JP2004305489A - 遊技機 - Google Patents

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JP2004305489A JP2003104143A JP2003104143A JP2004305489A JP 2004305489 A JP2004305489 A JP 2004305489A JP 2003104143 A JP2003104143 A JP 2003104143A JP 2003104143 A JP2003104143 A JP 2003104143A JP 2004305489 A JP2004305489 A JP 2004305489A
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Tatsuyoshi Kano
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Abstract

【課題】始動口へ入球するまでの過程に興味を持たせることができる。
【解決手段】このパチンコ機では、通常始動口42に入球したときには低確率テーブルに基づいて大当たりか否かの判定つまり抽選が行われ、特殊始動口44に入球したときには高確率テーブルに基づいて抽選が行われる。つまり、通常始動口42と特殊始動口44のどちらに入球したときにも抽選が行われるが、通常始動口42よりも特殊始動口44に入球した方が大当りになる確率が高い。このため、遊技者は、通常始動口42へ入球するのか特殊始動口44へ入球するのかを注目して遊技を行うようになり、始動口へ入球するまでの過程に興味を持つようになる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の入球口に入球することを条件に抽選が行われ該抽選の結果が当りのとき遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機としては、例えば、所定の入球口に入球することを条件に抽選が行われ該抽選の結果が当りのとき遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行するものが知られている(例えば特許文献1参照)。この種の遊技機では、所定の入球口に入球すると、コンピュータがそれを検知して特別図柄当否乱数値を取得したあと特別図柄表示装置の識別要素の変動を開始し、取得した乱数値の抽選結果に応じた識別要素の停止態様を表示する。そして、抽選結果が当りのときには遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する。一方、所定の入球口が電動チューリップを備えている遊技機では、遊技球が普通図柄表示装置を作動させる作動ゲートを通過すると、コンピュータがそれを検知して普通図柄当否乱数値を取得したあと普通図柄表示装置の変動を開始し、取得した乱数値の抽選結果に応じた停止態様を表示する。そして、抽選結果が当りのときには電動チューリップをコンマ数秒開き、遊技球が入球口へ入りやすいようにする。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−71030号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これまでの遊技機では、所定の入球口の電動チューリップが開いているときに入球しても閉じているときに入球しても、特別図柄表示装置の変動が開始されるだけであり、両者の間に差がつけられているわけではない。このため、遊技者は電動チューリップの開閉には注目せず、所定の入球口に入球することにのみ注目している。つまり、これまでは所定の入球口へ入球するまでの過程について遊技者の注目を集めるような遊技機は知られていない。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、所定の入球口へ入球するまでの過程に興味を持たせることのできる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記の目的を達成するための有効な手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用等についても説明する。
【0007】
手段1.所定の入球口に入球することを条件に抽選が行われ該抽選の結果が当りのとき遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技機であって、
前記入球口の一つである通常入球口と、
前記入球口の一つである特殊入球口と、
前記通常入球口に入球したことを検出する通常入球口入球検出手段と、
前記特殊入球口に入球したことを検出する特殊入球口入球検出手段と、
前記通常入球口入球検出手段により前記通常入球口への入球が検出されたときには低確率で抽選を行い、前記特殊入球口入球手段により前記特殊入球口への入球が検出されたときには高確率で抽選を行う抽選実行手段と
を備えた遊技機。
【0008】
この遊技機では、通常入球口と特殊入球口のどちらに入球したときにも抽選が行われるが、通常入球口よりも特殊入球口に入球した方が当りになる確率が高い。このため、遊技者は、通常入球口へ入球するのか特殊入球口へ入球するのかを注目して遊技を行うようになり、所定の入球口へ入球するまでの過程に興味を持つようになる。
【0009】
手段2.手段1に記載の遊技機であって、前記抽選で低確率で当りとなる低確率判定指標及び前記抽選で高確率で当りとなる高確率判定指標を記憶する判定指標記憶手段を備え、前記抽選実行手段は、前記通常入球口検出手段により前記通常入球口への入球が検出されたときには前記判定指標記憶手段に記憶された前記低確率判定指標に基づいて抽選を行い、前記特殊入球口手段により前記特殊入球口への入球が検出されたときには前記判定指標記憶手段に記憶された前記高確率判定指標に基づいて抽選を行う、遊技機。こうすれば、通常入球口に入球したときには低確率で当りとなる低確率判定指標に基づいて抽選が行われ、特殊入球口に入球したときには高確率で当りとなる高確率判定指標に基づいて抽選が行われるため、通常入球口よりも特殊入球口に入球した方が当りになる確率が高い。
【0010】
手段3.手段1又は2に記載の遊技機であって、前記特殊入球口の開口付近に設けられ前記特殊入球口へ入球しやすい状態と入球しにくい又は入球しない状態とを切り替える切替手段と、所定の切替実施条件が成立すると前記切替手段を作動させて前記特殊入球口を入球しやすい状態に切り替える切替作動手段とを備えた遊技機。こうすれば、所定の切替実施条件が成立すると特殊入球口が入球しやすい状態となるため、遊技者は所定の切替実施条件が成立することにも興味を持つようになる。
【0011】
手段4.手段3に記載の遊技機であって、前記特殊入球口は、前記切替作動手段により前記切替手段が作動されて入球しやすい状態になったときのみ入球が可能な入球口である、遊技機。こうすれば、所定の切替実施条件が成立しないと特殊入球口へ入球可能とならないため、遊技者は所定の切替実施条件が成立することに強く興味を持つようになる。
【0012】
