JP2004302998A - 画像生成装置、荷重表示方法、ならびに、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像情報記憶部202は、仮想空間内に配置される走行路が含まれる風景画像を規定する画像情報を記憶する。操作入力受付部201は、当該走行路を走行させる仮想車両に向けた操作入力を受け付ける。そして、走行状況管理部203は、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該仮想車両の走行状況を管理する。一方、荷重算定部205は、管理される当該走行状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定する。また、画像生成部204は、記憶された当該画像情報および管理されている当該走行状況に基づいて、当該仮想の操縦者が車内から眺めた視界画像を生成する。そして、表示制御部208は、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示範囲、若しくは表示位置を変更する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像生成装置、荷重表示方法、ならびに、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、業務用や家庭用のゲーム装置が広く普及している。このようなゲーム装置では、一例として、自動車等の乗り物によるレースゲームを楽しむことができる。
このようなレースゲームは、たとえば、利用者(プレイヤ)が、コントローラ等を操作して、仮想空間内を走行するF1マシンや市販車等を所定のゴール地点まで運転し、他の車両と先後着を競うものが一般的である。
【0003】
最近では、エンジンの出力、サスペンションの剛性、および、タイヤの性能等を加味し、現実の車両に近い感覚で、車両を運転することのできるレースゲームも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、レースゲームを楽しめる従来のゲーム装置では、車両を運転する利用者は、車両の走行状況に応じて自己に加えられる荷重を体感することができなかった。
たとえば、現実の車両であれば、加速時や減速時等には、慣性力が働くため、利用者は、後ろ向きの荷重や前向きの荷重を体感することになる。また、コーナ等の旋回時には、遠心力が働くため、旋回方向と逆向きの荷重を体感することになる。
それでも、レースゲーム中において車両を運転する際には、ゲーム装置から何らの荷重も体感できないため、車両の運転にリアリティが感じれられず、ゲームそのものを単調に感じてしまうユーザも多かった。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、走行状況(移動状況)に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることのできる画像生成装置、荷重表示方法、ならびに、これらをコンピュータによって実現するプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
【0007】
本発明の第1の観点に係る画像生成装置は、画像情報記憶部と、操作入力受付部と、画像生成部と、表示制御部とを備え、以下のように構成する。
【0008】
まず、画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶する。また、操作入力受付部は、仮想空間内を移動させる仮想移動体(たとえば、飛行物体や車両等)に向けた操作入力を受け付ける。一方、画像生成部は、受け付けられた当該操作入力に応じて、仮想空間内を移動する当該仮想移動体の前方画像を、記憶された当該画像情報に基づいて生成する。
そして、表示制御部は、生成された当該前方画像を所定の表示装置に表示する際に、当該仮想移動体の移動状況に応じて、当該前方画像の表示形態(たとえば、表示範囲、若しくは表示位置等)を変更する。
つまり、移動状況に応じて表示形態が変更されるため、利用者は、荷重を体感できる。
【0009】
本発明を適用することで、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0010】
また、前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される走行路が含まれる風景画像を規定する画像情報を記憶し、前記操作入力受付部は、当該走行路上を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、前記画像生成部は、受け付けられた当該操作入力に応じて、当該走行路上を移動する当該仮想移動体の前方画像を、記憶された当該画像情報に基づいて生成し、前記表示制御部は、生成された当該前方画像を所定の表示装置に表示する際に、当該走行路上を移動する当該仮想移動体の移動状況に応じて、当該前方画像の表示形態を変更してもよい。
一例として、表示制御部は、移動状況がたとえば加速/減速中であれば、表示範囲を縮小/拡大させ、また、移動状況がたとえば左/右旋回状況であれば、表示位置を右/左に移動させる。
つまり、移動状況に応じて表示範囲、若しくは表示位置等の表示形態が変更されるため、利用者は、荷重を体感できることになる。この結果、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0011】
本発明の第2の観点に係る画像生成装置は、画像情報記憶部と、操作入力受付部と、移動状況管理部と、荷重算定部と、画像生成部と、表示制御部とを備え、以下のように構成する。
【0012】
