JP2004306517A - 高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート及び設計方法 - Google Patents

高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート及び設計方法 Download PDF

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博 齋藤
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Abstract

【課題】高齢者・身体障害者住宅の設計業務の効率化を図り、設計担当者の能力に基づく完成度のバラツキを抑えることができる高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート及び設計方法を提供する。
【解決手段】高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅に使用される少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージの、高齢者・身体障害者の移動形態2及び高齢者・身体障害者住宅の部位3に対する対応関係を示すパッケージ一覧表4を表示した高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート1。
高齢者・身体障害者の移動形態2を複数種に分類し、分類された移動形態2に基づいて高齢者・身体障害者住宅を設計する高齢者・身体障害者住宅の設計方法。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高齢者や身体障害者に配慮した住宅である高齢者・身体障害者住宅の設計を支援するための設計支援シート及び設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の技術としては、例えば、住宅グレード要素軸とそれ以外の条件要素軸で構成される2次元座標中に、それら要素に関連付けて設備の基本構成をマップ状に配置した基本構成シートと、設備方式要素軸と設備の使用目的要素軸で構成される2次元座標中に、それら要素に関連付けて複数設備をマップ状に配置するとともに、その中から前記基本構成シートに対応する設備の組み合わせをそれぞれ特定した複数組の設備選定シートと、各設備の提案用解説要項を示す要項シートとを用意し、前記基本構成シートから所望の住宅グレード及びそれ以外の条件要素から設備の基本構成を選択し、前記選択された基本構成に対応する前記設備選定シートを選択し、前記設備選定シートで組み合わせられている各設備の提案用解説要項を前記要項シートから選択し、住宅図面シートの所定位置に前記選択された各設備とその提案用解説要項を配置して構成する住宅用設備提案シートの作成方法等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−244783号公報(請求項1,図1−図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような住宅用設備提案シートを参照すれば、住宅用設備を顧客に提案した経験が少ない者でも、短時間で容易に各設備を初期設定して顧客に提案できるが、これは一般住宅における一般的な設備の提案に利用されるものであり、高齢者・身体障害者住宅における特殊な設備の提案に利用するのは困難であるという問題点がある。
【0005】
この発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、高齢者・身体障害者住宅の設計業務の効率化を図り、設計担当者の能力に基づく完成度のバラツキを抑えることができる高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート及び設計方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1の発明は、高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅に使用される少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージの、前記高齢者・身体障害者の移動形態及び前記高齢者・身体障害者住宅の部位に対する対応関係を示すパッケージ一覧表を表示したものである。
【0007】
請求項2の発明は、高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅に使用される少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージの、前記高齢者・身体障害者の移動形態及び行為に対する対応関係を示すパッケージ一覧表を表示したものである。
【0008】
請求項3の発明は、高齢者・身体障害者の移動用福祉機器の、前記高齢者・身体障害者の移動形態及び前記移動用福祉機器の使用場所に対する対応関係を示す移動用福祉機器一覧表を表示したものである。
