JP2004303722A - 受像管装置 - Google Patents

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崇志 井東
Masahide Yamauchi
真英 山内
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Abstract

【課題】 ビーム電流の大小に関わらず解像度を維持することができる受像管装置を提供する。
【解決手段】 冷陰極電子銃20は、電界放出型の陰極30、第1電極31及び第2電極32を備えている。第1電極31は0V、第2電極32は900Vとされる。陰極30は基板30aを備え、基板30a上には冷陰極アレイ30bが形成され、これを囲繞する絶縁層30c上にはゲート電極30dが形成されている。第1電極31は、開口径G1φが0.50ミリメートル、ゲート電極30dから第1電極31の蛍光スクリーン26側端までの高さG1tが0.250ミリメートル、ゲート電極30dまでの距離dが0.080ミリメートルとなっている。第2電極32は、開口径G2φが0.50ミリメートル、ゲート電極30dから第2電極32の蛍光スクリーン26側端までの高さG2tが0.350ミリメートルで、第1電極31との距離は0.20ミリメートルである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電界放出型の冷陰極電子銃を有する受像管装置に関し、特に、輝度変化に起因するスポット径の変動を抑える技術に関する。
一般に、受像管装置は、電子銃から蛍光体スクリーンに電子ビームを照射することによって画像を表示する。電子ビームの照射を受けて蛍光を発する部分はスポットと呼ばれ、受像管装置の解像度はこのスポット径に依存する。すなわち、スポット径が小さいほど受像管装置の解像度が高く、スポット径が大きければ解像度が低い。
さて、受像管装置は、電子ビームの電流量(以下、「ビーム電流」という。)を変化させることによって画素毎の輝度を変化させる。すなわち、ビーム電流が大きければ高輝度となり、小さければ低輝度となる。
スポット径もビーム電流に依存して変化する。このため、ビーム電流に関わらず解像度を維持しようとすると、全電流域において、電子銃が発生させる主電子レンズ(以下、「主レンズ」という。)が最適集束条件を満たしていることが望ましい。そのためにはビーム電流の変化に対して主レンズにおける電子ビーム径が一定である必要がある。
しかしながら、熱陰極電子銃では、ビーム電流が変化すると主レンズにおける電子ビーム径も変化してしまい、解像度を維持することができない。
図7は、典型的な熱陰極電子銃の構成を示す断面図である。図7に示されるように、熱陰極電子銃1は、熱陰極10、制御電極11、加速電極12、集束電極13及び最終加速電極14を備えている。熱陰極10、制御電極11及び加速電極12はカソードレンズ16を発生させる。加速電極12と集束電極13とはプリフォーカスレンズ17を、また、集束電極13と最終加速電極12とは主レンズ18をそれぞれ発生させる(例えば、特許文献1)。
特開昭61−193340号公報
さて、熱陰極10から射出された電子ビームはカソードレンズ16で加速収束され、クロスオーバ15を形成する。このクロスオーバ15を主レンズ18によって蛍光体スクリーン上に結像させたものがスポットである。
ビーム電流が大きくなるとカソード電位が低下するので、カソードレンズ16が弱まり、クロスオーバ15がプリフォーカスレンズ17に近づくとともに、カソードの動作領域(電子を放出するカソード領域)が大きくなるため、クロスオーバ15における電子ビームの発散角が大きくなる。この結果、プリフォーカスレンズ17のレンズ作用が弱まるとともに、上記発散角が大きくなる効果により、主レンズ18における電子ビーム径19が大きくなって、解像度が低下する。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、ビーム電流の大小に関わらず解像度を維持することができる受像管装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る受像管装置は、蛍光体スクリーンと、冷陰極電子銃とを備え、前記冷陰極電子銃は、電子を電界放出する冷陰極アレイと、前記電子の電界放出状態を制御するゲート電極とを有する冷陰極と、前記冷陰極の蛍光体スクリーン側に配設されている第1電極と、前記第1電極の蛍光体スクリーン側に配設されている第2電極と、前記電界放出された電子がなすビーム電流が大きいほど、前記電界放出された電子のゲート電極通過後の速度を増大させる電子速度制御手段と、前記ビーム電流が大きいほど、前記ゲート電極、第1電極及び第2電極にて発生される電子レンズのレンズ強度を増大させるレンズ強度制御手段とを備えることを特徴とする。
