JP2004302735A - 機器構成管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のプログラマブルコントローラ(PC)から構成されるネットワークシステムにおいて、各PCに装着されている通信ユニットの種別を識別し、各ユニットに必要な通信パラメータを設定できるようにした機器構成管理装置を得る。
【解決手段】この機器構成管理装置は、固体識別コードを持つ通信ユニットを有する複数のPC1と接続され、前記コードを読み出す固体識別コード取得手段20Aと、前記コードに応じ、通信ユニットに必要な通信パラメータデータを検索し、データを取得できるユニット依存データ検索手段20Cと、個々の前記通信ユニットの前記コード及び通信パラメータを組合わせた機器構成管理データを記憶する機器構成管理データ記憶手段20Bと、設定した通信パラメータに対する固体識別コードと実際の通信ユニットにある前記コードとが一致する通信ユニットに送出する送出手段20Eとを備えたもの。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のプログラマブルコントローラよりなるネットワークシステムのシステム構成の設定を行う機器構成管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプログラマブルコントローラ(以下適宜、「PC」と記す)にあっては、個々のPCにベースがあり、そのベース上にネットワーク接続用の通信ユニットが取り付けられている。その通信ユニット同士を、ケーブル等を介して接続することにより複数のPCによりなるネットワークシステムが構築されている。
このような構成のPCにあっては、所望のPCにアクセスしたり、特定のPCをモニタする場合、予め該当するPC(通信ユニット)のネットワークシステム内におけるノードアドレスが必要となる。
また、階層を跨いで通信を行う場合には、どのPC(通信ユニット)を経由して、物理的もしくは論理的にネットワークのどの位置(ベース上のスロット位置など)にあって、どのネットワーク上に存在するのか、といった通信パラメータを必要とする。
また、同一ネットワーク上に接続される場合は、通信パラメータは相互に関連しておりノードアドレスなどが重ならないように割り振る必要があり、個々のPCに対する通信パラメータを通信設定などのアプリケーションソフトウェアを用いて設定する必要がある。
【0003】
例えば、第一の従来例として、PC,システム監視装置(MMI),エンジニアリング装置(EWS)の各産業用機器をエレメントとして表現して該EWSを用いて、PC及びMMIを結線で結合できるシステム構成の自動設定装置であって、上述の産業用機器毎に論理的な接続の定義(すなわち、計算機(EWS)上に仮想のPCからなるネットワーク構成の定義)を与え、該定義通りに実施するに際し通信パラメータを各産業用機器毎にそれぞれ設定する機能を有するシステム構成の自動設定装置において、結線に使用する母線にネットワーク機器の定義を与えることにより該母線に接続される全ての産業用機器の通信パラメータを自動的に設定できるようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
【0004】
また、第二の従来例として、外部配線による各CPUユニット間の相互関係を示すI/O No.情報と、各々のCPUが全体のシステム構成の中の自分の位置付けを認識するためのCPU情報とを何れかのメモリに格納し、複数個のCPUのシーケンスプログラムを一本化したシーケンスプログラムとしてモニタできるようにしたものもある(例えば、特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−212608号公報
【特許文献2】
特開平6−95719号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べたような、従来のネットワーク管理のための機器構成管理装置においては、以下のような問題点があった。
まず第一の従来例のものでは、EWSを用いてPC毎に論理的な接続の定義を与えて仮想のPCに通信パラメータを設定するものであり、該設定された通信パラメータを対応する実際のPCに書き込む構成をなすが、計算機上の仮想のPCと対応する実際のPCは特定されておらず、誤った実際のPCへ通信パラメータを書き込むというミスが生じるといった問題点があった。