まず、画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶する。また、操作入力受付部は、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付ける。そして、移動状況管理部は、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該移動体の移動状況を管理する。
【0013】
一方、荷重算定部は、管理される当該移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定する。また、画像生成部は、記憶された当該画像情報および管理されている当該移動状況に基づいて、当該仮想の操縦者が移動体内から眺めた視界画像を生成する。
そして、表示制御部は、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示形態(表示範囲、若しくは表示位置等)を変更する。
つまり、移動状況に応じて表示形態(表示範囲、若しくは表示位置等)が変更されるため、利用者は、荷重を体感できる。
【0014】
本発明を適用することで、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。また、移動状況管理部により、移動体の移動状況を適切に管理できる。
【0015】
また、前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される走行路が含まれる風景画像を規定する画像情報を記憶し、前記操作入力受付部は、当該走行路上を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、前記移動状況管理部は、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該走行路上を移動する当該仮想移動体の移動状況を管理し、前記荷重算定部は、管理される当該移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、前記画像生成部は、記憶された当該画像情報および管理されている当該移動状況に基づいて、当該仮想の操縦者が移動体内から眺めた視界画像を生成し、前記表示制御部は、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示形態を変更してもよい。
一例として、算定された荷重が前/後方向に掛かっていれば、表示範囲を拡大/縮小させ、また、算定された荷重が左/右方向に掛かっていれば、表示位置を右/左に移動させる。
つまり、算定された荷重に応じて表示範囲、若しくは表示位置が変更されるため、利用者は、荷重を体感できることになる。この結果、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0016】
上記の画像生成装置は、マスク生成部をさらに備え、マスク生成部は、生成された当該視界画像の周辺部を覆うための、算定された当該荷重に基づいて形状の異なるマスク画像を生成し、表示制御部は、生成された当該視界画像と、生成された当該マスク画像とを合成し、当該視界画像の表示形態(たとえば、表示範囲、若しくは表示位置等)を変更してもよい。
これにより、マスク画像により表示形態(たとえば、表示範囲、若しくは表示位置等)を変更し、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0017】
また、前記移動状況管理部は、当該仮想移動体の加減速および旋回を含む移動状況を管理し、前記荷重算定部は、当該移動状況が加減速の場合に、慣性力により生じた当該仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、当該移動状況が旋回の場合に、遠心力により生じた当該仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、前記マスク生成部は、慣性力により生じた荷重が算定された場合に、当該視界画像の周辺部を覆う全ての辺の幅をそれぞれ変化させたマスク画像を生成し、遠心力により生じた荷重が算定された場合に、当該視界画像の周辺部を覆う一部の辺の幅を変化させたマスク画像を生成してもよい。
一例として、視界画像の形状が四角形である場合に、慣性力または遠心力により生じた荷重が算定され、慣性力により荷重が前/後方向に掛かっていれば、マスク生成部は、周辺部を覆う四辺の幅を狭めた/広げたマスク画像を生成する。また、遠心力により荷重が左方向に掛かっていれば、周辺部を覆う左辺の幅を広げるとともに、右辺の幅を狭めたマスク画像を生成し、逆に、遠心力により荷重が右方向に掛かっていれば、周辺部を覆う左辺の幅を狭めるとともに、右辺の幅を広げたマスク画像を生成する。
このため、表示制御部にて合成された視界画像は、慣性力により荷重が前/後方向に掛かっていれば、表示範囲が拡大/縮小し、また、遠心力によりた荷重が左/右方向に掛かっていれば、表示位置が右/左に移動することになる。
これにより、マスク画像により表示範囲、若しくは表示位置を変更し、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0018】
本発明の第3の観点に係る荷重表示方法は、画像情報記憶部(仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶する)を用いる荷重表示方法であって、操作入力受付工程と、画像生成工程と、表示制御工程と、を備え、以下のように構成する。
【0019】
まず、操作入力受付工程では、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付ける。また、画像生成工程では、受け付けられた当該操作入力に応じて、仮想空間内を移動する当該仮想移動体の前方画像を、記憶された当該画像情報に基づいて生成する。