これにより、ビーム電流の大小に関わらず主レンズにおける電子ビーム径を一定とすることができるので、受像管装置の解像度を維持することができる。
この場合において、前記ゲート電極から前記第1電極の蛍光体スクリーン側端までの距離が0.10ミリメートル以上で、且つ0.35ミリメートル以下の範囲内にあるとするのが望ましい。また、前記第1電極は電界放出された電子を通過させる貫通孔を有し、当該貫通孔の内径は0.15ミリメートル以上で、且つ0.60ミリメートル以下の範囲内にあるとすれば好適である。
また、本発明に係る受像管装置は、前記ビーム電流の大きさに関わらず、前記第1電極の電位は前記ゲート電極の電位より低電位であり、且つ前記ビーム電流が大きいほど、前記ゲート電極の電位が高電位とされることを特徴とする。
また、本発明に係る受像管装置は、前記冷陰極は周辺集束電極を備え、前記周辺集束電極は、前記ゲート電極の外周部に形成され、前記ゲート電極と略同一の厚みを有し、前記ゲート電極よりも低電位であることを特徴とする。
このようにすれば、カソードレンズのレンズ強度を高めて電子ビームを細く絞ることができるので、スポット径を縮小し解像度を向上させることができる。この場合において、前記周辺集束電極と前記第1電極とが一体化されているとしても同様の効果を得ることができる。
また、本発明に係る受像管装置は、前記レンズ強度制御手段は、前記レンズ強度を増大させて、前記ゲート電極の蛍光体スクリーン側において、前記電子ビームにクロスオーバを形成させることを特徴とする。このようにすれば、主レンズの物点径を縮小することができるので、スポット径を縮小して、解像度を向上させることができる。
以下、本発明に係る受像管装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1] 受像管装置の構成
図1は、本実施の形態に係る受像管装置の構成の概略を示す断面図である。受像管装置2は、ガラスバルブ24、蛍光体スクリーン26、冷陰極電子銃20及び偏向ヨーク23を備えている。冷陰極電子銃20は、ガラスバルブ24のネック部22に封入されている。偏向ヨーク23は、ガラスバルブ24の外周に装着されている。ガラスバルブ24のファンネル部にはアノードボタン25が設けられている。
[2] 電子銃の構成
図2は、冷陰極電子銃20の主要な構成を示す断面図である。図2に示されるように、冷陰極電子銃20は、電界放出型の陰極30、第1電極31及び第2電極32を備えている。これらは、受像管装置2のステム部21から蛍光体スクリーン26へ向かう順に軸を同じくして、陰極30、第1電極31、第2電極32の順に配設されている。第1電極31はステム部を介して接地され、0Vとされている。第2電極32にはステム部21から900Vが印加される。
なお、図示しないが、第2電極32の蛍光体スクリーン26側には、第3電極及び第4電極が配設されており、これらの電極により主レンズが形成される。また、第4電極には、アノードボタン25から30kV程度の電圧がガラスバルブ24の内壁を通じて印加され、第3電極にはステム部21から7160V程度の電圧が印加される。これにより、主レンズ(図示省略)が発生する。更に、第3電極は第2電極32と共にプリフォーカスレンズ(図示省略)を発生させる。
さて、図2に示されるように、陰極30は、基板30a、冷陰極アレイ30b、絶縁層30c及びゲート電極30dから成っている。基板30a上には、冷陰極アレイ30bが形成されると共に、冷陰極アレイ30bを囲むように絶縁層30cが形成されている。また、ゲート電極30dは絶縁層30cの他方の主面上に形成されている。ゲート電極30dは、前記第1電極31、第2電極32と共にカソードレンズ33を発生させる。