また、第二の従来例のものでは、複数のPCからなるシステム構成の中の自分の位置付けを認識するためのCPU情報を利用してシーケンスプログラム全体の中のインターロック部分を特定しているが、ネットワークを構築する場合、上述のCPU情報からではPCに装着されている通信ユニットの種別ができないため、例えば、通信ユニットがLANインタフェースユニットの場合は、通信パラメータである通信プロトコル(TCP/IPあるいはUDP/IPなど)、IPアドレス及びポート番号が必要であるとか、三菱電機製のMELSECNET/10インタフェースユニットの場合であれば、通信パラメータであるネットワーク番号、及び局番号が必要であるなど、通信パラメータを特定できないので、オペレータがPCごとに通信ユニットの種別を確認しなければならないという問題点があった。
【0007】
この発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、複数のPCから構成されるネットワークシステムの構築において、個々のPCに装着されている通信ユニットの種別を識別し、通信ユニット毎に必要な通信パラメータを過不足なく設定できるようにした機器構成管理装置を得るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る機器構成管理装置は、ネットワークの種別及びユニット全体の中で自分を区別できる固体識別コードを有する通信ユニットを有する複数のプログラマブルコントローラと接続され、前記固体識別コードを読み出せる固体識別コード取得手段と、取得される固体識別コードに応じて、検索用データベースに登録された通信ユニットに必要な通信パラメータデータを検索し、ユニットに依存したデータを取得できるユニット依存データ検索手段と、個々の前記通信ユニットの固体識別コード及び通信パラメータを組合わせた機器構成管理データを記憶する機器構成管理データ記憶手段と、設定した通信パラメータに対する固体識別コードと実際の通信ユニットにある固体識別コードを照合し一致する通信ユニットに送出する送出手段とを備えたものである。
【0009】
また、機器構成管理データ記憶手段によって記憶された通信パラメータから同一ネットワーク上にあるノードアドレスの重複の有無を判定するアドレス重複判定手段を備えたものである。
【0010】
また、ユニット依存データは、インターネットなどネットワーク上の計算機に接続された構成としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の第一の実施の形態によるネットワーク管理システムを、図1乃至図10を用いて説明する。
図1において、PC1はCPUユニット2とI/Oユニット3と通信ユニット4がシステムバス5で接続した構成となる。また、PC1と、PC1と同様の構成となるPC9A及びPC9Bとは、LAN7のネットワークとして構成されている。
CPUユニット2は、シーケンスプログラムを実行するためのマイクロプロセッサ2Aとシーケンスプログラム,通信パラメータ及び実行時の一時データを記憶するためのデータ格納エリア2Bと外部からシーケンサプログラムをCPUユニット2に書き込むまたは読み出すための通信ポート2Cとが、システムバス5に接続した構成となる。また、I/Oユニット3は、外部からの入力信号を受け取る入力デバイス3Aと外部へ信号を出力するための出力デバイス3Bとがシステムバス5に接続した構成となる。また、通信ユニット4は、通信処理を行うためのマイクロプロセッサ4Aと、送受信するための一時データ及び通信ユニット4に必要な通信パラメータ及び通信ユニット4を区別するための固体識別コード(IDコード)4Cを格納するデータ格納エリア4Bと、LAN用の通信ポート4Dとがシステムバス5と接続した構成となる。
PC1はシステムバス5を使って、各ユニット2,3,4の間でデータを読み書きする。
【0012】
また、パソコン6上で構成される機器構成管理装置は、機器構成管理の処理を行うためのマイクロプロセッサ6Aと機器構成管理の各処理及び処理に伴う一時データを格納するためのデータ格納エリア6Bと検索用データベースに登録されたユニット依存データ6Cと通信ポート4Dとが、パソコン6上のバス6Eに接続された構成となる。ここで、機器構成管理装置(パソコン6)は通信ポート6DとPC1の通信ポート2Cとをケーブル8を用いて接続して通信ユニット4に対する通信パラメータを読み出し、書込みする。