そして、表示制御工程では、生成された当該前方画像を所定の表示装置に表示する際に、当該仮想移動体の移動状況に応じて、当該前方画像の表示形態(たとえば、表示範囲、若しくは表示位置等)を変更する。
つまり、移動状況に応じて表示形態が変更されるため、利用者は、荷重を体感できる。
【0020】
本発明を適用することにより、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0021】
本発明の第4の観点に係る荷重表示方法は、画像情報記憶部(仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶する)を用いる荷重表示方法であって、操作入力受付工程と、移動状況管理工程と、荷重算定工程と、画像生成工程と、表示制御工程と、を備え、以下のように構成する。
【0022】
まず、操作入力受付工程では、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付ける。また、移動状況管理工程では、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該仮想移動体の移動状況を管理する。
一方、荷重算定工程では、管理される当該移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定する。また、画像生成工程では、記憶された当該画像情報および管理されている当該移動状況に基づいて、当該仮想の操縦者が移動体内から眺めた視界画像を生成する。
そして、表示制御工程では、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示形態(たとえば、表示範囲、若しくは表示位置等)を変更する。つまり、移動状況に応じて表示形態が変更されるため、利用者は、荷重を体感できる。
【0023】
本発明を適用することにより、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0024】
本発明の第5の観点に係るプログラムは、コンピュータ(ゲーム装置を含む。)を、上記の画像生成装置として機能させるように構成する。
【0025】
このプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。
【0026】
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、ゲーム装置に本発明が適用される実施形態を説明するが、各種のコンピュータ、PDA、携帯電話などの情報処理装置においても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0028】
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る画像生成装置が実現される典型的なゲーム装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0029】
ゲーム装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェース104と、コントローラ105と、外部メモリ106と、DVD(Digital Versatile Disk)−ROMドライブ107と、画像処理部108と、音声処理部109と、NIC(Network Interface Card)110と、を備える。
【0030】
なお、ゲーム用のプログラムおよびデータを記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ107に装着して、ゲーム装置100の電源を投入することにより、当該プログラムが実行され、本実施形態の画像生成装置が実現される。
【0031】
CPU 101は、ゲーム装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
【0032】
ROM 102には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、DVD−ROMに記録されたプログラムをRAM 103に読み出してCPU 101による実行が開始される。また、ROM 102には、ゲーム装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
【0033】
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチャット通信に必要なデータが保持される。
【0034】
インターフェース104を介して接続されたコントローラ105は、ユーザがゲーム実行の際に行う操作入力を受け付ける。
【0035】
インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、ゲームの進行状態を示すデータ、チャット通信のログ(記録)のデータなどが書き換え可能に記憶される。ユーザは、コントローラ105を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ106に記録することができる。
【0036】
DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROMには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録される。CPU 101の制御によって、DVD−ROMドライブ107は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 103等に一時的に記憶される。