手段5.手段3又は4に記載の遊技機であって、前記抽選の結果が当りのうち特定当りか否かを判定する特定当り判定手段と、前記特定当り判定手段により前記抽選結果が特定当りと判定されたとき前記所定の切替実施条件が成立しやすい状態に移行させる状態移行手段とを備えた遊技機。こうすれば、特定当りになると所定の切替実施条件が成立しやすくなり、特殊入球口へ入球しやすい状態になることが多くなるため、高確率判定指標に基づいて抽選されることが多くなる。
【0013】
手段6.手段5に記載の遊技機であって、前記所定の切替実施条件は、前記入球口に入球することを条件に行われる抽選とは別の抽選(以下別抽選という)の結果が当りとなることであり、前記状態移行手段は、前記特定当り判定手段により前記抽選結果が特定当りと判定されたとき前記別抽選の結果が出るまでの周期を短くすることにより所定の切替実施条件が成立しやすい状態に移行させる、遊技機。こうすれば、特定当りになると別抽選の結果が出るまでの周期が短くなるため、単位時間当りに別抽選の結果が当りになる回数つまり所定の切替実施条件が成立する回数が増える。
【0014】
手段7.手段6に記載の遊技機であって、前記別抽選の結果が当りになる確率と前記抽選が前記高確率で行われるときの確率との積は、前記抽選が前記低確率で行われるときの確率以上に設定されている遊技機。こうすれば、別抽選の結果当りになったあと特殊入球口に入球して抽選が行われるときの方が通常入球口に入球して抽選が行われるときに比べて、当りになる期待が高まる。
【0015】
手段8.手段1〜7のいずれかに記載の遊技機であって、前記通常入球口と前記特殊入球口とは近傍に配置されている、遊技機。この種の遊技機では所定の入球口に遊技球が向かうように誘導する構成を採用することが多いが、通常入球口と特殊入球口とが離れている場合にはそれぞれの入球口に遊技球が向かうように誘導する構成を採用する必要があるのに対して、通常入球口と特殊入球口とが近傍に配置されている場合にはそのような構成を共通化することができる。なお、「近傍」とは、通常入球口に遊技球が向かうように誘導する構成と特殊入球口に遊技球が向かうように誘導する構成とを共通化できる位置関係にあることをいう。
【0016】
手段9.手段8に記載の遊技機であって、前記通常入球口と前記特殊入球口とは一つのユニットに形成されている、遊技機。こうすれば、組立が容易になる。
【0017】
手段10.手段1〜9のいずれかに記載の遊技機であって、前記通常入球口へ入球があったことと前記特殊入球口へ入球があったこととを区別して表示手段に表示する表示制御手段を備えた遊技機。こうすれば、遊技者は表示手段の表示をみれば高確率で抽選されるのか低確率で抽選されるのかを認識できる。
【0018】
手段11.手段10に記載の遊技機であって、前記抽選の結果を遊技者に報知する報知手段と、前記報知手段によって前記抽選の結果が遊技者に報知される前に前記入球口に入球したとき該入球したことを保留分として保留する保留手段と、前記抽選の結果が遊技者に報知されたあと前記保留手段に保留分があるときには該保留分を消去すると共に前記抽選を行う保留解消手段と、前記表示手段の一つである保留分表示手段とを備え、前記表示制御手段は、前記保留手段に保留された前記保留分につき前記入球口への入球が前記通常入球口への入球によるものか前記特殊入球口への入球によるものかを区別して前記保留分表示手段に表示する、遊技機。こうすれば、保留分表示手段に保留分がどのように表示されているかをみればその保留分が高確率で抽選されるのか低確率で抽選されるのかを認識することができる。
【0019】
手段12.手段10又は11に記載の遊技機であって、前記表示手段の一つである識別要素表示手段を備え、前記表示制御手段は、前記抽選の結果が当りのときには前記識別要素表示手段に識別要素の変動表示を行ったあと該識別要素が当り態様で停止するよう表示し、前記抽選の結果が外れのときには前記識別要素表示手段に識別要素の変動表示を行ったあと該識別要素が外れ態様で停止するよう表示し、前記通常入球口への入球に基づく識別要素の変動時と前記特殊入球口への入球に基づく識別要素の変動時とでは背景色が異なるように表示する、遊技機。こうすれば、識別要素の変動表示の背景色をみれば高確率で抽選されるのか低確率で抽選されるのかを認識することができる。
【0020】
手段13.前記遊技機はパチンコ機である手段1〜12のいずれかに記載の遊技機。こうすれば、パチンコ機において、手段1〜12の作用効果が得られる。ここで、パチンコ機は、いわゆる第1種、第2種、第3種と称される機種であってもよいが、これら以外の機種であっても各手段を備えたものであればよい。
【0021】
手段14.前記遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる融合機である手段1〜12のいずれかの遊技機。こうすれば、パチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる融合機において、手段1〜12の作用効果が得られる。ここで、融合機としては、例えば遊技媒体としてメダルの代わりに遊技球を用いるスロットマシンなどが挙げられる。
【0022】
なお、本発明の遊技機は、パチンコ機や、パチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる融合機などを挙げることができるが、この他、種々の遊技機(例えばスロットマシンやゲームセンタに設置されるゲーム機など)に適用することもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態であるパチンコ機20を正面から見た外観図であり、図2はパチンコ機20の遊技盤30の構成の概略を示す構成図であり、図3は実施例のパチンコ機20の電気的接続を例示するブロック図である。パチンコ機20は、図1に示すように、前面枠22にはめ込まれたガラスに覆われた遊技盤30と、遊技球を貯留する上受け皿24および下受け皿26と、遊技球を遊技盤30へ発射するための発射ツマミ28と、パチンコ機20全体を制御するメイン制御装置70(図3参照)とを備える。
【0024】
遊技盤30は、図2に示すように、遊技盤30の中央の上部に配置された普通図柄表示装置32と、遊技盤30の左右部に各々配置され遊技球の通過を検知する作動ゲートスイッチ36a,36bを有する作動ゲート34a,34bと、普通図柄表示装置32の下側に配置された特別図柄表示装置40と、特別図柄表示装置40の下側に配置された通常始動口42と、この通常始動口42の直下に取り付けられた特殊始動口44と、この特殊始動口44の開口部に取り付けられ開閉可能な電動チューリップと称される開閉部材46と、特殊始動口44の下側に配置され開閉可能な大入賞口50と、遊技盤30の左右下部に計4個配置された普通入賞口60a〜60dと、いずれの入賞口にも入らなかった遊技球を回収するアウト口69とを備える。
【0025】
普通図柄表示装置32は、7セグメントLEDが左右一対に設けられ2桁のゾロ目の数字を普通図柄として表示する表示部32aと、この表示部32aの上側に配置された4個の普通図柄変動保留ランプ33a〜33dとを備える。表示部32aは、遊技球が作動ゲート34a,34bを通過したのを検知したときに変動表示の開始がなされ、所定時間変動表示後に「00」〜「77」のいずれかを停止図柄として表示する。普通図柄変動保留ランプ33a〜33dは、表示部32aの変動表示の最中に遊技球が作動ゲート34a,34bを通過するごとに左側から順に一つずつ点灯され、表示部32aの変動表示が開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることにより、変動表示の最中に作動ゲート34a,34bを通過した回数を最大4回まで保留回数として示す。
