 13d of the mounting rubber 13 to form a step. The head of the mounting bolt 23 can be directly viewed. Further, since the bracket portion 12 is a separate component from the air cleaner main body portion 11, it is possible to make the plate thickness different from that of the air cleaner main body portion 11. Therefore, for example, the thickness can be made approximately the same as the thickness of the conventional body panel, and the thickness can be made sufficiently large, and the mounting rubber 13 is not likely to be broken even if vibrations or the like are applied.
[0014]
As shown in FIG. 1B, a peripheral groove 13 a is formed around the mounting rubber 13, and the peripheral groove 13 a is fitted into the bracket 12. Above the circumferential groove 13a is a truncated cone 13b, which is easy to fit into the bracket 12. Three projections 13c are formed on the lower surface, and the projections 13c abut on the vehicle body panel 21. Therefore, no rattling occurs between the mounting rubber 13 and the vehicle body panel 21 irrespective of the unevenness of the vehicle body panel 21. The mounting rubber 13 has a through hole 13d. The diameter of the through hole 13d is substantially the same as the diameter of the shaft portion 23a of the stepped bolt 23, and is smaller than the diameter of the head flange 23d. Therefore, once attached, the flange 23d prevents dropout.
[0015]
A weld nut 22 is welded to the vehicle body panel 21 coaxially with the through hole 21a. Then, the stepped bolt 23 is fastened to the weld nut 22. The stepped bolt 23 is formed such that the diameter of the tip 23b is smaller than the diameter of the main body shaft portion 23a. The tip portion 23b is a screw portion, which is screwed into the weld nut 22 and tightened.
[0016]
The head 23c of the stepped bolt 23 is in the form of a flanged bolt as shown in FIG. In addition. In this embodiment, the bolt size is M6. The flange portion is a stopper for preventing the inserted and supported air cleaner 10 from dropping off. The flange portion 23d of the stepped bolt 23 is thicker than the flange of a normal flanged bolt. For example, it is preferable to set the thickness to about 2 to 5 mm. Then, a corner of the lower surface of the flange 23d is chamfered. Further, it is preferable to chamfer a corner of the upper surface of the flange 23d. The reason for such formation will be described later.
[0017]
When attaching an air cleaner (automobile part) to the body panel, perform the following operation.
[0018]
The mounting operator confirms the position of the stepped bolt 23 by directly viewing the head 23c of the stepped bolt 23 through the through hole 13d of the mounting rubber 13. Conventionally, as described above, a bolt is insert-molded into a mounting part (for example, a resonator) and the bolt is inserted into a hole of a vehicle body panel. And it was very hard to work. However, according to the present invention, the head 23c of the stepped bolt 23 can be directly viewed through the through hole 13d of the mounting rubber 13, so that the workability is significantly improved. In this embodiment, four mounting through holes are provided, and three of them are provided at the lower part of the air cleaner so that they cannot be directly viewed. However, at least one of the through holes is provided (that is, the illustrated stepped bolt 23). Since the head 23c) can be visually checked, the workability is markedly improved by positioning while visually checking this one location. At three points, the bolt heads enter the air cleaner, but are devised so as not to affect the flow of intake air.
[0019]
Then, the mounting rubber 13 is inserted as shown by an arrow A in FIG. At this time, since the flange portion 23d of the stepped bolt 23 is thicker than the flange of the normal flanged bolt and has a thickness of 2 mm or more, the flange portion 23d completely passes through the through hole 13d of the mounting rubber 13. In the case where the mounting rubber 13 is not caught in the middle, the deformation of the mounting rubber 13 is large. Therefore, the installation operator can easily visually determine that the vehicle has not completely passed. Further, since the flange portion 23d of the stepped bolt 23 is thick, the contact area between the peripheral side surface of the flange portion 23d and the inner peripheral surface of the through hole 13d of the mounting rubber 13 is large. Therefore, the resistance felt by the installation worker by hand at the time of insertion is large. Then, since the mounting rubber 13 completely passes through the flange portion 23d of the stepped bolt 23 and has no resistance at the same time, it is easy for the mounting operator to determine whether or not the mounting rubber 13 has been completely inserted. When the thickness of the flange 23d was greater than 5 mm, the flange 23d did not appear on the upper surface of the mounting rubber 13 even when a force was applied. Therefore, the thickness of the flange 23d is set to 5 mm or less.
[0020]
If the corner of the upper surface of the flange 23d is chamfered, the corner of the flange 23d does not damage the through hole 13d of the mounting rubber 13 when the air cleaner 10 is inserted.
[0021]
In this embodiment, since the air cleaner 10 is attached by being inserted into the stepped bolt 23, it is easy to remove it. That is, the air cleaner 10 can be removed only by lifting the air cleaner 10 in the axial direction of the stepped bolt 23 (the direction of arrow B in FIG. 2B). Since the corner of the lower surface of the flange 23d is chamfered (see FIG. 3), the corner of the flange 23d does not damage the through hole 13d of the mounting rubber 13 during this removal work.
[0022]
As described above, when the conventional mounting method is applied to a thinned vehicle body panel, the rubber cushion may be broken.
[0023]
However, in this embodiment, the mounting rubber 13 is attached to the bracket portion 12 which is a separate component from the air cleaner main body portion 11, and the mounting rubber 13 is inserted into the stepped bolt 23 of the vehicle body panel 21. Therefore, the plate thickness of the bracket portion 12 can be made substantially the same as the plate thickness of the conventional vehicle body panel, and the plate thickness can be made sufficiently large. Therefore, it is possible to prevent the mounting rubber 13 from being broken even when vibration or the like is applied.
