JP2004303326A - 光ディスク装置 - Google Patents

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JP2004303326A
JP2004303326A JP2003094376A JP2003094376A JP2004303326A JP 2004303326 A JP2004303326 A JP 2004303326A JP 2003094376 A JP2003094376 A JP 2003094376A JP 2003094376 A JP2003094376 A JP 2003094376A JP 2004303326 A JP2004303326 A JP 2004303326A
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JP2003094376A
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Tsuguaki Mashita
著明 真下
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Teac Corp
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Teac Corp
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Abstract

【課題】ディスクトレイ内で発生する静電気から配線基板の電子部品を保護するようにし、光ディスクを媒体に授受するデータ、信号の破壊を未然に防止して性能、信頼性を低下することのない光ディスク装置を提供する。
【解決手段】記録媒体Dを装填したディスクトレイ2をシャーシケース10内で前進後退させてロード/アンロードするようにした光ディスク装置1において、電子部品S1・S2・S3を実装した配線基板Pを配設する部位の前記ディスクトレイ2の裏面に静電気の遮蔽層17・18を形成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種コンピュータシステムなどにおいて大量の情報を記録するための記録媒体である光ディスク(例えば、CD−R/RW、DVD−R/−RW/RAM/+R/+RW)をドライブする光ディスク装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)は、光ディスクへの情報の記録または光ディスクから情報を再生するため、この光ディスクをドライブする光ディスク装置を欠かすことができず、パソコン本体に内蔵するか、いわゆる外付けとしてケーブルで接続するようにしている。
【0003】
近年、このような目的で生産されている光ディスク装置は、記録密度の高度化ならびに読出速度、書込速度などの高速化に伴い精度、信頼性を高くすることが要求されている。また、ノート型パソコンにおいては、薄型化が強く要求されており、光ディスク装置においても薄型化に寄与できるように機構要素の各部分の改良がなされている。
【0004】
図4は、光ディスク装置を内蔵したノート型パソコン外観を示すもので、通常、光ディスク装置1はパソコン本体の側部に内蔵され、スイッチ操作あるいはパソコン本体からの指令によりディスクトレイ2がポップアウトし、さらにパソコンの使用者がディスクトレイ2を引き出し、光ディスクDを装填するようにしている。
【0005】
図5は、このような従来の光ディスク装置1の外観を示すもので、ディスクトレイ2は光ディスクを収容するため浅皿状に形成されており、その中央に、直下にスピンドルモータ3の駆動軸に固定されたターンテーブル4が配置され、このターンテーブル4のクランプヘッド5により光ディスクの中心孔をクランプし、回転力を伝達するようにしている。
【0006】
符号6はヘッドユニットであり、ディスクトレイ2の裏面に構成された駆動機構により全体がディスクトレイ2の直径方向に往復動し、その対物レンズ6aから光ディスクにレーザビームが照射される。また、ディスクトレイ2の前端には外装を整えるためのベゼル7が装着されており、ディスクトレイ2のロード状態を解除するための押釦8ならびにインジケータ窓7aが表面に臨み、ディスクトレイ2のロック状態を強制的に解除するための通孔7bが形成されている。
【0007】
外装がこのように構成されたディスクトレイ2は、図6に示すようにその両側をガイドレール9により遊嵌状態で支持されており、このガイドレール9は、ベースシャーシ11とカバーシャーシ12で一体構成されるシャーシケース10の前記ベースシャーシ11の側壁に固定された支持レール13にスライド可能に支持されている。したがって、ガイドレール9と支持レール13とによりガイドレール機構が構成され、ディスクトレイ2をロードしたとき、このディスクトレイ2の両側はガイドレール機構で覆われる状態となる。
【0008】
図7は、前記ディスクトレイ2の裏面に構成された電気系部品ならびに機構要素の配置状態を示すもので、ディスクトレイ2の中央部には光ディスクを回転駆動するスピンドルモータ3、ヘッドユニット6およびこのヘッドユニット6を光ディスクの半径方向に往復動させる動力源となるスレッドモータ14およびギヤユニット15を主体に構成した駆動機構Aが配置されている。前記ヘッドユニット6は、通常、ダイキャストなどにより成型されたキャリッジに対物レンズ6aならびにこれを駆動するための機構要素、そして発光素子6bから出射されたレーザビームを導く光学ユニットなどを備える。
【0009】
また、前記駆動機構Aの後部側には半導体集積回路素子S1・S2・S3などの電子部品が実装された配線基板Pが配置され固定されており、ディスクトレイ2の前端角隅部にはイジェクト/ロック機構Bが配設されている。前記配線基板Pにはマイコン系の半導体集積回路素子S1、パソコン本体と光ディスク装置の信号の授受を司る半導体集積回路素子S2、データの読み書きを行う半導体集積回路素子S3を同図に示すように配置して実装してある。
【0010】
図8は、ディスクトレイ2の裏面における前記配線基板Pの配設状態の構成を示すもので、配線基板Pがネジ止めされた後、図9に示すようにボトムカバー16がネジ止めにより固定される。このボムカバー16を取り付けることにより、ディスクトレイ2がアンロードされてもその裏面に組み込まれた電気系部品および機構要素が外部に露呈しないようにするとともに、ディスクトレイ2の外部に発生する静電気、磁気の影響を受けないようにしている(例えば、特許文献1)。
【0011】
【特許文献1】
特願2003−44211
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成された光ディスク装置では、可能な限りの薄型としてあるため、装填された光ディスクと配線基板Pとの距離はきわめて接近した状態となっている。かかる状態において光ディスクを回転駆動すると、その回転に伴い静電気が発生し、配線基板Pに実装した微弱な信号で動作する電子部品に影響を与えることが確認された。
【0013】