【0026】
特別図柄表示装置40は、液晶ディスプレーなどの表示装置として構成されており、図3に示す表示用制御装置90により表示内容が制御されている。特別図柄表示装置40は、通常、図4に例示するように、キャラクタと数字とから構成される左,中,右の3個の図柄(識別要素)L,M,Rを表示しており、遊技球が始動口42に入賞するのを検知したときにこの3個の図柄L,M,Rを変動表示させる。そして、所定の変動時間が終了したときに、3個の図柄L,M,Rを図柄L,図柄R,図柄Mの順に変動表示を停止し、3個の図柄L,M,Rが一致したときに大当りとして特別遊技動画を表示する。特別遊技動画の一例を図5に示す。
【0027】
遊技盤30には、普通図柄表示装置32と特別図柄表示装置40との間に4個の特別図柄変動保留ランプ41a〜41dが設けられている。この特別図柄変動保留ランプ41a〜41dは、特別図柄表示装置40による3個の図柄L,M,Rの変動表示の最中や特別遊技動画を表示している最中に遊技球が始動口42に入賞するごとに左側から順に一つずつ点灯され、特別図柄表示装置40による3個の図柄L,M,Rの変動表示が開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることにより、変動表示の最中や特別遊技動画を表示している最中に始動口42に入賞した球数を最大4個まで保留球数として示す。
【0028】
通常始動口42は、本発明の通常入球口に相当し、図6に示すように、入賞した遊技球を遊技盤30の裏側へと導く誘導通路42aに連通しており、誘導通路42aには、通常始動口42に入球したことを検出する通常始動口スイッチ43が設けられている。また、特殊始動口44は、本発明の特殊入球口に相当し、入賞した遊技球を遊技盤30の裏側へと導く誘導通路44aに連通しており、誘導通路44aには、特殊始動口44に入球したことを検出する特殊始動口スイッチ45が設けられている。この特殊始動口44は、開閉部材46が閉じている状態では通常始動口42に妨げられて入球できないように設計されている。つまり、特殊始動口44に入球するのは、開閉部材46が開いている状態(図6の一点鎖線参照)のときのみである。開閉部材46は、普通図柄表示装置32の変動表示終了後に「33」又は「77」が表示されたあと(つまり筒渦柄の抽選結果が当りだったとき)、開閉駆動装置49によって開閉される。ここで、通常始動口42と特殊始動口44と開閉部材46とは同一の始動口ユニット48に収納されているため、この始動口ユニット48を遊技盤30に取り付けることにより一度の取付作業で両始動口42,44及び開閉部材46を遊技盤30の取付が完了する。
【0029】
大入賞口50は、通常は遊技球を受け入れない閉状態とされており、大当りのときに、図3に示す大入賞口駆動装置52によって遊技球を受け入れやすい開状態と通常の閉状態とが所定の条件に基づいて繰り返されるよう駆動される。大入賞口50には、遊技球の入賞をカウントする10カウントスイッチ54(図3参照)や大入賞口50の右部に設けられたVゾーン56に遊技球が入賞したのを検出するVカウントスイッチ58(図3参照)が取り付けられている。
【0030】
遊技盤30には、この他、発射された遊技球を円弧上に導くレール62や遊技盤30の中央部に導く左右の肩部に配置されたランプ風車64a,64b,作動ゲート34a,34bの近傍に配置された風車66a,66b,特別図柄表示装置40の両横に取り付けられた計8個のインジケータ68a〜68hなども取り付けられている。なお、遊技球をガイドしたり弾いたりしてその遊技性を高める複数の釘については図示を省略した。
【0031】
メイン制御装置70は、CPU72を中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPU72には電源を供給する電源回路73の他に、処理プログラムを記憶するROM74や一時的にデータを記憶するRAM76、所定周波数の矩形波を出力するクロック回路78、入出力処理回路80がバス82によって接続されている。メイン制御装置70には、作動ゲートスイッチ36a,36bからの通過信号、通常始動口スイッチ43からの始動信号、特殊始動口スイッチ45からの始動信号、10カウントスイッチ54からのカウント信号、Vカウントスイッチ58からのV信号、普通入賞スイッチや賞球カウントスイッチなどの他の入力装置88からの入力信号などが入出力処理回路80を介して入力されている。また、メイン制御装置70からは、普通図柄表示装置32への駆動信号、開閉駆動装置49への駆動信号、普通図柄変動保留ランプ33a〜33dや特別図柄変動保留ランプ41a〜41dへの点灯信号、スピーカ86が接続された音声用制御装置84への制御信号、特別図柄表示装置40の表示制御を司る表示用制御装置90への制御信号、賞球の払い出しを司る賞球制御装置などの他の出力装置89への駆動信号などが入出力処理回路80を介して出力されている。なお、インジケータ68a〜68hへの点灯信号は他の出力装置89から出力されている。
【0032】
次に、こうして構成されたパチンコ機20の動作について説明する。まず、普通図柄の抽選についてその概略を説明する。パチンコ機20には、普通図柄抽選用の乱数カウンタが設けられている。また、RAM76内のバッファには普通図柄当否乱数値を格納するエリアがあり、この普通図柄当否乱数値は普通図柄抽選用の乱数カウンタの値を反映して絶えず値が更新される。メイン制御装置70のCPU72は、遊技球が作動ゲート34a,34bを通過したことを作動ゲートスイッチ36a,36bからの通過信号により検出すると、バッファに記憶されている普通図柄当否乱数値を読み取り、その乱数値が当りか否かの抽選を行う。ここでは、取り得る乱数値のうち当り確率が1/5となるように当りの乱数値が設定されている。当りには、普通図柄表示装置の停止図柄が「33」となる当りと「77」となる当りがある。外れには、停止図柄が「00」「11」「22」「44」「55」「66」となる外れがある。本実施形態では、これらの停止図柄も普通図柄当否乱数値に応じて決定されるものとする。そして、抽選後、CPU72は、普通図柄表示装置32を制御するための普通図柄用表示コマンドを普通図柄表示装置32へ送信する。この普通図柄用表示コマンドには、停止図柄と変動時間が含まれる。このうち、停止図柄は前述のとおり普通図柄当否乱数値に基づいて設定される。また、変動時間は30秒に設定されるが、後述するように特定当りフラグFSが値1のときつまり停止図柄が特定図柄(本実施形態では奇数)で大当りになったあとは5秒に設定される。なお、特定当りフラグFSは図10のステップS350で大当りが特定当りであると判定されたときに値1にセットされる。普通図柄用表示コマンドを受信した普通図柄表示装置32は、このコマンドに含まれる変動時間だけ表示部32aの2桁の7セグメントLEDを変動表示させたあと停止図柄を表示させる。メイン制御装置70のCPU72は、抽選の結果が外れのときには開閉駆動装置49を駆動させないが、抽選の結果が当りのときには普通図柄表示装置32の表示部32aに停止図柄(「33」か「77」)が表示されるタイミングで開閉駆動装置49を駆動させて開閉部材46を開閉させる。