通信パラメータはCPUユニット2のデータ格納エリア2Bに格納され、シーケンサプログラムの初期化処理により通信ユニット4のデータ格納エリア4Bの指定アドレスに書き込まれる。
初期化処理が完了後、通信ユニット4は通信ポート4Dを介してLAN7を経由しPC9AやPC9Bとデータの送受信を開始する。上述のPC1で行われる初期化処理はプログラマブルコントローラとして既に採用されており、例えば、三菱電機(株)のAJ71E71形LANインタフェースユニットユーザーズマニュアルに記載されている。
【0013】
図2は、通信ユニット4のデータ格納エリア4Bのメモリマップ10を示したものである。メモリマップ10には、通信パラメータである通信ユニットのIPアドレス10Aがアドレス0,1に格納され、通信ユニットのポート番号10Bがアドレス2に格納され、通信プロトコル10Cがアドレス3に格納される。また、メモリマップ10には、通信パラメータとは別に複数ある通信ユニットの中で通信ユニットを区別するための固体識別コード10Dが格納された構成となる。
【0014】
図3に、パソコン6上で構成される機器構成管理装置を処理手段の構成からみた機器構成管理装置20を示す。機器構成管理装置20は、プログラマブルコントローラ21と通信ポート6D,2Cを介して通信処理を行うことを示している。また、機器構成管理装置20は、通信ユニットの固体識別コードを機器構成管理装置20に読み出す固体識別コード取得手段20Aと、読み出した固体識別コードに応じて、検索用データベースに登録されたユニット依存データ20Dを検索し、ユニットに依存したデータを取得するユニット依存データ検索手段20Cと、固体識別コード及び通信パラメータを記憶する機器構成管理データ記憶手段20Bと、設定した通信パラメータに対する固体識別コードと実際の通信ユニット4にある固体識別コード3Cを照合し一致する通信ユニットに送出する送出手段20Eとから構成される。
【0015】
図4は、固体識別コード30の構成を示し、固体識別コード30は、通信ユニットの機種を区別する為の機種コード30Aと、複数の通信ユニットの中で固体を区別する為のシリアル番号30Bとで構成される。
【0016】
また、図5は、図3に示したユニット依存データ20Dのデータの内容を示すユニット依存データテーブル35を示している。ユニット依存データテーブル35は、固体識別コードの機種コード35Aと、通信ユニットの機種35Bと、通信ユニットのネットワーク種別35Cと、通信ユニットの製造年月35Dと、通信ユニットの機能バージョン35Eの項目から構成される。ユニット依存データテーブル35によって、通信ユニット4が有する固体識別コード30の機種コード30Aを検索キーとして、機種,ネットワーク種別,製造年月,及び機能バージョンのデータを取得する。
【0017】
図6は、機器構成管理データ記憶手段20Bの機器構成管理データの構造を示している。機器構成管理データは、複数のPCを管理するためのPCリスト40を持ち、PCリストは、PCリスト項目40AとPCリストの各PCに対応するPC構成41のデータへのポインタ40Bとで構成される。PC構成41は、固体識別コード項目41Aと通信パラメータ44のデータへのポインタ41Bとで構成される。通信パラメータ44,45,46は、LAN通信方式に対するパラメータであり、機種,ネットワーク種別,プロトコル,製造年月,機能バージョン,IPアドレス,ポート番号,ネットワーク番号,及び局番号から構成される。以上のように機器構成管理データは構成されるので、PCリストに記憶されるPCに対するポインタを手繰ることで、PCに装着される通信ユニットの固体識別コードを取得し、さらにそのポインタを手繰ることで通信ユニットの通信パラメータを取得できる仕組みとなる。
【0018】
次に、動作について詳細に説明する。
図7は、図3の固体識別コード取得手段20Aの動作を示すフローチャートである。その動作は、ステップS1は、図1の機器構成管理装置(パソコン6)の通信ポート6Dをオープンするステップである。ステップS2は、通信ポート6Dのオープンが完了したかを判定するステップである。ステップS3は、ステップS2で完了しなかった場合にオープンエラーを呼び出し元に通知するステップであり、通知後、固体識別コード取得手段20Aによる処理を終了する。ステップS2でオープンを完了した場合、ステップS4を実行する。ステップS4は、固体識別コードを取得するためのコマンドをCPUユニット2に送信するステップである。CPUユニット2がコマンドを受信すると通信ユニット4に対してシステムバス5を介して固体識別コード4Bを取得し、個体識別コードを機器構成管理装置に応答として返す。
