JP2004302726A - ノート型液冷pc - Google Patents

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JP2004302726A
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cooling
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cooling fan
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JP2003093143A
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Shinichi Urano
真一 浦野
Daichi Hotsuta
大地 堀田
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

【課題】表示部裏面から自然放熱する液体冷却システムを有する小型電子計算機において、放熱率を増大する。
【解決手段】表示部の開閉角度の変化に伴い、冷却FANの風向きを変えるようにする。表示部4の開閉角度が設定角度に達するまでは、冷却FAN6からの風の吹き出しはシステム装置7の上方向となっている。表示部4の開閉角度が設定角度を超えるに伴い、表示部4に連動して、システム装置7後部に設けてある通風扉11が開き、冷却FAN6からの風の吹出しをシステム装置7後部に変化させ、表示部4の開閉角度が変化しても、冷却風を均等に放熱板5に当てる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータに代表される小型電子計算機等における液冷システムに係り、放熱容量を向上させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の液冷システムは、装置内部に設けたポンプにより、金属パイプの内部に冷却液を循環させ、CPU等の発熱素子と熱交換を行うことで冷却を行う。熱交換において熱を持った冷却液は、金属パイプを通じて表示部裏面の放熱部へと輸送され、表示部に実装されている放熱板により自然放熱される。冷却された冷却液は、金属パイプを通じ装置本体部へ輸送され、発熱素子と熱交換を行なっている。(例えば、特許文献1を参照)
【特許文献1】
特開平2002−182797号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記冷却液を用いて冷却を行う液冷システムでは、発熱素子との熱交換時に熱を持った金属パイプ内の冷却液を効率良く冷却できれば、発熱容量の大きな素子を実装した装置に搭載可能である。しかし、放熱部での冷却液の冷却効率が低い場合、熱を持った状態の冷却液が装置内を循環し、新たな熱交換に支障が出る可能性がある。この場合、液冷システムの塔載においてシステム容量の制限が発生してしまう。
【0004】
特にノートPCでは、LCD等の表示部裏面に放熱部を設け、外気にCPU等の発熱部で発生する熱を放熱している。LCD表示部は、使用方法によりその開閉度が異なる。通常使用開度では、LCD表示部は垂直方向に起立しているので、表示部裏面に自然対流が発生し、充分に放熱することができる。しかしLCD表示部をフラットに傾けた場合、表示部裏面の対流が減少し、放熱量が低下する問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、冷却液の放熱部であるLCD等の表示部裏面に沿って冷却風を流すように冷却ファンを設け、これによりLCD表示裏面に強制対流をおこして表示部裏面からの放熱量の向上と放熱効率の安定化を図るようにした。
【0006】
また、前記ファンによる冷却風を、LCD表示部の開閉度によらず、常にLCD表示部の裏面に沿って流れるようにした。これにより、ノートPCの使用方法によらず、常にLCD裏面に対流が発生し、放熱効率の安定化するようにした。
【0007】
さらに、前記冷却ファンの動作を、冷却液温度あるいはLCD開閉度に応じて制御するようにした。具体的には、冷却液温度がある温度以上になった場合に冷却ファンを駆動し表示部裏面に強制対流を生じさせるか、または、LCD開閉度がある角度以上の場合に冷却ファンを駆動し表示部裏面に強制対流を生じさせるようにした。特にLCD表示部の開閉度がフラットに近づくと、自然対流が発生しずらくなるが、冷却ファンによる強制対流が発生するため、LCD表示部裏面からの放熱が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明について、実施例とともに図を参照して説明する。
(実施例1)