このときの開閉動作は、停止図柄が「33」の時には0.5秒開放したあと閉鎖し(1回の開閉動作)、停止図柄が「77」の時には0.5秒開放したあと1秒のインターバルを挟んで更に0.5秒開放する(2回の開閉動作)。つまり、特殊始動口44はこのような開閉動作が行われない限り入球しない状態であるが、このような開閉動作が行われることにより入球しやすい状態となる。 但し、特定当りフラグFSが値1のときつまり特別図柄表示装置40での停止図柄が特定図柄で大当りになったあとは、「33」「77」のいずれも、2秒開放し1秒のインターバルを挟み2秒開放し1秒のインターバルを挟み更に2秒開放する(3回の開放動作)ため、特殊始動口44は頻繁に入賞しやすい状態となる。ここで、開閉部材46及び開閉駆動装置49が[課題を解決するための手段]の欄における手段2の「切替手段」及び「切替作動手段」に相当し、普通図柄当否乱数値が当りになることが「所定の切替実施条件が成立」したことに相当する。また、特別図柄表示装置40での停止図柄が特定図柄で大当りになることが、同欄における手段4の「特定当り」に相当し、3回の開放動作を行わせる処理が「状態移行手段」の処理に相当する。なお、メイン制御装置70のCPU72は、表示部32aの変動表示の最中に遊技球が作動ゲート34a,34bを通過すると普通図柄変動保留ランプ33a〜33dを左側から順に一つずつ点灯していき、表示部32aの変動表示が終了したあとこの保留ランプ33a〜33dのいずれかが点灯しているときには右側から順に一つずつ消灯すると同時に普通図柄乱数値の抽選を行いその抽選結果に応じて上述の制御を実行する。
【0033】
次に、メイン制御装置70により実行される特別図柄表示装置40に関するメイン制御プログラムについて説明する。図7は、このプログラムの一例を示すフローチャートである。このプログラムは、ROM74に記憶されており、所定時間毎(例えば2msec毎)にCPU72により繰り返し実行される。メイン制御プログラムが開始されると、メイン制御装置70のCPU72は、図8に例示する始動入賞処理ルーチン(ステップS100)、図9に例示する変動開始処理ルーチン(ステップS200)、図10に例示する変動停止処理ルーチン(ステップS300)、図11に例示するカウンタ更新処理ルーチン(ステップS400)を実行し、その後、図12に例示する外れ図柄カウンタ更新処理ルーチン(ステップS500)を残余時間中繰り返し実行する。この制御プログラムの理解のしやすさを考慮して、まず、カウンタ更新処理と外れ図柄カウンタ更新処理について説明し、その後その他の各処理について説明する。
【0034】
[カウンタ更新処理]
図11のカウンタ更新処理ルーチンが開始されると、メイン制御装置70のCPU72は、内部乱数カウンタC1,リーチ乱数カウンタC2,大当り図柄カウンタC3,変動パターンカウンタC4の各々のカウンタをインクリメントする処理を実行する(ステップS410)。図13は、カウンタ用バッファ及び各種カウンタの説明図である。この図13に示すように、内部乱数カウンタC1は、大当りか否かを判定する際に用いられるカウンタであり、本実施形態では0〜299までを順に値1ずつインクリメントし、最大値(つまり299)に達した後再び0に戻るループカウンタである。リーチ乱数カウンタC2は、外れ時にリーチ遊技を行うか否かを決定する際に用いられるカウンタであり、本実施形態では0〜11までを順に値1ずつインクリメントし、最大値(つまり11)に達した後再び0に戻るループカウンタである。大当り図柄カウンタC3は、大当りのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(大当り図柄)を決定する際に用いられるループカウンタであり、本実施形態では0〜11までを順に値1ずつインクリメントし、最大値(つまり11)に達した後再び0に戻るループカウンタである。変動パターンカウンタC4は、特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示させるパターンを決定する際に用いられるループカウンタであり、本実施形態では0〜99までを順に値1ずつインクリメントし、最大値(つまり99)に達した後再び0に戻るループカウンタである。こうして各カウンタを更新すると、各カウンタをRAM76の所定領域に設定されたカウンタ用バッファに格納して(ステップステップS420)、カウンタ更新処理を終了する。
【0035】
[外れ図柄カウンタ更新処理]
図12の外れ図柄カウンタ更新処理ルーチンが開始されると、メイン制御装置70のCPU72は、まず、外れ図柄左カウンタCLをインクリメントする処理を実行する(ステップS510)。図13に示すように、外れ図柄左カウンタCLは、外れのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(外れ図柄)のうち左の図柄Lを決定する際に用いられるループカウンタであり、ここでは0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつインクリメントする。続いて外れ図柄左カウンタCLが値0であるかを判定し(ステップS520)、外れ図柄左カウンタCLが値0であるときには、外れ図柄右カウンタCRをインクリメントする(ステップS530)。外れ図柄右カウンタCRは、外れのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(外れ図柄)のうち右の図柄Rを決定する際に用いられるループカウンタであり、ここでは外れ図柄左カウンタCLと同様に0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつインクリメントする。同様に、外れ図柄右カウンタCRが値0であるかを判定し(ステップS540)、外れ図柄右カウンタCRが値0であるときには、外れ図柄中カウンタCMをインクリメントする(ステップS550)。ここで、外れ図柄中カウンタCMは、外れのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(外れ図柄)のうち中の図柄Mを決定する際に用いられるループカウンタであり、ここでは外れ図柄左カウンタCLや外れ図柄右カウンタCRと同様に0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつインクリメントする。各外れ図柄カウンタCL,CR,CMをインクリメントするか、ステップS520で外れ図柄左カウンタCLが値0でないと判定されたときか、ステップS540で外れ図柄右カウンタCRが値0でないと判定されたときは、外れ図柄左カウンタCLと外れ図柄右カウンタCRとが一致するかを判定する(ステップS560)。外れ図柄左カウンタCLと外れ図柄右カウンタCRとが一致しないときには、各外れ図柄カウンタCL,CM,CRをRAM76の所定領域に設定された外れ図柄バッファ(図13参照)に格納して(ステップS570)、本ルーチンを終了する。一方、外れ図柄左カウンタCLと外れ図柄右カウンタCRとが一致するときには、外れ図柄中カウンタCMも一致するかを判定する(ステップS580)。外れ図柄左カウンタCLと外れ図柄右カウンタCRは一致するが外れ図柄中カウンタCMは異なるときには、各外れ図柄カウンタCL,CM,CRをRAM76の所定領域に設定された外れリーチ図柄バッファ(図13参照)に格納して(ステップS590)、本ルーチンを終了する。各外れ図柄カウンタCL,CM,CRの全てが一致するときは、外れ図柄ではないから各外れ図柄カウンタCL,CM,CRの外れ図柄バッファや外れリーチ図柄バッファへの格納を行うことなく本ルーチンを終了する。