【0009】
請求項4の発明は、高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅に使用される配慮アイテムと、少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージとの対応関係を示す配慮アイテム一覧表を表示したものである。
【0010】
請求項5の発明は、前記配慮アイテム一覧表における前記パッケージを前記高齢者・身体障害者の移動形態ごとに分類したものである。
【0011】
請求項6の発明は、前記配慮アイテム一覧表における前記パッケージを前記高齢者・身体障害者住宅の部位ごとにそれぞれ分類したものである。
【0012】
請求項7の発明は、高齢者・身体障害者の移動形態を複数種に分類し、分類された移動形態に基づいて前記高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅を設計するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
第1実施形態に係る高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート1は、図1乃至図4に示すように、高齢者・身体障害者住宅に使用される少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージの、高齢者・身体障害者の移動形態2及び高齢者・身体障害者住宅の部位(空間)3に対する対応関係を示すパッケージ一覧表4を一面1aに表示したものである。
【0014】
高齢者・身体障害者住宅とは、高齢者や身体障害者に配慮した住宅をいい、これには戸建住宅や集合住宅等が含まれる。
【0015】
設計支援シート1は、例えば、厚さが数百μmの紙から構成されており、図1に示すように、210mm程度×297mm程度(A4サイズ程度)の矩形状に形成されている。なお、設計支援シート1の材質、厚さ、大きさ、形状等は特に限定されるものではなく、所定の厚さ・大きさ・形状の紙、段ボール、プラスチックシート、ゴムシート、発泡プラスチックシート、発泡ゴムシート、金属シート等の他、紙又は段ボール等の一面又は両面にプラスチックフィルム等を積層した積層シート、紙又は段ボール等をプラスチックシート等で包装したラミネートシート等を採用できる。また、設計支援シート1を、後述する各実施形態の設計支援シートと共に高齢者・身体障害者住宅の設計支援ファイルや設計支援マニュアル等としてファイリング又は製本等しておけば、各設計支援シートを迅速に参照できるという利点がある。
【0016】
高齢者・身体障害者の移動形態2としては、図2に示すように、自立歩行(連続歩行)5、自操車いす6、立位可能車いす7、全介助車いす8、床付き歩行9等が挙げられる。移動形態2の判断に際し、図5に示すように、判断フローチャート10を一面11aに表示したフローチャートシート11を用意しておけば、高齢者や身体障害者がどの移動形態(移動手段)2に該当するかを簡単に判断できる。判断フローチャート10は例えば4つのステップS1〜S4を含んでおり、「連続歩行可能」のステップS1で「YES」であれば連続歩行(自立歩行)5に該当すると判断でき、「NO」であれば「床上を這って移動」のステップS2に進めばよい。ステップS2で「YES」であれば床付き歩行9に該当すると判断でき、「NO」であれば「立位可能」のステップS3に進めばよい。ステップS3で「YES」であれば立位可能車いす7に該当すると判断でき、「NO」であれば「車いすを自分で運転する」のステップS4に進めばよい。ステップS4で「YES」であれば自操車いす6に該当すると判断でき、「NO」であれば全介助車いす8に該当すると判断できる。
【0017】
上記のようにして高齢者・身体障害者の移動形態2を複数種(例えば上記の5種類)に分類し、分類された移動形態2に基づいて高齢者・身体障害者住宅を設計するようにすれば、高齢者・身体障害者の障害等の種類で分類するよりも設計に大きく関わる移動形態2に着目する方が適しているので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも高齢者・身体障害者住宅を効率良く設計でき、設計担当者の能力に基づく完成度のバラツキを抑えることができるという利点がある。
【0018】
高齢者・身体障害者住宅の部位(空間)3としては、図2及び図3に示すように、トイレ12、浴室13、洗面所脱衣室14、外構15、玄関16、廊下階段17等が挙げられる。玄関16や廊下階段17等は、図3に示すように、屋内移動18等の列の中で区分されていてもよい。
【0019】
配慮アイテムとは、高齢者・身体障害者住宅の内外の適宜の部位3に使用される設備、手段、手法等をいう。パッケージは、少なくとも1つの配慮アイテムを含んでおり、図2及び図3に示す各種のものが挙げられる。
【0020】
パッケージ一覧表4においては、図2及び図3に示すように、移動形態2が列方向に、部位3が行方向に配置されており、パッケージのこれら移動形態2及び部位3に対する対応関係を示すことにより各パッケージの位置付けが示されている。なお、パッケージ一覧表4においては、部位3を列方向に、移動形態2を行方向に配置することもできる。