図1は冷却液を表示部裏面での自然放熱に加えて、強制的に冷却を行う為の冷却FANを塔載したPCの概略図である。液冷システムでは、発熱素子1と熱交換を行なった金属パイプ2内冷却液3は、金属パイプ2を経由し、表示部4裏面に実装されている放熱板5にて自然放熱され冷却される。その後、再び発熱素子1と熱交換を行なう。この自然放熱部である放熱板5に、冷却FAN6により強制的に風を当てることにより、熱を持った冷却液3をさらに効率良く冷却させることができる。
【0009】
図2は冷却FAN6の風の流れを表わす。システム装置7内に実装された冷却FAN6からの風は、システム装置7に設けられた通風孔8を通して表示部4裏面に当たり、放熱板5を強制冷却する。
【0010】
(実施例2)
図3は、放熱板5用冷却FAN6の動作を、金属パイプ2内冷却液3の液温により制御する概略図である。熱交換を行なった金属パイプ2内冷却液3が、システム装置7本体側から表示部4裏面に循環し、放熱板5にて冷却を行なうが、発熱素子1からの発熱量により、冷却液3の温度に差が生じる。そこで、システム装置7本体側から表示部4裏面へ向かう途中の、金属パイプ2のヒンジ部9付近に液温センサー10を実装し、液温により冷却FAN6の動作を制御する。金属パイプ2内冷却液3の温度がある一定を超えた場合に冷却FAN6を動作させ、放熱板5を強制冷却する。これにより、金属パイプ2内冷却液3の放熱板5での冷却容量を大きくし、システム装置7の発熱量が大きい場合でも効率良く冷却することが可能である。また発熱量が少ない場合では、冷却FAN6の動作を停止させ、静音化を図ることも可能である。
【0011】
(実施例3)
図4は表示部の開閉角度の変化に伴い、冷却FAN6の風向きを変え、放熱板5を冷却する概略図である。通常使用時では、システム装置7内の冷却FAN6の風の吹出しは上部となっている。しかし、表示部4の開閉角度が大きくなるに従い、表示部4裏面放熱板5の方向に対して冷却FAN6の風の吹出し方向が上部では、風の吹出し方向が異なり放熱板5を効率良く冷却することができない。
【0012】
そこで、表示部4の開閉に連動して、システム装置7後部に設けてある通風扉11が開き、冷却FAN6からの風の吹出しをシステム装置7後部に変化させ、表示部4の開閉角度が変化しても、冷却風を均等に放熱板5に当てることが可能となる。
【0013】
(実施例4)
図5は実施例3における冷却能力をさらに向上させる為、表示部4の開閉角度の変化に伴い、冷却FAN6の風向きを変え、冷却液3が循環する金属パイプ2を直接冷却する概略図である。冷却FAN6からの風は、通風軸12を通じて表示部4と放熱板5との間に設けた通風道13に入り、金属パイプ2を直接冷却する。暖められた風は、表示部4の他端または周囲に設けられた風穴より外部に放出される。
【0014】
また、表示部4の開閉に連動してシステム装置7に設けた通風軸12を回転させることにより、表示部4が完全に開いた状態や完全に閉じた状態においても通風路を確保し、常に一定した冷却風を金属パイプ2部に送り込むことが可能となる。また、表示部4が完全に閉じた状態では、通風道13の一部が通風弁14によって閉じ、冷却風の外部への漏れを防止する。
【0015】
図5では、表示部内部に冷却風をとおし、表示部内部の金属パイプに直接冷却する例を説明しているが、冷却風を内部をとおさずに他実施例のように表示部裏面に沿うようにしてよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、ノートPCの使用状態によらず、LCD表示部の裏面から安定して放熱をおこなえるとともに、清音化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したPCの概略図である。
【図2】冷却FANの風の流れを説明する図である。
【図3】制御概略図。
【図4】表示部の開閉角度の変化に伴う放熱板を冷却の概略図。
【図5】冷却パイプを直接冷却する他の実施例をしめす図。
【符号の説明】
1…発熱素子、2…金属パイプ、3…冷却液、4…表示部、5…放熱板、
6…冷却FAN、7…システム装置、8…通風孔、9…ヒンジ部、
10…液温センサー、11…通風扉、12…通風軸、13…通風道、
14…通風弁

Claims (3)

  1. LCD表示部に放熱部を有し冷却液を循環させてCPU等の発熱部の発生熱を前記放熱部で外部に放熱するノート型液冷PCにおいて、
    PC本体内部に前記LCD表示部の裏面を強制冷却する冷却ファンと、前記冷却ファンの冷却風を前記LCD表示部裏面方向に向ける冷却風吐出部とを備えることを特徴とするノート型液冷PC。
  2. 請求項1記載のノート型PCにおいて、
    前記冷却風吐出部はLCD表示部の開閉に連動して冷却風の吐出方向を変える
    ことを特徴とするノート型液冷PC。
  3. 請求項1記載のノート型PCにおいて、
    前記LCD表示部の開閉度あるいは前記冷却液温度に基いて、前記冷却ファンのオンオフをおこなうことを特徴とするノート型液冷PC。
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