【0037】
画像処理部108は、DVD−ROMから読み出されたデータをCPU 101や画像処理部108が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部108が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部108に接続されるモニタ(図示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
【0038】
なお、画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やαブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。
また、仮想3次元空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴンを俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
【0039】
音声処理部109は、DVD−ROMから読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ(図示せず)から出力させる。また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対応した音声をスピーカから出力させる。
【0040】
NIC 110は、ゲーム装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integraged Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line Modem)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)により構成される。
【0041】
このほか、ゲーム装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 102、RAM 103、外部メモリ106、DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
また、ユーザからの文字列の編集入力を受け付けるためのキーボードや、各種の位置の指定および選択入力を受け付けるためのマウスなどを接続する形態も採用することができる。また、本実施形態のゲーム装置100にかえて、汎用のパーソナルコンピュータを利用することもできる。
【0042】
(画像生成装置の概要構成)
図2は、本実施形態に係る画像生成装置(VGS;Visual Gravity System)の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0043】
画像生成装置200は、操作入力受付部201と、画像情報記憶部202と、走行状況管理部203と、画像生成部204と、荷重算定部205と、マスク描画部206と、フレームバッファ207と、表示制御部208とを備える。
なお、この画像生成装置200は、たとえば、仮想空間内のサーキットを走行するレーシングカーを操作するレーシングゲームに適用された場合を説明するものである。
【0044】
まず、操作入力受付部201は、仮想空間内のサーキットを走行させるレーシングカー(仮想車両)に向けた操作入力を受け付ける。
たとえば、操作入力受付部201は、レーシングカーを走行させるために必要な、ブレーキ操作、アクセル操作、ハンドル操作、および、シフトレバー操作等の操作入力を受け付ける。
なお、コントローラ105が操作入力受付部201として機能しうる。
【0045】
画像情報記憶部202は、仮想空間内のサーキットの走行路が含まれる風景画像等を規定する画像情報を記憶する。この他にも、画像情報記憶部202は、利用者に操作されるレーシングカーを含む複数のレーシングカーを規定する画像情報等も記憶している。
なお、DVD−ROMドライブ107に装着されたDVD−ROM、外部メモリ106等が、このような画像情報記憶部202として機能しうる。
【0046】
走行状況管理部203は、利用者が操作するレーシングカーの走行状況、および、自動走行する他のレーシングカーの走行状況を管理する。
たとえば、走行状況管理部203は、図3(a),(b)に示すような走行状況を規定する情報を管理する。
図3(a)に示す情報は、操作入力受付部201から送られる各種操作情報に従って、適宜更新される情報である。つまり、図3(a)の情報により、利用者が操作するレーシングカーの走行状況が管理される。
また、図3(b)に示す情報は、所定のロジックやパラメータにより自動的に更新される情報である。つまり、図3(b)の情報により、自動走行する他のレーシングカーの走行状況が管理される。
また、走行状況管理部203は、図3(a),(b)の情報に基づいて、レーシングカー同士の接触や衝突等も管理する。
なお、CPU 101が、このような走行状況管理部203として機能しうる。
【0047】
画像生成部204は、画像情報記憶部202に記憶された画像情報、および、走行状況管理部203に管理されている走行状況に基づいて、利用者が操作するレーシングカーの前方画像(進行方向の画像)を生成する。
具体的に、画像生成部204は、レーシングカーの運転席から車外を眺めた図4に示すような視界画像(ドライバーズ・ビュー)を描画する。そして、描画した視界画像を、後述するフレームバッファ207の表示領域に書き込む。
なお、画像処理部108が、このような画像生成部204として機能しうる。
【0048】
荷重算定部205は、走行状況管理部203にて管理される走行状況に基づいて、利用者が操作するレーシングカー(より具体的には、仮想の操縦者)に加わる荷重(方向と大きさ)を算定する。