【0021】
上記のように構成された設計支援シート1を参照すれば、パッケージ一覧表4が表示されているので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも各パッケージの位置付けを適格に把握でき、高齢者・身体障害者住宅を効率良く設計できる。そのため、設計担当者の能力に基づく完成度のバラツキを抑えることができるという利点がある。
【0022】
ここで、この実施形態のように、パッケージ一覧表4における移動形態2の行を「1」・「2」・「3」等の高齢者・身体障害者の移乗の自立度2aで区分したり、部位3の列を「自力移乗」・「介助移乗」等の移乗の種類や「段差解消」・「その他」等のパッケージの設定目的で区分したりしておけば、パッケージをより詳細に分類、把握できるという利点がある。
【0023】
また、移動形態2及び部位3に対応するパッケージの対応欄を、網掛け又は色分け等によって移乗の種類や重要度の高低等で区別しておけば、パッケージにおける移乗の種類や重要度等も把握できるという利点がある。
【0024】
更に、図1及び図4に示すように、パッケージの、高齢者・身体障害者の移動形態2及び行為に対する対応関係を示すパッケージ一覧表19を設計支援シート1の一面1aに表示しておけば、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも、部位3以外に対応する各パッケージの位置付けを適格に把握できる。そのため、上記と同様の利点がある。
【0025】
高齢者・身体障害者の行為としては、図4に示すように、「家事」、「操作」、「その他」等が挙げられる。これら「家事」等は、その他パッケージ20等の列の中で区分されていてもよい。
【0026】
また、高齢者・身体障害者の移動用福祉機器の、移動形態2及び移動用福祉機器の使用場所に対する対応関係を示す移動用福祉機器一覧表21を表示しておけば、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも、各移動用福祉機器の位置付けを適格に把握できる。そのため、上記と同様の利点があると共に、移動用福祉機器の使用を想定して設計できるので、設計のレベルアップを図ることができるという利点がある。
【0027】
移動用福祉機器の使用場所としては、「屋内」や「屋外」等が挙げられる。これら「屋内」や「屋外」等は、移動用福祉機器22の列の中で区分されていてもよい。
【0028】
なお、この実施形態においては、パッケージ一覧表4,19及び移動用福祉機器一覧表21を同じ設計支援シート1に表示しているが、これに限定されるものではなく、パッケージ一覧表4,19や移動用福祉機器一覧表21は別々の設計支援シート1にそれぞれ表示することもできる。
【0029】
第2実施形態に係る高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート31は、図6に示すように、高齢者・身体障害者住宅に使用される配慮アイテム32と、少なくとも1つの配慮アイテム32を含む第1実施形態と同様のパッケージ33との対応関係を示す配慮アイテム一覧表34を一面31aに表示したものである。
【0030】
設計支援シート31は、第1実施形態の設計支援シート1と同様の材質、厚さ、大きさ、形状等で構成されている。
【0031】
パッケージ33は、第1実施形態における高齢者・身体障害者住宅の部位3としての外構15に対応するものであり、「パーキンソン対応階段」、「歩行用スロープ」、「屋外階段昇降機」、「スロープ・避難外構計画」、「段差解消機設置アプローチ」、「車運転カーポート」、「車いす外構テラス・レイズドベッド」、「双方向エレベータ」、「避難外構計画」、「リフトカー・カーポート」、「車いす床移乗」等が挙げられる。
【0032】
部位3が外構15である場合の配慮アイテム32としては、「車いすスロープ」、「避難スロープ」、「段差解消機」、「イス式階段昇降機(防水)」、「ホームエレベータ」、「歩行用手すり」、「低勾配階段」、「車いす乗り換え車庫」、「避難路確保計画」、「レイズドベッド」、「車いす使用ポスト」、「車いす使用インタフォン」、「車いす用配慮サッシ」等が挙げられる。
【0033】
配慮アイテム一覧表34においては、配慮アイテム32が列方向に、パッケージ33が行方向に配置されており、これら配慮アイテム32とパッケージ33との対応関係が示されている。なお、配慮アイテム一覧表34においては、パッケージ33を列方向に、配慮アイテム32を行方向に配置することもできる。また、配慮アイテム一覧表34における配慮アイテム32とパッケージ33との対応欄を、着色、網掛け、色分け等して配慮アイテム32の重要度の高低や高齢者・身体障害者の移乗の種類等により区別しておけば、配慮アイテム32の重要度や移乗の種類等も把握できるという利点がある。更に、配慮アイテム一覧表34における各配慮アイテム32ごとに「GL1」等の配慮アイテム番号35を表示しておけば、配慮アイテム32の種類を識別し易いという利点がある。
【0034】