【0036】
この外れ図柄カウンタ更新処理ルーチンは、図7に例示したメイン制御プログラムのフローチャートから解るように、所定時間経過毎にメイン制御プログラムが実行されるまでの空き時間に繰り返し行われる。したがって、内部乱数カウンタC1やリーチ乱数カウンタC2などの他のカウンタがメインルーチンが実行される毎にカウントアップするのに対して、外れ図柄左カウンタCLはメインルーチンが実行される毎に加えて空き時間に繰り返し実行される毎にカウントアップする。
【0037】
[始動入賞処理]
図8の始動入賞処理ルーチンが開始されると、メイン制御装置70のCPU72は、まず、遊技球が通常始動口42又は特殊始動口44に入賞したか否かを判定する(ステップS110)。この判定は、通常始動口スイッチ44又は特殊始動口スイッチ45がオンとされたか否かによって行うことができる。遊技球が通常始動口42又は特殊始動口44に入賞したと判定されると、RAM76の所定の始動口種別バッファ(図13参照)に始動口種別として通常始動口への入球か特殊始動口への入球かをフラグなどで区別して記憶する(ステップS120)。続いて、保留球数Nが4未満であるか否かを調べる(ステップS130)。前述したように、本実施形態では保留上限値が4個だからである。保留球数Nが4未満のときには、保留球数Nを値1だけインクリメントし(ステップS140)、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dを左から順に1つ点灯又は点滅する(ステップS150)。このとき、始動口種別が通常始動口42への入球だったときにはランプを点灯し続け、始動口種別が特殊始動口44への入球だったときにはランプを点滅させる。続いて、図11のカウンタ更新処理のステップS420や図12の外れ図柄カウンタ更新処理のステップS570でRAM76のカウンタ用バッファに格納された内部乱数カウンタ値、リーチ乱数カウンタ値、大当り図柄カウンタ値、外れ図柄カウンタ集合値(外れ図柄バッファや外れリーチ図柄バッファに一時記憶されている各外れ図柄カウンタCR,CM,CLの値の集合)のほか先ほどRAM76の始動口種別バッファに記憶した始動口種別を、同じくRAM76の所定領域に設定された保留球格納エリアの空き記憶エリアのうち最初のエリアに格納する(ステップS160)。このときの保留球格納エリアの構造の一例を図13及び図14に示す。図14に示すように、保留球格納エリアは1つの実行エリアと4つの保留エリア(保留第1〜第4エリア)とから構成され、各エリアは内部乱数カウンタ値、リーチ乱数カウンタ値、大当り図柄カウンタ値、外れ図柄カウンタ集合値、始動口種別を格納可能である。各カウンタ値の保留球格納エリアへの格納処理を終了した後や、ステップS110で遊技球は始動口42に入賞していないと判定されたときや、あるいはステップS120で保留球数Nが4未満と判定されなかったときには、保留球数Nが値0より大きいか否かを判定すると共に(ステップS170)、特別図柄表示装置40で左,中,右の図柄L,M,Rを変動表示中であるか否か、あるいは大当り中であるか否かを判定する(ステップS180)。保留球数Nが値0でなく、特別図柄表示装置40が変動表示中でもなく、大当り中でもないときには、変動許可フラグF1(初期設定時はゼロ)に1をセットして(ステップS190)、本ルーチンを終了し、保留球数Nが値0であったり、特別図柄表示装置40が変動表示中であったり、大当り中であるときには、変動許可フラグF1に1をセットせずに本ルーチンを終了する。
【0038】
[変動開始処理]
図9に示す変動開始処理ルーチンが開始されると、メイン制御装置70のCPU72は、まず、変動許可フラグF1が値1であるか否かを判定する処理を実行する(ステップS210)。変動許可フラグF1が値1でないときには、保留球数Nが値0であるか、特別図柄表示装置40によって左,中,右の3個の図柄L,M,Rが変動表示中であるか、大当り中であるかのいずれかの場合であると判断して、変動開始処理を終了する。変動許可フラグF1が値1のときには、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dを右側から順に1つ消灯すると共に(ステップS220)、保留球数Nを値1だけデクリメントし(ステップS230)、保留球格納エリアに格納されたデータをシフトする処理を行う(ステップS240)。このデータシフト処理は、図14に例示する保留球格納エリアの4つの保留エリアに格納されているデータを実行エリア側にワンブロックだけシフトさせる処理である。即ち、第1保留エリアのデータを実行エリアに、第2保留エリアのデータを第1保留エリアに、第3保留エリアのデータを第2保留エリアに、第4保留エリアのデータを第3保留エリアに移動させる処理である。なお、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dは各保留エリアの始動口種別に応じて表示態様(点灯又は点滅)が決められているため、データシフト処理に伴って表示態様が左方向に1つシフトすることになる。次に特別図柄表示装置40に左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示させた後に変動表示停止時の図柄を設定する停止図柄コマンドと、特別図柄表示装置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動パターンコマンドとからなる特別図柄用表示コマンドの決定処理を行い(ステップS250)、決定した特別図柄用表示コマンドを入出力処理回路80を介して表示用制御装置90に送信し(ステップS260)、変動許可フラグF1に値0をセットして(ステップS270)、変動開始処理を終了する。特別図柄用表示コマンドを受信した表示用制御装置90は、この表示コマンドのうちの変動パターンコマンドに従って特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示すると共に後述する確定コマンドを受信したときに停止図柄コマンドに従って特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示を停止する。なお、ステップS250の特別図柄用表示コマンド決定処理は、図15に例示するフローチャートを用いて行われる。
【0039】