たとえば、荷重算定部205は、管理される走行状況が加減速の場合に、慣性力により生じた仮想の操縦者に加わる前後方向の荷重とその大きさを算定する。具体的に荷重算定部205は、加速度の向きから、その向きと逆方向となる荷重の方向を算定し、また、加速度と操縦者の体重(設定されている重さ)とを乗じて荷重の大きさを算定する(一例として、数式1参照)。
【0049】
【数1】
f=mα
f:荷重
m:操縦者の体重(質量)
α:加速度
【0050】
また、荷重算定部205は、管理される走行状況が旋回の場合に、遠心力により生じた仮想の操縦者に加わる左右方向の荷重とその大きさを算定する。具体的に荷重算定部205は、操舵角等から旋回半径を求め、円弧の中心に向かう方向を荷重の方向を算定し、また、速度と旋回半径から角速度を求め、この角速度の二乗に旋回半径と操縦者の体重(設定されている重さ)とを乗じて荷重の大きさを算定する(一例として、数式2参照)。
【0051】
【数2】
f=mα=mrω2
f:荷重
m:操縦者の体重(質量)
α:加速度
r:旋回半径
ω:角速度
【0052】
なお、CPU 101が、このような荷重算定部205として機能しうる。
【0053】
マスク描画部206は、画像生成部204が生成する視界画像の周辺部を覆うために、額縁状のマスク画像を生成する。その際、荷重算定部205が算定した荷重(向きと大きさ)に基づいて、形状の異なるマスク画像を生成する。そして、生成したマスク画像を、後述するフレームバッファ207のマスク領域に書き込む。
【0054】
たとえば、マスク描画部206は、図5(a)〜(e)に示すような大きさや配置位置が異なる四角形状のマスク画像を生成する。
まず、図5(a)のマスク画像は、荷重が後ろ方向に掛かっている場合(等速走行時や加速走行時)に生成される一例である。また、図5(b)のマスク画像は、荷重が前方向に掛かっている場合(ブレーキングによる減速時や急停止時)に生成される一例である。
図5(c)のマスク画像は、荷重が右方向に掛かっている場合(左旋回時)に生成される一例である。また、図5(d)のマスク画像は、荷重が左方向に掛かっている場合(右旋回時)に生成される一例である。
そして、図5(e)のマスク画像は、荷重が垂直方向(上下方向)に掛かっている場合(グラベルを走行時等)に生成される一例である。
【0055】
つまり、マスク描画部206は、荷重が後方向に掛かっていれば、四辺の幅を広げた図5(a)に示すマスク画像を生成し、逆に、荷重が前方向に掛かっていれば、四辺の幅を狭めた図5(b)に示すマスク画像を生成する。
また、荷重が右方向に掛かっていれば、左辺の幅を狭めるとともに、右辺の幅を広げた図5(c)に示すマスク画像を生成し、逆に、荷重が左方向に掛かっていれば、左辺の幅を広げるとともに、右辺の幅を狭めたマスク画像を生成する。なお、画像処理部108が、このようなマスク描画部206として機能しうる。
【0056】
フレームバッファ207は、所定容量の2次元配列メモリからなり、たとえば、図6に示すように、表示領域A1、および、マスク領域A2等が設定されている。
表示領域A1は、上述の画像生成部204により生成される視界画像(ドライバーズ・ビュー)が書き込まれる領域である。
また、マスク領域A2は、上述のマスク描画部206により生成されるマスク画像が書き込まれる領域である。
なお、画像処理部108に備えられたフレームメモリが、このようなフレームバッファ207として機能しうる。
【0057】
表示制御部208は、フレームバッファ207の表示領域A1に格納された視界画像と、マスク領域A2に格納されたマスク画像とを適宜合成させた後、所定の画像信号に変換し、外部のモニタ等に表示させる。
たとえば、表示領域A1に図4に示すような視界画像が書き込まれ、また、マスク領域A2に図5(a)に示すようなマスク画像が書き込まれている場合、表示制御部208は、視界画像をマスク画像で覆って合成し、図7に示すように、視界画像の周辺部を半透明化した表示画像を生成する。
なお、表示制御部208は、図7のように周辺部を半透明化する以外にも、同色で塗りつぶしたり、ぼやけさせてもよい。
そして、表示制御部208は、このように生成した表示画像を、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換して、外部のモニタ等に供給する。
なお、画像処理部108がこのような表示制御部208として機能しうる。
【0058】
図8は、画像生成装置200において実行される荷重表示処理の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。なお、この荷重表示処理は、たとえば、カーレースゲームの実行時において、ゲームの進行と共に開始される。
【0059】
つまり、カーレースゲームが開始されると(ステップS301)、画像生成装置200は、操作入力を受け付けて、レーシングカーの走行状況を更新する(ステップS302)。
つまり、操作入力受付部201が利用者によるアクセル操作、ブレーキ操作、ハンドル操作、および、シフトレバー操作等を受け付けると、走行状況管理部203は、操作に応じて走行状況(現在位置、走行方向、スピード等)を更新する。
【0060】
画像生成装置200は、フレームバッファ207に視界画像を描画する(ステップS303)。
つまり、画像生成部204は、画像情報記憶部202に記憶された画像情報、および、走行状況管理部203に管理されている走行状況に基づいて、視界画像(ドライバーズ・ビュー)を描画する。そして、描画した視界画像を、フレームバッファ207の表示領域A1に書き込む。
【0061】
画像生成装置200は、走行状況に基づいて、荷重を算定する(ステップS304)。