設計支援シート31の参照に際しては、あらかじめ第1実施形態の設計支援シート1を参照し、高齢者・身体障害者の移動形態2及び高齢者・身体障害者住宅の部位3等に対応するパッケージ33を把握しておくこともできる。
【0035】
上記のように構成された設計支援シート31を参照すれば、配慮アイテム一覧表34が表示されているので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも配慮アイテム32とパッケージ33との対応関係を適格に把握でき、高齢者・身体障害者住宅の詳細設計を効率良く行うことができる。そのため、設計担当者の能力に基づく完成度のバラツキを抑えることができるという利点がある。
【0036】
ここで、この実施形態のように、配慮アイテム一覧表34におけるパッケージ33を第1実施形態と同様の高齢者・身体障害者の移動形態2ごとに分類しておけば、パッケージ33と移動形態2との対応関係も適格に把握できるという利点がある。
【0037】
第3実施形態に係る高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート41は、図7乃至図19に示すように、一面41aに表示された第2実施形態と同様の配慮アイテム一覧表42におけるパッケージ33を高齢者・身体障害者住宅の部位3ごとに分類したものである。
【0038】
パッケージ33は、第1実施形態における高齢者・身体障害者住宅の各部位3に対応するものであり、図8乃至図19に示すように、高齢者・身体障害者の移動形態2ごと及び高齢者・身体障害者住宅の部位3ごとに分類されている。
【0039】
配慮アイテム一覧表42においては、図8乃至図19に示すように、配慮アイテム32が列方向に、パッケージ33が行方向に配置されており、これら配慮アイテム32とパッケージ33との対応関係が示されている。高齢者・身体障害者住宅の部位3は列方向に配置されており、この部位3ごとにパッケージ33が分類されている。高齢者・身体障害者の移動形態2は行方向に配置されており、この移動形態2ごとにもパッケージ33が分類されている。なお、配慮アイテム一覧表42においては、パッケージ33及び高齢者・身体障害者の移動形態2を列方向に、配慮アイテム32及び高齢者・身体障害者住宅の部位3を行方向に配置することもできる。また、配慮アイテム一覧表42は、図16乃至図19に示すように、第1実施形態におけるパッケージ一覧表19を一体化したような構成であってもよい。この場合、その他パッケージ20は、「共通その他」等として表示することもできる。
【0040】
上記のように構成された設計支援シート41を参照すれば、配慮アイテム一覧表42が表示されているので、第2実施形態と同様の利点に加え、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者が第1実施形態の設計支援シート1を参照しないでも、パッケージ33と高齢者・身体障害者住宅の部位3との対応関係も適格に把握でき、設計支援シート41を辞書的に利用できるという利点がある。
【0041】
なお、第1乃至第3実施形態においては、パッケージ一覧表4,19、移動用福祉機器一覧表21、配慮アイテム一覧表34,42を設計支援シート1,31,41の一面1a,31a,41aにそれぞれ表示しているが、これに限定されるものではなく、これらパッケージ一覧表4等は、適宜の組み合わせで設計支援シート1,34,41の他面にもそれぞれ表示できる。また、これらパッケージ一覧表4等は、第1実施形態のように、設計支援シート1,31,41の一面1a,31a,41a及び他面に2つ以上を適宜に組み合わせて表示することもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、パッケージ一覧表が表示されているので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも各パッケージの位置付けを適格に把握でき、高齢者・身体障害者住宅を効率良く設計できる。そのため、設計担当者の能力に基づく完成度のバラツキを抑えることができる。
【0043】
請求項2の発明によれば、パッケージの、高齢者・身体障害者の移動形態及び行為に対する対応関係を示すパッケージ一覧表が表示されているので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも、部位以外に対応する各パッケージの位置付けを適格に把握できる。そのため、請求項1と同様の効果がある。
【0044】
請求項3の発明によれば、高齢者・身体障害者の移動用福祉機器の、移動形態及び移動用福祉機器の使用場所に対する対応関係を示す移動用福祉機器一覧表が表示されているので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも、各移動用福祉機器の位置付けを適格に把握できる。そのため、請求項1と同様の効果があると共に、移動用福祉機器の使用を想定して設計できるので、設計のレベルアップを図ることができる。
【0045】