寸法について述べれば、第1電極31の形状は、開口径G1φが0.500ミリメートル、陰極30のゲート電極30dから第1電極31の蛍光スクリーン26側端までの高さG1tが0.2500ミリメートル、陰極30のゲート電極30dから第1電極31までの距離dが0.0800ミリメートルとなっている。また、冷陰極アレイ30bの直径は0.080ミリメートルである。
第2電極32の形状は、開口径G2φが0.500ミリメートル、ゲート電極30dから第2電極32の蛍光スクリーン26側端までの高さG2tが0.3500ミリメートルである。また、第1電極31と第2電極32との間の距離は0.200ミリメートルである。
[3] 電子銃の動作原理
陰極30は、冷陰極アレイ30bとゲート電極30dとの間に電位差を生じさせることにより、冷陰極アレイ30bの突起部の先端に高電界を発生させて、電子を放出する。本実施の形態においては、ビーム電流が大きいほどゲート電極30dの電位Vgateが高電位となるように制御する。また、第1電極31は一定の電位Vg1(本実施の形態においては、0V。)に維持され、常に電位Vgateよりも低電位とする。
このようにすれば、ビーム電流が大きいほど、冷陰極アレイ30bとゲート電極30dとの間の電位差が大きくなるので、電界放出された電子ビームのゲート電極30dを通過する速度が大きくなる。すると、電子ビームがカソードレンズ33によって収束され難くなるので、主レンズにおける電子ビーム径が大きくなる作用を受ける。
一方、ビーム電流の増大に伴って電位Vgateが高電位となると、電位Vg1と電位Vgateの電位差が大きくなる。すると、カソードレンズ33のレンズ強度が増大するので、主レンズに入射する電子ビームは電子ビーム径が小さくなるような作用を受ける。
すなわち、電子ビームに対して相反する作用が働き、これら互いに相殺するので、ビーム電流が増大しても主レンズにおける電子ビーム径はほぼ一定に保たれる。
[4] 評価
次に、主レンズにおけるビーム径がビーム電流に応じてどのように変動するかを評価したので、その結果について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る冷陰極電子銃20と他の冷陰極電子銃とについて、主レンズにおけるビーム径のビーム電流による変動を比較するグラフである。図3には、本実施の形態に係る冷陰極電子銃20のデータが丸印で示されている他、第1電極の形状のみを異にする2種類の冷陰極電子銃のデータがそれぞれ三角印と四角印とで示されている。
三角印に係る冷陰極電子銃の第1電極の形状は、開口径G1φが0.525ミリメートル、ゲート電極からの高さG1tが0.2375ミリメートルである。四角印に係る冷陰極電子銃の第1電極の形状は、開口径G1φが0.550ミリメートル、ゲート電極からの高さG1tが0.2250ミリメートルである。また、ゲート電極からの距離dは何れも0.08ミリメートルである。
図3に示されるように、本実施の形態に係る冷陰極電子銃20においては、ビーム電流が1ミリアンペアのとき主レンズにおけるビーム径が2.23ミリメートル、4ミリアンペアのとき2.60ミリメートル、9ミリアンペアのとき2.73ミリメートルとなっており、ビーム径の変動幅は0.50ミリメートルである。
三角印に係る冷陰極電子銃においては、ビーム電流が1ミリアンペアのとき主レンズにおけるビーム径が2.68ミリメートル、4ミリアンペアのとき3.34ミリメートル、9ミリアンペアのとき3.61ミリメートルとなっており、ビーム径の変動幅は0.93ミリメートルである。
四角印に係る冷陰極電子銃においては、ビーム電流が1ミリアンペアのとき主レンズにおけるビーム径が2.28ミリメートル、4ミリアンペアのとき3.35ミリメートル、9ミリアンペアのとき3.75ミリメートルとなっており、ビーム径の変動幅は1.47ミリメートルである。
このように、第1電極の開口径G1φが小さいほど主レンズにおけるビーム径の変化量が小さくなり、また、絶縁層からの高さG1tが大きいほど主レンズにおけるビーム径の変化量が小さくなる傾向にあることが分かる。