図15に示す特別図柄用表示コマンド決定処理ルーチンが開始されると、メイン制御装置70のCPU72は、まず、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている始動口種別が通常始動口42への入球か特殊始動口44への入球かを判定し(ステップS600)、その始動口種別が通常始動口42への入球だったときには、ROM74に記憶された低確率テーブル(低確率判定指標)を読み出す(ステップS602)。この低確率テーブルは、内部乱数カウンタC1の取り得る値「0」〜「299」のうち値「7」を大当りとするテーブルであり、大当り確率は1/300に設定されている。一方、ステップS600で実行エリアに格納されている始動口種別が特殊始動口44への入球だったときには、ROM74に記憶された高確率テーブル(高確率判定指標)を読み出す(ステップS604)。この高確率テーブルは、内部乱数カウンタC1の取り得る値「0」〜「299」のうち値「7」、「67」「127」、「187」、「247」を大当りとするテーブルであり、大当り確率は1/60に設定されている。そして、ステップS602又はS604のあと、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている内部乱数カウンタC1の値が大当りか否かを判定(抽選)する(ステップS606)。この大当り判定は、ステップS602で読み出した低確率テーブルかステップS604で読み出した高確率テーブルに基づいて、大当り値と一致するか否かによって行われる。
【0040】
さて、ステップS606で大当りと判定されると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている大当り図柄カウンタC3の値を停止図柄コマンドに設定し(ステップS608)、図16に例示する大当り時変動パターンコマンド決定処理を行って(ステップS610)、特別図柄用表示コマンド決定処理を終了する。大当り時変動パターンコマンド決定処理では、RAM76の所定領域に設定されたバッファに格納されている変動パターンカウンタC4の値を調べ(ステップS630)、変動パターンカウンタC4が20未満のときにはパターンBを変動パターンコマンドに設定し(ステップS632)、変動パターンカウンタC4が20以上60未満のときにはパターンCを変動パターンコマンドに設定し(ステップS634)、変動パターンカウンタC4が60以上のときにはパターンDを変動パターンコマンドに設定する(ステップS640)。各パターンについては後述する。
【0041】
一方、ステップS606で大当りではないと判定されると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されているリーチ乱数カウンタC2の値がリーチ当りか否かを判定する(ステップS612)。このリーチ当り判定は、リーチ乱数カウンタC2の値がリーチ当りの値、例えば「7」であるか否かを判定することにより行われる。ここでは、リーチ乱数カウンタC2は0〜11までを順にカウントアップされるからリーチ当りの確率は1/12となる。リーチ当りと判定されると、RAM76の所定領域に設定された外れリーチ図柄バッファに格納されている外れ図柄カウンタCL,CM,CRの値を停止図柄コマンドに設定し(ステップS614)、図17に例示する外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理を行って(ステップS616)、特別図柄用表示コマンド決定処理を終了する。外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理では、大当り時変動パターン決定処理と同様に、RAM76の所定領域に設定されたバッファに格納されている変動パターンカウンタC4の値を調べ(ステップS650)、変動パターンカウンタC4が50未満のときにはパターンBを変動パターンコマンドに設定し(ステップS652)、変動パターンカウンタC4が50以上90未満のときにはパターンCを変動パターンコマンドに設定し(ステップS654)、変動パターンカウンタC4が90以上のときにはパターンDを変動パターンコマンドに設定する(ステップS656)。なお、ステップS612でリーチ当りでないと判定されると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている外れ図柄カウンタCL,CM,CRの値を停止図柄コマンドに設定し(ステップS618)、パターンAを変動パターンコマンドに設定して(ステップS620)、本ルーチンを終了する。
【0042】
本実施形態では各変動パターンは次のように設定されている。パターンAは、特別図柄表示装置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後に右図柄Rを停止し、9秒後に中図柄Mを停止するパターンとして設定されている。パターンBは、特別図柄表示装置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後に右図柄Rを停止したときに左図柄Lと右図柄Rとが一致するときに中図柄Mを低速度で7秒間変動表示させて停止するいわゆるノーマルリーチのパターンとして設定されている。パターンCは、パターンBの中図柄Mの停止タイミングで中図柄Mの変動表示を停止することなく高速度で更に5秒間変動表示した後に停止するいわゆるスーパーリーチのパターンとして設定されている。パターンDは、パターンCの中図柄Mの停止タイミングで中図柄Mの変動表示を停止することなく低速度で更に10秒間変動表示した後に大当り図柄または大当り図柄の前後の図柄で停止するいわゆるスペシャルリーチのパターンとして設定されている。なお、スーパーリーチやスペシャルリーチでは、単に左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示するだけでなく、所定のリーチ遊技が行われる。
【0043】
図16及び図17を用いて説明したように大当り時変動パターンコマンド決定処理では外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理に比してパターンDが設定されやすくなっており、逆に外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理では大当り時変動パターンコマンド決定処理に比してパターンBが設定されやすくなっている。即ち、大当り時変動パターンコマンド決定処理ではスペシャルリーチが設定されやすく、外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理ではノーマルリーチが設定されやすくなっている。このように設定することにより遊技性を高め興趣の向上を図っているのである。
【0044】
[変動停止処理]