つまり、荷重算定部205は、走行状況管理部203にて管理される走行状況に基づいて、利用者が操作するレーシングカーに加わる荷重(方向と大きさ)を算定する。
たとえば、荷重算定部205は、管理される走行状況が加減速の場合に、慣性力により生じた仮想の操縦者に加わる前後方向の荷重とその大きさを算定する。また、管理される走行状況が旋回の場合に、遠心力により生じた仮想の操縦者に加わる左右方向の荷重とその大きさを算定する。
【0062】
画像生成装置200は、算定された荷重に基づいてマスクを描画する(ステップS305)。
つまり、マスク描画部206は、荷重算定部205が算定した荷重(向きと大きさ)に基づいて、所定形状のマスク画像を生成する。そして、生成したマスク画像を、フレームバッファ207のマスク領域A2に書き込む。
【0063】
画像生成装置200は、フレームバッファ207に基づいて画像を表示する(ステップS306)。
つまり、表示制御部208は、フレームバッファ207の表示領域A1に格納された視界画像と、マスク領域A2に格納されたマスク画像とを適宜合成させた後、所定の画像信号に変換し、外部のモニタ等に表示させる。
【0064】
たとえば、利用者の操作するレーシングカーが、コーナを左に旋回している際には、図9(a)に示すように、表示位置が左に移動した視界画像が表示される。これは、左旋回に伴い遠心力が生じ、この遠心力により右方向に向けて荷重が加えられた状態を示している。
つまり、利用者は、表示位置が左に移動することにより、相対的に右方向の荷重(横G)が自分に掛かり、首が右に持っていかれていると体感することができる。
逆に、利用者の操作するレーシングカーが、コーナを右に旋回している際には、図9(b)に示すように、表示位置が右に移動した視界画像が表示される。
つまり、利用者は、表示位置が右に移動することにより、相対的に左方向の荷重が自分に掛かり、首が左に持っていかれていると体感することができる。
【0065】
また、利用者の操作するレーシングカーが、コース上で急ブレーキをかけた際には、図9(c)に示すように、表示範囲が拡大した視界画像が表示される。これは、ブレーキングによる減速に伴い慣性力が生じ、この慣性力により前方向に向けて荷重が加えられた状態を示している。
つまり、利用者は、表示範囲が拡大することにより、相対的に前方向の荷重が自分に掛かり、首が前に持っていかれていると体感することができる。
なお、この状態から、アクセルが踏まれレーシングカーが加速した際には、上述の図7に示すように、表示範囲が縮小した視界画像が表示される。これは、アクセルオンによる加速に伴い慣性力が生じ、この慣性力により後方向に向けて荷重が加えられた状態を示している。
つまり、利用者は、表示範囲が縮小することにより、相対的に後方向の荷重が自分に掛かり、首が後ろに持っていかれていると体感することができる。
【0066】
そして、画像生成装置200は、ゲームが完了したか否かを判別する(ステップS307)。
画像生成装置200は、ゲームが完了していないと判別した場合に、ステップS302に処理を戻し、上述のステップS302〜S307の処理を繰り返し実行する。
一方、ゲームが完了したと判別した場合に、画像生成装置200は、荷重表示処理を終える。
【0067】
本実施形態では、走行状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0068】
(その他の実施形態)
上記実施形態では、視界画像の表示範囲、若しくは表示位置を変化させるために、形状の異なるマスク画像と合成する場合について説明したが、視界画像の表示範囲、若しくは表示位置を変化させる手法は任意である。
たとえば、表示領域中で表示可能領域の大きさを変化させて、その表示可能領域に、視界画像を書き込むことで視界画像の表示範囲、若しくは表示位置を変化させてもよい。
【0069】
また、上記実施形態では、図5(a)〜(e)に示すような形状のマスク画像を生成する場合について説明したが、生成されるマスク画像の形状は、これらのような四角形の額縁形状に限られず任意である。たとえば、三角形、五角形等の周辺を覆う形状のマスク画像を生成してもよい。
【0070】
また、上記実施形態では、仮想空間内を走行する仮想車両(レーシングカー)を一例に説明したが、仮想空間内を移動する物体(仮想移動体)であれば適宜適用可能である。
たとえば、仮想空間内を飛行する仮想飛行物体(ジェット機や旅客機等)を操作対象とした場合について、以下、簡単に説明する。
【0071】
この場合、走行状況管理部203は、受け付けられた操作入力に基づいて、仮想空間を移動する仮想飛行物体の移動状況を管理する。なお、走行状況管理部203は、上記の図3(a),(b)にて管理される情報の他に、上昇旋回状態や下降旋回情報といった飛行物体に特有の移動状況(走行状況)も管理する。
また、画像生成部204は、記憶された画像情報および管理されている移動状況に基づいて、仮想の操縦者(パイロット)が機内から眺めた視界画像を生成する。そして、描画した視界画像を、フレームバッファ207の表示領域A1に書き込む。
【0072】
一方、荷重算定部205は、管理される移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定する。たとえば、荷重算定部205は、管理される移動状況が加減速の場合に、慣性力により生じた仮想の操縦者に加わる荷重方向と荷重の大きさを算定する。また、管理される移動状況が旋回(上昇旋回や下降旋回も含まれる)の場合に、遠心力により生じた仮想の操縦者に加わる荷重方向と荷重の大きさを算定する。
また、マスク描画部206は、荷重算定部205が算定した荷重(向きと大きさ)に基づいて、上述の図5(a)〜(e)に示すようなマスク画像を生成し、生成したマスク画像を、フレームバッファ207のマスク領域A2に書き込む。
【0073】