このような影響はパソコンにおける場合、データの破壊などに繋がる重大な問題となり、また、音響機器における場合は、オーディオ信号のSN比の劣化となって現れる。このように、データ、信号が発生する根源となる部分で信号劣化が発生すると、これを修復することは不可能となり、装置の性能、信頼性を低下してしまうことになる。
【0014】
本発明は、かかる問題に鑑みなされたもので、ディスクトレイ内で発生する静電気から配線基板の電子部品を保護するようにしたもので、これにより、性能、信頼性を低下することのない光ディスク装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、以下に述べる各手段により上記課題を解決するようにした。即ち、請求項1記載の発明では、記録媒体を装填したディスクトレイをシャーシケース内で前進後退させてロード/アンロードするようにした光ディスク装置において、電子部品を実装した配線基板を配設する部位の前記ディスクトレイの裏面に静電気の遮蔽層を形成する。
【0016】
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の構成において、静電気の遮蔽層が金属製の薄板であるようにする。
【0017】
請求項3記載の発明では、上記請求項1記載の構成において、静電気の遮蔽層が帯電防止剤であるようにする。
【0018】
請求項4記載の発明では、上記請求項1乃至請求項3記載の構成において、静電気の遮蔽層の表面に電気的絶縁層を形成するようにする。
【0019】
請求項5記載の発明では、上記請求項1乃至請求項3記載の構成において、静電気の遮蔽層の一端をディスクトレイの接地回路に接続するようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて詳細に説明する。なお、実施例において従来の構成と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0021】
図1は、本発明の第1実施例の組立斜視図であり、半導体集積回路素子S1・S2・S3などの電子部品を実装した配線基板Pを配設する部位のディスクトレイ2の裏面の形状に倣うように成形した金属製の薄板17を接着剤などにより図2に示すように固定し、張設する。しかる後、配線基板Pをネジ止めすることによりディスクトレイ2の裏面と配線基板Pとの間で前記薄板17が遮蔽板となり、ディスクトレイ2側で発生した静電気を遮断することができる。
【0022】
なお、薄板17の一端をディスクトレイ2内の接地回路に接続しておくことにより、前記静電気の遮蔽効果をより確実なものとすることができる。また、張設した薄板17の表面に電気的絶縁層を形成しておくことにより、配線基板Pにおける短絡事故を未然に防止することができる。
【0023】
図3は、本発明の第2実施例であり、半導体集積回路素子S1・S2・S3などの電子部品を実装した配線基板Pを配設する部位のディスクトレイ2裏面に帯電防止剤18を塗布したものである。そして、配線基板Pをネジ止めすることによりディスクトレイ2の裏面と配線基板Pとの間で前記帯電防止剤18が遮蔽層となり、ディスクトレイ2側で発生した静電気を遮断することができる。
【0024】
この場合においても第1実施例と同様に、帯電防止剤18の一端をディスクトレイ2内の接地回路に接続しておくことにより、前記静電気の遮断効果をより確実なものとすることができる。また、塗布した帯電防止剤18の表面に電気的絶縁層を形成しておくことにより、配線基板Pにおける短絡事故を未然に防止することができる。
【0025】
なお、上記実施例においては、静電気の遮蔽層をディスクトレイの裏面に形成する構成にもとづいて説明したが、この遮蔽層を配線基板に形成するようにしてもよく、要するにディスクトレイの裏面と配線基板との間に遮蔽層が形成されていれば、本発明の目的を達成することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、ディスクトレイ内で発生する静電気から配線基板の電子部品を保護することができ、これにより光ディスクを媒体に授受するデータ、信号の破壊を未然に防止することができるので、性能、信頼性を低下することのない光ディスク装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の組立斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を施工した状態の斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例を施工した状態の斜視図である。
【図4】ノート型パソコンの外観の斜視図である。
【図5】光ディスク装置の外観の斜視図である。
【図6】光ディスク装置の構成を説明するための斜視図である。
【図7】光ディスク装置の内部の構成を示す底面図である。
【図8】光ディスク装置の内部の構成を示す斜視図である。
【図9】光ディスク装置の構成状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・・光ディスク装置
2・・・・・・ディスクトレイ
3・・・・・・スピンドルモータ
4・・・・・・ターンテーブル
5・・・・・・クランプヘッド
6・・・・・・ヘッドユニット
7・・・・・・ベゼル
8・・・・・・押釦
9・・・・・・ガイドレール
10・・・・・シャーシケース
11・・・・・ベースシャーシ
12・・・・・カバーシャーシ
13・・・・・支持レール
14・・・・・スレッドモータ
15・・・・・ギヤユニット
16・・・・・ヘッドユニット
17・・・・・薄板
18・・・・・帯電防止剤
D・・・・・・光ディスク
P・・・・・・配線基板

Claims (5)

  1. 記録媒体を装填したディスクトレイをシャーシケース内で前進後退させてロード/アンロードするようにした光ディスク装置において、
    電子部品を実装した配線基板を配設する部位の前記ディスクトレイの裏面に静電気の遮蔽層を形成したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 静電気の遮蔽層が金属製の薄板であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 静電気の遮蔽層が帯電防止剤であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 静電気の遮蔽層の表面に電気的絶縁層を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 静電気の遮蔽層の一端をディスクトレイの接地回路に接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の光ディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101093371B1 (ko) * 2005-06-10 2011-12-14 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 이젝트버튼 접지구조

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