図10の変動停止処理ルーチンが開始されると、メイン制御装置70のCPU72は、まず、大当り中であるか否かを判定する(ステップS310)。大当り中ではないと判定されると、変動パターンにおける変動時間が終了しているか否かを判定する(ステップS320)。この処理は、変動開始処理で説明したように各変動パターンはパターン毎に変動時間が設定されているから、その時間を経過したかを判定することにより行われる。変動時間が終了であるときには、変動表示の停止と確認のために設定されている停止図柄を確定コマンドとして表示用制御装置90に送信する(ステップS330)。そして、大当りか否かを判定して(ステップS340)、大当りのときには続いて今回の大当りが特定当りか否かを判定する(ステップS350)。本実施形態では、停止図柄を構成するゾロ目の図柄L,M,Rが奇数か偶数かを判定し、奇数のときには特定当りと判定し、偶数のときには特定当りでないと判定する。そして、特定当りだったときにはRAM76の所定領域に設けられた特定当りフラグFSを値1にセットし(ステップS360)、特定当りでなかったときには特定当りフラグFSを値0にリセットする(ステップS370)。この特定当りフラグFSは、上述したように普通図柄表示装置32の制御において用いられるフラグであり、普通図柄当否乱数値が当りの場合にこのフラグが値1のときには開閉部材46の開閉動作が3回繰り返され、値0のときには開閉動作が1回又は2回繰り返される。ステップS360及びS370のあと、大当り実行コマンドを表示用制御装置90に送信して(ステップS380)、変動停止処理を終了する。大当りの特別遊技では、大入賞口50については、大入賞口駆動装置52の駆動制御が行われる。ここでは、Vゾーン56への入球を条件に10カウントスイッチ54で10個の入球を検出するか所定時間経過するまで大入賞口50を開状態にしその後閉状態にするという処理を最大16回に亘って行うものとした。ここで、ステップS340の大当りの判定は、変動開始処理におけるステップS250の特別図柄用表示コマンド決定処理(図15)で行われているからその判定結果を用いるものとしてもよいし、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている内部乱数カウンタC1の値を用いて判定するものとしてもよい。なお、ステップS310で大当り中と判定されたときやステップS320で変動時間が終了していないと判定されたとき、あるいはステップS340の大当り判定で大当りでないと判定されたときには、判定後に本ルーチンを終了する。
【0045】
以上説明した本実施形態のパチンコ機20によれば、通常始動口42に入球したときには低確率テーブルに基づいて大当たりか否かの抽選が行われ、特殊始動口44に入球したときには高確率テーブルに基づいて抽選が行われる。つまり、通常始動口42と特殊始動口44のどちらに入球したときにも抽選が行われるが、通常始動口42よりも特殊始動口44に入球した方が大当りになる確率が高い。このため、遊技者は、通常始動口42へ入球するのか特殊始動口44へ入球するのかを注目して遊技を行うようになり、始動口へ入球するまでの過程に興味を持つようになる。
【0046】
また、普通図柄当否乱数値が当りになると開閉駆動装置49により開閉部材46が開閉駆動されて特殊始動口44が入球しやすい状態となり、しかも、普通図柄当否乱数値が当りにならないと特殊始動口44へ入球しないため、遊技者は普通図柄当否乱数値が当りになることつまり普通図柄表示装置32の表示部32aが変動表示後に「33」又は「77」で停止することにも興味を持つようになる。
【0047】
更に、大当りになったときに停止図柄が奇数の図柄で揃った場合には特定当りになり、その後、普通図柄表示装置32の表示部32aで変動を開始してから停止するまでの時間が短くなる。つまり、表示部32aに停止図柄が表示されるまでの周期が短くなる。しかも、開閉部材46の開閉動作が3回に増える。このため、単位時間当りに普通図柄当否乱数値が当りになる回数が増え、特殊始動口44へ入球しやすい状態になることが多くなるから高確率テーブルに基づいて判定されることが多くなる。この結果、特定当りになったあとは、いわゆる確率変動状態に突入した場合と同様、高確率で大当りの抽選がなされることになる。
【0048】
更にまた、普通図柄当否乱数値が当りになる確率が1/5で、通常時に内部乱数カウンタ値が大当りになる確率が1/300であるから両者の積は1/300となる。このことは、特殊始動口44への入球がきっかけとなって大当りになる確率が1/300であることを意味する。一方、通常始動口42への入球がきっかけとなって大当たりになる確率は1/300である。したがって、どちらも同等の期待感が得られることになるが、始動口への入球後の大当り確率を比べれば特殊始動口44の方が有利となる。但し、普通図柄当否乱数値が当りになる確率と、通常時に内部乱数カウンタ値が大当りになる確率との積を1/300を超える高確率となるように設定してもよい。
【0049】
そして、両始動口44,46が離れて配置されている場合にはそれぞれの始動口44,46へ遊技球が向かうように釘を調整する必要があるが、本実施形態では両始動口44,46が近傍に配置されているため、一つの始動口へ遊技球が向かうように釘を調整すれば足りる。また、両始動口44,46は始動口ユニット48に組み込まれているため、遊技盤30への取付が容易になる。
【0050】
そしてまた、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dは通常始動口42へ入球があったときには点灯され、特殊始動口44へ入球があったときには点滅されるため、遊技者は特別図柄変動保留ランプ41a〜41dが点灯しているか点滅しているかを見れば高確率で抽選されるのか低確率で抽選されるのかを認識できる。
【0051】
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
【0052】
例えば、上述した実施形態では開閉部材46を備えた特殊始動口44について説明したが、開閉部材を備えていない特殊始動口44を採用してもよい。但し、特殊始動口44に入球すると高い大当り確率で抽選されることを考慮すると、特殊始動口44の方が通常始動口42よりも入球しにくいように構成するのが好ましい。入球の難易については、例えば、各始動口42,44へ遊技球を導く釘や風車の配置を工夫したり、特殊始動口44の開口部に障害物を配置したりすることにより調整可能である。
【0053】
また、上述した実施形態では、開閉部材46が閉じている状態では特殊始動口44へ入球できないようにしたが、開閉部材46が閉じている状態でも特殊始動口44へ入球できるようにしてもよい。但し、開閉部材46が閉じている特殊始動口44は通常始動口42に比べて入球しにくい状態とすることが好ましい。入球の難易については、先ほどと同様にして調整可能である。
【0054】
更に、上述した実施形態では、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dにつき、通常始動口42への入球を保留した場合にはランプを点灯し、特殊始動口44への入球を保留した場合にはランプを点滅することにより両者を視覚上区別できるようにしたが、ランプの色を変えるにより両者を視覚上区別できるようにしてもよい。例えば、通常始動口42への入球を保留した場合には赤色、特殊始動口44への入球を保留した場合には青色といった具合である。
【0055】
あるいは、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dの表示態様により両者を視覚上区別するのではなく、特別図柄表示装置40での変動表示の際の背景色により両者を視覚上区別できるようにしてもよい。具体的には、メイン制御装置70から表示用制御装置90へ特別図柄用表示コマンドを送信する際、上述した実施形態ではその特別図柄用表示コマンドは変動パターンコマンドと停止図柄コマンドとを含んでいたが、更に始動口種別を表す始動口種別コマンドを含ませ、表示用制御装置90はこの始動口種別コマンドが通常始動口42への入球を表すか特殊始動口44への入球を表すかによって特別図柄表示装置40の変動表示の際の背景色を何色にするかを決定してもよい。例えば、始動口種別コマンドが通常始動口42への入球を表していた場合には、変動表示の際の背景色を赤色を主体にし、特殊始動口44への入球を表していた場合には変動表示の際の背景色を青色を主体にする、といった具合である。こうすれば、図柄L,M,R(識別要素)の変動表示の背景色をみれば高確率で抽選されるのか低確率で抽選されるのかを認識することができる。