そして、表示制御部208は、フレームバッファ207の表示領域A1に格納された視界画像と、マスク領域A2に格納されたマスク画像とを適宜合成させた後、所定の画像信号に変換し、外部のモニタ等に表示させる。
すなわち、仮想飛行物体が左に旋回している際には、表示位置が左に移動した視界画像が表示される。逆に仮想飛行物体が右に旋回している際には、表示位置が右に移動した視界画像が表示される。
さらに、仮想飛行物体が上昇旋回している際には、表示位置が上に移動した視界画像が表示される。逆に仮想飛行物体が下降旋回している際には、表示位置が下に移動した視界画像が表示される。
また、逆噴射等により仮想飛行物体が減速した際には、表示範囲が拡大した視界画像が表示される。さらにこの状態から、スロットルが開けられ仮想飛行物体が加速した際には、表示範囲が縮小した視界画像が表示される。
【0074】
このように、仮想の飛行物体に本発明を適用した場合でも、移動状況に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、走行状況(移動状況)に応じて自己に加えられる荷重を適切に視覚化することにより、娯楽性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像生成装置が実現される典型的なゲーム装置の概要構成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像生成装置の概要構成を示す模式図である。
【図3】(a),(b)ともに、当該画像生成装置の走行状況管理部により管理される情報の一例を示す模式図である。
【図4】当該画像生成装置の画像生成部により描画される視界画像の一例を示す模式図である。
【図5】(a)〜(e)共に、当該画像生成装置のマスク描画部により描画されるマスク画像の一例を示す模式図である。
【図6】フレームバッファに配置される表示領域とマスク領域とを説明するための模式図である。
【図7】視界画像とマスク画像とが合成された表示画像の一例を示す模式図である。
【図8】当該画像生成装置において実行される荷重表示処理の制御の流れを示すフローチャートである。
【図9】(a)〜(c)共に、表示画像の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
100 ゲーム装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェース
105 コントローラ
106 外部メモリ
107 DVD−ROMドライブ
108 画像処理部
109 音声処理部
110 NIC
200 画像生成処理
201 操作入力受付部
202 画像情報記憶部
203 走行状態管理部
204 画像生成部
205 荷重算定部
206 マスク描画部
207 フレームバッファ
208 表示制御部
Claims (10)
- 画像情報記憶部と、操作入力受付部と、画像生成部と、表示制御部とを備える画像生成装置であって、
前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶し、
前記操作入力受付部は、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記画像生成部は、受け付けられた当該操作入力に応じて、仮想空間内を移動する当該仮想移動体の前方画像を、記憶された当該画像情報に基づいて生成し、
前記表示制御部は、生成された当該前方画像を所定の表示装置に表示する際に、当該仮想移動体の移動状況に応じて、当該前方画像の表示形態を変更する
ことを特徴とするもの。 - 請求項1に記載の画像生成装置であって、
前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される走行路が含まれる風景画像を規定する画像情報を記憶し、
前記操作入力受付部は、当該走行路上を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記画像生成部は、受け付けられた当該操作入力に応じて、当該走行路上を移動する当該仮想移動体の前方画像を、記憶された当該画像情報に基づいて生成し、
前記表示制御部は、生成された当該前方画像を所定の表示装置に表示する際に、当該走行路上を移動する当該仮想移動体の移動状況に応じて、当該前方画像の表示形態を変更する
ことを特徴とするもの。 - 画像情報記憶部と、操作入力受付部と、移動状況管理部と、荷重算定部と、画像生成部と、表示制御部とを備える画像生成装置であって、
前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶し、
前記操作入力受付部は、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記移動状況管理部は、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該移動体の移動状況を管理し、
前記荷重算定部は、管理される当該移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、
前記画像生成部は、記憶された当該画像情報および管理されている当該移動状況に基づいて、当該仮想の操縦者が移動体内から眺めた視界画像を生成し、
前記表示制御部は、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示形態を変更する
ことを特徴とするもの。 - 請求項3に記載の画像生成装置であって、
前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される走行路が含まれる風景画像を規定する画像情報を記憶し、