ステップS5は、機器構成管理装置が応答として固体識別コードを受信するステップである。ステップS6は、固体識別コードを受信したかを判定するステップであり、受信しなかった場合は、ステップS7を実行する。ステップS7は、受信エラーを呼び出し元に通知するステップであり、実行後ステップS9を実行する。ステップS6で受信を完了するとステップS8を実行する。ステップS8は、固体識別コードをデータ格納エリア6Bに保存するステップである。ステップS9は、オープンした通信ポートをクローズするステップであり、クローズ後、固体識別コード取得手段20Aによる処理を終了する。
【0019】
図8は、図3のユニット依存データ検索手段20Cの動作を示すフローチャートである。ステップS10は、データ格納エリア6Bから固体識別コードを読み出すステップである。ステップS11は、読み出しを完了したかを判定するステップであり、完了しなかった場合は、ステップS12を実行する。ステップS12は、読み出し失敗エラーを呼び出し元に通知するステップである。ステップS12実行後、本処理を終了する。読み出し完了した場合、ステップS13を実行する。ステップS13は、固体識別コードを検索キーにしてユニット依存データテーブル35を検索するステップである。ステップS14は、検索完了したか判定するステップであり、検索できなかった場合は、ステップS15を実行する。ステップS15は、検索エラーを呼び出し元に通知するステップであり、ステップS15を実行後、本処理を終了する。検索できた場合は、ステップS16を実行する。ステップS16は、検索したユニット依存データをデータ格納エリア6Bに保存するステップである。
【0020】
図9は、図3の機器構成管理データ記憶手段20Bの動作を示すフローチャートである。ステップS20は、図6の機器構成管理データエリアが既に作成されているか判定するステップであり、エリアが作成されていない場合、ステップS21を実行する。ステップS21は、新規に機器構成管理データエリアをデータ格納エリア6Bに作成し確保するステップである。エリアが既に作成されている場合は、ステップS22を実行する。ステップS22は、データ格納エリア6Bに保存されている固体識別コードとユニット依存データを読み出すステップである。ステップS23は読み出し完了したかを判定するステップであり、完了しなかった場合はステップS24を実行する。ステップS24は、読み出し失敗エラーを呼び出し元に通知するステップであり、通知後本処理を終了する。読み出し完了した場合は、ステップS25を実行する。ステップS25は、図6の機器構成管理データのPCリストに追加し、PC構成の固体識別コード項目に読み出した固体識別コードを格納し、読み出したユニット依存データを元に通信パラメータの機種、ネットワーク種別、製造年月、機能バージョンの各項目に格納するステップである。ステップS26は、格納を完了したか判定するステップであり、完了しなかった場合は、ステップS27を実行する。ステップS27は、格納エラーを呼び出し元に通知し、格納済みのものがあれば、格納したデータを破棄し元に戻すステップである。格納完了した場合、機器構成管理データ記憶手段を終了する。
機器構成管理データのIPアドレス,ポート番号,ネットワーク番号,局番号は、オペレータによって入力されるものである。通常パソコンなどのグラフィックユーザインタフェースなどの入力画面で行うことが一般的である。
【0021】
図10は、図3の送出手段20Eの動作を示すフローチャートである。ステップS30は、データ格納エリアから、接続したCPUユニット2から取得した通信ユニット4の固体識別コードAを読み出すステップである。ステップS31は、読み出し完了を判定するステップであり、読み出しに失敗した場合は、ステップS32を実行する。ステップS32は、読み出しエラーを呼び出し元に通知するステップである。ステップS32実行後、本処理を終了する。読み出しを完了した場合は、ステップS33を実行する。ステップS33は、機器構成管理データに格納されている固体識別コードBを読み出すステップである。ステップS34は、読み出し完了したか判定するステップである。読み出しに失敗した場合は前記ステップS32を実行する。読み出し完了した場合は、ステップS35を実行する。ステップS35は、読み出した固体識別コードA及びBが一致するか判定するステップである。一致しない場合は、ステップS33に戻り、次の固体識別コードを読み出す。一致した場合は、ステップS36を実行する。