請求項4の発明によれば、配慮アイテム一覧表が表示されているので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも、配慮アイテムとパッケージとの対応関係を適格に把握できる。そのため、請求項1と同様の効果がある。
【0046】
請求項5の発明によれば、配慮アイテム一覧表におけるパッケージを高齢者・身体障害者の移動形態ごとに分類しているので、パッケージと移動形態との対応関係も適格に把握できる。
【0047】
請求項6の発明によれば、配慮アイテム一覧表におけるパッケージを高齢者・身体障害者住宅の部位ごとに分類しているので、パッケージと部位との対応関係も適格に把握できる。
【0048】
請求項7の発明によれば、高齢者・身体障害者の移動形態を複数種に分類し、分類された移動形態に基づいて前記高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅を設計するので、高齢者・身体障害者住宅の設計の経験がない者又は経験が少ない者でも高齢者・身体障害者住宅を効率良く設計でき、設計担当者の能力に基づく完成度のバラツキを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る高齢者・身体障害者住宅の設計支援シートを示す平面図。
【図2】図1のパッケージ一覧表の一部拡大平面図。
【図3】図1のパッケージ一覧表の一部拡大平面図。
【図4】図1のパッケージ一覧表の一部拡大平面図。
【図5】フローチャートシートの一例を示す平面図。
【図6】第2実施形態に係る高齢者・身体障害者住宅の設計支援シートを示す平面図。
【図7】第3実施形態に係る高齢者・身体障害者住宅の設計支援シートを示す平面図。
【図8】図7の配慮アイテム一覧表の一部拡大平面図。
【図9】図8の一部拡大平面図。
【図10】図8の一部拡大平面図。
【図11】図8の一部拡大平面図。
【図12】図7の配慮アイテム一覧表の一部拡大平面図。
【図13】図12の一部拡大平面図。
【図14】図12の一部拡大平面図。
【図15】図12の一部拡大平面図。
【図16】図7の配慮アイテム一覧表の一部拡大平面図。
【図17】図16の一部拡大平面図。
【図18】図16の一部拡大平面図。
【図19】図16の一部拡大平面図。
【符号の説明】
1,31,41 設計支援シート
2 高齢者・身体障害者の移動形態
3 高齢者・身体障害者住宅の部位
4,19 パッケージ一覧表
21 移動用福祉機器一覧表
32 配慮アイテム
33 パッケージ
34,42 配慮アイテム一覧表

Claims (7)

  1. 高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅に使用される少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージの、前記高齢者・身体障害者の移動形態及び前記高齢者・身体障害者住宅の部位に対する対応関係を示すパッケージ一覧表を表示したことを特徴とする高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート。
  2. 高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅に使用される少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージの、前記高齢者・身体障害者の移動形態及び行為に対する対応関係を示すパッケージ一覧表を表示したことを特徴とする高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート。
  3. 高齢者・身体障害者の移動用福祉機器の、前記高齢者・身体障害者の移動形態及び前記移動用福祉機器の使用場所に対する対応関係を示す移動用福祉機器一覧表を表示したことを特徴とする高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート。
  4. 高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅に使用される配慮アイテムと、少なくとも1つの配慮アイテムを含むパッケージとの対応関係を示す配慮アイテム一覧表を表示したことを特徴とする高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート。
  5. 前記配慮アイテム一覧表における前記パッケージを前記高齢者・身体障害者の移動形態ごとに分類した請求項4記載の高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート。
  6. 前記配慮アイテム一覧表における前記パッケージを前記高齢者・身体障害者住宅の部位ごとにそれぞれ分類した請求項4又は5記載の高齢者・身体障害者住宅の設計支援シート。
  7. 高齢者・身体障害者の移動形態を複数種に分類し、分類された移動形態に基づいて前記高齢者・身体障害者に配慮した高齢者・身体障害者住宅を設計することを特徴とする高齢者・身体障害者住宅の設計方法。
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