前記操作入力受付部は、当該走行路上を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記移動状況管理部は、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該走行路上を移動する当該仮想移動体の移動状況を管理し、
前記荷重算定部は、管理される当該移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、
前記画像生成部は、記憶された当該画像情報および管理されている当該移動状況に基づいて、当該仮想の操縦者が移動体内から眺めた視界画像を生成し、
前記表示制御部は、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示形態を変更する
ことを特徴とするもの。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像生成装置であって、マスク生成部をさらに備え、
前記マスク生成部は、生成された当該視界画像の周辺部を覆うための、算定された当該荷重に基づいて形状の異なるマスク画像を生成し、
前記表示制御部は、生成された当該視界画像と、生成された当該マスク画像とを合成し、当該視界画像の表示形態を変更する
ことを特徴とするもの。 - 請求項5に記載の画像生成装置であって、
前記移動状況管理部は、当該仮想移動体の加減速および旋回を含む移動状況を管理し、
前記荷重算定部は、当該移動状況が加減速の場合に、慣性力により生じた当該仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、当該移動状況が旋回の場合に、遠心力により生じた当該仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、
前記マスク生成部は、慣性力により生じた荷重が算定された場合に、当該視界画像の周辺部を覆う全ての辺の幅をそれぞれ変化させたマスク画像を生成し、遠心力により生じた荷重が算定された場合に、当該視界画像の周辺部を覆う一部の辺の幅を変化させたマスク画像を生成する
ことを特徴とするもの。 - 画像情報記憶部を用いる荷重表示方法であって、前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶し、
操作入力受付工程と、画像生成工程と、表示制御工程と、を備え、
前記操作入力受付工程では、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記画像生成工程では、受け付けられた当該操作入力に応じて、仮想空間内を移動する当該仮想移動体の前方画像を、記憶された当該画像情報に基づいて生成し、
前記表示制御工程では、生成された当該前方画像を所定の表示装置に表示する際に、当該仮想移動体の移動状況に応じて、当該前方画像の表示形態を変更する
ことを特徴とする方法。 - 画像情報記憶部を用いる荷重表示方法であって、前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶し、
操作入力受付工程と、移動状況管理工程と、荷重算定工程と、画像生成工程と、表示制御工程とを備え、
前記操作入力受付工程では、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記移動状況管理工程では、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該仮想移動体の移動状況を管理し、
前記荷重算定工程では、管理される当該移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、
前記画像生成工程では、記憶された当該画像情報および管理されている当該移動状況に基づいて、当該仮想の操縦者が移動体内から眺めた視界画像を生成し、
前記表示制御工程では、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示形態を変更する
ことを特徴とする方法。 - コンピュータを、画像情報記憶部、操作入力受付部、画像生成部、表示制御部として機能させるプログラムであって、
前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶し、
前記操作入力受付部は、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記画像生成部は、受け付けられた当該操作入力に応じて、仮想空間内を移動する当該仮想移動体の前方画像を、記憶された当該画像情報に基づいて生成し、
前記表示制御部は、生成された当該前方画像を所定の表示装置に表示する際に、当該仮想移動体の移動状況に応じて、当該前方画像の表示形態を変更する
ように機能させることを特徴とするもの。 - コンピュータを、画像情報記憶部、操作入力受付部、移動状況管理部、荷重算定部、画像生成部、表示制御部として機能させるプログラムであって、
前記画像情報記憶部は、仮想空間内に配置される風景画像を規定する画像情報を記憶し、
前記操作入力受付部は、仮想空間内を移動させる仮想移動体に向けた操作入力を受け付け、
前記移動状況管理部は、受け付けられた当該操作入力に基づいて、当該移動体の移動状況を管理し、
前記荷重算定部は、管理される当該移動状況に基づいて、仮想の操縦者に加わる荷重を算定し、
前記画像生成部は、記憶された当該画像情報および管理されている当該移動状況に基づいて、当該仮想の操縦者が移動体内から眺めた視界画像を生成し、
前記表示制御部は、算定された当該荷重に基づいて、生成された当該視界画像の表示形態を変更する
ように機能させることを特徴とするもの。
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