[0024]
Conventionally, a bolt is insert-molded on a mounting part, and the bolt is inserted into a hole of a vehicle body panel, so that the position of the hole is difficult to understand and workability is poor.
[0025]
However, according to the present invention, the mounting operation is performed while directly viewing the head 23c of the stepped bolt 23 through the through hole 13d of the mounting rubber 13 mounted on the bracket 12 welded to the air cleaner main body 11. Easy to work because you can.
[0026]
Further, conventionally, the bolts formed by insert molding are fastened with nuts, so that the operation is complicated. However, in this embodiment, the operator can easily attach the air cleaner to the vehicle body panel simply by inserting the mounting rubber 13 of the air cleaner 10 into the head 23c of the stepped bolt 23.
[0027]
Furthermore, since the mounting bolt 23 has a head portion formed in the shape of a bolt with a flange, the mounting bolt 23 can be easily mounted on the vehicle body panel 21 using a commonly used air wrench. Since the air cleaner only needs to be provided with a hole for mounting the mounting rubber 13, the air cleaner may be provided with a mounting projection integrally, or may be formed integrally with the projection itself (from the viewpoint of mounting workability). Processing and manufacturing of the air cleaner are easier than in the case of requiring an integrated one).
[0028]
Further, three projections 13c are formed on the lower surface of the mounting rubber 13, and the projections 13c are brought into contact with the vehicle body panel 21. Therefore, no rattling occurs between the mounting rubber 13 and the vehicle body panel 21 irrespective of the unevenness of the vehicle body panel 21.
[0029]
Without being limited to the embodiments described above, various modifications and changes can be made within the scope of the technical idea, and it is apparent that they are equivalent to the present invention.
[0030]
For example, in the present embodiment, an air cleaner is described as an example of an automobile part, but other parts may be used as long as they are parts attached to a vehicle body panel.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an automobile part used in the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a structure for mounting an automobile component to a vehicle body panel according to the present invention.
FIG. 3 is an enlarged view of a mounting rubber and a stepped bolt at the time of attachment.
[Explanation of symbols]
10 Air cleaner (auto parts)
11 Component body 12 Bracket part (elastic member support means)
13 Rubber for mounting (elastic member)
13c Projecting portion 13d Through hole 21 Body panel 22 Weld nut 23 Stepped bolt (component mounting shaft)
23c Head 23d Flange part (stopper part)

Claims (6)

自動車部品を車体パネルへ取り付ける構造であって、
前記車体パネルは、前記自動車部品を挿通支持可能であって、その挿通支持した自動車部品の抜落を防止するストッパ部を頭部に備える部品取付軸を有し、
前記自動車部品は、
前記ストッパ部を通過可能に拡大自在な孔部を有する弾性部材と、
前記弾性部材を前記自動車部品の本体の周囲に配置して、取付時に弾性部材の孔部から前記部品取付軸の頭部を目視可能にする弾性部材支持手段とを有する、ことを特徴とする自動車部品の車体パネルへの取付構造。It is a structure to attach automobile parts to the body panel,
The vehicle body panel has a component mounting shaft that is capable of inserting and supporting the automobile component, and has a stopper portion on a head thereof for preventing the inserted and supported automobile component from dropping out,
The automobile parts are
An elastic member having a hole that can be enlarged so as to be able to pass through the stopper,
An automobile, comprising: an elastic member disposed around the body of the automobile component, and elastic member support means for allowing a head of the component mounting shaft to be visible from a hole of the elastic member during mounting. Mounting structure of parts to vehicle body panels. 前記車体パネルは、
貫通孔と、
自動車部品取付面の裏面に、前記貫通孔と同軸に固定されたナットを有し、
前記部品取付軸はボルトであって前記ナットに締結されている、
ことを特徴とする請求項１に記載の自動車部品の車体パネルへの取付構造。The vehicle body panel,
Through holes,
On the back surface of the automobile part mounting surface, having a nut fixed coaxially with the through hole,
The component mounting shaft is a bolt and is fastened to the nut,
The structure for mounting an automobile part on a vehicle body panel according to claim 1, wherein: 前記ボルトは、頭部にフランジ部を有するフランジ付ボルトである、
ことを特徴とする請求項２に記載の自動車部品の車体パネルへの取付構造。The bolt is a flanged bolt having a flange portion at the head,
The structure for mounting an automobile part on a vehicle body panel according to claim 2, characterized in that: 前記フランジ部は、表裏面のうち、少なくとも一方の面の周囲の角部が面取りされている、
ことを特徴とする請求項３に記載の自動車部品の車体パネルへの取付構造。The flange portion has a chamfer around a corner of at least one of the front and back surfaces,
4. The structure for mounting an automobile part on a vehicle body panel according to claim 3, wherein: 前記フランジ部の厚さは、２ｍｍ以上５ｍｍ以下である、
ことを特徴とする請求項３又は請求項４に記載の車体パネルへの取付構造。The thickness of the flange portion is 2 mm or more and 5 mm or less,
The mounting structure to a vehicle body panel according to claim 3 or 4, wherein: 前記弾性部材は、底面に突起部を形成し、その突起部で車体パネルに当接する、
ことを特徴とする請求項１に記載の自動車部品の車体パネルへの取付構造。The elastic member forms a protrusion on the bottom surface, and the protrusion contacts the vehicle body panel at the protrusion.
The structure for mounting an automobile part on a vehicle body panel according to claim 1, wherein:
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CN106523207A (en) * 2016-12-15 2017-03-22 重庆奇甫机械有限责任公司 Vibration-damping connecting structure of air filter
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