ステップS36は、固体識別コードBに対応する通信パラメータを図6の機器構成管理データから読み出すステップである。ステップS37は、読み出しが完了したか判定するステップであり、読み出しに失敗した場合は、前記ステップS32を実行する。読み出しを完了した場合は、ステップS38を実行する。ステップS38は、通信ポート6Dをオープンするステップである。ステップS39は、オープンが完了したか判定するステップであり、オープンに失敗した場合は、ステップS40を実行する。ステップS40は、オープンエラーを呼び出し元に通知するステップである。オープンに成功した場合は、ステップS41を実行する。ステップS41は、ステップ36で読み出した通信パラメータを書き込むためのコマンドをCPUユニット2に送信するステップである。CPUユニットがコマンドを受信すると通信パラメータをシステムバス5を介して通信ユニット4のデータ格納エリア4Bに書き込む。具体的には図2に示したデータ格納エリアのIPアドレス10A、ポート番号10B、通信プロトコル10Cに書き込む。ステップS42は、CPUユニット2からの通信パラメータ書込み完了の応答を受信するステップである。ステップS43は、完了の応答を受信したか判定するステップであり、受信に失敗した場合は、ステップS44を実行する。ステップS44は、受信エラーを呼び出し元に通知するステップである。受信に成功した場合は、ステップS45を実行する。ステップS45は、オープンした通信ポートをクローズするステップであり、クローズ後本処理を終了する。
【0022】
実施の形態2.
次に、この発明の第二の実施の形態によるネットワーク管理システムを、図11及び図12を用いて説明する。
この第二の実施の形態のものは、第一の実施の形態のものとして図3に示した機器構成管理装置にアドレス重複判定手段を付加した構成としたものである。図11は、図3に示した機器構成管理装置に,アドレス重複判定手段20Fを付加した図である。
【0023】
次に、動作について説明する。
図12は、アドレス重複判定手段20Fの動作を示すフローチャートである。ステップS50は、図6の機器構成管理データから通信パラメータAを読み出すステップである。ここで、PCリストの0番に対応する通信パラメータを通信パラメータAとする。ステップS51は、PCリストからすべてのPCに対応する通信パラメータを読み出したか判定するステップであり、全て読み出した場合は、ステップS52を実行する。ステップS52は、IPアドレス重複がないことを呼び出し元に通知して終了するステップである。全て読み出していない場合は、ステップS52を実行する。ステップS52は、図6の機器構成管理データから通信パラメータBを読み出すステップである。ここで、PCリストの1番に対応する通信パラメータを通信パラメータBとする。ステップS53は、通信パラメータAを除くPCリストにある通信パラメータを全て読み出したかを判定するステップである。全て読み出した場合、ステップS50へ戻り、次の通信パラメータAを読み出す。この場合は、PCリストの1番の通信パラメータである。全て読み出していない場合、ステップS54を実行する。ステップS54は、読み出した通信パラメータA及びBのIPアドレスが一致しているか判定するステップである。一致していない場合は、ステップS52に戻り、次の通信パラメータBを読み出す。この場合PCリンクの2番に対応する通信パラメータである。一致した場合は、ステップS55を実行する。ステップS55は、IPアドレスが重複しているエラーを呼び出し元に通知するステップであり、実行後本処理を終了する。以上の処理を繰り返すことで、図6の機器構成管理データの全ての通信パラメータのIPアドレスの重複を判定するものである。また、ステップS54は通信パラメータのIPアドレスの重複を判定しているが、局番号の重複を判定してもよし、必要に応じて通信パラメータの各項目の重複を判定してもよい。
【0024】