【0056】
更にまた、上述した実施形態では、通常始動口42に入球したときには低確率テーブルに基づいて大当たりか否かの抽選を行い、特殊始動口44に入球したときには高確率テーブルに基づいて抽選を行ったが、このようなテーブルを用いることなく抽選を行ってもよい。例えば、各始動口42,44に入球した遊技球が数個の穴の設けられた領域へと導かれ、その穴は当り穴と外れ穴とが予め決められており、通常始動口42に入球した遊技球は低確率で当り穴へ入球し、特殊始動口44に入球した遊技球は高確率で当り穴へ入球するようにしてもよい。具体的には、外れ穴を開閉可能な穴とし、通常始動口42に入球したときには外れ穴をすべて開いた状態とし、特殊始動口44に入球したときには外れ穴の幾つかを閉じた状態として当り穴への入球確率を高くしてもよい。この場合も、通常始動口42と特殊始動口44のどちらに入球したときにも抽選(当り穴に入るか否かの抽選)が行われるが、通常始動口42よりも特殊始動口44に入球した方が当りになる確率が高くなるため、遊技者は通常始動口42へ入球するのか特殊始動口44へ入球するのかを注目して遊技を行うようになり、始動口42,44へ入球するまでの過程に興味を持つようになる。
【0057】
そしてまた、上述した実施形態では、パチンコ機20を例にとって説明したが、本発明が適用可能な遊技機はパチンコ機に限定されるものではなく、遊技球の入球に伴って当否判定を行う全て遊技機、例えばパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機などにも適用することができるのは勿論である。このパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機の基本構成の一例としては、遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の図柄からなる図柄列を変動表示した後に図柄を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手投(例えば操作レバー)の操作に起因して図柄の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することにより図柄の変動が停止され、その停止時の確定図柄が特定図柄であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用すると共に図柄の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機を挙げることができる。こうした遊技機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機20を正面から見た外観図である。
【図2】パチンコ機20の遊技盤30の構成の概略を示す構成図である。
【図3】パチンコ機20の電気的接続を例示するブロック図である。
【図4】特別図柄表示装置40に表示される表示図の一例を示す説明図である。
【図5】特別図柄表示装置40に表示される特別遊技動画の一例を示す説明図である。
【図6】始動口ユニットの説明図である。
【図7】特別図柄に関するメイン制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図8】始動入賞処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図9】変動開始処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図10】変動停止処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図11】カウンタ更新処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図12】外れ図柄カウンタ更新処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図13】カウンタ用バッファ及び各種カウンタの説明図である。
【図14】保留球格納エリアの一例を示す説明図である。
【図15】特別図柄用表示コマンド決定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図16】大当り時変動パターンコマンド決定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図17】外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20 パチンコ機、22 前面枠、24 上受け皿、26 下受け皿、28 発射ツマミ、30 遊技盤、32 普通図柄表示装置、32a 表示部、33a〜33d 普通図柄変動保留ランプ、34a,34b 作動ゲート、36a,36b 作動ゲートスイッチ、40 特別図柄表示装置、41a〜41d 特別図変動保留ランプ、42 通常始動口、42a 誘導通路、43 通常始動口スイッチ、44 特殊始動口、44a 誘導通路、45 特殊始動口スイッチ、46 開閉部材、48 始動口ユニット、49 開閉駆動装置、50 大入賞口、52大入賞口駆動装置、54 カウントスイッチ、56 Vゾーン、58 Vカウントスイッチ、60a〜60d 普通入賞口、62 レール、64a,64b ランプ風車、66a,66b 風車、68a〜68h インジケータ、69 アウト口、70 メイン制御装置、72 CPU、73 電源回路、74 ROM、76 RAM、78 クロック回路、80 入出力処理回路、82 バス、84 音声用制御装置、86 スピーカ、88 他の入力装置、89 他の出力装置、90 表示用制御装置。

Claims (1)

  1. 所定の入球口に入球することを条件に抽選が行われ該抽選の結果が当りのとき遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技機であって、
    前記入球口の一つである通常入球口と、
    前記入球口の一つである特殊入球口と、
    前記通常入球口に入球したことを検出する通常入球口入球検出手段と、
    前記特殊入球口に入球したことを検出する特殊入球口入球検出手段と、
    前記通常入球口入球検出手段により前記通常入球口への入球が検出されたときには低確率で抽選を行い、前記特殊入球口入球手段により前記特殊入球口への入球が検出されたときには高確率で抽選を行う抽選実行手段と
    を備えた遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034857A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2016105783A (ja) * 2016-01-12 2016-06-16 株式会社平和 パチンコ機

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