なお、第3電極や第4電極の電位はビーム電流に関わらず一定なので、電子ビームがプリフォーカスレンズや主レンズを通過する際には、ビーム電流に関わらず電子ビーム中の電子の速度がほぼ一定となる。すなわち、ビーム電流の変動により電子の速度が変動するのはカソードレンズ中においてのみなので、上述のように第1電極を調整するだけで主レンズにおけるビーム径の変動を抑えることができる。
また、本実施の形態に係る冷陰極電子銃20と熱陰極電子銃との比較も行った。図4は、本発明の実施の形態に係る冷陰極電子銃20と熱陰極電子銃とについて、主レンズにおけるビーム径のビーム電流による変動を比較するグラフである。図4において、実線は本実施の形態に係る冷陰極電子銃20のデータを示し、破線は熱陰極電子銃のデータを示す。
図4に係る熱陰極電子銃の第1電極の形状は、開口径G1φが0.650ミリメートル、陰極からの高さG1tが0.1000ミリメートルである。また、第1電極電圧が0V、第2電極電圧が618V、第3電極電圧が7160Vである。
図4に示されるように、当該熱陰極電子銃は、ビーム電流が0.24ミリアンペアのとき主レンズにおけるビーム径が1.61ミリメートル、1.53ミリアンペアのとき3.40ミリメートル、3.19ミリアンペアのとき4.50ミリメートルとなっている。また、ビーム電流が4.57ミリアンペアのとき5.02ミリメートル、6.15ミリアンペアのとき4.98ミリメートルとなっており、ビーム電流を0.24ミリアンペアから6.15ミリアンペアまで変化させた場合のビーム径の変動幅は3.37ミリメートルである。
このように、本実施の形態に係る冷陰極電子銃20によれば、熱陰極電子銃と比較して、ビーム径の変動を大幅に抑えることができる。
[5] 変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記実施の形態においては、ゲート電極30d、第1電極31及び第2電極32にてカソードレンズ33を発生させるとしたが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、次のようにしてカソードレンズを発生させるとしても良い。
図5は、本変形例に係る電子銃の主要な構成を示す断面図である。図5に示されるように、絶縁層60c上のゲート電極60dの外周に周辺集束電極60eが設けられている。周辺集束電極60eはゲート電極60dよりも低電位とされており、ゲート電極60d、周辺集束電極60e、第1電極61及び第2電極62によってカソードレンズ63が発生する。
このようにすれば、カソードレンズ63のレンズ強度を高めて電子ビームを細く絞ることができる。従って、電子ビームのビームスポット径を小さくすることができるので、受像管装置の解像度を保つことができる。
(2) 更に、次のようにしてカソードレンズを発生させるとしても良い。図6は、本変形例に係る電子銃の主要な構成を示す断面図である。図6に示されるように、絶縁層70c上のゲート電極70dの外周には周辺集束電極71が設けられている。周辺集束電極71は、上記変形例(1)に係る周辺収束電極60eと第1電極61とを一体化したような形状となっている。このような構成によってもカソードレンズ73のレンズ強度を高めて、受像管装置の解像度を保つことができる。
(3) 上記実施の形態においては、第1電極の形状を異にする3種類の冷陰極電子銃について、主レンズにおけるビーム径のビーム電流による変動を例示したが、本発明に係る受像管装置が備える冷陰極電子銃がこれらに限定されないのは言うまでもなく、次のような冷陰極電子銃を備えた受像管装置も本発明の技術的範囲に含まれる。
すなわち、第1電極の形状につき、開口径G1φが0.15ミリメートル以上で、且つ0.60ミリメートル以下であれば良い。また、絶縁層からの高さは0.10ミリメートル以上で、且つ0.35ミリメートル以下ならば本発明の効果を得ることができる。
本発明に係る受像管装置は、輝度変化に起因するスポット径の変動を抑えることにより高解像度を実現する受像管装置として有用である。