なお、図1の構成において、機器構成管理装置6のユニット依存データ6Cの他に、インターネット上のWEBサーバにもユニット依存データをおくことを構成としたものである。インターネット上のユニット依存データの取得は、一般的なHTTPプロトコルまたはFTPプロトコルにより取得する。
【0025】
【発明の効果】
以上に述べたとおり、この発明によれば、複数のPCからなるネットワークシステムの構築において、PCに装着されている通信ユニットの固体識別コードと機器構成管理装置で管理するPC(通信ユニット)の個体識別コードの照合を行うことが可能となり、誤って別のPCへ通信パラメータを書き込むというミスがなくなり確実にネットワークの設定を行うことができる、という効果を奏する。
【0026】
また、通信ユニットの固体識別コードから、通信ユニットの機種、ネットワーク種別を特定することが可能となり、オペレータが通信ユニットの種別を確認する必要がなくなり、必要な通信パラメータの項目を確定することができる。
また、同一ネットワーク上のノードアドレスの重複を判定可能となり、重複した通信パラメータの通信ユニットへの書き込みを防止できる、という効果を奏する。
【0027】
さらに、ユニット依存データがインターネット上のサーバに格納可能となり、通信ユニットの製造元がユニット依存データを更新することができ、オペレータは常に最新のユニット依存データを利用できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施の形態によるネットワーク管理システムのシステム構成図。
【図2】この発明の第一の実施の形態による通信ユニットのデータ格納エリアのメモリマップを示した図。
【図3】この発明の第一の実施の形態による機器構成管理装置の構成を示した図。
【図4】この発明の第一の実施の形態による固体識別コードの構成を示した図。
【図5】この発明の第一の実施の形態によるユニット依存データテーブルを示した図。
【図6】この発明の第一の実施の形態による機器構成管理データ記憶手段の機器構成管理データの構造を示した図。
【図7】この発明の第一の実施の形態による固体識別コード取得手段のフローチャート。
【図8】この発明の第一の実施の形態によるユニット依存データ検索手段のフローチャート。
【図9】この発明の第一の実施の形態による機器構成管理データ記憶手段のフローチャート。
【図10】この発明の第一の実施の形態による送出手段のフローチャート。
【図11】この発明の第二の実施の形態によるアドレス重複判定手段を付加した機器構成管理の構成を示した図。
【図12】この発明の第二の実施の形態によるアドレス重複判定手段のフローチャート。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ(PC)
4 通信ユニット
6 パソコン
20A 固体識別コード取得手段
20B 機器構成管理データ記憶手段
20C ユニット依存データ検索手段
20D ユニット依存データ
20E 送出手段

Claims (3)

  1. ネットワークの種別及びユニット全体の中で自分を区別できる固体識別コードを有する通信ユニットを有する複数のプログラマブルコントローラと接続され、
    前記固体識別コードを読み出せる固体識別コード取得手段と、
    取得される固体識別コードに応じて、検索用データベースに登録された通信ユニットに必要な通信パラメータデータを検索し、ユニットに依存したデータを取得できるユニット依存データ検索手段と、
    個々の前記通信ユニットの固体識別コード及び通信パラメータを組合わせた機器構成管理データを記憶する機器構成管理データ記憶手段と、
    設定した通信パラメータに対する固体識別コードと実際の通信ユニットにある固体識別コードを照合し一致する通信ユニットに送出する送出手段と、
    を備えたことを特徴とする機器構成管理装置。
  2. 機器構成管理データ記憶手段によって記憶された通信パラメータから同一ネットワーク上にあるノードアドレスの重複の有無を判定するアドレス重複判定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の機器構成管理装置。
  3. ユニット依存データは、インターネットなどネットワーク上の計算機に接続された構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の機器構成管理装置。
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