本発明の実施の形態に係る受像管装置の構成の概略を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る冷陰極電子銃20の主要な構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る冷陰極電子銃20と他の冷陰極電子銃とについて、主レンズにおけるビーム径のビーム電流による変動を比較するグラフである。 本発明の実施の形態に係る冷陰極電子銃20と熱陰極電子銃とについて、主レンズにおけるビーム径のビーム電流による変動を比較するグラフである。 本発明の変形例(1)に係る電子銃の主要な構成を示す断面図である。 本発明の変形例(2)に係る電子銃の主要な構成を示す断面図である。 典型的な熱陰極電子銃の構成を示す断面図である。
符号の説明
1……………………………熱陰極電子銃
2……………………………受像管装置
10…………………………熱陰極
11…………………………制御電極
12…………………………加速電極
13…………………………集束電極
14…………………………最終加速電極
15…………………………クロスオーバ
16、33、63、73…カソードレンズ
17…………………………プリフォーカスレンズ
18…………………………主レンズ
19…………………………主レンズ18における電子ビーム径
20…………………………冷陰極電子銃
21…………………………ステム部
22…………………………ネック部
23…………………………偏向ヨーク
24…………………………ガラスバルブ
25…………………………アノードボタン
26…………………………蛍光体スクリーン
30…………………………電界放出型例陰極
30a、60a、70a…基板
30b、60b、70b…冷陰極アレイ
30c、60c、70c…絶縁層
30d、60d、70d…ゲート電極
31、61…………………第1電極
32、62、72…………第2電極
60e、71………………周辺集束電極

Claims (7)

  1. 蛍光体スクリーンと、
    冷陰極電子銃とを備え、
    前記冷陰極電子銃は、
    電子を電界放出する冷陰極アレイと、前記電子の電界放出状態を制御するゲート電極とを有する冷陰極と、
    前記冷陰極の蛍光体スクリーン側に配設されている第1電極と、
    前記第1電極の蛍光体スクリーン側に配設されている第2電極と、
    前記電界放出された電子がなすビーム電流が大きいほど、前記電界放出された電子のゲート電極通過後の速度を増大させる電子速度制御手段と、
    前記ビーム電流が大きいほど、前記ゲート電極、第1電極及び第2電極にて発生される電子レンズのレンズ強度を増大させるレンズ強度制御手段とを備える
    ことを特徴とする受像管装置。
  2. 前記ゲート電極から前記第1電極の蛍光体スクリーン側端までの距離が0.10ミリメートル以上で、且つ0.35ミリメートル以下の範囲内にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の受像管装置。
  3. 前記第1電極は電界放出された電子を通過させる貫通孔を有し、
    当該貫通孔の内径は0.15ミリメートル以上で、且つ0.60ミリメートル以下の範囲内にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の受像管装置。
  4. 前記ビーム電流の大きさに関わらず、前記第1電極の電位は前記ゲート電極の電位より低電位であり、且つ
    前記ビーム電流が大きいほど、前記ゲート電極の電位が高電位とされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の受像管装置。
  5. 前記冷陰極は周辺集束電極を備え、
    前記周辺集束電極は、前記ゲート電極の外周部に形成され、前記ゲート電極と略同一の厚みを有し、前記ゲート電極よりも低電位である
    ことを特徴とする請求項1に記載の受像管装置。
  6. 前記周辺集束電極と前記第1電極とが一体化されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の受像管装置。
  7. 前記レンズ強度制御手段は、前記レンズ強度を増大させて、前記ゲート電極の蛍光体スクリーン側において、前記電子ビームにクロスオーバを形成させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の受像管装置。
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